JP2005352164A - 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 構図内に被写体として特定したいものが複数存在する場合に、撮影毎にその特定の被写体の位置を主被写***置としてユーザ指定することなく特定の被写体の夫々についてその被写***置を重視した撮影画像を得ることができる撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】 撮像装置100は、撮像部1と、信号処理部3と、撮影画像を表示する画像表示部7と、信号処理部3に接続された内蔵メモリ2と、信号処理部3に接続されたシステム制御部4と、画像表示部7と一体的な操作部9とを備える。システム制御部4は、シャッターレリーズ操作により撮影された画像を画像表示部7に表示し、この表示された画像の被写体のうち操作部9の十字キーで指定された主被写***置に対応する被写***置情報P(A)を内蔵メモリ2にすべて記録し、記録された被写***置情報P(A)を順に読み出して、その読み出した被写***置情報P(A)に基づいて自動露出制御及び自動合焦制御等がされた撮影を連続的に行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関し、特に、主被写体を自動露出制御(AE)及び自動合焦制御(AF)により撮影する撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関する。
従来、デジタルカメラは、画像を表示する表示部の前面にタッチパネルを有し、人物等、ユーザが意図した特定の被写体(以下「主被写体」という)を重視した撮影や、記録画像の再生、プリントを行う方法としては、表示部の画像を見ながら、タッチパネル上の主被写体を指やペン等で触って指示することにより、主被写体を重視した自動露出制御(AE)、自動焦点制御(AF)を行い、且つ撮影画像を記録媒体に記録する際に主被写体の位置を示す主被写***置情報を画像情報と共に記録媒体に記録する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−136568号公報
しかしながら、構図内に被写体が複数存在し、それらを夫々適正露出で撮影する場合、ユーザは撮影毎に主被写体を指示しなくてはならず、操作が煩雑であるという問題があった。
本発明の目的は、構図内に被写体として特定したいものが複数存在する場合に、撮影毎にユーザ指定することなく特定の被写体の各々を重視した撮影画像を得ることができる撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮像装置は、構図内に存在する複数の被写体の撮影画像をシャッターレリーズ操作により取得する撮影画像取得手段と、当該取得された撮影画像を表示する画像表示手段と、当該表示された撮影画像に含まれる前記複数の被写体のうちの特定の被写体の位置を主被写***置として複数指定する指定手段とを備える撮像装置において、前記指定された各主被写***置とその指定された順番とを関連付けて記録する第1の記録手段と、前記記録した各主被写***置を前記指定された順番に前記第1の記録手段から読み出す読出手段とを備え、前記撮影画像取得手段は、前記指定された順番に前記読み出された各主被写***置において夫々合焦制御及び露出制御を行った上で前記特定の被写体の撮影を連続的に行うことを特徴とする。
請求項2記載の撮像装置は、請求項1記載の撮像装置において、前記撮影画像取得手段は、前記読出手段により前記主被写***置の1つが読み出される毎に当該位置の測光値に最も高い重み付けを施して前記撮影画像全体の測光値を算出する測光値算出手段を備えることを特徴とする。
請求項3記載の撮像装置は、請求項2記載の撮像装置において、前記撮影画像取得手段は、基準測光値に対する前記算出された測光値の差が所定値未満の場合に当該算出された測光値に基づく前記撮影画像の取得を行わないことを特徴とする。
請求項4記載の撮像装置は、請求項2記載の撮像装置において、前記撮影画像取得手段は、基準測光値に対する前記算出された測光値の差が所定値以上である毎に前記算出された測光値に基づいて前記合焦制御及び前記露出制御を行った上で前記撮影を行うことを特徴とする。
請求項5記載の撮像装置は、請求項4記載の撮像装置において、前記撮影画像取得手段は、前記基準測定値に対する前記算出された測光値の差が所定値以上である毎に前記算出された測光値に基づいて夫々前記合焦制御の制御値及び前記露出制御の制御値を算出する制御値算出手段と、前記合焦制御の制御値及び前記露出制御の制御値と当該両制御値を算出した順番とを互いに関連付けて記録する第2の記録手段を備え、前記読出し手段は、前記記録した合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を前記取得した順番に前記第2の記録手段から読み出し、前記画像表示手段は、前記他の読出手段が前記合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を読み出す毎に当該読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて前記撮影画像の画像処理を行うと共に、前記画像処理された撮影画像を表示し、前記撮影画像取得手段は、前記表示された撮影画像のうち撮影指示があったものについて、前記読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて前記合焦制御及び前記露出制御を行った上で前記撮影を行うことを特徴とする。
請求項6記載の撮像装置は、請求項5記載の撮像装置において、前記第2の記録手段は、前記指定された各主被写***置と前記算出された順番とを関連付けて記録することを特徴とする。
請求項7記載の撮像装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置において、前記表示手段は、前記撮影が行われる毎に取得された特定被写体撮影画像を表示し、前記撮像装置は、前記画像表示手段によって表示された前記特定被写体撮影画像のうち記録指示があったものについて当該特定被写体撮影画像を記録する第3の記録手段を備えることを特徴とする。
請求項8記載の撮像装置は、請求項7記載の撮像装置において、前記第3の記録手段は、前記記録された特定被写体撮影画像毎にその主被写***置を記録することを特徴とする。
請求項9記載の撮像装置は、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置において、前記指定手段は十字キー又はタッチパネルから成ることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項10記載の制御方法は、構図内に存在する複数の被写体の撮影画像をシャッターレリーズ操作により取得する撮影画像取得ステップと、当該取得された撮影画像を表示する画像表示ステップと、当該表示された撮影画像に含まれる前記複数の被写体のうちの特定の被写体の位置を主被写***置として複数指定する指定ステップとを備える撮像装置の制御方法において、前記指定された各主被写***置とその指定された順番とを関連付けて記録する記録ステップと、前記記録した各主被写***置を前記指定された順番に読み出す読出ステップと、前記撮影画像取得ステップは、前記指定された順番に前記読み出された各主被写***置において夫々合焦制御及び露出制御を行った上で前記特定の被写体の撮影を連続的に行うことを特徴とする。
請求項11記載の制御方法は、請求項10記載の制御方法において、前記撮影画像取得ステップは、前記読出ステップで前記主被写***置の1つが読み出される毎に当該位置の測光値に最も高い重み付けを施して前記撮影画像全体の測光値を算出する測光値算出ステップを備えることを特徴とする。
請求項12記載の制御方法は、請求項11記載の制御方法において、前記撮影画像取得ステップは、基準測光値に対する前記算出された測光値の差が所定値未満の場合に当該算出された測光値に基づく前記撮影画像の取得を行わないことを特徴とする。
請求項13記載の制御方法は、請求項11記載の制御方法において、前記撮影画像取得ステップは、基準測光値に対する前記算出された測光値の差が所定値以上である毎に前記算出された測光値に基づいて前記合焦制御及び前記露出制御を行った上で前記撮影を行うことを特徴とする。
請求項14記載の制御方法は、請求項14記載の制御方法において、前記撮影画像取得ステップは、前記基準測定値に対する前記算出された測光値の差が所定値以上である毎に前記算出された測光値に基づいて夫々前記合焦制御の制御値及び前記露出制御の制御値を算出する制御値算出ステップと、前記合焦制御の制御値及び前記露出制御の制御値と当該両制御値を算出した順番とを互いに関連付けて記録する他の記録ステップを備え、前記読出ステップは、前記他の記録ステップで記録した合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を前記取得した順番に読み出し、前記画像表示ステップは、前記他の読出ステップで前記合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を読み出す毎に当該読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて前記撮影画像の画像処理を行うと共に、前記画像処理された撮影画像を表示し、前記撮影画像取得ステップは、前記表示された撮影画像のうち撮影指示があったものについて、前記読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて前記合焦制御及び前記露出制御を行った上で前記撮影を行うことを特徴とする。
請求項15記載の制御方法は、請求項14記載の制御方法において、前記他の記録ステップは、前記指定された各主被写***置と前記算出された順番とを関連付けて記録することを特徴とする。
請求項16記載の制御方法は、請求項10乃至15のいずれか1項に記載の制御方法において、前記表示ステップは、前記撮影が行われる毎に取得された特定被写体撮影画像を表示し、前記制御方法は、前記画像表示ステップで表示された前記特定被写体撮影画像のうち記録指示があったものについて当該特定被写体撮影画像を記録するさらに他の記録ステップを備えることを特徴とする。
請求項17記載の制御方法は、請求項16記載の制御方法において、前記さらに他の記録ステップは、前記記録された特定被写体撮影画像毎にその主被写***置を記録することを特徴とする。
請求項18記載の制御方法は、請求項10乃至17のいずれか1項に記載の制御方法において、前記指定ステップは、前記指定を十字キー又はタッチパネルを用いて行うことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項19記載の撮影装置制御プログラムは、構図内に存在する複数の被写体の撮影画像をシャッターレリーズ操作により取得する撮影画像取得モジュールと、当該取得された撮影画像を表示する画像表示モジュールと、当該表示された撮影画像に含まれる前記複数の被写体のうちの特定の被写体の位置を主被写***置として複数指定する指定モジュールとコンピュータに実行させる撮影装置制御プログラムにおいて、前記指定された各主被写***置とその指定された順番とを関連付けて記録する記録モジュールと、前記記録した各主被写***置を前記指定された順番に読み出す読出モジュールとをコンピュータに実行させ、前記撮影画像取得ステップは、前記指定された順番に前記読み出された各主被写***置において夫々合焦制御及び露出制御を行った上で前記特定の被写体の撮影を連続的に行う特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項20記載の記憶媒体は、請求項19記載の撮像装置制御プログラムを格納することを特徴とする。
請求項1記載の撮像装置、請求項10記載の制御方法、請求項19記載の制御プログラム、及び請求項20記載の記憶媒体によれば、撮影画像に含まれる前記複数の被写体のうちの特定の被写体の位置を主被写***置として複数指定し、この指定された各主被写***置とその指定された順番とを関連付けて記録し、指定された順番に読み出された各主被写***置において夫々合焦制御及び露出制御を行った上で上記特定の被写体の撮影を連続的に行うので、構図内に被写体として特定したいものが複数存在する場合に、撮影毎にその特定の被写体の位置を主被写***置としてユーザ指定することなく特定の被写体の夫々についてその被写***置を重視した撮影画像を得ることができる。
請求項2記載の撮像装置及び請求項11記載の制御方法によれば、第1の記録手段から主被写***置の1つが読み出される毎にその位置に最も高い重み付けを施して撮影画像全体の測光値を算出するので、ユーザが指定した主被写***置毎に露光制御された撮影画像を取得することができる。
請求項3記載の撮像装置及び請求項12記載の制御方法によれば、基準測光値に対する上記算出された測光値との差が所定値未満の場合にこの算出された測光値基づく撮像画像の取得を行わないので、基準測光値と算出された測光値が同レベルのときは、現在指定された順番の主被写体撮影を禁止することができ、全く同じ画像が2度撮影されるのを防止することができる。
請求項4記載の撮像装置及び請求項13記載の制御方法によれば、基準測光値に対する算出測光値の差が上記所定値以上である場合にのみ、算出された測光値に基づいて合焦制御及び露出制御を行うので、同レベルの測光値が無駄に第1の記録手段に上書き記録されるのを防止することができる。
請求項5記載の撮像装置及び請求項14記載の制御方法によれば、基準測定値に対する算出測定値の差が所定値以上である毎に夫々合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を算出し、この算出した両制御値とその算出された順番とを関連づけて最初にまとめて記録し、算出された順番に両制御値が読み出される毎にこの読み出された両制御値に基づいて撮影画像の画像処理を行って表示し、この画像処理された撮影画像が表示されているときに、撮影指示があった場合、読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて合焦制御及び露出制御を行って撮影を行うので、ユーザは撮影により得られる画像と同等の画像を撮影する前に事前に確認することができ、もってユーザの意図に反した画像が誤って撮影されるのを防止できる。
請求項6記載の撮像装置及び請求項15記載の制御方法によれば、指定された各主被写***置と合焦制御の制御値及び露出制御の制御値が算出された順番とを関連付けて記録するので、撮影前に上記両制御値に基づいて画像処理が行われた場合であっても確実にユーザは撮影した画像の何処を主被写***置として指定したかを容易に確認することができる。
請求項7記載の撮像装置及び請求項16記載の制御方法によれば、撮影が行われる毎に取得した特定被写体撮影画像を表示し、この表示された特定被写体撮影画像ついて記録指示があった場合にその特定被写体撮影画像を記録するので、ユーザの意図に反した画像が誤って記録されるのを防止できる。
請求項8記載の撮像装置及び請求項17記載の制御方法によれば、記録された特定被写体撮影画像毎にその主被写***置を記録するので、ユーザは撮影した画像の何処を主被写***置として指定したかを容易に確認することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図1において、撮像装置100は、撮像部1(撮影画像取得手段)と、信号処理部3と、出力用メモリ5と、D/A変換器6と、TFT型LCDから成り、撮影画像を表示する画像表示部7(画像表示手段)とを備え、これらは順に接続されている。撮像装置100は、また、信号処理部3に接続された内蔵メモリ2と、信号処理部3及び出力用メモリ5に夫々接続されたシステム制御部4(撮影画像取得手段、画像表示手段)と、システム制御部4に接続されたストロボ8と、画像表示部7と一体的な操作部9とを備える。操作部9は、信号処理部3及びシステム制御部4に対して各種の動作指示を入力する。これらの構成により、撮影装置100は、シャッターレリーズ操作により複数の被写体が構図内に存在する撮影画像を取得したり、後述する連続撮影によりその取得した撮影画像中に存在する複数の被写体のうち、特定の被写体(以下、「主被写体」という)に対し合焦制御や露出制御を行った撮影画像(以下、「特定被写体撮影画像」という)を取得する。
撮像部1は、例えば変倍部と補正部を有するリア焦点式ズームレンズから成る撮影レンズ(撮像光学系)と、絞り機能を持つシャッター(光量調節用絞り)と、撮影レンズの後方に配置されたCCD(撮像素子)とを備える。撮影レンズは、CCDの受光面に被写体像結像し、CCDは、結像した被写体像を光電変換して映像信号として出力する。
内蔵メモリ2は、例えばカメラ内蔵フラッシュメモリから成るが、撮像部1のCCDから出力された映像画像データを保存できるものであれば、これに限定されるものでなく、例えば外部メモリであってもよい。外部メモリである場合、PCMCIAカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等のメモリカード、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、DVD等の相変化型光ディスク等の着脱自在なメモリが例示でき、また、メモリカードとハードディスク等が一体となった複合媒体であってもよく、その複合媒体から一部が着脱可能な構成としてもよい。
信号処理部3は、CDSクランプ回路やゲイン調整回路等のアナログ処理回路と、A/D変換器と、輝度信号生成回路、色差信号生成回路及びガンマ補正回路等のデジタル画像処理回路とを備える。信号処理部3は、また、撮像部1のCCDから出力された映像信号を処理して内蔵メモリ2に記録すると共に、撮像部1のCCDから出力された映像信号や、内蔵メモリ2から読み出された映像信号を信号処理部3で処理した後、出力用メモリ5に出力する。
D/A変換器6は、出力用メモリ5の映像信号をD/A変換し、画像表示部7は、D/A変換された映像信号を撮影画像として表示する。
システム制御部4は、撮像部1の各構成要素の制御を司り、操作部9の操作により指定された主被写体の位置に合わせて順に自動焦点制御(AF)、自動露出制御(AE)等により撮影を行う(以下「連続主被写体撮影」という)ように、撮像部1の制御、画像表示部7における表示制御、内蔵メモリ2への映像信号の書き込み/読み出し制御を行う。
操作部9は、各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、十字キー、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成され、この操作部9により、電源オフ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の撮像装置100の各機能モードを切り替え設定したり、画像表示部7のON/OFFを設定したり、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定したり、その他、メニューボタン、セットボタン、マクロ/非マクロ切り替えボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー/長秒時(スローシャッター)/モード切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等の機能を設定することもできる。
また、操作部9によるフラッシュ設定には、自動発光/強制発光/発行禁止/赤目緩和自動発光/夜景発光モードが存在するが、上記撮影モード切り替えによりスローシャッターモードに切り替えた時にフラッシュモードを発光禁止モードに切り替えるタイミングをどうとるかは、カメラ設計上特に限定されるものでなく、また使用者の設定に任せてもよいのは言うまでもない。
本実施の形態においては、内蔵メモリ2は信号処理部3と分離した記録媒体として説明したが、内蔵メモリ2を構成するいずれか又は全ての記録媒体が信号処理部3に固定したままとなっていてもよく、信号処理部3に内蔵メモリ2が単数又は複数の任意の個数接続可能な構成であってもよい。また、内蔵メモリ2は複数の記録媒体から構成されてもよく、単数又は複数のいずれの組み合わせにより構成されてもよい。
さらに、本実施の形態においては、画像表示部7は、画像表示を撮像装置100内にあるものとしたが、ビデオアンプとビデオ信号出力端子を介して撮像装置100と接続している外部装置や、通信手段及びコネクタを介して撮像装置100から画像データが転送される外部装置であってもよい。
画像表示部7は、例えば図6のように、8×8の64のエリア(測光枠)に分割されており、ユーザが、操作部9を介してエリアの1つを選択すると、画像表示部7が選択されたエリアを検出し、その検出されたエリアを主被写体の領域として、図7のように、主被写体の部分の測光値に高い重み付けを施すと共に、主被写体以外の領域の測光値には低い重み付けを施し、画面全体から測光値を算出して、その算出された測光値に基づいて露出値を算出する。尚、図6では、画像表示部7の画面を8×8のエリアに分割した例で示されているが、分割形態はこれに限らない。
図2は、図1の撮像装置100によって実行される撮影処理のフローチャートである。
本処理は、撮像装置100のシステム制御部4によって実行され、連続主被写体撮影を行う。
図2において、まず、操作部9のモード操作により撮像装置100の機能モードが撮影モードに設定され(ステップS100でYES)、シャッターレリーズ操作がなされたときに(ステップS102でYES)、撮像装置100は被写体の撮影を行う(ステップS103)。
その後、撮影された撮影画像を画像表示部7に表示すると共に内部メモリ2に記録し(ステップS104)、所定時間(X秒)以内にこの表示された画像に基づいて操作部9の十字キーによる主被写***置の指定が有ったか否かを判別し(ステップS105)、所定時間内に主被写***置の指定が有ったときは、初期値が0である撮影順番Aを1だけインクリメントして(ステップS106)、ステップS105で指定された主被写***置が図6の8×8の64測光枠のうちのどの位置するかを主被写***置情報P(A)として指定した撮影順番Aと関連付けて信号処理部3を介して出力用メモリ5に記録した後(ステップS107)(第1の記録手段)、ステップS105〜S107の処理を繰り返す。
上記所定時間(X秒)は、内蔵メモリ2に記憶されており、ユーザは操作部9を介して設定可能なものであって、その設定時間に制限はない。
ステップS105〜S107の処理は、ユーザがステップS105において主被写***置の指定を所定時間(X秒)以内に行えば制限なく繰り返される。但し、操作部9の操作により指定した位置を全てリセットした場合は、上記設定した所定時間もリセットされる。また、所定時間の設定をせず、ユーザから終了指示が出されるまでこのステップS105〜S107の処理を繰り返すようにしてもよい。
一方、ステップS105の判別の結果、所定時間以内に主被写***置の指示がないときは、撮影順番Aの最大値Nを内蔵メモリ2に記録する(ステップS108)。この撮影順番Aの最大値Nは、操作部9の操作によりステップS105で指示した主被写***置を全てリセットした場合、0にリセットされる。
次に、撮影順番Aの最大値Nが0であるか判別し(ステップS109)、0であるときは、主被写***置の指定が全くなかったとして、本処理をそのまま終了し、0より大きいときは、システム制御部4は、撮影順番Aを1に設定して(ステップS110)、ステップS111に進む。
その後、内蔵メモリ2に記録された主被写***置情報P(A)を内蔵メモリ2から読み出し(ステップS111)(読出手段)、ステップS104で画像表示部7に表示された画像のうち、この読み出された主被写***置情報P(A)の対応位置における測光値に高い重み付けを施すと共に、この位置以外の領域における測光値に低い重み付けを施してこの画像全体の測光値C1を算出する(ステップS112)。これにより、特定被写体撮影画像について露光制御を確実に行うことができる。
次いで、内蔵メモリ2から予め記録された基準測光値C2を読み出して(ステップS113)、両測光値C1,C2の差Δ(=C1−C2)が第1の所定値を越える否かを判別する(ステップS114)。この第1の所定値は、操作部9の操作により設定可能であり、内蔵メモリ2に記憶されている。
ステップS114の判別の結果、両測光値C1,C2の差Δが第1の所定値以上であるときは、内蔵メモリ2の基準測光値C2を測光値C1に変更すべく上書き記録し(ステップS115)、この上書き記録された測光値C1に基づいて、絞り制御値(Av(A))、シャッター制御値(Tv(A))、感度(Sv(A))の3つの要素から構成される露出制御値D(A)を算出し(ステップS116)、次いで、露出制御値D(A)のうちシャッター制御値(Tv(A))が第2の所定値以上か否かを判別する(ステップS117)。この第2の所定値は、手ぶれ値であり、内蔵メモリ2に記録されている。
ステップS117の判別の結果、シャッター制御値(Tv(A))が第2の所定値以上であるときは、そのまま露出制御値D(A)に基づいて自動露出制御を行うと共に、主被写***置情報P(A)において自動合焦制御を行った上で被写体の撮影を行い(ステップS118)、一方、シャッター制御値(Tv(A))が第2の所定値未満であるときは、後述する図3のストロボ撮影処理を行って(ステップS119)、ステップS303に進む。
図3のストロボ撮影処理では、まず、プリ発光を行ってプリ発光撮影画像を取得し(ステップS201)、取得されたプリ発光撮影画像のうち、主被写***置情報P(A)における測光値に高い重み付けを施すと共に、この主被写***置以外の領域における測光値に低い重み付けを施してこの画像全体の測光値C3を算出し(ステップS202)、その後、この測光値C3を基に本発光量を算出して(ステップS203)、算出された本発光量となるようストロボ8の露光を制御して撮影し(ステップS204)、本処理を終了する。これにより、ユーザが指定した主被写体毎に露光制御された撮影画像を取得することができる。
図2に戻り、ステップS118において主被写***置情報P(A)に基づき、ストロボ撮影処理を行うことなく露出制御及び合焦制御のみを行って被写体の撮影を行うか、ステップS119においてストロボ撮影処理も行って被写体の撮影を行い、これにより得られた特定被写体撮影画像E(A)を内蔵メモリ2に記録することなく画像表示部7に表示し(ステップS120)、所定時間までにユーザから操作部9によるステップS120で表示された画像を記録する指示が有ったか否かを判別する(ステップS121)。
ステップS121の判別の結果、画像を記録する指示が有ったときは、特定被写体撮影画像E(A)を信号処理部3を介して、内蔵メモリ2に記録する(ステップS122)(第3の記録手段)。一方、画像を記録する指示がないときは、直ちに、撮影順番Aを1だけインクリメントして(ステップS123)、次に、撮影順番Aが最大値N未満か否かを判別し、撮影順番Aの値がN未満であるときは(ステップS124でYES)、ステップS111以降の処理を行って連続撮影を行い、撮影順番Aの値がNであるときは(ステップS124でNO)、本処理を終了する。これにより、指定された複数の主被写***置の夫々について自動露出制御及び自動合焦制御が行われた撮影画像を確実に得ることができる。
この時、ユーザからの操作部9による撮影指示は、操作部9内の記録指示ボタンの押下の有無を検出することにより行ってもよいし、画像表示部7上に記録指示を問う旨を表示し、操作部9内のSETボタンの押下の有無を検出することによりその決定を行うようにしてもよい。
ステップS120及びS121の処理によれば、システム制御部4は、上記記録された主被写***置情報P(A)に基づいて、順に自動露出制御及び自動合焦制御等がされた撮影画像を内蔵メモリ2に記録することなく画像表示部7に表示し(ステップS303)、所定時間までに記録指示があったときに(ステップS304でYES)、その表示された画像の特定被写体撮影画像E(A)を内蔵メモリ2に記録するので(ステップS120)、ユーザは内蔵メモリ2への記録前に記録画像と同等の画像を確認した上で、その撮影した画像の記録を指示するか否かを判断でき、ユーザの意図に反した画像が誤って記録されるのを防止できる。
一方、ステップS114の判別の結果、測光値C1,C2の差Δが第1の所定値未満であるときは、ステップS115のように内蔵メモリ2の測光値C2を測光値C1に変更すべく上書き記録を行わず、直ちに撮影順番Aの値を1だけインクリメントして(ステップS121)、ステップS122以降の処理を実行する。これにより、ステップS112において算出された今回の測光値C1が前回の主被写体撮影(ステップS118,S119)で用いられた基準測光値C2と同レベルである場合は、現在の撮影順番Aにおける主被写体撮影を禁止でき、全く同じ画像が2度撮影されるのを防止することができる。また、測光値C1,C2の差Δが第1の所定値以上であるときのみ、内蔵メモリ2の測光値C2を測光値C1に変更すべく上書き記録し(ステップS115)、所定値未満のときはこの上書き記録を行わないので(ステップS121)、同レベルの測光値が無駄に内部メモリ2に上書き記録されるのを防止することができる。
以上のように、図2の処理によれば、シャッターレリーズ操作により撮影された画像を画像表示部7に表示し(ステップS104)、この表示された画像内の被写体のうち操作部9の十字キーで主被写***置が指定される毎に(ステップS105でYES)、その指定された主被写***置に対応する被写***置情報P(A)を内蔵メモリ2にすべて記録し(ステップS107)、記録された被写***置情報P(A)を順に読み出して(ステップS111)、読み出した被写***置情報P(A)に基づいて自動露出制御及び自動合焦制御等がされた撮影を連続的に行うので(ステップS112〜S122)、主被写体として指定したい位置が複数存在する場合に、ユーザが異なる主被写体の位置を指定する毎にシャッターレリーズ操作による新たな撮影を行う必要をなくし、且つ夫々の主被写体について自動露出制御及び自動露出制御が行われた撮影画像を得ることができる。
また、本実施の形態では、ユーザによる主被写***置の指定動作を操作部9の十字キーによるものとしたが、操作部9を構成するいずれかの入力手段によるものであればこれに限定されるものではなく、例えば操作部9の他の操作キーやタッチパネルによるものでもよい。また、本実施の形態では、測光枠を図6のように画面を8×8のエリアに分割した例で示されているが、分割形態はこれに限定されるものではない。
本実施の形態では、画像表示部7はシャッターレリーズ操作によって撮影した静止画を表示するが、表示された画像によりユーザが主被写***置を指定することができれば、静止画に限定されず、例えば2度のシャッターレリーズ操作によりその撮影時間が規定された動画であってもよい。
図4は、図1の撮像装置100によって実行される他の撮影処理のフローチャートである。
本処理は、撮像装置100のシステム制御部4によって実行され、図2の処理と基本的に同じであり、図4のフローチャートにおいて、図2のフローチャートと同一の処理を行うステップは図示を省略しており、異なるステップのみ示している。
本処理は、指定された各主被写***置について算出された各測光値に基づいて夫々取得された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を最初にまとめて記録し、指定された各主被写***置の各々について上記記録された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を読み出しつつ撮影を連続的に行う点で、図2の処理と異なる。
図2のステップS100〜S116の処理により算出した絞り制御値(Av(A))、シャッター制御値(Tv(A))、感度(Sv(A))の3つの要素から構成される露出制御値D(A)を内部メモリ2に記録し(ステップS300)(第2の記録手段)、撮影順番Aを1だけインクリメントして(ステップS301)、次に、ステップS301でインクリメントした撮影順番Aが最大値N未満か否かを判別する(ステップS302)。撮影順番Aの値がN未満であるときは(ステップS302でYES)、ステップS111以降の処理を繰り返す。
ステップS302の判別の結果、撮影順番Aの値がNであるときは(ステップS302でNO)、初期値が0である指定順番Bを1だけインクリメントして(ステップS303)、次に、内部メモリ2に記録された撮影画像を露出制御値D(B)に基づいて画像処理して(ステップS304)、この画像処理された撮影画像を画像表示部7に表示し(ステップS305)、このとき同時に、表示された画像と同等の画像の撮影を行うか否かの問いをユーザに通知して、その通知に対する応答としての撮影要求の有無を判別する(ステップS306)。この通知方法が、特に限定されるものではないが、例えば、画像表示部7の一部に上記画像処理された撮影画像と一緒に「OK?」と「NO?」という文字を入れるようにし、ユーザがタッチパネルでこの「OK?」の部分を選択したときにユーザから撮影要求があったと判別し、「NO?」の部分を選択したときにユーザから撮影要求がなかったと判別してもよい。
ステップS306の判別の結果、撮影要求がないときは、ユーザから撮影要求があるまで(ステップS306でYES)、ステップS303〜S306の処理を繰り返し、撮影要求があったときは、露出制御値D(B)のうち、シャッター制御値(Tv(B))が第2の所定値以上であるか否かを判別し(ステップS307)、シャッター制御値(Tv(B))が第2の所定値以上であるときは、露出制御値D(B)に基づいて自動露出制御を行うと共に、主被写***置情報P(B)において自動合焦制御を行った上で被写体の撮影を行って特定被写体撮影画像E(B)を取得し(ステップS308)、ステップS310の処理に進み、一方、シャッター制御値(Tv(B))が第2の所定値未満であるときは、前述した図3のストロボ撮影処理を行って、特定被写体撮影画像E(B)を取得し(ステップS309)、ステップS310の処理に進む。
続くステップS310では、ステップS308又はステップS309により取得した特定被写体撮影画像E(B)を内蔵メモリ2に記録することなく画像表示部7に表示し、所定時間までにユーザから操作部9によりこの表示された特定被写体撮影画像E(B)を記録する指示が有ったか否かを判別する(ステップS311)。
ステップS311の判別の結果、画像を記録する指示が有ったときは、特定被写体撮影画像E(B)を信号処理部3を介して、内蔵メモリ2に記録した(ステップS312)後、一方、画像を記録する指示がないときは、直ちに、指定順番Bを1だけインクリメントして(ステップS313)、指定順番Bが最大値N未満か否かを判別し、指定順番Bの値がN未満であるときは(ステップS314でYES)、ステップS304以降の処理を行って連続撮影を行い、指定順番Bの値が最大値Nであるときは(ステップS314でNO)、本処理を終了する。
図4の処理によれば、撮影順番Aを最大値Nになるまで順にインクリメントして(ステップS301)、内部メモリ2に露出制御値D(A)を記録し(ステップS300)、指定順番Bの順に露出制御値D(B)に基づいて画像処理された撮像画像を画像表示部7に表示した後に(ステップS305)、撮影要求により露出・合焦制御後の撮影、又はストロボ撮影を行うので(ステップS308,S309)、撮影要求のあったもののみまとめて撮影することができる。
また、図4のステップS311〜S314の処理によれば、図2のステップS121〜S124の処理と同様の効果として、指定された複数の主被写***置の夫々について自動露出及び自動合焦制御が行われた撮影画像を確実に得ることができる。
ユーザは撮影により得られる画像と同等の画像を撮影する前に事前に確認することができるので、ユーザの意図に反した画像が誤って撮影されるのを防止できる。
また、本実施の形態でも、ユーザによる被写体指示動作を操作部9の十字キーによるものとしたが、操作部9を構成するいずれかの入力手段によるものであればこれに限定されるものではなく、例えば操作部9の他の操作キーやタッチパネルによるものでもよい。さらに、本実施の形態でも、測光枠を図6のように画面を8×8のエリアに分割した例で示されているが、分割形態はこれに限定されるものではない。
図5は、図1の撮像装置100によって実行される再生処理のフローチャートである。
本処理は、撮像装置100のシステム制御部4によって実行され、再生時に画像表示部7で撮影した画像を再生表示した上で、その再生画像の主被写***置を指示するものである。
図5において、まず、操作部9のモード操作部の操作により撮像装置100のモードが再生モードに設定されると(ステップS400でYES)、撮影順番Aを1に設定し(ステップS401)、ステップS120において内蔵メモリ2に記録された特定被写体撮影画像E(A)が有るか否かを判別し(ステップS402)、特定被写体撮影画像E(A)が有れば、特定被写体撮影画像E(A)を読み出して再生する(ステップS403)。
次に、操作部9の操作により主被写***置を表示する指示が有ったか否かを判別し(ステップS404)、主被写***置の表示指示が有ったときは、ステップS107で内蔵メモリ2に記録された主被写***置情報P(A)を読み出して、その主被写***置をステップS403で再生した特定被写体撮影画像E(A)に表示した(ステップS405)後、一方、主被写***置を表示指示がないときは(ステップS404でNO)、直ちにステップS406に進む。操作部9の操作による被写体指示位置の表示指示は、操作部9内に予め主被写***置表示指示ボタンを設定しておき、このボタンをユーザが押下することにより決定してもよく、画像表示部7上に被写体指示位置表示を問う旨を表示し、操作部9内のSETボタンをユーザが押下することにより決定してもよい。
次いで、操作部9の操作により次の特定被写体撮影画像E(A+1)の読み出し指示があると(ステップS406でYES)、撮影順番Aを1だけインクリメントして(ステップS407)、撮影順番Aが最大値N未満であるか否かを判別し(ステップS408)、撮影順番が最大値N未満であるときは、ステップS403以降の処理を繰り返し、一方、撮影順番が最大値Nであるときは、本処理を終了する。
操作部9の操作による次の画像情報読み出し指示の情報は、被写体指示位置表示と同様に、操作部9内に予め次の画像情報読み出し指示ボタンを設定しておき、このボタンをユーザが押下することにより決定してもよく、画像表示部7上に次の画像情報読み出し指示を問う旨を表示し、操作部9内のSETボタンをユーザが押下することにより決定してもよい。
ステップS402の判別の結果、特定被写体撮影画像E(A)がないときは、特定被写体撮影画像E(A)の読み出し・再生を行うことなく、ステップS407以下の処理を実行して、次の撮影順番A+1以降の処理に進む。
図5の処理によれば、ユーザが画像表示部7で撮影した画像を再生する場合において(ステップS400)、ユーザから主被写***置の表示指示が有ったときは(ステップS404でYES)、その再生した画像の主被写***置を表示するので(ステップS405)、ユーザは撮影した画像の図6の8×8の64測光枠のうち何処を主被写***置として指示したかを容易に確認することができる。
また、図4の処理において、指定された各主被写***置Pと露出制御値Dは、ともに撮影順番Aと関連付けて記録されているので(ステップS300)、撮影前に露出制御値Dに基づいて画像処理が行われた場合であっても確実にユーザは撮影した画像の何処を主被写***置として指定したかを容易に確認することができる。
また、本実施の形態でも、測光枠を図6の様に画面を8×8のエリアに分割した例で示されているが、分割形態はこれに限らない。
本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(図2〜図5のフローチャート)をシステム制御部4に供給し、システム制御部4が該供給されたプログラムを読出して実行することによって達成することができる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記録した記憶媒体から直接供給されるか、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
また、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記憶した記憶媒体をCPUに供給し、そのCPUが記憶媒体に記憶されたプログラムを読出して実行することによっても、達成することができる。
この場合、格納媒体から読出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現すると共に、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
プログラムコードを記憶する記憶媒体としては、例えば、ROM、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、MO、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等がある。
上述した実施の形態の機能は、コンピュータから読出されたプログラムコードを実行することによるばかりでなく、コンピュータ上で稼動するOS等がプログラムコードの指示に基づいて実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現することができる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置100によって実行される撮影処理のフローチャートである。 図2のステップS119のストロボ撮影処理のフローチャートである。 図1の撮像装置100によって実行される他の撮影処理のフローチャートである。 図1の撮像装置100によって実行される再生処理のフローチャートである。 図1における画像表示部7によって表示される測光枠を示す図である。 図6の測光枠に対する測光値の重み付け方法を説明するのに用いられる図である
符号の説明
1 撮像部
2 内蔵メモリ
3 信号処理部
4 システム制御部
5 出力用メモリ
7 画像表示部
9 操作部
100 撮像装置

Claims (20)

  1. 構図内に存在する複数の被写体の撮影画像をシャッターレリーズ操作により取得する撮影画像取得手段と、当該取得された撮影画像を表示する画像表示手段と、当該表示された撮影画像に含まれる前記複数の被写体のうちの特定の被写体の位置を主被写***置として複数指定する指定手段とを備える撮像装置において、
    前記指定された各主被写***置とその指定された順番とを関連付けて記録する第1の記録手段と、
    前記記録した各主被写***置を前記指定された順番に前記第1の記録手段から読み出す読出手段とを備え、
    前記撮影画像取得手段は、前記指定された順番に前記読み出された各主被写***置において夫々合焦制御及び露出制御を行った上で前記特定の被写体の撮影を連続的に行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮影画像取得手段は、前記読出手段により前記主被写***置の1つが読み出される毎に当該位置の測光値に最も高い重み付けを施して前記撮影画像全体の測光値を算出する測光値算出手段を備えることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記撮影画像取得手段は、基準測光値に対する前記算出された測光値の差が所定値未満の場合に当該算出された測光値に基づく前記撮影画像の取得を行わないことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記撮影画像取得手段は、基準測光値に対する前記算出された測光値の差が所定値以上である場合にのみ、前記算出された測光値に基づいて前記合焦制御及び前記露出制御を行った上で前記撮影を行うことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記撮影画像取得手段は、前記基準測定値に対する前記算出された測光値の差が所定値以上である毎に前記算出された測光値に基づいて夫々前記合焦制御の制御値及び前記露出制御の制御値を算出する制御値算出手段と、前記合焦制御の制御値及び前記露出制御の制御値と当該両制御値を算出した順番とを互いに関連付けて記録する第2の記録手段を備え、
    前記読出し手段は、前記記録した合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を前記取得した順番に前記第2の記録手段から読み出し、前記画像表示手段は、前記他の読出手段が前記合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を読み出す毎に当該読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて前記撮影画像の画像処理を行うと共に、前記画像処理された撮影画像を表示し、前記撮影画像取得手段は、前記表示された撮影画像のうち撮影指示があったものについて、前記読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて前記合焦制御及び前記露出制御を行った上で前記撮影を行うことを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記第2の記録手段は、前記指定された各主被写***置と前記算出された順番とを関連付けて記録することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記表示手段は、前記撮影が行われる毎に取得された特定被写体撮影画像を表示し、前記撮像装置は、前記画像表示手段によって表示された前記特定被写体撮影画像のうち記録指示があったものについて当該特定被写体撮影画像を記録する第3の記録手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記第3の記録手段は、前記記録された特定被写体撮影画像毎にその主被写***置を記録することを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記指定手段は十字キー又はタッチパネルから成ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 構図内に存在する複数の被写体の撮影画像をシャッターレリーズ操作により取得する撮影画像取得ステップと、当該取得された撮影画像を表示する画像表示ステップと、当該表示された撮影画像に含まれる前記複数の被写体のうちの特定の被写体の位置を主被写***置として複数指定する指定ステップとを備える撮像装置の制御方法において、
    前記指定された各主被写***置とその指定された順番とを関連付けて記録する記録ステップと、
    前記記録した各主被写***置を前記指定された順番に読み出す読出ステップと、
    前記撮影画像取得ステップは、前記指定された順番に前記読み出された各主被写***置において夫々合焦制御及び露出制御を行った上で前記特定の被写体の撮影を連続的に行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 前記撮影画像取得ステップは、前記読出ステップで前記主被写***置の1つが読み出される毎に当該位置の測光値に最も高い重み付けを施して前記撮影画像全体の測光値を算出する測光値算出ステップを備えることを特徴とする請求項10記載の撮像装置の制御方法。
  12. 前記撮影画像取得ステップは、基準測光値に対する前記算出された測光値の差が所定値未満の場合に当該算出された測光値に基づく前記撮影画像の取得を行わないことを特徴とする請求項11記載の撮像装置の制御方法。
  13. 前記撮影画像取得ステップは、基準測光値に対する前記算出された測光値の差が所定値以上である場合にのみ、前記算出された測光値に基づいて前記合焦制御及び前記露出制御を行った上で前記撮影を行うことを特徴とする請求項11記載の撮像装置の制御方法。
  14. 前記撮影画像取得ステップは、前記基準測定値に対する前記算出された測光値の差が所定値以上である毎に前記算出された測光値に基づいて夫々前記合焦制御の制御値及び前記露出制御の制御値を算出する制御値算出ステップと、前記合焦制御の制御値及び前記露出制御の制御値と当該両制御値を算出した順番とを互いに関連付けて記録する他の記録ステップを備え、前記読出ステップは、前記他の記録ステップで記録した合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を前記取得した順番に読み出し、前記画像表示ステップは、前記他の読出ステップで前記合焦制御の制御値及び露出制御の制御値を読み出す毎に当該読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて前記撮影画像の画像処理を行うと共に、前記画像処理された撮影画像を表示し、前記撮影画像取得ステップは、前記表示された撮影画像のうち撮影指示があったものについて、前記読み出された合焦制御の制御値及び露出制御の制御値に基づいて前記合焦制御及び前記露出制御を行った上で前記撮影を行うことを特徴とする請求項13記載の撮像装置の制御方法。
  15. 前記他の記録ステップは、前記指定された各主被写***置と前記算出された順番とを関連付けて記録することを特徴とする請求項14記載の撮像装置の制御方法。
  16. 前記表示ステップは、前記撮影が行われる毎に取得された特定被写体撮影画像を表示し、前記制御方法は、前記画像表示ステップで表示された前記特定被写体撮影画像のうち記録指示があったものについて当該特定被写体撮影画像を記録するさらに他の記録ステップを備えることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  17. 前記さらに他の記録ステップは、前記記録された特定被写体撮影画像毎にその主被写***置を記録することを特徴とする請求項16記載の撮像装置の制御方法。
  18. 前記指定ステップは、前記指定を十字キー又はタッチパネルを用いて行うことを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1項に記載の撮像装置の制御方法。
  19. 構図内に存在する複数の被写体の撮影画像をシャッターレリーズ操作により取得する撮影画像取得モジュールと、当該取得された撮影画像を表示する画像表示モジュールと、当該表示された撮影画像に含まれる前記複数の被写体のうちの特定の被写体の位置を主被写***置として複数指定する指定モジュールとコンピュータに実行させる撮影装置制御プログラムにおいて、
    前記指定された各主被写***置とその指定された順番とを関連付けて記録する記録モジュールと、
    前記記録した各主被写***置を前記指定された順番に読み出す読出モジュールとをコンピュータに実行させ、
    前記撮影画像取得ステップは、前記指定された順番に前記読み出された各主被写***置において夫々合焦制御及び露出制御を行った上で前記特定の被写体の撮影を連続的に行う特徴とする撮像装置制御プログラム。
  20. 請求項19記載の撮像装置制御プログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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