JP2006109050A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画角を変えることなく、アスペクト比の異なる複数の映像信号を同時に得ることができるようにした撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像素子にイメージサークルより大きい有効撮像領域を設ける。有効撮像領域の4つの頂点を、イメージサークルに略内接させることで、アスペクト比の異なる複数の画面を形成する。撮像部10を領域A〜領域Dに分割し、各領域毎に水平走査回路11a〜11dを設け、アスペクト比の異なる複数の画面を合成した画面を同時に読み出す。これにより、アスペクト比の異なる複数の映像信号を同時に出力或いは記録できる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、アスペクト比を可変することができる撮像装置に関するもので、特に、画角を変化させずに、複数のアスペクト比の領域を同時に読み出せるようにしたものに関する。
ディジタルカメラやビデオカメラの横縦アスペクト比は、(16:9)や(4:3)、(3:2)等、様々なものがある。例えば、HD(High Definition)用のテレビカメラではアスペクト比が(16:9)となっており、SD(Standard Definition )用のテレビカメラではアスペクト比が(4:3)となっている。
また、同じカメラでこれら複数のアスペクト比に対応できるテレビカメラが存在している。通常、アスペクト比を変化させた場合には、アスペクト比に応じて、撮像素子の有効領域が切り換えられる。例えば、図13(A)に示すように、(16:9)のアスペクト比の撮像素子があるとすると、この撮像素子の有効領域一杯に被写体を撮像すれば、(16:9)のアスペクト比になる。この撮像素子の撮像画面の中に、(4:3)の有効領域AR112を設定すると、図13(B)に示すように、(4:3)のアスペクト比になる。
ところが、このように、有効領域を切り換えてアスペクト比を変えると、画角が変わり、撮像できる領域が変化してしまうという問題が生じる。
つまり、図14(A)はイメージサークルCR101に内接する横縦比(16:9)のアスペクト比の撮像素子で、有効領域一杯に、被写体101を撮像している。アスペクト比を(16:9)から(4:3)の画面に切り換える場合には、図14(B)に示すように、同一の撮像素子に有効領域AR112が設定される。このように、(16:9)の撮像素子の画面から、(4:3)の部分の有効領域を設定してアスペクト比を変更した場合には、内側の円CR102が実質的に有効なイメージサークルとなり、被写体101の両側部分(魚の頭と尾の部分)が撮像領域から外れて撮像できなくなってしまう。
そこで、このように撮像領域を変化させることができる撮像装置において、画角が変化しないようにした撮像装置として、特許文献1に示すようなものが提案されている。この特許文献1に示されているものは、ズーム機構を有するレンズを用い、焦点距離を変化させることで、撮影画角が変わることがないようにしたものである。
つまり、カメラの画角Aは、図15に示すように、撮像素子が撮像する有効領域の対角長Dと、焦点距離fにより、以下で表せる。
A=2tan-1(D/2f) …(1)
よって、画角Aを不変とするためには、D/2fの値を一定値Cに保てば良いことになる。
図14(A)及び図14(B)に示したように、アスペクト比(16:9)の撮像素子の画面から、(4:3)の有効領域を設定してアスペクト比を変更すると、有効領域の対角線の長さDが、D11からD12に変化することになる。(1)式より、画角Aを一定にしたまま、アスペクト比を変えるためには、
f=D/2C …(2)
の関係を保つように、Dの変化に対応してfを変化させれば良い。
特許文献1では、アスペクト比の変更時、これによって切り替わるDの値に応じ、ズームレンズを自動制御することにより、焦点距離fを(2)式に従って変化させ、画角を一定に保つものである。
また、特許文献2にも、同様の手法により、撮影画角が変わることがないようにしたものが開示されている。
特開平8−251471号公報 特許第3516071号公報
ところが、特許文献1に示される例では、アスペクト比の変換をするために、ズームレンズを制御して、焦点距離を変化させる必要がある。このため、ズームレンズを有していない小型のカメラでは実現できないと共に、メカニカル制御によるため、応答速度が長くなり、電力消費が増大になるという問題がある。
また、画角を一定にするために、電子ズームを使用することが考えられる。ところが、電子ズームは、画面を拡大補間するものであり、電子ズームを使うと、画像の像度度が低下するという問題が生じる。
本発明は、上述の従来の課題を鑑み、画角を変えることなく、アスペクト比の異なる複数の映像信号を同時に得ることができるようにした撮像装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、被写体の像を結像面に結像する結像光学系と、少なくとも2つの異なるアスペクト比の有効撮像領域域を複数有し、この複数の有効撮像領域から同時に撮像情報を読み出す読み出し回路を有する撮像素子とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、複数の有効撮像領域から同時に撮像情報を読み出す読み出し回路は、複数の水平走査回路であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、有効最像領域のアスペクト比を変更する撮像領域変更手段とを設けたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、撮像領域変更手段が変更する有効撮像領域のアスペクト比は少なくとも2つのアスペクト比があり、有効撮像領域の4つの頂点は、それぞれイメージサークルに略内接することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3の発明において、撮像素子からの画像信号を処理する信号処理部と、信号処理部からの信号を受信し、複数の画像領域の画像信号を同時に処理する複数の信号出力手段を有する信号出力部と、撮像領域変更手段からの信号を受け、複数の画像領城のそれぞれの画素に映像信号を分離する信号分離部とをさらに設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3の発明において、撮像素子からの画素信号を処理する信号処理部と、信号処理部からの信号を受信し、複数の画像領域の画像信号を同時に記録する複数の記録手段を有する信号記録部と、撮像領域変更手段からの信号を受け、複数の画像領域のそれぞれの画素に映像信号を分離する信号分離部とをさらに設けたことを特徴とする。
本発明によれば、独立して動作する複数の水平走査回路を用いることで、アスペクト比の異なる撮像情報を同時に読み出すことができる。そして、イメージサークルより大きい有効撮像領域を設け、有効撮像領域の4つの頂点を、イメージサークルに略内接させることで、画角を変えずに、アスペクト比の異なる撮像情報を読み出すことができる。
また、本発明によれば、アスペクト比の異なる撮像情報を同時に読み出し、アスペクト比が異なる2つの撮像信号を同時に出力することができる。また、アスペクト比の異なる撮像情報を同時に読み出し、アスペクト比が異なる2つの撮像信号を同時に記録することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明は、画角を変えることなく、複数のアスペクト比の領域の映像信号を同時に得ることができるようにしたものである。本発明の実施形態を説明するに先立ち、画角を変えることなく、アスペクト比を変更するための基本原理について説明する。
図1は、画角を変えることなくアスペクト比を変更するための基本構成を示すものである。図1において、撮像素子1の前面に、レンズ2が配置される。レンズ2により集光された被写体像光が撮像素子1の受光面に結像され、撮像素子1により、被写体像光が光電変換される。撮像素子1の撮像領域は、撮像領域変更部4により設定可能とされている。撮像素子1の出力信号は、信号処理部3に送られ、信号処理が行われる。
図1において、レンズ2により集光された被写体像光が撮像素子1の受光面に結像されると、撮像素子1の受光面には、図2に示すように、イメージサークルCR1が生じる。図2は、本発明が適用されたディジタルカメラにおける受光領域AR1とイメージサークルCR1との関係を示すものである。なお、ここで、受光領域AR1は、撮像素子1の受光面のうち、光電変換を行うことのできる画素の集合体である。
画角を変えることなくアスペクト比を変更可能とするためには、図2に示すように、レンズ2により生じるイメージサークルCR1の内側の全てが受光領域AR1となるように、レンズ2に対して撮像素子1が配置される。すなわち、図2の例では、撮像素子1として、その受光領域AR1の大きさがイメージサークルCR1よりも大きいものが用いられる。そして、受光領域AR1がイメージサークルCR1に外接するように、撮像素子1が配置される。
このように、レンズ2により生じるイメージサークルCR1の少なくとも内側全てが撮像素子1の受光領域AR1となるようにすると、撮像領域変更部4により、図3(A)及び図3(C)に示すように、4つの頂点がイメージサークルCR1内に内接するように有効領域を設定することで、画角を変更させずに、アスペクト比が自由に設定できる。
図3(A)は、アスペクト比を(16:9)に設定したときの例を示すものである。アスペクト比を(16:9)に設定する場合には、図3(A)に示すように、横と縦の比が(16:9)となるように、イメージサークルCR1に内接する4つの頂点a1、a2,a3、a4が決められ、頂点a1〜a4で囲まれる領域が有効領域AR11とされる。受光領域AR1内の撮像画面から、有効領域AR11内の画面を撮像画面として取り出すと、図3(B)に示すように、アスペクト比(16:9)の撮像画面を得ることができる。
アスペクト比を(4:3)に設定する場合には、図3(C)に示すように、横と縦の比が(4:3)となるように、イメージサークルCR1に内接する4つの頂点a11、a12,a13、a14が決められ、頂点a11〜a14で囲まれる領域が有効領域AR12とされる。受光領域AR1内の撮像画面から、有効領域AR12内の画面を撮像画面として取り出すと、図3(D)に示すように、アスペクト比(4:3)の撮像画面を得ることができる。
このように、4つの頂点がイメージサークルCR1内に内接するように有効領域を設定することで、アスペクト比を自由に変えることができる。この場合、アスペクト比を変化させても、画角が変わらない。このことについて説明する。
前述したように、画角は下式で表される。
A=2tan-1(D/2f)
上式より、アスペクト比を変更しても対角長Dが変わらなければ、フォーカスfを一定にしたまま、画角を一定に保つことができる。
4つの頂点がイメージサークルCR1内に内接するように有効領域を設定して、アスペクト比を変更すると、イメージサークルCR1の直径をRとすると、図3(B)に示すように、アスペクト比を(16:9)に設定したときの撮像画面の対角長D1は、(D1=R)となる。また、図3(D)に示すように、アスペクト比を(4:3)に設定したときの撮像画面の対角長D2も、(D2=R)となる。このように、4つの頂点がイメージサークルCR1内に内接するように有効領域を設定してアスペクト比を変更させたときには、画面の対角長は常に一定になる。このことから、アスペクト比を変更しても、画角を常に一定に保つことができる。
このように、撮像素子としてその受光領域の大きさがイメージサークルよりも大きいものを用い、イメージサークルに内接する頂点を決めて有効領域を設定すれば、画角を変えずに、アスペクト比を変更することができる。本発明は、このような原理に基づき、画角を変えることなく、複数のアスペクト比の領域の映像信号を同時に得ることができるようにしたものである。
つまり、図4(A)は、このように、撮像素子としてその受光領域の大きさがイメージサークルよりも大きいものを用い、イメージサークルに内接する4つの頂点を決めて、アスペクト比が(x:y)の有効領域AR31と、アスペクト比が(a:b)の有効領域AR32とを切り出したときの状態を示すものである。アスペクト比が(x:y)の有効領域AR31と、アスペクト比が(a:b)の有効領域AR32とを合成すると、図4(B)に示すような形状の有効領域AR35となる。本発明が適用された撮像素子では、このように、アスペクト比が異なる複数の領域を合成した有効領域AR35を読み出せるようにし、アスペクト比の異なる有効領域AR31とAR32の映像信号を同時に読み出すことができるようにしている。
図5は、本発明の第1実施形態の撮像素子の構成を示すものである。なお、ここでは簡単のため、XYアドレス型撮像素子において、縦横(4画素:2画素)領域の画面と、(2画素:4画素)領域の画面とを合成するものとしている。
図5に示すように、本発明の第1実施形態の撮像素子には、撮像部10に複数の画素Pijが配置される。なお、画素Pijにおいて、iは行番号、jは列番号(i≧1、j≧1:双方整数)を表している。縦横(4画素:2画素)領域の画面と(2画素:4画素)領域の画面とを合成するようにした場合には、図5に示すように、1行目に画素P12、P13が配置され、2行目に画素P21、P22、P23、P24が配置され、3行目に画素P31、P32、P33、P34が配置され、4行目に画素P42、P43が配置される。そして、画素P12、P13、P22、P23、P32、P33、P42、P43により、縦横(4画素:2画素)の有効領域が構成され、画素P21、P22、P23、P24、P31、P32、P33、P34により、縦横(2画素:4画素)の有効領域が構成される。
図6は、図5における画素Pijの内部構造を簡易的に示したものである。図6に示すように、各画素Pijは、フォトダイオードPDと、5つのMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタTR1〜TR5で構成される。
MOSトランジスタTR1は、フォトダイオードPDに蓄積された光電変換電荷をリセット(掃き捨てる)スイッチである。MOSトランジスタTR1のゲートには、パルスφESnが供給される。パルスφESnがHレベルになると、MOSトランジスタTR1がオンし、フォトダイオードPDに蓄積されていた光電変換電荷がリセットされる。
MOSトランジスタTR2は、フォトダイオードPDに蓄積された光電変換電荷をトランジスタTR4のゲートに転送するスイッチである。MOSトランジスタTR2のゲートには、パルスφTRnが供給される。このパルスφTRnがHレベルになると、MOSトランジスタTR2がオンし、フォトダイオードPDに蓄積されていた光電変換電荷がトランジスタTR4のゲートに転送される。
MOSトランジスタTR3は、MOSトランジスタTR4のゲートに蓄積された電荷をリセットする(掃き捨てる)スイッチである。MOSトランジスタTR3のゲートには、パルスφRSnが供給される。このパルスφRSnがHレベルになると、MOSトランジスタTR3がオンし、MOSトランジスタTR4のゲートに蓄積されていた電荷がリセットされる。
MOSトランジスタTR4は、そのゲートに光電変換による電荷を蓄積し、蓄積された電荷を電圧に変換するトランジスタである。
MOSトランジスタTR5は、フォトダイオードPDの光電変換電荷に基づく画素信号を垂直信号読み出し線Vmへ開放するスイッチである。MOSトランジスタTR5のゲートには、行読み出し選択パルスφVnが供給される。行読み出し選択パルスφVnがHレベルになると、MOSトランジスタTR5がオンし、画素信号が垂直信号読み出し線Vmへ開放される。
このような構成において、パルスφESnをHレベルにすると、フォトダイオードPDにそれまで蓄積されていた電荷がリセットされる。フォトダイオードPDには、その受光光量に応じた電荷が蓄積される。パルスTRnをHレベルにすると、フォトダイオードPDに蓄積されていた電荷がMOSトランジスタTR4のゲートに転送される。したがって、このような構成では、パルスφESnがHレベルになるタイミングが画素内電子シャッターのスタートタイミングとなり、パルスφTRnがHレベルになるタイミングが画素内電子シャッターのエンドタイミングとなる。パルスφESnがHレベルになるタイミングから、パルスφTRnがHレベルになるタイミングまでの時間が1フレームの蓄積時間となる。
図5において、本発明の第1実施形態の撮像素子では、撮像部10を4つの領域A〜Cに分けて処理が行われる。そして、4つの水平走査回路11a、11b、11c、11dと、2つの水平走査制御回路12a、12bと、垂直走査回路13と、垂直走査制御回路14とが設けられる。水平走査回路11a及び11bは、水平走査制御回路12aにより制御される。水平走査回路11c及び11dは、水平走査制御回路12bにより制御される。垂直走査回路13は、垂直走査制御回路14により制御される。
水平走査回路11a〜11dからは、列毎に、垂直信号読み出し線Vm(m≧1:整数=列番号)が導出される。この垂直信号読み出し線Vmに、各画素Pijが連結される。垂直走査回路13からは、行毎に、読み出し制御線Rn及び蓄積時間制御線VCn(n≧1:整数=行番号)が導出される。この読み出し制御線Rn及び蓄積時間制御線VCnに、各画素Pijが連結される。
水平走査回路11a〜11dは、垂直信号読み出し線Vmを介して送られてきた各行の画素信号を取り込み、この画素信号を順次読み出すものである。この水平走査回路11a〜11dの読み出し開始位置及び読み出し終了位置は、読み出しスタートパルスφHSTA〜φHSTD及び読み出しエンドパルスφHRSTA〜φRHSTDにより制御される。
すなわち、水平走査回路11a〜11dへの読み出しスタートパルスφHSTA〜φHSTDを一旦Hレベルにすることで、該当列から順次列単位で画素からの信号が読み出されるように、水平走査回路11a〜11dの走査が制御される。また、この読み出しエンドパルスφHRSTA〜φHRSTDを一旦Hレベルにすることで、該当列の1列前で列単位で画素からの信号の読み出しが終了するように、水平走査回路11a〜11dの走査が制御される。なお、読み出しエンドパルスφHRSTA〜φHRSTDが送出されないと、その行の最後まで読み出しが継続される。
水平走査回路11aには、水平走査制御回路12aから読み出しスタートパルスφHSTA及び読み出しエンドパルスφHRSTAが供給される。この読み出しスタートパルスφHSTA及び読み出しエンドパルスφHRSTAにより、水平走査回路11aの列方向の読み出し位置が制御される。この読み出しスタートパルスφHSTA及び読み出しエンドパルスφHRSTAを領域Aの画素の位置に対応させることで、水平走査回路11aからは、領域Aの画素信号が出力される。
水平走査回路11bには、水平走査制御回路12aから読み出しスタートパルスφHSTB及び読み出しエンドパルスφHRSTBが供給される。この読み出しスタートパルスφHSTB及び読み出しエンドパルスφHRSTBにより、水平走査回路11bの列方向の読み出し位置が制御される。この読み出しスタートパルスφHSTB及び読み出しエンドパルスφHRSTBを領域Bの画素の位置に対応させることで、水平走査回路11bからは、領域Bの画素信号が出力される。
水平走査回路11cには、水平走査制御回路12bから読み出しスタートパルスφHSTCが供給される。この読み出しスタートパルスφHSTCにより、水平走査回路11cの列方向の読み出し位置が制御される。この読み出しスタートパルスφHSTCを領域Cの画素の位置に対応させることで、水平走査回路11cからは、領域Cの画素信号が出力される。
水平走査回路11dには、水平走査制御回路12bから読み出しスタートパルスφHSTD及び読み出しエンドパルスφHRSTDが供給される。この読み出しスタートパルスφHSTD及び読み出しエンドパルスφHRSTDにより、水平走査回路11dの列方向の読み出し位置が制御される。この読み出しスタートパルスφHSTD及び読み出しエンドパルスφHRSTDを領域Dの画素の位置に対応させることで、水平走査回路11dからは、領域Dの画素信号が出力される。
垂直走査回路13は、各画素へ、行読み出し選択パルスφVnを送出し、該当行画素の画素信号を垂直信号読み出し線Vmへ開放する。すなわち、垂直走査回路13に、行単位の垂直走査スタートパルスφVSTが送られると、この垂直走査スタートパルスφVSTにより、垂直走査回路13内の所定のシフトレジスタが指定され、この垂直走査スタートパルスφVSTを一旦Hレベルにすることで、該当行から順次列単位で画素からの信号が読み出されるように、垂直走査回路13の走査が制御される。
また、垂直走査回路13からは、電子シャッターを制御するための蓄積時間制御パルスφVCnが送出される。この蓄積時間制御パルスφVCnにより、各領域の全画素で、同一の蓄積タイミング及び蓄積時間となるように、光電変換の蓄積が制御される。この蓄積時間制御パルスは、具体的には、図6におけるパルスφESn、(φRSn)、φTRnである。
図7は、本発明の第1実施形態のタイミングチャートである。図7において、垂直走査制御回路14から、図7(A)に示すようなタイミングで、垂直走査スタートパルスφVSTが供給される。この垂直走査スタートパルスφVSTにより、図7(B)に示すように、時刻T1で行読み出し選択パルスφV1がHレベルになる。
また、図7(N)に示すタイミングでパルスφESnがHレベルになり、図7(M)に示すタイミングでパルスφTRnがHレベルになると、その間が1フレームの画像の蓄積時間となる。
時刻T1で行読み出し選択パルスφV1がHレベルになると(図7(B))、1行目の画素P12、P13の画素信号が垂直信号読み出し線V2、V3に開放され、1行目の画素P12、P13からの画素信号が垂直信号読み出し線V2、V3を介して出力される。そして、水平走査制御回路12aから水平走査回路11aには、図7(F)及び図7(G)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTA及び読み出しエンドパルスφHRSTAが送られる。これにより、水平走査回路11aからは、図7(O)に示すように、画素P12、P13の画素信号(領域Aの画素信号)が読み出される。
次に、時刻T2で行読み出し選択パルスφV2がHレベルになる(図7(C))。行読み出し選択パルスφV2がHレベルになると、2行目の画素P21、P22、P23、P24の画素信号が垂直信号読み出し線V1、V2、V3、V4に開放され、2行目の画素P21、P22、P23、P24から垂直信号読み出し線V1、V2、V3、V4を介して画素信号が出力される。そして、水平走査制御回路12aから水平走査回路11bには、図7(H)及び図7(I)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTB及び読み出しエンドパルスφHRSTBが送られる。また、水平走査制御回路12bからは、図7(J)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTCが送られる。これにより、水平走査回路11bからは、図7(P)に示すように、画素P21、P22の画素信号(領域Bの画素信号)が読み出される。また、水平走査回路11cからは、図7(Q)に示すように、画素P23、P24の画素信号(領域Cの画素信号)が読み出される。
次に、時刻T3で行読み出し選択パルスφV3がHレベルになる(図7(D))。行読み出し選択パルスφV3がHレベルになると、3行目の画素P31、P32、P33、P34の画素信号が垂直信号読み出し線V1、V2、V3、V4に開放され、3行目の画素P31、P32、P33、P34から垂直信号読み出し線V1、V2、V3、V4を介して画素信号が出力される。そして、水平走査制御回路12aから水平走査回路11bには、図7(H)及び図7(I)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTB及び読み出しエンドパルスφHRSTBが送られる。また、水平走査制御回路12bからは、図7(J)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTCが送られる。これにより、水平走査回路11bからは、図7(P)に示すように、画素P31、P32の画素信号(領域Bの画素信号)が読み出される。また、水平走査回路11cからは、図4(Q)に示すように、画素P33、P34の画素信号(領域Cの画素信号)が読み出される。
次に、時刻T4で行読み出し選択パルスφV4がHレベルになる(図7(E))。時刻T4で行読み出し選択パルスφV4がHレベルになると、4行目の画素P42、P43の画素信号が垂直信号読み出し線V2、V3に開放され、4行目の画素P42、P43からの画素信号が垂直信号読み出し線V2、V3を介して出力される。そして、水平走査制御回路12bから水平走査回路11dには、図7(K)及び図7(L)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTD及び読み出しエンドパルスφHRSTD送られる。これにより、水平走査回路11dからは、図7(R)に示すように、画素P42、P43の画素信号(領域Dの画素信号)が読み出される。時刻T1から時刻T5で、1フレームの画素信号の読み出しが完了する。
以上説明したように、この実施形態では、撮像領域を領域A〜Dの4つに分け、各領域に対して、独立した水平走査回路11a〜11dを設けるようにしている。そして、電子シャッターにより1フレームの蓄積タイミング及び蓄積時間を各領域で等しくして、独立した水平走査回路11a〜11dにより、各領域A〜Dから、画素信号を読み出すようにしている。これにより、縦横(4画素:2画素)の有効領域と、(2画素:4画素)の有効領域と同時に読み出すことができる。
図8は、本発明の第2実施形態の撮像素子の構成を示すものである。前述の第1実施形態では、1つの垂直走査回路13で垂直走査を行っている。これに対して、この実施形態では、領域A、領域B−C、領域Dに対して、垂直走査回路13a、13b、13c及び垂直走査制御回路14a、14b、14cをそれぞれ設けた構成としている。また、2列目、3列目にそれぞれ垂直読出し線を1本ずつ(V2−1、V2−2、V3−1、V3−2)追加している。水平走査については、前述の第1実施例と同様であり、その説明は省略し、ここでは垂直走査についてのみ説明する。
図8において、各垂直走査制御回路14a〜14cは、個別に垂直走査スタートパルスφVSTA〜φVSTCを発生する。この垂直走査スタートパルスφVSTA〜φVSTCに応じて、垂直走査回路14a〜14cが所定の行から順次読み出しを開始する。領域B−Cについては、2行目、3行目を繰り返し読むよう走査する。なお、全撮像領域の蓄積時間を一致させるため、領域A及び領域Dでは読み出す画素数が少ない分、領城B−C中の画素が全て読み出されるまで待った後、各領域A〜Dで読み出す先頭画素のタイミングを一致させるような周期で画素信号の読み出しを実施する。
図9は、本発明の第2実施形態のタイミングチャートを示すものである。図9において、垂直走査制御回路14a〜14cから垂直走査回路13a〜13cに、同時に、図9(A)に示すように、垂直走査スタートパルスφVSTA、φVSTB、φVSTCが供給される(図9(A))。
垂直走査回路13aに垂直スタートパルスφVSTAが供給されると、時刻T1で行読み出し選択パルスφV1がHレベルになる(図9(B))。また、垂直走査回路13bに垂直スタートパルスφVSTBが供給されると、時刻T1で行読み出し選択パルスφV2がHレベルになる(図9(C))。また、垂直走査回路13cに垂直スタートパルスφVSTCが供給されると、時刻T1で行読み出し選択パルスφV4がHレベルになる(図9(E))。このように、垂直走査回路13a〜13cに、同時に垂直走査スタートパルスφVSTA、φVSTB、φVSTCが供給されると、時刻T1で行読み出し選択パルスφV1、行読み出し選択パルスφV2、行読み出し選択パルスφV4が同時にHレベルになる。
時刻T1で行読み出し選択パルスφV1がHレベルになると(図9(B))、1行目の画素P12、P13の画素信号が垂直信号読み出し線V2−1、V3−1に開放され、1行目の画素P12、P13からの画素信号が垂直信号読み出し線V2−1、V3−1を介して出力される。そして、水平走査制御回路12aから水平走査回路11aには、図9(F)及び図9(G)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTA及び読み出しエンドパルスφHRSTA送られる。これにより、水平走査回路11aからは、図9(O)に示すように、画素P12、P13の画素信号(領域Aの画素信号)が読み出される。
また、時刻T1で行読み出し選択パルスφV2がHレベルになると(図9(C))、2行目の画素P21、P22、P23、P24の画素信号が垂直信号読み出し線V1、V2−1、V3−1、V4に開放され、2行目の画素P21、P22、P23、P24から垂直信号読み出し線V1、V2−1、V3−1、V4を介して画素信号が出力される。そして、水平走査制御回路12aから水平走査回路11bには、図9(H)及び図9(I)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTB及び読み出しエンドパルスφHRSTBが送られる。また、水平走査制御回路12bからは、図9(J)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTCが送られる。これにより、水平走査回路11bからは、図9(P)に示すように、画素P21、P22の画素信号(領域Bの画素信号)が読み出される。また、水平走査回路11cからは、図9(Q)に示すように、画素P23、P24の画素信号(領域Cの画素信号)が読み出される。
更に、時刻T1で、行読み出し選択パルスφV4がHレベルになると(図9(E))、4行目の画素P42、P43の画素信号が垂直信号読み出し線V2−2、V3−2に開放され、4行目の画素P42、P43からの画素信号が垂直信号読み出し線V2−2、V3−2を介して出力される。そして、水平走査制御回路12bから水平走査回路11dには、図9(K)及び図9(L)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTD及び読み出しエンドパルスφHRSTD送られる。これにより、水平走査回路11dからは、図9(R)に示すように、画素P42、P43の画素信号(領域Dの画素信号)が読み出される。
次に、時刻T2で行読み出し選択パルスφV3がHレベルになると(図9(D))、3行目の画素P31、P32、P33、P34の画素信号が垂直信号読み出し線V1、V2、V3、V4に開放され、3行目の画素P31、P32、P33、P34から垂直信号読み出し線V1、V2、V3、V4を介して画素信号が出力される。そして、水平走査制御回路12aから水平走査回路11bには、図9(H)及び図9(I)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTB及び読み出しエンドパルスφHRSTBが送られる。また、水平走査制御回路12bからは、図9(J)に示すように、読み出しスタートパルスφHSTCが送られる。これにより、水平走査回路11bからは、図9(P)に示すように、画素P31、P32の画素信号(領域Bの画素信号)が読み出される。また、水平走査回路11cからは、図9(Q)に示すように、画素P33、P34の画素信号(領域Cの画素信号)が読み出される。時刻T1〜時刻T3で、1フレーム分の画素信号の読み出しが完了する。
以上により、この実施形態では、各領域毎同時に各領域毎の先頭行から画素信号を出力することが可能で、時刻T1の時に各領域に一斉に先頭画素の読み出しを開始する。このため、第1実施形態では(T5−T1)期間かかっていた1フレーム期間が(T3−T1)期間に短縮される。
本実施例では、2列目と3列目において、同タイミングで同一列の画素を水平走査回路に送出する必要性から、簡単のために、垂直読出し線を同一列に複数用意したが、
同一水平ブランキング内でパルスタイミングが合致しないよう、パルス幅分ずらして読み出せば単一の垂直信号読み出し線での対応が可能であり、撮像素子の構造上、そのようにすれば、配線バランスや開口率が向上するため、より高い性能を引き出すことが可能となる。
なお、本実施形態の読み出し手法は、画素内の一括シャッタを活用すれば、いかなる分割方式の多線同時読み出しにおいても、複数の異なるアスペクト比あるいは撮像領域の映像信号を高い自由度で読み出すことができる。また、図9におけるP12−1のように画素につけた−1などの付番は、フレーム番号を示している。すなわち、同一付番の画素で1フレームの映像を形成する。
図10は、本発明の第3実施形態を示すものである。この実施形態では、上述のように構成された撮像素子を用いて、アスペクト比が異なる複数の有効領域を同時に読み出し、アスペクト比の異なる複数の映像信号を出力するようにしたものである。
図10において、撮像素子51は、複数のアスペクト比の有効領域を合成した領域を読み出すことができるもので、図5又は図8に示すようにして構成されている。
撮像素子51の前面に、レンズ52が配置される。レンズ52により集光された被写体像光が撮像素子51の受光面に結像され、撮像素子51により、被写体像光が光電変換される。撮像素子51の撮像領域は、撮像領域変更部54により設定可能とされている。また、撮像領域変更部54の出力信号は、出力制御部57に供給される。撮像素子51の出力信号は、信号処理部53に送られ、信号処理部53で信号処理が行われる。
この撮像素子51からの映像信号は、アスペクト比が(x:y)の有効領城の画素信号と、アスペクト比が(a:b)の有効領城の画素信号とを合成した信号である。信号処理部53の出力信号は、信号分離部55に送られる。信号分離部55で、アスペクト比が(x:y)の有効領城の画素信号と、アスペクト比が(a:b)の有効領城の画素信号とが分離される。
信号分離部55の出力信号は、信号出力部56a及び56bに供給される。信号出力部56aからは、例えばアスペクト比が(x:y)の有効領城の画素信号が出力され、信号出力部56bからは、例えばアスペクト比が(a:b)の有効領城の画素信号が出力される。
信号分離部55は、例えば、図11に示すようにして構成される。図11において、入力端子73には、信号処理部53からの画素信号が供給される。この信号がメモリ71a及び71bに送られる。
また、入力端子74には、出力制御部57から、画素の読み出し情報が供給される。メモリ制御部72で、この出力制御部57からの読み出し情報に基づいて、入力画素がどの領域のものかが判断される。そして、メモリ71a及び71bには、メモリ制御部72により、各撮像領域の画素信号が個別に記憶される。すなわち、出力制御部57からの読み出し情報を参照して、メモリ71aには、アスペクト比が(x:y)の有効領城の画素信号が記憶され、メモリ71bにはアスペクト比が(a:b)の有効領城の画素信号が記憶される。メモリ71aからは、アスペクト比が(x:y)の有効領城の画素信号が読み出され、このアスペクト比が(x:y)の有効領城の画素信号が出力端子75aから出力される。メモリ71bからは、アスペクト比が(a:b)の有効領城の画素信号が読み出され、このアスペクト比が(a:b)の有効領城の画素信号が出力端子75bから出力される。
図12は、本発明の第4実施形態を示すものである。図10に示した実施形態では、アスペクト比が異なる複数の有効領域を同時に読み出して出力するようにしている。これに対して、この実施形態では、上述のように構成された撮像素子を用いて、アスペクト比が異なる複数の有効領域を同時に読み出し、アスペクト比の異なる複数の映像信号を記録するようにしたものである。
図12において、図9と同様な部分については、同一符号を付して、その説明を省略する。この実施形態では、撮像素子51の出力信号は、信号処理部53に送られ、信号処理が行われた後に、信号分離部55に送られ、信号分離部55で、アスペクト比が(x:y)の有効領城の画素信号と、アスペクト比が(a:b)の有効領城の画素信号とに分離される。そして、信号分離部55の出力信号は、信号記録部58a及び58bに供給される。信号記録部58aでは、例えばアスペクト比が(x:y)の有効領城の画素信号が記録され、信号記録部58bでは、例えばアスペクト比が(a:b)の有効領城の画素信号が記録される。
以上のように、本発明では、アスペクト比が異なる複数の有効領域を同時に読み出し、アスペクト比の異なる複数の映像信号を出力することができる。また、アスペクト比が異なる複数の有効領域を同時に読み出し、アスペクト比の異なる複数の映像信号を記録することができる。例えば、一方のアスペクト比をHDのアスペクト比(16:9)とし、他方のアスペクト比をSDのアスペクト比(4:3)とすることで、1つの撮像素子で、HDTVの画面の映像信号と、SDの画面の映像信号とを同時に出力したり、同時に記録したりすることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本発明は、ビデオカメラ、スチルカメラ等に利用可能であり、特に、複数のアスペクト比を設定するものに用いて好適である。
本発明の基本構成の説明に用いるブロック図である。 アスペクト比の変更の説明図である。 アスペクト比の変更の説明図である。 アスペクト比の異なる画面を合成した画面の説明図である。 本発明の第1実施形態の撮像素子を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の撮像素子における画素の構成を示す回路図である。 本発明の第1実施形態の撮像素子の説明に用いるタイミング図である。 本発明の第2実施形態の撮像素子を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態の撮像素子の説明に用いるタイミング図である。 本発明の第3実施形態のブロック図である。 本発明の第3実施形態における信号分離部の一例のブロック図である。 本発明の第4実施形態のブロック図である。 従来の撮像装置のアスペクト比の切り換えの説明図である。 従来の撮像装置のアスペクト比の切り換えの説明図である。 対角長や焦点距離と画角との関係の説明図である。
符号の説明
11a〜11d 水平走査回路
12a、12b 水平走査制御回路
13 垂直走査回路
14 垂直走査制御回路

Claims (6)

  1. 被写体の像を結像面に結像する結像光学系と、
    少なくとも2つの異なるアスペクト比の有効撮像領域域を複数有し、この複数の有効撮像領域から同時に撮像情報を読み出す読み出し回路を有する撮像素子とを有する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の有効撮像領域から同時に撮像情報を読み出す読み出し回路は、複数の水平走査回路であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記有効最像領域のアスペクト比を変更する撮像領域変更手段とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像領域変更手段が変更する有効撮像領域のアスペクト比は少なくとも2つのアスペクト比があり、前記有効撮像領域の4つの頂点は、それぞれ前記イメージサークルに略内接することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像素子からの画像信号を処理する信号処理部と、
    前記信号処理部からの信号を受信し、複数の画像領域の画像信号を同時に処理する複数の信号出力手段を有する信号出力部と、
    前記撮像領域変更手段からの信号を受け、前記複数の画像領城のそれぞれの画素に映像信号を分離する信号分離部とをさらに設けたことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置
  6. 前記撮像素子からの画素信号を処理する信号処理部と、
    前記信号処理部からの信号を受信し、複数の画像領域の画像信号を同時に記録する複数の記録手段を有する信号記録部と、
    前記撮像領域変更手段からの信号を受け、前記複数の画像領域のそれぞれの画素に映像信号を分離する信号分離部とをさらに設けたことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。

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