JP2006066385A - スパークプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】 主体金具に形成された取付用ねじ部の呼びがM10またはM12であって、かつ、主体金具におけるレンチとの嵌合部の対向二面幅が14mm以下のスパークプラグにおいて、主体金具と絶縁碍子との間の気密性を確保できる強固なかしめを実現する。
【解決手段】 主体金具10と絶縁碍子20との間の隙間60に、主体金具10と絶縁碍子20とをシールするシール部材61〜63を配置する。そして、主体金具10の嵌合部12において、その内壁面と外壁面との間の長さが最短距離となる長さをAとし、嵌合部12とかしめ部14との接合部分におけるかしめ部14の肉厚をBとし、主体金具10の中心軸に沿った断面を想定したときの連結部15の内壁面と外壁面との間の肉厚をCとしたとき、主体金具10はA>B>Cの関係を満たす。
【選択図】 図2−1

Description

本発明は、内燃機関用のスパークプラグであって、特に、主体金具に形成された取付ねじ部の呼びがM10またはM12のスパークプラグに関する。
一般に、スパークプラグは、中心電極と、絶縁碍子と、主体金具と、接地電極と、を備えて構成されている。具体的には、中心電極の外周には絶縁碍子が設けられており、この絶縁碍子の外周には主体金具が設けられている。また、この主体金具の外周にはエンジン等に取り付けるための取付ねじ部が設けられている。そして、主体金具の一端側に接地電極の一端が結合され、接地電極の他端が放電ギャップを隔てて中心電極と対向するように配置されている。
上記のようなスパークプラグにおいて、例えば、主体金具の取付ねじ部の呼びがM14のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この種のスパークプラグにおいては、絶縁碍子が主体金具の内部に挿入されていると共に、主体金具が主体金具の他端部に形成されたかしめ部にて絶縁碍子にかしめ固定されている。
ここで、このかしめによる密閉をより完全なものとするため、絶縁碍子の外壁面と主体金具の内壁面との隙間にシール部材を埋めている。このシール部材は、2つの金属リングおよび粉末状のタルク(滑石)よりなるものである。すなわち、上記隙間において、スパークプラグの接地電極側から金属リング、タルク、金属リングという順にシール部材を埋めることで隙間をシールする。こうして、主体金具のかしめ部を絶縁碍子にかしめ固定することにより、隙間を密閉し、絶縁碍子と主体金具との間の気密性を確保している。
特開2001−307858号公報
近年、エンジンの出力向上や燃費向上が図られている。これに伴い、エンジンにおいて、スパークプラグの取り付けスペースが縮小されていくこととなる。具体的には、エンジンにおけるバルブ径の拡大、バルブ数の増加やウォータジャケットの拡大などにより、エンジンにおけるスパークプラグの設置スペースが縮小される。また、エンジンの配線等によってスパークプラグをエンジンに取り付ける際の取り付けスペースが縮小される。このような理由により、スパークプラグを小型化する要求が強まっている。
具体的に、スパークプラグの小型化には、スパークプラグの取付ねじ部の呼びをM12以下にすることや、スパークプラグをエンジンに取り付ける際に用いるレンチとの嵌合部の対向二面幅を縮小することが要求される。
しかしながら、スパークプラグを小型化する、すなわち、主体金具の取付ねじ部のねじ径を縮小すると共に嵌合部の対向二面幅を縮小するとなると、絶縁碍子に主体金具のかしめ部をかしめ固定する際に、主体金具のかしめ部を強固にかしめることができない可能性が生じる。
これは、主体金具の取付ねじ部のねじ径と共に嵌合部の対向二面幅が縮小しているため、主体金具の肉厚そのものが薄くなるからである。これに伴い、主体金具に設けられるかしめ部の肉厚も薄くなってしまう。このように、主体金具のかしめ部の肉厚が薄くなると、かしめ部の剛性が小さくなり、かしめ締め付け力を得られなくなる。このため、主体金具の絶縁碍子に対するかしめ部のかしめ強度を十分に得られなくなり、絶縁碍子と主体金具との間の気密性を十分に確保できない可能性がある。
これに対して、絶縁碍子の肉厚を薄くすれば、主体金具の肉厚を確保することが可能となる。しかし、絶縁碍子の肉厚を薄くするということは、中心電極と主体金具とを絶縁している絶縁碍子の肉厚が薄くなるということである。したがって、中心電極と主体金具との間に絶縁破壊が生じてしまう。このため、スパークプラグの小型化に伴い、絶縁碍子の肉厚を薄くすることはできない。
本発明は、上記点に鑑み、主体金具に形成された取付ねじ部の呼びがM10またはM12であって、かつ、主体金具におけるレンチとの嵌合部の対向二面幅が14mm以下の小型スパークプラグにおいて、主体金具と絶縁碍子との間の気密性を確保できる強固なかしめを実現することを目的とする。
本発明者らは、主体金具に関する寸法を規定すれば、小型のスパークプラグにおいても気密性を確保できると考えた。本発明は、本発明者らが鋭意検討した結果に基づいており、実験的に見出されたものである。
したがって、請求項1に記載の発明では、柱状の中心電極(30)と、この中心電極の外周に設けられた絶縁碍子(20)と、この絶縁碍子の外周に設けられると共に管状構造になっていて、この管状構造の一端側の外周に呼びがM12またはM10の取付ねじ部(11)が設けられた主体金具(10)と、主体金具の一端部(13a)に一端(41)が結合され、他端(42)側が放電ギャップ(50)を隔てて中心電極と対向するように配置される接地電極(40)と、を備え、主体金具の他端側には、その外周が多角形状になっていると共にその多角形状において対向する面間の距離が14mm以下の嵌合部(12)が設けられ、主体金具の他端部(13b)にはかしめ部(14)が設けられると共に、嵌合部を挟んでこのかしめ部と対向する位置に連結部(15)が設けられており、嵌合部の内壁面とこの内壁面に対向する絶縁碍子の外壁面との間の隙間(60)に、主体金具と絶縁碍子とをシールするシール部材(61〜63)が配置されるスパークプラグにおいて、主体金具の嵌合部において、嵌合部軸方向の中間点における、主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、主体金具の内壁面と外壁面との間の長さが最短距離となる長さをAとし、 嵌合部とかしめ部との接続部分において、かしめ部の外壁面が嵌合部の外壁面よりも主体金具の中心軸側になるように設けられた傾斜を第1テーパ面(12a)として、かしめ部と第1テーパ面との接続部分での、主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、かしめ部の接線と第1テーパ面の延長線との交差点をPとしたとき、主体金具の内壁面と交差点Pとの径方向における距離をBとし、主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、連結部の軸方向の中間点における肉厚をCとしたとき、主体金具はA>B>Cの関係を満たすことを特徴としている。
このように、主体金具における寸法を上記の条件とする。すなわち、連結部の肉厚Cを嵌合部の長さAおよびかしめ部の肉厚Bよりも薄くすることで座屈させやすくし、連結部の肉厚Cよりもかしめ部の肉厚Bを大きくすることでかしめ部の剛性を確保する。また、嵌合部の長さAをかしめ部および連結部の肉厚B、Cよりも大きくすることで、両端にかしめ部および連結部を備える嵌合部が、かしめ部のかしめ時に変形しないようにする。
これにより、主体金具がシール部材を締め付けるかしめ強度を確保できる。したがって、このかしめ強度により主体金具と絶縁碍子との間のシール部材を締め付けることができるので、主体金具と絶縁碍子との間の気密性を確保することができる。
請求項2に記載の発明では、肉厚Bと肉厚CとはB≧1.1Cの関係を満たしていることを特徴としている。
このように、肉厚Bと肉厚Cとを上記の寸法関係とする。これにより、かしめ部のかしめ締め付け力を確実に確保できると共に、スパークプラグ内部からの漏れ量を確実に無くすことができる。すなわち、シール部材の気密性を十分に確保することができる。
請求項3に記載の発明では、肉厚Cは0.5mm≦C≦1.0mmの関係を満たしていることを特徴としている。
このように、肉厚Cを上記の寸法とする。これにより、連結部の座屈の容易性を確保しつつ、連結部の座屈による連結部の締め付け強度を確保することができる。
請求項4に記載の発明では、かしめ部をかしめる前における主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、かしめ部と第1テーパ面の接続部分での、かしめ部の接線と第1テーパ面の延長線との交差点をQとしたとき、かしめ部の頂点と交差点Qとの中心軸方向の長さをDとすると、長さDは0.7mm≦D≦4.0mmの関係を満たしていることを特徴としている。
このように、長さDを上記の寸法とする。そして、長さDの上限を規定することにより、かしめ部をかしめたときに、かしめ部の先端が絶縁碍子に当たることを防止することができる。また、長さDの下限を規定することにより、かしめ部をかしめたときにかしめ部が確実にシール部材を締め付けるようにすることができる。
請求項5に記載の発明では、嵌合部と連結部との接続部分において、連結部の外壁面が嵌合部の外壁面よりも主体金具の中心軸側になるように設けられた傾斜を第2テーパ面(12b)とすると共に、連結部と主体金具の取付ねじ部側との接続部分において、連結部の外壁面が主体金具の取付ねじ部側の外壁面よりも主体金具の中心軸側になるように設けられた傾斜を第3テーパ面(10a)とし、かしめ部をかしめる前における主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、連結部と第2テーパ面および第3テーパ面との各接続部分での、連結部の外壁面と第2テーパ面、第3テーパ面との各延長交差点をそれぞれR、Sとしたとき、交差点Rと交差点Sとの主体金具の中心軸方向の長さをEとすると、長さEは1.5mm≦E≦4.0mmの関係を満たしていることを特徴としている。
このように、長さEを上記の寸法とする。そして、長さEの上限を規定することにより、かしめ部をかしめたときに、連結部が波形状に座屈すること、座屈した連結部が絶縁碍子に当たって絶縁碍子を傷つけること、および連結部の見栄えが悪くなることを防止することができる。また、長さEの下限を規定することにより、かしめ部をかしめるときに連結部を確実に座屈させることができる。
請求項6に記載の発明では、主体金具の嵌合部において、主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、主体金具の内壁面と絶縁碍子の外壁面との間の径方向の長さをTとすると、長さTはT≧1.0mmの関係を満たしていることを特徴としている。
このように、長さTを上記の寸法とする。これにより、シール部材のうち充填部材の量を増やすことができ、スパークプラグ内部からの漏れ量をほぼ無くすことができる。したがって、長さTを上記のように規定することにより、シール部材の気密性、ひいては主体金具と絶縁碍子との間の気密性を確保することができる。
請求項7に記載の発明では、シール部材は、第1金属リング(61)と、第2金属リング(62)と、充填部材(63)と、を有し、隙間において接地電極側から第1金属リング、充填部材、第2金属リングの順に埋められると共に隙間をシールしており、隙間に配置された第1金属リングの断面における最外周と第2金属リングの断面における最外周との間の最短の長さをLとすると、長さLはL≧3.0mmの関係を満たしていることを特徴としている。
このように、長さLを上記の寸法とする。これにより、シール部材のうち充填部材の量を増やすことができ、スパークプラグ内部からの漏れ量をほぼ無くすことができる。したがって、長さLを上記のように規定することにより、シール部材の気密性、ひいては主体金具と絶縁碍子との間の気密性を確保することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るスパークプラグの半断面図である。
スパークプラグ100は、導電性の鉄鋼材料(例えば低炭素鋼)等よりなる円管状構造の主体金具(ハウジング)10を有しており、この主体金具10は、図示しないエンジンブロックに固定するための取付ねじ部11を備えている。本実施形態では、この取付ねじ部11の呼び(JIS:B8031による)はM12またはM10となっている。
また、主体金具10には、レンチを用いてスパークプラグ100をエンジンに取り付けるためのレンチとの嵌合部12が形成されている。この嵌合部12の外周は多角形状、詳しくは六角形状になっている。本実施形態では、嵌合部12の六角形状において対向する面間の距離、すなわち二面の幅(以下、対向二面幅という)がM12およびM10のいずれのスパークプラグにおいても14mm以下となっている。
主体金具10の内部には、アルミナセラミック(Al)等からなる絶縁碍子20が固定されており、この絶縁碍子20の先端部21は、主体金具10の一端部13aから露出するように設けられている。
絶縁碍子20の内孔22には、柱状の中心電極30がその先端部31を絶縁碍子20の先端部21から露出させるように固定されており、この中心電極30は絶縁碍子20を介して主体金具10に絶縁保持されている。
中心電極30は、内材がCu等の熱伝導性に優れた金属材料、外材がNi基合金等の耐熱性および耐食性に優れた金属材料により構成されたものである。そして、中心電極30の先端部31には、中心電極側チップ32が取り付けられ、この中心電極側チップ32は中心電極30の一部を構成している。中心電極側チップ32は、例えば、円板状のIr合金からなるIr合金チップであり、中心電極30における電極母材である先端部31に対してレーザ溶接によって接合されている。
主体金具10の一端部13aには、例えばNi基合金で構成される柱状の接地電極40が抵抗溶接により結合され固定されている。この接地電極40は、主体金具10の一端部13aに固定された一端41から途中で略L字に曲げられて他端42側の部位にて中心電極30の中心電極側チップ32と火花放電ギャップ50を介して対向して配置されている。
図2−1は、図1に示されるスパークプラグ100の主体金具10の嵌合部12近傍の拡大図である。図1および図2−1に示されるように、絶縁碍子20は主体金具10の内部に挿入された状態で、絶縁碍子20と主体金具10とが、主体金具10の他端部13bに形成されたかしめ部14にてかしめ固定されている。なお、この主体金具10のかしめ部14は、例えば、粉末かしめによってかしめられる。
また、主体金具10の嵌合部12においてかしめ部14とは反対側に、嵌合部12と取付ねじ部11側を連結する連結部15が形成されている。この連結部15は、図1および図2−1に示されるように、スパークプラグ100の外径方向に凸形状になるように座屈している。
ここで、図1に示されるように、絶縁碍子20において主体金具10内に位置する部分のうち、周方向の最大径を有する部位が、胴部23として形成されている。つまり、胴部23は、主体金具10内に位置する絶縁碍子20において最大直径を有する部位として構成されている。それと共に、絶縁碍子20において胴部23よりも先端部21側には、胴部23よりも径が小さい中段部24が形成されている。さらに、絶縁碍子20において中段部24よりも先端部21側は、中段部24よりも径が小さくなっている。
上記のような形状の絶縁碍子20を収納する主体金具10の内壁面は、絶縁碍子20の外形に対応した形状をなしている。このため、絶縁碍子20における胴部23と中段部24との径の差による段差、および中段部24と先端部21との径の差による段差にそれぞれ対向する主体金具10の内壁面の部分も段差形状となっている。
そして、絶縁碍子20が主体金具10の他端部13b側から挿入されると共に、絶縁碍子20が主体金具10に収納されている。このように、絶縁碍子20が主体金具10に収納されると、図2−1に示されるように、絶縁碍子20の胴部23において中段部24の反対側に、胴部23の段差によって絶縁碍子20の外壁面と主体金具10の内壁面との間に隙間60が形成されている。この隙間60には、シール部材61〜63が埋められており、このシール部材61〜63によって隙間60がシールされている。このような状態で、主体金具10のかしめ部14がかしめられると、隙間60が密閉された状態となる。
上記シール部材61〜63は、第1リング61、第2リング62、およびタルク63よりなるものである。第1および第2リング61、62は、例えばFe(鉄)などの金属よりなるリングである。第1リング61、第2リング62は、本発明の第1金属リング、第2金属リングに相当する。また、タルク63は、いわゆる粉末状の滑石である。このタルク63は、本発明の充填部材に相当する。
そして、図1および図2−1に示されるように、隙間60において、接地電極40側から第1リング61、タルク63、第2リング62という順に埋められ、これらシール部材61〜63が主体金具10のかしめ部14に締め付けられた状態となっている。
また、上述のように、主体金具10の連結部15が座屈していることで、主体金具10のかしめ部14および嵌合部12がスパークプラグ100の軸方向に押し込まれた状態となる。このため、シール部材61〜63が強固に締め付けられる。こうして、スパークプラグ100において、主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性が確保されている。
本実施形態では、主体金具10の取付ねじ部11の呼びをM12またはM10としている。また、上述のように、主体金具10の嵌合部12の六角形状の対向二面幅が14mm以下となっている。このように、本実施形態におけるスパークプラグ100においては、取付ねじ部11の呼びや嵌合部12の対向二面幅がM14以上のものに比べて小さくなっている。そこで、主体金具10のかしめ部14におけるかしめ強度、および主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を確保するため、本実施形態では、主体金具10において、以下のような寸法関係を設定している。
まず、主体金具10の嵌合部12において、その内壁面と外壁面との間の長さが最短距離となる長さをAとする。つまり、主体金具10の嵌合部12において、嵌合部12軸方向の中間点における、主体金具10の中心軸を含む断面で見たときの、主体金具10の内壁面と外壁面との間の長さが最短距離となる長さをAとする。すなわち、長さAは、嵌合部12において最も薄い肉厚と言える。以下では、この寸法Aを主体金具10の嵌合部12の肉厚Aという。
図2−2は、主体金具10の嵌合部12におけるスパークプラグ100の中心軸に垂直な断面図である。この図に示されるように、嵌合部12の外周が六角形状の場合における肉厚Aは、六角形状の一辺と嵌合部12の内壁面との間の長さとなっている。そして、肉厚Aは、六角形状の一辺と嵌合部12の内壁面との間において最短の長さになっている。
また、主体金具10の嵌合部12とかしめ部14との接合部分において、その接合部分のかしめ部14の肉厚をBとする。つまり、嵌合部12とかしめ部14との接続部分において、かしめ部14の外壁面が嵌合部12の外壁面よりも主体金具10の中心軸側になるように設けられた傾斜を第1テーパ面12aとして、かしめ部14とテーパ面との接続部分での、主体金具10の中心軸を含む断面で見たときの、かしめ部14の接線とテーパ面の延長線との交差点をPとしたとき、主体金具10の内壁面と交差点Pとの径方向における距離をBとする。以下では、この寸法Bを主体金具10のかしめ部14の肉厚Bという。さらに、主体金具10の嵌合部12と取付ねじ部11側とを連結する連結部15において、主体金具10の中心軸に沿った断面を想定したときの連結部15の内壁面と外壁面との間の長さをCとする。つまり、主体金具10の中心軸を含む断面で見たときの、連結部15の軸方向の中間点における肉厚をCとする。以下では、この寸法Cを主体金具10の連結部15の肉厚Cという。
上記のように主体金具10の各部の肉厚を定義したとき、本実施形態では、嵌合部12の肉厚A>かしめ部14の肉厚B>連結部15の肉厚Cとされている。
ここで、連結部15の肉厚Cが嵌合部12の肉厚Aやかしめ部14の肉厚Bよりも大きいと、連結部15の剛性が高くなる。このため、主体金具10のかしめ部14をかしめる際に、この連結部15が座屈し難くなる。したがって、連結部15の肉厚Cを小さくして連結部15の剛性を小さくすると共に、かしめ部14をかしめる際にこの連結部15を座屈させ易くする。
また、連結部15の肉厚Cを小さくすることと同様に、かしめ部14の肉厚Bを小さくすると、十分な気密を保つことができない。なぜなら、連結部15の肉厚Cと同様に、かしめ部14の肉厚Bが小さいと、かしめ部14の剛性が小さくなり、かしめ締め付け力を得られなくなるからである。このため、かしめ部14の肉厚B>連結部15の肉厚Cとしている。
さらに、主体金具10のかしめ部14をかしめる際に、嵌合部12の肉厚Aがかしめ部14の肉厚Bおよび連結部15の肉厚Cよりも小さいと、かしめ時に嵌合部12が変形してしまう。この嵌合部12の変形は、主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を低下させてしまう原因になる。したがって、主体金具10の嵌合部12の変形を抑え、かしめ部14のかしめ強度および主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を確保するため、嵌合部12の肉厚A>かしめ部14の肉厚B>連結部15の肉厚Cとしている。
本実施形態では、主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を十分に確保するため、かしめ部14の肉厚Bと連結部15の肉厚Cとの比B/Cが、B/C≧1.1(つまり、B≧1.1C)とされている。さらに、連結部15の肉厚Cは0.5mm≦C≦1.0mmとされている。
また、図2−1に示されるように、主体金具10の嵌合部12の内壁面とその内壁面に対向する絶縁碍子20の外壁面との間の長さをTとする。つまり、主体金具10の嵌合部12において、主体金具10の中心軸を含む断面で見たときの、主体金具10の内壁面と絶縁碍子20の外壁面との間の径方向の長さをTとする。以下では、この寸法Tを隙間60の厚さTという。本実施形態では、隙間60の厚さTは、T≧1.0mmとされている。
さらには、第1リング61、タルク63、第2リング62の順にこれらシール部材61〜63が隙間60に収納され、かしめ部14がかしめられたとき、第1リング61の断面における最外周と第2リング62の断面における最外周との間のうち最短の長さをLとする。以下では、この寸法Lを隙間60の長さLという。本実施形態では、隙間60の長さLはL≧3.0mmとされている。
さらに、本実施形態では、主体金具10のかしめ部14をかしめる前の主体金具10の寸法を規定している。図3は、図2−1に示される主体金具10のかしめ部14をかしめる前の嵌合部12近傍の拡大図である。
図3に示されるように、かしめる前のかしめ部14におけるスパークプラグ100(または中心電極30)の軸方向の長さをDとする。つまり、かしめ部14をかしめる前における主体金具10の中心軸を含む断面で見たときの、かしめ部14と第1テーパ面12aの接続部分での、かしめ部14の接線と第1テーパ面12aの延長線との交差点をQとしたとき、かしめ部14の頂点と交差点Qとの中心軸方向の長さをDとする。以下では、この寸法Dをかしめ部14の長さDという。本実施形態では、かしめ部14の長さDは0.7mm≦D≦4.0mm、望ましくは1.5mm≦D≦3.5mmとされている。
また、主体金具10のかしめ部14をかしめる前の連結部15におけるスパークプラグ100(または中心電極30)の軸方向の長さをEとする。つまり、嵌合部12と連結部15との接続部分において、連結部15の外壁面が嵌合部12の外壁面よりも主体金具10の中心軸側になるように設けられた傾斜を第2テーパ面12bとすると共に、連結部15と主体金具10の取付ねじ部11側との接続部分において、連結部15の外壁面が主体金具10の取付ねじ部11側の外壁面よりも主体金具10の中心軸側になるように設けられた傾斜を第3テーパ面10aとし、かしめ部14をかしめる前における主体金具10の中心軸を含む断面で見たときの、連結部15と第2テーパ面12bおよび第3テーパ面10aとの各接続部分での、連結部15の外壁面と第2テーパ面12b、第3テーパ面10aとの各延長交差点をそれぞれR、Sとしたとき、交差点Rと交差点Sとの主体金具10の中心軸方向の長さをEとする。以下では、この寸法Eを連結部15の長さEという。本実施形態では、連結部15の長さEは、1.5mm≦E≦4.0mmとされている。
本実施形態において、上記のように主体金具10の各寸法設定を行った理由について述べる。
本発明者らは、主体金具10の各寸法を変えて、主体金具10のかしめ部14のかしめ締め付け力(すなわち、かしめ強度)およびスパークプラグ100内部からの漏れ量(すなわち、気密性)について試験を行った。これらの試験において、本実施形態では、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM12、かつ、嵌合部12の六角形状の対向二面幅が14mm(HEX14)のスパークプラグ100において、絶縁碍子20の外径がφ9.0、隙間60の厚さTが1.35mm、隙間60の長さLが4.5mm、かしめ部14の長さDが2.3mm、連結部15の長さEが3.0mmのものを用いた。
主体金具10のかしめ部14のかしめ締め付け力(単位;kN)の測定を、次のように行った。すなわち、主体金具10の取付ねじ部11に歪みゲージを設置し、絶縁碍子20にかしめ固定されたかしめ部14を開放する。このときに取付ねじ部11に生じる歪みを上記歪みゲージにて検出し、検出した歪みの値に応じたかしめ部14のかしめ締め付け力を求める。
また、スパークプラグ100内部からの漏れ量(単位;cc/min)の測定を、次のように行った。すなわち、スパークプラグ100を専用治具に規定のトルクで装着する。そして、専用治具内に所定圧力をかけたときのスパークプラグ100のかしめ部14から漏れる気体の量を測定する。この測定を、シート面の温度を300℃にまで熱し、スパークプラグ100の接地電極40側に2MPaの圧力をかけた状態で行った。
これら、かしめ締め付け力および漏れ量を、かしめ部14の肉厚Bと連結部15の肉厚Cとの比B/Cに基づき測定した。なお、嵌合部12の肉厚Aはかしめ部14の肉厚Bよりも大きくなっている。
図4は、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM12のスパークプラグ100において、B/Cとかしめ締め付け力およびスパークプラグ100内部からの漏れ量との関係を示した図である。図4(a)は、B/Cとかしめ締め付け力との関係、図4(b)はB/Cとスパークプラグ100内部からの漏れ量との関係を示した図である。
図4(a)に示されるように、B/Cの値が0.7〜1.0、すなわち、かしめ部14の肉厚Bが連結部15の肉厚Cよりも小さいかまたは同等の場合、かしめ締め付け力はほぼ一定値になっている。しかしながら、B/Cの値が1.0を上回ると、かしめ締め付け力は急上昇する。つまり、かしめ部14の肉厚Bが連結部15の肉厚Cよりも大きい場合には、かしめ部14の強固なかしめを実現できる。したがって、図4(a)に示される結果から、B/Cが1.1以上であれば、かしめ部14のかしめ強度を十分に得られると言える。
また、図4(b)に示されるように、B/Cの値が大きくなるほど、スパークプラグ100内部からの漏れ量は減少する。ここで、JISによると、漏れ量が1cc/min以下であれば、漏れ量はないと規定されている。したがって、上記かしめ締め付け力と同様に、B/Cが1.1以上であれば、スパークプラグ100内部からの漏れ量はほとんどない。したがって、B/C≧1.1であれば、主体金具10と絶縁金具20との間の気密性を十分に確保できると言える。
上記の試験は、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM12のスパークプラグ100について調べたものであるが、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM10のスパークプラグについて、上記と同様の試験を行った。なお、試験方法は、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM12のスパークプラグ100の場合と同様である。
図5−1に、本実施形態における主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM10のスパークプラグ200の半断面図を示す。なお、図1に示されるM12のスパークプラグ100と同じ部位には、同じ符号を記してある。また、図5−1に示されるM10のスパークプラグ200の主体金具10の嵌合部12の外周は、24角形状になっている。このような嵌合部12において、24角形状の対向二面幅は12mm(Bi−HEX12)となっている。
図5−2は、図5−1に示されるスパークプラグ200の主体金具10の嵌合部12において、スパークプラグ200の中心軸に垂直な断面図である。この図に示されるように、スパークプラグ200の嵌合部12の外周が24角形状になっており、嵌合部12の内壁面と外壁面の間の最短の長さがAとなっている。
さらに、試験には、絶縁碍子20の外径がφ7.5、隙間60の厚さTが1.4mm、隙間60の長さLが4.5mm、かしめ部14の長さDが2.2mm、連結部15の長さEが3.0mmのスパークプラグ200を用いた。なお、スパークプラグ200内部からの漏れ量を調べる試験は、上記M12の試験と同じ条件で行われた。
図6は、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM10のスパークプラグ200において、B/Cとかしめ締め付け力およびスパークプラグ200内部からの漏れ量との関係を示した図である。図6(a)は、B/Cとかしめ締め付け力との関係、図6(b)はB/Cとスパークプラグ200内部からの漏れ量との関係を示した図である。
図6(a)に示されるように、B/Cの値が1.0を上回ると、かしめ部14のかしめ締め付け力が急上昇する。したがって、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM10の場合では、M12の場合と同様に、B/Cの値が1.1以上であればかしめ部14のかしめ強度を十分に確保できると言える。
また、図6(b)に示されるように、B/Cの値が1.0を上回ると、スパークプラグ200内部からの漏れ量が1cc/minを下回る。したがって、上記図6(a)に示されるかしめ締め付け力と同様に、B/Cの値が1.1以上であれば、主体金具10と絶縁金具20との間の気密性を十分に確保できると言える。
以上のように、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM10のスパークプラグ200であって、主体金具10の嵌合部12が24角形状のスパークプラグ200であっても、上記取付ねじ部11の呼びがM12のスパークプラグ100と同じ寸法設定で、かしめ部14のかしめ強度および主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を確保することができる。
ここで、連結部15の肉厚Cを0.5mm≦C≦1.0mmとしている。これは、以下のような理由による。まず、上述のように、連結部15の肉厚Cが厚いと剛性が高くなり座屈し難くなる。したがって、かしめ時に連結部15が座屈できる限界として1.0mmを連結部15の肉厚Cの上限としている。
また、連結部15の肉厚Cが小さい、すなわち薄いと、かしめ時に連結部15が異常な曲がり方をすることや変形し易くなる。また、連結部15が変形し易いと、連結部15の座屈によって嵌合部12およびかしめ部14を絶縁碍子20側に締め付けることができない。したがって、連結部15の座屈による締め付け力を確保できる限界として0.5mmを連結部15の肉厚Cの下限としている。
以上のように連結部15の肉厚Cを規定することで、連結部15の座屈の容易性を確保しつつ、連結部15の締め付け強度を確保することができる。
上記のような試験により、主体金具10のかしめ部14をかしめる前の主体金具10の寸法を規定することができることがわかった。以下に、その寸法について説明する。
まず、かしめ部14の長さDを0.7mm≦D≦4.0mm、望ましくは1.5mm≦D≦3.5mmとすることにより、かしめ部14をかしめるときにかしめ部14でシール部材61〜63、特に、第2リング62を確実に押さえつけることができる。
ここで、かしめ部14の長さDの上限を3.5mmとしているのは、かしめ部14をかしめたときに、かしめ部14の先端が絶縁碍子20に当たることを防止するためである。また、かしめ部14の長さDの下限を1.5mmとしているのは、かしめ部14をかしめたときにかしめ部14が確実に第2リング62を締め付けるようにするためである。
また、連結部15の長さEを1.5mm≦E≦4.0mmとすることにより、かしめ部14をかしめるときに、連結部15が異常な変形(座屈)を起こすことなく、連結部15を座屈させることができる。
ここで、連結部15の長さEの上限を4.0mmとしているのは、かしめ部14をかしめたときに、連結部15が波形状に座屈すること、座屈した連結部15が絶縁碍子20に当たって絶縁碍子20を傷つけること、および連結部15の見栄えが悪くなること等を防止するためである。また、連結部15の長さEの下限を1.5mmとしているのは、かしめ部14をかしめるときに連結部15を確実に座屈させるためである。
以上のように、主体金具10のかしめ部14をかしめる前に、かしめ部14の長さDおよび連結部15の長さEをそれぞれ規定することにより、かしめ部14をかしめた後のかしめ部14のかしめ強度を確保でき、ひいては主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を確保することができる。
続いて、隙間60に充填されるタルク63の量によって、主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性(気密保持力)を調べた。すなわち、タルク63の量は、隙間60のサイズによって変動すると共に、隙間60のサイズが大きいほどタルク63の量が増えて主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性が向上すると考えられる。そこで、タルク63が充填される隙間60の長さLおよび厚さTを変えて、スパークプラグ100内部からの漏れ量を調べた。なお、この漏れ量の試験については、上記と同様の方法で行った。
この試験では、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM12、かつ、嵌合部12の対向二面幅が14mmのスパークプラグ100において、絶縁碍子20の外径がφ9.0、かしめ部14の肉厚Bが0.95mm、連結部15の肉厚Cが0.55mm、かしめ部14の長さDが2.3mm、連結部15の長さEが3.0mmのものを用いた。
また、隙間60の長さLを変えて漏れ量を調べる際に、隙間60の厚さTをT=1.4mmに固定した。同様に、隙間60の厚さTを変えて漏れ量を調べる際に、隙間60の長さLをT=4.5mmに固定した。
図7は、隙間60の長さLとスパークプラグ100内部からの漏れ量との関係を示した図である。図7に示されるように、隙間60の長さLを2.0mmから増やしていくと、漏れ量が減少していく。そして、隙間60の長さLがL=3.0mmになると、漏れ量が1cc/minを下回り、漏れ量はほとんど無くなる。したがって、隙間60の長さLがL≧3.0mmであれば、主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を十分に確保できると言える。
また、図8は、隙間60の厚さTとスパークプラグ100内部からの漏れ量との関係を示した図である。図8に示されるように、隙間60の厚さTが増えると漏れ量が減少する。具体的には、隙間60の厚さTがT=0.8mmを超えると漏れ量は1cc/minを下回り、T=1.0mmになると漏れ量はほとんど無くなる。したがって、隙間60の厚さTがT≧1.0mmであれば、主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を十分に確保できると言える。
以上のように、隙間60の長さLおよび厚さTを規定することにより、スパークプラグ100内部からの漏れ量を無くすことができ、ひいては主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を確保することができる。
以上、説明したように、本実施形態では、スパークプラグ100、200の主体金具10のかしめ部14、嵌合部12、連結部15の各寸法を規定することを特徴とし、この規定に基づき、隙間60に配置されるシール部材60の気密性、ひいては主体金具10と絶縁金具20との間の気密性を確保している。
すなわち、嵌合部12の肉厚A>かしめ部14の肉厚B>連結部15の肉厚Cと規定する。これにより、上述したように、連結部15を座屈させやすくし、かしめ部14の剛性を確保することができる。また、嵌合部12の肉厚Aをかしめ部14および連結部15の肉厚B、Cよりも大きくすることで、かしめ部14のかしめ時に嵌合部12を変形させることなくかしめ固定できる。
上記規定により、主体金具10がシール部材61〜63を締め付けるかしめ強度を確保できる。したがって、このかしめ強度により主体金具10と絶縁碍子20との間のシール部材61〜63を締め付けることができるので、シール部材61〜63の気密性、ひいては主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を確保することができる。
また、かしめ部14の肉厚Bと連結部15の肉厚CとをB/C≧1.1(または、B≧1.1C)の寸法関係としている。これにより、かしめ部14のかしめ締め付け力を確実に確保できると共に、スパークプラグ内部からの漏れ量を確実に無くすことができる(図4参照)。
さらに、連結部15の肉厚Cを0.5mm≦C≦1.0mmとしている。これにより、連結部15の座屈を容易にすると共に、連結部15の座屈による連結部15の締め付け強度を確保することができる。
本実施形態では、かしめ部14の長さDを0.7mm≦D≦4.0mm、望ましくは1.5mm≦D≦3.5mmとしている。このように、かしめる前のかしめ部14の寸法を規定することにより、かしめ部14をかしめたときに、かしめ部14の先端が絶縁碍子20に当たることを防止すると共に、かしめ部14をかしめたときにかしめ部14が確実にシール部材61〜63、すなわち第2リング62を押さえつけるようにすることができる。
また、かしめ部14をかしめる前の連結部15の長さEを1.5mm≦E≦4.0mmとしている。これにより、かしめ部14をかしめたときに、連結部15の異常な座屈を防止することができると共に、連結部15を確実に座屈させることができる。
そして、隙間60の厚さTをT≧1.0mmとしている。これにより、隙間60に挿入するタルク63の量を増やすことができ、スパークプラグ100、200内部からの漏れ量をほぼ無くすことができる。したがって、シール部材61〜63の気密性、ひいては主体金具10と絶縁碍子20との間の気密性を確保することができる。
さらに、隙間60の長さLをL≧3.0mmとしている。これにより、タルク63の量を増やすことができ、スパークプラグ100、200内部からの漏れ量をほぼ無くすことができる。したがって、シール部材61〜63の気密性を確保することができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態では、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM12のスパークプラグ100において、嵌合部12の外周が六角形状(HEX)になっているが、この嵌合部12の外周の形状が24角形状(Bi−HEX)であっても良い。
同様に、第1実施形態では、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM10のスパークプラグ200において、嵌合部12の外周が24角形状(Bi−HEX)になっているが、この嵌合部12の外周の形状が六角形状(HEX)であっても良い。
上記第1実施形態では、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM12のスパークプラグ100において隙間60のサイズを変えて漏れ量を調べたが、主体金具10の取付ねじ部11の呼びがM10のスパークプラグ200の場合、M12、M10の各スパークプラグ100、200において嵌合部12の外周の形状が24角形状の場合にも同様の結果が得られた。
本発明の第1実施形態に係る主体金具の取付ねじ部の呼びがM12のスパークプラグの半断面図である。 図1に示されるスパークプラグの嵌合部近傍の拡大図である。 主体金具の嵌合部におけるスパークプラグの中心軸に垂直な断面図である。 図2−1に示される主体金具のかしめ部をかしめる前の嵌合部近傍の拡大図である 主体金具の取付ねじ部の呼びがM12のスパークプラグにおいて、B/Cとかしめ締め付け力との関係、B/Cとスパークプラグ内部からの漏れ量との関係を示した図である。 本発明の第1実施形態に係る主体金具の取付ねじ部の呼びがM10のスパークプラグの半断面図である。 図5−1に示されるスパークプラグの主体金具の嵌合部において、スパークプラグの中心軸に垂直な断面図である。 主体金具の取付ねじ部の呼びがM10のスパークプラグにおいて、B/Cとかしめ締め付け力との関係、B/Cとスパークプラグ内部からの漏れ量との関係を示した図である。 隙間の長さLとスパークプラグ内部からの漏れ量との関係を示した図である。 隙間の厚さTとスパークプラグ内部からの漏れ量との関係を示した図である。
符号の説明
10…主体金具、10a…第3テーパ面、11…取付ねじ部、12…嵌合部、
12a…第1テーパ面、12b…第2テーパ面、14…かしめ部、15…連結部、
20…絶縁碍子、30…中心電極、40…接地電極、50…火花放電ギャップ、
60…隙間、61…第1リング、62…第2リング、63…タルク。

Claims (7)

  1. 柱状の中心電極(30)と、
    この中心電極の外周に設けられた絶縁碍子(20)と、
    この絶縁碍子の外周に設けられると共に管状構造になっていて、この管状構造の一端側の外周に呼びがM12またはM10の取付ねじ部(11)が設けられた主体金具(10)と、
    前記主体金具の一端部(13a)に一端(41)が結合され、他端(42)側が放電ギャップ(50)を隔てて前記中心電極と対向するように配置される接地電極(40)と、を備え、
    前記主体金具の他端側には、その外周が多角形状になっていると共にその多角形状において対向する面間の距離が14mm以下の嵌合部(12)が設けられ、前記主体金具の他端部(13b)にはかしめ部(14)が設けられると共に、前記嵌合部を挟んでこのかしめ部と対向する位置に連結部(15)が設けられており、
    前記嵌合部の内壁面とこの内壁面に対向する前記絶縁碍子の外壁面との間の隙間(60)に、前記主体金具と前記絶縁碍子とをシールするシール部材(61〜63)が配置されるスパークプラグにおいて、
    前記主体金具の前記嵌合部において、前記嵌合部軸方向の中間点における、前記主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、前記主体金具の内壁面と外壁面との間の長さが最短距離となる長さをAとし、
    前記嵌合部と前記かしめ部との接続部分において、前記かしめ部の外壁面が前記嵌合部の外壁面よりも前記主体金具の中心軸側になるように設けられた傾斜を第1テーパ面(12a)として、前記かしめ部と前記第1テーパ面との接続部分での、前記主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、前記かしめ部の接線と前記第1テーパ面の延長線との交差点をPとしたとき、前記主体金具の内壁面と交差点Pとの径方向における距離をBとし、
    前記主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、前記連結部の軸方向の中間点における肉厚をCとしたとき、
    前記主体金具はA>B>Cの関係を満たすことを特徴とするスパークプラグ。
  2. 前記肉厚Bと前記肉厚CとはB≧1.1Cの関係を満たしていることを特徴とする請求項1に記載のスパークプラグ。
  3. 前記肉厚Cは0.5mm≦C≦1.0mmの関係を満たしていることを特徴とする請求項1または2に記載のスパークプラグ。
  4. 前記かしめ部をかしめる前における前記主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、前記かしめ部と前記第1テーパ面の接続部分での、前記かしめ部の接線と前記第1テーパ面の延長線との交差点をQとしたとき、前記かしめ部の頂点と前記交差点Qとの中心軸方向の長さをDとすると、
    前記長さDは0.7mm≦D≦4.0mmの関係を満たしていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  5. 前記嵌合部と前記連結部との接続部分において、前記連結部の外壁面が前記嵌合部の外壁面よりも前記主体金具の中心軸側になるように設けられた傾斜を第2テーパ面(12b)とすると共に、前記連結部と前記主体金具の前記取付ねじ部側との接続部分において、前記連結部の外壁面が前記主体金具の前記取付ねじ部側の外壁面よりも前記主体金具の中心軸側になるように設けられた傾斜を第3テーパ面(10a)とし、
    前記かしめ部をかしめる前における前記主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、前記連結部と前記第2テーパ面および前記第3テーパ面との各接続部分での、前記連結部の外壁面と前記第2テーパ面、前記第3テーパ面との各延長交差点をそれぞれR、Sとしたとき、前記交差点Rと前記交差点Sとの前記主体金具の中心軸方向の長さをEとすると、
    前記長さEは1.5mm≦E≦4.0mmの関係を満たしていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
  6. 前記主体金具の前記嵌合部において、前記主体金具の中心軸を含む断面で見たときの、前記主体金具の内壁面と前記絶縁碍子の外壁面との間の径方向の長さをTとすると、
    前記長さTはT≧1.0mmの関係を満たしていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つにスパークプラグ。
  7. 前記シール部材は、第1金属リング(61)と、第2金属リング(62)と、充填部材(63)と、を有し、
    前記隙間において前記接地電極側から前記第1金属リング、前記充填部材、前記第2金属リングの順に埋められると共に前記隙間をシールしており、
    前記隙間に配置された前記第1金属リングの断面における最外周と前記第2金属リングの断面における最外周との間の最短の長さをLとすると、
    前記長さLはL≧3.0mmの関係を満たしていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のスパークプラグ。
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