JP2006060970A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】 プリント基板と該プリント基板を収容するケースとの組み合わせにより様々な回路パターンに対応できる電気接続箱を提供する。
【解決手段】 四角形状のプリント基板20の全周縁に沿って、導体22と接続させた接続ピン26を間隔をあけて突出させている一方、上面12の中央にプリント基板20と対応する四角形状の開口13を設けていると共に、4面の周壁にそれぞれコネクタ嵌合部15を設けたケース11を設け、開口13に沿ってL形状の端子17を接続ピン26と同一の間隔をあけて取り付け、L形状の端子17の一側部17bを開口13内で周縁に沿って突出させると共に、該突出端から圧接用スロット17cを形成している一方、他側部17eをコネクタ嵌合部15の端子穴15bから突出させ、プリント基板20を開口13を塞ぐように配置して、接続ピン26をL形状の端子17の圧接用スロット17cに挿入して接続させている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気接続箱に関し、詳しくは、コネクタに接続される電線をプリント基板を介して多様は回路接続ができるようにしたもので、特に、自動車用に適して電気接続箱に関するものである。
従来、プリント基板にコネクタを搭載し、該コネクタに接続される電線をプリント基板の導体を介して互いに接続する構成とした電気接続箱として、特開2001−25137号公報(特許文献1)が提供されている。
前記特許文献1の電気接続箱では、図12(A)(B)に示すように、ブスバーを回路配索材とする組付体1の中央部に開口1aを設けるともにブスバーの端子2を回路1aの周縁より突設し、かつ、周縁にコネクタ3を取り付ける一方、前記開口1aに制御基板4を搭載している。該制御基板4の周縁より突設した端子5を前記組付体1のブスバーの端子2とはんだ接続し、前記コネクタ3に接続される電線をブスバーを介して制御基板4の導体と接続した構成とされている。
前記特許文献1に開示された電気接続箱では、コネクタ3と制御基板4の導体とは組付体1のブスバーを介在させているため、構成が複雑となり、大型化する。また、制御基板4の端子5とブスバーの端子2とをはんだ接続しているために半田つけ工程が必要になる等の問題がある。
特開2001−25137号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、プリント基板とコネクタとを簡単かつ多様な回路構成で接続できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、四角形状の基板の表面に導体を形成したプリント基板の全周縁に沿って、導体と接続させた接続ピンを間隔をあけて突出させている一方、
上面あるいは/および下面の中央に前記プリント基板と対応する四角形状の開口を設けていると共に、4面の周壁にそれぞれコネクタ嵌合部を設けたケースを設け、前記開口に沿ってL形状の端子を前記接続ピンと同一の間隔をあけて取り付け、
前記L形状の端子の一側部を前記開口内で周縁に沿って突出させると共に、該突出端から圧接用スロットを形成している一方、他側部を前記コネクタ嵌合部の端子穴から突出させ、
前記プリント基板を前記開口を塞ぐように配置して、前記接続ピンを前記L形状の端子の圧接用スロットに挿入して接続させていることを特徴とする電気接続箱を提供している。
前記構成によれば、自動車に配索する電線端末に接続したコネクタを前記ケースの周壁に設けたコネクタ嵌合部に嵌合すると、電線に接続したコネクタ内の端子とコネクタ嵌合部内に突出している端子とが接続され、プリント基板の回路を介して電線を接続することができる。
このように、電線をジョイントする内部回路としてバスバーを介在させずに、L型状の端子材だけを介してプリント基板の回路と接続しているため、構造が簡単となり、部品点数も少なく、かつ、前記特許文献1に開示されているようなコネクタに接続されるバスバーの端子と基板側の端子との半田つけ工程がなくなり、コスト安に製造することができる。
また、ケースの開口の周縁に沿って圧接用スロットを設けた端子の一側部を配置すると共に、プリント基板の周縁に沿って前記端子と同一ピッチで接続ピンを導体と接続させているため、前記開口を塞ぐようにプリント基板を配置すると、ケース内の端子とプリント基板の接続ピンとが全て一括で接続でき、プリント基板とケース内の端子との接続を容易にすることができる。
さらに、異なる車種やグレードの異なる車両に本発明の電気接続箱を用いる場合や、回路変更が生じた場合には、プリント基板のみを変更すればよく、プリント基板の導体と接続する接続ピン、ケース及び該ケースに取り付ける端子を共用することができる。
前記プリント基板の接続ピンの突出側と反対面側にカバーを被せて取り付けていることが好ましい。
これにより、プリント基板の導体を保護することができ、該カバーの周縁形状をカバーに設けた開口の形状と同一としておけば、前記カバーによりケースの開口を完全に閉鎖することができる。
前記プリント基板を2枚設けると共に、前記ケースの上下両面に開口を設け、これら上下の開口周縁に沿ってそれぞれ前記L形状の端子を取り付け、これら上下のL形状の端子の一側部を前記各プリント基板の接続ピンと接続させると共に、他側部を前記コネクタ嵌合部の端子穴から突出させている。
前記構成によれば、プリント基板を2枚用いているため、さらに複雑な回路パターンに対応することができる。
なお、プリント基板を1枚しか用いない場合に、上下面のいずれか一方の開口をカバーを被せて閉鎖する構成とすれば、前記ケースをプリント基板を1枚だけ用いる電気接続箱と2枚用いる電気接続箱とに共用することができる。
また、前記プリント基板の導体と接続させる前記接続ピンは、基板の両面から上下両側部に突出させる一方、該プリント基板を挟んで前記ケースを上下に積層し、該上下のケースの前記L形状端子の対向する前記圧接用スロットに前記プリント基板の上下両面より突設する前記接続ピンを挿入して接続している構成としてもよい。
前記構成によれば、前記ケースを上下に積層することにより、さらに複雑な回路パターンにも対応可能となり、同一のケースを用いてより多くの電線を多様な回路構成で接続することができる。
即ち、電線に接続されているコネクタが4個以下である場合には、各コネクタを1つのケースのコネクタ嵌合部に嵌合して電線を接続できるが、電線に接続されるコネクタが5個以上となった場合には、1つのケースのコネクタ嵌合部にこれらのコネクタを全て嵌合することができない。そこで、同一のケースを上下に積層し、これら積層したケース内のL形状端子をプリント基板の導体に接続した接続ピンと接続することで、より多くのコネクタ嵌合部を設け、コネクタが5個以上の場合にも、全てのコネクタをコネクタ嵌合部に嵌合できるようにしてジョイント可能としている。この際、積層しているケースは同一のケースであるため、ケースを1段で使用する場合とケースを多段に積層して使用する場合とでケースを共用することができる。
なお、ケースの積層数は2段に限らず、ケースとプリント基板とを交互に積層して3段以上としてもよい。
前記接続ピンは基板より上下両側方に突出させる第一接続ピンと、上向きに突出させる第二接続ピンと、下向きに突出させる第三接続ピンの3種類の接続ピンからなる。
前記構成によれば、第一接続ピンによりプリント基板の導体と上下両側のケース内のL形状端子、第二接続ピンによりプリント基板の導体と上段のケース内のL形状端子、第三接続ピンによりプリント基板の導体と下段のケース内のL形状端子とをそれぞれ接続することができ、所要の接続ピンを用いて様々な回路パターンを形成することができる。
前記プリント基板の導体と接続させる前記接続ピンは、前記導体に形成した端子穴に接続ピンを挿入して半田づけで接続し、あるいは接続ピンをプレスフィット端子として前記端子穴に圧入接続させている。
前記構成によれば、半田付けもしくは圧入接続により接続ピンをプリント基板の導体に容易に接続することができる。
前記プリント基板の導体は回路パターンに沿って形成され、あるいは、クロス形状に形成されて所要箇所が切除されて回路パターンが形成され、該プリント基板に電気部品あるいは/および電子部品が実装されている。
プリント基板の導体をクロス形状に形成しておき、導体の交差点等の所要箇所を切除して回路パターンを形成する構成とすれば、プリント基板を様々な回路パターンに共用することができる。
また、プリント基板に電気部品あるいは/および電子部品を実装しているため、電線をジョイントするだけでなく、リレーによるスイッチとしての機能等をプリント基板にもたせることができる。
前述したように、本発明によれば、自動車に配索する電線端末に接続したコネクタを、ケースの周壁に設けたコネクタ嵌合部に嵌合すると、電線に接続したコネクタ内の端子とコネクタ嵌合部内に突出している端子とが接続され、プリント基板の導体を介して電線がジョイントされる。電線をジョイントする内部回路として導電性金属板からなるバスバーを用いずにプリント基板を用いているため、複雑な回路パターンに対応することができ、かつ、電気接続箱を小型化することができる。
また、ケースの開口の周縁に沿って圧接用スロットを設けた端子の一側部を配置すると共に、プリント基板の周縁に沿って前記端子と同一ピッチで接続ピンを導体と接続させているため、前記開口を塞ぐようにプリント基板を配置すると、ケース内の端子とプリント基板の接続ピンとが全て一括で接続でき、プリント基板とケース内の端子との接続を容易にすることができる。
さらに、プリント基板の基板のみを変更すれば様々な回路パターンを形成することができるため、異なる車種やグレードの異なる自動車に接続ピンやケースを共用することができ、また、回路変更にも柔軟に対応することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図7は、本発明の第1実施形態を示し、電気接続箱10は、ケース11内にプリント基板20を備え、該プリント基板20を介して複数の電線wをジョイントするものである。
前記ケース11は、直方体形状のボックスであり、上面12に四角形状の開口13を設けると共に、4面の周壁14の外面にそれぞれコネクタ嵌合部15を突設している。該コネクタ嵌合部15の底壁15aには、一定ピッチをあけて端子穴15bを1列で並設している。なお、本実施形態では、ケース11の下面16は閉鎖面としている。
前記ケース11内には、複数の端子17を取り付けている。該端子17は、図3に示すように、長さ方向中央の屈曲部17aで直角に屈曲したL形状とし、一側部17bの先端中央から屈曲部17aまで切り欠いて圧接用スロット17cを形成し、該圧接用スロット17cの両側内面より対向させて接触部17dを突設している。他側部17eには、屈曲部17aから切り欠いて、圧接用スロット17cと連続する係止穴17fを形成し、先端を雄タブ形状としている。
前記端子17の他側部17eをケース11のコネクタ嵌合部15の底壁15aに設けた端子穴15bに通し、図2(B)に示すように、コネクタ嵌合部15内に突出させて固定する一方、圧接用スロット17cを設けた一側部17bを、図2(A)に示すように、ケース11の上面12の開口13の周縁に沿って上方に向けて突出させている。なお、端子17はモールドによりケース11と一体的に設けてもよい。
前記ケース11内に収容するプリント基板20は、図4に示すように、四角形状の絶縁基板21の一面側に左右横方向Xに延在する導体22aを上下縦方向Yに一定の間隔をあけて形成すると共に、縦方向Yに延在する導体22bを横方向Xに一定の間隔をあけて形成することにより、クロス形状に形成している。また、プリント基板20の全周縁に沿って絶縁基板21と導体22に連通する貫通穴を設け、接続ピン26を貫通させる端子穴23を形成している。該端子穴23のピッチは、前記ケース11内に取り付けた端子17と同一ピッチとし、後述する接続ピン26を端子穴23に貫通させて取り付けると、該接続ピン26とケース11に取り付けた端子17とが同一ピッチで配置される。
前記プリント基板20は、図4(B)に示すように、導体22aと22bがクロスする所要の交差部22cを切除して所要の回路パターンを形成している。また、図4(C)に示すように、導体22の所要箇所に基板リレー24等の電気部品や半導体リレー25等の電子部品を実装している。なお、交差部以外の所要箇所の導体を切除してもよい。
前記プリント基板20の端子穴23に貫通させて導体22に半田付けする接続ピン26は、その挿入側先端に係止爪26aを軸線方向と直交する方向に突出させている。
前記接続ピン26をプリント基板20の全周縁に沿って設けた端子穴23に貫通させて保持しておき、接続ピン26を導体22にそれぞれ半田付けしている。接続ピン26は、
プリント基板20の導体22に半田付けされた状態で、図5に示すように、挿入側先端に設けた係止爪26aをプリント基板20の外周側に向けて突出させている。
前記プリント基板20には、プリント基板20の導体22を形成した上面側を覆うカバー27を被せて取り付けている。該カバー27は、ケース11の上面に設けた開口13と同一形状の上壁27aと、該上壁27aの下面から周縁に沿って下方に突出する周壁27bとからなり、下面開口としている。該下面開口からプリント基板20に取り付けた接続ピン26の挿入側先端を突出させている。また、カバー27の周壁27aの内面に水平方向の係止溝27cを周設し、該係止溝27cにプリント基板20の周縁部を挿入係止して、プリント基板20にカバー27を固定している。
前記カバー27を取り付けたプリント基板20をケース11の開口13からケース11内に挿入し、一括でプリント基板20に取り付けた接続ピン26をケース11に取り付けた端子17の圧接用スロット17cに挿入して接続している。プリント基板20を所定位置までケース11内に挿入すると、図6及び図7に示すように、端子17の一対の接触部17dが接続ピン26に圧接して接続されると共に、接続ピン26の係止爪26aが端子17の他側部17e裏面に係止してロックされる。また、このとき、ケース11の開口13がプリント基板20に取り付けたカバー27の上壁27aにより閉鎖される。
前記ケース11の周壁14に設けたコネクタ嵌合部15にはコネクタ30を嵌合しており、該コネクタ30の端子収容部30aに収容した電線w端末の雌端子31とコネクタ嵌合部15内に突出した端子17の他側部17eとが接続されている。これにより、複数の電線wが端子17、接続ピン26及びプリント基板20の導体22を介してジョイントされる。
前記構成によれば、電線wをジョイントする内部回路として導電性金属板からなるバスバーを用いずにプリント基板20を用いているため、複雑な回路パターンに対応することができ、かつ、電気接続箱10を小型化することができる。
また、ケース11の開口13の周縁に沿って端子17の一側部17bを配置すると共に、プリント基板20の周縁に沿って端子17と同一ピッチで接続ピン26を導体22と接続させているため、開口13を塞ぐようにプリント基板20を配置すると、ケース11内の端子17とプリント基板20の接続ピン26とを全て一括で接続することができる。
さらに、異なる車種やグレードの異なる車両に本発明の電気接続箱10を用いる場合や、回路変更が生じた場合には、プリント基板20のみを変更すればよく、プリント基板20に取り付けた接続ピン26、ケース11及び該ケース11に取り付けた端子17を共用することができる。
図8乃至図10は、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態では、ケース11の上面12に開口13を設けると共に、下面16にも開口18を設けて、上下両側からプリント基板20をケース11内に挿入している。
ケース11のコネクタ嵌合部15の底壁15aには、図8に示すように、上下2段で端子穴15bを設けており、上段の端子穴15b−1に取り付ける端子17Aは、一側部17bを上方に向けて突出させる一方、下段の端子穴15b−2に取り付ける端子17Bは、一側部17bを下方に向けて突出させている。
端子17Aの圧接用スロット17cには上方からケース11内に挿入するプリント基板20Aに取り付けた接続ピン26Aが挿入されて、端子17Aと接続ピン26Aが接続される一方、端子17Bの圧接用スロット17cには下方からケース11内に挿入するプリント基板20Bに取り付けた接続ピン26Bが挿入されて、端子17Bと接続ピン26Bが接続される。
また、コネクタ30には、上下2段で取り付けた端子17に対応させて端子収容部30aを上下2段で設けている。
本実施形態のプリント基板20は、第1実施形態と異なり、図9に示すように、導体22が予め回路パターンに沿って形成されており、特定の回路に対して専用のプリント基板としている。
また、図10に示すように、接続ピン26をプレスフィット端子としてプリント基板20に圧入接続している。即ち、プリント基板20の端子穴23の内周面全面からプリント基板20の表面にかけて銅メッキを施すと共に、該銅メッキの表面に錫メッキまたは半田メッキを施して導電層28を設け、該導電層28を導体22と接合している。一方、接続ピン26には、叩き出して薄肉としたプレスフィット部26bを設けており、該プレスフィット部26をプリント基板20の端子穴23に圧入して導体22と接続している。
前記構成によれば、1つのケース11内にプリント基板20を2枚収容しているため、さらに複雑な回路パターンに対応することができると共に、より多数の電線wをジョイントすることができる。
また、接続ピン26をプレスフィット端子としているため、接続ピン26をプリント基板20の端子穴23に圧入することにより容易に接続することができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、本発明の第3実施形態を示す。
本実施形態では、プリント基板20を挟んでケース11A、11Bを上下に積層している。
積層するケース11A、11Bは共に第1実施形態と同様のケースとし、下段側のケース11Aは上面12に開口13が形成されるように配置する一方、上段側のケース11Bは上下逆さまに配置して、下面16に開口13が形成されるように配置している。よって、下段側のケース11Aに取り付けた端子17Aは一側部17bが上方に向けて突出する一方、上下逆さまに配置した上段側のケース11Bに取り付けた端子17Bは一側部17bが下方に向けて突出している。
前記プリント基板20には、3種類の接続ピンを取り付けている。
第一接続ピン26Aは長尺とし、軸線方向の略中央をプリント基板20の導体22に半田付けしてプリント基板20より上下両側方に突出させている。第一接続ピン26Aはプリント基板20の端子穴23に貫通できるよう、一方の先端にのみ係止爪26aを設けている。
第二接続ピン26Bは、第1実施形態と同様の接続ピンとし、プリント基板20より上向きに突出させている。
第三接続ピン26Cも第1実施形態と同様の接続ピンとしているが、プリント基板20より下向きに突出させている。
前記のようにプリント基板20を挟んでケース11Aと11Bとを積層し、ケース11Aと11Bの開口13にプリント基板20を配置すると、第一接続ピン26Aの下端側が下段側のケース11Aに取り付けた端子17Aと接続されると共に、上端側が上段側のケース11Bに取り付けた端子17Bと接続される。また、同時に、第二接続ピン26Bがケース11Bの端子17Bと接続される一方、第三接続ピン26Cがケース11Aの端子17Aと接続される。
前記構成によれば、ケース11を上下に積層することにより、さらに複雑な回路パターンにも対応可能となり、同一のケース11を用いてより多くの電線wをジョイントすることができる。
なお、第1実施形態のケースに代えて、第2実施形態の上下両面に開口を設けたケースを用いてもよい。
また、積層するケースは2段に限らず、3段以上であってもよい。
さらにまた、本実施形態ではケースに挟まれたプリント基板を1枚としているが、複数枚を重ねてもよい。これにより、さらに複雑な回路パターンにも対応することができる。
他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第1実施形態の電気接続箱の分解斜視図である。 ケースを示し、(A)は平面図、(B)はA−A線断面図である。 ケースに取り付ける端子の斜視図である。 (A)は不要な導体を切除する前のプリント基板の平面図、(B)は不要な導体を切除した後のプリント基板の平面図、(C)は電気部品および電子部品を実装したプリント基板の平面図である。 カバーを取り付けたプリント基板の断面図である。 電気接続箱にコネクタを接続した状態を示す断面図である。 端子と接続ピンを接続した状態を示す斜視図である。 第2実施形態の電気接続箱の断面図である。 プリント基板の平面図である。 プリント基板の導体に接続ピンを接続した状態を示す要部拡大断面図である。 第3実施形態の電気接続箱の断面図である。 (A)(B)は従来例を示す図面である。
符号の説明
10 電気接続箱
11 ケース
13 開口
15 コネクタ嵌合部
17 端子
17b 一側部
17c 圧接用スロット
17d 接触部
17e 他側部
17f 係止穴
20 プリント基板
22 導体
26 接続ピン
26a 係止爪
30 コネクタ
w 電線

Claims (6)

  1. 四角形状の基板の表面に導体を形成したプリント基板の全周縁に沿って、導体と接続させた接続ピンを間隔をあけて突出させている一方、
    上面あるいは/および下面の中央に前記プリント基板と対応する四角形状の開口を設けていると共に、4面の周壁にそれぞれコネクタ嵌合部を設けたケースを設け、前記開口に沿ってL形状の端子を前記接続ピンと同一の間隔をあけて取り付け、
    前記L形状の端子の一側部を前記開口内で周縁に沿って突出させると共に、該突出端から圧接用スロットを形成している一方、他側部を前記コネクタ嵌合部の端子穴から突出させ、
    前記プリント基板を前記開口を塞ぐように配置して、前記接続ピンを前記L形状の端子の圧接用スロットに挿入して接続させていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記プリント基板を2枚設けると共に、前記ケースの上下両面に開口を設け、これら上下の開口周縁に沿ってそれぞれ前記L形状の端子を取り付け、これら上下のL形状の端子の一側部を前記各プリント基板の接続ピンと接続させると共に、他側部を前記コネクタ嵌合部の端子穴から突出させている請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記プリント基板の導体と接続させる前記接続ピンは、基板の両面から上下両側部に突出させる一方、該プリント基板を挟んで前記ケースを上下に積層し、該上下のケースの前記L形状端子の対向する前記圧接用スロットに前記プリント基板の上下両面より突設する前記接続ピンを挿入して接続している請求項1に記載の電気接続箱。
  4. 前記接続ピンは基板より上下両側方に突出させる第一接続ピンと、上向きに突出させる第二接続ピンと、下向きに突出させる第三接続ピンの3種類の接続ピンからなる請求項3に記載の電気接続箱。
  5. 前記プリント基板の導体と接続させる前記接続ピンは、前記導体に形成した端子穴に接続ピンを挿入して半田づけで接続し、あるいは接続ピンをプレスフィット端子として前記端子穴に圧入接続させている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電気接続箱。
  6. 前記プリント基板の導体は回路パターンに沿って形成され、あるいは、クロス形状に形成されて所要箇所が切除されて回路パターンが形成され、該プリント基板に電気部品あるいは/および電子部品が実装されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電気接続箱。
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