JP2006052674A - 蒸発燃料処理システムの診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蒸発燃料が多く発生している場合にも、診断時間を長大化させることなく、精度の良いリーク診断を行うことのできる蒸発燃料処理システムの診断装置を提供する。
【解決手段】 蒸発燃料処理系を目標内圧Ptebで負圧で密閉し、少なくとも負圧で密閉後の圧力変化量P2に基づく診断値Xが判定値Yよりも大きいとき蒸発燃料処理系のリークを判定する蒸発燃料処理システムの診断装置において、ECU18は、診断開始時のタンク内圧値Pteini等に基づいてエバポ発生量を推定し、推定したエバポ発生量が多い場合には目標内圧Ptebを高く設定し、一方、エバポ発生量が少ない場合には目標内圧Ptebを低く設定する。これにより、蒸発燃料処理系の内圧を目標内圧Ptebに到達させるまでの負圧導入時間を短縮し、エバポ発生量が多い場合にも、負圧導入に起因する蒸発燃料処理系の圧力状態の不安定化を抑制する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、蒸発燃料処理システムの診断装置に係り、特に、燃料タンクを含む蒸発燃料処理系のリーク診断に関する。
燃料タンク内で蒸発した燃料が大気へ放出されるのを防止するため、蒸発燃料処理システムを備えた内燃機関が知られている。このシステムでは、燃料タンク内に生じた蒸発燃料(エバポレーションガス)がキャニスタの内部に充填された吸着剤に一時的に吸着されるとともに、所定の運転条件下で、吸着された蒸発燃料がパージ通路を介して内燃機関の吸気系へ放出される。ところが、何らかの理由で、このシステムの一部が破損または破裂した場合、蒸発燃料が大気中に放出されてしまう。かかる事態を防止すべく、蒸発燃料処理系のリークの有無を判定するリーク診断が行われる(例えば、特許文献1参照)。
このリーク診断では、先ず、パージ制御弁(パージ制御ソレノイドバルブ)が全閉され、その後キャニスタ閉塞弁(ドレーンバルブ)が全閉されることにより、大気圧で密閉された密閉パージ経路が形成され、正圧下での燃料蒸発ガスの発生による圧力変化量P1が計測される。その後、パージ制御弁が開弁されることで燃料タンク内に吸気管負圧が導入され、燃料タンク内圧が予め設定された目標内圧に到達したとき、パージ制御弁が再度閉弁されることにより、所定の負圧で密閉された密閉パージ経路が形成され、負圧下での蒸発燃料の発生による圧力変化量P2が計測される。そして、計測された圧力変化量P1とP2との関係に基づいて、蒸発燃料処理系からのリークの有無が判定される。
特開2001−41116号公報
ところで、上述のように、蒸発燃料処理系を目標内圧で負圧で密閉し、負圧で密閉後の圧力変化量を用いてリークの有無を判定する診断では、燃料タンク内での蒸発燃料の発生量が多い程、蒸発燃料処理系の内圧を目標内圧に到達させるまでに長い負圧導入時間を必要とし、結果として診断時間が長大化する。
また、精度のよい診断結果を得るためには安定した圧力状態下で圧力変化量を計測する必要があるが、一般に、負圧で密閉後の圧力状態は負圧導入時の影響を受けやすく、負圧導入時間が長大化するにつれて不安定となる傾向にあるため、蒸発燃料が多く発生している場合には精度の良い診断結果を得ることが困難となる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、蒸発燃料が多く発生している場合にも、診断時間を長大化させることなく、精度の良いリーク診断を行うことのできる蒸発燃料処理システムの診断装置を提供することを目的とする。
本発明は、内燃機関の燃料タンクを含む蒸発燃料処理系を目標内圧で負圧で密閉し、少なくとも負圧で密閉後の圧力変化量に基づく診断値が判定値よりも大きいとき上記蒸発燃料処理系のリークを判定する蒸発燃料処理システムの診断装置において、上記燃料タンク内の蒸発燃料の発生量を推定する蒸発燃料発生量推定手段と、少なくとも上記蒸発燃料発生量推定手段で推定した上記蒸発燃料の発生量に基づいて上記目標内圧を可変設定する目標内圧設定手段とを有し、上記目標内圧設定手段は、上記蒸発燃料の発生量が多い程、上記目標内圧を高く設定することを特徴とする。
本発明の蒸発燃料処理システムの診断装置によれば、蒸発燃料が多く発生している場合にも、診断時間を長大化させることなく、精度の良いリーク診断を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の形態を説明する。図面は本発明の一形態に係わり、図1は蒸発燃料処理システムの概略構成図、図2はECUの機能的なブロック図、図3はリーク診断ルーチンのフローチャート、図4はエバポ発生量が少ないときのリーク診断時のタイミングチャート、図5はエバポ発生量が多いときのリーク診断時のタイミングチャート、図6はエバポ発生量と目標内圧との関係を示すマップ、図7はタンク内圧とエバポ発生量との関係を示すマップ、図8は燃料温度とエバポ発生量との関係を示すマップ、図9はエバポ濃度とエバポ発生量との関係を示すマップ、図10は燃料量とエバポ発生量との関係を示すマップ、図11は燃料量と判定値との関係を示すマップである。
図1において、エアクリーナ1により大気中の塵埃等が除去された空気は、図示しない電動スロットルバルブの開度に応じて、その流量が制御される。このスロットルバルブは、エアクリーナ1とエアチャンバ2との間の吸気通路に設けられたスロットルボディ3に設けられており、その開度(スロットル開度)は電動モータによって設定される。スロットル開度は、マイクロコンピュータを中心として構成される制御装置18(以下「ECU」という)からの出力信号によって設定される。スロットル開度によって流量が制御された吸入空気は、エアチャンバ2、インテークマニホルド4を流れ、図示しないインジェクタから噴射された燃料(ガソリン)と混合される。このインジェクタは、インテークマニホルド4内に先端が突出するように配置され、エンジンの気筒毎に設けられている。各インジェクタには、燃料タンク5と連通した燃料配管(図示せず)を介して、調圧された燃料が供給される。インテークマニホルド4の内部において形成された混合気は、吸気バルブの開弁によってエンジンの燃焼室に流入する。そして、点火プラグで混合気を着火し、混合気を燃焼させることで、エンジンの駆動力が発生する。燃焼後のガスは、排気バルブの開弁によって燃焼室から排気通路へと排出される。
燃料タンク5の内部において発生した蒸発燃料(エバポレーションガス、以下、エバポともいう)は、蒸発燃料処理システムを介して、吸気系のエアチャンバ2に放出される。具体的には、燃料タンク5は、その上部に設けられたエバポ通路6を介して、キャニスタ7と連通している。燃料タンク5内の蒸発燃料は、キャニスタ7の内部に充填された活性炭等の吸着剤に吸着される。キャニスタ7内の燃料成分(特に炭化水素(HC)等)を含まない気体は、新気導入通路8を介し、ドレーンフィルタ9によって浄化された後に、大気中に放出される。この新気導入通路8には、ECU18によって開閉制御されるドレーンバルブ10(以下「CCV」という)が介装されている。バルブの通常制御時において、CCV10は、電磁ソレノイドがオフしており、開いた状態(開状態)に設定される。これに対して、リーク診断時には、ECU18の制御信号に応じて電磁ソレノイドがオンして、CCV10は閉まった状態(閉状態)に設定される。
また、エバポ通路6には、燃料タンク5の内部圧力を調整すべく、機械的な調圧機構を有する圧力制御ソレノイドバルブ11(以下「PCV」という)が介装されている。このPCV11は、内蔵された電磁ソレノイドがオフする通常時には、燃料タンク5の内部圧力と大気圧との圧力差、または、燃料タンク5の内部圧力とキャニスタ7の内部圧力との圧力差に応じて、機械的に開閉する。具体的には、燃料タンク5の内部圧力が大気圧よりも所定に上昇した場合には、PCV11が開弁し、燃料タンク5内の蒸発燃料がキャニスタ7に向かって流れる(図中、エバポ通路6のb→a)。これにより、燃料タンク5内の圧力状態が調整され、燃料タンク5の内部圧力の上昇が抑制される。また、燃料タンク5の内部圧力がキャニスタ7の内部圧力よりも所定に低下した場合、すなわち、燃料タンク5内の圧力が負圧になった場合にも、PCV11が開弁し、キャニスタ7内の気体が燃料タンク5に向かって流れる(図中、エバポ通路6のa→b)。これにより、燃料タンク5内の圧力状態が調整され、燃料タンク5内の圧力の低下が抑制される。このようなPCV11の機械的な調圧機構により、燃料タンク5の変形や破損を有効に防止できる。これに対して、リーク診断時において、PCV11は、ECU18の制御信号に応じて電磁ソレノイドがオンして、強制的に開弁する。この開弁状態では、燃料タンク5の内部圧力とキャニスタ7の内部圧力との圧力差に応じて、燃料タンク5からキャニスタ7、または、キャニスタ7から燃料タンク5の一方へ気体が流れる(図中、エバポ通路6のa→b,b→a)。
一方、キャニスタ7と吸気系のエアチャンバ2との間を流通するパージ通路12には、チャンバ13が形成されているとともに、その下流にはパージ制御ソレノイドバルブ14(以下「パージバルブ」または「CPC」という)が介装されている。パージバルブ14は、ECU18から出力された制御信号のデューティ比に応じて開度が設定されるデューティソレノイドバルブであり、リーク診断時には、診断状況に応じてその開度が調整される。一方、通常制御時には、運転状態に応じてパージバルブ14の開度が制御され、これによりパージ量が調整される。パージバルブ14の上流側に設けられたチャンバ13は、パージバルブ14の開閉によって発生する気流音や脈動音を消音するために設けられている。
燃料タンク5の上部には、燃料タンク5の内部圧力(内圧値)を検出する圧力センサ15が取付けられている。この圧力センサ15は、大気圧と燃料タンク5の内部圧力との圧力差を内圧として検出するセンサであり、これを内圧値PteとしてECU18に出力する。また、圧力センサ15へ大気を導入する大気導入通路16には、ECU18によって開閉制御されるタンク内圧切替ソレノイドバルブ17(以下「タンク内圧バルブ」という)が介装されている。このバルブ17を設ける理由は、走行時における高度変化に伴い大気圧が変動すると、燃料タンク5内の絶対的な圧力が一定であったとしても、内圧値Pteが変動してしまうので、これに対処するためである。通常時には、内蔵された電磁ソレノイドがオフし、タンク内圧バルブ17が開状態に設定されており、これにより、大気導入通路16が大気に開口される。これに対して、リーク診断時には、ECU18の制御信号に応じて電磁ソレノイドがオンし、タンク内圧バルブ17が閉状態に設定される。これにより、圧力センサ15とタンク内圧バルブ17との間の大気導入通路16の圧力状態が大気圧に調整される。
ECU18は、ROMに格納された制御プログラムに従い、インジェクタの燃料噴射量、その噴射タイミング、点火プラグの点火タイミング、およびスロットル開度等に関する演算を行う。ECU18は、この演算によって算出された制御量(制御信号)を各種アクチュエータに対して出力する。また、ECU18は、上述した蒸発燃料処理システムにおける燃料タンク5を含む蒸発燃料処理系のリーク診断を行う。ECU18がリーク診断を行う際に必要な情報として、圧力センサ15および各種センサ19〜22からの検出信号が挙げられる。燃料レベルセンサ19は、燃料タンク5内に取付けられており、蓄えられた燃料の残量レベル(燃料量)Lを検出するセンサである。燃料温度センサ20は燃料温度Tfを検出するセンサであり、車速センサ21は車速vを検出するセンサである。エンジン回転数センサ22はエンジン回転数Neを検出するセンサである。
図2に示すように、リーク診断を実行するための各部を機能的に捉えると、ECU18は、バルブ制御部24と、診断部25とを有する。バルブ制御部24は、診断部25におけるリーク診断の状況に応じて、各バルブ10,11,17の開閉状態を指示する制御信号を出力する。これらの信号により、電磁ソレノイドがオン/オフして、対応するバルブ10,11,17の開閉状態が設定される。また、バルブ制御部24は、パージバルブ14に対して制御信号を出力することにより、このパージバルブを制御信号のデューティ比に応じた開度に制御する。
診断部25は、バルブ制御部24を通じたバルブ制御によって燃料タンク5を含む蒸発燃料処理系を目標内圧Ptebで負圧で密閉し、負圧で密閉後の圧力変化量P2を計測する。そして、診断部25は、少なくとも圧力変化量P2に基づいて診断値Xを算出し、当該診断値Xが判定値Yよりも大きいとき蒸発燃料処理系にリークがある(すなわち、異常である)と判定する。その際、診断部25は、診断開始時に検出した各種パラメータから燃料タンク5内での蒸発燃料の発生量を推定し、推定した蒸発燃料の発生量に基づいて目標内圧Ptebを可変に設定する。ここで、目標内圧Ptebは、蒸発燃料の発生量が多い程、高い値に設定される。すなわち、ECU18は、診断部25によって、蒸発燃料発生量推定手段、目標内圧設定手段としての各機能を実現する。そして、ECU18は、診断部25で蒸発燃料処理系の異常を判定したとき、例えば、インストルメントパネル上に配置された警報ランプ26を通じて、その旨を、ドライバに報知する。
次に、本形態に係るリーク診断について、図5に示すリーク診断のメインルーチンのフローチャートに従って詳細に説明する。このルーチンは、エンジンが始動してから停止するまでの間(すなわち、1運転サイクル)において、所定間隔(例えば10ms)毎に呼び出され、ECU18によって実行される。なお、本形態におけるリーク診断の対象は、燃料タンク5を含む蒸発燃料処理系(エバポ通路6、キャニスタ7、パージバルブ14とキャニスタ7との間を連通するパージ通路12等)である。
このルーチンがスタートすると、ECU18は、先ず、ステップS101において、診断実行フラグFdiagが「0」であるか否かを調べる。診断実行フラグFdiagは、初期的には「0」に設定されており、リーク診断が適切に完了した場合に「1」にセットされる。そのため、あるタイミングで診断実行フラグFdiagが「0」から「1」に一旦変更されると、それ以降は、運転サイクルが継続する限り、ステップS101の判定に従い、ステップS115に進む。この場合は、ECU18は、後述するように、バルブの通常制御を実行した上で、本ルーチンを抜ける。一方、ステップS101において、Fdiag=0を判定すると、ECU18は、ステップS102に進む。
ステップS102において、ECU18は、診断実行条件が成立しているか否かを判定する。この診断実行条件は、リーク診断を行うのに適した運転条件を規定した条件であり、不適切な運転状態での診断実行を回避すべく設けられた判断である。診断実行条件としては、例えば、以下に示す(1)〜(3)の条件が挙げられる。
(1)エンジン始動後の時間が所定時間以上経過していること(例えば、325sec)。
エンジン始動した直後、さらに空燃比フィードバック制御開始前にタンク内への負圧導入の為のパージを実行すると、高濃度な蒸発燃料がエンジンに導入され空燃比が大きくリッチ化しエンジン排気ガスの悪化を招く。このような理由で始動後所定時間はリーク診断の実行を許可しない。
(2)燃料タンク内の燃料揺れが小さいこと。
燃料タンク5内の燃料が大きく揺れている状況では、燃料タンク5内の圧力が大きく変動するため、リーク診断における誤判定の可能性が生じる。そこで、燃料レベルセンサ19を用いて燃料タンク5内の揺れを特定する。燃料揺れは、燃料レベルセンサ19により検出された燃料量Lの単位時間当たりの変化量ΔLから推定することができる。すなわち、この変化量ΔLが適切に設定された判定値よりも大きい場合は、燃料揺れが大きいものと判断して、リーク診断の実行を許可しない。
(3)エンジン回転数Ne及び車速vが所定値よりも大きいこと(例えば、Ne≧1500rpm,v≧70km/h)。
低速走行時では、走行状態が不安定なため、リーク診断における誤判断の可能性が生じる。そこで、走行状態が比較的安定した高速走行時にリーク診断を行う。
ステップS102で否定判定した場合、すなわち、上述の(1)〜(3)の少なくとも何れか1つの診断実行条件が成立しない場合には、ECU18は、ステップS115に進む。そして、ECU18は、ステップS115において、下記のバルブの通常制御を行った後に、本ルーチンを抜ける。
すなわち、ステップS115において、ECU18は、CCV10に対する制御値XCCVを「0」にセットし、電磁ソレノイドをオフすることで、CCV10を開弁する。また、ECU18は、PCV11に対する制御値XPCVを「0」にセットし、電磁ソレノイドをオフすることで、PCV11をメカニカルな機構で開閉させる。また、CPC14に対する制御値dprgを運転状態に応じた所定デューティ比にセットし、電磁ソレノイドをデューティ制御することで、CPC14を適宜所定の開度で開閉させる。さらに、タンク内圧バルブ17に対する制御値を「0」にセットし、電磁ソレノイドをオフすることで、タンク内圧バルブ17を閉弁する。
一方、ステップS102で肯定判定した場合、すなわち、上述の(1)〜(3)の全ての診断実行条件が成立している場合には、ECU18は、ステップ103に進み、蒸発燃料処理系のリーク診断を開始する。
診断実行条件が成立してリーク診断を開始すると、ECU18は、先ず、ステップS103において、PCV11を開弁制御するとともに、CCV10及びCPC13を閉弁制御して蒸発燃料処理系を密閉する。すなわち、ECU18は、PCV11に対する制御値XPCVを「1」にセットし、電磁ソレノイドをオンすることで、PCV11を強制的に開弁する。また、ECU18は、CCV10に対する制御値XCCVを「1」にセットし、電磁ソレノイドをオンすることで、CCV10を閉弁する。また、ECU18は、CPC14に対する制御値dprgを「0」にセットし、電磁ソレノイドをオフすることで、CPC14を閉弁する。
続くステップS104において、ECU18は、診断開始時の蒸発燃料処理系の状態を示す各種パラメータとして、例えば、タンク内圧値Pteini、燃料温度Tfini、エバポ濃度flprgini、燃料量Lをセットする。すなわち、ECU18は、診断開始時のタンク内圧値Pteiniとして、蒸発燃料処理系の密閉直後に圧力センサ15で検出したタンク内圧値Pteをセットする。また、ECU18は、診断開始時の燃料温度Tfiniとして、蒸発燃料処理系の密閉直後に燃料温度センサ20で検出した燃料温度Tfをセットする。また、ECU18は、診断開始時のエバポ濃度flprginiとして、現在推定されている最新のエバポ濃度推定値flprgをセットする。ここで、エバポ濃度推定値flprgは、周知のように、蒸発燃料のパージ制御時に算出される空燃比フィードバック補正量の状態(変動の状態)等から推定され、例えば「0」〜「0.2」の範囲で設定される。また、ECU18は、診断開始時の燃料量Liniとして、蒸発燃料処理系の密閉直後に燃料レベルセンサ19で検出した燃料量Lをセットする。
そして、ステップS104からステップS105に進むと、ECU18は、蒸発燃料処理系の密閉後に予め設定された設定時間t1が経過したか否かを調べ、未だ設定時間t1が経過していないと判定した場合には、そのまま待機する。
一方、ステップS105において、設定時間t1が経過したと判定してステップS106に進むと、ECU18は、燃料タンク5内での蒸発燃料の発生量(エバポ発生量)を推定する。
ここで、蒸発燃料処理系の密封後の内圧値Pteの変化は、燃料タンク5内でのエバポの発生量に依存するため、例えば、蒸発燃料処理系を密封してから設定時間t1が経過するまでの圧力変化量P1(図5,6参照)を計測し、この圧力変化量P1に基づいてエバポ発生量を推定することが可能である。しかし、このような圧力変化量P1の計測は、通常、蒸発燃料処理系が密封された直後からの比較的不安定な圧力状態下で行われるため、圧力変化量P1からエバポ発生量を精度よく推定することが困難な場合がある。そこで、本形態において、ECU18は、比較的安定的に検出が可能なパラメータであるタンク内圧値Pteini、燃料温度Tfini、エバポ濃度flprgini、燃料量Lを用いてエバポ発生量を推定する。具体的に説明すると、ECU18には、予め実験やシミュレーション等によって設定された、タンク内圧値Pteiniとエバポ発生量との関係を示すマップ(図7参照)、燃料温度Tfiniとエバポ発生量との関係を示すマップ(図8参照)、エバポ濃度flprginiとエバポ発生量との関係を示すマップ(図9参照)、燃料量Lとエバポ発生量との関係を示すマップ(図10参照)等が格納されており、ECU18は、これらのマップを用いてエバポ発生量を推定する。例えば、ECU18は、図7のマップからタンク内圧値Pteiniを用いてエバポ発生量を求め、このエバポ発生量を、図8〜図10のマップから求めた各エバポ発生量等で補正することで最終的なエバポ発生量を推定する。
続くステップS107において、ECU18は、ステップS106で推定したエバポ発生量を用いて目標内圧Ptebを可変設定する。すなわち、ECU18には、例えば図6に示すように、予め設定されたエバポ発生量と目標内圧Ptebとの関係を示すマップが格納されており、このマップを参照して、ECU18は、推定したエバポ発生量が多い程、目標内圧Ptebを高く設定する。ここで、目標内圧Ptebは、大気圧を基準とした絶対圧に設定することも可能であるが、診断開始時のタンク内圧値Pteiniを基準とした相対圧に設定することが好ましい。このように、目標内圧Ptebを診断開始時のタンク内圧値Pteiniを基準とした相対圧に設定することにより、診断開始時に安定的に保持されている圧力を基準として負圧導入を行うことが可能となる。
続くステップS108において、ECU18は、蒸発燃料処理系に負圧を導入すべく、CPC14に対する制御値dprgを所定デューティ比にセットし、電磁ソレノイドをデューティ制御することで、CPC14を所定開度で開弁する。
そして、ステップS108からステップS109に進むと、ECU18は、タンク内圧値Pteが、目標内圧Ptebに到達したか否かを調べ、未だ目標内圧Pteに到達していないと判断した場合には、そのまま待機する。
一方、ステップS109において、タンク内圧値Pteが目標内圧Ptebに到達したと判断してステップS110に進むと、ECU18は、蒸発燃料処理系を負圧で密閉すべく、CPC14に対する制御値dprgを「0」にセットし、電磁ソレノイドをオフすることで、CPC14を閉弁する。
そして、ステップS110からステップS111に進むと、ECU18は、負圧で密閉後のタンク内圧値Pteが、設定内圧Pteb1に到達したか否かを調べ、未だ設定内圧Pteb1に到達していないと判断した場合には、そのまま待機する。ここで、設定内圧Pteb1は、負圧封導入によって不安定となる蒸発燃料処理系の圧力状態を安定化させるに十分な内圧値に設定されるもので、例えば、ステップS107で設定される目標内圧Ptebに応じて可変設定される。
一方、ステップS111において、タンク内圧値Pteが設定内圧Pteb1に到達したと判断してステップS112に進むと、ECU18は、タンク内圧値Pteが設定内圧Pteb1に到達後に予め設定された設定時間t2が経過したか否かを調べる。
そして、ECU18は、ステップS112において、未だ設定時間t2が経過していないと判定した場合には、そのまま待機する。
一方、ステップS112において、設定時間t2が経過したと判定してステップS113に進むと、ECU18は、現在のタンク内圧値Pteと設定内圧Pteb1とに基づいて圧力変化量P2を計測する。すなわち、現在のタンク内圧値Pteと設定内圧Pteb1との差圧が負圧で密閉後の圧力変化量P2として計測される。
そして、ステップS113からステップS114に進むと、ECU18は、少なくともステップS113で計測した圧力変化量P2に基づいて診断値Xを設定するとともに、例えば図11に示すマップを参照して燃料量Lに応じた判定値Yを設定し、これらの比較によるリーク診断を行った後、ルーチンを抜ける。すなわち、ECU18は、診断値Xが判定値Yよりも大きいとき蒸発燃料処理系にリークがあると判定し、診断値Xが判定値Yよりも小さいとき蒸発燃料処理系にリークがないと判定する。なお、ステップS114の診断が実行されると、Fdiagは「1」にセットされる。
このような形態によれば、診断開始時のエバポ発生量を推定し、推定したエバポ発生量が多い場合には目標内圧Ptebを高く設定(すなわち、浅い負圧状態に設定)し、一方、エバポ発生量が少ない場合には目標内圧Ptebを低く設定(すなわち、深い負圧状態に設定)することにより、蒸発燃料処理系の内圧を目標内圧Ptebに到達させるまでの負圧導入時間を短縮することができる。従って、エバポ発生量が多い場合にも、負圧導入に起因して蒸発燃料処理系の圧力状態が不安定となること抑制でき、負圧で密閉後の圧力変化量P2を精度良く計測して適切なリーク診断を行うことができる。
また、実験やシミュレーション等に基づいてエバポ発生量と目標内圧Ptebとのマップ等を適切に設定し、目標内圧Ptebを適切な値に可変設定することにより、例えば、図4,5に示すように、燃料タンク内5内の燃料量Lが同一である場合における負圧で密閉後の圧力変化の挙動を、診断開始時のエバポ発生量によることなく、略一様にすることができる。従って、圧力変化量P2(診断値X)に対する判定値Yを、燃料量Lのみの可変値とすることができ、リーク診断を簡素化することができる。なお、図4,5において、蒸発燃料処理系にリークがない場合の負圧で密閉後の内圧値Pteの挙動を実線で示し、リークがある場合の挙動を一点鎖線で示す。
なお、上述の形態においては、タンク内圧値Pteiniに基づいて求めたエバポ発生量を、燃料温度Tfini、エバポ濃度flprgini、燃料量L等に基づいて求めたエバポ発生量で補正することで最終的なエバポ発生量を推定する一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、燃料温度Tfini、エバポ濃度flprgini、或いは燃料量Lに基づいて求めたエバポ発生量を他のパラメータに基づいて求めたエバポ発生量で補正することで最終的なエバポ発生量を推定してもよいことは勿論である。さらに、エバポ発生量は、上述のタンク内圧値Pteini、燃料温度Tfini、エバポ濃度flprgini、或いは燃料量Lの少なくとも何れか1つを用いて推定されるものであってもよい。
蒸発燃料処理システムの概略構成図 ECUの機能的なブロック図 リーク診断ルーチンのフローチャート エバポ発生量が少ないときのリーク診断時のタイミングチャート エバポ発生量が多いときのリーク診断時のタイミングチャート エバポ発生量と目標内圧との関係を示すマップ タンク内圧とエバポ発生量との関係を示すマップ 燃料温度とエバポ発生量との関係を示すマップ エバポ濃度とエバポ発生量との関係を示すマップ 燃料量とエバポ発生量との関係を示すマップ 燃料量と判定値との関係を示すマップ
符号の説明
5 … 燃料タンク(蒸発燃料処理系)
6 … エバポ通路(蒸発燃料処理系)
7 … キャニスタ(蒸発燃料処理系)
12 … パージ通路(蒸発燃料処理系)
18 … 制御装置(蒸発燃料発生量推定手段、目標内圧設定手段)
Lini … 診断開始時の燃料量
Pteini … 診断開始時のタンク内圧値
Tfini … 診断開始時の燃料温度
flprgini … エバポ濃度
Pteb … 目標内圧
P2 … 圧力変化量
X … 診断値
Y … 判定値
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (6)

  1. 内燃機関の燃料タンクを含む蒸発燃料処理系を目標内圧で負圧で密閉し、少なくとも負圧で密閉後の圧力変化量に基づく診断値が判定値よりも大きいとき上記蒸発燃料処理系のリークを判定する蒸発燃料処理システムの診断装置において、
    上記燃料タンク内の蒸発燃料の発生量を推定する蒸発燃料発生量推定手段と、
    少なくとも上記蒸発燃料発生量推定手段で推定した上記蒸発燃料の発生量に基づいて上記目標内圧を可変設定する目標内圧設定手段とを有し、
    上記目標内圧設定手段は、上記蒸発燃料の発生量が多い程、上記目標内圧を高く設定することを特徴とする蒸発燃料処理システムの診断装置。
  2. 上記目標内圧設定手段は、上記目標内圧を、診断開始時の燃料タンク内圧値を基準とする相対圧に設定することを特徴とする請求項1記載の蒸発燃料処理システムの診断装置。
  3. 上記蒸発燃料発生量推定手段は、少なくとも診断開始時の燃料タンク内圧値に基づいて、蒸発燃料発生量を推定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の蒸発燃料処理システムの診断装置。
  4. 上記蒸発燃料発生量推定手段は、少なくとも診断開始時の燃料温度に基づいて、蒸発燃料発生量を推定することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の蒸発燃料処理システムの診断装置。
  5. 上記蒸発燃料発生量推定手段は、少なくとも蒸発燃料のパージ制御時に推定されるエバポ濃度に基づいて、蒸発燃料発生量を推定することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の蒸発燃料処理システムの診断装置。
  6. 上記蒸発燃料発生量推定手段は、少なくとも診断開始時の燃料量に基づいて、蒸発燃料発生量を推定することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の蒸発燃料処理システムの診断装置。
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