JP2006054731A - タイミング発生器、試験装置、及びスキュー調整方法 - Google Patents

タイミング発生器、試験装置、及びスキュー調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力の小さい、インターリーブ方式のタイミング発生器を提供する。
【解決手段】セットリセットラッチと、セット信号を供給するセット部と、リセット信号を供給するリセット部とを備え、セット部は、与えられる基準クロックを遅延させた第1セット信号を出力する第1可変遅延回路と、与えられる基準クロックを遅延させ、第1セット信号と位相が異なる第2セット信号を出力する第2可変遅延回路と、第1セット信号と第2セット信号との論理和を算出し、セット信号を生成する論理和回路と、論理和回路が出力するセット信号を遅延させ、セット信号とリセット信号との間のスキューを調整する第3可変遅延回路とを有するタイミング発生器を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、所定の周期のタイミング信号を生成するタイミング発生器、電子デバイスを試験する試験装置、及びインターリーブ方式のタイミング発生器においてインターリーブされた信号間のスキューを調整するスキュー調整方法に関する。
従来、所望の位相のセット信号及びリセット信号を生成し、セットリセットラッチに入力することにより、所望のパターンを生成する回路が知られている。このような回路は、例えば半導体試験装置等のタイミング信号を生成するタイミング発生器に用いられ、所望のパターンのタイミング信号を生成する。
このようなタイミング発生器は、複数の被試験デバイスや被試験デバイスの複数のピンを同時に試験するために、複数のセットリセットラッチを備え、複数のタイミング信号を同時に生成する。また、複数のセットリセットラッチに対応して、所望の位相のセット信号を複数に分岐し、所望の位相のリセット信号を複数に分岐する必要がある。
図8は、従来のタイミング発生器400を示す図である。タイミング発生器400は、上述したように、複数のセットリセットラッチ410、セット回路420、及びリセット回路430を備えている。セット回路420とリセット回路430は、同一の構成を有するため、セット回路420の構成について説明する。
セット回路420には、セット信号の位相を所望の位相に制御するための位相制御用可変遅延回路440と、複数のセットリセットラッチ410に供給するために分岐したセット信号間のスキューを調整するための複数のスキュー調整用可変遅延回路450とが設けられる。例えば4つのタイミング信号を生成する場合、セットリセットラッチ410は4つ必要となり、スキュー調整用可変遅延回路450も4つ必要となり、セット信号も4つに分岐される。
また、セット回路420は、半導体試験装置の基準クロックに基づいてセット信号を生成するが、基準クロックの周波数は不変であるため、より高周波のタイミング信号を生成するときには、基準クロックをインターリーブしてセット信号を生成する。図8に示すように、2wayのインターリーブを行う場合、セット回路420は、2つの位相制御用可変遅延回路440を有し、略半周期位相が異なり、それぞれ所望の位相に制御された第1セット信号と第2セット信号とを生成する。
またこのような場合、第1セット信号及び第2セット信号を、それぞれ4つに分岐するため、スキュー調整用可変遅延回路450は8つ必要となる。そして、論理和回路460によって、それぞれの第1セット信号と第2セット信号の論理和を、セット信号としてそれぞれのセットリセットラッチ410に供給する。このような場合、スキュー調整用可変遅延回路450は、タイミング信号間のスキューに加え、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューも調整する。
関連する特許文献等は、現在認識していないため、その記載を省略する。
しかし、従来のタイミング発生器400において、上述したようにインターリーブ方式でセット信号やリセット信号を生成すると、スキュー調整用可変遅延回路450が多数必要となる。このため、タイミング発生器400の消費電力が増大してしまう問題が生じている。特に、スキューを調整するための可変遅延回路は、高精度の遅延を生成する必要があるため、動作率の変動による遅延量変動を低減するための回路や制御を行う必要があり、消費電力が大きいものである。
このため本発明は、上述した課題を解決することのできる を提供することを目的とする。この目的は、請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、所定の周期のタイミング信号を生成するタイミング発生器であって、与えられるセット信号に応じてタイミング信号の立ち上がりエッジを生成し、与えられるリセット信号に応じてタイミング信号の立ち下がりエッジを生成するセットリセットラッチと、セットリセットラッチに、セット信号を供給するセット部と、セットリセットラッチに、リセット信号を供給するリセット部と
を備え、セット部は、与えられる基準クロックを遅延させた第1セット信号を出力する第1可変遅延回路と、与えられる基準クロックを遅延させ、第1セット信号と位相が異なる第2セット信号を出力する第2可変遅延回路と、第1セット信号と第2セット信号との論理和を算出し、セット信号を生成する論理和回路と、論理和回路が出力するセット信号を遅延させ、セット信号とリセット信号との間のスキューを調整する第3可変遅延回路とを有するタイミング発生器を提供する。
タイミング発生器は、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを測定し、測定したスキューに基づいて、第1可変遅延回路又は第2可変遅延回路における遅延量を制御するスキュー調整部を更に備えてよい。
タイミング発生器は、基準クロックを受け取り、第1可変遅延回路が第1セット信号を出力するタイミングを測定する場合に第2可変遅延回路への基準クロックの入力を停止し、第2可変遅延回路が第2セット信号を出力するタイミングを測定する場合に第1可変遅延回路への基準クロックの入力を停止する信号入力部と、論理和回路が出力するセット信号を、信号入力部に基準クロックとして帰還入力するループ経路とを更に備え、スキュー調整部は、第1可変遅延回路が第1セット信号を出力するタイミングを測定する場合にセット信号がループ経路を通過するループ周期と、第2可変遅延回路が第2セット信号を出力するタイミングを測定する場合にセット信号がループ経路を通過するループ周期との差分に基づいて、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを測定してよい。
タイミング発生器は、与えられる遅延設定値に応じて第1可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの遅延設定値に対応づけて格納する第1リニアライズメモリと、与えられる遅延設定値に応じて第2可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの遅延設定値に対応づけて格納する第2リニアライズメモリとを更に備え、スキュー調整部は、第1リニアライズメモリ及び第2リニアライズメモリが格納する制御データを、測定したスキューに基づいて調整してよい。
スキュー調整部は、第1可変遅延回路及び第2可変遅延回路における遅延設定値を最小の遅延設定値にしたときの、第1セット信号と第2セット信号とのスキューを測定し、第1リニアライズメモリ及び第2リニアライズメモリが格納する制御データを、測定したスキューに基づいて調整してよい。
スキュー調整部は、第1可変遅延回路及び第2可変遅延回路が出力する信号のいずれの位相が早いかを検出し、位相が早い信号を出力する第1可変遅延回路又は第2可変遅延回路に対応する、第1リニアライズメモリ又は第2リニアライズメモリに、それぞれの遅延設定値に、測定したスキューに応じた値を加えた設定値に対応づけて格納されるべき制御データを、それぞれの当該遅延設定値に対応づけて格納してよい。
タイミング発生器は、スキュー調整部が測定したスキューを、第1可変遅延回路及び第2可変遅延回路の遅延設定値の分解能で除算したときの商を格納するスキューレジスタと、スキューレジスタが格納した値を、位相が早い信号を出力する第1可変遅延回路又は第2可変遅延回路に与えられるべき遅延設定値に加算する加算部とを更に備え、スキュー調整部は、それぞれの遅延設定値に、測定したスキューを第1可変遅延回路及び第2可変遅延回路の遅延設定値の分解能で除算したときの余りを加えた設定値に対応づけて格納されるべき制御データを、それぞれの当該遅延設定値に対応づけて、位相が早い信号を出力する第1可変遅延回路又は第2可変遅延回路に対応する第1リニアライズメモリ又は第2リニアライズメモリに格納してよい。
タイミング発生器は、ループ経路に設けられ、第1セット信号及び第2セット信号の前縁又は後縁のいずれに基づいてスキューを測定するかを示すエッジ制御信号に応じて、第1セット信号及び第2セット信号を非反転で出力するか、又は反転して出力するかを切り替える排他論理和回路を更に備えてよい。
本発明の第2の形態においては、電子デバイスを試験する試験装置であって、電子デバイスを試験するための試験パターンを生成するパターン生成器と、所望の周期のタイミング信号を生成するタイミング発生器と、試験パターン及びタイミング信号に基づいて、電子デバイスに入力する試験信号を生成する波形成形器と、電子デバイスが出力する出力信号に基づいて、電子デバイスの良否を判定する判定器とを備え、タイミング発生器は、与えられるセット信号に応じてタイミング信号の立ち上がりエッジを生成し、与えられるリセット信号に応じてタイミング信号の立ち下がりエッジを生成するセットリセットラッチと、セットリセットラッチに、セット信号を供給するセット部と、セットリセットラッチに、リセット信号を供給するリセット部とを有し、セット部は、与えられる基準クロックを遅延させた第1セット信号を出力する第1可変遅延回路と、与えられる基準クロックを遅延させ、第1セット信号と位相が異なる第2セット信号を出力する第2可変遅延回路と、第1セット信号と第2セット信号との論理和を算出し、セット信号を生成する論理和回路と、論理和回路が出力するセット信号を遅延させ、セット信号とリセット信号との間のスキューを調整する第3可変遅延回路とを含む試験装置を提供する。
本発明の第3の形態においては、第1信号を出力する第1可変遅延回路と、第2信号を出力する第2可変遅延回路と、与えられる遅延設定値に応じて第1可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの遅延設定値に対応づけて格納する第1リニアライズメモリと、与えられる遅延設定値に応じて第2可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの遅延設定値に対応づけて格納する第2リニアライズメモリと第1信号と第2信号との論理和を出力する論理和回路とを備えるタイミング発生器において、第1信号と第2信号との間のスキューを調整するスキュー調整方法であって、第1信号を論理和回路を介して第1可変遅延回路に帰還入力し、論理和回路が第1信号を出力する周期を算出する第1周期算出段階と、第2信号を論理和回路を介して第2可変遅延回路に帰還入力し、論理和回路が第2信号を出力する周期を算出する第2周期算出段階と、第1周期算出段階において算出した周期と、第2周期算出段階において算出した周期との差分に基づいて、第1信号と第2信号との間のスキューを算出するスキュー測定段階と、それぞれの遅延設定値にスキュー測定段階において測定したスキューに応じた値を加えた設定値に対応づけて格納されるべき制御データを、当該遅延設定値に対応づけて、第1リニアライズメモリ又は第2リニアライズメモリのいずれかに格納するスキュー調整段階とを備えるスキュー調整方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る試験装置100の構成の一例を示す図である。試験装置100は、例えば半導体回路等を有する電子デバイス200を試験する装置であって、パターン発生器10、波形成形器12、タイミング発生器20、及び判定器14を備える。
パターン発生器10は、電子デバイス200を試験するための試験パターンを生成する。試験パターンは、例えば電子デバイス200を試験するために予め与えられる試験プログラムによって定められる、1又は0の値の組み合わせである。タイミング発生器20は、所望の周期のタイミング信号を生成する。パターン発生器10は、試験プログラムに基づいてタイミング発生器20が生成するタイミング信号の周期を制御する。
波形成形器12は、試験パターン及びタイミング信号に基づいて、電子デバイス200に入力する試験信号を生成する。例えば波形成形器12は、試験パターンの値に応じた電圧を、タイミング信号によるタイミングで出力し、試験信号の波形を成形する。
判定器14は、電子デバイス200が、与えられる試験信号に応じて出力する出力信号に基づいて、電子デバイス200の良否を判定する。例えば、判定器14には、パターン発生器10が生成した試験パターンに応じた期待値信号が与えられ、当該期待値信号と出力信号とを比較することにより、電子デバイス200の良否を判定する。
また、複数の電子デバイス200や、電子デバイス200の複数のピンを同時に試験する場合、パターン発生器10は、複数の試験パターンを生成し、タイミング発生器20は、複数のタイミング信号を生成し、波形成形器12は、対応する試験パターンとタイミング信号とに基づいて、それぞれの電子デバイス200やピンに入力するべき試験信号を生成する。
図2は、タイミング発生器20の構成の一例を示す図である。タイミング発生器20は、複数のセットリセットラッチ22、セット部24、リセット部26、及びループ経路60を備える。タイミング発生器20は、所望の周期のタイミング信号を生成する通常動作モードと、スキューを調整する調整動作モードとを有する。まず、タイミング発生器20が通常動作モードで動作する場合について説明する。
それぞれのセットリセットラッチ22は、試験するべき複数の電子デバイス200、又は電子デバイス200の複数のピンに対応して設けられ、与えられるセット信号に応じてタイミング信号の立ち上がりエッジを生成し、与えられるリセット信号に応じてタイミング信号の立ち下がりエッジを生成する。
セット部24は、それぞれのセットリセットラッチ22に、セット信号を供給する。またリセット部26は、それぞれのセットリセットラッチ22に、リセット信号を供給する。本例においては、セット部24の構成について説明するが、リセット部26も同様の構成を有する。
セット部24は、第1インターリーブ回路25−1、第2インターリーブ回路25−2、論理和回路40、論理積回路42、及び複数の第3可変遅延回路(44−1〜44−4、以下44と総称する。)を有する。
第1インターリーブ回路25−1及び第2インターリーブ回路25−2には、ループ経路60を介して試験装置100の基準クロックが与えられ、基準クロックに基づいて第1セット信号及び第2セット信号を出力する。
第1インターリーブ回路25−1は、第1スキューレジスタ28−1、第1加算器30−1、第1リニアライズメモリ32−1、第1論理積回路34−1、第1可変遅延回路36−1、及び第1パルサー38−1を有し、第2インターリーブ回路25−2は、第2スキューレジスタ28−2、第2加算器30−2、第2リニアライズメモリ32−2、第2論理積回路34−2、第2可変遅延回路36−2、及び第2パルサー38−2を有する。
第1論理積回路34−1及び第2論理積回路34−2は、パターン発生器10が試験プログラムに応じて生成するイネーブル信号と、基準クロックとの論理和を出力する。パターン発生器10は、タイミング発生器20が通常動作モード又は調整動作モードで動作する場合、H論理のイネーブル信号をタイミング発生器20に供給し、それぞれの論理積回路に基準クロックを出力させる。つまり、第1論理積回路34−1及び第2論理積回路34−2は、第1可変遅延回路36−1及び第2可変遅延回路36−2に基準クロックを入力するか否かを制御する信号入力部として機能する。
第1可変遅延回路36−1は、与えられる基準クロックを遅延させた第1セット信号を出力する。第1可変遅延回路36−1における遅延量は、パターン発生器10が試験プログラムに応じて生成する設定信号によって制御される。第2可変遅延回路36−2は、与えられる基準クロックを遅延させ、第1セット信号と位相が異なる第2セット信号を出力する。第2可変遅延回路36−2における遅延量も、上述した設定信号によって制御される。また、第1セット信号の位相と第2セット信号の位相は、例えば基準クロックの略半周期ずれた位相において、それぞれ所望の位相に制御される。第1可変遅延回路36−1と第2可変遅延回路36−2とは、略同一の特性を有する回路であり、設定信号は、それぞれの可変遅延回路が生じるべき遅延量を示す遅延設定値である。
また、第1パルサー38−1及び第2パルサー38−2は、第1セット信号及び第2セット信号のパルス幅を所定のパルス幅に調整して出力する。論理和回路40は、第1セット信号と第2セット信号との論理和を算出し、セット信号を生成する。このような構成により、基準クロックの略2倍の周波数のセット信号を生成することができる。また、本例においては2系統のインターリーブによってセット信号を生成したが、より多い系統のインターリーブによってセット信号を生成してもよい。
論理和回路40が生成したセット信号は、それぞれのセットリセットラッチ22のセット端子に分岐して入力される。第3可変遅延回路44は、論理和回路40の出力端と、それぞれのセットリセットラッチ22のセット端子との間に設けられる。第3可変遅延回路44は、論理和回路40が出力するセット信号を遅延させ、セット信号とリセット信号との間のスキューや、複数のセットリセットラッチ22に入力される複数のセット信号間のスキューを調整する。これらのスキューは予め測定され、それぞれの第3可変遅延回路44の遅延量は、これらのスキューに基づいて予め設定される。
本例におけるタイミング発生器20によれば、論理和回路40の後段においてスキューを調整するため、従来のタイミング発生器400に対してスキューを調整するための第3可変遅延回路44の個数を低減することができる。このため、消費電力を低減し、また回路規模を低減することができる。
しかし、上記の動作では、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを調整することができない。第1可変遅延回路36−1及び第2可変遅延回路36−2における遅延量を制御することにより、第1可変遅延回路36−1及び第2可変遅延回路36−2の遅延設定分解能以上のスキューは調整することができるが、当該遅延設定分解能より小さいスキューは残留してしまう。高速の半導体回路等を試験する場合、このようなスキューは許容されないため、より精度よくスキューを調整する必要がある。次に、調整動作モードにおいて、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを調整する方法について説明する。
第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを測定する場合、まず第1論理積回路34−1にH論理のイネーブル信号を供給し、第2論理積回路34−2にL論理のイネーブル信号を供給する。これにより、第1可変遅延回路36−1が第1セット信号を出力するタイミングを測定する。つまり、第2可変遅延回路36−2への基準クロックの入力を停止し、論理和回路40に、第1セット信号を出力させる。
論理積回路42は、論理和回路40が出力するセット信号と、パターン発生器10から与えられるループ制御信号との論理積を出力する。タイミング発生器20を調整動作モードで動作させる場合、パターン発生器10は、H論理のループ制御信号を論理積回路42に供給し、セット信号をループ経路60に入力させる。
ループ経路60は、受け取ったセット信号を、それぞれの第1論理積回路34−1及び第2論理積回路34−2に、新たな基準クロックとして帰還入力する。上述したように第2論理積回路34−2にはL論理のイネーブル信号が入力されているため、第1セット信号のみが、論理和回路40、論理積回路42、及びループ経路60を介してループする。スキュー調整部46は、第1セット信号がループ経路60を通過するループ周期を測定する。
次に第1論理積回路34−1にL論理のイネーブル信号を供給し、第2論理積回路34−2にH論理のイネーブル信号を供給する。これにより、第2可変遅延回路36−2が第2セット信号を出力するタイミングを測定する。つまり、第1可変遅延回路36−1への基準クロックの入力を停止し、論理和回路40に、第2セット信号を出力させる。このようにイネーブル信号を設定した後、第1セット信号と同様に、第2セット信号がループ経路60を通過するループ周期を測定する。そして、スキュー調整部46は、第1セット信号のループ周期と、第2セット信号のループ周期との差分により、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを算出する。
スキュー調整部46は、測定したスキューに基づいて、第1可変遅延回路36−1又は第2可変遅延回路36−2における遅延量を制御して、当該スキューを調整する。第1可変遅延回路36−1及び第2可変遅延回路36−2の遅延量は、与えられる遅延設定値に応じてそれぞれの可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの遅延設定値に対応づけて格納した第1リニアライズメモリ32−1及び第2リニアライズメモリ32−2によって制御される。
リニアライズメモリ32に与える遅延設定値を、測定したスキューに応じて制御することにより、当該遅延設定値の分解能を限度として当該スキューを低減することができる。しかし、本例におけるスキュー調整部46は、第1リニアライズメモリ32−1及び第2リニアライズメモリ32−2が格納する制御データを、測定したスキューに基づいて調整することにより、当該遅延設定値の分解能以下の大きさまで、当該スキューを低減する。
図3は、可変遅延回路34に与えられる制御データと、可変遅延回路34における実際の遅延量との関係の一例を示す図である。可変遅延回路34は、例えば複数の遅延素子を有しており、与えられる制御データに応じて、入力信号をいずれの一又は複数の遅延素子に通過させるかを制御することにより、遅延量を変動させる回路である。いずれの制御データを与えたときに、可変遅延回路34がそれぞれの遅延設定値に応じた遅延を生じるかを測定し、リニアライズメモリ32は、それぞれの遅延設定値と当該制御データとを対応付けて格納する。これにより、可変遅延回路34に、遅延設定値に応じた遅延を生じさせることができる。複数の制御データから、それぞれの遅延設定値に最も適した制御データを選択するために、与えられる遅延設定値の分解能は、可変遅延回路34が実際に生じることのできる遅延の分解能より大きくなる。
リニアライズメモリ32に制御データを格納する場合、可変遅延回路34に全ての制御データを順次供給し、それぞれの制御データに対して可変遅延回路34が生じる遅延量を測定する。そして、例えば10ps毎に与えられる遅延設定値に最も適した遅延を生じさせることのできる制御データを抽出する。本例においては、遅延設定値0ps、10ps、20ps、30ps、40ps、・・・に対して、制御データ#0、#4、#9、#15、#19、・・・がそれぞれ抽出される。リニアライズメモリ32は、これらの遅延設定値と制御データとを対応付けて格納する。
図4は、リニアライズメモリ32が格納するデータの一例を示す図である。前述したように、リニアライズメモリ32は、遅延設定値と制御データとを対応付けて格納する。本例においては、リニアライズメモリ32のそれぞれのアドレスがそれぞれの遅延設定値に対応する。スキュー調整部46は、リニアライズメモリ32が格納する上記制御データを調整することにより、測定したスキューを調整する。
例えば、スキュー調整部46は、第1可変遅延回路36−1及び第2可変遅延回路36−2が出力する信号のいずれの位相が早いかを検出し、位相が早い信号を出力する第1可変遅延回路36−1又は第2可変遅延回路36−2に対応する、第1リニアライズメモリ32−1又は第2リニアライズメモリ32−2に、それぞれの遅延設定値に、測定したスキューに応じた値を加えた設定値に対応づけて格納されるべき制御データを、それぞれの当該遅延設定値に対応づけて格納する。
本例においては、第2可変遅延回路36−2が出力する信号の位相が早い場合における、第2リニアライズメモリ32−2が格納する制御データの調整について説明する。
図5は、第2可変遅延回路36−2に与えられる制御データと、第2可変遅延回路36−2における実際の遅延量との関係の一例を示す図である。まず、スキュー調整部46は、第1可変遅延回路36−1及び第2可変遅延回路36−2における遅延設定値をそれぞれ最小の遅延設定値にしたときの、第1セット信号と第2セット信号とのスキューを測定する。
そして、スキュー調整部46は、出力する信号の位相が遅い第1可変遅延回路36−1に対しては、対応する第1リニアライズメモリ32−1に、図3及び図4において説明した方法で制御データを格納する。
次に、スキュー調整部46は、第2可変遅延回路36−2に対しても、全ての制御データを順次供給し、それぞれの制御データに対する実際の遅延量を測定する。そして、与えられるそれぞれの遅延設定値に、測定したスキューに応じたオフセット値Xを加えた設定値に対応づけて格納されるべき制御データを抽出する。本例においては、それぞれの遅延設定値0ps、10ps、20ps、30ps、40ps、・・・に対して、制御データ#30、#35、#41、#44、#49、・・・が抽出される。
そしてスキュー調整部46は、オフセット値Xを加えない遅延設定値に対応付けて、抽出した制御データをそれぞれ第2リニアライズメモリ32−2に格納する。
図6は、第2リニアライズメモリ32−2が格納するデータの一例を示す図である。前述したように、第2リニアライズメモリ32−2は、遅延設定値と、スキューに応じた制御データとを対応付けて格納する。このような動作により、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを調整することができる。また、前述したように、遅延設定値の分解能は可変遅延回路34が実際に生成する遅延量の分解能より大きいが、本例におけるタイミング発生器20は、可変遅延回路34が実際に生成する遅延量から、スキューを調整するための遅延量を選択するため、可変遅延回路34の実際の遅延分解能まで、当該スキューを低減することができる。
また、タイミング発生器20は、スキュー調整部46が測定したスキューを、第1可変遅延回路36−1及び第2可変遅延回路36−2の遅延設定値の分解能で除算したときの商を格納するスキューレジスタ(28−1、28−2、図2参照)と、スキューレジスタ(28−1、28−2)が格納した値を、第1可変遅延回路36−1又は第2可変遅延回路36−2のうち位相が早い信号を出力するほうに与えられるべき遅延設定値に加算する加算部(30−1、30−2、図2参照)とを備える。
この場合、スキュー調整部46は、それぞれの遅延設定値に、測定したスキューを第1可変遅延回路36−1及び第2可変遅延回路36−2の遅延設定値の分解能で除算したときの余りを加えた設定値に対応づけて格納されるべき制御データを、それぞれの当該遅延設定値に対応づけて、位相が早い信号を出力する第1可変遅延回路36−1又は第2可変遅延回路36−2に対応する第1リニアライズメモリ32−1又は第2リニアライズメモリ32−2に格納する。このような構成によれば、遅延設定値の分解能以上のスキューを、可変遅延回路34に与える遅延設定値を制御することにより容易に除去し、遅延設定値の分解能より小さいスキューを、上述した方法で低減することができる。
また、スキュー調整部46は、所定の期間内で、ループ経路60を通過する第1セット信号又は第2セット信号の前縁又は後縁を計数することにより、それぞれのループ周期を測定する。図2に示したように、ループ経路60には、パルス幅を調整するための複数のパルサー(48、52、54、56、58)が設けられている。このような場合、それぞれのセット信号の前縁を基準とするか、後縁を基準とするかで、第1セット信号及び第2セット信号との間のスキューが変化してみえる。
第1セット信号と第2セット信号との間のスキューをいずれのエッジを基準として測定するべきかは、タイミング発生器20が生成するタイミング信号の用途によって定まる。図2に示すように、セットリセットラッチ22にセット信号を入力する場合、セットリセットラッチ22は通常、信号の前縁に応じて動作するため、セット信号の前縁を基準としてスキューを測定する必要がある。また、判定器14において、出力信号の値を検出するストローブ信号として用いる場合、コンパレータは通常信号の後縁に応じて動作するため、セット信号の後縁を基準としてスキューを測定する必要がある。
ループ経路60は、ループ経路60を通過する信号と、第1セット信号及び第2セット信号の前縁又は後縁のいずれを基準としてスキューを測定するかを示すエッジ制御信号との排他論理和を出力する排他論理和回路50を有しており、エッジ制御信号に応じて、第1セット信号及び前記第2セット信号を非反転で出力するか、又は反転して出力するかを切り替える。このような構成により、タイミング信号の用途に応じて、セット信号の前縁又は後縁のいずれを基準としてスキューを調整するかを制御できる。エッジ制御信号は、例えばパターン発生器10が供給してよい。
図7は、図2に関連して説明したタイミング発生器20において、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを調整するスキュー調整方法の概要を示すフローチャートである。当該スキュー調整方法は、図2から図6において説明した方法で、当該スキューを調整する。
まず、第1セット信号のループ周期を測定する(第1周期算出段階S300)。次に、第2セット信号のループ周期を測定する(第2周期算出段階S302)。そして、第1周期算出段階S300において算出したループ周期と、第2周期算出段階S302において算出したループ周期との差分に基づいて、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを算出する(スキュー測定段階S304)。
そして、位相が進んでいるセット信号に対応するリニアライズメモリ32に、それぞれの遅延設定値に当該スキューに応じた値を加算し、加算した設定値と対応する制御データを、当該遅延設定値に対応付けて格納する(スキュー調整段階S306)。このような方法により、スキューを精度よく調整することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以上から明らかなように、本発明によれば、消費電力が小さいタイミング発生器を提供することができる。また、インターリーブ方式のタイミング発生器において、インターリーブする信号間のスキューを精度よく調整することができる。
本発明の実施形態に係る試験装置100の構成の一例を示す図である。 タイミング発生器20の構成の一例を示す図である。 可変遅延回路34に与えられる制御データと、可変遅延回路34における実際の遅延量との関係の一例を示す図である。 リニアライズメモリ32が格納するデータの一例を示す図である。 第2可変遅延回路36−2に与えられる制御データと、第2可変遅延回路36−2における実際の遅延量との関係の一例を示す図である。 第2リニアライズメモリ32−2が格納するデータの一例を示す図である。 図2に関連して説明したタイミング発生器20において、第1セット信号と第2セット信号との間のスキューを調整するスキュー調整方法の概要を示すフローチャートである。 従来のタイミング発生器400を示す図である。
符号の説明
10・・・パターン発生器、12・・・波形成形器、14・・・判定器、20・・・タイミング発生器、22・・・セットリセットラッチ、24・・・セット部、26・・・リセット部、28・・・スキューレジスタ、30・・・加算器、32・・・リニアライズメモリ、34・・・論理積回路、36−1・・・第1可変遅延回路、36−2・・・第2可変遅延回路、38・・・パルサー、40・・・論理和回路、42・・・論理積回路、44・・・第3可変遅延回路、46・・・スキュー調整部、48・・・パルサー、50・・・排他論理和回路、52、54、56、58・・・パルサー、60・・・ループ経路、100・・・試験装置、200・・・電子デバイス、400・・・従来のタイミング発生器、410・・・セットリセットラッチ、420・・・セット回路、430・・・リセット回路、440・・・位相制御用可変遅延回路、450・・・スキュー調整用可変遅延回路、460・・・論理和回路

Claims (10)

  1. 所定の周期のタイミング信号を生成するタイミング発生器であって、
    与えられるセット信号に応じて前記タイミング信号の立ち上がりエッジを生成し、与えられるリセット信号に応じて前記タイミング信号の立ち下がりエッジを生成するセットリセットラッチと、
    前記セットリセットラッチに、前記セット信号を供給するセット部と、
    前記セットリセットラッチに、前記リセット信号を供給するリセット部と
    を備え、
    前記セット部は、
    与えられる基準クロックを遅延させた第1セット信号を出力する第1可変遅延回路と、
    与えられる基準クロックを遅延させ、前記第1セット信号と位相が異なる第2セット信号を出力する第2可変遅延回路と、
    前記第1セット信号と前記第2セット信号との論理和を算出し、前記セット信号を生成する論理和回路と、
    前記論理和回路が出力する前記セット信号を遅延させ、前記セット信号と前記リセット信号との間のスキューを調整する第3可変遅延回路と
    を有するタイミング発生器。
  2. 前記第1セット信号と前記第2セット信号との間のスキューを測定し、測定した前記スキューに基づいて、前記第1可変遅延回路又は前記第2可変遅延回路における遅延量を制御するスキュー調整部を更に備える
    請求項1に記載のタイミング発生器。
  3. 前記基準クロックを受け取り、前記第1可変遅延回路が前記第1セット信号を出力するタイミングを測定する場合に前記第2可変遅延回路への前記基準クロックの入力を停止し、前記第2可変遅延回路が前記第2セット信号を出力するタイミングを測定する場合に前記第1可変遅延回路への前記基準クロックの入力を停止する信号入力部と、
    前記論理和回路が出力する前記セット信号を、前記信号入力部に前記基準クロックとして帰還入力するループ経路と
    を更に備え、
    前記スキュー調整部は、前記第1可変遅延回路が前記第1セット信号を出力するタイミングを測定する場合に前記セット信号が前記ループ経路を通過するループ周期と、前記第2可変遅延回路が前記第2セット信号を出力するタイミングを測定する場合に前記セット信号が前記ループ経路を通過するループ周期との差分に基づいて、前記第1セット信号と前記第2セット信号との間のスキューを測定する
    請求項2に記載のタイミング発生器。
  4. 与えられる遅延設定値に応じて前記第1可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの前記遅延設定値に対応づけて格納する第1リニアライズメモリと、
    与えられる遅延設定値に応じて前記第2可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの前記遅延設定値に対応づけて格納する第2リニアライズメモリと
    を更に備え、
    前記スキュー調整部は、
    前記第1リニアライズメモリ及び前記第2リニアライズメモリが格納する前記制御データを、測定した前記スキューに基づいて調整する
    請求項2に記載のタイミング発生器。
  5. 前記スキュー調整部は、前記第1可変遅延回路及び前記第2可変遅延回路における遅延設定値を最小の遅延設定値にしたときの、前記第1セット信号と前記第2セット信号とのスキューを測定し、
    前記第1リニアライズメモリ及び前記第2リニアライズメモリが格納する前記制御データを、測定した前記スキューに基づいて調整する
    請求項4に記載のタイミング発生器。
  6. 前記スキュー調整部は、前記第1可変遅延回路及び前記第2可変遅延回路が出力する信号のいずれの位相が早いかを検出し、位相が早い信号を出力する前記第1可変遅延回路又は前記第2可変遅延回路に対応する、前記第1リニアライズメモリ又は前記第2リニアライズメモリに、それぞれの前記遅延設定値に、測定した前記スキューに応じた値を加えた設定値に対応づけて格納されるべき前記制御データを、それぞれの当該遅延設定値に対応づけて格納する
    請求項5に記載のタイミング発生器。
  7. 前記スキュー調整部が測定した前記スキューを、前記第1可変遅延回路及び前記第2可変遅延回路の前記遅延設定値の分解能で除算したときの商を格納するスキューレジスタと、
    前記スキューレジスタが格納した値を、位相が早い信号を出力する前記第1可変遅延回路又は前記第2可変遅延回路に与えられるべき前記遅延設定値に加算する加算部と
    を更に備え、
    前記スキュー調整部は、それぞれの前記遅延設定値に、測定した前記スキューを前記第1可変遅延回路及び前記第2可変遅延回路の前記遅延設定値の分解能で除算したときの余りを加えた設定値に対応づけて格納されるべき前記制御データを、それぞれの当該遅延設定値に対応づけて、位相が早い信号を出力する前記第1可変遅延回路又は前記第2可変遅延回路に対応する前記第1リニアライズメモリ又は前記第2リニアライズメモリに格納する
    請求項6に記載のタイミング発生器。
  8. 前記ループ経路に設けられ、前記第1セット信号及び前記第2セット信号の前縁又は後縁のいずれに基づいて前記スキューを測定するかを示すエッジ制御信号に応じて、前記第1セット信号及び前記第2セット信号を非反転で出力するか、又は反転して出力するかを切り替える排他論理和回路を更に備える
    請求項3に記載のタイミング発生器。
  9. 電子デバイスを試験する試験装置であって、
    前記電子デバイスを試験するための試験パターンを生成するパターン生成器と、
    所望の周期のタイミング信号を生成するタイミング発生器と、
    前記試験パターン及び前記タイミング信号に基づいて、前記電子デバイスに入力する試験信号を生成する波形成形器と、
    前記電子デバイスが出力する出力信号に基づいて、前記電子デバイスの良否を判定する判定器と
    を備え、
    前記タイミング発生器は、
    与えられるセット信号に応じて前記タイミング信号の立ち上がりエッジを生成し、与えられるリセット信号に応じて前記タイミング信号の立ち下がりエッジを生成するセットリセットラッチと、
    前記セットリセットラッチに、前記セット信号を供給するセット部と、
    前記セットリセットラッチに、前記リセット信号を供給するリセット部と
    を有し、
    前記セット部は、
    与えられる基準クロックを遅延させた第1セット信号を出力する第1可変遅延回路と、
    与えられる基準クロックを遅延させ、前記第1セット信号と位相が異なる第2セット信号を出力する第2可変遅延回路と、
    前記第1セット信号と前記第2セット信号との論理和を算出し、前記セット信号を生成する論理和回路と、
    前記論理和回路が出力する前記セット信号を遅延させ、前記セット信号と前記リセット信号との間のスキューを調整する第3可変遅延回路と
    を含む試験装置。
  10. 第1信号を出力する第1可変遅延回路と、
    第2信号を出力する第2可変遅延回路と、
    与えられる遅延設定値に応じて前記第1可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの前記遅延設定値に対応づけて格納する第1リニアライズメモリと、
    与えられる遅延設定値に応じて前記第2可変遅延回路を制御するための制御データを、それぞれの前記遅延設定値に対応づけて格納する第2リニアライズメモリと
    前記第1信号と前記第2信号との論理和を出力する論理和回路と
    を備えるタイミング発生器において、前記第1信号と前記第2信号との間のスキューを調整するスキュー調整方法であって、
    前記第1信号を前記論理和回路を介して前記第1可変遅延回路に帰還入力し、前記論理和回路が前記第1信号を出力する周期を算出する第1周期算出段階と、
    前記第2信号を前記論理和回路を介して前記第2可変遅延回路に帰還入力し、前記論理和回路が前記第2信号を出力する周期を算出する第2周期算出段階と、
    前記第1周期算出段階において算出した周期と、前記第2周期算出段階において算出した周期との差分に基づいて、前記第1信号と前記第2信号との間のスキューを算出するスキュー測定段階と、
    それぞれの前記遅延設定値に前記スキュー測定段階において測定した前記スキューに応じた値を加えた設定値に対応づけて格納されるべき前記制御データを、当該遅延設定値に対応づけて、前記第1リニアライズメモリ又は前記第2リニアライズメモリのいずれかに格納するスキュー調整段階と
    を備えるスキュー調整方法。
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