JP2006185601A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】調光信号に応じて照明器具毎に待機電力の削減が行える照明制御システムを提供する。
【解決手段】照明制御システム1は、伝送線8に接続され、照明器具2の光出力を変化させる制御信号を出力する監視端末器4,5と、伝送線8から制御信号を受信して制御信号に応じた調光信号を演算生成して照明器具2に出力するとともに、当該調光信号が照明器具2の光出力を低レベルにさせる予め設定された調光率以下であるときに電源開閉手段3に対して照明器具2への電力の供給を遮断させるように制御する制御端末器7を具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視端末器および制御端末器を備えた照明制御システムに関する。
照明器具の光出力の制御や照明器具への電源の入り切りを行う照明制御システムにおいて、例えば照度センサを用いて照明エリアの照度を一定に制御することや、リモコン装置やフェーダー等の調光制御装置を用いて、照明エリアの照度を調整させることが行われている。ここで、照度センサや調光制御装置から出力される制御信号に応じた調光信号が照明器具の高周波点灯装置に入力されている。そして、調光信号に応じて、照明器具は、消灯(調光率0%)から全光(調光率100%)まで制御可能なものがある。
調光信号による照明器具の消灯は、高周波点灯装置などに電源が供給された状態であるので、僅かながら電力が消費されている。すなわち、待機電力が消費されている。近年、省資源や省電力の観点から、待機電力を削減することが求められており、この待機電力を削減できる照明制御システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この従来技術の照明制御システムは、照明コントローラおよびブレーカ端末にそれぞれ通信手段が設けられ、この通信手段の検出により、全ての照明コントローラが照明器具を消灯しているときにブレーカ端末がブレーカをオフさせるものである。これにより、各高周波点灯装置への電源の供給が停止されて、待機電力が削減されるというものである。
特開2000−286064号公報(第3頁、第1図)
特許文献1の照明制御システムは、全ての照明コントローラのうちの1台でも照明器具を点灯させていると、ブレーカがオフされないので、このときに、残余の待機電力が無駄になるという欠点を有する。また、照明器具の光出力が照明エリアの照度に変化を生じさせない低レベルであっても、すなわち照明器具の調光率が略0%または低レベルの調光率であっても、ブレーカはオフされないので、照明器具等での消費電力(待機電力)が無駄であると考えられる。
本発明は、調光信号に応じて照明器具毎に待機電力の削減が行える照明制御システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の照明制御システムの発明は、照明器具と;照明器具と電源との間に接続され、オンオフすることにより照明器具へ電力が供給または照明器具への電力の供給が遮断されるように構成された電源開閉手段と;伝送線に接続され、照明器具の光出力を変化させる制御信号を出力する監視端末器と;前記制御信号を伝送線に出力するように制御する主制御手段と;伝送線から前記制御信号を受信して前記制御信号に応じた調光信号を演算生成して照明器具に出力するとともに、当該調光信号が照明器具の光出力を低レベルにさせる予め設定された調光率以下であるときに電源開閉手段に対して照明器具への電力の供給を遮断させるように制御する制御端末器と;を具備していることを特徴とする。
本発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
照明器具は、照明用ランプおよびこの照明用ランプを調光点灯させる点灯装置を具備している。したがって、「照明器具への電力の供給または遮断」とは、点灯装置に電力が供給され、または遮断されることを意味する。また、「調光信号を照明器具に出力する」とは、点灯装置に出力することを意味する。さらに、「照明器具の光出力」とは、照明用ランプの光出力を意味する。そして、照明器具の点灯または消灯は、照明用ランプの点灯または消灯を意味する。
監視端末器は、例えば照明エリアの照度を検出する照度センサを具備したセンサ装置、操作子(つまみ)を具備したフェーダー等の調光操作装置(調光制御装置)およびリモコン装置から送信されたワイヤレス信号を受信して出力するワイヤレス送受信装置などで構成することができる。
「照明器具の光出力の低レベル」とは、照明器具による照度が照明エリアの照度に占める割合が低いことをいい、当該低レベルで照明されている照明エリアの照度と、照明器具が消灯されているときの照明エリアの照度との照度差が小さいことを意味する。
「予め設定された調光率以下」は、調光率0%を包含する。少なくとも調光率0%では、照明器具は消灯されている。当該調光率は、例えば0〜24%で任意に設定することができる。
本発明によれば、監視端末器から出力された制御信号は、伝送線から監視端末器に対応する制御端末器で受信される。そして、当該制御信号に応じた調光信号が予め設定された調光率を上回ると、照明器具は当該調光率で調光点灯され、予め設定された調光率以下であると、照明器具への電源の供給が遮断され、照明器具が消灯するとともに、照明器具で電力が消費されなくなる。また、監視端末器に対応する制御端末器で制御信号が受信されるので、制御端末器により制御される照明器具毎に、照明器具が消灯され、照明器具での電力消費が停止される。
請求項1の発明によれば、監視端末器から出力された制御信号を受信する制御端末器は、当該制御信号に応じた調光信号が予め設定された調光率以下のときに当該制御端末器により制御される照明器具への電力の供給を遮断するので、当該照明器具の待機電力を削減できる。また、制御端末器により制御される照明器具毎に待機電力が削減できるので、効率的に照明制御システムの消費電力を低減することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1〜図5は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は照明制御システムのブロック図、図2はセンサ装置の斜視図、図3は照明制御装置のブロック図、図4は主制御装置のブロック図、図5は制御端末器のブロック図である。
図1において、照明制御システム1は、照明器具2、電源開閉手段としてのリレー3、監視端末器としてのセンサ装置4および調光操作装置5、主制御手段としての主制御装置6および制御端末器7を有して構成されている。そして、照明器具2、センサ装置4、調光操作装置5、主制御装置6および制御端末器7は、伝送線8に接続されている。そして、照明器具2およびセンサ装置4は、天井面9に配設されている。ここで、制御端末器7およびリレー3は、一体化され、1つの制御端末器7Aに構成されていてもよく、それぞれ別体に構成されていてもよい。
照明器具2は、天井面9に直付けされ、調光可能な蛍光ランプ10を配設しているとともに、内部に蛍光ランプ10を調光点灯させる点灯装置11を配設している。そして、通常、複数の照明器具2が1つの制御端末器7に接続されて制御されている。複数の照明器具2は、照明エリア12毎に、それぞれ天井面9に配設されている。この複数の照明器具2による照明により所定の照明エリア12が形成されている。
点灯装置11は、高周波点灯装置であり、制御端末器7から出力される調光制御信号例えばPWM調光信号に応じて蛍光ランプ10を0〜100%の調光率で点灯させる。ここで、蛍光ランプ10は、少なくとも調光率0%のとき消灯され、調光率100%のとき全光点灯される。すなわち、蛍光ランプ10は、調光信号に応じて光出力が制御される。この光出力に応じて照明エリア12の照度は変化する。
そして、リレー3は、照明器具2の点灯装置11と商用交流電源Vsの間に接続されている。そして、制御端末器7から駆動電圧が出力されると、リレーコイル(図示しない。)が付勢してオンし、点灯装置11に商用交流電源Vsから電力(電源)を供給させる。また、制御端末器7から駆動電圧が出力されなくなると、リレーコイルが消勢してオフし、商用交流電源Vsから点灯装置11への電力(電源)の供給を遮断させる。
そして、センサ装置4は、図2に示すように、センサ装置本体13、カバー14および取付ばね15,15等を有して形成されている。そして、カバー14は、外表面14aに露出するようにして、照度センサ16、人体検出センサ17、受信素子18、送信用LED19および表示用LED20などが配設されている。また、センサ装置本体13は、内部に主制御手段としての照明制御装置21(図示しない。)を収納し、側面13aに端子群22を配設している。端子群22は、照明制御装置21を伝送線8に接続する出力端子などにより形成されている。
照度センサ16は、照明エリア12からの主として反射光により当該照明エリア12の照度を間接的に検出し、照明制御装置21に送出するように構成されている。人体検出センサ17は、照明エリア12に近づく人体を検出するものである。人体が検出されることにより、蛍光ランプ10は点灯される。
受信素子18は、例えばCdSにより形成され、リモコン装置23(図1に示す。)から送信される目標照度などの各種制御信号を受信して照明制御装置21に送出するように構成されている。そして、送信用LED19は、照明制御装置21ら送出された返信信号などをリモコン装置23に向けて送信するものである。表示用LED20は、照明制御装置21や照度センサ16など、センサ装置4が正常に動作しているときに点灯するものである。
そして、照明制御装置21は、図3に示すように、照度入力部24、人体検出部25、ワイヤレス受信部26、ワイヤレス送信部27、表示部28、記憶部29、伝送部30、電源部31および制御部32を有して構成されている。
照度入力部24は、照度センサ16に電気接続され、照度センサ16の出力電圧を入力して制御部32に送出するように構成されている。ここで、照度センサ16の出力電圧は、照明エリア12の照度と相関している。すなわち、照度入力部24には、照度センサ16が検出した照明エリア12の照度が入力される。
人体検出部25は、人体検出センサ17に接続され、人体検出センサ17が検出した人体の検出信号を制御部32に送出するように構成されている。制御部32は、人体検出部25から人体の検出信号が入力されると、蛍光ランプ12を点灯させる照明制御信号を伝送部30から伝送線8に伝送させる。
ワイヤレス受信部26は、受信素子18に接続され、リモコン装置23から送信されたオンオフ制御信号や調光制御信号などの照明制御信号、目標照度の設定信号や解除信号などの外部信号およびアドレス信号などが入力され、これらを制御部32に送出させる。
ワイヤレス送信部28は、送信用LED19に接続され、制御部32から送出された返信信号を送信用LED19からリモコン装置23に向けて送信させるように構成されている。
表示部28は、表示用LED20に接続され、センサ装置4が正常に動作しているときに、制御部32の制御に応じて表示用LED20を点灯させるように構成されている。
記憶部29は、センサ装置4、主制御装置6、照明器具2および制御端末器7などのアドレス、照明エリア12の目標照度などの諸データが記憶される。目標照度は、例えばリモコン装置23から設定される。
伝送部30は、リモコン装置23から送信されワイヤレス受信部26に入力された照明制御信号などの他、制御部32により演算生成された調光制御信号を伝送線8に出力するように構成されている。
電源部31は、商用交流電源Vsに接続され、交流電圧を直流電圧に変換すると共に、所定の電圧値に調整して、制御部32やその他の回路部に駆動電源を供給するように構成されている。
制御部32は、CPUおよびプログラムが格納されたROMなどを具備している。そして、制御部32は、照度入力部24から照度センサ16が検出した照明エリア12の照度を入力する。そして、照明エリア12の照度が記憶部29に記憶されている目標照度に略一致するように照明器具2の光出力(調光率)を変化させる調光制御信号を演算生成して、伝送部30から伝送線8を介して主制御装置6に伝送させる。
また、制御部32は、ワイヤレス受信部26に受信素子18から目標照度の設定信号が入力されると、この目標照度を記憶部29に記憶させる。また、制御部32は、人体検出部25に人体検出センサ17から人体の検出信号が入力されると、照明器具2を点灯させる点灯制御信号を演算生成して、伝送部30から伝送線8を介して主制御装置6に伝送させる。その他、各種制御を行うように構成されている。
そして、図1において、調光操作装置5は、つまみ5aを上下させることにより、蛍光ランプ10の調光率を0〜100%の間で変化させる制御信号を伝送線8に出力して、主制御装置6に伝送するように構成されている。
主制御装置6は、照明システム全体を統括管理するものであり、図1に示すように、伝送線8を介してそれぞれの照明エリア12に配設されているセンサ装置4および制御端末器7に接続されている。主制御装置6は、表示部や操作部などが設けられている表面が壁面33に露出するようにして主制御装置本体6aが壁の内部に設置されている。
そして、主制御装置6は、図4に示すように、主制御部34、電源部35、不揮発性の記憶部36、伝送インターフェース(I/F)部37、外部入力インターフェース(I/F)部38、設定操作部32および表示部33などを有して構成されている。
電源部35は、商用交流電源Vsから入力した交流電圧を直流電圧に変換すると共に所定の電圧値に調整して、主制御部34などに電源を供給して動作させる。不揮発性の記憶部36は、センサ装置4および照明器具2などのアドレス、照明器具2の目標照度などの各種データが記憶されている。
伝送I/F部37は、伝送線8に接続され、センサ装置4、調光操作装置5および制御端末器7との間で制御信号などの送受を行うように構成されている。
外部入力I/F部38は、例えば主制御装置6の表面に設けられた外部スイッチ(図示しない。)に接続されている。この外部スイッチの操作により、照明器具2の点灯または消灯が行えるものである。設定操作部32は、アドレスの設定および目標照度などを入力するものである。また、表示部33は、例えば照明エリア12の照明器具2の点灯状態を表示するように構成されている。
主制御部34は、CPUおよびプログラムが格納されたROMなどを具備している。そして、主制御部34は、センサ装置4の照明制御装置21から出力された制御信号を演算処理して、当該制御信号を伝送I/F部37から伝送線8に出力して制御端末器7に送信する。すなわち、人体検出センサ17が人体を検出したことによる照明器具2を点灯させる点灯制御信号が入力されると、アドレスを付与した制御信号を制御端末器7に送信させる。また、照度センサ16が検出した照度に応じた照明器具2の光出力(蛍光ランプ10の調光率)を変化させる照明制御信号が入力されると、アドレスを付与した制御信号を制御端末器7に送信させる。
また、主制御部34は、調光操作装置5のつまみ5aが操作されて、照明器具2の光出力(蛍光ランプ10の調光率)を変化させる照明制御信号が入力されると、アドレスを付与した制御信号を調光操作器5に対応する制御端末器7に送信させる。
主制御部34は、つまみ5aが操作されて調光操作装置5から出力された制御信号をセンサ装置4(照明制御装置21)から出力される制御信号に優先して処理する。そして、このときの照度センサ16が検出している照明エリア12の照度を仮の目標照度として不揮発性の記憶部36および照明制御装置21の記憶部29にそれぞれ記憶させる。そして、主制御装置6から照明器具2を消灯させる消灯制御信号が照明器具2に送信されるまで、センサ装置4において、照明エリア12の照度が仮の目標照度となるように制御させる。そして、一旦照明器具2が消灯されると、仮の目標照度は、不揮発性の記憶部36および照明制御装置21の記憶部29から消去されるとともに、センサ装置4(照明制御装置21)から出力される制御信号を調光操作装置5のつまみ5aが操作されるまで、調光操作装置5から出力される制御信号に優先して処理する。
また、主制御部34は、その他、各種制御を行うように構成されている。
そして、制御端末器7は、図1に示すように、伝送線8に接続され、伝送線8から各種制御信号を受信する。制御端末器7は、図5に示すように、伝送インターフェース(I/F)部39、制御部40、調光信号出力部41、ON/OFF信号出力部42、不揮発性の記憶部43および電源部44を有して構成されている。
伝送I/F部39は、伝送線8に接続され、伝送線8から制御信号を受信し、伝送線8に蛍光ランプ10の点灯状態などの監視信号を送出するように構成されている。
制御部40は、伝送I/F部39が受信した制御信号が照明器具2を点灯または消灯させる制御信号であると判断すると、リレー3をオンさせるリレーオン信号またはリレー3をオフさせるリレーオフ信号をON/OFF信号出力部42に送出する。そして、リレーオフ信号を送出している状態からリレーオン信号を送出するときには、初期調光率例えば70%の調光信号例えばPWM調光信号を調光信号出力部41に送出するように形成されている。
また、制御部40は、伝送I/F部39が受信した制御信号が照明器具2の光出力を変化させる制御信号であると判断すると、当該制御信号に応じた調光信号を演算生成する。そして、調光信号が予め設定された調光率、例えば24%を上回るときに、当該調光信号を調光信号出力部41に送出する。また、調光信号が予め設定された調光率以下のときに、リレー3をオフさせるリレーオフ信号をON/OFF信号出力部42に送出するように形成されている。
そして、制御部40は、調光信号出力部41およびON/OFF信号出力部42に出力した調光信号、リレーオン信号およびリレーオフ信号に応じた蛍光ランプ10の点灯状態を監視信号として、伝送I/F部39から伝送線8に出力させる。監視信号は、主制御装置6に送信される。
調光信号出力部41は、照明器具2の点灯装置11に接続され、制御部40より送出された調光信号を点灯装置11に出力するように構成されている。点灯装置11は、調光信号に応じた調光率で蛍光ランプ10を点灯させる。また、点灯装置11は、蛍光ランプ10を調光信号によらない消灯、すなわち商用交流電源Vsからの電力(電源)を遮断することによる消灯から点灯させるときに、当初、初期調光率(例えば70%)で点灯させる。
ON/OFF信号出力部42は、リレー3のリレーコイルに接続されている。そして、制御部40よりリレーオン信号が送出されると、リレー3のリレーコイルに駆動電圧を出力する。この駆動電圧により、リレーコイルは付勢して、リレー3がオンする。そして、商用交流電源Vsから照明器具2の点灯装置11へ電力(電源)が供給され、蛍光ランプ10が点灯する。蛍光ランプ10は、当初、初期調光率(例えば70%)で点灯される。
また、制御部40よりリレーオフ信号が送出されると、リレー3のリレーコイルに駆動電圧を出力しない。これにより、リレーコイルが消勢して、リレー3がオフする。そして、商用交流電源Vsからの照明器具2の点灯装置11への電力(電源)の供給が遮断され、蛍光ランプ10は消灯する。
不揮発性の記憶部43は、制御信号に対する調光信号の演算式、予め設定された調光率、初期調光率および制御端末器7および照明器具2のアドレスなどの各種データが記憶されている。
電源部44は、商用交流電源Vsから入力した交流電圧を直流電圧に変換すると共に所定の電圧値に調整して、制御部40などに電源を供給して動作させる。
なお、制御端末器7は、調光信号出力部41を有する調光用制御端末器およびON/OFF信号出力部42を有するON/OFF用制御端末器に構成されてもよい。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について述べる。
照明エリア12に人が近づくと、センサ装置4の人感センサ17により人体が検出され、照明器具2を点灯させる制御信号が照明制御装置21から主制御装置6に送信される。主制御装置6は、当該制御信号がセンサ装置4に対応する制御端末器7に送信されるようにアドレスを付与した制御信号を伝送線8に送出する。そして、当該制御信号は、センサ装置4に対応する制御端末器7で受信される。
制御端末器7の制御部40は、リレーオン信号をON/OFF信号出力部42に出力するとともに、初期調光率70%の調光信号を調光信号出力部41に出力する。
ON/OFF信号出力部42は、リレーオン信号に基づき駆動電圧を出力してリレー3をオンさせる。これにより、商用交流電源Vsの交流電圧が照明器具2の点灯装置11に入力される。そして、点灯装置11は、調光信号出力部41から出力すされた初期調光率70%で蛍光ランプ10を点灯させる。そして、蛍光ランプ10からの放射光により、照明エリア12が照明される。
照明エリア12の照度は、センサ装置4の照度センサ16により検出される。そして、照明制御装置21の制御部32は、照度センサ16により検出された照度が記憶部29に記憶されている目標照度となるように、照明器具2の光出力を変化させる制御信号を演算生成し、伝送部30から伝送線8に出力させる。当該制御信号は、主制御装置6からセンサ装置4に対応する制御端末器7に送信される。
制御端末器7の制御部40は、制御信号に応じた調光信号を演算生成する。そして、調光信号が不揮発性の記憶部43に記憶されている予め設定された調光率(例えば24%)を上回るときには、当該調光信号を調光信号出力部41に送出する。調光信号出力部41は、当該調光信号を点灯装置11に出力する。点灯装置11は、調光信号の調光率で蛍光ランプ10を点灯させる。これにより、照明エリア12は、目標照度で照明される。
そして、制御端末器7の制御部40は、演算生成した調光信号が予め設定された調光率(例えば24%)以下のときには、リレー3をオフさせるリレーオフ信号をON/OFF信号出力部42に送出する。ON/OFF信号出力部42は、リレーオフ信号に基づきリレー3のリレーコイルに駆動電圧を出力しない。これにより、リレー3がオフし、商用交流電源Vsからの照明器具2の点灯装置11への電力(電源)の供給が遮断され、蛍光ランプ10は消灯する。そして、照明器具2で電力消費が行われなくなる。
照明エリア12は、蛍光ランプ10が予め設定された調光率(例えば24%)以下の調光率で点灯されない分、照明器具2からの光出力が減少するので、照度が目標照度よりも低くなる。しかし、照明エリア12に入射している外光が大きいと、例えば調光率24%で点灯される照明器具2からの光出力がなくなっても、照明エリア12での作業環境に大きな影響は与えないものと考えられる。
ここで、照明エリア12の照度が目標照度よりも低くなって、照明エリア12での作業等に支障が生じるようであれば、予め設定される調光率を低く、例えば10%、5%に設定すればよい。これにより、蛍光ランプ12が強制的に消灯されても、照明エリア12の照度と目標照度との照度差が小さくなって違和感や不快感などが抑制される。
そして、照明エリア12の照度が外光のみで目標照度となっていると、センサ装置4の照明制御装置21から出力され、制御端末器7で受信される制御信号は、調光率0%の調光信号となる。調光率0%のときも、照明器具2への電力(電源)の供給が遮断され、蛍光ランプ10は、強制的に消灯される。
また、調光操作装置5のつまみ5aが操作され、または、リモコン装置23からセンサ装置4の受信素子18にワイヤレス信号(照明制御信号)が送信されて、照明器具2の光出力を変化させる制御信号が制御端末器7に受信されると、制御端末器7は、上述したセンサ装置4のときと同様に制御する。
そして、照明エリア12に人が不在になり、センサ装置4の人感センサ17が人体を検出しなくなると、所定時間後に照明器具2を消灯させる制御信号が照明制御装置21から出力される。この照明器具2を消灯させる制御信号は、センサ装置4に対応する制御端末器7で受信される。
制御端末器7の制御部40は、リレーオフ信号をON/OFF信号出力部42に出力し、ON/OFF信号出力部42は、リレーオフ信号に基づき駆動電圧を出力しなくなる。これにより、リレー3がオフして、商用交流電源Vsからの照明器具2の点灯装置11への電力(電源)の供給が遮断され、蛍光ランプ10は消灯する。
上述したように、センサ装置4や調光操作装置5から出力されて制御端末器7に送信された制御信号による調光信号が予め設定された調光率以下のときに、センサ装置4や調光操作装置5に対応する照明エリア12の照明器具2への電力(電源)の供給が遮断されるので、照明エリア12毎に(照明器具2毎に)照明器具2の待機電力(消費電力)が削減される。したがって、照明制御システム1の消費電力が効率的に低減される。
次に、本発明の第2の実施形態について述べる。
図6は、本発明の第2の実施形態を示す照明制御システムのブロック図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
図6に示す照明制御システム45は、図1に示す照明システム1において、センサ装置4から出力された制御信号が伝送線8を介して直接的にセンサ装置4に対応する制御端末器7に送信されるように構成したものである。センサ装置4内に配設されている照明制御装置21(制御部32)は、制御信号を伝送線8に出力するように制御する主制御手段を構成している。
照明制御システム45においても、図1に示す照明制御システム1と同様な作用、効果が得られる。
本発明の第1の実施形態を示す照明制御システムのブロック図。 同じく、センサ装置の斜視図。 同じく、照明制御装置のブロック図。 同じく、主制御装置のブロック図。 同じく、制御端末器のブロック図。 本発明の第2の実施形態を示す照明制御システムのブロック図。
符号の説明
1,45…照明制御システム
2…照明器具
3…電源開閉手段としてのリレー
4…監視端末器としてのセンサ装置
5…監視端末器としての調光操作装置
6…主制御手段としての主制御装置
7…制御端末器
21…主制御手段としての照明制御装置

Claims (1)

  1. 照明器具と;
    照明器具と電源との間に接続され、オンオフすることにより照明器具へ電力が供給または照明器具への電力の供給が遮断されるように構成された電源開閉手段と;
    伝送線に接続され、照明器具の光出力を変化させる制御信号を出力する監視端末器と;
    前記制御信号を伝送線に出力するように制御する主制御手段と;
    伝送線から前記制御信号を受信して前記制御信号に応じた調光信号を演算生成して照明器具に出力するとともに、当該調光信号が照明器具の光出力を低レベルにさせる予め設定された調光率以下であるときに電源開閉手段に対して照明器具への電力の供給を遮断させるように制御する制御端末器と;
    を具備していることを特徴とする照明制御システム。
JP2004374436A 2004-12-24 2004-12-24 照明制御システム Pending JP2006185601A (ja)

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