JP2006085934A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外光に応じて照明器具を深く調光することができ、かつ照明器具が配設される天井面周辺の明るさの相違を低減可能な照明制御システムを提供する。
【解決手段】照明制御システム1は、照度センサ15により検出された照度が目標照度となるように照明器具2の調光レベルを制御する照明制御手段4と、最大値および最低値の調光レベル差が予め設定された設定値を上回るときには、当該照明器具2に対応する照明制御手段4に対して前記目標照度となるように制御することを停止させ、前記調光レベル差が設定値以下となるように制御させる主制御手段5とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照度センサを用いて照明エリアの照明制御を行う照明制御システムに関する。
事務所などにおいて、外光に応じて、照明エリア毎に照明器具を調光させ、被照射面を一定の照度に制御することが行われている。被照射面の照度は、例えば天井面に配設された照度センサにより検出している。そして、外光は、太陽光などの自然光が主体となっている。外光による照度は、一般的に、窓側の照明エリアが高く、窓側から奥側に向かうにつれて漸減し、奥側の照明エリアが低くなっている。この結果、窓側の照明エリアを照明する照明器具は、大きく調光制御され、奥側の照明エリアを照明する照明器具は、小さく調光制御されている。
そして、外光が強くなると、窓側および奥側のそれぞれの天井面および照明器具周辺の明るさの相違が大きくなり、照明用ランプの輝度の相違が大きくなる。これにより、人が天井面や照明用ランプを視認したときに違和感や不快感をもたらすという問題がある。この問題を解消するものとして、隣接する照明エリアの照明器具周辺の明るさが略近似するように照明器具に対して調光下限値を設定する照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−317294号公報(第5頁、第1図)
特許文献1の照明装置は、例えば、隣接する一方の照明エリアの照明器具が調光下限値で調光点灯され、他方の照明エリアの照明器具が全光点灯されても天井を含めた照明器具周辺の明るさが略近似するように調光下限値が設定される。この結果、例えば、西日などの外光が窓際および奥側の照明エリアを照明して、窓際および奥側の照明器具の調光レベルが低いものであっても照明エリアが目標照度となるのに、調光下限値以下に調光できず、消費電力が無駄になる。すなわち、外光に応じて照明器具を深く調光することができないという欠点を有する。
本発明は、外光に応じて照明器具を深く調光することができ、かつ照明器具が配設される天井面周辺の明るさの相違を低減可能な照明制御システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明制御システムの発明は、1つのエリアが複数の照明エリアに区分され、照明エリア毎に配設された照明器具と;照明エリア毎に設けられた照度センサと;照度センサにより検出された照度が目標照度となるように照明器具の調光レベルを制御する照明制御手段と;各照明器具の調光レベルのうちの最大値および最小値の調光レベル差が予め設定された設定値を上回るときには、当該照明器具に対応する照明制御手段に対して前記目標照度となるように制御することを停止させ、前記調光レベル差が設定値以下となるように制御させる主制御手段と;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
1つのエリアは、少なくとも3つの照明エリアに区分されている。
照明器具は、照明エリアに可視光を放射するランプやこのランプを点灯させる点灯装置を具備して構成される。また、照明器具は、通常、照明エリア毎に複数個が天井に配設されるが、1個であってもよい。照明エリア毎に配設された複数個の照明器具は、照明制御手段により同一の調光レベルに制御される。
照明器具の調光レベルは、照明器具に配設されるランプの調光レベルを意味する。調光レベルは、ランプが全光点灯のときを100%、消灯のときを0%と設定してもよく、逆に、ランプが全光点灯のときを0%、消灯のときを100%と設定してもよい。
照明制御手段は、照明エリア(照度センサ)毎に設けられてもよく、全ての照度エリアを統括する1個であってもよい。したがって、「照明器具に対応する照明制御手段」とは、照明制御手段が照明エリア毎に個別に設けられているときは、それぞれの照明制御手段を意味し、全ての照明エリアを統括する1個が設けられているときは、その1個の照明制御手段を意味する。
主制御手段は、照明制御手段を直列的にまたは並列的のいずれに接続していてもよい。
本発明によれば、照明器具の調光レベル差が予め設定された設定値を上回るときには、照明器具の調光レベルが最大値または最小値である照明エリアは、目標照度で照明されなくなり、照明器具の調光レベル差が設定値以下となるように照明器具の調光レベルが変更されて照明される。各照明エリアに対する天井面周辺の明るさやランプの輝度の相違が人に違和感や不快感をもたらさないように、照明器具の調光レベル差を設定することにより、外光の強さに応じて、照明器具の調光レベルが制御される。
請求項2に記載の照明制御システムの発明は、請求項1に記載の照明制御システムにおいて、照明エリア毎に対応して設けられ、各照明エリアに配設された照明器具を点消灯させる制御信号を送出する手動スイッチと;を具備し、主制御手段は、手動スイッチから照明器具を消灯させる制御信号が送出されたときに、照明制御手段に対して当該手動スイッチに対応している照明エリアの照明器具を消灯させるとともに、当該照明器具の調光レベルを無効とするようにしたことを特徴とする。
「照明器具の調光レベルを無効にする」とは、手動スイッチにより強制消灯された照明エリアの照明器具の調光レベルを照明器具の調光レベル差を演算する最小値としないことをいう。
本発明によれば、手動スイッチにより強制消灯された照明エリアを除いて、他の照明エリアの照明器具の調光レベル差が予め設定された設定値を上回るときに、照明器具の調光レベルが最大値または最小値である照明エリアは、目標照度で照明されなくなり、照明器具の調光レベル差が設定値以下となるように照明器具の調光レベルが変更されて照明される。
請求項1の発明によれば、調光下限値が固定されず、照明器具の調光レベル差が設定値以下となるように照明器具の調光レベルが制御されるので、天井面周辺の明るさやランプの輝度の相違が人に違和感や不快感を与えないようにすることができるとともに、外光の強さに応じて照明器具を深く調光することができ、省電力を図ることができる。
請求項2の発明によれば、手動スイッチに対応している照明エリアを強制消灯しても、他の照明エリアの照明器具の調光レベル差が設定値以下となるように照明器具の調光レベルが制御されるので、他の照明エリアにおいて、天井面周辺の明るさやランプの輝度の相違が人に違和感や不快感を与えないようにすることができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1〜図6は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は照明制御システムの概略構成図、図2は照明器具およびセンサ装置の配置図、図3はセンサ装置の斜視図、図4は照明制御装置のブロック図、図5は主制御装置のブロック図、図6は照明エリア毎の照明器具の調光レベルの変化図である。
照明制御システム1は、図1に示すように、照明器具2、センサ装置3、照明制御手段としての照明制御装置4および主制御手段としての主制御装置5を有して構成されている。また、1つの大きなエリア6は、図2に示すように、複数の照明エリア7(7A〜7F)に区分されている。
照明器具2は、点灯装置8および蛍光ランプ9を配設している。そして、それぞれの照明エリア7の天井面10に配設され、それぞれの照明エリア7を照明する。また、照明器具2は、図2に示すように、照明エリア7毎に4個が配設されており、照射領域11が照明エリア7より大きくなっている。隣接する照明領域11,11は、一部分、重なり合っている。そして、照射領域11には、例えば窓から太陽光などの外光が入射される。照射領域11の照度は、外光の強さに応じて変化する。
そして、それぞれの照明エリア7の中心に位置する天井面10には、個別にセンサ装置3が配設されている。それぞれの照明エリア7の照明器具2は、それぞれの照明エリア7に配設されたセンサ装置3からの照明制御により、点消灯または調光される。
センサ装置3は、図3に示すように、センサ装置本体12、カバー13および取付ばね14,14等を有して形成されている。そして、カバー13には、外表面13aに露出するようにして、照度センサ15および表示用LED16などが配設されている。また、センサ装置本体12は、内部に照明制御装置4(図示しない。)を収納し、背面12aに端子群(図示しない。)を配設している。端子群は、照明制御装置4と、照明器具2の点灯装置8および主制御装置5を接続する出力端子などにより形成されている。
照度センサ15は、照明器具2が照明する照明エリア7内からの反射光により当該照明エリア7内の照度を間接的に検出し、照明制御装置4に送出するように構成されている。センサ装置3が照明エリア7毎に設けられているので、照度センサ15は、照明エリア7毎に設けられている。そして、照度センサ15は、図2に示すように、照明領域11内の破線17で示す内側の領域18の照度を検出している。ここで、隣接する照明エリア7の照明領域11の一部分の照度も検出しており、この一部分の照度は外光となっている。
表示用LED16は、センサ装置3が動作しているときに点灯する。
そして、照明制御装置4は、図4に示すように、照度入力部19、表示部20、記憶部21、伝送部22、電源部23および制御部24を有して構成されている。照度入力部19は、照度センサ15に接続され、照度センサ15からの検出信号を制御部24に送出するように構成されている。また、表示部20は、表示用LED16に接続され、制御部24の制御に応じて表示用LED16を点消灯させるように構成されている。
記憶部21は、自身のセンサ装置3や照明器具2のアドレス、主制御装置5から送出された目標照度などの諸データが記憶されている。伝送部22は、照明器具2の点灯装置8および主制御装置5に信号線25で接続され、制御信号を送受信するように構成されている。また、電源部23は、商用交流電源Vsに接続され、交流電圧を直流電圧に変換すると共に、所定の電圧値に調整して、制御部24やその他の回路部に駆動電源を供給するように構成されている。
制御部24は、CPUおよびプログラムが格納されたROMなどを具備している。そして、制御部24は、記憶部21に記憶されている目標照度で照明器具2を点灯させるように構成されている。すなわち、照度センサ15により検出された照度が目標照度となるように、照度センサ15により検出された照度値(検出値)に応じて蛍光ランプ9の調光レベルを演算し、この調光レベルに応じた調光信号例えばPWM調光信号を演算生成して、伝送部22を介して照明器具2の点灯装置8に伝送するように構成されている。このように、照明制御装置4は、自身の照明エリア7に対して、照度センサ15が目標照度を検出するように照明器具2の調光レベルを制御する。
主制御装置5は、照明システム全体を統括管理するものであり、図1に示すように、信号線25を介してそれぞれの照明エリア7に配設されているセンサ装置3に接続されている。主制御装置5は、図示しない表示部や操作部などが設けられている表面が壁面26に露出するようにして主制御装置本体5aが壁の内部に設置されている。
そして、主制御装置5は、図5に示すように、主制御部26、電源部27、不揮発性の記憶部28、伝送インターフェース(I/F)部29、外部入力インターフェース(I/F)部30、設定操作部31および表示部32などを有して構成されている。
電源部27は、図示しない外部電源から入力した交流電圧を直流電圧に変換すると共に所定の電圧値に調整して、主制御部26などに電源を供給して動作させる。不揮発性の記憶部28は、センサ装置3および照明器具2のアドレス、照明器具2の目標照度、調光レベル差に対応する予め設定された設定値および照明器具2の調光レベルなどの各種データが記憶されている。
伝送インターフェース(I/F)部29は、信号線25に接続され、センサ装置3との間で制御信号などの送受を行うように構成されている。外部入力インターフェース(I/F)部30は、例えば主制御装置4の表面に設けられた外部スイッチ(図示しない。)に接続されている。この外部スイッチの操作により、照明器具2の点灯または消灯が行えるものである。設定操作部31は、アドレスの設定や目標照度および調光レベル差に対応する設定値などを入力するものである。表示部32は、例えば照明エリア7の照明器具2の点灯状態を表示するように構成されている。
主制御部26は、CPUおよびプログラムが格納されたROMなどを具備している。主制御部26は、それぞれの照明エリア7に配設されているセンサ装置3の照明制御装置4に対して照度センサ15により検出される照度が目標照度となるように制御させるとともに、常時、それぞれの照明制御装置4から照明器具2の調光レベルを入力するように構成されている。
そして、主制御部26は、照明エリア7のそれぞれの照明器具2の調光レベルを比較して最大値および最小値の調光レベルを選定し、この最大値および最小値の調光レベルから調光レベル差を演算する。そして、調光レベル差が予め設定された設定値以下のときに、それぞれの照明エリア7のセンサ装置3内の照明制御装置4に対して、照度センサ15により検出される照度が目標照度となるように制御させる。一方、調光レベル差が予め設定された設定値を上回るときには、照明器具2を最大値の調光レベルで制御している照明制御装置4または照明器具2を最小値の調光レベルで制御している照明制御装置4の少なくとも一方の照明制御装置4に対して、照度センサ15により検出される照度が目標照度となるように制御することを停止させ、調光レベル差が設定値以下となる調光レベルで照明器具2を制御させるように構成されている。すなわち、照明器具2が最大値または最小値の調光レベルで制御されている一方の照明エリア7あるいは両方の照明エリア7は、目標照度で照明されなくなる。
また、主制御部26は、照明制御装置4から伝送された照明器具2の照明制御に応じて、表示部32に照明器具2の点灯状態などを表示させるように構成されている。
次に、照明制御装置4および主制御装置5による照明器具2の照明制御の一例について、図6を参照して説明する。
照明器具2の調光レベル差に対応する設定値は、主制御装置5の設定操作部31で予め設定され、不揮発性の記憶部28に記憶されている。設定値として、例えば15%が設定されている。
主制御装置5の主制御部26は、それぞれの照明エリア7のセンサ装置3内の照明制御装置4に対して、それぞれの照度センサ15が検出する照度が目標照度となるように制御させる。照明制御装置4は、当該目標照度となるように照明器具2の調光レベルを演算生成して、調光信号を照明器具2の点灯装置8に送信する。点灯装置8は、調光信号に応じて蛍光ランプ9を調光レベルで点灯させる。そして、それぞれの照明エリア7の照明器具2の調光レベルは、常時、照明制御装置4から信号線25を介して主制御装置5に送信され、主制御部26に入力される。
主制御部26は、それぞれの照明エリア7の照明器具2の調光レベルを比較して、例えば、照明エリア7に対して調光レベルの高い照明エリア7から順位を付与する。そして、最高順位(1位)の照明エリア7の照明器具2の調光レベルから最低順位(6位)の照明エリア7の照明器具2の調光レベルを減算して調光レベル差を算出する。すなわち、それぞれの照明エリア7の照明器具2の調光レベルのうちの最大値および最小値の調光レベル差を演算する。そして、調光レベル差が設定値(15%)以下のとき、それぞれの照明エリア7の照明制御装置4に対して、それぞれの照度センサ15が検出する照度が目標照度となるように制御させる。
そして、それぞれの照明エリア7に対して太陽光などの外光が入射すると、図6(a)に示すように、照明エリア7における照明器具2の調光レベルのばらつきが大きくなる。照明エリア7Cは、照明器具2の調光レベルが62%(最高値)で最高順位(1位)であり、照明エリア7Eは、照明器具2の調光レベルが35%(最小値)で最低順位(6位)となっている。そして、調光レベル差は、27%であり、設定値の15%を上回っている。
主制御部26は、調光レベル差が設定値を上回っていると、照明器具2がそれぞれ最高値の調光レベルで制御されている照明エリア7Cの照明制御装置4および最低値の調光レベルで制御されている照明エリア7Eの照明制御装置4に対して、それぞれの照度センサ15が検出する照度が目標照度となるように制御させることを停止させる。
そして、照明エリア7Cの照明制御装置4に対して、照明器具2の調光レベルが2位である照明エリア7Fの調光レベル(60%)で照明器具2を制御させ、照明エリア7Eの照明制御装置4に対して、照明器具2の調光レベルが5位である照明エリア7Dの調光レベル(45%)で照明器具2を制御させる。すなわち、照明エリア7Fの調光レベル(60%)を照明エリア7全体の上限値、照明エリア7Dの調光レベル(45%)を同じく下限値とする。これにより、図6(b)に示すように、照明エリア7Cは、照明器具2が調光レベル60%で制御され、照明エリア7Eは、照明器具2が調光レベル45%で制御される。そして、それぞれの照明エリア7の照明器具2の調光レベルの最高値および最小値の調光レベル差は、15%以下となり、設定値以下となる。ここで、照明エリア7Cおよび照明エリア7Eは、目標照度で照明されなく、照明エリア7A、照明エリア7B、照明エリア7Dおよび照明エリア7Fは、目標照度で照明される。
さらに、照明エリア7A〜7Fのうちの照明エリア7Aに入射する外光が強くなると、図6(c)に示すように、照明エリア7Aの照明器具2の調光レベルが最小値となり、調光レベル差が16%となって設定値15%を上回る。主制御部26は、照明エリア7Aの照明制御装置4に対して、照明器具2の調光レベルが5位(4位)である照明エリア7Eの調光レベル(45%)で照明器具2を制御させる。すなわち、照明エリア7Eの調光レベル(45%)を照明エリア7全体の下限値とする。これにより、図6(d)に示すように、照明エリア7Aは、照明器具2が調光レベル45%で制御され、照明エリア7の調光レベル差は、15%以下となり、設定値以下となる。
主制御部26は、上述したように、調光レベル差が設定値(15%)を上回るときには、照明器具2がそれぞれ最高値または最小値の調光レベルで制御されている照明エリア7の照明制御装置4に対して、照度センサ15が検出する照度が目標照度となるように制御させることを停止させる。ここで、主制御部26は、タイマ機能を具備しており、所定期間(例えば、10分)毎に、前記停止を解除し、前記照明制御装置4に対して、照度センサ15が検出する照度が目標照度となるように制御させる。そして、照明エリア7A〜7Fのそれぞれの照明器具2の調光レベルうちの最大値および最小値の調光レベル差が設定値(15%)を上回っていると、再び、上述したように制御する。
上述したように、照明エリア7の照明器具2の調光レベル差が予め設定された設定値以下となるように、照明エリア7の照明器具2の調光レベルが制御され、調光レベルのばらつきが規制されるので、照明器具2が配設されている天井面10周辺の明るさや蛍光ランプ9の輝度の相違が人に違和感や不快感を与えないようにすることができる。そして、調光レベルの下限値を固定せずに、照明器具2の調光レベル差を設定値以下とするので、照明エリア7全体が外光によって照度変化するとき、外光の強さに応じて照明エリア7全体で照明器具2の調光レベルを深く調光することができ、省電力を図ることができる。
なお、図6を参照した説明において、照明器具2の調光レベル差に対応する設定値を15%としたが、当該設定値は、天井面10周辺の明るさや蛍光ランプ9の輝度の相違が人に違和感や不快感を与えない値に適宜設定されていればよい。また、最大値または最小値の調光レベルで制御されている照明器具2に対して、ひとつ下位または上位の調光レベルで照明器具2の調光レベルを制御させているが、この方法によらず、調光レベル差が設定値以下となるように当該照明器具2の調光レベルが適宜設定されていればよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態を示す照明制御システムの概略構成図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
図7に示す照明制御システム33は、図1に示す照明制御システム1において、それぞれの照明エリア7A〜7F毎に対応して設けられた手動スイッチ34を備えている。そして、この手動スイッチ34は、スイッチボックス35に集合されて壁面26に配設されている。
手動スイッチ34は、信号線25を介して、主制御装置5の主制御部26に照明器具2を点灯または消灯させる制御信号を手動スイッチ34に付与されたアドレスとともに送出するように構成されている。そして、当該点灯または消灯の制御信号の送出は、手動スイッチ34をそれぞれオンまたはオフすることによって行われるように構成されている。手動スイッチ34のオンオフの状態は、手動スイッチ34の表面に設けられた発光が異なる表示ランプ36a,36bにより視認可能となっている。
手動スイッチ34をオン(オフ)すると、その制御信号が手動スイッチ34のアドレスとともに主制御装置5の主制御部26に伝送される。そして、主制御部26は、当該手動スイッチ34に対応している照明エリア7の照明器具2を点灯(消灯)させる制御信号をアドレスとともにセンサ装置3の照明制御装置4に伝送するように構成され、アドレスの一致するセンサ装置3の照明制御装置4の制御部24は、手動スイッチ34に対応している照明エリア7の照明器具2を点灯(消灯)させるように構成されている。
そして、主制御部26は、手動スイッチ34から照明器具2を消灯させる制御信号が送出されたときに、手動スイッチ34に対応している照明エリア7の照明器具2の調光レベルを無効とするように構成されている。すなわち、照明器具2が消灯しているときの調光レベルは、最小値であるが、手動スイッチ34により強制消灯されたとき、照明器具2の調光レベルを最小値としないものである。
図2において、例えば、手動スイッチ34により照明エリア7Aを強制消灯すると、主制御装置5の主制御部26は、他の照明エリア7B〜7Fの照明器具2の調光レベル差が予め設定された設定値を上回るときには、他の照明エリア7B〜7Fの照明器具2の調光レベルが最大値または最小値である照明器具2に対応する照明制御装置4に対して、照明器具2の調光レベル差が設定値以下となるように照明器具2の調光レベルを制御させる。これにより、他の照明エリア7B〜7Fにおいて、天井面10周辺の明るさや蛍光ランプ9の輝度の相違が人に違和感や不快感を与えないようにすることができる。そして、照明な不要な照明エリア7が消灯されるので、省電力を図ることができる。
本発明の第1の実施形態を示す照明制御システムの概略構成図。 同じく、照明器具およびセンサ装置の配置図。 同じく、センサ装置の斜視図。 同じく、照明制御装置のブロック図。 同じく、主制御装置のブロック図。 同じく、照明エリア毎の照明器具の調光レベルの変化図。 本発明の第2の実施形態を示す照明制御システムの概略構成図。
符号の説明
1,33…照明制御システム
2…照明器具
4…照明制御手段としての照明制御装置
5…主制御手段としての主制御装置
15…照度センサ
34…手動スイッチ

Claims (2)

  1. 1つのエリアが複数の照明エリアに区分され、照明エリア毎に配設された照明器具と;
    照明エリア毎に設けられた照度センサと;
    照度センサにより検出された照度が目標照度となるように照明器具の調光レベルを制御する照明制御手段と;
    各照明器具の調光レベルのうちの最大値および最小値の調光レベル差が予め設定された設定値を上回るときには、当該照明器具に対応する照明制御手段に対して前記目標照度となるように制御することを停止させ、前記調光レベル差が設定値以下となるように制御させる主制御手段と;
    を具備していることを特徴とする照明制御システム。
  2. 照明エリア毎に対応して設けられ、各照明エリアに配設された照明器具を点消灯させる制御信号を送出する手動スイッチと;
    を具備し、
    主制御手段は、手動スイッチから照明器具を消灯させる制御信号が送出されたときに、照明制御手段に対して当該手動スイッチに対応している照明エリアの照明器具を消灯させるとともに、当該照明器具の調光レベルを無効とするようにしたことを特徴とする請求項1記載の照明制御システム。
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