JPH09329063A - エバポシステムの診断方法 - Google Patents

エバポシステムの診断方法

Info

Publication number
JPH09329063A
JPH09329063A JP8150655A JP15065596A JPH09329063A JP H09329063 A JPH09329063 A JP H09329063A JP 8150655 A JP8150655 A JP 8150655A JP 15065596 A JP15065596 A JP 15065596A JP H09329063 A JPH09329063 A JP H09329063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pull
pressure
evaporative
evaporation
evaporation system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8150655A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ishii
俊夫 石井
Yutaka Takaku
豊 高久
Kazuya Kono
一也 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8150655A priority Critical patent/JPH09329063A/ja
Priority to US08/873,774 priority patent/US5765540A/en
Publication of JPH09329063A publication Critical patent/JPH09329063A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/20Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines characterised by means for preventing vapour lock

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジン吸気管の負圧を用いてプルダウンし
て、エバポシステム内圧力の変化によって行うエバポシ
ステムの診断を短時間に行う。 【解決手段】診断のためにエンジン吸気管から負圧を導
入するに当たって、エバポシステム内圧力に基づいてプ
ルダウン速度を変えるようにしたことに特徴がある。こ
れは診断工程の中でプルダウン速度を修正制御するの
で、診断のための前処理工程を省略できる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエバポパージシステ
ムの故障診断方法に用いられるプルダウン工程に関す
る。燃料タンクで発生したエバポガス(蒸発燃料)をキ
ャニスタ内の吸着剤に吸着させ、吸着された燃料を所定
運転条件下で内燃機関の吸気系へ放出(パージ)して燃
焼させるいわゆるエバポパージシステムの診断方法であ
って、特にエンジン吸気管から負圧を導入するプルダウ
ン工程に関する。
【0002】
【従来の技術】このエバポシステムでは、エバポガスが
大気に放出されるのを防ぐため、エバポシステム内を密
閉している。しかし何らかの原因でエバポガスの通路が
破損したり、配管が外れたりした場合にはキャニスタの
エバポガスが大気に放出されてしまう。またパージ通路
がつまったような場合にも支障をきたす。したがってこ
のようなエバポシステムの故障発生の有無を診断するこ
とが必要になる。
【0003】特開平6−193518 号には、パージバルブを
介してパージ系路に吸気負圧を作用させ、このパージ系
路の圧力変化を圧力センサで検出し、この圧力変化によ
りパージ系路の故障を検知することが記載されている。
【0004】また特開平7−166974 号には、燃料蒸散防
止機構の異常検出の際に、吸気管内圧力センサによる吸
気管内の圧力状態やフェーエルゲージによる燃料タンク
内の燃料量に応じてパージ制御バルブが電子制御回路に
より開閉制御され、吸気管からの負圧導入速度が適切に
変化されることが記載されている。このため、密閉区間
の圧力が吸気管内の圧力状態や燃料タンク内の燃料量に
影響されることなく調整される。特開平6−193520 号に
は、蒸発燃料の流速が所定値以上になったとき、パージ
ソレノイドバルブの開度を増加することで、蒸発燃料が
キャニスタから大気中へオーバフローすることを防止す
ることが記載されている。
【0005】さらに特開平6−249095 号には、タンク圧
センサによる診断について開示がある。燃料タンク液量
検査を実施し、求められた液料に基づいてタンク通気弁
制御のデューティ比を決定する。その後決定されたデュ
ーティ比で通気弁を開放して遮断弁を閉じ、タンク内で
減少する負圧の負圧減少勾配からリーク診断を行う方法
が開示されている。また所定のデューティ比で通気弁を
開放し、タンク内で増大する負圧の負圧増大勾配からデ
ューティ比を決定して、診断時は前記決定されたデュー
ティ比で通気弁を開放することについても述べている。
いずれにしても事前にデューティ比を決定し、決定され
たデューティ比で通気弁を制御するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにエバポ診
断において、エバポパージ系に負圧を導入して、その圧
力変化によりパージ系の診断を行うこと自体はすでに知
られている。さらに燃料タンク内燃料量に応じてパージ
制御バルブのデューティ比を決め負圧を導入する、ある
いは一旦負圧を導入してそのときの負圧増大勾配からパ
ージ制御バルブのデューティ比を決め負圧を導入する、
などが知られている。しかし上記のような方法では負圧
導入のためのデューティ比を決定する事前段階が必要
で、実質的な診断時間が大きくなる問題がある。また仮
りの負圧導入をしてその勾配から診断のためのデューテ
ィ比をきめるにしても実際の診断ステップに付加される
工程が必要で、実質的な診断時間の増加になってしま
う。特に後者の場合、仮りの負圧導入を行ったときリー
クが存在する場合だったとすると、そのときの負圧増大
勾配から決定されるデューティ比は診断に適さない値に
なってしまう。
【0007】本発明ではこのような場合にも対処できる
負圧導入、すなわち診断のためのプルダウンを改善し、
できるだけ短時間でエバポシステム診断ができる診断方
法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述したように本発明は
エバポシステム診断における負圧導入工程、すなわち診
断のためのプルダウンステップを制御し、短時間で診断
を行うことができる診断方法を提供するものである。
【0009】具体的には燃料タンクで発生するエバポガ
スを導入して一時的に吸着を行い、吸着されたエバポガ
スをエンジン吸気管に放出するエバポシステム内の圧力
(圧力変化を含む)によって前記エバポシステムを診断
する方法において、前記エンジン吸気管からの負圧を導
入するプルダウン工程を含み、前記プルダウン工程にお
けるプルダウン速度をエバポシステム内圧力あるいは圧
力変化に基づいて変えるようにしたことに特徴がある。
【0010】また本発明は、プルダウン速度を目標圧力
との偏差,プルダウン速度パターンで与えられる基準圧
力との偏差,プルダウン中の実際のエバポシステム内の
圧力の変化量あるいは変化率との偏差、に基づいて変え
ることに特徴がある。これは実際エバポシステムをプル
ダウンし、エバポシステム内の状況、ここでは圧力ある
いは圧力変化に応じてプルダウン速度を修正制御する。
したがって前述のような前処理の段階が省略できるとと
もに、目標とするプルダウンの最終目標圧力に到達する
時間を短縮できる特徴がある。ひいては診断に要する時
間を短縮することができる。
【0011】また、プルダウンに要する時間に制限を設
けたことも特徴のひとつである。これによって実質的な
診断システムのバックアップを行うことができ、無意味
なプルダウンが継続されないようにすることができる。
【0012】また前記プルダウン開始からの所定時間、
あるいは終了にいたる所定時間は他の部分よりも緩やか
にプルダウンすることにした。これによってプルダウン
による他への影響を緩和することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1により本願を実現するシステ
ムの一実施例について説明する。
【0014】エンジン本体1には、エアクリーナ2,エ
アフロセンサ3,スロットル開度センサ4,冷却水温セ
ンサ5,空燃比センサ6等を備え、それぞれの検出値を
ECU7に取り込み、燃料噴射量や点火制御値,アイドルス
ピード制御(ISC)値等を演算している。そして、燃
料噴射量は燃料噴射パルス幅信号によりインジェクタ8
を励磁して供給し、点火制御出力値は最終的に点火プラ
グ9により最適な時期に着火させる。また、ISC制御
量は、ISC制御バルブ10に出力され、最適な補助空
気量を供給している。そのほか、インジェクタ8へ燃料
タンク11から供給する燃料を加圧する燃料ポンプ12
や、その加圧燃料の圧力を調整する燃圧調整バルブ13
を備える。
【0015】インジェクタ8から噴射された燃料は、吸
入空気との混合気を形成しながら気筒内に流れ込み、ピ
ストン運動における圧縮中の点火により爆発燃焼し、排
気ガスが排気管に排出される。この排気ガスは、排気管
途中に設置された触媒14により、酸化環元作用が促進
され、排気ガス中の有害成分であるHC,CO,NOxが
浄化される。この触媒14による浄化効率を最大限に活
用するために、本システムでは、空燃比センサ6の出力
に応じて混合気比率を理論空燃比近傍の濃淡交互にフィ
ードバック制御する空燃比フィードバックシステム(E
CU7により制御される)を備えている。
【0016】さらに、燃料15を内蔵した燃料タンク1
1から発生する蒸発燃料(エバポガス)は、エバポ通管
16を通してキャニスタ17内の吸着剤18に吸着さ
れ、吸着された燃料は放出管19を介してエンジンのス
ロットルバルブ20の下流側にパージされ、気筒で燃焼
する。放出管19にはパージバルブ21がもうけられ、
パージのタイミング及びパージの量を制御する。パージ
バルブ21は、例えば電気的に制御されるデューティバ
ルブであり、等価開口面積を制御する。
【0017】また、圧力センサ22は、エバポシステム
23の圧力を検出する。さらに、ドレインバルブ24
は、キャニスタ17の新気導入口(ドレイン)に設置さ
れ、ドレインからの新気導入量を制御する。ECU7
は、パージバルブ21,ドレインバルブ24を制御し、
エバポシステム23の圧力を計測,処理することによ
り、エバポシステム23から大気に対して燃料が漏れ出
てしまう故障(リーク)の診断を行う。
【0018】圧力センサ22の配置位置による診断への
影響について図2,図3により説明する。
【0019】図2は、キャニスタ17と燃料タンク11
との間に圧力センサ22を配置したシステム例である。
このシステム例では、燃料タンク11と圧力センサ22
との間の配管の圧損や配管内の流れの影響で、燃料タン
ク11内の圧力と圧力センサ22の設置位置の圧力に多
少のずれを生じる。このため、この圧力ずれを考慮した
診断方法の構築が必要となる。
【0020】図3は、キャニスタ17とパージバルブ2
1との間に圧力センサ22を配置した場合のシステム例
である。この場合、図2よりも配管の圧損等の影響がよ
り大きくなるという課題がある。
【0021】しかし、図3に示す圧力センサ22の設置
位置の場合、エバポシステム内への負圧導入時に、仮に
キャニスタ17と燃料タンク11との間の配管が詰まっ
ていたとしても、キャニスタ17に過大な負圧が印加さ
れることがないよう圧力センサ22の検出結果に応じて
パージバルブ21を適切に制御できる。このため、キャ
ニスタ17の耐圧性に余裕がない場合には、図3に示す
圧力センサ22の取り付け位置が、好ましい取り付け位
置となる。
【0022】また、図には示さないが、燃料タンク11
に直接圧力センサ22を配置した場合には、配管の圧損
や配管内の流れの影響が小さく、前述の位置に圧力セン
サ22を配置した場合と比較して最も正確にエバポシス
テム23の圧力を測定することができる。
【0023】以上述べたように、圧力センサ配置位置そ
れぞれに特徴があるので、その使用目的に応じて圧力セ
ンサ22の配置位置を選定することや、搭載上の制限で
配置位置が限定される場合においては、配置位置の特徴
を十分考慮して制御定数等の適合を行うことが好まし
い。
【0024】図4〜図6は、エバポシステム診断時の燃
料タンク内残量、エバポシステム23のリークの有無や
リークの大きさ、エバポガス発生量のそれぞれが、プル
ダウン(図1のパージバルブ21とドレインバルブ24
を閉じた状態で燃料タンク11を含んだエバポシステム
23を一つの閉空間とし、次にパージバルブ21を開く
と吸気管内の圧力が負圧であるのでエバポシステム23
の系内を急速に減圧する)時の減圧速度に与える影響に
ついて説明する図である。図4は、エバポシステム診断
時の燃料タンク内残量が少ないほど、すなわち燃料タン
ク内の空ボリュームが大きいほど目標圧力P0までエバ
ポシステム内圧力をプルダウンするのに多くの時間を必
要とすることを示している。また、図5は、エバポシス
テム23のリークが大きいほど目標圧力P0までエバポ
システム内圧力をプルダウンするのに多くの時間を必要
とすることを示している。さらに、図6は、エバポガス
発生量が多い時ほど目標圧力P0までエバポシステム内
圧力をプルダウンするのに多くの時間を必要とすること
を示している。このため、目標圧力P0までプルダウン
する時間が最も必要とする要素が重なりあった条件下
と、目標圧力P0までプルダウンする時間が最も小さく
なる要素が重なりあった条件下とのプルダウン時間差は
大きく、一つのパージバルブ開度(プルダウン速度)を
すべての条件に当てはめると、診断時間も大きく違って
しまう。このため、それらの状態に応じて適切にプルダ
ウン速度を調整してやる必要がある。例えば、プルダウ
ン中のエバポシステム内圧力を直接検出し、その圧力状
態に応じてプルダウン速度を調整してやる方法が有効で
ある。
【0025】例えば、燃料タンク内残量が少量の状態
で、エバポシステム23にリークが存在し、エバポガス
が多量に発生する高温下での運転状態が継続された場
合、長いプルダウン時間を必要とする。これは、上記の
運転条件が継続された場合に、エバポシステム診断処理
が時間を経ても完了できず、エバポシステムに重大な故
障(リーク)が発生していたとしても、長時間その故障
状態が放置される可能性があることを示している。その
故障の放置により、大量のエバポガス(未燃焼燃料)が大
気中に放出され、大気汚染の要因になる。
【0026】図7は、エバポシステムを診断するための
各バルブの動作タイミングならびにエバポシステム内の
圧力変化を示している。通常は、ドレインバルブ24を
開放している。燃料タンク11で発生するエバポガスは
キャニスタ17内の吸着剤18に吸着される。エンジン
の運転状態に応じて、パージバルブ21を開くと、吸気
管内が負圧であるので、大気開放されたドレインバルブ
24を介して流入する空気とともに一度吸着されたエバ
ポガスが吸着剤18から脱離して吸気管へ搬送されてエ
ンジンでの燃焼に供される。このようにして燃料タンク
11で発生する燃料蒸気が大気に放出しないようにして
いる。
【0027】エバポシステム23を診断する場合、まず
一旦パージバルブ21を閉じ、ドレインバルブ24を閉
じる。この状態で燃料タンク11を含んだエバポシステ
ム23は一つの閉空間となる。次にパージバルブ21を
開くと吸気管内の圧力が負圧であるのでエバポシステム
23の系内は急速に減圧(プルダウン)される。そし
て、エバポシステム内圧力は、圧力センサ22により大
気圧Paとの差圧Ptとして測定される。差圧Ptが目
標圧力P0(−20〜−30mmHg程度に設定される)
以下となった場合またはPtとP0の差が所定範囲内に
入った場合、パージバルブ21を閉じ、差圧Pt1を測
定する。これで再びエバポシステム内が密封されるの
で、リークがなければエバポシステム内圧力は一定に保
たれるが、エバポシステム内のどこかにリークがあると
エバポシステム内圧力はリークの大きさに応じて次第に
大気圧に近づく。所定時間(図7中の時刻t1からt2
までの間)経過後、または圧力変化が所定値以上(Pt
1からの変化量が所定値、またはPtそのものがPt1
とは異なる所定値になった場合のどちらかで規定され
る)となったら、差圧Pt2を測定する。その後、ドレ
インバルブ24を開いて、パージバルブ21を開く(通
常の制御状態に戻す)。以上の過程はECU7で制御さ
れ、さらに差圧Pt1,Pt2等の測定値に基づいてエ
バポシステム23のリークが判定される。
【0028】なお、上記プロセスの最初の部分でパージ
バルブ21を閉じて、所定時間間隔を置くと、圧力セン
サ22にはドレインバルブ24を介して大気圧が印加さ
れるので、その時の圧力センサ22の出力の大気圧から
のずれ(圧力センサ22の場合0からのずれ)を測定し
ておき、その後のエバポシステム内圧力の測定値を補正
すれば、圧力センサ22の誤差を補正できる。
【0029】図8はECU7で診断処理を実行する際の
フローチャートを説明する図である。ステップ101で
パージバルブ21を閉じ、次にドレインバルブ24を閉
じてエバポシステム23を閉空間としておいて、ステッ
プ102でパージバルブ21を開く。負圧である吸気管
にエバポシステム内の気体が吸引されてエバポシステム
内は急速に減圧される。ステップ103にてエバポシス
テム内圧力と大気圧Paとの差圧Ptが目標圧力P0以
下又は前記PtとP0との差(絶対値)が所定値以下と
なったところでステップ104にてパージバルブ21を
閉じて、ステップ105でPt1を測定する。所定時間
経過後またはエバポシステム内圧力変化が所定値以上と
なったらステップ107でPt2を測定する。以上のプ
ロセスによりリークの判定に必要な測定は終了するの
で、エバポシステム23を通常の状態に戻すため、ステ
ップ108でドレインバルブ24を開き、ステップ10
9でパージバルブ21を開く(通常の制御状態に戻
す)。以上の測定結果Pt1,Pt2を用い、ステップ
110で、リーク判定のための圧力変化DP=(Pt2
−Pt1)/所用時間を計算する。
【0030】次に、圧力変化DPが所定値(リーク判定
しきい値)以上ならば、ステップ111で異常であると
判定する。さらには運転者への警報や故障コード及び故
障を検出したときの運転状態等の記憶や、予め定めたプ
ロセスにしたがってフェイルセーフを行う等の処理を実
行する。圧力変化DPが所定値未満ならば、ステップ1
13で正常であると判定し、それにともなう処理を実行
する。
【0031】図9〜図11に、プルダウン中の実際のエ
バポシステム内圧力とプルダウン目標圧力P0との偏差
を検出し、その偏差に応じてプルダウン速度を変化させ
る方法について説明する。図4〜図6で説明した要因等
によりプルダウン時間が大きく変化するため、運転条件
やエバポシステム状態によっては、長い診断時間を必要
とする場合がある。このような状態が、長い期間継続さ
れた場合、エバポシステムに重大な故障が発生している
にもかかわらず、診断が実行できないために故障状態が
放置された場合の課題については前述の通りである。こ
の対策例として、プルダウン時のエバポシステム内圧力
の変化を直接検出し、プルダウン速度を適切に調整して
やることで上記の課題に対応できる方法について、以下
に説明する。
【0032】プルダウン速度は、パージバルブ21の開
口面積を変更することにより調整する。
【0033】図9の時刻t1において所定のパージバル
ブ開度でプルダウンを開始し、所定期間経過後の時刻t
2でエバポシステム内圧力と目標圧力P0との偏差Dp
を求める。偏差Dpが所定値以上である場合には、プル
ダウン速度を速める必要があると判断して、例えばその
偏差Dpに応じてパージバルブ21の制御デューティを
例えば20%から35%に変更して、プルダウン速度を
速める。これにより、エバポシステム内圧力を迅速に目
標圧力P0に到達させられる。この時、エバポガスの発
生が非常に多量なときを含め、プルダウンに適さない状
態での診断を実施することを防ぐため、プルダウンによ
うする時間が所定時間に達した場合には、プルダウンを
中止する。
【0034】また、図9の別手法を、図10により説明
する。この場合、エバポシステム内実圧力に対し、プル
ダウン速度調整のための基準圧力を有し、これらの偏差
Dpが大きいときにはパージバルブ開度を調整すること
で、プルダウン速度を速める。
【0035】図11は、図10でエバポシステム内実圧
力とプルダウン速度調整のための基準圧力との偏差Dp
に応じて速めたプルダウン速度が、ある程度目標圧力P
0に近づいた時に、プルダウン速度を減速するソフトラ
ンディングについて説明する図である。
【0036】図3のキャニスタ17とパージバルブ21
との間に圧力センサ22を配置した場合に、キャニスタ
17内部、キャニスタ17とパージバルブ21間の配
管,燃料タンク11と圧力センサ22間の配管の圧損や
配管内の流れの影響で、燃料タンク11内の圧力と圧力
センサ22の設置位置の圧力に大きな差が生ずるのは前
述した通りである。その理由は、エバポシステム内圧力
が目標圧力P0に到達した後、パージバルブ21を閉じ
てエバポシステム内を負圧に密閉しても、前述の配管の
圧損や配管内の流れの影響で、パージバルブ21を閉じ
た直後の圧力センサ22取り付け位置の負圧が、瞬時に
配管の圧損や配管内の流れの影響に応じて正圧側に跳ね
上がりを生ずることによるものである。そして、そのエ
バポシステム内圧力の跳ね上がりは、図7〜図8に説明
したエバポシステム内を負圧に密閉した時の圧力変化を
利用した診断方法において、大きな外乱となる。このた
め、プルダウン中のエバポシステム内圧力が目標圧力P
0に到達する少し前に、プルダウン速度を減少させるこ
とで、キャニスタ17とパージバルブ21との間に圧力
センサ22を配置した場合においても、管の圧損や配管
内の流れの影響が小さくなるまでの待ち時間を設け、パ
ージバルブを閉じた直後の圧力センサ22取り付け位置
における負圧が正圧側へ跳ね上がるのを防止する。この
プルダウン速度を減少させる方法が、図11に示すソフ
トランディングである。
【0037】図11に、プルダウン速度調整基準圧力に
ソフトランディングデータを設定した例を示す。ソフト
ランディングは、図9や次に説明する図12のプルダウ
ン方法においても有効である。
【0038】図12には、プルダウン中のエバポシステ
ム内実圧力の変化量または変化率を検出し、その大きさ
に応じてパージバルブ開度を調整することで、プルダウ
ン速度を変更する方法を説明する。プルダウン開始後
(時刻t1)、ECU7診断処理プログラム速度、ある
いは所定期間毎にエバポシステム内の圧力変化量を検出
し、その一回あるいは複数回における検出結果に応じて
プルダウン速度を調整する(時刻t2)。例えば、一回
の検出における圧力変化量、あるいは複数回の検出にお
ける圧力変化量の平均値を、所定の基準値と比較し、所
定値よりも小さい場合に、例えばそれらの圧力偏差量に
応じてパージバルブ開度を制御し、プルダウン速度を調
整する。
【0039】次にプルダウン中の実際のエバポシステム
内圧力Ptとプルダウン目標圧力P0との偏差Dpと、
Ptの変化量(負圧が大きくなる方向を正とする。)の
両方に応じてプルダウン速度を調整する方法について、
図13により説明する。図13(a)はエバポシステム
内圧力Ptとプルダウン目標圧力P0との偏差Dpとプ
ルダウン変化量目標値dP0との関係、図13(b)は
偏差Dpとパージバルブ制御デューティ目標値cpcdy0
との関係の一例を示している。この例では、Dpが小さ
い、すなわちプルダウン終了間近でパージバルブの制御
デューティを小さくして、ゆっくりパージバルブを閉じ
るように設定している。これらの値を用いて制御した場
合のパージバルブ制御デューティやエバポシステム内圧
力の変化を図14で説明する。図13(a)のプルダウ
ン変化量目標値dP0通りにプルダウンが進んだ場合の
エバポシステム内圧力の変化が曲線aで示されている。
また、その時のパージバルブ制御デューティは目標値そ
のままの値となり、曲線cで示される。偏差DpがPs
となる時刻t4以降は徐々にパージバルブ制御デューテ
ィが小さくなっていき、Ptの変化量も徐々に小さくな
る。ここで曲線bで示されるようにプルダウン時の変化
量が目標値より小さい場合について説明する。時刻t1
でパージバルブを開いてプルダウンを開始し、パージバ
ルブを開いた直後のエバポシステム内圧力Ptのノイズ
的変動の影響を受けないように時刻t2まではパージバ
ルブ制御デューティは目標値cpcdy0 とする。時刻t2
以降逐次、例えば1秒毎にPtを測定しさらにPtの変
化量dPを計算する。このdPと、偏差Dpから図13
(b)の関係により求められる変化量目標値dP0とから
次式により補正係数Kpを求める。
【0040】Kpn=Kpn-1+(dPn−dP0n)*k ここで添え字nは今回の値、n−1は前回の値であるこ
とを示す。kは予め定められた係数である。さらにこの
Kpをパージバルブ制御デューティ目標値cpcdy0にか
けた値に実際の制御デューティを変更する。このように
して曲線e,dで示されるように時刻t2からt3の間
では補正係数Kpおよび制御デューティは徐々に大きな
値となる。時刻t3で実際の変化量dPと変化量目標値
dP0が同じ値となったのでそれ以降は補正係数は変化
していない。偏差DpがPsとなる時刻t5以降は徐々
にパージバルブ制御デューティ目標値が小さくなってい
くため、パージバルブ制御デューティも小さくなって、
時刻t7で目標圧力P0に到達している。さらにプルダ
ウンが終了したので補正係数Kpを初期値の1に戻して
いる。なお、補正係数は初期値に戻さず終了時の値を記
憶しておいて、次回のプルダウンはその記憶した値から
開始してもよいし、例えば、終了時の値と初期値との中
間の値(平均値や、初期値+(最終値−初期値)*係数,
0<係数<1)を記憶しておいて、次回のプルダウンは
その記憶した値から開始してもよい。
【0041】次に図15により、プルダウン中のエバポ
システム内圧力Ptの変化量が所定値以下(負圧が大き
くなる方向を正とするので、負圧が増えにくいか減るこ
とを意味する。)の場合に、プルダウンを中断する方法
を説明する。時刻t1においてパージバルブを開いてプ
ルダウンを開始する。その後加速動作により吸気管内負
圧が小さくなったり、燃料タンクからの急激な燃料蒸発
により時刻t2からプルダウンが進まなく(減圧されな
く)場合、時刻t3においてPtの変化量が所定値以下
になったことを検出し、パージバルブを閉じる。その後
所定時間後の時刻t4において再度パージバルブを開い
てプルダウンを継続する。この時Ptの変化量が所定値
以下であれば当然のことながら再度パージバルブを閉じ
る。一旦パージバルブを閉じてからパージバルブを開く
タイミングについては、所定時間経過した場合の他、例
えば、吸気管内負圧が所定値以上になる条件を採用して
もよい。
【0042】図16にプルダウン開始時にパージバルブ
を徐々に開く方法と効果を示す。cで示すようにパージ
バルブを所定開度まで短時間内で開いた場合には、エバ
ポシステム内圧力Ptはaで示すようになる。さらにエ
バポシステム内のエバポガスが一気に吸気管内に導入さ
れるため、空燃比補正係数はeで示すようにリーン補正
を行うが補正速度が間に合わないことがありその場合空
燃比はgで示すように一時的ではあるが理論空燃比から
ずれてリッチになってしまう。このためHCやCOが触
媒で浄化されず大気に放出されてしまう。一方、dで示
すようにパージバルブを徐々に開いた場合にはfで示す
ように空燃比補正係数が追随して空燃比を補正すること
が容易となるので、空燃比もhで示すように理論空燃比
からのずれがほとんどない。
【0043】図17にプルダウン終了時にパージバルブ
を徐々に閉じる方法と効果を示す。cで示すようにパー
ジバルブを所定開度から全閉まで短時間内で閉じた場合
には、エバポシステム内圧力Ptはaで示すようにな
る。さらにエバポシステム内のエバポガスが吸気管内に
導入されていたのが一気に止められるため、空燃比補正
係数はeで示すようにリッチ補正(通常はエバポガス導
入中にリーン補正となっているのでそこから補正なしの
方向に変化)を行うが補正速度が間に合わないことがあ
りその場合空燃比はgで示すように一時的ではあるが理
論空燃比からずれてリーンになってしまう。このため燃
焼が不安定となり、回転変動が生じて運転性が低下した
り、最悪の場合失火が生じたりしてHC等が触媒で浄化
されず大気に放出されてしまう可能性がある。一方、d
で示すようにパージバルブを徐々に閉じた場合にはfで
示すように空燃比補正係数が追随して空燃比を補正する
ことが容易となるので、空燃比もhで示すように理論空
燃比からのずれがほとんどない。
【0044】図18にプルダウン終了時にパージバルブ
を徐々に閉じた場合の別の効果を示す。a,bは燃料タ
ンク付近内で測定したエバポシステム内圧力を示し、
e,fはキャニスタ付近で測定したエバポシステム内圧
力を示す。aとe,bとfとはそれぞれ対応しており、
同時に測定したデータである。このように測定位置によ
り測定圧力が異なるのは、配管の圧損や気体の流れによ
る動圧の減少分の影響である。今、キャニスタ付近の圧
力をエバポ内圧力として採用する場合を考える。cで示
すようにパージバルブを所定開度から全閉まで短時間内
で閉じた場合には、エバポシステム内圧力はa,eで示
すようになる。本来のエバポシステム内圧力としてはタ
ンク内の圧力であるaを採用すべきであるがパージバル
ブを閉じた時刻t2からaとeとが一致する時刻t4ま
で1〜5秒程度の時間がかかってしまう。したがってリ
ーク判定のための圧力測定はこの間は待つ必要があり、
実際に大きなリークがある場合にはこの待ち時間の間に
エバポシステム内圧力が小さくなってしまい診断精度が
落ちてしまう可能性がある。また、aとeとの圧力差は
gで示されるが、パージバルブを閉じた時点(t2)で
の圧力差は5〜10mmHg程度もあり実際にプルダウン
したい圧力よりこの分余分にプルダウン目標圧力P0を
大きく設定する必要がある。一方、dで示すようにパー
ジバルブを徐々に閉じた場合にはエバポシステム内圧力
はb,fで示すようになり、パージバルブを閉じてから
bとfとが一致するのにかかる時間は短縮され、パージ
バルブを閉じた時点での圧力差も小さくなる。
【0045】
【発明の効果】エバポ診断においてエンジン吸気管から
負圧を利用してプルダウンする場合、エバポシステム内
の圧力を因子としてプルダウン速度を変えるようにした
ことによって、診断時間の短縮,大気圧,エバポスシス
テム内容積,エバポ発生量,リークの有無などの外乱因
子に影響されることなくエバポシステムの診断を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願を実現する一実施例。
【図2】エバポシステム構成例。
【図3】エバポシステム構成の他の例。
【図4】プルダウン時間に対する燃料残量の影響の一
例。
【図5】プルダウン時間に対するリーク料の影響の一
例。
【図6】プルダウン時間に対するエバポガス発生量の影
響の一例。
【図7】各バルブの動作タイミングの例。
【図8】処理のフローチャートの例。
【図9】プルダウンの例。
【図10】プルダウンの基準圧力を使用した例。
【図11】ソフトランディングの例。
【図12】プルダウンの例。
【図13】ソフトランディングを実現する方法の例。
【図14】ソフトランディング制御のおよびエバポシス
テム内圧変化の例。
【図15】プルダウン中断の例。
【図16】プルダウン開始時の制御の一例。
【図17】ソフトランディングの効果の一例。
【図18】ソフトランディングの効果の一例。
【符号の説明】
7…ECU、11…燃料タンク、16…エバポ通管、1
7…キャニスタ、18…吸着剤、19…放出管、21…
パージバルブ、22…圧力センサ、23…エバポシステ
ム。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクで発生するエバポガスを導入し
    て一時的に吸着を行い、吸着されたエバポガスをエンジ
    ン吸気管に放出するエバポシステムを診断する方法にお
    いて、前記エバポシステムの内部の圧力(以下エバポ内
    圧力という。)を負圧とするプルダウン工程を含み、前
    記プルダウン工程におけるプルダウン速度を前記エバポ
    システム内圧力あるいは前記エバポシステム内圧力の圧
    力変化に基づいて変えるようにしたことを特徴とするエ
    バポシステムの診断方法。
  2. 【請求項2】前記請求項1において、前記プルダウン速
    度を、プルダウン目標圧力と前記プルダウン工程中のエ
    バポシステム内圧力との偏差に基づいて変えることを特
    徴とするエバポシステムの診断方法。
  3. 【請求項3】前記請求項1において、前記プルダウン速
    度を、あらかじめ定められたプルダウン速度パターンに
    よる基準圧力と、前記プルダウン工程中の実際のエバポ
    システム内圧力との偏差に基づいて変えること特徴とす
    るエバポシステムの診断方法。
  4. 【請求項4】前記請求項1において、前記プルダウン速
    度を、プルダウン工程中の実際のエバポシステム内圧力
    の変化量または変化率と、あらかじめ定められた目標変
    化量または目標変化率との偏差に基づいて変えることを
    特徴とするエバポシステムの診断方法。
  5. 【請求項5】前記請求項1において、前記プルダウン工
    程開始後あらかじめ定められた所定期間は前記プルダウ
    ン工程中の他のプルダウン速度よりも緩やかにプルダウ
    ンすることを特徴とするエバポシステムの診断方法。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記プルダウン工程終
    了に至るあらかじめ定められた終了前の所定期間は、プ
    ルダウン工程中の他のプルダウン速度よりも緩やかにプ
    ルダウンすることを特徴とするエバポシステムの診断方
    法。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記プルダウン工程開
    始後あらかじめ定められた所定期間および前記プルダウ
    ン終了に至るあらかじめ定めた終了前の所定期間は、前
    記プルダウン工程中の他のプルダウン速度よりも緩やか
    にプルダウンすることを特徴とするエバポシステムの診
    断方法。
  8. 【請求項8】請求項2において、前記プルダウン目標圧
    力と前記プルダウン工程中の前記エバポシステム内圧力
    との偏差が大きいほど前記プルダウン工程速度を速くす
    ることを特徴とするエバポシステムの診断方法。
  9. 【請求項9】請求項3において、あらかじめ定められた
    プルダウン速度パターンで与えられる基準圧力と、実際
    のエバポシステム内圧力との偏差が大きいほど前記プル
    ダウン速度を速くすることを特徴とするエバポシステム
    の診断方法。
  10. 【請求項10】請求項4において、前記プルダウン工程
    中の実際のエバポシステム内圧力の変化量または変化率
    と、あらかじめ定められた目標変化量または目標変化率
    との偏差が大きいほど前記プルダウンを速くしてプルダ
    ウンすることを特徴とするエバポシステムの診断方法。
  11. 【請求項11】燃料タンクで発生するエバポガスを導入
    して一時的に吸着を行い、吸着されたエバポガスをエン
    ジン吸気管に放出するエバポシステム内の圧力によって
    前記エバポシステムを診断する方法において、エバポシ
    ステム内圧力を負圧とするプルダウン工程を含み、前記
    プルダウン工程におけるプルダウン速度はエバポシステ
    ム内圧力あるいは圧力変化に基づいて変え、かつ前記プ
    ルダウン中のエバポシステム内圧力の変化量があらかじ
    め定めた値よりも小さくなったとき、前記プルダウン工
    程を中断または中止することを特徴とするエバポシステ
    ムの診断方法。
  12. 【請求項12】燃料タンクで発生するエバポガスを導入
    して一時的に吸着を行い、吸着されたエバポガスをエン
    ジン吸気管に放出するエバポシステム内の圧力によって
    前記エバポシステムを診断する方法において、エバポシ
    ステム内圧力を負圧とするプルダウン工程を含み、前記
    プルダウン工程におけるプルダウン速度はエバポシステ
    ム内圧力あるいは圧力変化に基づいて変え、かつ前記プ
    ルダウン工程の開始から終了までの最大所要時間をあら
    かじめ定めたことを特徴とするエバポシステムの診断方
    法。
JP8150655A 1996-06-12 1996-06-12 エバポシステムの診断方法 Pending JPH09329063A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8150655A JPH09329063A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 エバポシステムの診断方法
US08/873,774 US5765540A (en) 1996-06-12 1997-06-12 Method of diagnosing an evaporative system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8150655A JPH09329063A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 エバポシステムの診断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09329063A true JPH09329063A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15501602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8150655A Pending JPH09329063A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 エバポシステムの診断方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5765540A (ja)
JP (1) JPH09329063A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139751A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Mitsubishi Motors Corp 燃料蒸発ガス排出抑止装置
JP2021050715A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 愛三工業株式会社 蒸発燃料処理装置の漏れ検出装置

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3147001B2 (ja) * 1996-09-24 2001-03-19 トヨタ自動車株式会社 エバポパージシステムの故障診断装置
JP3411768B2 (ja) * 1996-12-13 2003-06-03 株式会社日立製作所 エバポシステムの診断装置
JP3561650B2 (ja) * 1999-02-05 2004-09-02 本田技研工業株式会社 内燃機関の蒸発燃料処理装置
US6269803B1 (en) * 2000-02-22 2001-08-07 Jaguar Cars Limited Onboard diagnostics for vehicle fuel system
CN1554015A (zh) * 2001-10-30 2004-12-08 ���µ�����ҵ��ʽ���� 温度测量方法、热处理方法及半导体器件的制造方法
JP3930437B2 (ja) * 2002-04-11 2007-06-13 株式会社日本自動車部品総合研究所 蒸発燃料処理装置の故障診断方法および故障診断装置
JP4526901B2 (ja) * 2004-08-11 2010-08-18 富士重工業株式会社 蒸発燃料処理システムの診断装置
DE102008030089A1 (de) * 2008-06-25 2010-01-07 Continental Automotive Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Tankentlüftungsvorrichtung für ein Kraftfahrzeug
KR101686592B1 (ko) * 2010-09-06 2016-12-15 콘티넨탈 오토모티브 시스템 주식회사 연료탱크의 리크 진단 방법 및 이에 적용되는 장치
JP2016084797A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 愛三工業株式会社 過給機付きエンジンの蒸発燃料処理装置
US10344715B2 (en) * 2015-12-01 2019-07-09 GM Global Technology Operations LLC Purge pressure sensor offset and diagnostic systems and methods
US10267247B2 (en) 2015-12-01 2019-04-23 GM Global Technology Operations LLC Purge pump control systems and methods
US10190515B2 (en) 2015-12-01 2019-01-29 GM Global Technology Operations LLC Fuel vapor flow estimation systems and methods
JP6642329B2 (ja) 2016-08-10 2020-02-05 株式会社デンソー 蒸発燃料処理システム
US11542895B2 (en) * 2021-05-11 2023-01-03 Ford Global Technologies, Llc Method and system for determining vapor storage canister restriction

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4203100A1 (de) * 1992-02-04 1993-08-05 Bosch Gmbh Robert Verfahren und vorrichtung zum pruefen der funktionsfaehigkeit einer tankentlueftungsanlage
US5383437A (en) * 1992-12-23 1995-01-24 Siemens Automotive Limited Integrity confirmation of evaporative emission control system against leakage
JPH0835452A (ja) * 1994-07-26 1996-02-06 Hitachi Ltd エバポパージシステムの診断方法
JP3272183B2 (ja) * 1995-03-03 2002-04-08 本田技研工業株式会社 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置
JP3272184B2 (ja) * 1995-03-03 2002-04-08 本田技研工業株式会社 内燃エンジンの蒸発燃料処理装置
DE19518292C2 (de) * 1995-05-18 2003-07-17 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Diagnose eines Tankentlüftungssystems
JPH08334065A (ja) * 1995-06-05 1996-12-17 Honda Motor Co Ltd 蒸発燃料処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013139751A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Mitsubishi Motors Corp 燃料蒸発ガス排出抑止装置
JP2021050715A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 愛三工業株式会社 蒸発燃料処理装置の漏れ検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5765540A (en) 1998-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6305361B1 (en) Evaporative system and method of diagnosing same
US7383826B2 (en) Fuel vapor treatment apparatus, system having the same, method for operating the same
JPH09329063A (ja) エバポシステムの診断方法
KR100408111B1 (ko) 내연기관제어장치
US5680849A (en) Purging of evaporated fuel to engine intake with engine fuel correction upon detection of malfunction in purging system
JP2008101524A (ja) 内燃機関の蒸発燃料処理装置
KR100538375B1 (ko) 내연 기관의 고장 검출 장치
KR20040084675A (ko) 배기압 상승장치의 고장 판정장치
JP3198865B2 (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
KR101520088B1 (ko) 엔진 연료 공급 시스템의 상태 진단 방법
JP4975986B2 (ja) 下流側排気ガスセンサの故障診断装置
US6253744B1 (en) Method and apparatus for controlling fuel vapor, method and apparatus for diagnosing fuel vapor control apparatus, and method and apparatus for controlling air-fuel ratio
JP3264176B2 (ja) エバポシステムの診断方法
JP4678336B2 (ja) 空燃比センサの診断装置及び診断方法
JP2001329894A (ja) 内燃機関の燃料系異常診断装置
JP4090952B2 (ja) 内燃機関における故障診断機能を有する燃料ガスパージシステム
JPH06235355A (ja) 内燃機関の蒸発燃料蒸散防止装置の故障診断装置
JP3761376B2 (ja) 蒸発燃料パージシステム
JPH05180098A (ja) 車両の蒸発燃料制御システムの診断装置
JPH0565856A (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置
JPH0681728A (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JPH05256127A (ja) 2次エア供給装置の故障診断装置
JPH06147031A (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JP2745984B2 (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JP2005233147A (ja) 可変気筒内燃機関の制御装置