JP2006086494A - リッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法 - Google Patents

リッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光吸収損失を低減し、閾値電流や動作電流も低減できるリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法を提供する。
【解決手段】 基板2上に活性層4を挟むクラッド層4、5が形成され、更にこのクラッド層5上にエッチングストップ層6、クラッド層7a及びキャップ層8aからなるリッジストライプ9を形成し、リッジストライプ9とエッチングストップ層6上に電流狭窄層101A,102A,103Aを形成し、フォトリソグラフィ法及びエッチング法を用いて電流狭窄層103Aの一部を露出させるフォトレジストパターン形成し、このフォトレジストパターンで覆われた以外の電流狭窄層103Aをエッチングしてキャップ層8を露出させ、フォトレジストを除去し電流狭窄層及びキャップ層8を覆ってコンタクト層11Aを形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法に関するものである。
リッジ導波路型半導体レ−ザ素子は、その製造工程において活性層を大気中に露出させることがないため、特に酸化に対してレ−ザ特性が劣化しやすいGaAs系レ−ザ素子に対しては信頼性の点で優れた構造である(例えば、特許文献1参照)。
図5は、従来例のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子を示す断面構成図である。
従来例のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子1は、以下に示す構造をしている。
n型GaAsからなる基板2上には、n型Al0.5Ga0.5Asからなるn型クラッド層3、活性層4、p型Al0.5Ga0.5Asからなるp型第1クラッド層5、p型Al0.7Ga0.3Asからなるエッチングストップ層6が順次積層されている。
エッチングストップ層6上には、n型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層101、102により挟まれたp型Al0.5Ga0.5Asからなるp型第2クラッド層7とp型GaAsからなるキャップ層8とが積層されたリッジストライプ9が形成されている。
更に、このリッジストライプ9及び電流狭窄層101、102の上部には、p型GaAsからなるコンタクト層11が形成されており、このコンタクト層11上にp型オ−ミック電極12が形成されている。
なお、これら積層方向と反対側の基板2の面上には、n型オ−ミック電極13が形成されている。
これらp型オ−ミック電極12及びn型オ−ミック電極13側からそれぞれ正孔、電子を注入して電流を流し、それが発振しきい値以上になるとレ−ザ発振が生じ、活性層4からレ−ザ光が放出される。
次に、従来例のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子1の製造方法について説明する。
図6は、従来例のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造工程図である。
(第1工程)
まず、例えばMOCVD(Metal Oganic Chemical Vapor Depositin)法により、n型GaAsからなる基板2上に、厚さ1.5μmのn型Al0.5Ga0.5Asからなるn型クラッド層3、厚さ0.07μmのAl0.13Ga0.87Asからなる活性層4、厚さ0.3μmのp型Al0.5Ga0.5Asからなるp型第1クラッド層5、厚さ0.03μmのp型Al0.7Ga0.3Asからなるエッチングストップ層6、厚さ0.7μmのp型Al0.5Ga0.5Asからなるp型第2クラッド層7、厚さ0.3μmのp型GaAsからなるキャップ層8を順次積層する(図6(A))。
(第2工程)
更に、このp型GaAsからなるキャップ層8の上に、例えばスパッタ法によりSiO2絶縁膜を形成後、この絶縁膜上に図示しないフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィ法及びドライエッチング法により、SiO2からなるストライプマスク14を形成する(図6(B))。
(第3工程)
次に、p型Al0.5Ga0.5Asからなるp型第2クラッド層7及びp−GaAsからなるキャップ層8を、酒石酸により、p型Al0.7Ga0.3Asからなるエッチングストップ層6までエッチングして、SiO2からなるストライプマスク14以外の領域を除去し、リッジストライプ9を形成する(図6(C))。
ここで、p型Al0.7Ga0.3Asからなるエッチングストップ層6に対する酒石酸のエッチングレ−トは、p型Al0.5Ga0.5Asからなるp型第2クラッド層7よりも2桁程度小さいので、制御性良く選択的にエッチングストップ層6でエッチングを停止することができる。
(第4工程)
次に、例えばMOCVD法により第2回目の成長を行い、エッチングストップ層6及びリッジストライプ9の両側面にn型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層101、102を積層する(図6(D))。
このとき、n型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層101、102を厚く形成すると、選択成長されずにストライプマスク14上にn型Al0.6Ga0.4Asのポリ結晶が付着するため、ストライプマスク14上に成長が行われない程度の厚さ(0.3μm)までの電流狭窄層101、102を成長させる。
(第5工程)
次に、エッチングによりSiO2からなるストライプマスク14を除去して、キャップ層8を露出させる。次いで、例えばMOCVD法により、第3回目の成長を行い、電流狭窄層101、102及びキャップ層8上にp型GaAsからなるコンタクト層11を形成する。次いで、コンタクト層11上にp型オ−ミック電極12を形成すると共にして、基板2の上記した積層方向と反対側の面上に、n型オ−ミック電極13を形成して、図3に示したリッジ導波路型半導体レ−ザ素子1を得る(図6(E))。
特開平11−46037号公報
ところで、上記電流狭窄層101、102は、その膜厚が厚ければ厚い程、活性層4からコンタクト層11までの距離が長くなるため、光吸収損失を低減でき、また閾値電流や動作電流を低減できて好ましい。
しかしながら、図6(D)を参照して先に説明したように、この電流狭窄層101、102の厚さを0.3μm以上の厚さまで成長させようとすると、ストライプマスク14にn型Al0.6Ga0.4Asのポリ結晶が一面に形成されてしまう。このSiO2からなるストライプマスク14上のポリ結晶(導電性が低い)を、エッチングで除去するのが困難であり、従って、ポリ結晶を通してストライプマスク14をエッチングできるエッチング液が沁みこまないため、絶縁性のストライプマスク14を除去出来ない。このため、コンタクト層11を形成しても、ポリ結晶及びストライプマスク14に遮断されて、コンタクト層11はリッジストライプ9と有効なコンタクトをとることができない。そのため、この電流狭窄層101、102の厚さを、0.3μmよりも厚い値に設定することが出来ないといった問題があった。
そこで本発明は、上記問題を解決して、電流狭窄層の厚さを十分に厚く出来るようにし、それによって光吸収損失を低減できて、閾値電流や動作電流も低減できるリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための手段として、本願発明における第1の発明は、第1導電型の半導体基板上に第1導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、第2導電型のエッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導電型のキャップ層を順次形成する工程と、前記第2導電型のキャップ層上の所定の領域にマスク層を形成する工程と、前記マスク層をマスクとして前記第2導電型のキャップ層と前記第2導電型の第2クラッド層とをエッチング除去することによりリッジストライプを形成する工程と、前記リッジストライプの上面及び両側面を覆うようにして、前記第2導電型のエッチングストップ層上に第1導電型の電流狭窄層を形成する工程と、前記第1導電型の電流狭窄層上にフォトレジストを塗布する工程と、前記フォトレジストをエッチングして前記リッジストライプの上面に形成された前記第1導電型の電流狭窄層の一部を露出させるフォトレジストパターンを形成する工程と、前記露出した一部の第1導電型の電流狭窄層をエッチング除去して前記第2導電型のキャップ層を露出させる工程と、前記フォトレジストパターンを除去した後、前記第1導電型の電流狭窄層及び前記第2導電型のキャップ層上に第2導電型のコンタクト層を形成する工程と、からなることを特徴とするリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法を提供する。
第2の発明は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、第2導電型のエッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導電型のキャップ層を順次形成する工程と、前記キャップ層上の所定の領域にマスク層を形成する工程と、前記マスク層をマスクとして前記キャップ層と前記第2導電型の第2クラッド層とをエッチングにより除去することによりリッジストライプを形成する工程と、前記リッジストライプの上面及び両側面を含んで、前記エッチングストップ層上に第1導電型の電流狭窄層を形成する工程を含む半導体レーザ素子の製造方法であって、前記リッジストライプの上面に形成された前記電流狭窄層の上部の少なくとも一部が平坦面であるように形成したことを特徴とするリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法を提供する。
第3の発明は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、第2導電型のエッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導電型のキャップ層を順次形成する工程と、前記キャップ層上の所定の領域にマスク層を形成する工程と、前記マスク層をマスクとして前記キャップ層と前記第2導電型の第2クラッド層とをエッチングにより除去することによりリッジストライプを形成する工程と、前記リッジストライプの上面及び両側面を含んで、前記エッチングストップ層上に第1導電型の電流狭窄層を形成する工程と、前記電流狭窄層を覆ってレジストを塗布する工程と、前記レジストをエッチバックして前記リッジストライプの上面に形成された前記電流狭窄層の一部を露出させる工程と、前記エッチバックされたレジストをマスクとして前記露出された電流狭窄層をエッチング除去して前記キャップ層を露出させる工程を含むリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法であって、前記エッチング除去される電流狭窄層の開口幅が前記キャップ層の幅よりも小さいことを特徴とするリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法を提供する。
第4の発明は、第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、第2導電型のエッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導電型のキャップ層を順次形成する工程と、前記キャップ層上の所定の領域にマスク層を形成する工程と、前記マスク層をマスクとして前記キャップ層と前記第2導電型の第2クラッド層とをエッチングにより除去することによりリッジストライプを形成する工程と、前記リッジストライプの上面及び両側面を含んで、前記エッチングストップ層上に第1導電型の電流狭窄層を形成する工程と、前記電流狭窄層を覆ってレジストを塗布する工程と、前記レジストをエッチバックして前記リッジストライプの上面に形成された前記電流狭窄層の一部を露出させる工程と、前記エッチバックされたレジストをマスクとして前記露出された電流狭窄層をエッチング除去して前記キャップ層を露出させる工程を含むリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法であって、前記リッジストライプの上面に形成された前記電流狭窄層の上部の少なくとも一部が平坦面であるように形成し、前記電流狭窄層をエッチング除去して前記キャップ層を露出させる工程をドライエッチングにより行い、前記除去される電流狭窄層の開口幅が前記キャップ層の幅よりも小さいことを特徴とするリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法を提供する。
本願発明によれば、電流狭窄層の厚みを十分に厚くでき、もって光吸収損失を低減でき、閾値電流や動作電流も低減できるリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態につき、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。
なお、説明の簡便のため、前述した従来例の構成と同一の構成については、同一符号を付し、その説明を省略する。
図1は、本発明のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法の実施例1の製造工程図である。
(第1工程)乃至(第3工程)
本実施例1の製造工程においては、まず、第1工程から第3工程までは、前述した従来例の第1工程(図6(A))から第3工程(図6(C))までと同様であるので、その説明を省略する。
(第4工程)
前記従来例と同様に第3工程をおえた後、次に、ストライプマスク14を除去し、例えばMOCVD法により第2回目の成長を行い、p−Al0.7Ga0.3Asからなるエッチングストップ層6及びリッジストライプ9の両側面に、厚さ1.0μmのn型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層101A、102Aを形成する。このとき、リッジストライプ9上には、断面が二等辺三角形状であるn型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層103Aが形成される(図1(A))。
(第5工程)
次に、フォトレジスト19をスピンコート等の方法で全面に塗布する。このとき、フォトレジスト19は電流狭窄層103Aを覆ってしまうようにする(図1(B))。
(第6工程)
次に、フォトレジスト19をアッシング等の方法でエッチバックし、電流狭窄層103Aの頭部が露出するようにした、セルフアライメントで形成されたフォトレジストパターンを得る(図1(C))。
(第7工程)
次に、前記したフォトレジストパターンをマスクにして、n型Al0.6Ga0.4Asを選択的にエッチングするウエットエッチング又は非選択的なドライエッチング、又は、上記二種のエッチングの組み合わせによって、電流狭窄層103Aをエッチングし、キャップ層8を露出させる。このとき、フォトレジストパターンでマスクされた部分の電流狭窄層103Aは、左右に電流狭窄層103A1,103A2として残っている(図1(D))。
(第8工程)
次に、前記したフォトレジストパターンを除去し、例えばMOCVD法により、第3回目の成長を行い、電流狭窄層101A、102A、103A1、103A2及び前工程で露出したキャップ層8上に、p型GaAsからなるコンタクト層11Aを形成する。次いで、コンタクト層11A上にp型オ−ミック電極12を形成すると共に、n型GaAsからなる基板2の前記した積層方向と反対側の面上にn型オ−ミック電極13を形成して、リッジ導波路型半導体レ−ザ素子1Aを得る(図1(E))。
このように、本実施例1のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法によって得られるリッジ導波路型半導体レ−ザ素子1Aにおいては、厚さの厚い(例えば、1.0μm)電流狭窄層101A、102Aをリッジストライプ9を挟んで形成してある。このとき、キャップ層8上に形成されるn型Al0.6Ga0.4Asのからなる電流狭窄層103Aが形成されるが、これはポリ結晶ではなく、エピタキシャル成長した単結晶である。これは容易にエッチング除去出来る。したがって、キャップ層8上の所定部分の電流狭窄層103Aが除去されているので、キャップ層8上に形成されるコンタクト層11Aは、キャップ層8と十分なコンタクトが得られている。この結果、リッジ導波路型半導体レ−ザ素子1Aは光吸収損失を低減でき、また閾値電流や動作電流を低減できる。
図2は、本発明のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法の実施例2の製造工程図である。
(第1工程)乃至(第3工程)
本実施例2の製造工程においては、実施例1と同様に、まず、第1工程から第3工程までは、前述した従来例の第1工程(図6(A))から第3工程(図6(C))までと同様であるので、その説明を省略する。
(第4工程)
次に、前記従来例と同様に第3工程をおえた後、次に、ストライプマスク14を除去し、例えばMOCVD法により第2回目の成長を行い、p型Al0.7Ga0.3Asからなるエッチングストップ層6上及びリッジストライプ9の両側面に、厚さ0.7μmのn型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層101B,102Bを形成する。このとき、リッジストライプ9のキャップ層8上にもn型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層103Bが成長・形成されるが、この膜厚では、断面が頂部に平坦部を有する台形状に成長される(図2(A))。
(第5工程)
次に、フォトレジスト19をスピンコート等の方法で全面に塗布する。このとき、フォトレジスト19は電流狭窄層103Bを覆ってしまうようにする(図2(B))。
(第6工程)
次に、フォトレジスト19をアッシング等の方法でエッチバックし、電流狭窄層103Bの頭部が露出するようにした、セルフアライメントで形成されたフォトレジストパターンを得る(図2(C))。
(第7工程)
次に、前記したフォトレジストパターンをマスクにして、n型Al0.6Ga0.4Asを選択的にエッチングするウエットエッチング又は非選択的なドライエッチング、又は、上記二種のエッチングの組み合わせによって、電流狭窄層103Bをエッチングし、キャップ層8を露出させる。このとき、フォトレジスト19でマスクされた部分の電流狭窄層103Bは、左右に電流狭窄層103B1,103B2として残っている(図2(D))。
(第8工程)
次に、フォトレジスト19を除去し、例えばMOCVD法により、第3回目の成長を行い、電流狭窄層101B、102B、103B1、103B2及び前工程で露出したキャップ層8上に、p型GaAsからなるコンタクト層11Bを形成する。次いで、コンタクト層11B上にp型オ−ミック電極12を形成すると共に、n型GaAsからなる基板2の前記した積層方向と反対側の面上にn型オ−ミック電極13を形成して、リッジ導波路型半導体レ−ザ素子1Bを得る(図2(E))。
このように、本実施例2のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法によって得られるリッジ導波路型半導体レ−ザ素子1Bにおいては、厚さの厚い(例えば、0.7μm)電流狭窄層101B、102Bをリッジストライプ9を挟んで形成してある。このとき、キャップ層8上に形成されるn型Al0.6Ga0.4Asのからなる電流狭窄層103Bが形成されるが、これはポリ結晶ではなく、エピタキシャル成長した単結晶である。これは容易にエッチング除去出来る。したがって、キャップ層8上の所定部分の電流狭窄層103Bが除去されているので、キャップ層8上に形成されるコンタクト層11Bは、キャップ層8と十分なコンタクトが得られている。この結果、リッジ導波路型半導体レ−ザ素子1Bは光吸収損失を低減でき、また閾値電流や動作電流を低減できる。
(第1工程)乃至(第3工程)
本実施例1の製造工程においては、まず、第1工程から第3工程までは、前述した従来例の第1工程(図6(A))から第3工程(図6(C))までと同様であるので、その説明を省略する。
(第4工程)
従来例と同様に第3工程を行った後、ストライプマスク14を除去し、例えば、MOCVD法により第2回目の成長を行い、p型Al0.7Ga0.3Asからなるエッチングストップ層6及びリッジストライプ9の両側面に、厚さ1.0μmのn型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層104を形成する。このとき、リッジストライプ9のキャップ層8上に形成される電流狭窄層104は台形状となる(図3(A))。この際、MOCVD法の条件によってはリッジストライプ9の両端部にも電流狭窄層104が形成されることがある。
(第5工程)
次に、電流狭窄層104上にフォトレジスト19をスピンコート等の方法で全面に塗布する(図3(B))。
(第6工程)
次に、フォトレジスト19をアッシング等の方法でエッチバックし、電流狭窄層104の頂部が露出するようにしたセルフアライメントで形成されたフォトレジストパターンを得る(図3(C))。このとき、キャップ層8の幅W1よりもフォトレジスト19の開口幅W2が小さくなるようにする。
(第7工程)
次に、前記したフォトレジストパターンをマスクとして、例えばn型Al0.6Ga0.4Asを選択的にエッチング液を用いてウェットエッチングによって電流狭窄層104をエッチングしてキャップ層8を露出させる(図3(D))。
図3(D)に示すように、リッジストライプ9の両端部には電流狭窄層104の一部である104A1、104A2が形成されることになる。
このとき、リッジストライプ9の両端部に形成された電流狭窄層104は、フォトレジスト19によって被覆されているので、エッチング液がリッジストライプ9の両端部まで達することがない。
(第8工程)
次に、フォトレジスト19を除去した後、例えばMOCVD法により第3回目の成長を行って、電流狭窄層104及びリッジストライプ9のキャップ層8上にp型GaAsからなるコンタクト層11を形成する。このコンタクト層11上にはp型オーミック電極12を形成すると共に、積層方向と反対側のn型GaAsからなる基板2にn型オーミック電極13を形成してリッジ導波路型半導体レーザ素子を得る(図3(E))。
以上のように、リッジストライプ9の両端部に形成された電流狭窄層104は、フォトレジスト19によって被覆されているので、エッチング液がリッジストライプ9の両端部まで侵入することがないため、リッジストライプ9の両端が削られることが防止でき、電流リークパスの発生を防止できる。このため、閾値の安定したレーザ特性が得られる。
(第1工程)乃至(第3工程)
本実施例1の製造工程においては、まず、第1工程から第3工程までは、前述した従来例の第1工程(図4(A))から第3工程(図4(C))までと同様であるので、その説明を省略する。
(第4工程)
従来例と同様に第3工程を行った後、ストライプマスク14を除去し、例えば、MOCVD法により第2回目の成長を行い、p型Al0.7Ga0.3Asからなるエッチングストップ層6及びリッジストライプ9の両側面に、厚さ1.0μmのn型Al0.6Ga0.4Asからなる電流狭窄層104を形成する。このとき、リッジストライプ9のキャップ層8上に形成される電流狭窄層104は台形状となる(図4(A))。
(第5工程)
次に、電流狭窄層104上にフォトレジスト19をスピンコート等の方法で全面に塗布する(図4(B))。
(第6工程)
次に、フォトレジスト19をアッシング等の方法でエッチバックし、電流狭窄層104の頂部が露出するようにしたセルフアライメントで形成されたフォトレジストパターンを得る(図4(C))。このとき、エッチバック量を調節することにより、キャップ層8の幅W1よりもフォトレジスト19の開口幅W2が小さくなるようにする。
(第7工程)
次に、前記したフォトレジストパターンをマスクとして、例えばn型Al0.6Ga0.4Asを選択的にエッチングする異方性ドライエッチングによって電流狭窄層104をエッチングしてキャップ層8を露出させる(図4(D))。
図4(D)に示すように、リッジストライプ9の両端部には電流狭窄層104の一部である104A1、104A2が形成されることになる。
このとき、異方性ドライエッチングによれば、リッジストライプ9上に形成された電流狭窄層104は、上端部から幅W2と同じ幅でエッチングされていくので、リッジストライプ9の両端部が削られることがない。
(第8工程)
次に、フォトレジスト19を除去した後、例えばMOCVD法により第3回目の成長を行って、電流狭窄層104及びリッジストライプ9のキャップ層8上にp型GaAsからなるコンタクト層11を形成する。このコンタクト層11上にはp型オーミック電極12を形成すると共に、積層方向と反対側のn型GaAsからなる基板2にn型オーミック電極13を形成してリッジ導波路型半導体レーザ素子を得る(図4(E))。
以上のように、異方性ドライエッチングを用いているので、電流狭窄層104が上端部から幅W2と同じ幅でエッチングされていくので、リッジストライプ9の両端部が削られることが防止でき、電流リークパスが生じないため閾値の安定したレーザ特性が得られる。
本発明のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法の実施例1の製造工程図である。 本発明のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法の実施例2の製造工程図である。 本発明のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法の実施例3の製造工程図である。 本発明のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造方法の実施例4の製造工程図である。 従来例のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子を示す断面構成図である。 従来例のリッジ導波路型半導体レ−ザ素子の製造工程図である。
符号の説明
1…リッジ導波路型半導体レ−ザ素子、2…基板、3…n型クラッド層、4…活性層、5…p型第1クラッド層、6…エッチングストップ層、7…p型第2クラッド層、8…キャップ層、9…リッジストライプ、11,11A,11B…コンタクト層、12…p型オーミック電極、13…n型オーミック電極電極、14…ストライプマスク、19…フォトレジスト、101,101A,101B,102,102A,102B,103,103A,103B,103A1,103A2,103B1,103B2、104…電流狭窄層。

Claims (4)

  1. 第1導電型の半導体基板上に第1導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、第2導電型のエッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導電型のキャップ層を順次形成する工程と、
    前記第2導電型のキャップ層上の所定の領域にマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層をマスクとして前記第2導電型のキャップ層と前記第2導電型の第2クラッド層とをエッチング除去することによりリッジストライプを形成する工程と、
    前記リッジストライプの上面及び両側面を覆うようにして、前記第2導電型のエッチングストップ層上に第1導電型の電流狭窄層を形成する工程と、
    前記第1導電型の電流狭窄層上にフォトレジストを塗布する工程と、
    前記フォトレジストをエッチングして前記リッジストライプの上面に形成された前記第1導電型の電流狭窄層の一部を露出させるフォトレジストパターンを形成する工程と、
    前記露出した一部の第1導電型の電流狭窄層をエッチング除去して前記第2導電型のキャップ層を露出させる工程と、
    前記フォトレジストパターンを除去した後、前記第1導電型の電流狭窄層及び前記第2導電型のキャップ層上に第2導電型のコンタクト層を形成する工程と、
    からなることを特徴とするリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法。
  2. 第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、第2導電型のエッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導電型のキャップ層を順次形成する工程と、
    前記キャップ層上の所定の領域にマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層をマスクとして前記キャップ層と前記第2導電型の第2クラッド層とをエッチングにより除去することによりリッジストライプを形成する工程と、
    前記リッジストライプの上面及び両側面を含んで、前記エッチングストップ層上に第1導電型の電流狭窄層を形成する工程を含む半導体レーザ素子の製造方法であって、
    前記リッジストライプの上面に形成された前記電流狭窄層の上部の少なくとも一部が平坦面であるように形成したことを特徴とするリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法。
  3. 第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、第2導電型のエッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導電型のキャップ層を順次形成する工程と、
    前記キャップ層上の所定の領域にマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層をマスクとして前記キャップ層と前記第2導電型の第2クラッド層とをエッチングにより除去することによりリッジストライプを形成する工程と、
    前記リッジストライプの上面及び両側面を含んで、前記エッチングストップ層上に第1導電型の電流狭窄層を形成する工程と、
    前記電流狭窄層を覆ってレジストを塗布する工程と、
    前記レジストをエッチバックして前記リッジストライプの上面に形成された前記電流狭窄層の一部を露出させる工程と、
    前記エッチバックされたレジストをマスクとして前記露出された電流狭窄層をエッチング除去して前記キャップ層を露出させる工程を含むリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法であって、
    前記エッチング除去される電流狭窄層の開口幅が前記キャップ層の幅よりも小さいことを特徴とするリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法。
  4. 第1導電型の半導体基板上に、第1導電型のクラッド層、活性層、第2導電型の第1クラッド層、第2導電型のエッチングストップ層、第2導電型の第2クラッド層及び第2導電型のキャップ層を順次形成する工程と、
    前記キャップ層上の所定の領域にマスク層を形成する工程と、
    前記マスク層をマスクとして前記キャップ層と前記第2導電型の第2クラッド層とをエッチングにより除去することによりリッジストライプを形成する工程と、
    前記リッジストライプの上面及び両側面を含んで、前記エッチングストップ層上に第1導電型の電流狭窄層を形成する工程と、
    前記電流狭窄層を覆ってレジストを塗布する工程と、
    前記レジストをエッチバックして前記リッジストライプの上面に形成された前記電流狭窄層の一部を露出させる工程と、
    前記エッチバックされたレジストをマスクとして前記露出された電流狭窄層をエッチング除去して前記キャップ層を露出させる工程を含むリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法であって、
    前記リッジストライプの上面に形成された前記電流狭窄層の上部の少なくとも一部が平坦面であるように形成し、
    前記電流狭窄層をエッチング除去して前記キャップ層を露出させる工程をドライエッチングにより行い、前記除去される電流狭窄層の開口幅が前記キャップ層の幅よりも小さいことを特徴とするリッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法。

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