JP2005339809A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 可撓性プラスチック基板上に形成された有機ＥＬ発光素子群を形成してなる有機ＥＬ発光素子基板において、
   前記有機ＥＬ発光素子は、導電性膜で形成された１対の電極間に設けられた有機ＥＬ発光材料層を含むとともに、該有機ＥＬ発光材料層は、有機ＥＬ発光材料を含有する液体を前記可撓性プラスチック基板に噴射付与した後、該液体中の揮発成分を揮発させ、該液体中の固形分を基板上に残留させることによって形成される有機ＥＬ発光素子であって、
   前記液体は、該液体が付与される領域の材質より濡れにくい材質の樹脂材料で周囲を囲まれた領域に付与されるとともに、該樹脂材料で周囲を囲まれた領域は複数個設けられ、該領域に異なる色を発色させる有機ＥＬ材料を含有する液体を噴射付与してなることを特徴とする有機ＥＬ発光素子基板。
2. 前記異なる液体は、それぞれ赤色、緑色、青色を発色させる有機ＥＬ材料を含有する液体であることを特徴とする請求項１記載の有機ＥＬ発光素子基板。
3. 前記独立した領域が、領域１、領域２、領域３と並んだ領域を１つのユニットとし、該ユニットが複数配列してなるとともに、
   前記領域は、各領域が並ぶ方向が短手、該方向に垂直方向が長手とされた細長形状であり、
   前記３つの領域には、赤色、緑色、青色を発色させる有機ＥＬ材料を含有する液体を噴射付与してなることを特徴とする請求項１もしくは２記載の有機ＥＬ発光素子基板。
4. 可撓性プラスチック基板上に形成された有機ＥＬ発光素子群を形成してなる有機ＥＬ発光素子基板を製造する有機ＥＬ発光素子基板製造装置において、
   前記有機ＥＬ発光素子は、導電性膜で形成された１対の電極間に設けられた有機ＥＬ発光材料層を含むとともに、該有機ＥＬ発光材料層は、有機ＥＬ発光材料を含有する液体を噴射付与した後、該液体中の揮発成分を揮発させ、該液体中の固形分を基板上に残留させることによって形成される有機ＥＬ発光素子であり、
   前記液体は、該液体が付与される領域の材質より濡れにくい材質の樹脂材料で周囲を囲まれた領域に付与されるとともに、前記独立した領域に異なる色を発色させる有機ＥＬ材料を含有する液体を噴射付与してなる有機ＥＬ発光素子基板製造装置であり、
   異なる色を発色させる有機ＥＬ材料を含有した液体を噴射する異なる色に対応した複数の噴射ヘッドと、該複数の噴射ヘッドに液体付与情報を入力する情報入力手段とを有し、
   前記複数の噴射ヘッドは、保持手段に搭載されて前記可撓性プラスチック基板に相対する位置に配されるとともに、前記可撓性プラスチック基板と相対移動を行いつつ前記情報入力手段により入力された前記液体付与情報に基づいて前記液体を噴射することを特徴とする有機ＥＬ発光素子基板製造装置。