JP2006065175A - 現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム - Google Patents

現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システム Download PDF

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Abstract


【課題】現像剤供給ローラと現像剤担持ローラとが簡易な構成で精度良く位置決めされた現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システムを実現することにある。
【解決手段】現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、を有することを特徴とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システムに関する。
レーザビームプリンタ等の画像形成装置は既によく知られている。かかる画像形成装置は、例えば、潜像を担持するための感光体と、現像剤によって感光体に担持された潜像を現像する、画像形成装置本体に対し着脱可能な現像装置と、を有しており、ホストコンピュータなどの外部装置から画像信号等が送信されると、現像装置を感光体と対向する現像位置に位置決めし、感光体に担持された潜像を、現像装置内の現像剤で現像して現像剤像を形成し、当該現像剤像を媒体に転写して、最終的に媒体に画像を形成する。
上記の現像装置は、感光体に担持された潜像を現像するという既述の機能等を実現するために、現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、当該現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、を有している。かかる現像装置は、現像剤供給ローラにより供給され、かつ、現像剤担持ローラに担持された現像剤、で感光体に担持された潜像を現像する。
また、前記現像剤担持ローラと前記現像剤供給ローラは、別個の部材、すなわち、第一取り付け部材の一例としての組み付け部材と、第二取り付け部材の一例としてのハウジングと、に、それぞれ取り付けられている。
特開2004−191524号公報
ところで、現像剤供給ローラの、現像剤担持ローラに現像剤を供給する機能、を適切に発揮させるためには、現像剤供給ローラと、現像剤担持ローラとが精度良く位置決めされる必要がある。さらに、かかる位置決めが、簡易な構成により実現されることが望ましい。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、現像剤供給ローラと現像剤担持ローラとが簡易な構成で精度良く位置決めされた現像装置、画像形成装置、及び、画像形成システムを実現することにある。
主たる本発明は、現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、を有することを特徴とする現像装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、を有することを特徴とする現像装置。
かかる場合には、現像剤供給ローラと現像剤担持ローラとが簡易な構成で精度良く位置決めされた現像装置、を実現することが可能となる。
また、前記第一取り付け部材及び前記第二取り付け部材は、それぞれ、前記軸受けが嵌合可能な第一嵌合穴及び第二嵌合穴を有し、前記現像剤供給ローラは、前記第二嵌合穴に嵌合している前記軸受けを介して、前記第二取り付け部材によって回転自在に支持されており、前記第二嵌合穴に嵌合している前記軸受けが、前記第一嵌合穴に嵌合することにより、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置が位置決めされていることとしてもよい。
また、前記現像剤担持ローラの軸を受けるための第二軸受けを有し、前記第一取り付け部材は、前記第二軸受けが嵌合可能な第三嵌合穴を有し、前記現像剤担持ローラは、前記第三嵌合穴に嵌合している前記第二軸受けを介して、前記第一取り付け部材によって回転自在に支持されていることとしてもよい。
また、前記軸受けとして、前記現像装置の長手方向一端側に位置する一端側軸受けと、前記現像装置の長手方向他端側に位置する他端側軸受けと、を有し、前記第二取り付け部材は、前記第二嵌合穴として、前記一端側軸受けが嵌合可能な一端側第二嵌合穴と、前記他端側軸受けが嵌合可能な他端側第二嵌合穴と、を有し、前記現像剤供給ローラは、前記一端側第二嵌合穴に嵌合している前記一端側軸受けと前記他端側第二嵌合穴に嵌合している前記他端側軸受けとを介して、前記第二取り付け部材によって回転自在に支持されており、前記第二軸受けとして、前記現像装置の長手方向一端側に位置する一端側第二軸受けと、前記現像装置の長手方向他端側に位置する他端側第二軸受けと、を有し、前記第一取り付け部材は、前記第三嵌合穴として、前記一端側第二軸受けが嵌合可能な一端側第三嵌合穴と、前記他端側第二軸受けが嵌合可能な他端側第三嵌合穴と、を有し、前記現像剤担持ローラは、前記一端側第三嵌合穴に嵌合している前記一端側第二軸受けと前記他端側第三嵌合穴に嵌合している前記他端側第二軸受けとを介して、前記第一取り付け部材によって回転自在に支持されており、前記第一取り付け部材は、前記現像装置の長手方向一端側のみに、前記一端側軸受けが嵌合可能な前記第一嵌合穴を有し、前記一端側第二嵌合穴に嵌合している前記一端側軸受けが、前記第一嵌合穴に嵌合することにより、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置が位置決めされていることとしてもよい。
また、前記現像装置の長手方向一端側において、前記第一取り付け部材及び前記第二取り付け部材のうちの一方にピンが、他方に前記ピンが嵌合可能な第四嵌合穴が、設けられており、前記ピンが前記第四嵌合穴に嵌合していることとしてもよい。
かかる場合には、第一取り付け部材と第二取り付け部材の位置決めが、より確実なものとなる。
また、前記現像装置の長手方向他端側において、前記他端側軸受けと前記他端側第二軸受けの相対位置を位置決めするための位置決め部材、を有することとしてもよい。
かかる場合には、現像剤供給ローラと現像剤担持ローラの位置決めが、より確実なものとなる。
また、現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、を有し、 前記第一取り付け部材及び前記第二取り付け部材は、それぞれ、前記軸受けが嵌合可能な第一嵌合穴及び第二嵌合穴を有し、前記現像剤供給ローラは、前記第二嵌合穴に嵌合している前記軸受けを介して、前記第二取り付け部材によって回転自在に支持されており、前記第二嵌合穴に嵌合している前記軸受けが、前記第一嵌合穴に嵌合することにより、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置が位置決めされており、前記現像剤担持ローラの軸を受けるための第二軸受けを有し、前記第一取り付け部材は、前記第二軸受けが嵌合可能な第三嵌合穴を有し、前記現像剤担持ローラは、前記第三嵌合穴に嵌合している前記第二軸受けを介して、前記第一取り付け部材によって回転自在に支持されており、前記軸受けとして、前記現像装置の長手方向一端側に位置する一端側軸受けと、前記現像装置の長手方向他端側に位置する他端側軸受けと、を有し、前記第二取り付け部材は、前記第二嵌合穴として、前記一端側軸受けが嵌合可能な一端側第二嵌合穴と、前記他端側軸受けが嵌合可能な他端側第二嵌合穴と、を有し、前記現像剤供給ローラは、前記一端側第二嵌合穴に嵌合している前記一端側軸受けと前記他端側第二嵌合穴に嵌合している前記他端側軸受けとを介して、前記第二取り付け部材によって回転自在に支持されており、 前記第二軸受けとして、前記現像装置の長手方向一端側に位置する一端側第二軸受けと、前記現像装置の長手方向他端側に位置する他端側第二軸受けと、を有し、前記第一取り付け部材は、前記第三嵌合穴として、前記一端側第二軸受けが嵌合可能な一端側第三嵌合穴と、前記他端側第二軸受けが嵌合可能な他端側第三嵌合穴と、を有し、前記現像剤担持ローラは、前記一端側第三嵌合穴に嵌合している前記一端側第二軸受けと前記他端側第三嵌合穴に嵌合している前記他端側第二軸受けとを介して、前記第一取り付け部材によって回転自在に支持されており、前記第一取り付け部材は、前記現像装置の長手方向一端側のみに、前記一端側軸受けが嵌合可能な前記第一嵌合穴を有し、前記一端側第二嵌合穴に嵌合している前記一端側軸受けが、前記第一嵌合穴に嵌合することにより、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置が位置決めされており、前記現像装置の長手方向一端側において、前記第一取り付け部材及び前記第二取り付け部材のうちの一方にピンが、他方に前記ピンが嵌合可能な第四嵌合穴が、設けられており、前記ピンが前記第四嵌合穴に嵌合しており、前記現像装置の長手方向他端側において、前記他端側軸受けと前記他端側第二軸受けの相対位置を位置決めするための位置決め部材、を有することを特徴とする現像装置も実現可能である。
このようにすれば、既述の総ての効果を奏するため、本発明の目的がより有効に達成される。
また、現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、を有する現像装置、を備えたことを特徴とする画像形成装置も実現可能である。
かかる場合には、現像剤供給ローラと現像剤担持ローラとが簡易な構成で精度良く位置決めされた画像形成装置、を実現することが可能となる。
また、コンピュータ、及び、このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、を有する現像装置、を備えた画像形成装置、を有する画像形成システムも実現可能である。
かかる場合には、現像剤供給ローラと現像剤担持ローラとが簡易な構成で精度良く位置決めされた画像形成システム、を実現することが可能となる。
===画像形成装置の全体構成例===
次に、図1を用いて、画像形成装置としてレーザビームプリンタ(以下、プリンタともいう)10を例にとって、その概要について説明する。図1は、プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。なお、図1には、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレイ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されている。
本実施の形態に係るプリンタ10は、図1に示すように、感光体20の回転方向に沿って、帯電ユニット30、露光ユニット40、YMCK現像ユニット50、一次転写ユニット60、中間転写体70、クリーニングユニット75を有し、さらに、二次転写ユニット80、定着ユニット90、ユーザへの報知手段をなし液晶パネルでなる表示ユニット95、及び、これらのユニット等を制御しプリンタとしての動作を司る制御ユニット100を有している。
感光体20は、円筒状の導電性基材とその外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転可能であり、本実施の形態においては、図1中の矢印で示すように時計回りに回転する。
帯電ユニット30は、感光体20を帯電するための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照射することによって帯電された感光体20上に潜像を形成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示のホストコンピュータから入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザを帯電された感光体20上に照射する。
YMCK現像ユニット50は、感光体20上に形成された潜像を、現像装置に収容された現像剤の一例としてのトナーT、すなわち、ブラック現像装置51に収容されたブラック(K)トナー、マゼンタ現像装置52に収容されたマゼンタ(M)トナー、シアン現像装置53に収容されたシアン(C)トナー、及び、イエロー現像装置54に収容されたイエロー(Y)トナーを用いて現像するための装置である。
このYMCK現像ユニット50は、前記4つの現像装置51、52、53、54が装着された状態で回転することにより、前記4つの現像装置51、52、53、54の位置を動かすことを可能としている。すなわち、このYMCK現像ユニット50は、前記4つの現像装置51、52、53、54を4つの保持部55a、55b、55c、55dにより保持しており、前記4つの現像装置51、52、53、54は、中心軸50aを中心として、それらの相対位置を維持したまま回転可能となっている。そして、1ページ分の画像形成が終了する毎に選択的に感光体20に対向し、それぞれの現像装置51、52、53、54に収容されたトナーTにて、感光体20上に形成された潜像を順次現像する。なお、前述した4つの現像装置51,52,53,54の各々は、画像形成装置本体、より具体的には、YMCK現像ユニット50の前記保持部55a、55b、55c、55d、に対して着脱可能となっている。現像装置51,52,53,54が保持部55a、55b、55c、55dに装着された際には、現像装置51,52,53,54に設けられている後述する位置決めピン592が、画像形成装置本体に設けられ、かつ、当該位置決めピン592が嵌合可能な位置決めピン嵌合穴58に嵌合することにより、現像装置51,52,53,54が画像形成装置本体に位置決めされる(図12)。また、各現像装置の詳細については後述する。
一次転写ユニット60は、感光体20に形成された単色トナー像を中間転写体70に転写するための装置であり、4色のトナーが順次重ねて転写されると、中間転写体70にフルカラートナー像が形成される。
この中間転写体70は、PETフィルムの表面にアルミ蒸着層を設けさらにその表層に半導電塗料を形成、積層したエンドレスのベルトであり、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成された単色トナー像やフルカラートナー像を紙、フィルム、布等の媒体に転写するための装置である。
定着ユニット90は、媒体上に転写された単色トナー像やフルカラートナー像を媒体に融着させて永久像とするための装置である。
クリーニングユニット75は、一次転写ユニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレード76を有し、一次転写ユニット60によって中間転写体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に残存するトナーTをクリーニングブレード76により掻き落として除去するための装置である。
制御ユニット100は、図2に示すようにメインコントローラ101と、ユニットコントローラ102とで構成され、メインコントローラ101には画像信号及び制御信号が入力され、この画像信号及び制御信号に基づく指令に応じてユニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御して画像を形成する。
次に、このように構成されたプリンタ10の動作について説明する。
まず、不図示のホストコンピュータからの画像信号及び制御信号がインターフェイス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコントローラ101に入力されると、このメインコントローラ101からの指令に基づくユニットコントローラ102の制御により感光体20、現像剤担持ローラの一例としての現像ローラ、及び、中間転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応じた潜像が該領域に形成される。また、YMCK現像ユニット50は、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー現像装置54が、感光体20に対向した現像位置に位置している。
感光体20上に形成された潜像は、感光体20の回転に伴って現像位置に至り、イエロー現像装置54によってイエロートナーで現像される。これにより、感光体20上にイエロートナー像が形成される。
感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニット60によって、中間転写体70に転写される。この際、一次転写ユニット60には、トナーTの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、感光体20と中間転写体70とは接触しており、また、二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間している。
上記の処理が、第2色目、第3色目、及び、第4色目について、各々の現像装置毎に順次実行されることにより、各画像信号に対応した4色のトナー像が、中間転写体70に重なり合って転写される。これにより、中間転写体70上にはフルカラートナー像が形成される。
中間転写体70上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写体70の回転に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニット80によって媒体に転写される。なお、媒体は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。また、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は中間転写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加される。
媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着ユニット90によって加熱加圧されて媒体に融着される。
一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75に支持されたクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーTが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーTは、クリーニングユニット75が備える残存トナー回収部に回収される。
===制御ユニットの概要===
次に、制御ユニット100の構成について図2を参照しつつ説明する。制御ユニット100のメインコントローラ101は、インターフェイス112を介してホストコンピュータと接続され、このホストコンピュータから入力された画像信号を記憶するための画像メモリ113を備えている。ユニットコントローラ102は、装置本体の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、YMCK現像ユニット50、一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット95)と電気的に接続され、それらが備えるセンサからの信号を受信することによって、各ユニットの状態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力される信号に基づいて、各ユニットを制御する。
===現像装置の構成例===
次に、図3乃至図15を用いて、現像装置の構成例について説明する。
図3は、現像装置の斜視図である。図4は、現像装置の主要構成要素を示した断面図である。図5は、ハウジング540にトナー供給ローラ550が取り付けられている様子を示す斜視図である。図6は、図7に示されたホルダー526に、現像ローラ510が取り付けられている様子を示した斜視図である。図7は、ホルダー526に、上シール部材520及び規制ブレード560が組み付けられている様子を示した斜視図である。図8は、側板580の斜視図である。図9は、組み付け部材525に、上シール部材520、規制ブレード560、及び、現像ローラ510が組み付けられている様子を示した斜視図である。図10は、図9に示された組み付け部材525が図5に示されたハウジング540に取り付けられている様子を示した斜視図である。図11は、図10に示された組み付け部材525から側板580が取り除かれた様子を示した斜視参考図である。図12は、イエロー現像装置54がYMCK現像ユニット50の保持部55dに装着されている様子を示す斜視図である。図13は、イエロー現像装置54の長手方向他端側にブラケット630が設けられている様子を示した斜視図である。図14は、ブラケット630が設けられる前の、イエロー現像装置54の長手方向他端側の様子を示した斜視参考図である。図15は、ブラケット630の裏側を示した斜視図である。
なお、図4に示す断面図は、図3に示す長手方向に垂直な面で現像装置を切り取った断面を表したものである。また、図4においては、図1同様、矢印にて上下方向を示しており、例えば、現像ローラ510の中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。また、図4では、イエロー現像装置54が、感光体20と対向する現像位置に位置している状態にて示されている。
YMCK現像ユニット50には、ブラック(K)トナーを収容したブラック現像装置51、マゼンタ(M)トナーを収容したマゼンタ現像装置52、シアン(C)トナーを収容したシアン現像装置53、及び、イエロー(Y)トナーを収容したイエロー現像装置54が設けられているが、各現像装置の構成は同様であるので、以下、イエロー現像装置54について説明する。
イエロー現像装置54は、現像剤供給ローラの一例としてのトナー供給ローラ550、当該トナー供給ローラ550が取り付けられた第二取り付け部材の一例としてのハウジング540、現像ローラ510、上シール部材520、規制ブレード560、前記現像ローラ510が取り付けられた第一取り付け部材の一例としての組み付け部材525等を有している。
ハウジング540は、一体成型された複数の樹脂製のハウジング部、すなわち、上ハウジング部542と下ハウジング部543、とを溶着して製造されたものであり、その内部に、トナーTを収容するためのトナー収容体538が形成されている。トナー収容体538は、内壁から内方へ(図4の上下方向)突出させたトナーTを仕切るための仕切り壁545により、二つのトナー収容部、すなわち、第一トナー収容部538aと第二トナー収容部538bと、に分けられている。そして、第一トナー収容部538aと第二トナー収容部538bとは、上部が連通され、図4に示す状態で、仕切り壁545によりトナーTの移動が規制されている。しかしながら、YMCK現像ユニット50が回転する際には、第一トナー収容部538aと第二トナー収容部538bとに収容されていたトナーが、現像位置における上部側の連通している部位側に一旦集められ、図4に示す状態に戻るときには、それらのトナーが混合されて第一トナー収容部538a及び第二トナー収容部538bに戻されることになる。すなわち、YMCK現像ユニット50が回転することにより現像装置内のトナーTは適切に撹拌されることになる。このため、本実施の形態では、トナー収容体538に攪拌部材を設けていないが、トナー収容体538に収容されたトナーTを攪拌するための攪拌部材を設けてもよい。なお、図4に示すように、ハウジング540(すなわち、第一トナー収容部538a)は下部に開口572を有しており、後述する現像ローラ510が、この開口572に臨ませて設けられている。また、ハウジング540(イエロー現像装置54)の長手方向一端側に位置する側壁544には、後述する組み付け部材525(側板580)に備えられている第四嵌合穴の一例としてのピン嵌合穴588、に嵌合可能なピン544aが設けられている(図5)。
トナー供給ローラ550は、図4及び図5に示すように、前述した第一トナー収容部538aに設けられ、当該第一トナー収容部538aに収容されたトナーTを後述する現像ローラ510に供給するとともに、現像後に現像ローラ510に残存しているトナーTを、現像ローラ510から剥ぎ取る。このトナー供給ローラ550は、ポリウレタンフォーム等からなり、弾性変形された状態で現像ローラ510に当接している。トナー供給ローラ550は、第一トナー収容部538aの下部に配置されており、第一トナー収容部538aに収容されたトナーTは、該第一トナー収容部538aの下部にてトナー供給ローラ550によって現像ローラ510に供給される。トナー供給ローラ550は、図5に示すように、その軸がハウジング540によって当該軸を受けるための軸受けの一例としての二つの供給ローラ用軸受け578、すなわち、トナー供給ローラ550(イエロー現像装置54)の長手方向一端側に位置する一端側軸受けの一例としての一端側供給ローラ用軸受け578aと、前記長手方向他端側に位置する他端側軸受けの一例としての他端側供給ローラ用軸受け578bと、を介して支持されることにより、回転自在に支持されている。より具体的には、ハウジング540には、前記供給ローラ用軸受け578が嵌合可能な第二嵌合穴の一例としての供給ローラ嵌合穴546として、前記一端側供給ローラ用軸受け578aが嵌合可能な一端側第二嵌合穴の一例としての一端側供給ローラ嵌合穴546aと、前記他端側供給ローラ用軸受け578bが嵌合可能な他端側第二嵌合穴の一例としての他端側供給ローラ嵌合穴546bと、が設けられており、トナー供給ローラ550は、一端側供給ローラ嵌合穴546aに嵌合している一端側供給ローラ用軸受け578aと他端側供給ローラ嵌合穴546bに嵌合している他端側供給ローラ用軸受け578bとを介して、ハウジング540により回転自在に支持されている。図4に示すように、トナー供給ローラ550は、現像ローラ510の回転方向(図4において反時計方向)と逆の方向(図4において時計方向)に回転する。その中心軸は、現像ローラ510の回転中心軸よりも下方にある。なお、トナー供給ローラ550の端部(軸方向一端側)には、当該トナー供給ローラ550を駆動するための供給ローラ駆動歯車610が設けられている(図3)。
現像ローラ510は、トナーTを担持して感光体20と対向する現像位置に搬送する。この現像ローラ510は、5056アルミ合金や6063アルミ合金等のアルミ合金、STKM等の鉄合金等により製造されており、必要に応じて、ニッケルメッキ、クロムメッキ等が施されている。
現像ローラ510は、図6に示すように、軸510aと大径部510bとを有している。現像ローラ510は、当該軸510aが後述するホルダー526によって当該軸510aを受けるための第二軸受けの一例としての二つの現像ローラ用軸受け576、すなわち、現像ローラ510(イエロー現像装置54)の長手方向一端側に位置する一端側第二軸受けの一例としての一端側現像ローラ用軸受け576aと、前記長手方向他端側に位置する他端側第二軸受けの一例としての他端側現像ローラ用軸受け576b、を介して支持されることにより、回転自在に支持されている。図4に示すように、現像ローラ510は、感光体20の回転方向(図4において時計方向)と逆の方向(図4において反時計方向)に回転する。その中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。なお、現像ローラ510の端部(軸方向一端側)には、当該現像ローラ510を駆動するための現像ローラ駆動歯車612が設けられている(図3)。
また、イエロー現像装置54が感光体20と対向している状態で、現像ローラ510と感光体20との間には空隙が存在する。すなわち、イエロー現像装置54は、感光体20上に形成された潜像を非接触状態で現像する。なお、感光体20上に形成された潜像を現像する際には、現像ローラ510と感光体20との間に交番電界が形成される。
上シール部材520は、現像ローラ510にその軸方向に沿って当接して、現像位置を通過後に現像ローラ510上に残留しているトナーTの、ハウジング540内への移動を許容し、かつ、ハウジング540内のトナーTのハウジング540外への移動を規制する。この上シール部材520は、ポリエチレンフィルム等からなるシールである。上シール部材520は、後述するホルダー526の上シール支持部527によって支持されており、また、その長手方向が現像ローラ510の軸方向に沿うように設けられている(図7)。上シール部材520が現像ローラ510に当接する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも上方である。
また、図4に示すように、上シール部材520の、現像ローラ510に当接する当接面520b、とは反対側の面(当該面を、反対面520cとも呼ぶ)と、前記上シール支持部527との間には、モルトプレーン等の弾性体からなる上シール付勢部材524が圧縮した状態で設けられている。この上シール付勢部材524は、その付勢力で上シール部材520を現像ローラ510側へ付勢することにより、上シール部材520を現像ローラ510に押しつけている。
規制ブレード560は、現像ローラ510にその軸方向に沿って当接して、現像ローラ510に担持されたトナーTの層厚を規制し、また、現像ローラ510に担持されたトナーTに電荷を付与する。この規制ブレード560は、ゴム部560aと、ゴム支持部560bとを有している。ゴム部560aは、シリコンゴム、ウレタンゴム等からなり、ゴム支持部560bは、リン青銅、ステンレス等のバネ性を有する薄板である。
ゴム部560aは、ゴム支持部560bに支持されており、ゴム支持部560bは、その付勢力によってゴム部560aを現像ローラ510に押しつけている。ゴム支持部560bは、その一端部が後述するホルダー526の規制ブレード支持部528によって支持された状態で、当該規制ブレード支持部528に取付けられている。
規制ブレード560の、規制ブレード支持部528に支持されている側とは逆側の端、すなわち、先端は、現像ローラ510に接触しておらず、該先端から所定距離だけ離れた部分が、現像ローラ510に幅を持って接触している。すなわち、規制ブレード560は、現像ローラ510にエッジにて当接しておらず、腹当たりにて当接している。また、規制ブレード560は、その先端が現像ローラ510の回転方向の上流側に向くように配置されており、いわゆるカウンタ当接している。なお、規制ブレード560が現像ローラ510に当接する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも下方であり、かつ、トナー供給ローラ550の中心軸よりも下方である。
また、規制ブレード560のゴム部560aの長手方向外側には、端部シール574(図7)が設けられている。当該端部シール574は、不織布により形成されており、現像ローラ510の軸方向端部にて、当該現像ローラ510の周方向に沿って当接して、その周面とハウジング540との間からのトナーTの漏れを防止する機能を発揮する。
組み付け部材525は、現像ローラ510や駆動歯車等の種々の部材を組み付けるための金属製の部材であり、主として、二つの部材、すなわち、ホルダー526とホルダー526(イエロー現像装置54)の長手方向一端側に位置する側板580とから構成されている(図9)。
ホルダー526は金属製の部材であり、図7に示すように、その長手方向(すなわち、現像ローラ510の軸方向)に沿った上シール支持部527と、同じくその長手方向(すなわち、現像ローラ510の軸方向)に沿った規制ブレード支持部528と、前記長手方向(前記軸方向)において上シール支持部527及び規制ブレード支持部528の外側に設けられ、前記長手方向(前記軸方向)と交差した現像ローラ支持部529と、を有している。
現像ローラ支持部529は、ホルダー526(イエロー現像装置54)の長手方向一端側に位置する一端側現像ローラ支持部529aとホルダー526(イエロー現像装置54)の長手方向他端側に位置する他端側現像ローラ支持部529bとから構成されている。さらに、一端側現像ローラ支持部529aと他端側現像ローラ支持部529bは、前記現像ローラ用軸受け576が嵌合可能な第三嵌合穴の一例としての現像ローラ嵌合穴530として、それぞれ、前記一端側現像ローラ用軸受け576aが嵌合可能な一端側第三嵌合穴の一例としての一端側現像ローラ嵌合穴530aと、前記他端側現像ローラ用軸受け576bが嵌合可能な他端側第三嵌合穴の一例としての他端側現像ローラ嵌合穴530bと、を有している。そして、現像ローラ510は、一端側現像ローラ嵌合穴530aに嵌合している一端側現像ローラ用軸受け576aと他端側現像ローラ嵌合穴530bに嵌合している他端側現像ローラ用軸受け576bとを介して、ホルダー526(組み付け部材525)により回転自在に支持されている(図6)。なお、前記一端側現像ローラ支持部529aには、後述する中間歯車614を回転自在に支持するための中間歯車支持部531、が設けられている。
また、上シール部材520は、その短手方向端部520a(図4)にて、上シール支持部527によって支持されており、規制ブレード560は、その短手方向端部560c(図4)にて、規制ブレード支持部528により、支持されている。さらに、規制ブレード560は、図7に示すように、その長手方向端部560dにて、端部シール574を支持している。
側板580は、イエロー現像装置54の長手方向一端側のみに位置する金属製の部材であり、図8に示すように、前記中間歯車支持部531が嵌合可能な支持部嵌合穴582と、前記一端側現像ローラ用軸受け576aが嵌合可能な現像ローラ嵌合穴584と、前記一端側供給ローラ用軸受け578aが嵌合可能な第一嵌合穴の一例としての供給ローラ嵌合穴586と、前記ピン544aが嵌合可能なピン嵌合穴588と、後述する現像装置側歯車616を回転自在に支持するための現像装置側歯車支持部590と、イエロー現像装置54を画像形成装置本体に位置決めするための位置決めピン592と、を有している。
そして、図9に示すように、側板580の支持部嵌合穴582と現像ローラ嵌合穴584に、現像ローラ510等が取り付けられているホルダー526、の中間歯車支持部531と一端側現像ローラ用軸受け576aがそれぞれ嵌合することにより、組み付け部材525が構成されている。
このように構成された組み付け部材525は、図10及び図11に示すように、組み付け部材525とハウジング540との間からのトナーTの漏れを防止するためのハウジングシール602(図4)を介して、図5に示したトナー供給ローラ550を備えたハウジング540、に取り付けられている。かかる際に、イエロー現像装置54の長手方向一端側において、組み付け部材525の供給ローラ嵌合穴586とピン嵌合穴588には、トナー供給ローラ550を備えたハウジング540、に設けられている一端側供給ローラ用軸受け578aとピン544aとが、それぞれ嵌合している。
また、上記において、現像ローラ駆動歯車612と供給ローラ駆動歯車610が、現像ローラ510とトナー供給ローラ550の端部(軸方向一端側)に、それぞれ設けられていることについて説明したが、イエロー現像装置54は、図3に示すように、これらの歯車の他に、現像装置側歯車616と中間歯車614とを有している。
現像装置側歯車616は、イエロー現像装置54が画像形成装置本体に装着されている状態で、画像形成装置本体から、より具体的には、後述する本体側歯車56から、駆動力を受けて、現像ローラ駆動歯車612や供給ローラ駆動歯車610に駆動力を伝達するための歯車である。この現像装置側歯車616は、前述した現像装置側歯車支持部590によって回転自在に支持されている。
中間歯車614は、現像装置側歯車616が現像ローラ駆動歯車612や供給ローラ駆動歯車610に駆動力を伝達する際の媒体となる歯車である。すなわち、現像装置側歯車616は、イエロー現像装置54が画像形成装置本体に装着されている状態で、画像形成装置本体から駆動力を受けて、中間歯車614を介して、現像ローラ駆動歯車612や供給ローラ駆動歯車610に駆動力を伝達する。この中間歯車614は、前述した中間歯車支持部531によって回転自在に支持されている。
そして、図3に示すように、現像装置側歯車616と中間歯車614とが噛合し、中間歯車614と現像ローラ駆動歯車612とが噛合し、現像ローラ駆動歯車612と供給ローラ駆動歯車610とが噛合している。また、現像装置側歯車616は、図12に示すように、画像形成装置本体に設けられている本体側歯車56と噛合している。
当該本体側歯車56は、不図示の駆動源から受けた駆動力を現像装置側歯車616に与える。そして、現像装置側歯車616は、本体側歯車56から受けた駆動力を、中間歯車614を介して、現像ローラ駆動歯車612に伝達する。現像ローラ駆動歯車612に伝達された駆動力は、現像ローラ駆動歯車612と供給ローラ駆動歯車610との噛合により、供給ローラ駆動歯車610にも伝達される。
このように構成されたイエロー現像装置54において、トナー供給ローラ550が、回転することにより、トナー収容体538に収容されているトナーTを現像ローラ510に供給する。かかる際に、トナー供給ローラ550は、供給ローラ駆動歯車610に伝達された前記駆動力により駆動され、回転する。現像ローラ510に供給されたトナーTは、現像ローラ510の回転に伴って、規制ブレード560の当接位置に至り、該当接位置を通過する際に、層厚が規制されるとともに、電荷が付与される。層厚が規制され、電荷が付与された現像ローラ510上のトナーTは、現像ローラ510のさらなる回転によって、感光体20に対向する現像位置に至り、該現像位置にて交番電界下で感光体20上に形成された潜像の現像に供される。現像ローラ510のさらなる回転によって現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーTは、上シール部材520を通過して、上シール部材520によって掻き落とされることなく現像装置内に回収される。なお、現像ローラ510は、現像ローラ駆動歯車612に伝達された前記駆動力により駆動され、回転する。また、未だ現像ローラ510に残存しているトナーTは、前記トナー供給ローラ550によって剥ぎ取られうる。
===トナー供給ローラ550と現像ローラ510の位置決めについて===
発明が解決しようとする課題の項等で説明したとおり、トナー供給ローラ550の、現像ローラ510にトナーTを供給する機能、を適切に発揮させるためには、トナー供給ローラ550と、現像ローラ510とが精度良く位置決めされる必要がある。ここで、本実施の形態に係る現像装置において、トナー供給ローラ550と現像ローラ510とがどのように位置決めされるかについて説明する。
前述したとおり、トナー供給ローラ550は、ハウジング540に取り付けられている。より具体的には、ハウジング540には、供給ローラ用軸受け578が嵌合可能な供給ローラ嵌合穴546として、一端側供給ローラ用軸受け578aが嵌合可能な一端側供給ローラ嵌合穴546aと、他端側供給ローラ用軸受け578bが嵌合可能な他端側供給ローラ嵌合穴546bと、が設けられており、トナー供給ローラ550は、一端側供給ローラ嵌合穴546aに嵌合している一端側供給ローラ用軸受け578aと他端側供給ローラ嵌合穴546bに嵌合している他端側供給ローラ用軸受け578bとを介して、ハウジング540により回転自在に支持されている。このことにより、トナー供給ローラ550が、ハウジング540に対して位置決めされることとなる。
一方、現像ローラ510は、組み付け部材525に取り付けられている。より具体的には、組み付け部材525には、現像ローラ用軸受け576が嵌合可能な現像ローラ嵌合穴530として、一端側現像ローラ用軸受け576aが嵌合可能な一端側現像ローラ嵌合穴530aと、他端側現像ローラ用軸受け576bが嵌合可能な他端側現像ローラ嵌合穴530bと、が設けられており、現像ローラ510は、一端側現像ローラ嵌合穴530aに嵌合している一端側現像ローラ用軸受け576aと他端側現像ローラ嵌合穴530bに嵌合している他端側現像ローラ用軸受け576bとを介して、組み付け部材525により回転自在に支持されている。このことにより、現像ローラ510が、組み付け部材525に対して位置決めされることとなる。
そして、イエロー現像装置54の長手方向一端側において、現像ローラ510が位置決めされた組み付け部材525、の供給ローラ嵌合穴586には、トナー供給ローラ550が位置決めされたハウジング540、の一端側供給ローラ嵌合穴546aに嵌合している一端側供給ローラ用軸受け578a、が嵌合している。また、前記組み付け部材525のピン嵌合穴588には、ハウジング540に設けられているピン544aが嵌合している。
このことにより、現像ローラ510が位置決めされた組み付け部材525とトナー供給ローラ550が位置決めされたハウジング540との相対位置が位置決めされ、結果として、トナー供給ローラ550と現像ローラ510の相対位置が位置決めされることとなる。
また、イエロー現像装置54の長手方向他端側においては、図13及び図14に示すように、前記他端側現像ローラ用軸受け576bと前記他端側供給ローラ用軸受け578bの相対位置を位置決めするための位置決め部材の一例としてのブラケット630が設けられている。当該ブラケット630は、図15に示すように、他端側現像ローラ用軸受け576bが嵌合可能な第一凹部630aと、他端側供給ローラ用軸受け578bが嵌合可能な第二凹部630bと、を有しており、第一凹部630aに他端側現像ローラ用軸受け576bが、第二凹部630bに他端側供給ローラ用軸受け578bが、嵌合することにより、他端側現像ローラ用軸受け576bと他端側供給ローラ用軸受け578bの相対位置が位置決めされる。このことにより、トナー供給ローラ550と現像ローラ510の相対位置の位置決めが、より確実なものとなる。
===本実施の形態に係る現像装置等の有効性について===
上述したとおり、本実施の形態に係る現像装置は、トナーTを担持するための現像ローラ510と、当該現像ローラ510が取り付けられた組み付け部材525と、現像ローラ510にトナーTを供給するためのトナー供給ローラ550と、当該トナー供給ローラ550が取り付けられたハウジング540と、組み付け部材525とハウジング540の相対位置を位置決めし、かつ、トナー供給ローラ550の軸を受けるための供給ローラ用軸受け578(すなわち、一端側供給ローラ用軸受け578a)と、を有している。このことにより、トナー供給ローラ550と現像ローラ510が簡易な構成で精度良く位置決めされた現像装置等、を実現することが可能となる。
すなわち、発明が解決しようとする課題の項等で説明したとおり、トナー供給ローラ550の、現像ローラ510にトナーTを供給する機能、を適切に発揮させるためには、トナー供給ローラ550と、現像ローラ510とが精度良く位置決めされる必要がある。さらに、かかる位置決めが、簡易な構成により実現されることが望ましい。
本実施の形態に係る現像装置においては、トナー供給ローラ550の軸を受けるための供給ローラ用軸受け578が、組み付け部材525とハウジング540の相対位置を位置決めするから、トナー供給ローラ550とは無関係な部材が当該相対位置を位置決めする場合に比べて、トナー供給ローラ550の、組み付け部材525に設けられている現像ローラ510、に対する相対位置がより精度良く位置決めされる。
また、トナー供給ローラ550の軸を受けるための供給ローラ用軸受け578が、組み付け部材525とハウジング540の相対位置を位置決めする機能を兼用するため、当該相対位置を位置決めすることに特化した部材の設置を省略することが可能となる。結果として、トナー供給ローラ550と現像ローラ510の高精度な位置決めが、簡易な構成により実現されることとなる。
このように、上述した実施の形態によれば、トナー供給ローラ550と現像ローラ510が簡易な構成で精度良く位置決めされた現像装置等、を実現することが可能となる。
===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る現像装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
上記実施の形態においては、画像形成装置として中間転写型のフルカラーレーザビームプリンタを例にとって説明したが、本発明は、中間転写型以外のフルカラーレーザビームプリンタ、モノクロレーザビームプリンタ、複写機、ファクシミリなど、各種の画像形成装置に適用可能である。
また、感光体についても、円筒状の導電性基材の外周面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ローラに限られず、ベルト状の導電性基材の表面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光ベルトであってもよい。
また、上記実施の形態において、組み付け部材525は、二つの部材、すなわち、ホルダー526と側板580とから構成されていることとしたが、これに限定されるものではなく、一つの部材であることとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、組み付け部材525及びハウジング540は、それぞれ、供給ローラ用軸受け578が嵌合可能な供給ローラ嵌合穴586及び供給ローラ嵌合穴546を有し、現像ローラ510は、供給ローラ嵌合穴546に嵌合している供給ローラ用軸受け578を介して、ハウジング540によって回転自在に支持されており、供給ローラ嵌合穴546に嵌合している供給ローラ用軸受け578が、供給ローラ嵌合穴586に嵌合することにより、組み付け部材525とハウジング540の相対位置が位置決めされていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、ハウジングの一部に、供給ローラ用軸受けの機能を持たせてもよい。
また、上記実施の形態においては、現像ローラ510の軸510aを受けるための現像ローラ用軸受け576を有し、組み付け部材525は、現像ローラ用軸受け576が嵌合可能な現像ローラ嵌合穴530を有し、現像ローラ510は、現像ローラ嵌合穴530に嵌合している現像ローラ用軸受け576を介して、組み付け部材525によって回転自在に支持されていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、組み付け部材の一部に現像ローラ用軸受けの機能を持たせてもよい。
また、上記実施の形態においては、供給ローラ用軸受け578として、イエロー現像装置54の長手方向一端側に位置する一端側供給ローラ用軸受け578aと、前記イエロー現像装置54の長手方向他端側に位置する他端側供給ローラ用軸受け578bと、を有し、ハウジング540は、供給ローラ嵌合穴546として、一端側供給ローラ用軸受け578aが嵌合可能な一端側供給ローラ嵌合穴546aと、他端側供給ローラ用軸受け578bが嵌合可能な他端側供給ローラ嵌合穴546bと、を有し、トナー供給ローラ550は、一端側供給ローラ嵌合穴546aに嵌合している一端側供給ローラ用軸受け578aと他端側供給ローラ嵌合穴546bに嵌合している他端側供給ローラ用軸受け578bとを介して、ハウジング540によって回転自在に支持されており、現像ローラ用軸受け576として、イエロー現像装置54の長手方向一端側に位置する一端側現像ローラ用軸受け576aと、前記イエロー現像装置54の長手方向他端側に位置する他端側現像ローラ用軸受け576bと、を有し、組み付け部材525は、現像ローラ嵌合穴530として、一端側現像ローラ用軸受け576aが嵌合可能な一端側現像ローラ嵌合穴530aと、他端側現像ローラ用軸受け576bが嵌合可能な他端側現像ローラ嵌合穴530bと、を有し、現像ローラ510は、一端側現像ローラ嵌合穴530aに嵌合している一端側現像ローラ用軸受け576aと他端側現像ローラ嵌合穴530bに嵌合している他端側現像ローラ用軸受け576bとを介して、組み付け部材525によって回転自在に支持されており、組み付け部材525は、イエロー現像装置54の長手方向一端側のみに、一端側供給ローラ用軸受け578aが嵌合可能な供給ローラ嵌合穴586を有し、一端側供給ローラ嵌合穴546aに嵌合している一端側供給ローラ用軸受け578aが、供給ローラ嵌合穴586に嵌合することにより、組み付け部材525とハウジング540の相対位置が位置決めされていることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、組み付け部材は、イエロー現像装置の長手方向一端側と長手方向他端側の双方に、供給ローラ用軸受けが嵌合可能な供給ローラ嵌合穴を有し、供給ローラ用軸受けが、前記長手方向一端側及び前記長手方向他端側において、当該供給ローラ嵌合穴に嵌合することにより、組み付け部材とハウジングの相対位置が位置決めされていることとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、イエロー現像装置54の長手方向一端側において、組み付け部材525及びハウジング540のうちの一方にピン544aが、他方に前記ピン544aが嵌合可能なピン嵌合穴588が、設けられており、ピン544aがピン嵌合穴588に嵌合していることとしたが、これに限定されるものではなく、ピン及び嵌合穴が設けられていないこととしてもよい。
ただし、組み付け部材525とハウジング540の位置決めが、より確実なものとなる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
また、上記実施の形態において、イエロー現像装置54の長手方向他端側において、他端側供給ローラ用軸受け578bと他端側現像ローラ用軸受け576bの相対位置を位置決めするためのブラケット630、を有することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、当該ブラケット630を有しないこととしてもよい。
ただし、トナー供給ローラ550と現像ローラ510の相対位置の位置決めが、より確実なものとなる点で、上記実施の形態の方がより望ましい。
===画像形成システム等の構成===
次に、本発明に係る実施の形態の一例である画像形成システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図16は、画像形成システムの外観構成を示した説明図である。画像形成システム700は、コンピュータ702と、表示装置704と、プリンタ706と、入力装置708と、読取装置710とを備えている。コンピュータ702は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されているが、これに限られるものではない。表示装置704は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的であるが、これに限られるものではない。プリンタ706は、上記に説明されたプリンタが用いられている。入力装置708は、本実施形態ではキーボード708Aとマウス708Bが用いられているが、これに限られるものではない。読取装置710は、本実施形態ではフレキシブルディスクドライブ装置710AとCD−ROMドライブ装置710Bが用いられているが、これに限られるものではなく、例えばMO(Magneto Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital Versatile Disk)等の他のものであっても良い。
図17は、図16に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。コンピュータ702が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ802と、ハードディスクドライブユニット804等の外部メモリがさらに設けられている。
なお、以上の説明においては、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710と接続されて画像形成システムを構成した例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、画像形成システムが、コンピュータ702とプリンタ706から構成されても良く、画像形成システムが表示装置704、入力装置708及び読取装置710のいずれかを備えていなくても良い。
また、例えば、プリンタ706が、コンピュータ702、表示装置704、入力装置708、及び、読取装置710のそれぞれの機能又は機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ706が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された画像データを記録した記録メディアを着脱するための記録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
このようにして実現された画像形成システムは、システム全体として従来システムよりも優れたシステムとなる。
プリンタ10を構成する主要構成要素を示した図である。 図1のプリンタ10の制御ユニットを示すブロック図である。 現像装置の斜視図である。 現像装置の主要構成要素を示した断面図である。 ハウジング540にトナー供給ローラ550が取り付けられている様子を示す斜視図である。 図7に示されたホルダー526に、現像ローラ510が取り付けられている様子を示した斜視図である。 ホルダー526に、上シール部材520及び規制ブレード560が組み付けられている様子を示した斜視図である。 側板580の斜視図である。 組み付け部材525に、上シール部材520、規制ブレード560、及び、現像ローラ510が組み付けられている様子を示した斜視図である。 図9に示された組み付け部材525が図5に示されたハウジング540に取り付けられている様子を示した斜視図である。 図10に示された組み付け部材525から側板580が取り除かれた様子を示した斜視参考図である。 イエロー現像装置54がYMCK現像ユニット50の保持部55dに装着されている様子を示す斜視図である。 イエロー現像装置54の長手方向他端側にブラケット630が設けられている様子を示した斜視図である。 ブラケット630が設けられる前の、イエロー現像装置54の長手方向他端側の様子を示した斜視参考図である。 ブラケット630の裏側を示した斜視図である。 画像形成システムの外観構成を示した説明図である。 図16に示した画像形成システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 レーザビームプリンタ 20 感光体
30 帯電ユニット 40 露光ユニット
50 YMCK現像ユニット 50a 中心軸
51 ブラック現像装置 52 マゼンタ現像装置
53 シアン現像装置 54 イエロー現像装置
55a、55b、55c、55d 保持部
56 本体側歯車 58 位置決めピン嵌合穴
60 一次転写ユニット 70 中間転写体
75 クリーニングユニット 76 クリーニングブレード
80 二次転写ユニット 90 定着ユニット
92 給紙トレイ 94 給紙ローラ
95 表示ユニット 96 レジローラ
100 制御ユニット 101 メインコントローラ
102 ユニットコントローラ 112 インターフェイス
113 画像メモリ 510 現像ローラ
510a 軸 510b 大径部
520 上シール部材 520a 短手方向端部
520b 当接面 520c 反対面
524 上シール付勢部材 525 組み付け部材
526 ホルダー 527 上シール支持部
528 規制ブレード支持部 529 現像ローラ支持部
529a 一端側現像ローラ支持部 529b 他端側現像ローラ支持部
530 現像ローラ嵌合穴
530a 一端側現像ローラ嵌合穴 530b 他端側現像ローラ嵌合穴
531 中間歯車支持部 538 トナー収容体
538a 第一トナー収容部 538b 第二トナー収容部
540 ハウジング
542 上ハウジング部 543 下ハウジング部
544 側壁 544a ピン
545 仕切り壁
546 供給ローラ嵌合穴
546a 一端側供給ローラ嵌合穴 546b 他端側供給ローラ嵌合穴
550 トナー供給ローラ 560 規制ブレード
560a ゴム部 560b ゴム支持部
560c 短手方向端部 560d 長手方向端部
572 開口 574 端部シール
576 現像ローラ用軸受け
576a 一端側現像ローラ用軸受け 576b 他端側現像ローラ用軸受け
578 供給ローラ用軸受け
578a 一端側供給ローラ用軸受け 578b 他端側供給ローラ用軸受け
580 側板 582 支持部嵌合穴
584 現像ローラ嵌合穴 586 供給ローラ嵌合穴
588 ピン嵌合穴 590 現像装置側歯車支持部
592 位置決めピン 602 ハウジングシール
610 供給ローラ駆動歯車 612 現像ローラ駆動歯車
614 中間歯車 616 現像装置側歯車
630 ブラケット
630a 第一凹部 630b 第二凹部
700 画像形成システム 702 コンピュータ
704 表示装置 706 プリンタ
708 入力装置
708A キーボード 708B マウス
710 読取装置
710A フレキシブルディスクドライブ装置
710B CD−ROMドライブ装置
802 内部メモリ
804 ハードディスクドライブユニット
T トナー

Claims (9)

  1. 現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、
    該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、
    前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、
    該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、
    前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置において、
    前記第一取り付け部材及び前記第二取り付け部材は、それぞれ、前記軸受けが嵌合可能な第一嵌合穴及び第二嵌合穴を有し、
    前記現像剤供給ローラは、前記第二嵌合穴に嵌合している前記軸受けを介して、前記第二取り付け部材によって回転自在に支持されており、
    前記第二嵌合穴に嵌合している前記軸受けが、前記第一嵌合穴に嵌合することにより、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置が位置決めされていることを特徴とする現像装置。
  3. 請求項2に記載の現像装置において、
    前記現像剤担持ローラの軸を受けるための第二軸受けを有し、
    前記第一取り付け部材は、前記第二軸受けが嵌合可能な第三嵌合穴を有し、
    前記現像剤担持ローラは、前記第三嵌合穴に嵌合している前記第二軸受けを介して、前記第一取り付け部材によって回転自在に支持されていることを特徴とする現像装置。
  4. 請求項3に記載の現像装置において、
    前記軸受けとして、前記現像装置の長手方向一端側に位置する一端側軸受けと、前記現像装置の長手方向他端側に位置する他端側軸受けと、を有し、
    前記第二取り付け部材は、前記第二嵌合穴として、前記一端側軸受けが嵌合可能な一端側第二嵌合穴と、前記他端側軸受けが嵌合可能な他端側第二嵌合穴と、を有し、
    前記現像剤供給ローラは、前記一端側第二嵌合穴に嵌合している前記一端側軸受けと前記他端側第二嵌合穴に嵌合している前記他端側軸受けとを介して、前記第二取り付け部材によって回転自在に支持されており、
    前記第二軸受けとして、前記現像装置の長手方向一端側に位置する一端側第二軸受けと、前記現像装置の長手方向他端側に位置する他端側第二軸受けと、を有し、
    前記第一取り付け部材は、前記第三嵌合穴として、前記一端側第二軸受けが嵌合可能な一端側第三嵌合穴と、前記他端側第二軸受けが嵌合可能な他端側第三嵌合穴と、を有し、
    前記現像剤担持ローラは、前記一端側第三嵌合穴に嵌合している前記一端側第二軸受けと前記他端側第三嵌合穴に嵌合している前記他端側第二軸受けとを介して、前記第一取り付け部材によって回転自在に支持されており、
    前記第一取り付け部材は、前記現像装置の長手方向一端側のみに、前記一端側軸受けが嵌合可能な前記第一嵌合穴を有し、
    前記一端側第二嵌合穴に嵌合している前記一端側軸受けが、前記第一嵌合穴に嵌合することにより、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置が位置決めされていることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項4に記載の現像装置において、
    前記現像装置の長手方向一端側において、前記第一取り付け部材及び前記第二取り付け部材のうちの一方にピンが、他方に前記ピンが嵌合可能な第四嵌合穴が、設けられており、
    前記ピンが前記第四嵌合穴に嵌合していることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の現像装置において、
    前記現像装置の長手方向他端側において、前記他端側軸受けと前記他端側第二軸受けの相対位置を位置決めするための位置決め部材、
    を有することを特徴とする現像装置。
  7. 現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、
    該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、
    前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、
    該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、
    前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、
    を有し、
    前記第一取り付け部材及び前記第二取り付け部材は、それぞれ、前記軸受けが嵌合可能な第一嵌合穴及び第二嵌合穴を有し、
    前記現像剤供給ローラは、前記第二嵌合穴に嵌合している前記軸受けを介して、前記第二取り付け部材によって回転自在に支持されており、
    前記第二嵌合穴に嵌合している前記軸受けが、前記第一嵌合穴に嵌合することにより、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置が位置決めされており、
    前記現像剤担持ローラの軸を受けるための第二軸受けを有し、
    前記第一取り付け部材は、前記第二軸受けが嵌合可能な第三嵌合穴を有し、
    前記現像剤担持ローラは、前記第三嵌合穴に嵌合している前記第二軸受けを介して、前記第一取り付け部材によって回転自在に支持されており、
    前記軸受けとして、前記現像装置の長手方向一端側に位置する一端側軸受けと、前記現像装置の長手方向他端側に位置する他端側軸受けと、を有し、
    前記第二取り付け部材は、前記第二嵌合穴として、前記一端側軸受けが嵌合可能な一端側第二嵌合穴と、前記他端側軸受けが嵌合可能な他端側第二嵌合穴と、を有し、
    前記現像剤供給ローラは、前記一端側第二嵌合穴に嵌合している前記一端側軸受けと前記他端側第二嵌合穴に嵌合している前記他端側軸受けとを介して、前記第二取り付け部材によって回転自在に支持されており、
    前記第二軸受けとして、前記現像装置の長手方向一端側に位置する一端側第二軸受けと、前記現像装置の長手方向他端側に位置する他端側第二軸受けと、を有し、
    前記第一取り付け部材は、前記第三嵌合穴として、前記一端側第二軸受けが嵌合可能な一端側第三嵌合穴と、前記他端側第二軸受けが嵌合可能な他端側第三嵌合穴と、を有し、
    前記現像剤担持ローラは、前記一端側第三嵌合穴に嵌合している前記一端側第二軸受けと前記他端側第三嵌合穴に嵌合している前記他端側第二軸受けとを介して、前記第一取り付け部材によって回転自在に支持されており、
    前記第一取り付け部材は、前記現像装置の長手方向一端側のみに、前記一端側軸受けが嵌合可能な前記第一嵌合穴を有し、
    前記一端側第二嵌合穴に嵌合している前記一端側軸受けが、前記第一嵌合穴に嵌合することにより、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置が位置決めされており、
    前記現像装置の長手方向一端側において、前記第一取り付け部材及び前記第二取り付け部材のうちの一方にピンが、他方に前記ピンが嵌合可能な第四嵌合穴が、設けられており、
    前記ピンが前記第四嵌合穴に嵌合しており、
    前記現像装置の長手方向他端側において、前記他端側軸受けと前記他端側第二軸受けの相対位置を位置決めするための位置決め部材、
    を有することを特徴とする現像装置。
  8. 現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、を有する現像装置、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. コンピュータ、及び、
    このコンピュータに接続可能な画像形成装置であって、現像剤を担持するための現像剤担持ローラと、該現像剤担持ローラが取り付けられた第一取り付け部材と、前記現像剤担持ローラに現像剤を供給するための現像剤供給ローラと、該現像剤供給ローラが取り付けられた第二取り付け部材と、前記第一取り付け部材と前記第二取り付け部材の相対位置を位置決めし、かつ、前記現像剤供給ローラの軸を受けるための軸受けと、を有する現像装置、を備えた画像形成装置、
    を有する画像形成システム。
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