JP2005329449A - 温熱間成形品の製造方法および成形品 - Google Patents

温熱間成形品の製造方法および成形品 Download PDF

Info

Publication number
JP2005329449A
JP2005329449A JP2004151754A JP2004151754A JP2005329449A JP 2005329449 A JP2005329449 A JP 2005329449A JP 2004151754 A JP2004151754 A JP 2004151754A JP 2004151754 A JP2004151754 A JP 2004151754A JP 2005329449 A JP2005329449 A JP 2005329449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
molding
steel plate
forming
hot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004151754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4551694B2 (ja
Inventor
Tatsuya Asai
達也 浅井
Jiro Iwatani
二郎 岩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2004151754A priority Critical patent/JP4551694B2/ja
Priority to US11/116,304 priority patent/US20050257862A1/en
Priority to FR0504903A priority patent/FR2870469B1/fr
Priority to GB0510344A priority patent/GB2414208B/en
Priority to CNB2005100739175A priority patent/CN1310714C/zh
Publication of JP2005329449A publication Critical patent/JP2005329449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4551694B2 publication Critical patent/JP4551694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/62Quenching devices
    • C21D1/673Quenching devices for die quenching
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
    • C21D8/04Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips to produce plates or strips for deep-drawing
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/18Hardening; Quenching with or without subsequent tempering
    • C21D1/185Hardening; Quenching with or without subsequent tempering from an intercritical temperature
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D2211/00Microstructure comprising significant phases
    • C21D2211/005Ferrite
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D2211/00Microstructure comprising significant phases
    • C21D2211/008Martensite
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D7/00Modifying the physical properties of iron or steel by deformation
    • C21D7/13Modifying the physical properties of iron or steel by deformation by hot working
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D8/00Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
    • C21D8/02Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
    • C21D8/0221Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips characterised by the working steps

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 鋼板を熱間若しくは温間で成形するに際して、成形時に破断や割れなどを発生させずに良好な成形が実現できると共に、成形品の延性をも良好にできる成形品の製造方法およびこうした特性を発揮する成形品を提供する。
【解決手段】 パンチおよびダイを用いて薄鋼板を温間または熱間で成形して絞り成形品を製造するに当たり、薄鋼板の加熱温度に応じて絞り成形開始温度を制御しつつ成形する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、主に自動車車体に適用される薄鋼板成形品を製造する分野において、その素材なる鋼板(ブランク)をオーステナイト+フェライト温度(Ac1変態点)以上に加熱してプレス成形して成形品を製造する方法、およびこうした製造方法によって得られる成形品に関するものであり、殊にプレス成形時に破断や割れなどを発生させずに良好な成形が実現できる成形品の製造方法および成形品に関するものである。
自動車用部品では、衝突安全性や軽量化の両立を達成するために、部品素材の高強度化が進められている。またこうした部品は、鋼板をプレス成形して製造するのが一般的である。しかしながら、高強度化された鋼板に対して冷間加工を施す場合、特に980MPaを超える素材の成形は困難なものとなる。
こうしたことから、素材鋼板を加熱した状態で成形加工する熱間成形技術の検討が進められている。こうした技術としては、例えば特許文献1には、金属素材を850〜1050℃に加熱した状態で、相対的に低温のプレス金型を用いて成形する技術が提案されている。この技術によれば、金属材料の成形性がより良好になり、残留応力による遅れ破壊の発生も防止できると言われている。特に、通常の冷間プレス方法では成形が困難とされていた引張強度が1470MPa級の高強度鋼板を素材にした場合に相当する強度を有し、寸法精度も良好な部品を得ることが可能となる。
図1は、上記のような熱間成形(以下、「ホットスタンプ」と呼ぶことがある)を実施するための金型構成を示す概略説明図であり、図中1はパンチ、2はダイ、3はブランクホルダー(しわ押え)、4は鋼板(素材)、BHFはしわ押え力、rpはパンチ肩半径、rdはダイ肩半径、CLはパンチ/ダイ間クリアランスを夫々示している。また、これらの成形部品のうち、パンチ1とダイ2には冷却媒体(例えば水)を通過させることができる通路1a,2aが夫々の内部に形成されており、この通路に冷却媒体を通過させることによってこれらの部材が冷却されるように構成されている。
こうした金型を用いてホットスタンプ(例えば、熱間深絞り加工)するに際しては、ブランク(鋼板4)をAc3変態点以上に加熱して軟化させた状態で成形を開始する。即ち、高温状態にある鋼板4をダイ2とブランクホルダー3間に挟んだ状態で、パンチ1によってダイ2の穴内に鋼板4を押し込み、鋼板4の外径を縮めつつパンチ1の外形に対応した形状に成形する。また、成形と並行してパンチおよびダイを冷却することによって、鋼板4から金型(パンチおよびダイ)への抜熱を行なうと共に、成形下死点で更に保持冷却することによって素材の焼き入れを実施する。こうした成形法を実施することによって、寸法精度の良い1470MPa級の部品を得ることができ、しかも冷間で同じ強度クラスの部品を成形する場合に比較して、成形荷重が低減できることからプレス機の容量が小さくて済むことになる。
特開2002−102980号公報 特許請求の範囲等
しかしながら、加熱されたブランクは金型との接触タイミングが部位によって異なるので、ブランクに温度分布が生じ、同一ブランク内で温度分布に起因した材料強度の不均一が発生し易い。特に、しわ押さえを必要とする深絞り成形では、しわ押さえとダイに挟み込まれるブランクのフランジ部分は成形中に急激に温度が低下することになる。こうした温度低下に伴って、材料の変形抵抗も上昇するため、成形途中で材料破断が発生し易い。こうしたことから、加熱によってせっかくブランクが軟化した状態であっても、こうした理由によって深絞りができないという問題がある。
また、従来の熱間成形ではブランクを一旦Ac3変態点以上に加熱しているので、成形後の金型急冷によって、成形品のミクロ組織はほぼマルテンサイト組織となる。そのため、部品強度としては1470MPa以上の超高強度が実現できるのであるが、部品を構成するミクロ組織がマルテンサイトであるので、部品としての延性に乏しいことになる。こうしたことは、例えば自動車が衝突し、部品が変形を受ける場合には状況によっては破断に至る可能性が有ることを意味する。部品の破断が生じると、その時点で部品が衝突の力を受け持つことができず、乗員へのダメージがより大きくなる可能性が生じることになる。こうしたことから、ホットスタンプにより成形された部品の適用範囲は必ずしも広いとはいえず、高強度かと寸法精度を両立できる特徴を活かしきれていないのが現状である。
本発明は、こうした状況の下でなされたものであって、その目的は、鋼板を熱間若しくは温間で成形するに際して、成形時に破断や割れなどを発生させずに良好な成形が実現できると共に、成形品の延性をも良好にすることで適用範囲のより広いホットスタンプ成形品の製造方法およびこうした特性を発揮する成形品を提供することにある。
上記目的を達成し得た本発明の温熱間絞り成形品の製造方法とは、パンチおよびダイを用いて薄鋼板を温間または熱間で成形して成形品を製造するに当たり、薄鋼板の加熱温度に応じて絞り成形開始温度を制御しつつ成形する点に要旨を有するものである。
本発明における具体的な構成としては、(A)薄鋼板を、Ac1変態点以上Ac3変態点未満の温度に加熱した後、下記(1)式を満足すると共にマルテンサイト変態開始温度Msよりも高い成形開始温度で成形する構成や、(B)薄鋼板をAc3変態点以上の温度に加熱した後、600℃未満でマルテンサイト変態開始温度Msよりも高い温度で成形する構成等が挙げられる。
成形開始温度(℃)≦0.725×鋼板の加熱温度(℃)…(1)
本発明方法は、しわ押さえを使用して成形(絞り成形)する場合に特に有効であり、こうした成形法を採用しても破断や割れが生じることがない。また本発明によれば、製造された成形品は延性も良好なものとなるが、そのミクロ組織はフェライトおよびマルテンサイトからなり、且つフェライト分率が10面積%以上のものとなる。
本発明は、薄鋼板を熱間若しくは温間で成形するに際して、薄鋼板の加熱温度に応じて成形開始温度を制御するようにしたので、成形時に破断や割れなどを発生させずに良好な成形が可能となると共に、良好な延性をも発揮できる成形品が実現でき、その適用範囲が広くなることが期待できる。
本発明者らは、良好なプレス成形性が実現できる技術についてかねてより研究を進めており、その研究の一環として、図2に示す金型によって絞り成形する技術について提案している(特願2003−178325号)。この金型構成では、ブランクホルダー3の一部に、薄鋼板を支持するためのピン7が設けられており、このピン7上に鋼板4を載置ことによって、ダイ2およびブランクホルダー3に鋼板が直接接触せずに近接した状態にできる(図2中、他の部分の構成は基本的に前記図1と同じである)。そして、成形時においては、ピン7の上面はブランクホルダーの上面と面一となるようにされ、鋼板4がブランクホルダー3上に載置された状態となるように構成されている。
こうした金型構成においては、成形前に鋼板4をピン7で支持して、鋼板4と金型(特に、ダイ2およびブランクホルダー3)との直接的な接触を回避することにより、パンチ1の上面部分とそれ以外の大部分がほぼ同時に冷却されることになり、鋼板4の温度不均一に起因して、パンチ面での材料強度がフランジ面での材料強度が相対的に低くなることが防止できる。その結果、特にパンチ面での破断が防止され、絞り成形性が改善されることになるのである。
一方、本発明者らは、鋼板表面に所定の厚さの酸化スケールが存在するようにすれば、絞り成形性が向上することも見出している。即ち、従来の熱間成形においては、成形後の後処理を考慮して、ブランク表面の酸化を防止するという観点から、加熱は非酸化雰囲気で行われており、ブランク表面に形成される酸化スケールは、できるだけ薄い方(例えば、10μm以下)が好ましいと考えられていたのである。しかしながら、本発明者らが検討したところによれば、鋼板表面に酸化スケールを意図的に形成しておけば、成形時における局部的な温度低下が回避され成形性は却って向上することが判明しており、その技術的意義が認められたので別途出願している(本日同日出願に係る特許出願)。
これらの技術によって、鋼板の絞り成形性は格段に向上し得ることになったのであるが、成形品の延性に関しては依然として改善されない場合があることが判明した。即ち、これまで提案して技術若しくは本発明者らが先に提案した上記技術では、成形開始温度、成形温度および成形完了温度等に原因して、成形品の組織がマルテンサイト主体のものとなり、これが成形品の延性を良好に維持できない理由であると考えられた。
そこで、本発明者らは、こうした不都合を解消するために様々な角度から検討した。その結果、鋼板の加熱温度に応じて成形開始温度を制御するようにすれば、上記目的が見事達成されることを見出し、本発明を完成した。以下、本発明が完成された経緯に沿って本発明について具体的に説明する。
本発明者らは、まず下記表1に示す化学成分組成を有する鋼板を、900℃に加熱し(この鋼板のAc1変態点:725℃、Ac3変態点:850℃)、前記図2に示した金型を用いて前述した手順で絞り成形実験を行ったところ、加熱から成形開始までに時間がかかるが、ブランクの温度が低下した状態で成形したところ、成形途中でそれまで割れていたブランクが割れずに成形ができることが確認できた。こうしたことから、従来の熱間成形では極力高温で成形を開始するのが技術常識と考えられていたのであるが、一旦加熱したブランクを敢えて冷却してから成形を開始すれば、絞り成形性が向上することが予想できた。
Figure 2005329449
そこで、こうしたメカニズムを更に検討したところによれば、こうした現象は、絞り成形工程におけるフランジ部分を絞りながら(圧縮しながら)ダイス内部へ流入させるのに必要な応力(以下、「流入応力」と呼ぶことがある)と、その応力を受け持つ材料をダイス内部へ流入させるパンチ肩部分および縦壁部分の破断応力(以下、「破断応力」と呼ぶことがある)とのバランス(大小関係)が成形温度によって変化することによるものと考えられた。
本発明者らは、円柱型の圧縮試験片を別途作製し、それらを700、800、900(℃)に一旦加熱した後、20℃/秒の冷却速度で500、600、700、800(℃)まで冷却し、その温度に保持したまま圧縮試験を行ったときの10%平均変形応力(フランジ部分の絞り加工に必要な流入応力に相当)を求めた。また引張試験片で同様の実験を行い、その破断応力(パンチ肩、縦壁部分の「破断応力」に相当)を求めた。その結果を図3(成形開始温度および加熱温度が流入応力に与える影響を示すグラフ)に示すが、パンチ肩および縦壁部分の破断応力がフランジ部分の加工応力を上回る領域が明確になり、それらが加熱温度に応じて変化することが明らかになった(後記実施例参照)。
この結果に基づいて、破断応力が加工応力を上回る成形温度と加熱温度の関係を示したものが図4である。図4中、「○」印で示した部分は、割れなどが発生せずに良好な成形性が確保でき、しかも成形品の延性も良好になったことを意味し、「×」印で示した部分は破断などが発生したことを意味する。また、「△」印で示した部分は、良好な成形性は確保できるのであるが、成形品の延性が劣化した部分を意味する。この結果から明らかなように、鋼板の加熱温度に応じて成形開始温度を制御するようにすれば、良好な成形性が得られると共に成形品の延性も改善できることがわかる。良好に成形できた成形品の外観形状の一例を図5(模式図)に示す。次に、本発明方法で規定する具体的な条件について説明する。
前記図4に示したごとく、破断が生じる領域と成形性(および延性)が良好になる領域は明確に区別できるのである。この関係を整理して検討したところ、加熱温度がAc1変態点(725℃)以上、Ac3変態点(850℃)未満の場合には、前記(1)式の関係を満足すれば、良好な成形性が確保できると共に、成形品の延性も良好にできたのである。また、こうした条件で成形したものでは、加熱段階から既にブランクミクロ組織内に部フェライトが生成しており、このフェライト分率は10面積%以上になるのである。
一方、ブランクの加熱温度をAc3変態点以上とした場合には、成形品のミクロ組織をマルテンサイト主体とせずに、フェライトを積極的に導入し、成形品の延性を向上させるためには、成形開始温度を600℃未満にすればよいことも判明したのである。このときの成形開始温度が600℃以上となると、成形完了時点(金型が下死点位置に到達した時点)でもオーステナイト単相組織を維持しており、下死点で金型からの抜熱による焼入れでミクロ組織がマルテンサイト主体のものとなってしまい、成形品における良好な延性が得られない(前記図4の「△」印の部分)。こうした現象は、鋼板を900℃に加熱した後、種々の温度まで冷却し、厚みのある鋼板で鋏込むことによって、金型による焼入れを模擬した実験より明らかとなったのである。このときの冷却(急冷)開始温度と、成形品のビッカース硬さ(荷重9.8N)の関係を図6に示すが、冷却開始温度を600℃未満とすることによって、フェライトの生成が促進され、鋼板の硬さが低減されていることが分かる。尚、このときの冷却速度は、加熱温度から挟み込み温度(焼入れ温度)までの平均で10〜20℃/秒であった。こうした製造条件によっても成形品のミクロ組織にフェライトを積極的に導入することができ、フェライト分率が10面積%以上となって良好な延性が実現できるものとなる。また、硬さ測定位置は、成形品(前記図3)縦壁中央部における板厚さ中心付近である。
尚、ブランクの加熱温度をAc3変態点以上とした場合には、その上限温度は1000℃程度までとすることが好ましい。この温度が1000℃よりも高くなると、酸化スケールの生成が著しくなって(例えば、100μm以上)、成形品の板厚(デスケーリング後)が所定のものよりも薄くなる恐れがある。
いずれの加熱温度を採用するにしても、成形開始温度の下限はマンテンサイト変態開始温度Msよりも高い温度とする必要がある(前記図4参照)。成形開始温度がマルテンサイト変態開始温度よりも低くなると、成形中(金型が成形下死点に到達する前)にマルテンサイト変態が生じてしまい、その時点で成形が困難になってしまうことになる。本発明では成形開始温度を加熱温度の関係について管理すれば、上記の目的が達成されることになり、成形終了温度については特に限定されるものではないが、成形途中で生成するマルテンサイト組織をできるだけ低減するという観点からして、この温度(成形終了温度)についてもマルテンサイト変態開始温度よりも高い温度とすることが好ましい。また、好ましい実施形態としては、成形開始時点(ブランクが前記図2に示したピン7以外の金型の一部に接触した時点)から、成形完了までの所要時間は2秒以内であることが好ましく、こうした条件を付加することによって、成形途中における破断の防止がより確実なものとなる。
尚、本発明方法では、加熱温度と成形開始温度の関係を適切に制御することによって上記の目的を達成することができるのであり、こうした効果はしわ押さえを有する金型を用いて成形(即ち、絞り成形)する場合に顕著に発揮されることになるが、こうした要件に付加して、先に提案した技術を併用することも有用である。即ち、前記図2に示した金型構成を採用して鋼板の温度均一性を図ることや、表面に酸化スケールを15μm以上形成した鋼板を用いてプレス成形することも有用であり、こうした技術を併用することによって、本発明の効果がより有効に発揮されることになる。但し、これらの構成を付加して実施する場合においても、本発明で規定する前記製造条件は基本的に同じとなる。
また上記趣旨から明らかなように、本発明に係る成形品は、しわ押さえを用いて成形する絞り成形品に限らず、通常のプレス成形によって得られるものも含むものであり、こうした成形品を製造する場合であっても本発明の効果が達成される。
以下、本発明の効果を実施例によって更に具体的に示すが、下記実施例は本発明を限定するものではなく、前・後記の趣旨に徴して設計変更することはいずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。
前記表1に示した化学成分組成を有する鋼を通常の手段によって、厚さ1.4mmまで圧延し焼鈍した。これから、直径(ブランク径):95mmの円形ブランクを打ち抜き実験に用いた(従って、このブランクのAc1変態点:725℃、Ac3変態点:850℃)。
上記円形ブランクを用い、パンチの頭部形状が正方形(一辺が45mm)の金型(角筒ダイおよび角筒パンチ)を用い(前記図2参照)、本発明方法に従って、温間若しくは熱間による角筒絞り成形を行った。このときブランクの加熱は、電気炉を用いて大気雰囲気で行い、その加熱温度を様々に設定した。また、加熱の際に加熱保持時間を加熱温度毎に制御することによって、加熱中に生成する酸化スケールの厚さを約20μmに統一した。
成形実験は、前記図2に示した金型を用い、クランクプレス機に設置して実施した。
金型がブランクに接触してから、下死点で停止するまでの時間は0.75秒とした。また成形開始温度は、加熱炉からブランクを取り出し、成形を開始するまでの放冷時間を制御することによって行い、同時に放射温度計にて実績温度を測定した。その際の冷却速度は、加熱温度から成形開始温度までの平均で10〜20℃/秒とした。成形過程では、成形開始後、下死点にて約20秒間保持し、焼入れ操作を実施した。その他のプレス成形条件は下記の通りである。
(他のプレス成形条件)
しわ押さえ力:1トン
ダイ肩半径rd:5mm
パンチ肩半径rp:5mm
パンチ−ダイ間クリアランスCL:[1.32/2+1.4(鋼板厚さ)]mm
成形高さ:37mm
潤滑剤:耐熱温度1000℃のペースト状固体潤滑剤を使用し、金型に塗布した。
成形後、成形品の断面硬さ、ミクロ組織およびフェライト分率を測定した。また、成形品の延性は、成形品から引張試験片を切り出すことが困難であるので、成形実験と同じ後半を加熱した後、成形開始温度まで放冷し、直ちに厚み10mmの厚鋼板にて挟み込むことで成形下死点での焼入れ操作を模擬した板から鋼板をJIS13B試験片を切り出し、引張試験と全伸びを測定した。成形品(前記図5)縦壁中央部における板厚さ中心付近で硬さ(ビッカース硬さHv:荷重9.8N)を測定した。尚、成形性は破断の有無によって、無しの場合を「○」、有りの場合を「×」で示した。
これらの結果を、製造条件と共に一括して下記表2に示す。また、これらの結果に基づいて、引張強度と全伸びをフェライト分率との関係で整理したグラフを図7に示す。尚、前記図4は、この結果に基づいてデータとして整理したものである。
Figure 2005329449
これらの結果から明らかなように、本発明で規定する条件で成形したものは、良好な成形性が得られると共に、成形品における延性も良好であることがわかる。
熱間成形を実施するための金型構成を示す概略説明図である。 先に開発した金型の構成を示す概略説明図である。 成形開始温度および加熱温度が流入応力に与える影響を示すグラフである。 破断応力が加工応力を上回る成形温度と加熱温度の関係を示したグラフである。 成形が実施できた成形品の外観形状を模式的に示した斜視図である。 冷却開始温度と、成形品のビッカース硬さ(荷重9.8N)の関係を示すグラフである。 成形品の引張強度と全伸びをフェライト分率との関係で整理したグラフである。
符号の説明
1 パンチ
2 ダイ
3 ブランクホルダー
4 鋼板(ブランク)
7 ピン


Claims (5)

  1. パンチおよびダイを用いて薄鋼板を温間または熱間で成形して成形品を製造するに当たり、薄鋼板の加熱温度に応じて成形開始温度を制御しつつ成形することを特徴とする温熱間成形品の製造方法。
  2. 薄鋼板を、Ac1変態点以上Ac3変態点未満の温度に加熱した後、下記(1)式を満足すると共にマルテンサイト変態開始温度Msよりも高い成形開始温度で成形する請求項1に記載の製造方法。
    成形開始温度(℃)≦0.725×鋼板の加熱温度(℃)…(1)
  3. 薄鋼板をAc3変態点以上の温度に加熱した後、600℃未満でマルテンサイト変態開始温度Msよりも高い温度で成形する請求項1に記載の製造方法。
  4. しわ押さえを使用して成形する請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の方法によって製造された成形品であって、そのミクロ組織がフェライトおよびマルテンサイトからなり、且つフェライト分率が10面積%以上である成形品。



JP2004151754A 2004-05-21 2004-05-21 温熱間成形品の製造方法および成形品 Expired - Fee Related JP4551694B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004151754A JP4551694B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 温熱間成形品の製造方法および成形品
US11/116,304 US20050257862A1 (en) 2004-05-21 2005-04-28 Production method of warm- or hot-formed product
FR0504903A FR2870469B1 (fr) 2004-05-21 2005-05-16 Procede de production d'un produit forme a chaud ou a la chaleur
GB0510344A GB2414208B (en) 2004-05-21 2005-05-20 Production method of warm-or hot-formed product
CNB2005100739175A CN1310714C (zh) 2004-05-21 2005-05-23 温热或热成形产品的生产方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004151754A JP4551694B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 温熱間成形品の製造方法および成形品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005329449A true JP2005329449A (ja) 2005-12-02
JP4551694B2 JP4551694B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=34836618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004151754A Expired - Fee Related JP4551694B2 (ja) 2004-05-21 2004-05-21 温熱間成形品の製造方法および成形品

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20050257862A1 (ja)
JP (1) JP4551694B2 (ja)
CN (1) CN1310714C (ja)
FR (1) FR2870469B1 (ja)
GB (1) GB2414208B (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007169679A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Kobe Steel Ltd スポット溶接部の接合強度および熱間成形性に優れた熱間成形用鋼板並びに熱間成形品
JP2009534196A (ja) * 2006-04-24 2009-09-24 ティッセンクルップ スチール アクチェンゲゼルシャフト 強靭鋼及び高強靭鋼製のブランクを成形する装置及び方法
JP2012040568A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Hitachi Zosen Fukui Corp サーボプレスによる鋼板のホットプレス方法及びサーボプレス
WO2012043833A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 株式会社神戸製鋼所 プレス成形設備
WO2012043836A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品およびその製造方法
WO2012043835A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 株式会社神戸製鋼所 熱間成形品の製造方法
WO2012043834A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品およびその製造方法
JP2012091229A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Kobe Steel Ltd プレス成形品およびその製造方法
WO2013047526A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品の製造方法およびプレス成形設備
WO2013118862A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品およびその製造方法
JP2013220449A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Mazda Motor Corp 鋼板のプレス成形方法及びその成形品
JP2015037810A (ja) * 2014-11-27 2015-02-26 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品の製造装置
WO2015097882A1 (ja) 2013-12-27 2015-07-02 新日鐵住金株式会社 熱間プレス鋼板部材、その製造方法及び熱間プレス用鋼板
US9358602B2 (en) 2010-09-30 2016-06-07 Kobe Steel, Ltd. Method for producing press-formed product

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3816937B1 (ja) * 2005-03-31 2006-08-30 株式会社神戸製鋼所 熱間成形品用鋼板およびその製造方法並びに熱間成形品
EP1767659A1 (fr) * 2005-09-21 2007-03-28 ARCELOR France Procédé de fabrication d'une pièce en acier de microstructure multi-phasée
ES2284377B1 (es) * 2006-02-24 2008-09-16 Mondragon Utillaje Y Sistemas, S.Coop. Util para conformar una chapa metalica.
DE102007009937A1 (de) 2007-03-01 2008-09-04 Schuler Smg Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Umformung einer Platine und Kühlvorrichtung für eine Platine
WO2008153183A1 (ja) * 2007-06-15 2008-12-18 Sumitomo Metal Industries, Ltd. 成形品の製造方法
DE102008044693B4 (de) * 2008-08-28 2011-02-24 Benteler Automobiltechnik Gmbh Verfahren zur Herstellung gehärteter Bauteile mit mehrfachem Erwärmen
DE102008043401B4 (de) * 2008-11-03 2017-09-21 Volkswagen Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Blechbauteilen mittels Warmumformung sowie dadurch hergestellte Blechbauteile
DE102009021307A1 (de) * 2009-05-14 2011-01-05 Diehl Metall Stiftung & Co. Kg Verfahren zur Herstellung eines Bestandteils einer Synchronisierungseinrichtung für ein Schaltgetriebe
JP5287995B2 (ja) * 2009-11-09 2013-09-11 トヨタ自動車株式会社 ホットプレス用金型及び温度測定装置、並びにホットプレス成形方法
JP5740099B2 (ja) * 2010-04-23 2015-06-24 東プレ株式会社 熱間プレス製品の製造方法
CN105734404B (zh) 2011-07-21 2018-01-02 株式会社神户制钢所 热压成形钢构件的制造方法
GB201116668D0 (en) * 2011-09-27 2011-11-09 Imp Innovations Ltd A method of forming parts from sheet steel
CN104159681B (zh) * 2012-03-06 2016-02-24 杰富意钢铁株式会社 温热压制成型方法和汽车骨架部件
WO2013132823A1 (ja) * 2012-03-06 2013-09-12 Jfeスチール株式会社 温間プレス成形方法および自動車骨格部品
KR101609501B1 (ko) * 2012-03-30 2016-04-05 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 열간 프레스 성형 강 부재의 제조 방법 및 열간 프레스 성형 강 부재
JP6075304B2 (ja) * 2013-03-28 2017-02-08 株式会社豊田中央研究所 熱間プレス成形方法および熱間プレス成形装置
US20160067760A1 (en) * 2013-05-09 2016-03-10 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Surface layer grain refining hot-shearing method and workpiece obtained by surface layer grain refining hot-shearing
KR20180001590A (ko) * 2013-11-29 2018-01-04 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 열간 성형용 강판
DE102014114394B3 (de) * 2014-10-02 2015-11-05 Voestalpine Stahl Gmbh Verfahren zum Erzeugen eines gehärteten Stahlblechs
CN109333001B (zh) * 2018-09-30 2020-06-19 苏州普热斯勒先进成型技术有限公司 高强钢汽车外覆盖件总成及其制造方法
CN114130895B (zh) * 2021-12-01 2024-02-13 成都市鸿侠科技有限责任公司 一种基于滑轨式的飞机零部件用校形工艺及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62286626A (ja) * 1986-06-04 1987-12-12 Nippon Steel Corp 鋼板のプレス成形方法
JP2004025247A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Jfe Steel Kk 高強度化部品の製造方法
JP2004124221A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Nippon Steel Corp 熱間成形加工後の硬化能に優れた鋼板およびその使用方法
JP2005177805A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Nippon Steel Corp ホットプレス成形方法
JP2005205477A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Nippon Steel Corp 生産性に優れた熱間プレス成形方法及び自動車用部材

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537574B2 (ja) * 1974-04-17 1980-09-29
JPS5773132A (en) * 1980-10-24 1982-05-07 Nippon Kokan Kk <Nkk> Production of cold rolled mild steel plate of superior deep drawability and aging resistance by continuous annealing
US4426235A (en) * 1981-01-26 1984-01-17 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Cold-rolled high strength steel plate with composite steel structure of high r-value and method for producing same
JPS58221233A (ja) * 1982-06-15 1983-12-22 Nippon Kokan Kk <Nkk> プレス成形性の優れた高強度冷延鋼板の製造方法
JPS61170513A (ja) * 1985-01-24 1986-08-01 Kobe Steel Ltd 高強度非調質棒鋼の製造方法
JP2981629B2 (ja) * 1991-12-12 1999-11-22 株式会社神戸製鋼所 深絞り性に優れる複合組織焼付硬化性鋼板の製造方法
TW363082B (en) * 1994-04-26 1999-07-01 Nippon Steel Corp Steel sheet having high strength and being suited to deep drawing and process for producing the same
JP2991064B2 (ja) * 1994-12-15 1999-12-20 住友金属工業株式会社 窒化非調質鍛造用鋼および窒化非調質鍛造品
US6478900B1 (en) * 1994-12-30 2002-11-12 Diado Tokushuko Kabushiki Kaisha Method of forging precipitation hardening type stainless steel
JP3389562B2 (ja) * 2000-07-28 2003-03-24 アイシン高丘株式会社 車輌用衝突補強材の製造方法
JP2004337923A (ja) * 2003-05-15 2004-12-02 Sumitomo Metal Ind Ltd 熱間成形鋼材の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62286626A (ja) * 1986-06-04 1987-12-12 Nippon Steel Corp 鋼板のプレス成形方法
JP2004025247A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Jfe Steel Kk 高強度化部品の製造方法
JP2004124221A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Nippon Steel Corp 熱間成形加工後の硬化能に優れた鋼板およびその使用方法
JP2005177805A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Nippon Steel Corp ホットプレス成形方法
JP2005205477A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Nippon Steel Corp 生産性に優れた熱間プレス成形方法及び自動車用部材

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4630188B2 (ja) * 2005-12-19 2011-02-09 株式会社神戸製鋼所 スポット溶接部の接合強度および熱間成形性に優れた熱間成形用鋼板並びに熱間成形品
JP2007169679A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Kobe Steel Ltd スポット溶接部の接合強度および熱間成形性に優れた熱間成形用鋼板並びに熱間成形品
US9068239B2 (en) 2006-04-24 2015-06-30 Thyssenkrupp Steel Europe Ag Device and method for the forming of blanks from high and very high strength steels
JP2009534196A (ja) * 2006-04-24 2009-09-24 ティッセンクルップ スチール アクチェンゲゼルシャフト 強靭鋼及び高強靭鋼製のブランクを成形する装置及び方法
JP2012040568A (ja) * 2010-08-12 2012-03-01 Hitachi Zosen Fukui Corp サーボプレスによる鋼板のホットプレス方法及びサーボプレス
WO2012043833A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 株式会社神戸製鋼所 プレス成形設備
WO2012043836A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品およびその製造方法
WO2012043835A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 株式会社神戸製鋼所 熱間成形品の製造方法
WO2012043834A1 (ja) * 2010-09-30 2012-04-05 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品およびその製造方法
JP2012076101A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Kobe Steel Ltd 熱間成形品の製造方法
JP2012091229A (ja) * 2010-09-30 2012-05-17 Kobe Steel Ltd プレス成形品およびその製造方法
US9358602B2 (en) 2010-09-30 2016-06-07 Kobe Steel, Ltd. Method for producing press-formed product
WO2013047526A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品の製造方法およびプレス成形設備
JP2013075329A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Kobe Steel Ltd プレス成形品の製造方法およびプレス成形設備
US9469891B2 (en) 2011-09-30 2016-10-18 Kobe Steel, Ltd. Press-forming product manufacturing method and press-forming facility
JP2013176803A (ja) * 2012-02-10 2013-09-09 Kobe Steel Ltd プレス成形品およびその製造方法
WO2013118862A1 (ja) * 2012-02-10 2013-08-15 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品およびその製造方法
JP2013220449A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Mazda Motor Corp 鋼板のプレス成形方法及びその成形品
WO2015097882A1 (ja) 2013-12-27 2015-07-02 新日鐵住金株式会社 熱間プレス鋼板部材、その製造方法及び熱間プレス用鋼板
KR20160091399A (ko) 2013-12-27 2016-08-02 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 열간 프레스 강판 부재, 그 제조 방법 및 열간 프레스용 강판
US10273555B2 (en) 2013-12-27 2019-04-30 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation Hot-pressed steel sheet member
JP2015037810A (ja) * 2014-11-27 2015-02-26 株式会社神戸製鋼所 プレス成形品の製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20050257862A1 (en) 2005-11-24
GB2414208A (en) 2005-11-23
FR2870469A1 (fr) 2005-11-25
GB2414208B (en) 2006-07-12
FR2870469B1 (fr) 2009-12-04
GB0510344D0 (en) 2005-06-29
JP4551694B2 (ja) 2010-09-29
CN1310714C (zh) 2007-04-18
CN1698993A (zh) 2005-11-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4551694B2 (ja) 温熱間成形品の製造方法および成形品
JP3816937B1 (ja) 熱間成形品用鋼板およびその製造方法並びに熱間成形品
JP4681492B2 (ja) 鋼板熱間プレス方法及びプレス成形品
JP6075304B2 (ja) 熱間プレス成形方法および熱間プレス成形装置
JP5611922B2 (ja) プレス成形品およびその製造方法
JP5695381B2 (ja) プレス成形品の製造方法
JP4630188B2 (ja) スポット溶接部の接合強度および熱間成形性に優れた熱間成形用鋼板並びに熱間成形品
JP2011179028A (ja) 成形品の製造方法
JP5612992B2 (ja) 熱間成形品の製造方法
JP6043272B2 (ja) プレス成形品の製造方法
JP2005138111A (ja) 鋼板の熱間プレス成形方法及び装置
WO2012043833A1 (ja) プレス成形設備
KR101719446B1 (ko) 프레스 성형품 및 그 제조 방법
WO2005113842A1 (ja) 熱間絞り成形品の製造方法
JP4338454B2 (ja) 鋼板の熱間絞り成形方法
JP2003103311A (ja) マグネシウム合金薄板のプレス成形方法
JP5612993B2 (ja) プレス成形品およびその製造方法
WO2012043834A1 (ja) プレス成形品およびその製造方法
CN205587491U (zh) 一种车身地板纵梁加强板
JP2014091161A (ja) プレス成形品の製造方法
JP5952881B2 (ja) プレス成形品の製造装置
JP2002348607A (ja) 車両用部品における固体成形焼入方法
KR20140031751A (ko) 도금 강재의 열간 프레스 성형품 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4551694

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees