JP2006059910A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作電圧を容易に変更することの可能な半導体装置を提供すること。
【解決手段】入出力回路25aは、第1の高電位電源VDD1にて動作する第1入出力セル31aと、第2の高電位電源VDD2にて動作する第2入出力セル31bとを備えている。そして、入出力回路25aは、電圧選択信号VSEL0に基づいて第1又は第2入出力セル31a,31bを動作させるようにした。従って、動作する第1又は第2入出力セル31a,31bの動作電圧(第1の高電位電源VDD1又は第2の高電位電源VDD2)に応じた信号が出力される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内部回路の出力信号のレベルを、外部に接続された装置に応じたレベルに変換して出力する出力回路を備えた半導体装置に関するものである。
近年、半導体装置においては、高集積化、高速化が進められている。また、半導体装置においては、低消費電力化のために、その駆動電圧の低電圧化が進められている。一方、未だ低駆動電圧化されていない高駆動電圧の半導体装置も存在する。これらの電源電圧が異なる複数の半導体装置が接続される半導体装置は、それぞれに接続される半導体装置の電源電圧に対応する動作電圧にて動作する入出力回路(I/O(input/output)回路)を備えている。それら入出力回路において、動作電圧を容易に変更することが望まれている。
従来、半導体装置は、その周辺に沿って入出力回路が設けられ、該入出力回路に他の半導体装置や抵抗等の素子が接続されている。尚、上記半導体装置を区別するため、注目する半導体装置を主半導体装置、該主半導体装置に接続される半導体装置を副半導体装置として説明する。
副半導体装置は、例えば種類(メモリ等)によって入出力回路の動作電圧が異なるものが存在する。このため、主半導体装置では、接続が想定される1つ又は複数の副半導体装置に応じて入出力回路をグループ化した複数のブロック毎に、それらに対応して設けられた端子(パッド)から対応する電圧を有する動作電源が供給される。
例えば、図24に示すように、主半導体装置11には、その周辺に沿って入出力ブロック12a,12b,12c,12dが設けられ、それらの内側には内部回路13が設けられている。各ブロック12a〜12dは、それぞれ複数の入出力回路にて構成されている。尚、回路構成によって、入力回路又は出力回路からなるブロックも含まれることがある。
各ブロック12a〜12dは、それらに接続される副半導体装置の電源電圧に応じてそれぞれ異なる電源電圧が供給され、その電源電圧に対応するレベルの信号を出力するように構成されている。
例えば、第1及び第3ブロック12a,12cは、第1の電源電圧VDD1(例えば1.8V)にて動作する入出力回路を備えた副半導体装置が接続され、それらブロック12a,12cに第1の電源電圧VDD1が供給される。また、第2及び第4ブロック12b,12dは、第2の電源電圧(例えば3.3V)にて動作する入出力回路を備えた副半導体装置が接続され、それらブロック12b,12dに第2の電源電圧VDD2が供給される。
内部回路13は、所定の内部電源電圧VDDI(例えば1.2V)にて動作するように構成され、その電圧VDDIに対応するレベルの信号を入出力する。従って、第1及び第3ブロック12a,12cの入力回路及び出力回路は、第1の電源電圧VDD1と内部電源電圧VDDIの間で電圧変換するレベル変換回路を有し、第2及び第4ブロック12b,12dの入力回路及び出力回路は、第1の電源電圧VDD1と内部電源電圧VDDIの間で電圧変換するレベル変換機能を有している。
従って、第1又は第3ブロック12a,12cは、主半導体装置の内部回路13からの信号の電圧を、第1の電源電圧VDD1に電圧変換して副半導体装置へ出力する。第2又は第4ブロック12b,12dは、内部回路13からの信号を、第2の電源電圧VDD2に電圧変換して出力する。
各ブロック12a〜12dは、それぞれの電源配線がパッドに接続されており、各パッドには、上記の第1又は第2の電源電圧VDD1,VDD2が供給されている。このため、各ブロック12a〜12dは、それぞれに対応するパッドに供給する動作電源の電圧を変更することで、各ブロック12a〜12d全体の動作電圧を変更し、それぞれに接続される副半導体装置の動作電圧に対応することが可能である。
ところで、上記ブロックの一部(例えば、ブロック12aの一部の入出力回路)の動作電圧を、それらに接続する副半導体装置に対応して変更することが望まれることがある。しかし、各ブロック12a〜12dを構成する入出力回路の電源配線は、共通に接続されているため、ブロックの一部の動作電圧を変更することはできない。上記の要望に対応するには、主半導体装置の製造工程において、それを作成するためのマスクを改版しなければならず、作成までに日数がかかるうえ、製造コストがかかるという問題がある。
また、従来の入出力ブロック12a〜12dを備えた主半導体装置11では、各電源グループのパッドを一カ所に集めて配置する必要があるため、パッドの配列の自由度が低い。
また、電源グループの数を増加すればパッドの配列の自由度が高くなる。しかし、各電源グループに入出力に必要な電源を供給する必要があるため、電源数(電源配線の本数、電源を供給するためのパッド数)の増加を招く可能性がある。また、各電源グループにウェル分離を行う必要があるため、ESD(Electro Static Discharge)耐圧が低い。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、動作電圧を容易に変更することの可能な半導体装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、出力回路は、互いに異なる電圧の信号を出力するように構成された複数の出力セルと、電圧選択信号に基づいて複数の出力セルから選択した1つの出力セルを動作させる制御部とを備え、電圧選択信号によって容易に出力信号の電圧、即ち出力回路の動作電圧が変更される。
請求項2に記載の発明によれば、複数の出力セルは、それぞれ高電位側電源に接続された第1出力トランジスタと、低電位側電源に接続された第2出力トランジスタと、を備え、電圧選択信号に基づいて選択されていない出力セルは第1及び第2出力トランジスタをオフに制御することで両出力トランジスタ間のノードをハイインピーダンスにして動作する出力セル側の信号が確実に出力される。
請求項3に記載の発明によれば、出力回路は、互いに異なる電圧の高電位側電源にそれぞれ接続された複数の第1出力トランジスタと、低電位側電源に接続された第2出力トランジスタと、電圧選択信号に基づいて複数の第1出力トランジスタのうちの1つを動作させる制御部とを備える。従って、低電位側電源に接続された第2出力トランジスタを共通で使用し、半導体装置の面積の増加が抑えられる。
請求項4に記載の発明によれば、出力回路は、互いに異なる電圧の高電位側電源にそれぞれ接続された複数の第1出力トランジスタと、低電位側電源に接続された第2出力トランジスタと、第1のモードの時には電圧選択信号に基づいて複数の第1出力トランジスタのうちの1つを動作させ、第2のモードの時には複数の第1出力トランジスタを高電位側電源の電圧に従って順次制御する制御部とを備える。従って、第2のモードの時に出力信号のレベルが段階的に変化するため、その信号のレベルを急激に変化させる場合に比べてオーバーシュートが小さくなる。
請求項5に記載の発明によれば、高電位側電源の電源配線がチップの辺に沿って延びるように形成されるとともに、複数の電源配線が辺と直交する方向に沿って配列され、複数の出力回路は電源配線の延びる方向に沿って配列され、各出力回路に含まれる複数の第1出力トランジスタは電源配線と直交する方向に沿って配列される。従って、同じ導電型の出力トランジスタが一列に並べられるため、それらを形成するウェルの面積が大きくなる。
請求項6に記載の発明によれば、外部信号により切断されるフューズを備え、該フューズの切断又は未切断により電圧選択信号を生成する信号生成回路を備えた。従って、出荷時等にてフューズを切断することで、出力回路の動作電圧が容易に設定される。
請求項7に記載の発明によれば、電圧の設定情報を記憶する書き換え可能な記憶手段が備えられ、該記憶手段に記憶された情報に基づいて電圧選択信号を生成する信号生成回路が備えられる。従って、記憶手段に記憶する情報を変更することで、出力回路の動作電圧が容易に変更される。
請求項8に記載の発明によれば、しきい値電圧が異なる複数の入力バッファを備え、各入力バッファの出力信号に基づいて接続された装置の動作電圧を検出し、該検出結果に基づいて電圧選択信号を生成するようにした。従って、外部装置の動作電圧を容易に検出して出力回路の動作電圧をそれに対応させることができる。
請求項9に記載の発明によれば、低電位側電源端子に第1の高電位電源が接続され、高電位側電源端子に第1の高電位電源よりも高電位の第2の高電位電源が接続され、外部から信号が入力される第1の入力バッファと、低電位側電源端子に低電位電源が接続され、高電位側電源端子に第2の高電位電源が接続され、第1の入力バッファの出力信号が入力され、電圧選択信号を出力する第2の入力バッファとが備えられる。従って、外部装置の動作電圧を容易に検出して出力回路の動作電圧をそれに対応させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、内部回路の出力信号のレベルを、外部に接続された装置に応じたレベルに変換して出力する出力回路を備えた半導体装置であって、出力回路は、出力信号に応じて互いに異なる電圧の信号を出力するように構成された複数の出力セルを備え、各出力セルがそれぞれ接続された複数のパッドが備えられる。従って、内部回路の動作電圧に応じたパッドに、リードフレームなどをワイヤにて選択的に接続することで、出力信号のレベルが容易に設定される。
以上記述したように、本発明によれば、動作電圧を容易に変更することの可能な半導体装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図4に従って説明する。
図1は、半導体装置の概略を示す平面図である。
半導体装置21は、外周部に複数(図1において8個)の入出力ブロック22a〜22hが形成されている。半導体装置21の中央には、種々の機能を有する内部回路23が形成されている。
各入出力ブロック22a〜22hは、後述する複数の入出力回路(I/O回路)25(又は、出力回路と入力回路の少なくとも一方)から構成されている。内部回路23は、その動作によって入出力回路25を介して、該半導体装置21に接続された他の半導体装置21と信号の授受を行なう。また、内部回路23は、内部動作電源VDDIにより動作し、その動作によって内部回路23を介して、該半導体装置21に接続された抵抗等の素子に対する信号の入出力を行なう。
複数の入出力ブロック22a〜22h上には環状の電源配線24a、24b、24cが設けられている。第1の電源配線24aには、第1の高電位電源VDD1が供給され、第2の電源配線24bには、第2の高電位電源VDD2が供給され、第3の電源配線24cには低電位電源VSSが供給されている。第1及び第2の高電位電源VDD1,VDD2は、この半導体装置21に接続される他の半導体装置の動作電源電圧(詳しくは入力回路の動作電圧)や素子に供給される電圧に応じた電圧に設定されており、例えば、第1の高電位電源VDD1は1.8ボルト(V)であり、第2の高電位電源VDD2は3.3Vであり、低電位電源VSSは0Vである。尚、内部回路23に供給される内部動作電源VDDIは、内部回路23の動作に応じて設定されるものであり、本実施形態では第1の高電位電源VDD1と同じ値に設定されている。
上記の複数の入出力ブロック22a〜22hのうちの少なくとも1つ、本実施形態では、入出力ブロック22aには、第1及び第2の高電位電源VDD1,VDD2が供給されている。他の入出力ブロック22b〜22hには、それぞれに接続される半導体装置に対応して第1の高電位電源VDD1又は第2の高電位電源VDD2が供給されている。例えば、入出力ブロック22b,22c,22hは第1の高電位電源VDD1が供給され、該第1の高電位電源VDD1のレベルを持つ信号を入力又は出力する。また、入出力ブロック22d,22e,22f,22g,22hは第2の高電位電源VDD2が供給され、該第2の高電位電源VDD2のレベルを持つ信号を入力又は出力する。
図2に示すように、入出力ブロック22aは、複数(本実施形態では5つ)の入出力回路25a〜25eから構成されている。各入出力回路25a〜25eには、第1及び第2の高電位電源VDD1,VDD2と低電位電源VSSが供給されている。
各入出力回路25a〜25eは、内部回路23から該内部回路23の動作電圧(第1の高電位電源VDD1)に応じたレベルを持つ信号DO0〜DO4がそれぞれ入力される。また、各入出力回路25a〜25eは、内部回路23に対して該内部回路23の動作電圧に応じたレベルを持つ信号DI0〜DI4を出力する。
各入出力回路25a〜25eは、それぞれパッド26a〜26eが接続されている。入出力回路25aには電圧選択信号VSEL0が入力され、入出力回路25bには電圧選択信号VSEL1が入力され、入出力回路25c,25dには電圧選択信号VSEL2が入力され、入出力回路25eには電圧選択信号VSEL3が入力されている。本実施形態では、これら電圧選択信号VSEL0〜VSEL3は、半導体装置21に設けられたパッド27a〜27dを介して該半導体装置21の外部から供給されている。
入出力回路25a〜25eは、電圧選択信号VSEL0〜VSEL3に基づいて、第1又は第2の高電位電源VDD1,VDD2のレベルを持つ信号をパッド26a〜26eを介してそれらに接続される半導体装置に対して入出力する。例えば、入出力回路25a〜25eは、Lレベルの電圧選択信号VSEL0〜VSEL3に応答して第1の高電位電源VDD1のレベルを持つ信号を入力又は出力し、Hレベルの電圧選択信号VSEL0〜VSEL3に応答して第2の高電位電源VDD2のレベルを持つ信号を入力又は出力する。
従って、電圧選択信号VSEL0〜VSEL3のレベルを適宜設定することにより、入出力ブロック22aは、全ての入出力回路25a〜25eが第1の高電位電源VDD1又は第2の高電位電源VDD2を動作電圧として動作する。また、電圧選択信号VSEL0〜VSEL3のレベルを適宜設定することにより、入出力ブロック22aは、入出力回路25a〜25eの一部が第1の高電位電源VDD1又は第2の高電位電源VDD2を動作電圧として動作する。更に、その動作電圧を変更する部分の大きさ(入出力回路の数)や場所は任意に変更が可能である。
図3は、入出力回路25aの回路図である。
入出力回路25aは、パッド26aに接続された第1及び第2入出力セル31a,31bを備えている。第1入出力セル31aは第1の高電位電源VDD1にて入出力を行なうセルであり、第2入出力セル31bは第2の高電位電源VDD2にて入出力を行なうセルである。入出力回路25aには、電圧選択信号VSEL0と制御信号CIOが入力される。制御信号CIOは、第1入出力セル31aと第2入出力セル31bを、出力セルとして機能させるか否かを制御する信号であり、内部回路23から供給される。入出力回路25aは、電圧選択信号VSEL0に基づいて、第1及び第2入出力セル31a,31bの何れか一方にて信号の入出力を行なうように構成されている。
詳述すると、入出力回路25aは、電圧選択信号VSEL0と制御信号CIOとが入力される論理回路32,33を備えている。第1論理回路32は、Lレベルの電圧選択信号VSEL0に応答して制御信号CIOと実質的に同じレベルを持つ信号S01を出力し、Hレベルの電圧選択信号VSEL0に応答してHレベルの信号S01を出力するように構成されている。第2論理回路33は、Hレベルの電圧選択信号VSEL0に応答して制御信号CIOと実質的に同じレベルを持つ信号S02を出力し、Lレベルの電圧選択信号VSEL0に応答してHレベルの信号S02を出力するように構成されている。
第1入出力セル31aは、Lレベルの信号S01に応答して出力セルとして動作し、信号DO0を第1の高電位電源VDD1レベルの信号OUTaにレベル変換して出力する。一方、第2入出力セル31bは、Lレベルの信号S02に応答して出力セルとして動作し、信号DO0を第2の高電位電源VDD2レベルの信号OUTbにレベル変換して出力する。
また、第1入出力セル31aは、Hレベルの信号S01に応答して入力セルとして動作し、外部の半導体装置からパッド26aを介して入力される信号INaを内部動作電源VDDIレベルの信号DIaに変換して出力する。一方、第2入出力セル31bは、Hレベルの信号S02に応答して入力セルとして動作し、外部の半導体装置からパッド26aを介して入力される信号INbを内部動作電源VDDIレベルの信号DIbにレベル変換して出力する。
従って、第1及び第2論理回路32,33は、第1入出力セル31aと第2入出力セル31bの一方を選択し、該選択した第1又は第2入出力セル31a,31bを動作させる制御部を構成する。
また、入出力回路25aは、電圧選択信号VSEL0が入力される選択回路34を備えている。選択回路34には、第1入出力セル31aから信号DIaが入力され、第2入出力セル31bから信号DIbが入力される。選択回路34は、電圧選択信号VSEL0に応答して信号DIaと信号DIbの一方を選択し、該選択した信号と実質的に同じレベルを持つ入力信号DI0を出力する。
次に、第1入出力セル31aの構成を説明する。
第1入出力セル31aは、論理回路35a,36a、レベル変換回路(図面ではレベコンと表す)37a,38a、入力バッファ39a,40a、出力トランジスタT1a,T2aを備えている。
論理回路35a,36aには、信号S01と出力信号DO0が入力される。第1論理回路35aは、Lレベルの信号S01に応答して出力信号DO0を反転したレベルの信号を出力し、Hレベルの信号S01に応答してHレベルの信号を出力する。第2論理回路36aは、Lレベルの信号S01に応答して出力信号DO0を反転したレベルの信号を出力し、Hレベルの信号S01に応答してLレベルの信号を出力する。
第1レベル変換回路37aは、内部動作電源VDDIレベルの入力信号(第1論理回路35aの出力信号)を第2の高電位電源VDD2レベルに変換して出力する。第2レベル変換回路38aは、内部動作電源VDDIレベルの入力信号(第2論理回路36aの出力信号)を第2の高電位電源VDD2レベルに変換して出力する。
第1出力トランジスタT1aはPチャネルMOSトランジスタであり、第2出力トランジスタT2aはNチャネルMOSトランジスタである。第1出力トランジスタT1aは、ソースが第1の高電位電源VDD1に接続され、ドレインが第2出力トランジスタT2aに接続され、ゲートに第1レベル変換回路37aの出力信号が印加され、バックゲートが第2の高電位電源VDD2に接続されている。第2出力トランジスタT2aは、ソースが低電位電源VSSに接続され、ドレインが第1出力トランジスタT1aに接続され、ゲートに第2レベル変換回路38aの出力信号が印加され、バックゲートが低電位電源VSSに接続されている。
第1出力トランジスタT1aのバックゲートは、ハイインピーダンス状態のときに該第1出力トランジスタT1aに電流が流れないように設定されている。即ち、第1及び第2入出力セル31a,31bの出力はパッド26aに接続されているため、第2入出力セル31bから出力される信号が第1入出力セル31aの出力トランジスタT1a,T2aのドレインに加わる。従って、PチャネルMOSトランジスタである第1出力トランジスタT1aのバックゲートを第1の高電位電源VDD1に接続した場合、バックゲートの電位がドレインの電位より低くなるため、ドレインからバックゲートに向かって順方向のダイオードを構成し、電流が流れる。このため、第1出力トランジスタT1aのバックゲートを、パッド26aを第2の高電位電源VDD2レベルの信号が通過する場合においてもオフするように設定する。例えば、パッド26aを通過する異なるレベルを持つ信号のうち、最も高い電位の信号レベル(本実施形態では第2の高電位電源VDD2レベル)にする。これにより、上記の電流が流れるのを防いでいる。
第1及び第2出力トランジスタT1a,T2a間の接続点(ノードN1)はパッド26aに接続されている。パッド26aは、第1の高電位電源VDD1にて動作する入力バッファ39aの入力端子に接続され、該入力バッファ39aの出力端子は内部動作電源VDDIにて動作する入力バッファ40aの入力端子に接続され、該入力バッファ40aから信号DIaを出力する。
上記のように構成された第1入出力セル31aは、信号S01がLレベルの場合、出力信号DO0のレベルに対応して第1又は第2出力トランジスタT1a,T2aをオンさせ、第1の高電位電源VDD1レベル又は低電位電源VSSレベルの信号OUTaを出力する。従って、第1入出力セル31aは、内部動作電源VDDIレベルの出力信号を第1の高電位電源VDD1レベルの信号OUTaにレベル変換する。
また、第1入出力セル31aは、信号S01がHレベルの場合に第1及び第2出力トランジスタT1a,T2a間のノードN1をハイインピーダンスに制御する。この時、第1入出力セル31aは、外部の半導体装置からパッド26aに印加される第1の高電位電源VDD1レベルの信号を内部動作電源VDDIレベルの信号DIaにレベル変換する。
第1及び第2レベル変換回路37a,38aの出力レベルは、第2入出力セル31bから出力される信号レベルに応じて設定されている。即ち、第1及び第2入出力セル31a,31bの出力はパッド26aに接続されているため、第2入出力セル31bから出力される信号が第1入出力セル31aの出力トランジスタT1a,T2aのドレインに加わる。この時、レベル変換回路37aから第1の高電位電源VDD1レベルの信号が該出力トランジスタT1aのゲートに供給されていると、ソース・ドレイン・ゲートの電位によって該チャネルMOSトランジスタである出力トランジスタT1aがオンし、パッド26aから第1の高電位電源VDD1に向かって電流が流れる。この電流が流れるのを防ぐため、出力トランジスタT1aのゲートの電位をパッド26aに加わる信号レベル(本実施形態では第2の高電位電源VDD2レベル)にする、即ちレベル変換回路37aから第2の高電位電源VDD2レベルの信号を出力トランジスタT1aのゲートに供給する。
次に、第2入出力セル31bの構成を説明する。
第2入出力セル31bは、第1入出力セル31aと同様に、論理回路35b,36b、レベル変換回路(図面ではレベコンと表す)37b,38b、入力バッファ39b,40b、出力トランジスタT1b,T2bを備えている。
論理回路35b,36bには、信号S02と出力信号DO0が入力される。第1論理回路35bは、Lレベルの信号S02に応答して出力信号DO0を反転したレベルの信号を出力し、Hレベルの信号S02に応答してHレベルの信号を出力する。第2論理回路36bは、Lレベルの信号S02に応答して出力信号DO0を反転したレベルの信号を出力し、Hレベルの信号S02に応答してLレベルの信号を出力する。
第1レベル変換回路37bは、内部動作電源VDDIレベルの入力信号(第1論理回路35bの出力信号)を第2の高電位電源VDD2レベルに変換して出力する。第2レベル変換回路38bは、内部動作電源VDDIレベルの入力信号(第2論理回路36bの出力信号)を第2の高電位電源VDD2レベルに変換して出力する。
第1出力トランジスタT1bはPチャネルMOSトランジスタであり、第2出力トランジスタT2bはNチャネルMOSトランジスタである。第1出力トランジスタT1bは、ソースが第2の高電位電源VDD2に接続され、ドレインが第2出力トランジスタT2bに接続され、ゲートに第1レベル変換回路37bの出力信号が印加され、バックゲートが第2の高電位電源VDD2に接続されている。第2出力トランジスタT2bは、ソースが低電位電源VSSに接続され、ドレインが第1出力トランジスタT1bに接続され、ゲートに第2レベル変換回路38bの出力信号が印加され、バックゲートが低電位電源VSSに接続されている。第1及び第2出力トランジスタT1b,T2b間の接続点(ノードN2)はパッド26aに接続されている。
パッド20aは、第2の高電位電源VDD2にて動作する入力バッファ39bの入力端子に接続され、該入力バッファ39bの出力端子は内部動作電源VDDIにて動作する入力バッファ40bの入力端子に接続され、該入力バッファ40bから信号DIbを出力する。
上記のように構成された第2入出力セル31bは、信号S02がLレベルの場合、出力信号DO0のレベルに対応して第1又は第2出力トランジスタT1b,T2bをオンさせ、第2の高電位電源VDD2レベル又は低電位電源VSSレベルの信号OUTbを出力する。従って、第2入出力セル31bは、内部動作電源VDDIレベルの出力信号を第2の高電位電源VDD2レベルの信号にレベル変換して出力する。
また、第2入出力セル31bは、信号S02がHレベルの場合に第1及び第2出力トランジスタT1b,T2b間のノードN2をハイインピーダンスに制御する。この時、第2入出力セル31bは、外部の半導体装置からパッド26aに印加される第2の高電位電源VDD2レベルの信号を内部動作電源VDDIレベルの信号DIbにレベル変換する。
図4は、半導体装置21の一部を概略的に示すレイアウト図である。
半導体装置21には、図1にて説明した電源配線24a〜24cが、該装置21の辺に沿って延びるように形成されている。また、半導体装置21には、その周辺に図3に示すパッド26aが配置されるとともに、該パッド26aに対応する入出力回路25aが配置されている。入出力回路25aを構成する第1及び第2入出力セル31a,bは、電源配線24a〜24cが延びる方向(辺と平行に延びる方向)に沿って配列されている。
第1入出力セル31aを構成する出力トランジスタT1a,T2aは、電源配線24a〜24cと直交する方向に沿って配列されている。同様に、第2入出力セル31bを構成する出力トランジスタT1b,T2bは、電源配線24a〜24cと直交する方向に沿って配列されている。
PチャネルMOSトランジスタ(Pchと記す)である出力トランジスタT1aは第1の高電位電源VDD1を供給する配線24aとコンタクタ41aを介して接続され、PチャネルMOSトランジスタである出力トランジスタT1bは第2の高電位電源VDD2を供給する配線24bとコンタクタ41bを介して接続されている。NチャネルMOSトランジスタ(Nchと記す)である出力トランジスタT2a,T2bは、低電位電源VSSを供給する配線24cとコンタクタ41c,41dを介して接続されている。
尚、本実施形態の半導体装置21において、電源配線24aは、コンタクタ42a及び配線43aを介してパッド44aに接続され、電源配線24bは、コンタクタ42b及び配線43bを介してパッド44bに接続され、電源配線24cは、コンタクタ42c及び配線43cを介してパッド44cに接続されている。パッド44a〜44cには、それらに接続されるワイヤ等を介して各電源VDD1,VDD2,VSSが、該半導体装置21の外部から供給されている。
尚、各高電位電源VDD1,VDD2のうちの少なくとも一方は、該半導体装置21の外部から供給されなくても良い。例えば、半導体装置21に第1の高電位電源VDD1を供給し、内部回路23に備えた昇圧回路にて第2の高電位電源VDD2を生成する構成としてもよい。また、内部回路23の動作電源である内部動作電源VDDIから第1及び第2の高電位電源VDD1,VDD2を生成する構成としてもよい。
次に、上記のように構成された入出力回路25aの作用を説明する。
制御信号CIOがLレベルであり、電圧選択信号VSELがLレベルの場合、第1入出力セル31aは、第1及び第2出力トランジスタT1a,T2aを出力信号DO0のレベルに応じてオン・オフ制御し、第2入出力セル31bは、第1及び第2出力トランジスタT1b,T2b間のノードN2をハイインピーダンス状態(両トランジスタT1b,T2bをオフ)にする。従って、入出力回路25aは、第1入出力セル31aの出力トランジスタT1aのソースが接続された第1の高電位電源VDD1を動作電圧として動作する。
制御信号CIOがLレベルであり、電圧選択信号VSELがHレベルの場合、第1入出力セル31aは、第1及び第2出力トランジスタT1a,T2a間のノードN1をハイインピーダンス状態(両トランジスタT1a,T2aをオフ)にし、第2入出力セル31bは、第1及び第2出力トランジスタT1b,T2bを出力信号DO0のレベルに応じてオン・オフ制御する。従って、入出力回路25aは、第2入出力セル31bの出力トランジスタT1bのソースが接続された第2の高電位電源VDD2を動作電圧として動作する。
制御信号CIOがHレベルの場合、第1及び第2入出力セル31a,31bは、出力トランジスタT1a,T2a及び出力トランジスタT1b,T2b間のノードN1,N2をハイインピーダンス状態にする。選択回路34は、電圧選択信号VSELに応答して第1又は第2入出力セル31a,31bから出力される信号DIa,DIbと実質的に同じレベルを持つ信号DI0を出力する。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)入出力回路25aは、第1の高電位電源VDD1にて動作する第1入出力セル31aと、第2の高電位電源VDD2にて動作する第2入出力セル31bとを備えている。そして、入出力回路25aは、電圧選択信号VSEL0に基づいて第1又は第2入出力セル31a,31bを動作させるようにした。従って、動作する第1又は第2入出力セル31a,31bの動作電圧(第1の高電位電源VDD1又は第2の高電位電源VDD2)に応じた信号が出力される。この結果、電圧選択信号VSEL0によって入出力回路25aの動作電圧を容易に変更することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第2の実施の形態を図5及び図6に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
図5は、入出力回路51の回路図である。この入出力回路51は、例えば図2に示す入出力回路25a〜25eと置き換えて使用される。
入出力回路51は、制御部を構成する論理回路52〜56、レベル変換回路57〜59、入力バッファ60,61、出力トランジスタT3a〜T3cを備えている。
第1及び第2論理回路52,53には、電圧選択信号VSEL0と制御信号CIOとが入力される。第1論理回路52は、Lレベルの電圧選択信号VSEL0に応答して制御信号CIOと実質的に同じレベルを持つ信号S11を出力し、Hレベルの電圧選択信号VSEL0に応答してHレベルの信号S11を出力するように構成されている。第2論理回路53は、Hレベルの電圧選択信号VSEL0に応答して制御信号CIOと実質的に同じレベルを持つ信号S12を出力し、Lレベルの電圧選択信号VSEL0に応答してHレベルの信号S12を出力するように構成されている。
第3論理回路54には、信号S11と出力信号DO0が入力される。第3論理回路54は、Lレベルの信号S11に応答して出力信号DO0を反転したレベルの信号を出力し、Hレベルの信号S11に応答してHレベルの信号を出力する。第1レベル変換回路57は、内部動作電源VDDIレベルの入力信号(第3論理回路54の出力信号)を第2の高電位電源VDD2レベルに変換した信号を第1の出力トランジスタT3aに供給する。
第4論理回路55には、信号S12と出力信号DO0が入力される。第4論理回路55は、Lレベルの信号S12に応答して出力信号DO0を反転したレベルの信号を出力し、Hレベルの信号S12に応答してHレベルの信号を出力する。第2レベル変換回路58は、内部動作電源VDDIレベルの入力信号(第4論理回路55の出力信号)を第2の高電位電源VDD2レベルに変換した信号を第2の出力トランジスタT3bに供給する。
第5論理回路56には、制御信号CIOと出力信号DO0とが入力される。第5論理回路56は、Lレベルの制御信号CIOに応答して出力信号DO0を反転したレベルの信号を出力し、Hレベルの制御信号CIOに応答してLレベルの信号を出力する。第3レベル変換回路59は、内部動作電源VDDIレベルの入力信号(第5論理回路56の出力信号)を第2の高電位電源VDD2レベルに変換した信号を第3の出力トランジスタT3cに供給する。
第1の出力トランジスタT3aはPチャネルMOSトランジスタである。第1の出力トランジスタT3aは、ソースが第1の高電位電源VDD1に接続され、ゲートに第1レベル変換回路57の出力信号が印加され、バックゲートが第2の高電位電源VDD2に接続されている。つまり、第1の出力トランジスタT3aは、高電位電源に接続された第1トランジスタである。
第2の出力トランジスタT3bはPチャネルMOSトランジスタである。第2の出力トランジスタT3bは、ソースが第2の高電位電源VDD2に接続され、ゲートに第2レベル変換回路58の出力信号が印加され、バックゲートが第2の高電位電源VDD2に接続されている。つまり、第2の出力トランジスタT3bは、高電位電源に接続された第1トランジスタである。
第3の出力トランジスタT3cはNチャネルMOSトランジスタである。第3の出力トランジスタT3cは、ソースが低電位電源VSSに接続され、ゲートに第3レベル変換回路59の出力信号が印加され、バックゲートが低電位電源VSSに接続されている。つまり、第3の出力トランジスタT3cは、低電位電源に接続された第2トランジスタである。
第1〜第3の出力トランジスタT3a〜T3cは、ドレインが互いに接続されるとともに、その接続点(ノードN11)はパッド26aに接続されている。パッド26aは、第2の高電位電源VDD2にて動作する入力バッファ60の入力端子に接続され、該入力バッファ60の出力端子は内部動作電源VDDIにて動作する入力バッファ61の入力端子に接続され、該入力バッファ61は信号DI0を出力する。
次に、上記のように構成された入出力回路51の作用を説明する。
制御信号CIOがLレベルであり、電圧選択信号VSELがLレベルの場合、入出力回路51は、第2の出力トランジスタT3bをオフに制御し、第1及び第3の出力トランジスタT3a,T3cを出力信号DO0のレベルに応じてオン・オフ制御する。従って、入出力回路51は、第1の出力トランジスタT3aのソースが接続された第1の高電位電源VDD1を動作電圧とする出力回路として動作し、第1の高電位電源VDD1レベル又は低電位電源VSSレベルの信号を出力する。
制御信号CIOがLレベルであり、電圧選択信号VSELがHレベルの場合、入出力回路51は、第1の出力トランジスタT3aをオフに制御し、第2及び第3の出力トランジスタT3b,T3cを出力信号DO0のレベルに応じてオン・オフ制御する。従って、入出力回路51は、第2の出力トランジスタT3bのソースが接続された第2の高電位電源VDD2を動作電圧とする出力回路として動作し、第2の高電位電源VDD2レベル又は低電位電源VSSレベルの信号を出力する。
制御信号CIOがHレベルの場合、入出力回路51は、出力トランジスタT3a〜T3cをオフに制御し、ノードN11をハイインピーダンス状態にする。第1入力バッファ60は、パッド26aに供給される信号のレベルを第2の高電位電源VDD2レベル又は低電位電源VSSレベルの信号に変換して出力し、第2入力バッファ61は、入力信号のレベルを内部動作電源VDDI又は低電位電源VSSレベルにレベル変換した信号DI0を出力する。
図6は、半導体装置62の一部を概略的に示すレイアウト図である。
半導体装置62には、複数(図において3つ)の入出力回路51及びパッド26aが、該装置62の辺(電源配線24a〜24c)に沿って配列されている。各入出力回路51に含まれる出力トランジスタT3a〜T3cは、電源配線24a〜24cと直交する方向に沿って配列されている。そして、各電源配線24a〜24cは、対応する出力トランジスタT3a〜T3cの上に配置されている。
PチャネルMOSトランジスタ(Pchと記す)である出力トランジスタT3aの上には第1の高電位電源VDD1を供給する配線24aが配置され、該出力トランジスタT3aは配線24aとコンタクタ63aを介して接続されている。PチャネルMOSトランジスタである出力トランジスタT3bの上には第2の高電位電源VDD2を供給する配線24bが配置され、該出力トランジスタT3bは配線24bとコンタクタ63bを介して接続されている。NチャネルMOSトランジスタ(Nchと記す)である出力トランジスタT3cの上には、低電位電源VSSを供給する配線24cが配置され、該出力トランジスタT3cは配線24cとコンタクタ63cを介して接続されている。
尚、各入出力回路51に含まれる出力トランジスタT3a〜T3cは図6にて隣接するように表されているが、実際には導電型,電源電圧によって互いに分離されたウェルに形成されている。しかし、電源配線24aに沿って配列された出力トランジスタT3aは、同じ導電型,電源電圧である。例えば、電源配線24aに沿って配列された出力トランジスタT3aは、PチャネルMOSトランジスタであり、ソース端子が第1の高電位電源VDD1に接続されている(図5参照)。従って、これら出力トランジスタT3aは、1つのウェルに形成することができる。
同様に、電源配線24bに沿って配列された出力トランジスタT3bは、同じ導電型,電源電圧であり、電源配線24cに沿って配列された出力トランジスタT3cは、同じ導電型,電源電圧である。従って、これら出力トランジスタT3b,T3cは、それぞれ1つのウェルに形成することができる。
即ち、複数の入出力回路51に含まれる出力トランジスタT3a〜T3cは、導電型,電源電圧によって電源配線24a〜24cに沿って配列され手いる。そして、列(電源配線が延びる方向に沿った列)を構成する複数の出力トランジスタT3aは1つのウェルに形成されている。また、列を構成する複数の出力トランジスタT3bは1つのウェルに形成されている。更に、列を構成する複数の出力トランジスタT3cは1つのウェルに形成されている。尚、各出力トランジスタT3a〜T3cがそれぞれ形成されたウェルは、実際には互いに分離されている。
そして、各列の出力トランジスタT3a〜T3cをそれぞれ同じウェルに形成することで、該ウェルの面積を従来例に比べて大きくすることができる。これにより、半導体装置62におけるESD(Electro Static Discharge)耐圧が従来例に比べて高められる。ESD耐圧はウェルの面積に依存し、該ウェルの面積が小さくなると耐圧が低くなるからである。
PchはNchよりも大きい。従って、本実施の形態の入出力回路51は、第1の実施の形態の入出力回路25aに比べて、電源配線24a〜24cに沿った方向の幅が狭く、電源配線24a〜24cと直交する方向の幅が広い。即ち、1つのパッド26aに対する入出力回路51の幅は、第一実施形態におけるそれと比べて狭い。従って、半導体装置62の辺に沿って第一実施形態よりも多くの入出力回路51を配置することができる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)入出力回路51は、PチャネルMOSトランジスタである第1及び第2の出力トランジスタT3a,T3bを備えるとともに、NチャネルMOSトランジスタである第3の出力トランジスタT3cを備える。第3の出力トランジスタT3cのドレインは第1及び第2の出力トランジスタT3a,T3bのドレインに接続されている。従って、第3の出力トランジスタT3cは、第1及び第2の出力トランジスタT3a,T3bに対して共通に利用される。このため、第一実施形態に比べて出力トランジスタが少ない分半導体装置のチップ面積の増大を抑えることができる。
(2)入出力回路51に含まれる第1〜第3の出力トランジスタT3a〜T3cを、電源配線24a〜24cと直交する方向に配列した。この入出力回路51は、電源配線24a〜24cが延びる方向に沿って配列されている。従って、同じ導電型の出力トランジスタT3a〜T3cが一列に並べられる。このため、複数の入出力回路51の出力トランジスタT3a〜T3cは、同じ導電型のトランジスタをそれぞれ同じウェルに形成することができる。これにより、各ウェルの面積が大きくなり、従来例に比べてESD耐圧を高めることができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明を具体化した第3の実施の形態を図7及び図8に従って説明する。
尚、説明の便宜上、第2の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
図7は、入出力回路71の回路図である。この入出力回路71は、例えば図2に示す入出力回路25a〜25eと置き換えて用いられる。
入出力回路71は、論理回路52〜56、レベル変換回路57〜59、入力バッファ60,61、出力トランジスタT3a〜T3c、遅延回路72、論理回路73、選択回路74,75を備えている。
遅延回路72には、出力信号DO0が入力される。遅延回路72は、入力信号を所定時間Δt遅延させた信号S21を出力する。
論理回路73には、出力信号DO0と信号S21が入力される。論理回路73は、信号S21がLレベルの時に出力信号DO0と実質的に同じレベルを持つ信号S22を出力し、信号S21がHレベルの時にLレベルの信号S22を出力する。信号S21は、出力信号DO0が所定時間Δtだけ遅延された信号である。従って、論理回路73は、図8に示すように、出力信号DO0の立ち上がりから所定時間Δtの間だけHレベルとなる信号S22を出力する。
第1選択回路74には、制御信号としてモード信号MODEが入力される。また、第1選択回路74には、信号S22と第3論理回路54から出力される信号が入力される。第1選択回路74は、モード信号MODEに基づいて信号S22又は第3論理回路54の出力信号を選択し、その選択した信号と実質的に同じレベルを持つ信号を出力する。例えば、第1選択回路74は、Hレベルのモード信号MODEに応答して信号S22を選択し、Lレベルのモード信号MODEに応答して第3論理回路54の出力信号を選択する。
第2選択回路75には、制御信号としてモード信号MODEが入力される。また、第2選択回路75には、信号S21と第4論理回路55から出力される信号が入力される。第2選択回路75は、モード信号MODEに基づいて信号S21又は第4論理回路55の出力信号を選択し、その選択した信号と実質的に同じレベルを持つ信号を出力する。例えば、第2選択回路75は、Hレベルのモード信号MODEに応答して信号S21を選択し、Lレベルのモード信号MODEに応答して第4論理回路55の出力信号を選択する。
モード信号MODEは、出力信号の立ち上がりにおけるオーバーシュートを対策するための信号であり、例えば図示しないパッドをプルアップ又はプルダウンすることでHレベル又はLレベルに設定される。
モード信号MODEがLレベルに設定された場合、第1及び第2選択回路74,75は、第3及び第4論理回路54,55の出力信号を選択してそれらを出力トランジスタT3a,T3bに供給する。従って、入出力回路71は、第2の実施の形態と同様に、電圧選択信号VSEL0に基づいて動作電源を第1の高電位電源VDD1又は第2の高電位電源VDD2に切り替え、制御信号CIOに基づいて入力回路又は出力回路として動作する。
次ぎに、モード信号MODEがHレベルに設定された場合、第1及び第2選択回路74,75は、論理回路73から出力される信号S22と遅延回路72から出力される信号S21とを選択してそれらを出力トランジスタT3a,T3bに供給する。これら信号S21,S22は、図8に示すように、出力信号DO0の立ち上がり(時刻t1)に応答して所定時間ΔtだけHレベルとなる信号S22と、出力信号DO0を所定時間Δtだけ遅延させた信号S21である。
そして、出力トランジスタT3a,T3bはPチャネルMOSトランジスタである。従って、時刻t1から時刻t2の間、第1の出力トランジスタT3aは信号S22に応答してオンし,第2の出力トランジスタT3bは信号S21に応答してオフする。次ぎに、時刻t2から時刻t3の間、第1の出力トランジスタT3aは信号S22に応答してオフし、第2の出力トランジスタT3bは信号S21に応答してオンする。
即ち、Hレベルの出力信号DO0が入力されると、入出力回路71は、先ず第1の出力トランジスタT3aをオンし、所定時間Δt経過後に第1の出力トランジスタT3aをオフするとともに第2の出力トランジスタT3bをオンする。即ち、遅延回路72及び論理回路73は、出力トランジスタT3a,T3bを順次制御する制御回路を構成する。
これら出力トランジスタT3a,T3bのオン・オフによって、出力信号OUT(パッド26aにおけるレベル)は、先ず低電位電源VSSレベルから第1の高電位電源VDD1レベルへと上昇し、次ぎに第1の高電位電源VDD1レベルから第2の高電位電源VDD2レベルへと上昇する。
つまり、出力信号OUTのレベルは、低電位電源VSSレベルから第2の高電位電源VDD2レベルまで段階的に上昇する。そして、各段における電位差は、低電位電源VSSと第2の高電位電源VDD2の間の電位差に比べて小さい。従って、出力信号が低電位電源VSSレベルから第1の高電位電源VDD1レベルへと上昇した時のオーパーシュートのレベル(目標とする第1の高電位電源VDD1と、オーバーシュートした出力信号OUTの最大レベルとの差電圧)と、第1の高電位電源VDD1レベルから第2の高電位電源VDD2レベルへと上昇した時のオーバーシュートは、対策を施さない場合の出力信号OL(図8参照)におけるオーバーシュートに比べて小さい。
以上記述したように、本実施の形態によれば、第2の実施の形態の効果に加えて、以下の効果を奏する。
(1)入出力回路71は、モード信号MODEに基づいて、第1の出力トランジスタT3aと第2の出力トランジスタT3bを所定の時間Δtずらしてオンするようにした。第1の出力トランジスタT3aには動作電源として第1の高電位電源VDD1が供給され、第2の出力トランジスタT3bには動作電源として第2の高電位電源VDD2が供給されている。従って、入出力回路71から出力される信号OUTは、低電位電源VSSレベルから第2の高電位電源VDD2レベルまで段階的に上昇する。従って、対策を施さない場合の出力信号OLのように低電位電源VSSレベルから直接的に第2の高電位電源VDD2へ上昇させる場合に比べてオーバーシュートを小さくすることができる。
尚、上記各実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記各実施形態では、入出力回路25a〜25e,51,71の動作電圧の設定を電圧選択信号VSELにて行なって外部に出力する信号のレベルを第1の高電位電源VDD1又は第2の高電位電源VDD2に変更したが、他の方法により信号レベルの変更を行なうようにしてもよい。
例えば、図9に示す半導体装置81は、入出力回路82を備え、該入出力回路82は第1の実施の形態と同様に構成された第1及び第2入出力セル31a,31bを含む。尚、この入出力回路82は、第1の実施の形態の入出力回路25aに比べて、電圧選択信号VSELにより第1又は第2入出力セル31a,31bを選択する構成を含んでいない。従って、第1及び第2入出力セル31a,31bは、出力信号DO0に応答して同時に動作する。
第1及び第2入出力セル31a,31bはそれぞれがパッド83a,83bに接続されている。即ち、図3に示す第1入出力セル31aに含まれる出力トランジスタT1a,T2a間のノードN1が図9に示すパッド83aに接続され、図3に示す第2入出力セル31bに含まれる出力トランジスタT1b,T2b間のノードN2が図9に示すパッド83bに接続されている。従って、第1パッド83aには、第1入出力セル31aにより第1の高電位電源VDD1レベルを持つ信号が供給され、第2パッド83bには、第2入出力セル31bにより第2の高電位電源VDD2レベルを持つ信号が供給される。そして、これら2つのパッド83a,83bのうちの何れか一方を他の半導体装置と接続するように構成する。例えば、図9では、リードフレーム84と第1又は第2パッド83a,83bをワイヤ85にて接続する。このようにすれば、半導体装置81を形成するためのマスクの改版を行なわなくても良く、製造コストの上昇を抑えることができる。また、ワイヤ85を接続する工程においてその接続先を変更するだけでよいため、製造工程を増加させることなく、作成までに日数の増加を抑えることができる。
・上記第1の実施の形態では、第1及び第2入出力セル31a,31bを電源配線24a〜24cが延びる方向に沿って配列したが、図10に示すように、電源配線24a〜24cと直交する方向に沿って配列してもよい。この場合、入出力セル31a,31bがそれぞれ有するNチャネルMOSトランジスタからなる出力トランジスタT2a,T2bに供給する低電位電源VSSの電源配線86a,86bをそれぞれに対応して設ける必要がある。しかし、第1及び第2入出力セル31a,31bがそれぞれ有するPチャネルMOSトランジスタからなる出力トランジスタT1a,T1bを、第1の高電位電源VDD1を供給する電源配線24aと第2の高電位電源VDD2を供給する電源配線24bに沿ってそれぞれ配列することができる。このため、第2の実施の形態と同様に、同じ電源電圧の出力トランジスタT1a,T1bが電源配線24a,24bに沿って配列されるため、それぞれを1つのウェルに形成することができる。このため、第1の実施の形態のように構成された入出力セル31a,31bを備えた半導体装置においても、従来例に比べてESD耐圧を高めることができる。
・上記各実施形態では、入出力回路25a〜25e,51,71の動作電圧を設定する電圧選択信号VSELを半導体装置の外部から入力する構成としたが、装置の内部にて生成する構成としてもよい。
例えば、図11(a)に示すように、入出力回路51を備えた半導体装置91は、信号生成回路92を備える。該信号生成回路92はフューズF1を備え、該フューズF1の第1端子は内部動作電源VDDIに接続され、フューズF1の第2端子は抵抗R1の第1端子に接続され、抵抗R1の第2端子は抵抗R2の第1端子に接続され、抵抗R2の第2端子は低電位電源VSSに接続されている。抵抗R1,R2間のノードN3はインバータ回路93に接続され、該インバータ回路93から電圧選択信号VSELが出力される。フューズF1は、入力バッファ60の出力信号S31が第2の高電位電源VDD2レベルの場合に切断され、該出力信号S31が第1の高電位電源VDD1レベルの場合に切断されないように構成されている。
従って、パッド26aに接続した図示しない半導体装置から第1の高電位電源VDD1レベルの信号が供給されると、フューズF1は切断されないため、信号生成回路92はLレベルの電圧選択信号VSELを出力し、入出力回路51は第1の高電位電源VDD1を駆動電源として動作する。一方、パッド26aに第2の高電位電源VDD2レベルの信号が供給されると、フューズF1が切断されるため、信号生成回路92はHレベルの電圧選択信号VSELを出力し、入出力回路51は第2の高電位電源VDD2を駆動電源として動作する。
このように構成すれば、パッド26aに接続される外部の半導体装置に応じて入出力回路51の動作電源電圧が自動的に設定されるとともに、フューズF1の切断/未切断によって電圧選択信号VSELが生成されるため初期設定の必要が無い。
尚、信号生成回路は、図11(a)の構成に限定されず、例えば図11(b)に示す構成としてもよい。この信号生成回路92aは、内部動作電源VDDIと低電位電源VSSとにそれぞれ接続された2つのフューズF1,F2と、それらの間に接続された抵抗R1,R2とを備えている。そして、両フューズF1,F2は、外部から供給される電流によって、内部動作電源VDDIに接続されたフューズF1が第1の高電位電源VDD1を動作電源とする場合に信号S31によって切断され、低電位電源VSSに接続されたフューズF2が第2の高電位電源VDD2を動作電源とする場合に信号S32によって接続される。第1及び第2のフューズF1,F2を切断する電流をそれぞれ異なるパッドを介して外部から供給することで、確実に第1又は第2のフューズF1,F2を切断することができる。尚、フューズF1,F2を、アッセンブリ前にレーザ等により切断してもよい。
尚、上記の信号生成回路92,92aを、第一実施形態における入出力回路25a〜25e、第三実施形態における入出力回路71を含む半導体装置に備えた構成にて実施しても良い。
・上記各実施の形態では、外部から供給する電圧選択信号VSELによって入出力回路25a等の動作電圧を設定するようにしたが、電圧選択信号VSEL等の設定情報を記憶し、その記憶値に基づいて入出力回路25a等の動作電圧を設定するようにしてもよい。設定情報に記憶には、フリップフロップ等からなるレジスタ、SRAM等のメモリ、等が用いられる。
例えば、図12に示す半導体装置101は、複数の入出力回路102(例えば、第二実施形態の入出力回路51と同様に構成された回路)にそれぞれ接続された複数のレジスタ103を備え、各レジスタ103はバス105に接続されている。このバス105には、内部回路としてのCPUコア(CORE)106や入出力回路107が接続され、入出力回路107はパッド108に接続されている。入出力回路107は、上記複数の入出力回路102と異なるブロックの回路であるが、同じブロックを用いてもよい。CPUコア106は、パッド108,入出力回路107,バス105を介して各入出力回路102の設定情報を入力し、該設定情報をレジスタ103に記憶する。各レジスタ103は、記憶した設定情報に基づく電圧選択信号VSELを対応する入出力回路102に出力する。このように構成された半導体装置101は、入出力回路102の動作電圧を設定する設定情報をレジスタ103等の記憶手段に記憶することで、該設定情報を適宜変更することで入出力回路102の動作電圧を容易に変更することができる。また、複数の入出力回路102に対して1つのパッド108から動作電圧の設定情報を入力することで、パッド数の増加を抑えて半導体装置101のチップ面積の増大を抑えることができる。
尚、バス105を備えていない半導体装置に適用してもよい。また、レジスタ103等の記憶手段は、図13に示すように、複数の入出力回路102に対して1つのレジスタ103を備える、入出力ブロックに対して1つのレジスタを備える、等のように、1つのレジスタに記憶した設定情報に基づいて複数の入出力回路の動作電圧を設定するようにしてもよい。このようにすれば、レジスタ数の増加を抑えて半導体装置のチップ面積の増大を抑えることができる。
レジスタとしてシフトレジスタを用いても良い。例えば、図14(a)に示す半導体装置111はシフトレジスタ112を備えている。該シフトレジスタ112は、直列に接続された複数のレジスタ113から構成され、各レジスタ113には、パッド114及び入出力回路115を介してシフト・パルスとして例えばクロック信号CLKが供給される。シフトレジスタ112は、パッド116及び入出力回路117を介して供給される設定情報をクロック信号CLKに基づいて順次転送する。このように構成された半導体装置111では、上記設定情報をシリアルデータとして1つのパッドからシフトレジスタに書き込み、該シフトレジスタに上記の設定情報を記憶することで、パッド数の増加を抑えて半導体装置111のチップ面積の増大を抑えることができる。また、シリアルデータをレジスタ113に書き込むために必要な回路規模は、図12に示すバス105等を用いた場合に比べて少ないため、チップ面積の増大を抑えることができる。
また、図14(b)に示す半導体装置121はバウンダリスキャン(Boundary Scan Design)に対応する装置であり、シフトレジスタ122を備えている。シフトレジスタ122は複数のレジスタ123から構成され、パッド124,125間に接続されている。このシフトレジスタ122は、外部からデータを書き込んで各入出力回路126の動作を設定する、各レジスタ123に記憶されたデータを外部に読み出して状態を確認する、ために用いられる。従って、この半導体装置121では、外部からシフトレジスタ122に対して外部からデータを書き込んで入出力回路126の動作電圧を設定する、また設定されている情報を読み出す適宜読み出すことが可能である。
また、レジスタに書き込むために使用するパッドを、そのレジスタにより動作電圧が設定される入出力回路のパッドを利用しても良い。例えば、図15(a)に示す半導体装置131のように、入出力回路51が接続されたパッド26aは、レジスタとしてフリップフロップ(FF)132に接続されている。そのフリップフロップ132のクロック入力端子には、取込信号SETが入力されている。この取込信号SETには、外部から供給される信号、電源投入時のリセット信号(リセット端子から供給される信号、又は内部回路により生成される信号)、内部のカウンタ回路の出力信号が用いられる。そして、パッド26aには、入出力回路51の動作電圧を設定するためにプルダウン抵抗R11又は図15(b)に示すプルアップ抵抗R12を接続する。
入出力回路51をハイインピーダンス状態とすると、パッド26aに接続されたプルダウン抵抗R11又はプルアップ抵抗R12によりフリップフロップ132にはLレベル又はHレベルの信号が供給される。例えば、プルダウン抵抗R11が接続された場合、フリップフロップ132はLレベルの電圧選択信号VSELを出力するため、入出力回路51は第1の高電位電源VDD1レベルの信号を出力する回路として機能する。一方、プルアップ抵抗R12が接続された場合、フリップフロップ132はHレベルの電圧選択信号VSELを出力するため、入出力回路51は第2の高電位電源VDD2レベルの信号を出力する回路として機能する。
このように半導体装置131を構成することで、レジスタ(フリップフロップ132)に設定情報を記憶するためのパッドを新たに設ける必要がなく、チップ面積の増大を抑えることができる。また、パッド26aにプルダウン抵抗R11又はプルアップ抵抗R12を接続するだけでよいため、設定が容易であり、また抵抗の接続先を変えることで、入出力回路51の動作電圧を変更することができ、変更を容易に、又適宜行なうことができる。
・上記各実施の形態では、入出力回路25a(51,71等)の動作電源電圧を設定するために電圧選択信号VSELを外部から供給、又は生成するようにしたが、パッドに外部の半導体装置から加えられる信号のレベルを判断して動作電源電圧を設定するようにしてもよい。
例えば、図16に示す半導体装置141は、ADコンバータ(AD変換器)142を備えている。ADコンバータ142は1ビット出力のADコンバータであり、その入力端子は各入出力回路51が接続されたパッド26aに接続されている。ADコンバータ142と各パッド26aとの間にはスイッチ回路(アナログスイッチ)143が接続されている。各パッド26aは、別の半導体装置144に接続され、該半導体装置144はHレベルの信号を出力する。ADコンバータ142は、判定時にスイッチ回路143を適宜オン・オフ制御して入力信号をA/D変換し、その変換結果に応じた電圧選択信号VSELを出力する。即ち、ADコンバータ142は、外部の半導体装置144から第1の高電位電源VDD1レベルの信号が供給される場合にはLレベルの電圧選択信号VSELを出力し、信号が第2の高電位電源VDD2の場合にはHレベルの電圧選択信号VSELを出力する。
尚、スイッチ回路143を内部回路(例えばCPU)により制御する構成としても良い。また、ADコンバータから出力される多ビットのデジタル信号によりCPU等の内部回路が、外部の半導体装置144から供給される信号のレベルを判定し、その判定結果に基づいて対応する入出力回路51に電圧選択信号VSELを出力する構成としてもよい。また、ADコンバータから出力される多ビットのデジタル信号のうちの1ビットを電圧選択信号VSELとしてもよい。
また、図17に示す半導体装置151は、パッド26aに接続された比較手段としての2つの入力バッファ152,153を備えている。尚、比較手段としてコンパレータ等が用いられても良い。
両入力バッファ152,153は、互いに異なるしきい値電圧を有し、各しきい値電圧はパッド26aを通過する信号のレベル、即ち入出力回路51が取りうる動作電源電圧(第1の高電位電源VDD1及び第2の高電位電源VDD2),パッド26aに接続される外部の半導体装置から供給される信号のレベル、に応じて設定されている。
詳述すると、パッド26aを通過する信号のレベルは、第1の高電位電源VDD1レベル又は第2の高電位電源VDD2レベルである。これらを判別するためには、両レベル間にしきい値電圧が設定された入力バッファが必要である。尚、上記の判別には1つの入力バッファがあればよいが、1つの入力バッファでは、その判別が正確か否かを判断することができない。例えば、Lレベルの信号や信号が供給されていない場合、上記のしきい値電圧より低いため第1の高電位電源VDD1レベルであるとご判断される。このため、第1の高電位電源VDD1レベルより低いしきい値電圧を持つ入力バッファを用いる。
即ち、第1及び第2入力バッファ152,153のしきい値電圧は、第1及び第2の高電位電源VDD1,VDD2間の電圧と、第1の高電位電源VDD1より低い電圧と、に設定されている。例えば、第1入力バッファ152は、第1のしきい値電圧Vth1が第1の高電位電源VDD1より低い電圧(例えば1.5V)に設定され、第2入力バッファ153は、第2のしきい値電圧Vth2が第1の高電位電源VDD1と第2の高電位電源VDD2の間の電圧(例えば2V)に設定されている。
第1及び第2入力バッファ152,153の出力端子はそれぞれ第1及び第2フリップフロップ(FF)154,155に接続されている。第1及び第2フリップフロップ154,155は、取込信号SETに応答して入力信号をラッチし、そのラッチしたレベルを持つ信号を出力する。そして、図示しない内部回路(例えばCPU)は、第1及び第2フリップフロップ154,155の出力信号に基づいて、パッド26aに入力される信号のレベルを判断し、その判断結果に基づいて入出力回路51の動作電源電圧を設定するよう電圧選択信号VSELを該入出力回路51に供給する。
第1及び第2フリップフロップ154,155の出力信号(第1及び第2入力バッファ152,153の出力信号)は、図18に示す組合せとなる。尚、図18において、第1フリップフロップ154の出力信号を「A」、第2フリップフロップ155の出力信号を「B」、Hレベルを「1」、Lレベルを「0」として表す。
出力信号(A,B)が共にLレベル(0,0)の場合、第1及び第2入力バッファ152,153の入力レベルが第1のしきい値電圧Vth1より低い、即ちパッド26aにおけるレベルが第1の高電位電源VDD1レベルより低いため、判定待ちとなる。
出力信号(A,B)が共にLレベル(1,0)の場合、第1入力バッファ152の入力レベルが第1のしきい値電圧Vth1より高く、第2入力バッファ153の入力レベルが第2のしきい値電圧Vth2より低い、即ちパッド26aにおけるレベルが第1の高電位電源VDD1レベルと判定される。従って、入出力回路51を第1の高電位電源VDD1にて動作させるべく例えばLレベルの電圧選択信号VSELが生成される。
出力信号(A,B)が共にLレベル(1,1)の場合、第1入力バッファ152の入力レベルが第1及び第2のしきい値電圧Vth1,Vth2より高い、即ちパッド26aにおけるレベルが第2の高電位電源VDD2レベルと判定される。従って、入出力回路51を第2の高電位電源VDD2にて動作させるべく例えばHレベルの電圧選択信号VSELが生成される。
また、図19に示す半導体装置161は、第1及び第2入力バッファ162,163を備えている。第1入力バッファ162の入力端子はパッド164に接続され、第1入力バッファ162の出力端子は第2入力バッファ163の入力端子に接続されている。第1入力バッファ162は、高電位側電源端子が第2の高電位電源VDD2に接続され、低電位側電源端子が第1の高電位電源VDD1に接続されている。第2入力バッファ163は、高電位側電源端子が第2の高電位電源VDD2に接続され、低電位側電源端子が低電位電源VSSに接続されている。このように接続された第1及び第2入力バッファ162,163は、パッド164に供給される信号に対して低電位側のレベルをシフトするレベルコンバータとして機能する。即ち、信号S4のレベルが第2の高電位電源VDD2レベルの場合、第1入力バッファ162はHレベル(第2の高電位電源VDD2レベル)の信号を出力し、それを受ける第2入力バッファ163はHレベル(第2の高電位電源VDD2レベル)の電圧選択信号VSELを出力する。一方、信号S4のレベルが第1の高電位電源VDD1の場合、第1入力バッファ162はLレベル(第1の高電位電源VDD1レベル)の信号を出力し、それを受ける第2入力バッファ163はLレベル(低電位電源VSSレベル)の電圧選択信号VSELを出力する。このような入力バッファ162,163を半導体装置に備えることで、パッド164に供給する信号のレベルに応じて入出力回路の動作電圧を容易に設定することができる。
・上記第3の実施の形態(図7)において、図20に示すように構成した入出力回路71aに具体化してもよい。この入出力回路71aは、遅延回路72と第2選択回路75との間に挿入接続されたアンド回路171を有し、遅延回路72の出力信号と出力信号DO0との論理積演算結果に基づく信号S21aを第2選択回路75に供給している。このようにすると、図21に示すように、信号S21aの立ち下がりが出力信号DO0の立ち下がりと同じ時刻となる。従って、入出力回路71aが動作している時間を、オーバーシュート対策を行なわない場合における動作時間と同じにすることができ、制御タイミングのずれを無くして対策の有無に係わらず同様のタイミングにて処理を実行することができる。
また、図22に示すように構成した入出力回路71bに具体化してもよい。この入出力回路71bは、図7に示す構成に対して、出力信号DO0と信号S21が入力される論理回路(オア回路)172と、そのオア回路172の出力信号S23と制御信号CIOが入力される論理回路(ノア回路)173と、第5論理回路56とレベル変換回路59との間に挿入接続された選択回路174を有している。選択回路174には、制御信号としてモード信号MODEと、第5論理回路56から出力される信号と、ノア回路173から出力される信号とが入力される。選択回路174は、モード信号MODEに基づいて、ノア回路173から出力される信号又は第5論理回路56の出力信号を選択し、その選択した信号と実質的に同じレベルを持つ信号を出力する。例えば、第1選択回路74は、Hレベルのモード信号MODEに応答してノア回路173から出力される信号を選択し、Lレベルのモード信号MODEに応答して第5論理回路56の出力信号を選択する。
制御信号CIOがLレベル、即ち入出力回路71bが出力信号DO0に基づいて出力信号OUTを出力する時、第5論理回路56は出力信号DO0を反転したレベルを持つ信号を出力し、ノア回路173は信号S23を反転したレベルを持つ信号を出力する。これら信号のうちの何れか一方が選択回路174により選択され、その選択された信号に基づいて出力トランジスタT3cがオン・オフする。
図23は、モード信号MODEがHレベルであるときの入出力回路71bの波形図である。第1の出力トランジスタT3aは信号S22に基づき時刻t1から時刻t2までオンし、第2の出力トランジスタT3bは信号S21に基づき時刻t2から時刻t3までオンする。第3の出力トランジスタT3cは、出力信号DO0と信号S21を論理和演算した信号S23に基づいて、時刻t1から時刻t3までオフする。即ち、第1〜第3の出力トランジスタT3a〜T3cは、何れか1つがオンする。
図7に示す第3実施形態の入出力回路71では、第3の出力トランジスタT3cが第5論理回路56の出力信号に基づいてオン・オフし、この信号は出力信号DO0を反転したレベルを持つ。従って、第3実施形態の入出力回路71では、第3の出力トランジスタT3cが、時刻t1から出力信号DO0がLレベルに変化する時刻t4までオフし、時刻t4から時刻t3までオンしている。従って、時刻t4から時刻t3までの間、第2の出力トランジスタT3bと第3の出力トランジスタT3cとが同時にオンしているため、これら出力トランジスタT3b,T3cを介して貫通電流が流れる。
これに対し、第3の出力トランジスタT3cは時刻t1から時刻t3までオフしているため、図22に示す入出力回路71bでは、貫通電流が流れないので、第3実施形態の入出力回路71に比べて消費電力が低い。尚、図20に示す入出力回路71aでは、第2の出力トランジスタT3bが信号S21aに基づき出力信号DO0の立ち下がりから時刻t3までオフしているため、上記の入出力回路71bと同様に貫通電流が流れないので、第3実施形態の入出力回路71に比べて消費電力が低い。
半導体装置を示す概略平面図である。 入出力ブロックのブロック図である。 入出力回路の回路図である。 半導体装置の一部を示す概略レイアウト図である。 入出力回路の回路図である。 出力トランジスタの概略レイアウト図である。 入出力回路の回路図である。 入出力回路の動作波形図である。 出力トランジスタの概略レイアウト図である。 出力トランジスタの概略レイアウト図である。 (a),(b)は入出力回路の回路図である。 半導体装置の一部ブロック回路図である。 半導体装置の一部ブロック回路図である。 (a)(b)は半導体装置の一部ブロック回路図である。 (a)(b)は入出力回路の回路図である。 入出力回路の回路図である。 入出力回路の回路図である。 判定結果の説明図である。 別の選択信号の生成を示す概略回路図である。 別の入出力回路の回路図である。 別の入出力回路の動作波形図である。 別の入出力回路の回路図である。 別の入出力回路の動作波形図である。 従来の半導体装置を示す概略図である。
符号の説明
23 内部回路
25a〜25e,51,71 出力回路(入出力回路)
31a,31b 出力セル(入出力セル)
32,33 制御部を構成する論理回路
52〜56 制御部を構成する論理回路
152,153,162,163 入力バッファ
72 制御部を構成する遅延回路
73 制御部を構成する論理回路
83a,83b パッド
F1,F2 フューズ
OUT 出力信号
T1a,T1b,T3a,T3b 第1出力トランジスタ
T2a,T2b,T3c 第2出力トランジスタ
VSEL 電圧選択信号
VSS 低電位電源
VDD1 第1の高電位電源
VDD2 第2の高電位電源

Claims (10)

  1. 内部回路の出力信号のレベルを、外部に接続された装置に応じたレベルに変換して出力する出力回路を備えた半導体装置であって、
    前記出力回路は、
    互いに異なる電圧の信号を出力するように構成された複数の出力セルと、
    電圧選択信号に基づいて前記複数の出力セルから選択した1つの出力セルを動作させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記複数の出力セルは、それぞれ
    高電位側電源に接続された第1出力トランジスタと、
    低電位側電源に接続された第2出力トランジスタと、
    を備え、
    前記第1及び第2出力トランジスタの接続点から出力信号を出力し、
    前記電圧選択信号に基づいて選択されていない出力セルは第1及び第2出力トランジスタをオフに制御することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 内部回路の出力信号のレベルを、外部に接続された装置に応じたレベルに変換して出力する出力回路を備えた半導体装置であって、
    前記出力回路は、
    互いに異なる電圧の高電位側電源にそれぞれ接続された複数の第1出力トランジスタと、
    低電位側電源に接続された第2出力トランジスタと、
    電圧選択信号に基づいて前記複数の第1出力トランジスタのうちの1つを動作させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  4. 内部回路の出力信号のレベルを、外部に接続された装置に応じたレベルに変換して出力する出力回路を備えた半導体装置であって、
    前記出力回路は、
    互いに異なる電圧の高電位側電源にそれぞれ接続された複数の第1出力トランジスタと、
    低電位側電源に接続された第2出力トランジスタと、
    第1のモードの時には電圧選択信号に基づいて前記複数の第1出力トランジスタのうちの1つを動作させ、第2のモードの時には前記複数の第1出力トランジスタを前記高電位側電源の電圧に従って順次制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  5. 前記高電位側電源の電源配線がチップの辺に沿って延びるように形成されるとともに、複数の電源配線が辺と直交する方向に沿って配列され、
    複数の前記出力回路は前記電源配線の延びる方向に沿って配列され、
    前記各出力回路に含まれる前記複数の第1出力トランジスタは前記電源配線と直交する方向に沿って配列されたことを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体装置。
  6. 外部信号により切断されるフューズを備え、該フューズの切断又は未切断により前記電圧選択信号を生成する信号生成回路を備えたことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記電圧の設定情報を記憶する書き換え可能な記憶手段を備え、該記憶手段に記憶された情報に基づいて前記電圧選択信号を生成する信号生成回路を備えたことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の半導体装置。
  8. しきい値電圧が異なる複数の入力バッファを備え、各入力バッファの出力信号に基づいて接続された装置の動作電圧を検出し、該検出結果に基づいて前記電圧選択信号を生成するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の半導体装置。
  9. 低電位側電源端子に第1の高電位電源が接続され、高電位側電源端子に前記第1の高電位電源よりも高電位の第2の高電位電源が接続され、外部から信号が入力される第1の入力バッファと、
    低電位側電源端子に低電位電源が接続され、高電位側電源端子に前記第2の高電位電源が接続され、前記第1の入力バッファの出力信号が入力され、前記電圧選択信号を出力する第2の入力バッファと、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のうちの何れか一項に記載の半導体装置。
  10. 内部回路の出力信号のレベルを、外部に接続された装置に応じたレベルに変換して出力する出力回路を備えた半導体装置であって、
    前記出力回路は、前記出力信号に応じて互いに異なる電圧の信号を出力するように構成された複数の出力セルを備え、
    前記各出力セルがそれぞれ接続された複数のパッドを備えたことを特徴とする半導体装置。
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