JP6103815B2 - 不揮発性メモリ回路、及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ツェナーザップ素子(以下、ZapFuseともいう)を用いた不揮発性メモリ回路(以下、PROM回路ともいう)、及び半導体装置係り、特に、読出し速度を低下させることなく大容量化を図るのに好適な不揮発性メモリ回路、及び半導体装置関するものである。
ツェナーザップ素子は、例えば特許文献1に記載のように、N半導体層の表面層にPウェル領域を形成し、当該Pウェル領域内にPアノード領域とNカソード領域を形成し、これらのPアノード領域及びNカソード領域にそれぞれアノード電極及びカソード電極を接続した構成からなるザップダイオードに、降伏電圧以上の逆バイアス電圧を印加することによりPN接合を破壊して、アノード電極とカソード電極との間を短絡して抵抗とするものである。
ツェナーザップ素子を1ビット分の記憶ユニットに用いたPROM回路は、各ビットのツェナーザップ素子のザップを行ってデータを書込むモードと、書込んだデータを読出すモードとで動作する。読出しモードにおいては、全ビットのツェナーザップ素子に電流を印加して各ビットのデータを読出し、動作回路へ伝達する方法および回路構成が用いられている。
例えば特許文献2においては、一方が共通の書込み電流入力端子に接続され、他方がそれぞれの読出し端子に接続された複数のメモリ素子(ツェナーザップ素子)と、一方が複数の読出し端子にそれぞれ接続され、他方が共通の基準電圧端子に接続されたオン・オフ状態を制御できる複数のスイッチ素子(トランジスタ)と、複数の読出し端子と基準電圧端子との間にそれぞれ接続された複数の電流源と、書込み電流入力端子に一方が接続され、他方が電圧源に接続され、書込み時に電圧源に書込み電流が流れ込むのを阻止する方向に接続されたダイオードと、を備え、メモリ素子に選択的に書込むときは、スイッチ素子を選択的にオン状態とし、かつ、書込み電流入力端子と書込み電流吸収端子の間に電流を流し込むことによりメモリ素子に選択的に抵抗値の変化を発生させ、メモリ素子に書込まれた情報を読出すときは、複数のスイッチ素子を全てオフ状態とし、電圧源からダイオードと複数のメモリ素子を通して複数の電流源に流れる電流によってそれぞれのメモリ素子に生じる電圧降下の違いにより、複数の読出し端子(P2〜P3)に基準電圧端子に対する電圧の高低を発生させる構成としたPROM回路が記載されている。
この特許文献2のPROM回路によれば、従来の干渉防止用ダイオードを各PROM素子に対して付加する必要がなくなり、大きな面積を要する素子はスイッチ素子1個のみで済むため、IC上の占有面積を小さくすることができる。また、書込み時にPROM素子の両端に大きな電圧が発生しても、選択的書込みのためのスイッチ素子に加わる電圧は低く、耐圧の大きな素子を用いる必要もない。さらに、PROM素子の両端に発生する電圧により選択的書込みスイッチ素子の端子電位が上昇し、スイッチ素子の制御が困難となって十分な書込み電流が流せなくなることもなくすことができる。
しかしながら、この特許文献2のPROM回路では、通常の回路動作時において、ザップされたツェナーザップ素子には、リード電流が流れるためAlフィラメント線が断線しないよう常時150mA〜200mA程度のザップ電流を印加して太いAlフィラメント線を形成する必要がある。
その結果、ザップ電流150mA〜200mAを印加させるためのトランジスタ、および流れ込み防止ダイオードのセルサイズが大きくなり、特にビット数が多くPROM回路の占有面積率が大きい場合には、製品のチップ面積が大きくなる、という問題点がある。
特許文献3においては、このような問題点を解決することを目的としたPROM回路の記載がある。この特許文献3のPROM回路は、1つのツェナーザップ素子に対して、通常モードにおける他ビットへの流れ込みを防止するためのダイオード、出力端子側の回路を保護するダイオード、書込み時にツェナーザップ素子を選択してザップ電流を印加するための第1のトランジスタ、読出し電流を制御するスイッチ素子としての第2のトランジスタ、読出し時の電圧降下を発生させるための抵抗、及び、リードモード時にツェナーザップ素子を介して読み込んだデータを保持するラッチ回路を備えた構成としている。
このような構成とすることにより、ザップされる臨界の低電流でザップした細いAlフィラメント線でも長期間使用ができ、セルサイズを小さくすることができ、チップサイズを小さくすることができるツェナーザップPROM回路を提供することが可能となる。
特開2003−204069号公報 特開2005−182899号公報 特開2007−265540号公報
ツェナーザップ素子を1ビット分の記憶ユニットとして用いたPROM回路は、特許文献1等においても記載されているように、小規模で経済的、電気的に書込み可能で、書込み後の信頼性が高い等の特徴があり、さらに、上述したように、PROM回路の大容量化に伴う面積の増大を回避するための従来技術が種々提案されている。
しかしながら、例えば特許文献3の技術では、ラッチ回路や流れ込み防止用のダイオード等が、記憶ユニット毎に設けられており、記憶ユニットを増やして大容量化を図る場合、レイアウト面積が増大してしまう。
また、各従来技術においては、書込み用の電源線と読出し用の電源線を各々個別に設け、さらに、読出し用の電流源を記憶ユニット毎に設けた構成となっており、記憶ユニットを増やして大容量化を図る場合、面積が増大してしまう。
また、各従来技術においては、記憶ユニットの出力をシリアルに読出す構成のPROM回路、すなわち、ツェナーザップ素子(ZapFuse)のカソードを共有接続し、ツェナーザップ素子とそのアノードを選択するトランジスタのみを並列接続して大容量化する構成とし、データの読出し時に、ツェナーザップ素子のカソードの電圧振幅を検出するPROM回路に関しての考慮がなされていない。このように記憶ユニットの出力をシリアルに読出す構成のPROM回路では、記憶ユニットを増やして大容量化を図る場合、カソードの容量の増大に伴い読出し時間の増大が発生して、読出し速度が低下してしまうという問題がある。
このように、従来技術では、特に記憶ユニットの出力をシリアルに読出す構成のPROM回路において、記憶ユニットを増やして大容量化を図る場合における面積の増大及び読出し時間の増大を回避することができない。
本発明は、上記問題点を解決するためのものであり、ツェナーザップ素子(ZapFuse)を用いた不揮発性メモリ回路(PROM回路)の大容量化に伴う面積の増大及び読出し時間の増大を回避することを可能とすることを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の不揮発性メモリ回路は、ツェナーザップ素子、及びデータ読出し時に、前記ツェナーザップ素子のアノードを出力端に接続するスイッチ部を含む記憶素子部を複数備えた不揮発性メモリ回路であって、前記複数の記憶素子部の各々に含まれる前記ツェナーザップ素子のカソードを、前記複数の記憶素子部へデータを書き込む際の電圧を供給する書込み用電源または前記複数の記憶素子部からデータを読み出す際の電圧を供給する読出し用電源に接続されるように共通接続し、前記複数の記憶素子部の前記出力端をディテクターの入力端に共通接続し、ータ読出し時に前記複数の記憶素子部の各々に含まれる前記ツェナーザップ素子のカソードに前記読出し用電源の電圧を供給してから所定期間経過した時点で、前記複数の記憶素子部の各々を選択する選択指示信号が順次入力されることで、選択された前記複数の記憶素子部の各々の前記スイッチ部をオンにし前記複数の記憶素子部の各々に含まれる前記ツェナーザップ素子のアノードを、前記出力端を介して前記ディテクターの入力端に接続することを特徴とする
一方、上記目的を達成するため、本発明の半導体装置は、前記不揮発性メモリ回路と、該不揮発性メモリ回路を用いてデータの書込み及び読出しの何れか一方又は双方を行なう中央処理装置と、を備えている。
本発明によれば、ツェナーザップ素子(ZapFuse)を用いた不揮発性メモリ回路(PROM回路)の大容量化に伴う面積の増大及び読出し時間の増大を回避することが可能となり、本発明の不揮発性メモリ回路(PROM回路)を設けた半導体装置及び電子機器の小型化と高速化を図ることができる。
実施の形態に係る不揮発性メモリ回路の構成例を示すブロック図である。 図1における不揮発性メモリ回路に用いられる記憶素子回路の構成例を示す回路図である。 図1における不揮発性メモリ回路に用いられるディテクターの構成例を示す回路図である。 図1における不揮発性メモリ回路の書込み処理時の動作例を示すタイミングチャートである。 図1における不揮発性メモリ回路の読出し処理時の動作例を示すタイミングチャートである。 実施の形態に係る他の不揮発性メモリ回路の構成例を示すブロック図である。 図6における不揮発性メモリ回路に用いられる記憶素子回路の構成例を示す回路図である。 実施の形態に係る不揮発性メモリ回路を具備した半導体装置の構成例を示すブロック図である。
以下、図を用いて本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る不揮発性メモリ回路(図中、「PROM」と記載)10の構成を示しており、不揮発性メモリ回路10は、書込み用電源供給回路20、読出し用電源供給回路30、書込み用電源供給回路20からのデータ書込み用の電圧または読出し用電源供給回路30からのデータ読出し用の電圧を選択的に供給するための電源線(以下、ノード0ともいう)11、電源線11と図示していない接地レベルに接続された基準電源線間に各々並列に接続された図2に詳細を示す1ビットのデータを記憶するn(nは2以上の整数)個の記憶素子部としてのユニットセル12〜12、外部に設けられた制御部から入力される各信号(db,rdb,selb〜selb)を各ユニットセル12〜12に入力する信号線13,14,15〜15、及び、データの読出し時にユニットセル12〜12からの出力電流が出力線(以下、ノード1ともいう)16を介して入力されるディテクター17を備えている。
図1における不揮発性メモリ回路10に設けられた記憶素子部としての各ユニットセル12〜12は同一の構成であるので、図2において、k(=1,2,…,n)番目のユニットセルについて説明する。
ユニットセルは、ノード0(電源線11)にカソードが接続されるツェナーザップ素子ZAPk、ツェナーザップ素子ZAPkのアノードに接続されて、データ書込み時にツェナーザップ素子ZAPkを接地レベルの基準電位VSSの基準電源線に接続するNMOSトランジスタからなるトランジスタNMOS0、及び、ツェナーザップ素子ZAPkのアノードに接続されて、データ読み出し時にツェナーザップ素子ZAPkをノード1(出力線16)に接続するNMOSトランジスタからなるトランジスタNMOS1を備えている。さらに、本例では、データの書込み動作と読み出し動作に応じてトランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1を制御するNOR回路NOR0とNOR回路NOR1とを備えている。
このように、本例の1ビットの記憶素子部としてのユニットセルは、1つのツェナーザップ素子(ZapFuse)、2つのZapFuse選択トランジスタ、及び、2つのNORゲートを備えている。
図2における信号dbは書込み指示信号、信号selbはk番目のユニットセルを選択するための選択指示信号、及び信号rdbは読出し指示信号であり、各々、図示していない制御部から図1に示す信号線13、信号線15、信号線14を介してNOR回路NOR0とNOR回路NOR1の各々の端子に入力される。
また、トランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1はNチャネルMOSトランジスタであり、基準電位VSSは接地レベル(グラウンド)である。
ツェナーザップ素子ZAPkは、カソードが電源線(ノード0)、アノードがトランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1の各々のドレインに共通に接続されている。
トランジスタNMOS0のゲートは、NOR回路NOR0の出力端子と接続され、ソースは基準電源線18を介して基準電位VSS(接地レベル)に接続されている。トランジスタNMOS1のゲートは、NOR回路NOR1の出力端子と接続され、ソースは出力線(ノード1)16と接続されている。
NOR回路NOR0の一方の入力端子には信号dbが入力され、他方の入力端子はNOR回路NOR1の一方の入力端子と共通に接続され信号selbが入力される。また、NOR回路NOR1の他方の入力端子には信号rdbが入力される。
なお、NOR回路NOR0及びNOR回路NOR1を含む論理回路は、ユニットを選択する信号selbに基づき書込み時には、対応するトランジスタNMOS0をオンさせるように動作し、読出し時には、対応するトランジスタNMOS1をオンさせるように動作するものであれば、当構成に限定されない。
ツェナーザップ素子ZAPkは、書込み前はダイオードとして動作するためカソードからアノードへ電流は流れず、書込み後はショートするため、カソードからアノードへ電流を流す。
ツェナーザップ素子ZAPkからのデータの読出し時には、カソードに、電源電圧よりも低い読出し用の電圧(以降、IVCともいう)を印加して、ツェナーザップ素子ZAPkに流れた電流を検出してデータを読出す。
また、ツェナーザップ素子ZAPkのデータの書込み時には、カソードに、電源電圧よりも高い書込み用の電圧(以降、HVともいう)を印加してツェナー破壊させることでデータを書込む。
信号selbは、k番目のツェナーザップ素子ZAPkを選択する際に接地レベル(以降、Lともいう)となり、非選択時に電源電圧レベル(以降、Hともいう)となる。
信号dbは、ツェナーザップ素子ZAPkの書込み時にL、それ以外の時にHとなる。
信号rdbは、ツェナーザップ素子ZAPk読出し時にL、それ以外の時にHとなる。
ノード0(電源線11)は、読出し時にIVC、書込み時にHV、それ以外で接地レベルとなる。
ノード1(出力線16)は、読出し時に0.3V程度のディテクター入力電圧レベル、それ以外で接地レベルとなる。
図1の不揮発性メモリ回路10は、図2に示すユニットセルを、電源線11(ノード0)と出力線16(ノード1)との間にn個並列接続して構成されており、上述したように、ユニットセル12〜12、書込み用電源供給回路20、読出し用電源供給回路30、ディテクター17を備えている。
書込み用電源供給回路20は、ツェナーザップ素子の書込み時に外部電源からの書込み用電圧(HV)を供給する回路であり、読出し用電源供給回路30は、ツェナーザップ素子の読出し時に外部電源からの読出し用電圧(IVC)を供給する回路である。ディテクター17は、ツェナーザップ素子を流れた電流を検出して電圧に変換する回路である。
図1における信号dbが伝送される信号線13は、各ユニットセル12〜12の図2に例示するNOR回路NOR0における信号dbが入力される端子へ共通に接続され、信号selb〜selbが伝送される信号線15〜15は、ユニットセル12〜12の図2に例示するNOR回路NOR0とNOR回路NOR1における信号selbが入力される各々の端子に接続され、信号rdbが伝送される信号線14は、ユニットセル12〜12の図2に例示するNOR回路NOR1における信号rdbが入力される端子へ共通に接続される。
電源線11は、図2に例示するノード0として各ユニットセル12〜12に共通に接続され、出力線16は、各ユニットセル12〜12とディテクター17へ共通に接続される。
次に、図3を用いてディテクター17の詳細について説明する。
図3は、ディテクター17の回路構成を示しており、PチャネルMOSトランジスタからなるトランジスタPMOS0〜PMOS3、NチャネルMOSトランジスタからなるトランジスタNMOS2〜NMOS5を備えている。
図3における信号rdbとしては、図1,2における信号rdbが入力され、VDDは電源電圧、基準電位VSSは接地レベルである。
トランジスタPMOS0、トランジスタPMOS1、トランジスタNMOS2、及び、トランジスタNMOS3は直列に接続されており、トランジスタPMOS0のソースはVDDに、トランジスタNMOS3のソースはVSSに接続されている。
トランジスタPMOS2、トランジスタPMOS3、トランジスタNMOS4、及び、トランジスタNMOS5は直列に接続されており、トランジスタPMOS2のソースはVDDに、トランジスタNMOS5のソースは基準電位VSSに接続されている。
トランジスタPMOS0のゲートとトランジスタPMOS2のゲートはそれぞれ共通に接続されて信号rdbが入力され、トランジスタPMOS1とトランジスタPMOS3のゲートはそれぞれ共通に基準電位VSSに接続されている。
トランジスタNMOS2のゲート、トランジスタNMOS4のゲート、及び、トランジスタNMOS5のゲートはそれぞれ共通にトランジスタNMOS4のドレイン(ノード4)に接続され、トランジスタNMOS3のゲートはトランジスタNMOS2のドレイン(ノード2)に接続されている。
図3において、ノード3は、読出し時、ツェナーザップ素子の書込み時であるか、または未書込みであるかを判別するための電流(以降、リファレンス電流)が流れ込むノードであり、ツェナーザップ素子書込み後に流れる電流の半分の電流がトランジスタNMOS5に流れる。
ノード1とノード3は、読出し時に0.3V程度のディテクター入力電圧レベル、それ以外で接地レベルとなる。
ノード2とノード4は読出し時、それぞれ1.5V程度の中間電位となり、それ以外で接地レベルとなる。
次に、図1〜図3で示した構成からなる不揮発性メモリ回路10の動作説明を行なう。
まず、書込み動作に関して、図2におけるツェナーザップ素子ZAPkにデータを書込む動作を例にして説明する。ここでは、図1のユニットセル12へのデータ書込み動作について説明する。
ツェナーザップ素子ZAPkへのデータの書込み時には、カソードに、電源電圧よりも高い書込み用の電圧(HV)を印加してツェナー破壊させるので、電源線11(ノード0)を電圧HVとする。そして、信号selbを接地レベル(L)としてユニットセル12が選択されるようにし、信号dbをL、信号rdbをHとする。
このような信号状態の場合、図2におけるNOR回路NOR0の出力はH、NOR回路NOR1の出力はLとなり、トランジスタNMOS0はオン、トランジスタNMOS1はオフとなる。
これにより、ツェナーザップ素子ZAPkのアノードが接地レベルの基準電位VSSに接続され、ツェナーザップ素子ZAPkがツェナー破壊され、データが書込まれる。その他のツェナーザップ素子についても同様にデータの書込みを行なうことができる。
以下同様に、書込み対象のツェナーザップ素子のアノードを接地レベルの基準電位VSSに接続することで、書込み対象のツェナーザップ素子にデータが書き込まれる。
以下、図4を用いて、このような不揮発性メモリ回路10の書込み動作について説明する。
まず、信号db、信号rdb、及び信号selb〜selbとしてそれぞれH信号が入力され、ノード0とノード1は接地レベル(L)である。
また、ユニットセル12〜12は、図2において、信号selbがH、信号dbがH、信号rdbがHのため、NOR回路NOR0とNOR回路NOR1は共にLを出力し、トランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1は共にオフ(OFF)となる。この状態では、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17へ流れない。
この状態から信号dbとしてLが入力されると(t1)、書き込み用電源供給回路20からノード0(電源線11)にHVの電位が供給される。
次に、図1の信号selbが信号線15を介してLとして入力されるとする(t2)。この場合、図1のユニットセル12では、図2において信号selbがL、信号dbはL、信号rdbはHとなるため、NOR回路NOR0はHを出力、NOR回路NOR1はLを出力し、トランジスタNMOS0はON、トランジスタNMOS1はOFFとなり、ユニットセル12のツェナーザップ素子にノード0(電源線11)からの電圧HVが印加され、当該ツェナーザップ素子に電流が流れ、ユニットセル12にデータが書込まれる。
次に、図1,2の構成における不揮発性メモリ回路10の読出し動作に関して、ユニットセル12のツェナーザップ素子は書込み済み(以降、データ1)、ユニットセル12k+1のツェナーザップ素子は未書込み(以降、データ0)の場合を例に説明する。
図1における信号db、信号rdb、及び信号selb〜selbとしてそれぞれHの信号が入力され、電源線11(ノード0)と出力線16(ノード1)は接地レベルとする。
ユニットセル12〜12は、図2において、信号selbがH、信号dbがH、信号rdbがHのため、NOR回路NOR0とNOR回路NOR1は共にLを出力し、トランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1は共にオフ(以下、OFFともいう)となり、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17へ流れない。
この状態から信号rdbとしてLが入力されると、読出し用電源供給回路30からノード0(電源線11)にIVCの電位が供給されると共に、ディテクター17からノード1(出力線16)に0.3V程度の電位が供給される。
この時、並列接続されているユニットセルの個数が多いほど、ノード0(電源線11)とノード1(出力線16)が所定の電位に到達する時間が長くなるが、本例の不揮発性メモリ回路10ではディテクター17により、以下のようにして、ノード0(電源線11)とノード1(出力線16)が所定の電位に到達後に行なわれるツェナーザップ素子を読み出す時間を短縮する。
信号rdbのL入力により、図3のディテクター17を構成するトランジスタPMOS0とトランジスタPMOS2は電流を流し、また、ノード3からトランジスタNMOS5を介してVSSへリファレンス電流が流れる。
この時、ノード3は0.3V、ノード4は1.5Vの中間電位になるが、ノード1からトランジスタNMOS3を介してVSSへ流れる電流が無いため、ノード1は0.3Vよりも低い電位となり、それによりノード2は1.5Vよりも低い電圧となる。
ノード2とノード4は、図示していない差動電圧増幅回路に接続されており、ノード2がノード4よりも低い電位が差動電圧増幅回路において増幅されて出力(この場合Lが出力)される。
次に、図1の信号selbが信号線15を介してLとして入力されるとする。この場合、ユニットセル12以外の各ユニットセルでは、図2において、信号selb以外の信号がH、信号dbはH、信号rdbはLのため、NOR回路NOR0とNOR回路NOR1は共にLを出力し、トランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1は共にOFFとなり、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17へ流れない。
これに対して図1のユニットセル12では、図2において信号selbがL、信号dbはH、信号rdbはLのため、NOR回路NOR0はLを出力、NOR回路NOR1はHを出力し、トランジスタNMOS0はOFF、トランジスタNMOS1はONとなり、ユニットセル12のツェナーザップ素子はデータ1のため、ノード1(出力線16)に電流が流れる。
この時、ツェナーザップ素子を流れる電流はリファレンス電流の倍であるため、図3におけるノード1の電位は、ノード3における0.3Vよりも高い電位になる。
この場合、図3においてノード2も、ノード4における1.5Vより高い電位になり、その結果、ノード2がノード4より高い電位が、差動電圧増幅回路により増幅されて出力(この場合Hが出力)される。
この時、ノード2はトランジスタNMOS3のゲートに接続されており、負帰還回路になっているため、ノード2の電圧が上昇するとトランジスタNMOS3のON抵抗が小さくなる。その結果、ノード1とノード2の電圧上昇は抑えられる。
このように、ディテクター17において、ノード2に対する負帰還回路を構成して、本発明の振幅制御部として動作させることにより、データの読み取り動作におけるノード1とノード2の電圧上昇を、予め定められた電圧振幅内の電圧に抑えことができる。
これにより、本例の不揮発性メモリ回路10では、各読出し動作にかかる時間を短くすることができ、ユニットセルを増加させて大容量化を図ることが容易となる。
次に、図1における信号線15からユニットセル12に信号selbとしてHが入力され、信号線15k+1からユニットセル12k+1に信号selbk+1としてLが入力されるとする。この場合、ユニットセル12k+1以外の各ユニットセルでは、図2において信号selbがH、信号dbはH、信号rdbはLのため、NOR回路NOR0とNOR回路NOR1は共にLを出力し、トランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1は共にOFFとなり、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17へ流れない。
これに対してユニットセル12k+1では、図2において、信号selbk+1がL、信号dbはH、信号rdbはLのため、NOR回路NOR0はLを出力、NOR回路NOR1はHを出力し、トランジスタNMOS0はOFF、トランジスタNMOS1はONとなる。
ここで、ユニットセル12k+1のツェナーザップ素子はデータ0のため電流は流れない。このため、図3においてノード1の電位は、ノード3における電位0.3Vよりも低い電位になる。
この場合、図3におけるノード2も、ノード4における電位1.5Vより低い電位になり、ノード2がノード4より低い電位が、差動電圧増幅回路により増幅され、その結果、Lが出力される。
この時、ノード2はトランジスタNMOS3のゲートに接続されており、負帰還回路になっているため、ノード2の電圧が低下するとトランジスタNMOS3のON抵抗が大きくなるため、結局、ノード1とノード2の電圧低下は抑えられる。
このように、ディテクター17において、ノード2に対する負帰還回路を構成して、本発明の振幅制御部として動作させることにより、データの読み取り動作におけるノード1とノード2の電圧低下を、予め定められた電圧振幅内の電圧に抑えことができる。
これにより、本例の不揮発性メモリ回路10では、各読出し動作にかかる時間を短くすることができ、ユニットセルを増加させて大容量化を図ることが容易となる。
以下同様に、読出し対象のツェナーザップ素子の選択信号をLとすると共に、読出し対象のツェナーザップ素子以外のツェナーザップ素子の選択信号をHとすることで、読出し対象のツェナーザップ素子に書き込まれたデータを読み出すことができる。
以上のように、本例の不揮発性メモリ回路10によれば、ZapFuse選択用トランジスタ2つとNORゲート2つを必要とするが、従来の特許文献3に記載のPROM回路に比べ、ラッチ回路を1つ、ダイオードを2つ、抵抗を1つ減らすことができるため、大容量化に有利である。
また、信号rdbをHからLに切り替えた時に、電源線11(ノード0)と出力線16(ノード1)が所定の電位になるのに必要な時間は、ユニットセルが多いほど長くなるものの、信号selb〜selbを切り替えた時の読出しに対しては、出力線16(ノード1)の電圧振幅がディテクター17の負帰還回路(振幅制御部)により抑えられるため、ユニットセル数を増やすことによる読出し速度の低下を防ぐことができる。
以下、図5を用いて、図1及び図2で示した構成からなる不揮発性メモリ回路10の読出し動作について説明する。
まず、信号db、信号rdb、及び信号selb〜selbとしてそれぞれH信号が入力され、ノード0とノード1は接地レベル(L)である。
また、ユニットセル12〜12は、図2において、信号selbがH、信号dbがH、信号rdbがHのため、NOR回路NOR0とNOR回路NOR1は共にLを出力し、トランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1は共にオフ(OFF)となる。この状態では、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17へ流れない。
この状態から信号rdbとしてLが入力されると(T1)、読出し用電源供給回路30からノード0(電源線11)にIVCの電位が供給されると共に、ディテクター17からノード1(出力線16)に0.3V程度の電位が供給される。
次に、図1の信号selbが信号線15を介してLとして入力されるとする(T2)。この場合、図1のユニットセル12では、図2において信号selbがL、信号dbはH、信号rdbはLとなるため、NOR回路NOR0はLを出力、NOR回路NOR1はHを出力し、トランジスタNMOS0はOFF、トランジスタNMOS1はONとなり、ユニットセル12のツェナーザップ素子はデータ1のため、ノード1(出力線16)に電流が流れる。この時にツェナーザップ素子を流れる電流はリファレンス電流の倍であるため、ノード1の電位は0.3Vよりも高い電位になる。
なお、ユニットセル12以外の各ユニットセルでは、信号selb〜selbがH、信号dbはH、信号rdbはLのため、NOR回路NOR0とNOR回路NOR1は共にLを出力し、トランジスタNMOS0とトランジスタNMOS1は共にOFFとなり、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17へ流れない。
このように、複数のユニットセル(記憶素子部)12〜12の各々のツェナーザップ素子のカソードにH電位のノード0(電源線11)を共通接続した状態で、信号selb〜selbに順次に切り替えてLを入力させることにより、各ユニットセルの各々のトランジスタNMOS0をオフした状態で、各々のトランジスタNMOS1を順次にオフからオンに切り替え、各ユニットセル12〜12のツェナーザップ素子に流れる電流値をディテクター17に順次に入力することで、データの読出し動作を行なうことができる。
次に、図6及び図7を用いて本発明に係る他の実施の形態例を説明する。
図6においては、他の本実施の形態に係る不揮発性メモリ回路(図中、「PROM回路」と記載)10aの構成を示しており、不揮発性メモリ回路10aは、書込み用電源供給回路20a、読出し用電源供給回路30a、書込み用電源供給回路20aからのデータ書込み用の電圧及び読出し用電源供給回路30aからのデータ読出し用の電圧を選択的に供給する電源線(以下、ノード0aともいう)11a、電源線11aと図示していない接地レベルに接続された基準電源線間に各々並列に接続され1ビットのデータを記憶する図7にその詳細を示すn(n2以上の整数)個の記憶素子部としてのユニットセル42〜42、外部に設けられた制御部から入力される信号db,信号rdb,信号sel〜selを各ユニットセル42〜42に入力する信号線13a,14a,45〜45、及び、データの読出し時にユニットセル42〜42からの出力電流が第2の出力線(以下、ノード2aともいう)49と出力線16a(以下、ノード1aともいう)を介して入力されるディテクター17aを備えている。
また、不揮発性メモリ回路10aは、各ユニットセル42〜42とディテクター17a間に、2つのNチャネルMOSトランジスタからなるトランジスタNMOS6,7を備えており、トランジスタNMOS6とトランジスタNMOS7の各々のゲートは、インバータINV0を介して接続されている。
トランジスタNMOS6のゲートには信号dbが直接入力され、トランジスタNMOS7のゲートには、インバータINV0を介して信号端子dbが入力される。
また、トランジスタNMOS6及びトランジスタNMOS7のドレインは共に、出力線49(ノード2a)を介して各ユニットセル42〜42に接続されており、トランジスタNMOS6のソースは基準電源線VSSに接続され、トランジスタNMOS7のソースは、信号線16a(ノード1a)を介してディテクター17aに接続されている。
図6における各ユニットセル42〜42は同一の構成であるので、図7において、k(=1,2,…,n)番目のユニットセルについて説明する。
図7におけるユニットセルは、ノード0(電源線11)にカソードが接続されたツェナーザップ素子ZAPka、ツェナーザップ素子ZAPkaのアノードに接続されて、データ書込み時にツェナーザップ素子ZAPkaを第2の出力線49(ノード2a)に接続するトランジスタNMOS0aを備えている。
このように、図7に示す本例の不揮発性メモリ回路10aに設けられた記憶素子部としてのユニットセルでは、図2で示した不揮発性メモリ回路10に設けられた記憶素子部としてのユニットセルと比較して、NOR回路NOR0とNOR回路NOR1を備えておらず、本例の記憶素子部としてのユニットセルは、1つのツェナーザップ素子(ZapFuse)、1つのZapFuse選択トランジスタを備えた構成となっている。
トランジスタNMOS0aはNチャネルMOSトランジスタであり、基準電位VSSは接地レベルであり、ツェナーザップ素子ZAPkaは、カソードが電源線(ノード0a)、アノードがNMOSトランジスタNMOS0aのドレインに接続されている。
トランジスタNMOS0aのゲートには、信号selが入力され、ソースは第2の出力線(ノード2a)49と接続されている。
ツェナーザップ素子ZAPkaは、書込み前はダイオードとして動作するためカソードからアノードへ電流は流れず、書込み後はショートするため、カソードからアノードへ電流を流す。
ツェナーザップ素子ZAPkaからのデータの読出し時には、カソードに電源電圧より低い電圧(IVC)を印加して、ツェナーザップ素子ZAPkaに流れた電流を検出してデータを読出す。
また、ツェナーザップ素子ZAPkaのデータの書込み時には、カソードに電源電圧より高い電圧(HV)を印加してツェナー破壊させることでデータを書込む。
信号selは、ツェナーザップ素子ZAPkの非選択時に接地レベル(以降、Lともいう)となり、選択時に電源電圧レベル(以降、Hともいう)となる信号である。
ノード0a(電源線11a)は、読出し時にIVC、書込み時にHV、それ以外で接地レベルとなる。
ノード2a(第2の出力線49)は、読出し時に0.3V程度のディテクター入力電圧レベル、それ以外で接地レベルとなる。
図6の不揮発性メモリ回路10aは、図7に示すユニットセルをn個並列接続した構成を示しており、上述したように、ユニットセル42〜42、書込み用電源供給回路20a、読出し用電源供給回路30a、ディテクター17aを備えており、信号sel〜selは、図7の信号selと同じ機能を持つ信号である。
書込み用電源供給回路20aは、ツェナーザップ素子(ZapFuse)の書込み時にHVを供給する回路であり、読出し用電源供給回路30aは、ツェナーザップ素子の読出し時にIVCを供給する回路である。ディテクター17aは、ツェナーザップ素子を流れた電流を検出して電圧に変換する回路である。
図6において、信号dbは、各ユニットセル42〜42のツェナーザップ素子への書込み時にL、それ以外の時にHとなる。信号sel〜selは、ユニットセル42〜42の図7に例示する信号selと同じ機能を持つ信号で、各ユニットセル42〜42の選択に用いられる。信号rdbは、各ユニットセル42〜42からのデータの読出し時にL、それ以外の時にHとなる。
電源線11aは、各ユニットセル42〜42における図7に例示するノード0aへ共通に接続され、第2の出力線49は、各ユニットセル42〜42における図7に例示するノード2aへ共通に接続される。
なお、ディテクター17aは、図3で詳細を説明したディテクター17と同じ機能を有する回路であり、ここでの詳細な説明は行なわない。
信号sel〜selはユニットセル42〜42の図7に示す信号selとしてそれぞれ入力され、信号rdbはディテクター17aへ入力される。電源線11a(ノード0a)は各ユニットセル42〜42のノード0aへ共通に接続される。
図6の信号dbはデータ書込み時にL、それ以外の時にHとなる。信号sel〜selは図7の信号selと同じ機能を有し、各ニットセル42〜42の選択に用いられる。信号rdbはデータ読出し時にL、それ以外の時にHとなる。
次に、図6、及び図7で示した構成からなる不揮発性メモリ回路10aの動作の説明を行なう。
読出し動作に関して、ユニットセル42のツェナーザップ素子は書込み済み(データ1)、ユニットセル42のツェナーザップ素子は未書込み(データ0)の場合を例に説明する。
図6における信号db、及び信号rdbはそれぞれHの信号として入力され、信号sel〜selはそれぞれLの信号として入力されるとする。
この場合、トランジスタNMOS7は、ゲートに信号dbとしてH信号が入力されON(オン)となり、トランジスタNMOS6は、ゲートに、インバータINVOを介して信号dbの反転信号が入力されるため、OFF(オフ)となる。ノード0aとノード1a、ノード2aは接地レベルとなる。
ユニットセル42〜42は、図7の信号selとして入力される信号がLのため、トランジスタNMOS0aはOFFとなり、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17aへ流れない。
この状態から信号rdbとして信号Lが入力されると、読出し用電源供給回路30aから電源線11a(ノード0a)にIVCの電位が供給され、ディテクター17aからノード1aに0.3V程度の電位が供給される。
この状態ではトランジスタNMOS7はONのため、ノード2aもノード1aと同じ電位が供給される。
この時、並列接続されているユニットセルの個数が多いほど、ノード0aとノード1a、及びノード2aが所定の電位に到達する時間が長くなる。
次に、図6のユニットセル42の信号selとしてHが入力されるとする。この場合、ユニットセル42以外のユニットセルでは、図7の信号selとして入力される信号がLのため、トランジスタNMOS0aはOFFとなり、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17aへ流れない。
これに対して、ユニットセル42では、図7の信号selとして入力される信号がHのため、トランジスタNMOS0aはONとなる。そして、ユニットセル42のツェナーザップ素子はデータ1のため電流が流れる。
この時、ツェナーザップ素子を流れる電流はリファレンス電流の倍であるため、ノード1aの電位は0.3Vよりも高い電位になり、ディテクター17aからデータ1が出力される。
この際、図3で説明したように、ディテクター17aの入力側は負帰還回路の構成になっているため、ノード1aの電位上昇は抑えられる。
このように、ディテクター17aにおいて、負帰還回路を構成して、本発明の振幅制御部として動作させることにより、データの読み取り動作におけるノード1aの電圧上昇を、予め定められた電圧振幅内の電圧に抑えことができる。
これにより、本例の不揮発性メモリ回路10aでは、各読出し動作にかかる時間を短くすることができ、ユニットセルを増加させて大容量化を図ることが容易となる。
次に、図6のユニットセル42の信号selとしてLが入力され、ユニットセル42の信号selとしてHが入力されるとする。この場合、ユニットセル42以外のユニットセルでは、図7の信号selとして入力される信号がLのため、トランジスタNMOS0aはOFFとなり、ツェナーザップ素子のデータに関わらず、ツェナーザップ素子の電流はディテクター17aへ流れない。
これに対して、ユニットセル42では、図7の信号selとして入力される信号がHのため、トランジスタNMOS0aはONとなる。ここで、ユニットセル42のツェナーザップ素子はデータ0のため電流は流れない。
このため、図6のノード1a、すなわち、図3のノード1の電位は0.3Vよりも低い電位になり、ディテクター17aからデータ0(L)が出力される。上述したように、ディテクター17aの入力側は負帰還回路の構成になっているため、ノード1aの電位低下は抑えられる。
このように、ディテクター17aにおいて、ノード1aに対する負帰還回路を構成して、本発明の振幅制御部として動作させることにより、データの読み取り動作におけるノード1aの電圧低下を、予め定められた電圧振幅内の電圧に抑えことができる。
これにより、本例の不揮発性メモリ回路10aでは、各読出し動作にかかる時間を短くすることができ、ユニットセルを増加させて大容量化を図ることが容易となる。
以上のように、図6,図7で示す不揮発性メモリ回路10aによれば、信号sel〜selを切り替えた時の読出しに関して、図1〜図3で説明した不揮発性メモリ回路10と同等の速度で読出すことができる。
さらに、図1に示す不揮発性メモリ回路10に比べ、トランジスタNMOS6,7の2つと、インバータを1つ必要とするが、ユニットセル内においては、NORゲート2つ、NMOS1つを減らせることができるため、図1に示す不揮発性メモリ回路10よりも大容量化に有利である。
次に、このような不揮発性メモリ回路10,10aを用いた半導体装置に関して、図8を用いて説明する。
図8において、本例の半導体装置80は、CPU81、RAM82、本発明に係るPROM83、タイマー(図中、「TIMER」と記載)84、シリアルインターフェース(図中、「SERIAL IF」と記載)85、パラレルインターフェース(図中、「PARALLEL IF」と記載)86、ADコンバータ(図中、「A/D」と記載)87、及びDAコンバータ(図中、「D/A」と記載)88が、BUS89を介して接続されている。
例えば、RAM82は1024バイト、PROM83は60Kバイト等の容量からなり、CPU81(中央処理装置)は、シリアルインターフェース85、またはパラレルインターフェース86を介して接続された外部装置からの制御信号に基づき、PROM83に対してプログラム等の書込み及びデータの読出しを行なう。
このような半導体装置80は、例えば、自動車制御用の各種コントロール基板、製造装置の各種コントロール基板、携帯電話等の各種電子機器に設けられる。
以上、図を用いて説明したように、本例の不揮発性メモリ回路10,10aは、ツェナーザップ素子(ZapFuse)、及びデータ読出し時に、ツェナーザップ素子のアノードを出力端に接続するスイッチ部(トランジスタNMOS1,1a)を含む記憶素子部(ユニットセル)を複数(n個)備え、複数の記憶素子部の各々のツェナーザップ素子のカソードを、書込み用電源(書込み用電源供給回路20,20a)または読出し用電源(読出し用電源供給回路30,30a)に接続されるように共通接続し、複数の記憶素子部の出力端をディテクター17,17aの入力端子に共通接続し、データ書込み時に記憶素子部のアノードを接地電位に接続すると共に、データ読出し時にスイッチ部をオンにして記憶素子部のアノードを、出力端を介してディテクターの入力端に接続した構成となっている。
なお、ディテクターは、データ読出し時に複数の記憶素子部から順次に出力される電流値を予め定められた振幅内の電圧に変換して出力する。
また、不揮発性メモリ回路10においては、スイッチ部としてのトランジスタNMOS1は、ドレインがツェナーザップ素子のアノードに接続され、ソースが出力端に接続され、データ読出し時にゲートに読み出し指示信号が入力され、かつ、記憶素子部としてのユニットセルの各々に、ドレインがツェナーザップ素子のアノードに接続され、ソースが接地され、データ書込み時にゲートに書込み指示信号が入力されるトランジスタNMOS0を設けている。なお、トランジスタNMOS0は、ゲートに書込み指示信号が入力されるとオンして、書込み用電源にカソードが接続されたツェナーザップ素子のアノードを接地する。
また、不揮発性メモリ回路10aにおいては、スイッチ部としてのトランジスタNMOS1は、ドレインがツェナーザップ素子のアノードに接続され、ソースが出力端に接続され、データ読出し時にゲートに読出し指示信号が入力され、かつデータ書込み時にゲートに書込み指示信号が入力され、さらに、出力端とディテクター17aとの間に、データ書込み時に出力端を接地し、データ読出し時に出力端をディテクター17aの入力端に接続するように切り替える切替部を構成するトランジスタNMOS6,7を設けている。
トランジスタNMOS6は、ドレインが出力端に接続され、ソースが接地され、ゲートに書込み指示信号が入力され、トランジスタNMOS7は、ドレインがトランジスタNMOS6のドレインに接続され、ソースがディテクター17aの入力端に接続され、ゲートに読出し指示信号が入力される。なお、トランジスタNMOS6は、データ書込み時にゲートに書込指示信号が入力されるとオンして、書込み用電源にカソードが接続されたユニットセルのツェナーザップ素子のアノードを接地し、トランジスタNMOS7は、データ読出し時にゲートに読出し指示信号が入力されるとオンして、読出し用電源にツェナーザップ素子のカソードが接続されたユニットセルのアノードを出力端を介してディテクター17aの入力端に接続する。
このように、本例の不揮発性メモリ回路10,10aでは、データの読出し制御時に、各ユニットセル(記憶素子部)の各々のツェナーザップ素子のカソードに読出し用電源を共通接続し、複数の記憶素子部の各々のスイッチ部を順次に制御して、複数の記憶素子部のツェナーザップ素子に流れる電流値をディテクター17,17aに順次に入力し、ディテクター17,17aは、データ読出し時に複数の記憶素子部から順次に出力される電流値を予め定められた振幅内の電圧に変換して出力する。
これにより、本例の不揮発性メモリ回路10,10aでは、各読出し動作にかかる時間を短くすることができ、ユニットセルを増加させて大容量化を図ることが容易となる。
なお、本発明は、各図を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、図1〜図3で説明した不揮発性メモリ回路10においては、読出し動作と書込み動作以外の時、ノード0とノード1は接地レベルになる例を説明したが、書込み動作以外の時は常に、ノード0はIVC、ノード1は0.3V程度のディテクター入力電圧レベルとすることで、信号rdbとして入力される信号がHからLに切り替わった時の遅延時間を無くすこともできる。
また、図1〜図3で説明した不揮発性メモリ回路10及び図4,5で説明した不揮発性メモリ回路10aでは、読出し時、図3に示すディテクター17のノード1とノード3の電圧レベルを0.3V程度、ディテクター17のノード2やノード4の電圧レベルを1.5V程度として説明したが、それ以外の電圧レベルでも良い。
また、不揮発性メモリ回路10,10aでは、トランジスタNMOSとトランジスタPMOSで構成されたディテクター17,17aで説明したが、抵抗のような素子でディテクター17,17aを構成しても良い。
また、不揮発性メモリ回路10,10aでは、書込み用電源供給回路20,20aからHV、読出し用電源供給回路30,30aからIVCを供給する例を説明したが、パッドから直接供給しても良い。
また、不揮発性メモリ回路10aでは、読出し動作と書込み動作以外の時、ノード0a、ノード1a、及びノード2aは接地レベルになる例を説明したが、書込み動作以外の時は常に、ノード0aはIVC、ノード1aとノード2aは0.3V程度のディテクター入力電圧レベルとすることで、信号rdbとして入力される信号がHからLに切り替わった時の遅延時間を無くすこともできる。
また、本例では、ディテクター17,17aから出力された電圧を差分電圧増幅回路で増幅する構成としているが、ディテクター17,17a内に差分電圧増幅回路で設けた構成としても良い。
10,10a 不揮発性メモリ回路(PROM回路)
11,11a 電源線
13,13a,14,14a,15〜15 信号線
16,16a,49 出力線
18 基準電源線
20,20a 書込み用電源供給回路
30,30a 読出し用電源供給回路
12〜12,42〜42 ユニットセル(記憶素子部)
17,17a ディテクター
db,rdb,sel〜sel,sel,selb〜selb,selb 信号
NMOS0〜NMOS7 トランジスタ(Nチャネルトランジスタ)
NOR0,NOR1 NOR回路
PMOS0〜PMOS3 トランジスタ(Pチャネルトランジスタ)
VSS 基準電位(接地レベル、グラウンド)
ZAPk,ZAPka ツェナーザップ素子(ZapFuse)

Claims (6)

  1. ツェナーザップ素子、及びデータ読出し時に、前記ツェナーザップ素子のアノードを出力端に接続するスイッチ部を含む記憶素子部を複数備えた不揮発性メモリ回路であって、
    前記複数の記憶素子部の各々に含まれる前記ツェナーザップ素子のカソードを、前記複数の記憶素子部へデータを書き込む際の電圧を供給する書込み用電源または前記複数の記憶素子部からデータを読み出す際の電圧を供給する読出し用電源に接続されるように共通接続し、前記複数の記憶素子部の前記出力端をディテクターの入力端に共通接続し、
    データ読出し時に前記複数の記憶素子部の各々に含まれる前記ツェナーザップ素子のカソードに前記読出し用電源の電圧を供給してから所定期間経過した時点で、前記複数の記憶素子部の各々を選択する選択指示信号が順次入力されることで、選択された前記複数の記憶素子部の各々の前記スイッチ部をオンにし、前記複数の記憶素子部の各々に含まれる前記ツェナーザップ素子のアノードを、前記出力端を介して前記ディテクターの入力端に接続することを特徴とする不揮発性メモリ回路。
  2. データ書込み時に前記複数の記憶素子部の各々に含まれる前記ツェナーザップ素子のカソードに前記書込み用電源の電圧を供給してから所定期間経過した時点で、前記複数の記憶素子部のうち少なくともいずれか一つに前記選択指示信号が力され、当該選択指示信号が入力された憶素子部アノードを接地電位に接続することを特徴とする
    請求項1記載の不揮発性メモリ回路。
  3. 前記スイッチ部は、ドレインが前記ツェナーザップ素子のアノードに接続され、ソースが前記出力端に接続され、データ読出し時にゲートに読み出し指示信号が入力される第1のトランジスタであり、
    前記記憶素子部の各々に、ドレインが前記ツェナーザップ素子のアノードに接続され、ソースが接地され、データ書込み時にゲートに書込み指示信号が入力される第2のトランジスタ
    を設けた請求項1または請求項2記載の不揮発性メモリ回路。
  4. 前記スイッチ部は、ドレインが前記ツェナーザップ素子のアノードに接続され、ソースが前記出力端に接続され、データ読出し時またはデータ書込み時に、ゲートに前記選択指示信号が入力される第1のトランジスタであり、
    前記出力端と前記ディテクターとの間に、データ書込み時に前記出力端を接地し、データ読出し時に前記出力端を前記ディテクターの入力端に接続するように切り替える切替部
    を設けた請求項1または請求項2記載の不揮発性メモリ回路。
  5. 前記切替部は、ドレインが前記出力端に接続され、ソースが接地され、ゲートに書込み指示信号が入力される第2のトランジスタと、
    ドレインが前記第2のトランジスタのドレインに接続され、ソースが前記ディテクターの入力端に接続され、ゲートに読出し指示信号が入力される第3のトランジスタと、
    を含む請求項4記載の不揮発性メモリ回路。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の不揮発性メモリ回路と、該不揮発性メモリ回路を用いてデータの書込み及び読出しの何れか一方又は双方を行なう中央処理装置と、を備えた半導体装置。
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