JP2006015222A - 搬送機 - Google Patents

搬送機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006015222A
JP2006015222A JP2004194586A JP2004194586A JP2006015222A JP 2006015222 A JP2006015222 A JP 2006015222A JP 2004194586 A JP2004194586 A JP 2004194586A JP 2004194586 A JP2004194586 A JP 2004194586A JP 2006015222 A JP2006015222 A JP 2006015222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transport
conveyance
box
guide rail
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004194586A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhito Yoshitani
一仁 吉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004194586A priority Critical patent/JP2006015222A/ja
Priority to EP10009011A priority patent/EP2260951B1/en
Priority to EP05014109A priority patent/EP1611964A3/en
Priority to EP07021196A priority patent/EP1911532B1/en
Priority to EP09014804A priority patent/EP2153913B1/en
Priority to EP10009012A priority patent/EP2298460B1/en
Priority to US11/168,498 priority patent/US7565966B2/en
Publication of JP2006015222A publication Critical patent/JP2006015222A/ja
Priority to US12/105,904 priority patent/US20080199288A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sorting Of Articles (AREA)

Abstract

【課題】 単純な構造でありながら、搬送対象物の処理能力の向上及び処理動作の安定を図ることができる搬送機の提供を目的とする。
【解決手段】 搬送機1は、直線部と曲線部を有し、無端ループ状経路を形成するガイドレール50と、ガイドレール50に移動自在に支持され、互いに連結された状態で、無端ループ状経路を循環移動する複数の搬送台車30と、ガイドレール50の外方向側に位置する状態で、搬送台車30に支持される搬送ボックス20と、を具備した構成としてある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、搬送機に関し、特に、宅配用の大型封筒などの搬送対象物を搬送する搬送機に関する。
近年、書類,雑誌,書籍,CDケース等が、宅配便や郵便によって運送されている。
この運送において、書類や雑誌等は、ビニール製又は紙製の宅配用,郵便用の大型封筒に収められたり、段ボールや厚紙などのケースに収められたりする。また、雑誌などは、封筒,ケースに収められず、帯だけ又はそのままの状態で運送されることもある。
そして、上述した大型の封筒,ケースなど(葉書や小型封筒などをも含む)は、専用の搬送機によって区分される。
(従来技術)
次に、従来の搬送機(葉書や小型封筒用の搬送機)について図面を参照して説明する。
図4は、従来例にかかる搬送機の概略図であり、(a)は平面図を、(b)は正面図を示している。
また、図5は、図4(a)のE部の概略拡大図を示している。
さらに、図6は、図5のFから見た概略拡大図を示している。
図4〜6に示すように、従来の搬送機100は、筐体10と、筐体10の内部に設けられ、直線部と曲線部とを有する無端ループ状に形成されたガイドレール150と、ガイドレール150に支持され無端ループ状経路を循環移動する複数の搬送台車130と、搬送台車130に懸架される搬送ボックス120とからなっている。
(搬送台車)
上記搬送台車130は、たとえば、垂直方向から挿入されるジョイント131を介して、回動自在に連結される(図5参照)。
そして、これら搬送台車130とジョイント131は、チェーンコンベア160を構成する。このチェーンコンベア160に、スプロケット(図示せず)を掛けて回転させることにより、搬送台車130は、ガイドレール150の内部を循環移動する。
(搬送ボックス)
搬送ボックス120は、ほぼ矩形箱状である。この搬送ボックス120は、ガイドレール150の外方向側の側面に、搬送対象物103が移載される(投げ込まれる)ための収納口(図示せず)が形成され、かつ、底部に、搬送対象物103を排出するための回動式の底蓋(図示せず)が設けられている。
また、搬送ボックス120は、連結された搬送台車130に一つおきに吊り下げられている(図6参照)。ここで、搬送ボックス120は、上面から見て、搬送ボックス120の重心が、ガイドレール150のほぼ真下に位置するように支持されている。すなわち、上面から見ると、搬送ボックス120は、ガイドレール150の外方向側に外側半分が位置し、ガイドレール150の内方向側に内側半分が位置する(図5参照)。
(筐体)
筐体10は、複数の区分部筐体11と、供給部筐体12とからなっている。(図4参照)
上記区分部筐体11は、搬送ボックス120から排出される搬送対象物103を集積する、複数の集積部11aを具備している。また、供給部筐体12は、搬送対象物103をベルト14により搬送ボックス120へ供給する、移載部13を有している。
なお、一般的に、集積部11a及び移載部13は、搬送ボックス120の直線搬送部分に配設される。
次に、搬送機100の動作について説明する。
搬送対象物103(郵便物、主に、はがきや小型封筒など)は、供給部筐体12から移載部13へ、ベルト14により1通ずつ個別に搬送される。続いて、搬送対象物103は、移載部13によって所定の搬送ボックス120に投げ込まれる。
搬送ボックス120は、チェーンコンベア160を移動させる駆動手段(図示せず)により、一定速度で搬送される。ここで、搬送機100は、図5に示すように、搬送ボックス120の間隔を一定としてある(間隔L3=間隔L4)。このため、搬送ボックス120の間隔は、ガイドレール50の曲線部において、上面から見て、隣り合う搬送ボックス120の内側半分が干渉(接触)しない間隔L4に設定される。
この搬送ボックス120にて搬送される搬送対象物103は、目的地別に区分部筐体11の所定の集積部11aへ排出される。すなわち、搬送機100は、搬送対象物103を搬送しながら、目的地別に区分することができる。
また、特許文献1においては、搬送間隔可変式搬送機の技術が開示されている。この搬送機は、無端ループ状経路の直線部と曲線部との境界部に、搬送ボックスの間隔を可変とする搬送間隔可変機構を設け、直線部での搬送ボックスの実装密度を高め、直線部における搬送速度を必要最小限に抑えている。このようにすることにより、搬送物の処理能力が低下せず、かつ、搬送物の移載動作及び排出動作が安定する。
特開2003−237926号公報 (請求項1、図2,5)
しかしながら、上述した従来の搬送機には、以下のような問題があった。
まず、図4,5に示した従来の搬送機100は、無端ループ状経路を移動する搬送台車130が、一定の間隔を空けて搬送ボックス120の上面中央部を懸架し、搬送ボックス120を搬送する。この搬送機100は、無端ループ状経路の曲線部において、搬送ボックス120どうしが干渉しない最小限の間隔L4が設定されているものの、直線部においては、搬送ボックス120の間隔L3が、大きな隙間Δを含んでいる。したがって、直線部における搬送ボックス120の実装効率が悪くなり、搬送密度が疎となり、搬送対象物103の処理能力を向上させ、あるいは、処理動作を安定させることができないといった問題があった。
また、搬送機100は、単位時間当たりの搬送対象物103の処理数が、搬送台車130の搬送速度に依存するので、搬送速度を速くすることにより、上記処理数を増大させることができる。しかし、搬送機100は、搬送速度を速くすると、搬送中の搬送ボックス120に対して行われる、搬送対象物103の移載(投げ込み)動作や排出動作が不安定になり、搬送対象物103の処理動作における信頼性の低下を招くといった欠点があった。
また、搬送機100は、搬送速度を遅くすることにより、搬送対象物103の移載動作や排出動作の処理の安定化を図ると、直線部における搬送ボックス120の実装効率が低くなり、単位時間当たりの搬送対象物103の処理能力が低下するといった欠点があった。
また、特許文献1の搬送間隔可変式搬送機は、搬送間隔可変機構の構造及び制御が複雑化し、たとえば、製造コストのコストダウンを図ることができないといった問題があった。
本発明は、上記問題を解決すべく、単純な構造でありながら、搬送対象物の処理能力の向上及び処理動作の安定を図ることができる搬送機の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の搬送機は、直線部と曲線部を有し、無端ループ状経路を形成するガイドレールと、前記ガイドレールに移動自在に支持され、互いに連結された状態で、前記無端ループ状経路を循環移動する複数の搬送台車と、前記ガイドレールの外方向側に位置する状態で、前記搬送台車に支持される搬送ボックスと、を具備した構成としてある。
このようにすると、搬送機は、ガイドレールの曲線部において、搬送ボックスどうしが接触しない範囲で、搬送台車どうしの間隔を短くすることができる。したがって、搬送機は、ガイドレールの直線部における搬送ボックスの実装効率が高くなり、搬送能力が向上する。
なお、ガイドレールの外方向側に位置する状態とは、上面から見て、搬送ボックスの全てがガイドレールの外方向側に位置する状態、及び、搬送ボックスの約7割以上(より好ましくは、8割以上)がガイドレールの外方向側に位置する状態をいう。
特に、搬送ボックスの全てがガイドレールの外方向側に位置する状態の場合には、搬送ボックスは、ガイドレールの直線部において、搬送ボックスどうしの間隔を最小限に短くしても、ガイドレールの曲線部において、搬送ボックスどうしが接触することなく、ガイドレールの曲線部を移動することができる。これにより、搬送機は、搬送速度を一定とした場合、搬送能力を最大とすることができる。
また、本発明の搬送機は、前記搬送台車が、前記搬送ボックスの内方向側の側面を支持した構成としてある。
このようにすると、搬送機は、搬送台車の支持アームの形状を単純化することができ、製造原価のコストダウンが図られる。また、搬送機は、搬送ボックスの上面,外方向側の側面及び底面を、搬送対象物の出し入れに利用することができるので、設計自由度を増大させることができる。
また、本発明の搬送機は、前記搬送ボックスの前面及び/又は裏面に、衝撃吸収部材を備えた構成としてある。
たとえば、搬送機は、搬送台車を高速で移動させた場合、ガイドレールの曲線部から直線部に移動する搬送ボックスの前面が、前方に位置する搬送ボックスの裏面と衝突する可能性がある。このような場合であっても、搬送機は、衝撃吸収部材により、上記衝突の衝撃を吸収し、騒音や搬送ボックスが破損するといった不具合を防止することができる。
また、本発明の搬送機は、前記搬送ボックスが、複数の収納室を備えた構成としてある。
このようにすると、搬送機は、一つの搬送台車が複数の搬送対象物を搬送することができるので、製造原価のコストダウンが図られる。
また、本発明の搬送機は、前記搬送ボックスが、進行方向又は反進行方向に傾斜した状態で支持された構成としてある。
このようにすると、搬送機は、搬送ボックスに収納される板状の搬送対象物を、安定した状態で搬送することができる。
特に、搬送機は、搬送ボックスの底面に排出口が設けられた場合、搬送ボックスが、進行方向に傾斜した状態で支持されるとよい。このようにすると、排出される搬送対象物が、進行方向の反対側に排出されるので、スムースに排出される。
また、本発明の搬送機は、前記ガイドレールの外方向側の側面に、レール溝を設けた構成としてある。
このようにすると、搬送機は、搬送ボックスを片持ち支持するオーバーハング量を低減することができるので、機械的負荷が低減され耐久性が向上する。
本発明の搬送機は、ガイドレールの直線部において、搬送ボックスどうしの間隔を最小限に短くしても、ガイドレールの曲線部において、搬送ボックスどうしが接触することなく、ガイドレールの曲線部を移動することができる。これにより、搬送機は、搬送速度を一定とした場合、搬送能力を最大とすることができ、また、搬送対象物の移載動作及び排出動作を安定化させることができる。
図1は、本発明の実施形態にかかる搬送機の概略図であり、(a)は平面図を、(b)は正面図を示している。
また、図2は、図1(a)のA部の概略拡大図を示している。
図1において、搬送機1は、上記従来例の搬送機100と比較して、ガイドレール50に支持され無端ループ状経路を循環移動する複数の搬送台車30と、この搬送台車30に側面を支持された搬送ボックス20とを備えた点が相違する。他の構成要素は従来例の搬送機100とほぼ同様としてある。
したがって、図1において、図4と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
(搬送ボックス)
図3aは、本発明の実施形態にかかる搬送機の要部の概略正面図を示している。
また、図3bは、本発明の実施形態にかかる搬送機の要部の概略上面図を示している。
さらに、図3cは、本発明の実施形態にかかる搬送機の要部の概略側面図を示している。
同図において、搬送ボックス20は、矩形板状の大型封筒からなる搬送対象物3を収納するほぼ矩形の箱である。この搬送ボックス20は、上面及び外方向側(ガイドレール50の外方向側)の側面に、搬送対象物3を移載するための収納口(図示せず)が形成されている。
また、搬送ボックス20は、各収納室22a,22bの底部に、搬送対象物3を下方に排出するための回動式の底蓋21がそれぞれ設けられている。
なお、搬送対象物3としては、はがきなどより大きな、書類,雑誌,書籍,CDケース等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
搬送ボックス20は、搬送ボックス20の全体がガイドレール50の外方向側に位置する状態で支持されている。このようにすると、搬送機1は、ガイドレール50の曲線部において、搬送ボックス20どうしが接触しない範囲で、搬送台車30どうしの間隔を短くすることができる。
特に、本実施形態では、搬送ボックス20の全てがガイドレール50の外方向側に位置する状態としてある。これにより、搬送ボックス20は、ガイドレール50の直線部において、搬送ボックス20どうしの間隔L1を最小限に短くしても、ガイドレール50の曲線部において、搬送ボックス20どうしが接触することなく、ガイドレール50の曲線部を移動することができる(図2参照)。これにより、搬送機1は、搬送速度を一定とした場合、搬送能力を最大とすることができる。
なお、搬送機1は、ガイドレール50の直線部と曲線部における搬送ボックス20の間隔を一定としてある(間隔L1=間隔L2)。また、ガイドレール50の直線部において、搬送ボックス20の間隔L1は、微小な隙間ΔSMALLを含んでいる。ただし、隙間ΔSMALLが微小であるので、搬送機1は、直線部における搬送ボックス120の実装効率が向上し、搬送密度が密となる。
また、搬送機1は、搬送ボックス20の前面に、ゴム等の弾性体からなるほぼ板状の衝撃吸収部材23を備えている(図3a,図3c参照)。このようにすると、搬送機1は、搬送台車30を高速で移動させた場合、ガイドレール50の曲線部から直線部に移動する搬送ボックス20の前面が、前方に位置する搬送ボックス20の裏面と衝突するが、衝撃吸収部材23により、衝突の衝撃を吸収し、騒音や搬送ボックス20が破損するといった不具合を防止することができる。
搬送ボックス20は、内方向側(ガイドレール50の内方向側)の側面に、搬送台車30の取付け部材32が固定されており、搬送台車30の支持アーム33によって片持ち支持されている。このようにすると、搬送台車30の支持アーム33の形状が単純化され、製造原価のコストダウンが図られる。
なお、搬送機1は、搬送ボックス20が側面支持されていることから、側面支持搬送機と呼称することができる。
また、本実施形態の搬送ボックス20は、二つの搬送対象物3を収納できるように、二つの収納室22a,22bを備えた構成としてある。このようにすると、一つの搬送台車30が、二つの搬送対象物3を搬送することができるので、設備費のコストダウンを図ることができる。
なお、収納室22a,22bは、二つに限定されるものではなく、たとえば、二以上の収納室を備えた構成としてもよい。
また、搬送ボックス20は、上部が垂直方向から進行方向側に約20度傾いた状態で支持されている(図3c参照)。このようにすると、搬送機1は、搬送ボックス20に収納される板状の搬送対象物3を、安定した状態で搬送することができ、さらに、搬送対象物3を後方かつ下方に排出することができるので、スムースに排出することができる。
なお、搬送対象物3は、宅配用の大型封筒などのほぼ矩形板状としてあるが、この形状に特に限定されるものではない。
(搬送台車)
搬送台車30は、上方から見ると鉤状の基部34と、この基部34に設けられた複数のローラベアリング35a〜35fと、搬送ボックス20に取り付けられる取付部材32と、この取付部材32と基部34とを連結する支持アーム33とからなっている。
これらのローラベアリング35a〜35fが、ガイドレール50の内部溝51,52,53やレール溝54を転がることにより、搬送台車30は、移動自在にガイドレール50に支持される。
本実施形態の搬送台車30は、反進行方向側下方から取り付けられたローラベアリング35a,反進行方向側内方向から取り付けられたローラベアリング35b,反進行方向側外方向から取り付けられたローラベアリング35c,35d,進行方向側内方向から取り付けられたローラベアリング35e,及び進行方向側上方から取り付けられたローラベアリング35fによって、ガイドレール50に支持されている。ここで、上記ローラベアリング35a,35fは、隣り合う搬送台車30を連結するジョイントとしても機能し、連結された状態の搬送台車30が、水平方向及び垂直方向の曲線部を移動することができる。
なお、搬送台車30の構成は、この構成に限定されるものではない。
(ガイドレール)
ガイドレール50は、搬送台車30の各ローラベアリング35a〜35fを支持する内部溝51,52,53やレール溝54が形成された、金属製のレールである。
また、搬送機1は、ガイドレール50の外方向側の側面に、レール溝54を設けた構成としてある。このようにすると、搬送機1は、搬送ボックス20を片持ち支持するオーバーハング量を低減することができるので、機械的負荷が低減され、ローラベアリング35a〜35f等の耐久性が向上する。
なお、本実施形態のガイドレール50は、長円状のループ形状としてあるが、この形状に限定されるものではない。
次に、搬送機1の動作について説明する。
搬送対象物3は、供給部筐体12から移載部13へ、ベルト14により一つずつ個別に搬送される。続いて、搬送対象物3は、移載部13によって所定の搬送ボックス20に移載される。
搬送ボックス20は、チェーンコンベア60を移動させる駆動手段(図示せず)により、一定速度で搬送される。ここで、搬送機1は、図2に示すように、搬送ボックス20の間隔を一定としてある(間隔L1=間隔L2)。ガイドレール50の直線部において、搬送ボックス20の間隔L1は、微小な隙間ΔSMALLを含んでいるが、搬送ボックス20は、ほぼ前後の間隔が詰まった状態で、チェーンコンベア60によって搬送される。このように、搬送機1は、ガイドレール50の直線部における搬送ボックス20の実装効率が向上し、搬送密度が密となる。
また、搬送ボックス20が、ガイドレール50の曲線部に沿って搬送されるとき、搬送台車30の軌跡は、半径Rの円周上を通過する。この際、搬送台車30の間隔L2は変化しないが、搬送ボックス20の外方向側の間隔L2´が、間隔L1よりも大きくなるので、搬送ボックス20は、互いに干渉することなくガイドレール50の曲線部を通過する。
この搬送ボックス20にて搬送される搬送対象物3は、目的地別に区分部筐体11の所定の集積部11aへ排出される。すなわち、搬送機1は、搬送対象物103を搬送しながら、目的地別に区分する。
このように、上記構成の搬送機1は、ガイドレール50の直線部における搬送ボックス20の実装効率が、従来の搬送機100と比べて、(間隔L3/間隔L1)倍に向上する。したがって、搬送機1は、搬送ボックス20の搬送速度を速くしなくても、単位時間当たりの搬送対象物3の処理数が、従来の搬送機100と比べて、(間隔L3/間隔L1)倍に増大する。
また、搬送機1は、搬送ボックス20の搬送速度を遅くすることにより、単位時間当たりの搬送対象物3の処理数を、従来の搬送機100と同等としつつ、搬送対象物3の移載動作や排出動作を安定させることができる。
さらに、搬送機1は、搬送ボックス20の搬送速度を好適に調整することにより、単位時間当たりの搬送対象物3の処理数を、従来の搬送機100より増加させつつ、搬送対象物3の移載動作や排出動作を安定させることも可能となる。
また、搬送機1は、上記特許文献1の搬送間隔可変式搬送機と比べて、無端ループ状経路の直線部と曲線部との境界部に、搬送ボックスの間隔を可変とする搬送間隔可変機構を設けなくてもすむので、構造及び制御を単純化することができ、設備費の大幅なコストダウンを図ることができる。
さらに、搬送機1は、搬送対象物3を、搬送ボックス20の上面から収納し、底面から下方に排出することができ、設計の自由度を増大させることができる。
以上、本発明の搬送機について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る搬送機は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
たとえば、無端ループ形状経路を、高さ方向に一段の構成としてあるが、この構成に限定されるものではなく、たとえば、二段以上の無端ループ形状経路にも適用することができる。
本発明の搬送機は、はがきなどより大きな、書類,雑誌,書籍,CDケース等の搬送対象物に対して極めて好適であるが、大型の搬送対象物の搬送機に限定されるものではなく、葉書や小型封筒などの小型の搬送対象物の搬送機にも好適に利用することができる。
本発明の実施形態にかかる搬送機の概略図であり、(a)は平面図を、(b)は正面図を示している。 図1(a)のA部の概略拡大図を示している。 本発明の実施形態にかかる搬送機の要部の概略正面図を示している。 本発明の実施形態にかかる搬送機の要部の概略上面図を示している。 本発明の実施形態にかかる搬送機の要部の概略側面図を示している。 従来例にかかる搬送機の概略図であり、(a)は平面図を、(b)は正面図を示している。 図4(a)のE部の概略拡大図を示している。 図5のFから見た概略拡大図を示している。
符号の説明
1 搬送機
3 搬送対象物
10 筐体
11 区分部筐体
11a 集積部
12 供給部筐体
13 移載部
14 ベルト
20 搬送ボックス
21 底蓋
22a,22b 収納室
23 衝撃吸収部材
30 搬送台車
31 ジョイント
32 取付け部材
33 支持アーム
34 基部
35a〜35f ローラベアリング
50 ガイドレール
51,52,53 内部溝
54 レール溝
60 チェーンコンベア
100 搬送機
103 搬送対象物
120 搬送ボックス
130 搬送台車
131 ジョイント
150 ガイドレール
160 チェーンコンベア

Claims (6)

  1. 直線部と曲線部を有し、無端ループ状経路を形成するガイドレールと、
    前記ガイドレールに移動自在に支持され、互いに連結された状態で、前記無端ループ状経路を循環移動する複数の搬送台車と、
    前記ガイドレールの外方向側に位置する状態で、前記搬送台車に支持される搬送ボックスと、
    を具備したことを特徴とする搬送機。
  2. 前記搬送台車が、前記搬送ボックスの内方向側の側面を支持したことを特徴とする請求項1記載の搬送機。
  3. 前記搬送ボックスの前面及び/又は裏面に、衝撃吸収部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の搬送機。
  4. 前記搬送ボックスが、複数の収納室を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の搬送機。
  5. 前記搬送ボックスが、進行方向又は反進行方向に傾斜した状態で支持されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の搬送機。
  6. 前記ガイドレールの外方向側の側面に、レール溝を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の搬送機。
JP2004194586A 2004-06-30 2004-06-30 搬送機 Pending JP2006015222A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004194586A JP2006015222A (ja) 2004-06-30 2004-06-30 搬送機
EP10009011A EP2260951B1 (en) 2004-06-30 2005-06-29 Transporter/Sorter and transport box
EP05014109A EP1611964A3 (en) 2004-06-30 2005-06-29 Transporter / sorter and transport box
EP07021196A EP1911532B1 (en) 2004-06-30 2005-06-29 Transporter / sorter and transport box
EP09014804A EP2153913B1 (en) 2004-06-30 2005-06-29 Transport box
EP10009012A EP2298460B1 (en) 2004-06-30 2005-06-29 Transporter/sorter and transport box
US11/168,498 US7565966B2 (en) 2004-06-30 2005-06-29 Transporter/sorter and transport box
US12/105,904 US20080199288A1 (en) 2004-06-30 2008-04-18 Transporter/sorter and transport box

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004194586A JP2006015222A (ja) 2004-06-30 2004-06-30 搬送機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006015222A true JP2006015222A (ja) 2006-01-19

Family

ID=35789933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004194586A Pending JP2006015222A (ja) 2004-06-30 2004-06-30 搬送機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006015222A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014037278A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Naberu:Kk 搬送装置およびこれを備える選別充填システム。
CN106809633A (zh) * 2017-02-21 2017-06-09 苏州金峰物联网技术有限公司 交叉带分拣机
CN113318989A (zh) * 2021-06-04 2021-08-31 杭州康奋威科技股份有限公司 一种仓内物流分拣方法及***

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5992076A (ja) * 1982-11-19 1984-05-28 日本エア−シユ−タ−株式会社 仕分け搬送コンベヤ−装置
JPS6331911A (ja) * 1986-07-25 1988-02-10 Daifuku Co Ltd キヤリヤ使用の荷取扱い設備
JP2000070868A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Shibaura Mechatronics Corp 仕分け装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5992076A (ja) * 1982-11-19 1984-05-28 日本エア−シユ−タ−株式会社 仕分け搬送コンベヤ−装置
JPS6331911A (ja) * 1986-07-25 1988-02-10 Daifuku Co Ltd キヤリヤ使用の荷取扱い設備
JP2000070868A (ja) * 1998-08-31 2000-03-07 Shibaura Mechatronics Corp 仕分け装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014037278A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Naberu:Kk 搬送装置およびこれを備える選別充填システム。
CN106809633A (zh) * 2017-02-21 2017-06-09 苏州金峰物联网技术有限公司 交叉带分拣机
CN113318989A (zh) * 2021-06-04 2021-08-31 杭州康奋威科技股份有限公司 一种仓内物流分拣方法及***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7565966B2 (en) Transporter/sorter and transport box
TW201311530A (zh) 物品搬運設備
JP7252368B2 (ja) 仕分け設備
CA2019660A1 (en) Facility for storing items along parallel channels
JP2008520518A (ja) コンベヤ/ソータ装置及びその方法
JP2004123336A (ja) コンベヤチェーン
US6851543B2 (en) Conveying machine
US20190168965A1 (en) Storage module having inventory carriers that are elongate along a lateral direction to carry a plurality of storage containers
JP2006124178A (ja) 積層パッキング材料をパッキング機械に供給するユニット
JP2006015222A (ja) 搬送機
KR101211137B1 (ko) 수화물 이송장치
JP4036027B2 (ja) 区分装置
KR102266514B1 (ko) 리프트 장치
US6860377B2 (en) Transport system for cargo containers, in particular for baggage containers
JP4655527B2 (ja) 搬送機
JP4561234B2 (ja) トロッコ式搬送機
JP6124457B2 (ja) 床上貨物搬送装置
KR20010086272A (ko) 트레이식 물품반송장치
JP4572607B2 (ja) 搬送機
JP2023528583A (ja) 物品ソーティングデバイス
JP2012020810A (ja) ベルトコンベヤ
JP2018034923A (ja) トレー式搬送装置
JP4065997B2 (ja) 台車式搬送装置
JPH081218Y2 (ja) 物品の取扱装置
JP7127573B2 (ja) 物品搬送設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100311

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100323

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100803

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02