JP2006020491A - 昇圧回路を有する電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 供給する電力の電圧が低い電源と、前記電力を負荷回路が動作できる昇圧電力に変換する昇圧回路と、前記昇圧電力で動作する負荷回路を有する小型な電子機器を提供する。
【解決手段】 電源の電力で起動する第1の昇圧回路と、第1の昇圧電力で起動する第2の昇圧回路と、第2の昇圧電力で動作する負荷回路と、第1の昇圧電力を充電するキャパシタと、キャパシタの電圧を検出する電圧検出回路と、電圧検出信号で制御されるスイッチ素子を有し、電圧検出回路がキャパシタの電圧を所定電圧以上であると判断した場合に、スイッチ素子をオンしてキャパシタの蓄電電力で第2の昇圧回路を起動する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力を供給する電源と、該電源の電力を、該電力の電圧よりも高い電圧の昇圧電力に変換する昇圧回路と、前記昇圧電力で動作する負荷回路を有する電子機器に関するものであり、特に、前記電力の電圧が一般的な昇圧回路の起動電圧未満であっても、前記電力を効率良く負荷回路の動作に利用できることが求められる電子機器に関するものである。
所望の機能を果たす負荷回路よりも、電源が供給する電力の電圧が低い場合、昇圧回路を用いて前記電源の電力を前記負荷回路が動作できる電圧の昇圧電力に変換し、該昇圧電力で前記負荷回路を動作させる必要がある。しかし、近年、小型・軽量化や低コスト化、そして、デザインや利便性を考慮した場合、供給する電力の電圧が、前記昇圧回路の起動電圧未満の電圧となってしまう電源が増えてきており、この様な電源の電力を、前記負荷回路の動作に利用できない場合が多くなってきている。
例えば、1セルタイプの燃料電池や太陽電池は、上記の条件に合致することとなる。この場合、供給する電力の電圧は、燃料電池で0.5V〜0.9V、太陽電池で0.3V〜0.7Vとなり、この電圧では通常の昇圧回路は起動できないので、これら電池の電力は負荷回路の動作に利用できない。
また、電気二重層キャパシタ等のキャパシタでは、昇圧回路の起動電圧未満の電圧まで放電した場合、残りの電力は、負荷回路の動作に利用できない。
さらに、ゼーベック効果を利用した熱発電素子においても、上記内容を考慮すると、通常の負荷回路が起動できない電圧の供給電力となるので、発電電力を負荷回路の動作に利用できない。
従って、昇圧回路の起動電圧を低下させることが出来れば、これら供給電力の電圧が低い場合の電源の電力が、負荷回路の動作に利用できるようになるが、通常、昇圧回路の起動電圧を低下させるには、昇圧回路内のドライバートランジスタ等のしきい値電圧を低下させる必要があり、この場合、ドライバートランジスタ等のオフリーク電流が増大し、このオフリーク電流による電力ロスにより、昇圧効率が悪化する。つまり、上記の様な電源の電力を使用する場合、負荷回路動作への利用効率が低下してしまう。
そこで、考案されたのが、以下に示す電子機器である。この従来の電子機器の構成を採用すれば、昇圧回路の昇圧効率をほとんど低下させることなく、昇圧回路の起動電圧を低下させることができる。
上記で述べた特徴を有する従来の電子機器の概略回路ブロック図を図6に示す。
図6に示す様に、従来の電子機器(例えば、特許文献1参照)は、供給する電力の電圧が通常の昇圧回路の起動電圧未満である電源101と、起動電圧が低い代わりに昇圧効率の悪い第1の昇圧回路102と、起動電圧が高い代わりに、昇圧効率の良い第2の昇圧回路103と、キャパシタ105と、所望の機能を果たす負荷回路104とを有し、電源101の出力端子121は、第1の昇圧回路102の入力端子122と、第2の昇圧回路103の入力端子125と、第1の昇圧回路102の電源端子123とにそれぞれ接続され、第1の昇圧回路102の出力端子124は、片方の電極をGND端子108に接続したキャパシタ105のもう片方の電極と、第2の昇圧回路103の電源端子126と、第2の昇圧回路103の出力端子127と、負荷回路104の電源端子128とにそれぞれ接続され、各回路と電源101のGND入力端子は、GND端子108に接続される構成である。
上記構成とすることで、電源101から供給される電力の電圧が、第2の昇圧回路103の起動電圧未満であっても、第1の昇圧回路102の起動電圧以上であれば、第1の昇圧回路102が電源101の電力で起動すると共に、電源101の電力を、該電力よりも高く、第2の昇圧回路103の起動電圧以上の電圧である第1の昇圧電力に変換でき、第2の昇圧回路103は、前記第1の昇圧電力で起動すると共に、電源101の電力を、該電力よりも高く、負荷回路104の動作電圧以上の電圧である第2の昇圧電力に変換できるので、該第2の昇圧電力にて負荷回路101を駆動できる。
つまり、上記従来の電子機器では、前記電源の電力を、起動電圧が低い代わりに昇圧効率の悪い前記第1の昇圧回路が変換した前記第1の昇圧電力で、起動電圧が高い代わりに昇圧効率の高い前記第2の昇圧回路を起動し、そして、前記第2の昇圧回路の起動後は、前記電源の電力を、該第2の昇圧回路が変換した前記第2の昇圧電力にて負荷回路を動作するので、低い電圧の電力を供給する電源の電力でも、効率良く負荷回路の動作に利用できる。
特開平11−18419(図2)
上記構成の従来の電子機器では、前記第1の昇圧回路の出力端子は、前記第2の昇圧回路の電源端子や前記負荷回路等の各要素が接続される構成であるので、前記第1の昇圧電力は、前記キャパシタを充電する以外に前記各要素にも消費されてしまう。
なお、上記従来の電子機器の構成では述べていないが、前記キャパシタを前記第1の昇圧電力で充電する際に、前記各要素である前記第2の昇圧回路等を停止することも考案されている。しかし、前記各要素は、回路規模等が大きいため停止している際でも少なからぬ消費電力がある。
従って、上記構成の従来の電子機器では、前記第1の昇圧回路の出力する前記第1の昇圧電力が、前記各要素の消費電力以下となった場合、前記キャパシタの電圧は、前記第2の昇圧回路が起動できる電圧以上に上昇しないので、前記第2の昇圧回路が起動できなくなってしまう。このため、前記第1の昇圧回路の能力を、前記各要素の消費電力を超える前記第1の昇圧電力を出力する能力とする必要があった。
つまり、上記構成の従来の電子機器では、前記第1の昇圧回路は、該第1の昇圧回路の出力端子に接続された前記要素の消費電流を超える能力とする必要があり、一般的な昇圧回路においては、昇圧能力が高い方が、昇圧回路の実装面積やコストが高くなるため、前記第1の昇圧回路の実装面積やコストが低下出来ず、その結果、従来の電子機器の実装面積やコストも低下できないといった課題があった。
また、上記構成の従来の電子機器では、前記キャパシタの充電速度が、前記各要素の消費電流分遅くなり、その結果、前記電源が供給されてから前記第2の昇圧回路が起動するまでの時間が長くかかっていた。
つまり、上記構成の従来の電子機器では、前記電源の電力が供給されてから、前記電力で前記負荷回路が動作するまでの時間がかかってしまうと言う課題もあった。
そこで、本発明の第1の手段では、電力を供給する電源と、該電力で起動すると共に、該電力を、該電力の電圧より高い電圧の第1の昇圧電力に変換する第1の昇圧回路と、前記第1の昇圧電力で起動すると共に、前記電力を、該電力の電圧より高い電圧の第2の昇圧電力に変換し、該第2の昇圧電力で動作を持続する第2の昇圧回路と、前記第2の昇圧電力で動作すると共に所望の機能を果たす負荷回路と、前記第1の昇圧電力を充電するキャパシタと、該キャパシタの電圧を検出すると共に、該キャパシタの電圧に応じた電圧検出信号を出力する電圧検出回路と、前記電圧検出信号で制御されるスイッチ素子107を有し、さらに、前記第1の昇圧回路は、前記第2の昇圧回路よりも起動電圧が低い特徴を有し、前記キャパシタの蓄電電力は、前記スイッチ素子を介して前記第2昇圧回路を起動するために前記第2の昇圧回路へ供給され、前記キャパシタの電圧が前記電圧検出回路にて所定電圧以上であると判断された場合、前記スイッチ素子をオンし、前記スイッチ素子がオフしている際に蓄電された前記キャパシタの蓄電電力を、前記第2昇圧回路を起動するために前記第2の昇圧回路へ供給することを特徴とする電子機器とした。
上記構成することで、前記第1の昇圧回路の能力を小さくできるので、前記際1の昇圧回路の実測面積やコストを低下でき、その結果、前記電子機器の実装面積やコストを低下することができる。また、前記第1の昇圧回路の能力を落とさない場合は、前記キャパシタを蓄電する速度が上昇するので、前記第2の昇圧回路の起動を早めることができるので、前記電源の電力が供給されてから、該電力が前記負荷回路の動作に利用されるまでの時間が短くすることができる。
また、本発明の第2の手段では、上記本発明の第1の手段に加え、前記電圧検出回路は、前記キャパシタが所定の電圧以上であると判断したら、前記第2の昇圧回路の起動が終了するまで、前記スイッチ素子をオンすることを特徴とする電子機器とした。
上記構成とすることで、より確実に第2の昇圧回路が起動できるので、前記電源の電力を確実に前記負荷回路の動作に利用することができる。
さらに、本発明の第3の手段では、上記本発明の第1の手段に加え、前記第1の昇圧回路は、キャパシタを利用した昇圧方式を採用することを特徴とする電子機器とした。
上記構成とすることで、前記第1の昇圧回路は、各回路と前記キャパシタを同じチップ内に作成できるので、前記第1の昇圧回路の実装面積やコストをさらに低下でき、その結果、前記電子機器の実装面積やコストをさらに低下させることができる。
以上述べてきたように、上記本発明の電子機器は、前記第1の昇圧回路の前記第1の昇圧電力で前記キャパシタを充電する際、前記スイッチ素子にて前記キャパシタと前記第2の昇圧回路や前記負荷回路を切り離すことができるので、前記スイッチ素子を設けない従来の電子機器に比べ、前記第1の昇圧回路の能力を、前記第2の昇圧回路や前記負荷回路の消費電力以上の能力とする必要が無く、前記第1の昇圧回路の能力を非常に小さくできるし、前記第1の昇圧回路の能力を落とさない場合は、前記第2の昇圧回路や前記負荷回路の消費電力が無い前記キャパシタの充電速度を向上させることができるので、前記電源の電力が供給されてから前記第2の昇圧回路が起動するまでの時間を短くすることができる。従って、上記従来の電子機器で問題であった前記第1の昇圧回路の能力が落とせずに、の実装面積やコストが低下できない問題や、前記電源の電力が供給されてから、前記電力で前記負荷回路が動作するまでの時間が長いと言った問題を、上記本発明の電子機器は解決することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態に係わる電子機器の概略を示す回路ブロック図である。図1に示すように、電力を供給する電源101と、起動電圧が低く、入力された電力を、該電力の電圧よりも高い第1の昇圧電力に変換する第1の昇圧回路102と、第1の昇圧回路102よりも起動電圧が高く、入力された電力を、該電力の電圧よりも高い第2の昇圧電力に変換する第2の昇圧回路103と、電圧検出回路106と、キャパシタ105と、スイッチ素子107と、所望の機能を果たす負荷回路104とを有し、電源101の出力端子121は、第1の昇圧回路102の入力端子122と、同じく第1の昇圧回路102の電源端子123と、第2の昇圧回路103の入力端子125にそれぞれ接続され、第1の昇圧回路102の出力端子124は、電圧検出回路106の電圧モニター端子129と、キャパシタ105の片方の電極と、スイッチ素子107の片方の電極にそれぞれ接続され、スイッチ素子107のもう片方の電極は、第2の昇圧回路103の電源端子126と、同じく第2の昇圧回路103の出力端子127と、負荷回路104の電源端子128にそれぞれ接続され、キャパシタ105のもう片方の電極と各々の回路のGND入力端子は、GND端子108に接続され、電圧検出回路106の信号出力端子130からは、スイッチ素子107のオン、オフを制御する信号が出力される構成となっている。
次に、上記構成の本発明の実施の形態の動作について説明する。
先ず、電源101の出力端子から、第2の昇圧回路103の起動電圧よりも低い電圧の電力が供給され、該電力にて第1の昇圧回路102が起動する。そして、起動した第1の昇圧回路102は、前記電力を、第1の昇圧電力に変換し、該第1の昇圧電力は、キャパシタ105に蓄電されはじめる。このとき、蓄電されるキャパシタ105の電圧は、所定電圧に達していないので、電圧検出回路106は、キャパシタ105の電圧が所定電圧未満だと判断し、スイッチ素子107をオフする信号を出力しているので、スイッチ素子107はオフしている。そして、キャパシタ105の電圧が上昇して行き、所定電圧に達したことを、電圧検出回路106が検出すると、電圧検出回路106は、スイッチ素子107をオンする信号を出力するので、スイッチ素子107がオンする。そして、スイッチ素子107がオンするので、キャパシタ105の蓄電電力が、第2の昇圧回路103の電源端子126に供給され、第2の昇圧回路103がキャパシタ105の蓄電電力で起動する。そして、第2の昇圧回路103が起動すると、第2の昇圧回路103は、電源101からの電力を、第2の昇圧電力に変換し、該第2の昇圧電力は、負荷回路104の動作に利用されると共に、第2の昇圧回路102の電源端子126にも供給され、第2の昇圧回路102の動作の持続に利用される。
なお、スイッチ素子107がオンする際のキャパシタ105の電圧は、第2の昇圧回路103が起動するまでの間の第2の昇圧回路103や負荷回路104で消費される電力によるキャパシタ105の電圧ドロップと、第2の昇圧回路103の電源端子126等に接続されるノードに寄生容量や、第1の昇圧回路103の電源端子126や出力端子127、あるいは、負荷回路104の電源端子128に平滑キャパシタを設ける場合には、この平滑キャパシタにキャパシタ105の蓄電電力が充電されるために起こるキャパシタ105の電圧ドロップを考慮し、第2の昇圧回路103が起動するまでの間に、キャパシタ105の電圧が、第2の昇圧回路103の起動電圧を下回らないよう設定する。
すでに課題の項で述べたように、従来の電子機器では、前記第1の昇圧回路が出力する前記第1の昇圧電力で、前記キャパシタを充電する際、前記第1の昇圧電力は、前記キャパシタに接続される前記各要素にも消費されるため、前記キャパシタを充電するために、前記第1の昇圧電力を、前記各要素の消費電流より多くする必要があり、前記第1の昇圧回路の実装面積やコストが低下できなかったり、前記キャパシタの充電速度が遅いため、前記電源の電力が供給されてから、前記第2の昇圧回路が起動するまでの時間が長かったりといった問題があり、そのため従来の電子機器では、実装面積やコストが低下できなかったり、前記電源の電力が供給されてから、前記電力で前記負荷回路が動作するまでの時間長かったりする課題があったが、図1で示す本発明を実施するための最良の形態に係わる電子機器では、上記構成を採用し、上記動作をさせることにより、前記第1の昇圧回路が出力する前記第1の昇圧電力で、前記キャパシタを充電する際、該キャパシタと、前記各要素との接続を、前記スイッチ素子にて切ることが出来るので、前記第1の昇圧電力が前記各要素に消費されることがない。従って、前記第1の昇圧電力が少なくても、時間をかければ前記キャパシタを充電でき、あるいは前記キャパシタの充電時間を早めることができる。つまり、前記第2の昇圧回路の起動時間を許せる限り長くすることで、前記第1の昇圧回路が極力小型化でき、その結果、図1で示す本発明を実施するための最良の形態に係わる電子機器が小型化でき、前記電源の電力が供給されてから、前記電力で前記負荷回路が動作するまでの時間を短くすることができる。つまり、図1で示す本発明を実施するための最良の形態に係わる電子機器では、従来の電子機器が有していた課題を解決することができる。
なお、図1で示す本発明を実施するための最良の形態に係わる電子機器の上記電源は、小型・軽量化や低コスト化、そして、デザインや利便性を考慮した場合、供給する電力の電圧が、前記第2の昇圧回路の起動電圧未満の電圧となってしまう電源に有効であり、例えば、1セル太陽電池や1セル燃料電池、あるいは、電気二重層キャパシタ等のキャパシタに有効である。
また、図1で示す本発明を実施するための最良の形態に係わる電子機器の上記第1の昇圧回路は、コイルやトランスを利用したスイッチングレギュレータや、キャパシタを用いたチャージポンプ方式やスイッチドキャパシタ方式の昇圧回路を用いることを推奨する。特に、キャパシタを用いたチャージポンプ方式やスイッチドキャパシタ方式の昇圧回路を用いると、該昇圧回路の昇圧能力を小さくできるため、低容量値の前記キャパシタが採用でき、そのため、外付け部品として場所を取っていた前記キャパシタが、前記昇圧回路と同じチップ内に取り込むことができる。従って、前記第1の昇圧回路のより一層の小型化が可能となり、その結果、上記電子機器のより一層の小型化が可能となる。
さらに、図1で示す本発明を実施するための最良の形態に係わる電子機器の上記電圧検出回路は、検出電圧にヒステリシスを持たせた構成や電圧検出後にディレイ時間を設けた構成とし、前記スイッチ素子をオンさせてから、前記第2の昇圧回路の起動が完了するまで、前記スイッチ素子をオフしない回路動作とすることにより、より確実に前記第2の昇圧回路を起動することができる。
またさらに、図1で示す本発明を実施するための最良の形態に係わる電子機器の上記第2の昇圧回路は、一旦起動すると、ある程度の入力電力がある限り、前記第2の昇圧電力を用いて、動作を持続する構成のものを採用することを推奨する。
そしてさらに、上記本発明を実施するための最良の形態では述べていないが、上記第2の昇圧回路の起動後は、上記第1の昇圧回路の動作を停止させることにより、更に効率良く前記電源の電力が前記負荷回路の動作に利用できることは言うまでもない。
図2は、本発明の電子機器の第1の実施例を示す概略回路ブロック図である。
以下に、本発明の電子機器の第1の実施例について図2に基づき説明する。
図2に示す様に、図1で示す電源101として1セル太陽電池201を用い、図1で示す第1の昇圧回路102としてチャージポンプ方式の昇圧回路(以降CP昇圧回路と略省。)202を用い、図1のスイッチ素子107としてPチャネル型MOSFET(以降PMOSと略記)207を用い、図1の第2の昇圧回路103としてコイルを用いたスイッチングレギュレータ方式の昇圧回路(以降SWR昇圧回路と略記)203を用いた構成であり、1セル太陽電池201の出力端子221は、CP昇圧回路202の入力端子222と、同じくCP昇圧回路202の電源端子223と、SWR昇圧回路203の入力端子225にそれぞれ接続され、CP昇圧回路202の出力端子224は、電圧検出回路106の電圧モニター端子129と、キャパシタ105の片方の電極と、PMOS207のソースと基板電極とにそれぞれ接続され、PMOS207のドレイン電極は、SWR昇圧回路203の電源端子226と、同じくSWR昇圧回路203の出力端子227と、負荷回路104の電源端子128にそれぞれ接続され、キャパシタ105のもう片方の電極と各々の回路のGND入力端子は、GND端子108に接続される構成となっている。
また、1セル太陽電池201は、オープン時の出力電圧が0.6V程度で、1.2W程度の電力を取り出すことができ、その際の出力電圧が0.4Vとなる様な物を採用し、CP昇圧回路202は、入力端子222に0.3V以上の電圧の電力が入力されれば、起動できると共に、1.5V程度の電圧の出力電力を出力することが可能であり、さらに、出力電力を5μW程度と低くすることで、昇圧用キャパシタの容量値を縮小し、該昇圧用キャパシタをチップ内部に取り込んだ構成であり、電圧検出回路106は、キャパシタ105の電圧をモニターし、キャパシタ105の電圧が1.5Vとなったら、オフしていたPMOS207をオンし、PMOS207がオンしたら、キャパシタ105の電圧が1.0Vを下回るまで、PMOS207をオンし続け、キャパシタ105の電圧が1.0Vを下回ると、PMOS207をオフし、一旦PMOS207がオフしたら、キャパシタ105の電圧が約1.5Vを超えるまで、PMOS207をオフし続けるよう動作し、SWR昇圧回路203は、電源端子226に約1.0V以上の電圧で50μWの電力が0.1秒程度入力されれば起動すると共に、入力される1セル太陽電池201の電力を約1.5Vで約1Wの電力に変換し、出力端子227から該変換した電力を出力する構成であり、さらに、該変換した電力の内の約50μWで、昇圧動作を持続する構成であり、負荷回路104は、前記SWR昇圧回路203が出力する1.5Vで約1Wの電力で、所望の動作を行う構成である。なお、PMOS207のオン抵抗は、2kΩ程度以下であれば、SWR昇圧回路203を起動する上で問題とはならない。
図3は、図2に示す本発明の電子機器の第1の実施例のCP昇圧回路202の概略回路図を示した図である。
以下では、上記CP昇圧回路202の構成を図3に基づき説明する。
図3に示す様に、CP昇圧回路202は、発振回路320とSOIウェーハを用いた完全空乏タイプNチャネル型MOSFET(以降FD−SOIタイプNMOSと略省。)301〜306と昇圧用キャパシタ307〜311とで構成されており、各FD−SOIタイプNMOS301〜306は、それぞれがダイオード接続され、CP昇圧回路202の入力端子222と出力端子224との間に、入力端子222から出力端子224への方向が順方向となるように直接接続されており、FD−SOIタイプNMOS301とFD−SOIタイプNMOS302間のノードには、昇圧用キャパシタ307の片側電極、FD−SOIタイプNMOS302とFD−SOIタイプNMOS303間のノードには、昇圧用キャパシタ308の片側電極、FD−SOIタイプNMOS303とFD−SOIタイプNMOS304間のノードには、昇圧用キャパシタ309の片側電極、FD−SOIタイプNMOS304とFD−SOIタイプNMOS305間のノードには、昇圧用キャパシタ310の片側電極、FD−SOIタイプNMOS305とFD−SOIタイプNMOS306間のノードには、昇圧用キャパシタ311の片側電極がそれぞれ接続され、昇圧キャパシタ307,309,311のもう片方の電極は、発振回路320から出力されるオンデューティ50%のクロック信号A(CLKA)が入力され、昇圧用キャパシタ308、310のもう片方の電極には、前記クロック信号A(CLKA)と位相が90度ずれており、他の条件は全く同じのクロック信号B(CLKB)が入力され、発振回路230の電源端子は、CP昇圧回路202の電源端子223に接続された構成である。
なお、FD−SOIタイプNMOS301〜306は、しきい値が0.15V程度であり、発振回路302は、SOIウェーハを用いた完全空乏タイプCMOSFET(以降FD−SOIタイプCMOSと略記)で構成されているため、電源端子321に極低電圧である0.3V以上の電力が入力された場合、動作可能である。
また、発振回路320が出力するクロック信号A(CLKA)とクロック信号B(CLKB)の周波数は1MHz程度に設定しており、CP昇圧回路202の出力端子224から出力される電力は、5μW程度で十分であるので、昇圧用キャパシタ307〜311は、100pF程度あれば良い。従って、FD−SOIタイプNMOS301〜306や発振回路320と同一のチップ内に昇圧キャパシタ307〜311を作成することができる。
つまり、上記してきた構成の前記CP昇圧回路とすることにより、実装面積が小さく、0.3V以上の電力が、前記CP昇圧回路の入力端子と電源端子に接続されれば、1.5Vの電圧まで昇圧した5μW程度の電力を得ることが可能な前記CP昇圧回路が実現できる。
図4は、図2に示す本発明の電子機器の第1の実施例のSWR昇圧回路203の概略回路図を示した図である。
以下では、上記SWR昇圧回路203の構成を図4に基づき説明する。
図4に示す様に、SWR昇圧回路203は、クロック信号(CLK)を発生する発振回路406と、SWR昇圧回路203の出力端子227の電圧を分圧した分圧電圧を出力するブリーダ抵抗410と、リファレンス電圧を出力」するVref回路408と、前記分圧電圧と前記レファレンス電圧との差の増幅信号を出力するエラーアンプ409と、入力される前記クロック信号のオンデューティを前記増幅信号に応じて変化させた信号であるスイッチ信号を出力するPWM回路411と、前記スイッチ信号がゲート電極に入力されることにより、スイッチング動作を行うNMOSトランジスタ402と、コイル401と、ショットキーダイオード403とで構成され、SWR昇圧回路203の入力端子225は、コイル401の片側電極に接続され、コイル401のもう片方の電極は、NMOSトランジスタ402のドレインと、ショットキーダイオード403のP型電極とにそれぞれ接続され、ショットキーダイオード403のN型電極は、ブリーダ抵抗のプラス側入力端子と、SWR昇圧回路203の出力端子227とにそれぞれ接続され、SWR昇圧回路203の電源端子226は、発振回路406の電源端子412と、PWM回路の電源端子411と、エラーアンプの電源端子413とにそれぞれ接続され、NMOSトランジスタ402のソースと、ブリーダ抵抗のGND入力端子と、エラーアンプのGND入力端子と、上記各回路のGND入力端子には、GND端子が接続される構成である。
つまり、上記構成のSWR昇圧回路とすることにより、オン、オフを繰り返すNMOSトランジスタ402がオンするたびにコイル401に溜まった電力が、NMOSトランジスタ402がオフするたびに、ショットキーダイオード403を介してSWR昇圧回路203の出力端子227に出力されることで、SWR昇圧回路203の入力端子225から入力される電力よりも高い電圧の電力が、SWR昇圧回路203の出力端子227から出力されるとともに、SWR昇圧回路203の出力端子227の電圧は、約1.5Vとなった際にブリーダ抵抗410の出力する分圧電圧と、Vref回路408が出力するリファレンス電圧が同じとなるように、ブリーダ抵抗410の抵抗比を設定してある。従って、エラーアンプ409とPWM回路405が、SWR昇圧回路203の出力端子227が約1.5Vとなるように、NMOSトランジスタ402のスイッチン時のオンデューティを調節することで、コイル401に溜まる電力、つまりは、SWR昇圧回路203の出力端子227に供給される電力を調節するので、SWR昇圧回路203の出力端子227の電圧は、約1.5Vに制御される。
なお、SWR昇圧回路203の出力電力を1Wとするため、コイル401は、インダクタンスが5μH程度で直流抵抗が50mΩ程度の物を用い、NMOSトランジスタ402はオン抵抗が50mΩ程度のものを用い、ショットキーダイオード403は、0.8Aの電流が流れた際の順方向ドロップ電圧が0.1V程度の物を用い、発振回路406が出力するクロック信号(CLK)の周波数は、約1MHzとした。
図5は、図2に示す本発明の電子機器の第1の実施例の電圧検出回路109の概略回路図を示した図である。
以下では、上記電圧検出回路109の構成を図5に基づき説明する。
図5に示す様に、抵抗501、502、503と、コンパレータ回路509と、Vref回路508と、NMOS504とを有し、電圧検出回路のモニター端子129に抵抗501の片側電極と、コンパレータ回路509の電源端子513とがそれぞれ接続され、抵抗501のもう片方の電極は、抵抗502の片側電極と、コンパレータ回路509のマイナス入力端子とにそれぞれ接続され、抵抗502のもう片方の電極は、抵抗503の片側電極と、NMOS504のドレインとにそれぞれ接続され、Vref回路508が出力するリファレンス電圧は、コンパレータ回路509のプラス入力端子に接続され、電圧検出回路109の信号出力端子130は、コンパレータ回路509の出力と、NMOS504のゲートとにそれぞれ接続され、抵抗503のもう片方の電極と、NMOS504のソースと、Vref回路508とコンパレータ回路509のGND入力端子とにGND端子が接続される構成である。
上記構成とすることにより、電圧検出回路109は、電圧モニター端子129から入力される電圧を、NMOS504がオンしている際は、抵抗501と抵抗502とで分圧した電圧、そして、NMOS504がオフしている際は、抵抗501と抵抗502に抵抗503を直列接続した抵抗とで分圧した電圧と、Vref回路508か出力するレファレンス電圧とをコンパレータ回路509が比較し、前記レファレンス電圧よりも、前記各分圧した電圧が低い場合は、コンパレータ回路509は、電圧モニター端子129の電圧と同じ電圧を信号出力端子130へ出力し、前記レファレンス電圧よりも、前記各分圧した電圧が高い場合は、コンパレータ回路509は、GND端子の電圧と同じ電圧を信号出力端子130へ出力することができる。
なお、抵抗501と抵抗502の抵抗比は、電圧モニター端子129の電圧が1.5Vとなった場合に、抵抗501と抵抗502で分圧される電圧が、前記リファレンスと等しくなるように設定してあり、抵抗503値は、電圧モニター端子129の電圧が1.0Vとなった場合に、抵抗501と抵抗502に抵抗503を直列接続した抵抗とで分圧される電圧が、前記リファレンスと等しくなるように設定してある。
従って、電圧検出回路109は、電圧モニター端子129の電圧が1.5V未満の場合は、信号出力端子130より電圧モニター端子129と同じ電圧を出力し、電圧モニター端子129の電圧が1.5V以上となった場合は、信号出力端子130よりGND端子と同じ電圧を出力する。そして、電圧モニター端子129の電圧が一旦1.5V以上になったら、電圧モニター端子129の電圧が1.0V未満となるまで、信号出力端子130からGND端子と同じ電圧を出力する動作、つまり0.5Vのヒステリシスを持った検出動作を行い、電圧モニター端子129の電圧が1.0V未満となった場合に、信号出力端子130から電圧モニター端子129と同じ電圧が出力される動作を行うことができる。
以上述べてきたように、上記本発明の電子機器にかかわる第1の実施例では、上記したような構成とすることにより、出力電力の電圧が0.5V程度と低い1セル太陽電池でも、該出力電力を、1.5V程度の負荷回路が動作する電力に変換でき、該変換した電力で、前記負荷回路を動作させることができる。
また、前記CP昇圧回路の出力電力を前記キャパシタに充電する際、PMOSトランジスタ207により、前記キャパシタと前記SWR昇圧回路ないし前記負荷回路との接続を切ることができる。これにより、前記CP昇圧回路の出力電力を前記SWR昇圧回路ないし前期負荷回路の消費電力を超える電力としなくても、前記キャパシタを前記SWR昇圧回路の起動できる電圧まで上昇させることができる。従って、前記CP昇圧回路の出力電力能力を非常に小さくすることができ、前期CP昇圧回路の昇圧用キャパシタをチップ内にとりこむことができるため、外付け部品が少なく、実装面積が非常に小さい前記CP昇圧回路となり、その結果、本発明の第1の実施例の電子機器は非常に小型となる。
図7は、本発明の電子機器の第2の実施例を示す概略回路ブロック図である。
以下に、本発明の電子機器の第2の実施例について図7に基づき説明する。
先ず、構成は、前記図2で示した第1の実施例の構成に、第2の電圧検出回路706と第1のショットキーダイオード731と第2のショットキーダイオード732を追加し、図2で示すCP昇圧回路202の代わりに、停止信号入力端子725に入力される信号により、動作する、しないが選択できる機能を有するENCP昇圧回路702を用いた構成であり、図7に示す様に、第2の電圧検出回路706の電圧モニター端子730は、SWR昇圧回路203の出力端子227と負荷回路104の電源端子128に接続され、第2の電圧検出回路706の信号出力端子729は、ENCP昇圧回路702の停止信号入力端子725に接続され、第1のショットキーダイオード731は、PMOS207のドレインとSWR昇圧回路203の電源端子226との間に、PMOS207のドレインからSWR昇圧回路203の電源端子226の方向が順方向となる様に設け、第2のショットキーダイオード732は、SWR昇圧回路203の電源端子226と、同じくSWR昇圧回路203の出力端子227の間に、SWR昇圧回路203の出力端子227からSWR昇圧回路203の電源端子226の方向が順方向となるように設けた構成である。
上記構成とすることにより、本発明の第2の実施例では、前記本発明の第1の実施例の特長に加え、第2の電圧検出回路706が、SWR昇圧回路203の出力端子227ないし負荷回路104の電源端子の電圧をモニターし、所望の電圧の電力が発生したと判断したら、ENCP昇圧回路702の停止信号入力端子725へ停止信号を出力し、ENCP昇圧回路702の動作を停止することが出来る。従って、本発明の第2の実施例では、SWR昇圧回路203が起動した後は、ENCP昇圧回路702の動作を停止できるので、その分、本発明の第2の実施例の方が前記本発明の第1の実施例よりも1セル太陽電池201の電力を有効に利用できる。また、第1のショットキーダイオード731により、SWR昇圧回路203の起動後の出力端子227電圧を、ENCP昇圧回路702の耐圧である3V程度より高く設定し、SWR昇圧回路203の出力端子227の電圧が3.0V以上となっても、ENCP昇圧回路702の出力端子724にかかる電圧を3.0V以下に低下させることが出来るため、本発明の第2の実施例の方が、前記本発明の第1の実施例よりも、SWR昇圧回路203の出力電圧を高めることが出来るので、より高い動作電圧の負荷回路104が駆動できる。さらには、第2のショットキーダイオード732により、PMOS207がオンし、キャパシタ105の電力が、SWR昇圧回路203起動に使われる際、キャパシタ105の電力は、SWR昇圧回路203の電源端子226のみに供給され、SWR昇圧回路203の出力端子227や負荷回路104の電源端子128には供給されない。従って、負荷回路128の消費電流が多かったり、SWR昇圧回路203の出力端子227に付ける必要がある出力平滑コンデンサーの容量値が大きかったりする場合でも、キャパシタ105の蓄電電力を増加させずにSWR昇圧回路203を起動することができる。従って、本発明の第2の実施例の方が、前記本発明の第1の実施例よりも、SWR昇圧回路203の出力平滑容量が大きかったり、負荷回路104の消費電流が大きかったりしても、コンデンサー105に蓄電する電力量を少なくできるので、SWR昇圧回路203が起動する時間を短縮することができる。
つまり、上記してきたように、本発明の第2の実施例は、前記本発明の第1の実施例よりも、電源である1セル太陽電池の電力を有効利用できると共に、より高い動作電圧の負荷回路が駆動でき、さらには、1セル太陽電池が発電を開始してから、負荷回路が駆動するまでの時間が短縮できる。
なお、上記本発明の第2の実施例では整流素子としてショットキーダイオードを用いた例で説明したが、整流作用を有する素子であれば、どの様な素子でも良いことは言うまでもない。
図8は、図7で示した本発明の第2の実施例におけるENCP昇圧回路702の概略回路図である。構成は、図3で示すCP昇圧回路202の回路図とほとんど同じで、異なる点は、発振回路320を、EN発振回路820に変更した点と、新たに停止信号入力端子725を設け、停止信号入力端子725とEN発振回路820のEN端子822とを接続し点のみである。
上記構成とすることにより、図3で示したCP昇圧回路202の機能に加え、停止信号入力端子725から入力される信号により、EN発振回路820を停止させることで、ENCP昇圧回路202の動作を停止させる機能が追加できる。
図9は、図7で示した本発明の第2の実施例における第2の電圧検出回路706の概略回路図である。構成は、図5で示した電圧検出回路106とほとんど同じ構成であり、異なる点は、抵抗503とNMOSトランジスタ504を取り外し、抵抗502と抵抗503の接続部をGND端子に接続した点である。
上記構成とすることにより、図5で示した電圧検出回路106に持たせた電圧検出のヒステリシスをなくした通常の電圧検出回路とすることができる。
図10は、本発明の電子機器の第3の実施例を示す概略回路ブロック図である。
以下に、本発明の電子機器の第3の実施例について図10に基づき説明する。
先ず、構成は、前記図7で示した第2の実施例の構成に、スイッチ素子としてNMOSトランジスタ1002と、インバータ回路1003と、負荷回路104に、電源の電力がSWR昇圧回路203やENCP昇圧回路702で消費されるのを停止するための信号である入力停止信号を出力する機能を追加すると共に、この入力停止信号を出力する入力停止信号出力端子1004を追加し、電源である1セル太陽電池201の代わりに、1セル燃料電池1001を設けた構成であり、1セル燃料電池1001の出力端子1021は、ENCP昇圧回路702の入力端子222と電源端子223と、NMOS1002のドレインにそれぞれ接続され、NMOS1002のソースは、SWR昇圧回路203の入力端子225に接続され、負荷回路104の入力停止信号出力端子1004は、ENCP昇圧回路702の停止信号入力端子725と第2の電圧検出回路706の信号出力端子729とインバータ回路1003の入力とにそれぞれ接続され、インバータ回路1003の出力は、NMOS1002のゲートに接続され、インバータ回路1003の電源は、SWR昇圧回路203の電源と共通の構成であり、残りの構成に関しては、図7で示した本発明の第2の実施例と同じ構成である。なお、負荷回路104の入力停止信号出力端子1004から出力される入力停止信号は、第2の電圧検出回路706の信号出力端子729から出力される信号よりも優先される構成である。
次に、動作は、今まで述べてきた実施例の動作に加え、1セル燃料電池1001からENCP昇圧回路702ないしSWR昇圧回路203への電力供給を止める場合は、負荷回路104の入力停止信号出力端子1004から負荷回路104の電源端子128の電圧と同じ電圧である“ハイ”の電圧が出力され、ENCP昇圧回路702がこの“ハイ”の信号で動作を停止し、インバータ回路1003の出力がGND端子108と同じ電圧である“ロウ”の電圧を出力するので、NMOSトランジスタ1002がオフされるよう動作し、1セル燃料電池1001からENCP昇圧回路702ないしSWR昇圧回路203への電力供給を止めない場合は、負荷回路104の入力停止信号出力端子1004からGND端子108との電圧と同じ電圧である“ロウ”の電圧が出力され、ENCP昇圧回路702がこの“ロウ”の電圧で動作を持続し、インバータ回路1003の出力がSWR昇圧回路203の電源端子226と同じ電圧である“ハイ”の電圧を出力するので、NMOSトランジスタ1002がオンされるよう動作する。
つまり、図10で示す本発明の第3の実施例では、上記構成とすることで、図7で示す本発明の第2の実施例の特徴に加え、負荷回路104によって、電源の電力をENCP昇圧回路702やSWR昇圧回路203へ供給するかしないかが制御できる特徴が追加できる。従って、本発明の第3の実施例は、本発明の第2の実施例の特徴に加え、負荷回路等への電力供給が不要な場合、電源の電力がENCP昇圧回路やSWR昇圧回路で消費されない特徴が追加されるので、本発明の第3の実施例は、本発明の第2の実施例の特徴に加え、燃料電池や電気二重層キャパシタのような、電力に限りがある電源を用いた場合、負荷回路の長時間動作が可能となる特徴と、電源が燃料電池の場合では、燃料供給時の電力消費を極力少なくできるので、耐久性を向上させることができる特徴を追加できる。
また、インバータ回路1003の電源を、SWR昇圧回路203の電源端子226と共通とすることにより、燃料電池1001から電力が供給されていない状態で、負荷回路104に昇圧電力が供給されていない状態から、燃料電池1001から電力が供給された際に、確実に昇圧電力を発生させ、負荷回路104が動作できるようにしたことも、本発明の第3の実施例の特徴の一つである。なぜなら、NMOSトランジスタ1002は、オフリーク電流を少なくするために、しきい値電圧が高いため、1セル燃料電池1001等から供給される電力では、電圧が低すぎてオンできない。そのため、ENCP昇圧回路702かSWR昇圧回路からの昇圧電力の電圧でオンする必要があり、インバータ回路1003の電源は、ENCP昇圧回路702の出力端子224か、SWR昇圧回路203の出力端子227か、SWR昇圧回路203の電源端子226かの何れかにする必要がある。しかし、インバータ回路1003の電源をENCP昇圧回路702の出力端子224と共通とした場合は、SWR昇圧回路203から昇圧電力出力された時点で、ENCP昇圧回路702が停止するため、ENCP昇圧回路702の出力端子224から昇圧電力が出力されなくなり、NMOSトランジスタ1002がオフしてしまい、このNMOSトランジスタ1002がオフしている期間は、SWR昇圧回路203から昇圧電力が発生しないので、負荷回路104の動作が停止したままとなってしまう。また、インバータ回路1003の電源をSWR昇圧回路203の出力端子227と共通とした場合は、SWR昇圧回路203の出力端子227に昇圧電力が発生していない時は、必ずNMOSトランジスタ1002はオフし、NMOSトランジスタ1002がオフしていると、SWR昇圧回路203の出力端子227に昇圧電力が発生してないので、いつまでたってもSWR昇圧回路203の出力端子227に昇圧電力が発生せず、負荷回路104も動作できないままとなってしまう。そこで、インバータ回路1003の電源を、SWR昇圧回路203の電源端子226と共通とすれば、先ず、ENCP昇圧回路702の昇圧電力が、SWR昇圧回路203の電源端子226に供給された時点で、NMOSトランジスタ1002がオンさせることで、SWR昇圧回路203から昇圧電力を発生させ、この昇圧電力がSWR昇圧回路203の電源端子226にショットキーダイオード732を介して供給されるので、NMOSトランジスタ1002がこの昇圧電力でオンし続けることができ、その結果、負荷回路104は動作を開始できると共に、その後も動作を持続できるからからである。
さらに、負荷回路104の入力停止信号出力端子1004から出力される電圧が、GND端子108と同じ電圧である“ロウ”の場合にENCP昇圧回路702が動作し、NMOSトランジスタ1002がオンする構成とし、燃料電池1001から電力が供給されていない状態で、負荷回路104に昇圧電力が供給されていない状態から、燃料電池1001から電力が供給された際に、確実に昇圧電力を発生させ、負荷回路104が動作できるようにしたことも、本発明の第3の実施例の特徴の一つである。なぜなら、逆の場合は、電源である燃料電池1001から所望の電力が出力されても、負荷回路104に外部から電力を与えない限り、各昇圧回路が動作できないので、昇圧電力が得られず、負荷回路104が動作できないからである。つまり、負荷回路104に電力が供給されていない場合、負荷回路104を動作させようとしても、負荷回路104の入力停止信号出力端子1004から出力される電圧が、GND端子108と同じ電圧である“ロウ”となり、ENCP昇圧回路702が停止した状態で、NMOSトランジスタ1002もオフした状態となるので、負荷回路104にはいくら待っても電力が供給されず、負荷回路104は動作することが出来ないからである。
そしてさらに、NMOSトランジスタ1002を、低電圧の電力を供給するためには、ゲート電圧をマイナスに昇圧する回路を追加するか、オフリークが多くなるがしきい値電圧の絶対値を低下させる必要があり、回路規模を大きくするか、1セル燃料電池の電力利用効率低下を許容する必要があるPMOSトランジスタではなく、回路規模も1セル燃料電池1001の電力利用効率も低下しないNMOSトランジスタとしたことと、NMOSトランジスタ1002での1セル燃料電池1001の電力供給制御を、ENCP昇圧回路702とSWR昇圧回路203の両昇圧回路への供給ではなく、SWR昇圧回路203のみへの供給とし、両昇圧回路が昇圧電力を発生していない状態からでも、確実に負荷回路104を動作させることができるようにしたことも、本発明の第3の実施例の特徴の一つである。
なお、上記してきた本発明の各実施例の電源は、これに限るものではなく、通常の昇圧回路では通常の負荷回路が動作できる昇圧電力に変換できない様な入力電圧の電力しか発生しない電源であれば、本発明の各実施例の電源に用いれば、負荷回路を動作できることは言うまでもない。
また、上記してきた本発明の各実施例の低電圧な入力電圧から負荷回路を動作させる特徴を生む構成以外の構成は、低電圧な入力電圧から負荷回路を動作させる特徴を生む構成の内、起動電圧が低い昇圧回路でSWR昇圧回路を起動ないし動作させる構成であれば、残りの構成が異なっていても、この構成に付加することで、上記した用な低電圧な入力電圧から負荷回路を動作させる特徴以外の特徴が追加できることは言うまでもない。
本発明を実施するための最良の形態を示す回路ブロック図である。 本発明の電子機器の第1の実施例を示す回路ブロック図である。 本発明の電子機器の第1の実施例におけるCP昇圧回路の回路図である。 本発明の電子機器の第1の実施例におけるSWR昇圧回路の回路図である。 本発明の電子機器の第1の実施例における電圧検出回路の回路図である。 従来の電子機器を示す回路ブロック図である。 本発明の電子機器の第2の実施例を示す回路ブロック図である。 本発明の電子機器の第2の実施例におけるENCP昇圧回路の回路図である。 本発明の電子機器の第2の実施例における第2の電圧検出回路の回路図である。 本発明の電子機器の第3の実施例を示す回路ブロック図である。
符号の説明
101 電源
102 第1の昇圧回路
103 第2の昇圧回路
104 負荷回路
105 キャパシタ
106 電圧検出回路
107 スイッチ素子
201 1セル太陽電池
202 CP昇圧回路
203 SWR昇圧回路
207 PMOSトランジスタ
702 ENCP昇圧回路
706 第2の電圧検出回路
731 第1のショットキーダイオード
732 第2のショットキーダイドード
1001 1セル燃料電池
1002 NMOSトランジスタ
1003 インバータ回路

Claims (8)

  1. 電力を供給する電源と、前記電力で起動すると共に、前記電力を、前記電力の電圧より高い電圧である第1の昇圧電力に変換する第1の昇圧回路と、前記第1の昇圧電力で起動すると共に、前記電力を、前記電力の電圧より高い電圧である第2の昇圧電力に変換し、前記第2の昇圧電力で動作を持続する第2の昇圧回路と、前記第2の昇圧電力で動作すると共に所望の機能を果たす負荷回路と、前記第1の昇圧電力を充電するキャパシタと、該キャパシタの電圧を検出すると共に、該キャパシタの電圧に応じた電圧検出信号を出力する電圧検出回路と、前記電圧検出信号で制御されるスイッチ素子を有し、さらに、前記第1の昇圧回路は、前記第2の昇圧回路よりも起動電圧が低い特徴を有し、前記キャパシタの蓄電電力は、前記スイッチ素子を介して前記第2の昇圧回路を起動するために前記第2の昇圧回路へ供給され、前記キャパシタの電圧が前記電圧検出回路にて所定の電圧以上であると判断された場合、前記スイッチ素子をオンし、前記スイッチ素子がオフしている際に蓄電された前記キャパシタの蓄電電力を、前記第2昇圧回路を起動するために前記第2の昇圧回路へ供給することを特徴とする電子機器。
  2. 前記電圧検出回路は、前記キャパシタが所定の電圧以上であると判断したら、前記第2の昇圧回路の起動が終了するまで、前記スイッチ素子をオンすることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記電圧検出回路は、ヒステリシスを有することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記第1の昇圧回路は、キャパシタを利用した昇圧方式を採用することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記第1の昇圧回路は、SOIウェーハを用いた完全空乏タイプNチャネル型MOSFETと昇圧用キャパシタから形成されている請求項1あるいは4に記載の電子機器。
  6. 前記第1の昇圧回路は、前記第2の昇圧回路の起動後は、動作を停止することを特長とする請求項1記載の電子機器。
  7. 前記スイッチ素子はMOS型電界効果トランジスタである請求項1記載の電子機器。
  8. 前記電源は1セル太陽電池、1セル燃料電池、電気二重層キャパシタ等のキャパシタ、あるいはゼーベック効果を利用した熱発電素子のいずれか一つである請求項1記載の電子機器。
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