JP2005322704A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体基板表面にインク打点やレーザー照射を行うことができなくても、超小型の半導体装置の方向を容易に認識することができる半導体装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 半導体基板10の素子回路を形成する第1の主表面上の素子回路形成禁止領域25にインデックスマーク等の半導体装置の方向を示す金属パターン19を形成することにより、半導体基板表面にインク打点やレーザー照射を行うことができなくても、赤外線カメラにより半導体基板を透過して第1の主表面上の金属パターン19を識別できるので、超小型の半導体装置の方向を容易に認識することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関するものであり、特にその裏面(シリコン面)が露出した半導体基板を有する半導体装置に関するものである。
近年、情報通信分野を中心とした携帯機器の小型軽量化、高機能化に伴い、半導体装置の小型化が要求されている。この要求にこたえるため、半導体装置が半導体チップとほぼ同サイズに形成される様々なチップサイズパッケージが実現されている。その1つの形態としてウェーハレベルチップサイズパッケージ(以下、WLCSPと称す)と称す半導体装置が存在する。これらWLCSPでは半導体チップの表面は樹脂封止されているが、裏面(シリコン面)は露出している。以下に従来のWLCSPについて半導体装置および半導体装置の製造方法について図8を参照しながら説明する。
図8(a)は従来の半導体装置を示す断面図である。
図8(a)において、100は半導体基板、101は素子電極、102は絶縁層、111は金属配線、107は金属電極、113は外部金属端子、112は封止樹脂、110は外部金属端子形成用ランド、114はパッシベーション膜、116はコンタクトホール部および118はWLCSPである半導体装置である。
図8(b)は従来の半導体装置を示す斜視図である。
図8(b)において、捺印119は半導体基板100上に形成されたものである。
図8(c)は従来のウェーハ状態である半導体装置を示す平面図であり、素子回路が形成されていない、すなわち外部金属端子形成面と反対側の半導体基板表面である。
図8(c)において、118は半導体装置、117は半導体ウェーハ、119は捺印、108はダイシングによるスクライブラインである。
次に、上記記載の従来の半導体装置118の製造方法について説明する。
まず、素子電極101から絶縁層102上に亘って金属配線111が形成され、金属配線111の一部である外部金属端子形成用ランド110上に金属電極107を形成する。次に、絶縁層102および金属配線111、金属電極107を覆う封止樹脂112を形成し、金属電極107表面上に外部金属端子113を形成する。封止樹脂112を形成後、または外部金属端子113を形成後、半導体基板100の露出している表面上に半導体装置118の品番および半導体装置118の方向を示すインデックスマーク120を形成する。インデックスマーク120は、半導体装置118の方向を示す、1番ピンと称される金属電極等の特定の外部金属端子と、金属配線および外部金属端子形成用ランド介して電気的につながっており、外部金属端子形成面のコーナーに配置される特定の外部金属端子の位置を示すために、それとは反対側の半導体基板100表面のコーナー付近へ配置されることが一般的である。また、半導体装置118は半導体ウェーハ状態である半導体基板100を一括樹脂封止されており、所定のスクライブライン108上をダイシングし、個片に切り離されることによって製造される。これにより、半導体基板100とほぼ同サイズの半導体装置118が製造され、究極の小型化が実現できるものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−60119
従来の半導体装置では、素子回路の形成されていない、半導体基板の露出している表面上に品番および半導体装置の方向を表示する際、インク打点またはレーザー照射による加工という方法で、捺印しており、方向を表示するインデックスマークの形状は、通常、直径500um程度の円形が用いられ、方向を表示するインデックスマークの位置は半導体装置のコーナー付近へ配置されることが一般的である。
しかしながら、上記従来の半導体装置においては、以下のような諸問題があった。
半導体装置の全長・全幅が小さい場合、WLCSPにおいては捺印場所がシリコンが露出してる裏面に限られるため、捺印を行う面積が制約されそれにより文字数が制限される。さらに、インク打点やレーザー照射による加工での1文字の捺印形成に必要最小限の領域を確保できない超小型の半導体装置では、半導体装置の方向を表示するインデックスマークすら付することができなかった。半導体装置の方向を表示するインデックスマークを付すことができなければ、半導体装置の方向を確認できず、例えば、半導体装置が間違った方向のまま、トレーまたはエンボスなどの収納容器に収納された場合は、たとえWLCSPが実装基板に実装された後に実施される外観検査において、WLCSPが正しい方向に搭載されているかどうかの判断が画像認識装置を装備した外観検査機においても判別することができない。また、半導体基板表面にインク打点やレーザー照射による凹凸がある場合、半導体基板の平面積に比較し、捺印される面積の割合が大きい超小型の半導体装置をトレーまたはエンボスなどの収納容器から実装基板上へ真空吸着パッドによる搬送時、その凹凸による真空破壊により半導体装置の落下や吸着ミスが発生する原因となる。
そこで、本発明は上記従来の諸問題を解決するものであり、その目的は、半導体基板表面にインク打点やレーザー照射を行うことができなくても、超小型の半導体装置の方向を容易に認識することができる半導体装置および半導体装置の製造方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1記載の半導体装置は、第1の主表面に素子回路が形成された半導体基板を用いて製造された半導体装置であって、前記第1の主表面上に設けられた素子回路形成禁止領域と、前記素子回路形成禁止領域上に形成された半導体装置の方向を表示する金属パターンとを有し、前記半導体基板を透過撮影して前記金属パターンを識別可能であることを特徴とする。
請求項2記載の半導体装置は、第1の主表面に素子回路が形成された半導体基板を用いて製造されたウェーハレベルチップサイズパッケージ形状の半導体装置であって、前記第1の主表面上に形成された前記素子回路と電気的に接続された複数の外部端子と、前記第1の主表面上に設けられた素子回路形成禁止領域と、前記素子回路形成禁止領域上に形成された半導体装置の方向を表示する金属パターンと、前記外部端子を露出する形状に前記半導体基板の前記第1の主表面を覆う封止樹脂とを有し、前記半導体基板を透過撮影して前記金属パターンを識別可能であることを特徴とする。
請求項3記載の半導体装置は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置において、前記金属パターンは図形であることを特徴とする。
請求項4記載の半導体装置は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置において、前記金属パターンは文字であることを特徴とする。
請求項5記載の半導体装置は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置において、前記金属パターンとして誘導素子を配置することを特徴とする。
請求項6記載の半導体装置は、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4のいずれかに記載の半導体装置において、前記透過撮影として赤外線顕微鏡および赤外線カメラで構成される画像認識装置を備えた外観検査機により撮影して前記金属パターンを認識することでその実装方向を判別することを特徴とする。
以上により、半導体基板表面にインク打点やレーザー照射を行うことができなくても、超小型の半導体装置の方向を容易に認識することができる半導体装置を提供することができる。
本発明の半導体装置は、半導体基板の素子回路を形成する第1の主表面上の素子回路形成禁止領域にインデックスマーク等の半導体装置の方向を示す金属パターンを形成することにより、半導体基板表面にインク打点やレーザー照射を行うことができなくても、赤外線カメラにより半導体基板を透過して素子回路が形成された第1の主表面上の金属パターンを識別できるので、超小型の半導体装置の方向を容易に認識することができる。
以下本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本実施の形態における半導体装置を示す斜視図、図2は本実施の形態における半導体装置の概略断面図である。また、図3(a)〜(d)、図4(a)〜(d)は本実施の形態における半導体装置の製造工程を示す概略断面図である。
図1、図2において、半導体装置28は先に述べたWLCSPであり、半導体基板10と封止樹脂22、外部金属端子23、素子電極11、絶縁層12、金属電極17、素子回路形成面に形成されたインデックスマーク等の半導体装置の方向を示す金属パターン19、金属パターン19を形成する領域である素子回路形成禁止領域25、外部金属端子形成用ランド部20、金属配線21、パッシベーション膜24、コンタクトホール部26により構成される。
さらに、半導体基板の素子回路を形成する第1の主表面上にはその裏面である第2の主表面側から赤外光がシリコン中を透過した際、素子回路内のシリコンを含有するアルミニウム金属配線等の赤外線を透過しない金属があると下層に形成された金属パターン19を認識できないため素子回路形成禁止領域25を設けてある。また、素子回路形成禁止25は半導体装置の第1の主表面上における任意の領域に複数設置してもかまわない。
次に、本実装形態の半導体装置での製造方法について、図3(a)〜(d)、図4(a)〜(d)を参照しながら説明する。
図3(a)〜(d)、図4(a)〜(d)は、図1および図2に示す半導体装置の構造を実現するための製造工程を示す概略断面図である。
まず、図3(a)に示すように、その表面に素子回路形成禁止領域25と複数の素子回路(図示せず)が形成された素子回路形成領域を持つ半導体基板10上に、感光性の絶縁材料をスピンコート法などにより塗布したのち、乾燥、露光および現像を順次に行い、半導体基板10上の素子電極11における領域を選択的に除去し、複数の素子電極11を露出させたコンタクトホール部26を有する絶縁層12を形成する。なお、感光性を有する絶縁層12としては、例えばエステル結合型ポリイミドおよびアクリレート系エポキシ等のポリマーなどの感光性を有するものであればよい。また、感光性を有する絶縁層12はスピンコート法により塗布されたものだけでなく、フィルム状にあらかじめ形成された材料、例えばドライフィルムなどを用いても構わない。ただし、その場合は絶縁層12を半導体基板10上に貼り合わせた後、露光および現像を順次おこなうことにより絶縁層12にコンタクトホール部26を形成し、素子電極11を露出させる。
次に、図3(b)に示すように、絶縁層12およびコンタクトホール26から露出している素子電極11上の全面において、スパッタリング法等の薄膜形成技術により、例えば、厚みが0.2μm程度のTiW膜とその上に形成された厚みが0.5μm程度のCu膜からなる金属薄膜層13を形成する。
次に、図3(c)に示すように、金属薄膜層13をスピンコート法でポジ型感光性レジスト膜またはネガ型感光性レジスト膜を覆った後、露光、現像を順次行いメッキレジスト14を形成する。また、感光性のレジスト膜はスピンコート法により塗布されたものだけでなくフィルム状にあらかじめ形成された材料、例えばドライフィルムなどを用いても構わない。
次に、パターン形成されたメッキレジスト14のパターン部以外の露出した金属薄膜層13上に電解メッキ等の厚膜形成技術により、例えば厚みが5μm程度のCu膜からなる金属厚膜層15を選択的に形成し、金属配線パターン19を形成する。その際、素子回路形成禁止領域25にも薄膜金属層13上に金属パターン19を同様に形成する。
次に、図3(d)に示すように、メッキレジスト14を溶融除去後、感光性の厚膜レジスト膜、例えば、フィルム状にあらかじめ形成されたドライフィルムなどを貼り付けた後、露光、現像を順次行い、厚膜メッキレジスト16を形成する。また、厚膜レジスト膜はスピンコート法など形成したポジ型感光性レジスト膜またはネガ型感光性レジスト膜を用いてもかまわない。パターン形成された厚膜メッキレジスト16のパターン部以外の露出した金属薄膜層13上において、電解メッキ等の厚膜形成技術により、例えば厚みが100μm程度のCu膜からなる金属電極17を選択的に形成する。
次に、図4(a)に示すように、金属電極17を形成後、厚膜メッキレジスト16を溶融除去し、金属薄膜層13を溶融除去できるエッチング液を施す。例えば、Cu膜に対しては塩化鉄第二銅溶液で、TiW膜に対しては過酸化水素水である。その際、エッチング液により全面エッチングされることにより、金属厚膜層15よりも薄い薄膜金属層13が先行して除去される。その時点でエッチングを完了することにより半導体基板10において所定の金属配線21、のちに外部金属端子形成用ランドとなる金属端子17が形成される。例えば、Cuメッキにて形成された金属配線21は厚み5μmに対して、Line/Space=20μm/20μmの配線形成が可能である。
次に、図4(b)に示すように、金属配線21および絶縁層12上に、半導体ウェーハ全体を図示しない封止金型に挿入し、この封止金型内に封止樹脂が注入されることにより半導体基板10の素子回路が形成された第1の主表面側に封止樹脂22が形成され、絶縁膜12、金属配線21および金属電極17の表面が覆われる。例えば、封止樹脂22はエポキシ系樹脂を用いて、厚みは50〜100μmを形成する。その際、封止樹脂22によって、金属配線21、外部金属端子形成用ランド20、金属電極17の側面、金属パターン19は外部から保護される。その後、封止樹脂22表面を研磨することで金属電極17の表面を露出させ外部金属端子形成用ランド20を形成する。
次に、図4(c)に示すように、金属電極17の表面上に、スクリーン印刷法などにより外部金属端子23を形成する。この外部金属端子23は、半田材料で構成されており、直径約400μm程度で半球状のバンプである。また、この外部金属端子23は印刷バンプおよびボールのどちらであっても構わない。
次に、図4(d)に示すように、複数の半導体装置28の集合体からなる半導体ウェーハにおいて、スクライブラインをダイシングし、複数の半導体装置28を個片化する。
次に、半導体装置の実装方向の判別方法を説明する。
図5に示すように、以上の工程を経て得られる半導体装置28を実装基板30に実装後、赤外線顕微鏡31および赤外線カメラ32で構成される画像認識装置33を備えた外観検査機により、金属パターン19を認識することで、実装方向を容易に判別できる。
また、同様に赤外線顕微鏡31および赤外線カメラ32で構成される画像認識装置33を備えたテーピングマシン用いて半導体装置28をエンボステーピング容器への収納する際の方向確認もできる。
なお、素子回路形成禁止領域25に形成する金属パターン19の平面形状は図6に示すように数字やアルファベット等の文字や記号、図形等任意の形状に形成でき、品種名区分やロットナンバー管理に適用できる。
また、素子回路形成禁止領域25に形成する金属パターン19の平面形状は図7に示すように渦巻き状に形成し一端を素子回路形成領域の素子電極と接合し、他の一端を素子回路の形成領域から素子回路禁止領域25内に延長されたシリコンを含有するアルミニウム金属配線29と接続することで誘導素子を形成することができ、さらに素子回路禁止領域25内に形成されるため良好なインダクタンス成分を得られる。
以上のように、半導体基板の素子回路を形成する第1の主表面上の一部の素子回路を形成しない領域に微細な金属パターンを形成し、品番およびインデックスマークとすることで、超小型半導体装置においても搬送時のミスの低減が図れる。また、方向表示手段を確保できることで超小型の半導体装置が間違った方向のまま、トレーまたはエンボステープなどの収納容器に収納された場合においても、半導体装置実装後の外観検査においてWLCSPが正しい方向に搭載されているかどうかの判断を外観検査機にて判別することが可能となる。
また、レーザー照射などによる加工では半導体ウェーハ中を透過するレーザー光による
素子回路へのダメージを回避するため半導体ウェーハを薄く加工し、半導体装置の総取り付け高さを低くするとできなかったが、本発明においてはレーザー照射をしなくとも品番、インデックスマークを形成することができるため、それが可能となる。
以上の説明では、WLCSPを用いて説明したが、その他の形態の半導体装置等に対しても用いることができる。
本発明の半導体装置および半導体装置の製造方法、超小型の半導体装置の方向を容易に認識することができ、半導体装置等に有用である。
本実施の形態における半導体装置を示す斜視図 本実施の形態における半導体装置の概略断面図 本実施の形態における半導体装置の製造工程を示す概略断面図 本実施の形態における半導体装置の製造工程を示す概略断面図 本実施の形態における半導体装置の実装方向判別装置の構成図 本実施の形態における金属パターンとして文字を形成した半導体装置の斜視図 本実施の形態における金属パターンとして誘導素子を形成した半導体装置の斜視図 (a)従来の半導体装置を示す断面図 (b)従来の半導体装置を示す斜視図 (c)従来のウェーハ状態である半導体装置を示す平面図
符号の説明
10 半導体基板
11 素子電極
12 絶縁層
13 金属薄膜層
14 メッキレジスト
15 金属厚膜層
16 厚膜メッキレジスト
17 金属電極
19 金属パターン
20 外部金属端子形成用ランド
21 金属配線
22 封止樹脂
23 外部金属端子
24 パッシベーション膜
25 素子回路形成禁止領域
26 コンタクトホール部
28 半導体装置
29 金属配線
30 実装基板
31 赤外線顕微鏡
32 赤外線カメラ
33 画像認識装置
100 半導体基板
101 素子電極
102 絶縁層
107 金属電極
108 スクライブライン
110 外部金属端子形成用ランド
111 金属配線
112 封止樹脂
113 外部金属端子
114 パッシベーション膜
116 コンタクトホール部
117 半導体ウェーハ
118 半導体装置
119 捺印
120 インデックスマーク

Claims (6)

  1. 第1の主表面に素子回路が形成された半導体基板を用いて製造された半導体装置であって、
    前記第1の主表面上に設けられた素子回路形成禁止領域と、
    前記素子回路形成禁止領域上に形成された半導体装置の方向を表示する金属パターンとを有し、前記半導体基板を透過撮影して前記金属パターンを識別可能であることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1の主表面に素子回路が形成された半導体基板を用いて製造されたウェーハレベルチップサイズパッケージ形状の半導体装置であって、
    前記第1の主表面上に形成された前記素子回路と電気的に接続された複数の外部端子と、
    前記第1の主表面上に設けられた素子回路形成禁止領域と、
    前記素子回路形成禁止領域上に形成された半導体装置の方向を表示する金属パターンと、
    前記外部端子を露出する形状に前記半導体基板の前記第1の主表面を覆う封止樹脂と
    を有し、前記半導体基板を透過撮影して前記金属パターンを識別可能であることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記金属パターンは図形であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置。
  4. 前記金属パターンは文字であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記金属パターンとして誘導素子を配置することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記透過撮影として赤外線顕微鏡および赤外線カメラで構成される画像認識装置を備えた外観検査機により撮影して前記金属パターンを認識することでその実装方向を判別することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4のいずれかに記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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