JP2005321568A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサの取り替え等の手間を省くと共に、紙等の浪費を防止し、画質や色再現性を向上させることができる。
【解決手段】記録媒体に形成された検査用画像の濃度又は色度を検知する検知手段と、検知手段による検知結果を用いて画像の濃度又は色度を補正する補正手段とを備え、検知手段を、記録媒体の搬送方向に対して交差する第1の方向に配置した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラープリンタやカラー複写機等の画像形成装置における画質及び色再現性を向上させる技術に関する。
近年、カラープリンタやカラー複写機等に代表される電子写真方式やインクジェット方式等を採用したカラー画像形成装置には、出力画像の高画質化が求められている。
ところが、カラー画像形成装置は、環境の変化や長時間の使用による装置各部の変動があると、得られる画像の色が変動する。特に電子写真方式のカラー画像形成装置の場合、わずかな環境変動でも色の変動が生じ、カラーバランスを崩す虞れがあるので、色及び色の階調性を安定して再現するための手段を有している。例えば、各色のトナーに対して、絶対湿度に応じた数種類の露光量や現像バイアスなどのプロセス条件、ルックアップテーブル(LUT)などの階調補正手段をもち、温湿度センサによって測定された絶対湿度に基づいて、その時のプロセス条件や階調補正の最適値を選択している。また、装置各部の変動が起こっても一定の色及び色の階調性が得られるように、各色のトナー単色で濃度検知用トナーパッチを中間転写体や感光ドラム等の上に形成し、その未定着単色トナーパッチの濃度を未定着トナー用濃度検知センサ(以下、濃度センサとする)で検知し、その検知結果より露光量、現像バイアスなどのプロセス条件やLUTなどの階調補正手段にフィードバックをかけて濃度制御を行うことで、安定した色及び色の階調性を得るように構成している(例えば、特許文献1,2参照)。
ただし、上記濃度センサを用いた濃度制御はパッチ(検査画像)を中間転写体や感光ドラム等の上に形成して検知するもので、その後に行われる転写材への転写及び定着された画像のカラーバランスの変化については制御していない。転写材へのトナー像の転写における転写効率や、定着による加熱及び加圧によってもカラーバランスが変化する。この変化には、上記濃度センサを用いた濃度制御では対応できない。
また、この濃度制御は単色のパッチしか形成していないので、複数のトナーの混色による画像のカラーバランスの変化については制御していない。
そこで、転写材上にブラック(K)によるグレーパッチと、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)を混色したプロセスグレーパッチとを形成し、トナー定着後にKによるグレーパッチをリファレンスとしてCMY混色のプロセスグレーパッチと相対比較することで、プロセスグレーパッチによって無彩色となるCMYの混合比率を出力することができるように、転写材上のパッチの色度及び濃度を検知するセンサ(以下、カラーセンサという)を設けたカラー画像形成装置もある(例えば、特許文献3参照)。
このカラー画像形成装置では、検知結果を画像形成部の露光量やプロセス条件、画像処理部のRGB信号をカラー画像形成装置の色再現域へ変換するカラーマッチングテーブルやRGB信号をCMYK信号へ変換する色分解テーブル、濃度−階調特性を補正するためのキャリブレーションテーブル等へフィードバックすることで、転写材上に形成した最終出力画像の濃度又は色度制御を行うことができる。カラー画像形成装置の出力画像を外部の画像読取装置又は色度計・濃度計で検知し、同様の制御を行うことも可能であるものの、本方式は画像形成装置内で制御が完結する点で優れている。このカラーセンサは、例えば発光素子として赤(R)、緑(G)、青(B)等の発光スペクトルが異なる3種以上の光源を用いるか、又は発光素子は白色(W)を発光する光源を用いて、受光素子上に赤(R)、緑(G)、青(B)等の分光透過率が異なる3種以上のフィルタを形成したもので構成する。このように構成してRGB出力等の異なる3種以上の出力が得られる。
インクジェット方式のカラー画像形成装置においても、インク吐出量の経時変化や環境差、インクカートリッジの個体差によりカラーバランスが変化し、濃度−階調特性を一定に保持できない。そこで、インクジェットヘッドをカラーセンサに付け替えて、転写材上のパッチの濃度又は色度を検知し、濃度又は色度制御を行っている画像形成装置もある。
特開平7−055703号公報 特許3430702号明細書 特開2003−084532号公報
しかし、従来の電子写真方式のカラー画像形成装置においては、1台に1個しかカラーセンサを搭載しておらず、転写材の移動(搬送)方向に対して略直交(交差)する方向(以下、走査方向(第1の方向)とする)に対しては、転写材の中央部等のセンサ位置に依存する検知可能な限られた場所にパッチを形成しなければならなかった。
一方、電子写真方式のカラー画像形成装置においては、走査方向に同じ画像信号のパッチを形成しても、濃度及び色度がばらつくという課題を抱えている。これは、トナーの転写特性が転写材の中央部と端部でわずかではあるものの異なることや、転写材に転写されたトナーを加熱及び加圧して転写材に定着させる定着装置の定着特性が転写材の中央部と端部でわずかではあるものの異なることに起因している。
従って、カラーセンサを搭載した従来のカラー画像形成装置においては、色再現性を向上させることは可能であったものの、同一転写材内における濃度及び色度ムラに対しては、対処することができなかった。
また、転写材の中央部等の限られた場所に形成したパッチしか、濃度又は色度を検知できないため、一枚の転写材に形成できるパッチの数には限りがある。制御に必要なパッチを形成するために一度の制御で複数枚の転写材にパッチを形成するか、パッチ数を減らして一枚の転写材に可能な個数のパッチを形成して制御の精度を落とすことのどちらかを選択しなければならないという課題も抱えている。
インクジェットヘッドをカラーセンサに付け替える方式を採用しているインクジェット方式のカラー画像形成装置では、インクジェットヘッドと同様にして走査方向にカラーセンサが移動するため、上記電子写真方式のカラー画像形成装置が抱える問題はないものの、インクジェットヘッドとカラーセンサをユーザーに取り替えさせるという手間がかかり、使用上の問題を抱えている。
更に、電子写真方式のカラー画像形成装置にも、インクジェット方式のような移動式のカラーセンサを設ければ良いと考えられるものの、本方式は走査方向にカラーセンサを動かす際には、転写材が完全に定着装置から出た状態で転写材を停止させなければならない。しかし、そのためには少なくとも最長の転写材の長さ分はカラーセンサを定着装置から離さなければならず、定着装置から排紙部までの距離が短いカラー画像形成装置には対応できない。
本発明はこのような状況のもと、カラー画像形成装置にユーザーに負荷をかけることなく走査方向の複数の位置において濃度又は色度を検知できるカラーセンサを搭載し、そのカラーセンサを用いて同一転写材内における走査方向の濃度又は色度ムラの状態を検知しそれを低減させることでカラー画像形成装置の画質を向上させ、更に、できるだけ多くのパッチを1枚の転写材に形成し、より多くのパッチを検知することで、カラー画像形成装置の色再現性を向上させることを目的とするものである。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、記録媒体に形成された検査用画像の濃度又は色度を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果を用いて画像の濃度又は色度を補正する補正手段とを備え、前記検知手段を、記録媒体の搬送方向に対して交差する第1の方向に配置した。
詳しくは、記録媒体上に形成された検査用画像の濃度又は色度を検知するセンサを媒体の搬送方向に対して交差する第1の方向に複数並べて配置し、記録媒体上における第1の方向の画像形成領域に検査用画像を形成し、その濃度又は色度が均一になるように制御する。上記構成により、例えば、電子写真方式のカラー画像形成装置における同じ記録媒体内の第1の方向の濃度又は色度ムラを低減させることが可能となる。
また、検知手段を第1の方向に複数並べて配置し、検査用画像を、第1の方向に検知手段に対応する数だけ形成すると共に、搬送方向に複数列形成したことにより、1枚の記録媒体に多くの検査用画像を形成することができ、記録媒体を浪費することなく画像形成装置の色再現性を向上させることが可能となる。
また、検知手段は、記録媒体における第1の方向の画像形成領域に亘って配置された複数の受光素子と、第1の方向の画像形成領域を照射する発光素子とを備えることにより、第1の方向の画像形成領域全域に複数の検査用画像を形成することが可能となり、上記構成に加えて、より一層画像形成装置の画質及び色再現性を向上させることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、センサの取り替え等の手間を省くと共に、紙等の浪費を防止し、画質や色再現性を向上させることができる。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
また、本発明は、後述する実施形態であるカラー画像形成装置の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態としてのカラー画像形成装置の画像形成部の構成を示す要部断面図である。この装置は、図示のように、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である中間転写体28を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置である。
本実施形態のカラー画像形成装置は、図1に示す画像形成部と図示しない画像処理部から構成される。
最初に画像処理部における処理について説明する。
図2は、カラー画像形成装置の画像処理部における処理の一例を示すフローチャートである。
図2において、ステップS221では、予め用意されているカラーマッチングテーブルにより、パーソナルコンピュータ等から送られてくる画像の色を表すRGB信号をカラー画像形成装置の色再現域に合わせたデバイスRGB信号(以下、DevRGBという)に変換する。ステップS222では、予め用意されている色分解テーブルにより、上記DevRGB信号をカラー画像形成装置のトナー色材色であるCMYK信号に変換する。ステップS223では、各々のカラー画像形成装置に固有の濃度−階調特性を補正するキャリブレーションテーブルにより、上記CMYK信号を濃度−階調特性の補正を加えたC'M'Y'K'信号へ変換する。ステップS224では、PWM(Pulse Width Modulation)テーブルにより、上記C'M'Y'K'信号に対応するスキャナ部24C、24M、24Y、24Kの露光時間Tc、Tm、Ty、Tkへ変換する。
次に、図1を参照して、電子写真方式のカラー画像形成装置における、画像形成部の動作を説明する。
画像形成部は、不図示の画像処理部が変換した露光時間に基づいて点灯させる露光光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成し、この単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を転写材11へ転写し、その転写材11上の多色トナー像を定着させるものである。
具体的には、画像形成部は、給紙部21a、21b、現像色分並置したステーション毎の感光体22Y、22M、22C、22K、一次帯電手段としての注入帯電手段23Y、23M、23C、23K、トナーカートリッジ25Y、25M、25C、25K、現像手段26Y、26M、26C、26K、一次転写ローラ27Y、27M、27C、27K、中間転写体28、二次転写ローラ29、クリーニング手段30、定着装置31、濃度センサ41、カラーセンサ42によって構成されている。
上記感光ドラム(感光体)22Y、22M、22C、22Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光ドラム22Y、22M、22C、22Kを画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。
一次帯電手段は、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の感光体22を帯電させるための4個の注入帯電器23Y、23M、23C、23Kを備え、各注入帯電器にはスリーブ23YS、23MS、23CS、23KSが備えられている。
感光ドラム22Y、22M、22C、22Kへの露光光はスキャナ部24Y、24M、24C、24Kから送られ、感光ドラム22Y、22M、22C、22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像が形成されるように構成されている。
現像手段は、上記静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器26Y、26M、26C、26Kを備え、各現像器には、スリーブ26YS、26MS、26CS、26KSが設けられている。各々の現像器は脱着可能に取り付けられている。
中間転写体28は、カラー画像形成時に時計周り方向に回転し、感光ドラム22Y、22M、22C、22Kとその対向に位置する一次転写ローラ27Y、27M、27C、27Kの回転に伴って、単色トナー像が転写される。一次転写ローラ27に適当なバイアス電圧を印加すると共に感光ドラム22の回転速度と中間転写体28の回転速度に差をつけることにより、単色トナー像を中間転写体28上に転写する。これを一次転写という。
その後、中間転写体28に二次転写ローラ29が接触して転写材11を狭持搬送し、転写材11に中間転写体28上の多色トナー像が転写する。この二次転写ローラ29に適当なバイアス電圧を印加し、静電的にトナー像を転写する。これを二次転写という。二次転写ローラ29は、転写材11上に多色トナー像を転写している間、29aの位置で転写材11に当接し、印字処理後は29bの位置に離間する。
定着装置31は、転写材11を搬送させながら、転写材に転写された多色トナー像を溶融定着させるものであり、図1に示すように転写材11を加熱する定着ローラ32と転写材11を定着ローラ32に圧接させるための加圧ローラ33を備えている。定着ローラ32と加圧ローラ33は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ34、35が内蔵されている。定着装置31は、多色トナー像を保持した転写材11を定着ローラ32と加圧ローラ33により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを転写材に定着させる。
トナー定着後の転写材11は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。
クリーニング手段30は、中間転写体28上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体28上に形成された4色の多色トナー像を転写材11に転写した後の廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
濃度センサ41は、図1のカラー画像形成装置において中間転写体28へ向けて配置されており、中間転写体28の表面上に形成されたトナーパッチの濃度を測定する。
この濃度センサ41の構成の一例を図3に示す。濃度センサ41は、LED等の赤外発光素子51と、フォトダイオード、CdS等の受光素子52、受光データを処理する図示しないIC等とこれらを収容する図示しないホルダーを備える。
受光素子52aはトナーパッチからの乱反射光強度を検知し、受光素子52bはトナーパッチ64からの正反射光強度を検知する。正反射光強度と乱反射光強度の両方を検知することにより、高濃度から低濃度までのトナーパッチの濃度を検知することができる。なお、上記発光素子51と受光素子52の結合のために図示しないレンズなどの光学素子が用いられることもある。
カラーセンサ42は転写材搬送路の定着装置31より下流側に転写材11の画像形成面へ向けて配置されており、転写材11上に形成された定着後の混色パッチの色を検知し、RGB値を出力する。これによりカラー画像形成装置内部に配置することにより、定着後の画像を排紙部に排紙する前に、自動的に検知することが可能となる。
図4にカラーセンサ42の構成の一例を示す。カラーセンサ42は、白色LED53とRGB等3色以上のオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54aにより構成される。白色LED53を定着後のパッチ71〜73が形成された転写材11に対して斜め45度より入射させ、0度方向への乱反射光強度をRGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54aにより検知する。RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54aの受光部は、54bのようにRGBが独立した画素となっている。RGBオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54の電荷蓄積型センサは、フォトダイオードでも良い。RGBの3画素のセットが、複数セット並んでいるものでも良い。また、入射角が0度、反射角が45度の構成でも良い。更には、RGB等3色以上の発光するLEDとフィルタ無しセンサにより構成しても良い。
次に、第1の実施形態における走査方向の濃度又は色度ムラの補正方法について説明する。
第1の実施形態においては、複数個のカラーセンサ42を、図5に示すように、走査方向に画像形成領域全域に亘って配置する。本実施形態では、3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)を配置した場合について説明するものの、カラーセンサ42の個数は特に限定する必要はなく、可能な限り多いほうが後述する制御の精度が上がる。従来例におけるカラーセンサ42による濃度又は色度制御では、そのうちの1個のカラーセンサ42を使用する。
図6に、転写材11に形成するパッチパターンの一例を示す。n個の定着後の単色パッチ71(1)〜71(n)が並んでいる。これらは、同じ画像信号のパッチであり、一次転写バイアスが各パッチで異なっている。
そして、カラーセンサ42(1)〜42(3)を用いて各パッチの色度を検知する。そして、各パッチにおいて、カラーセンサ42(1)〜42(3)により検知した色度を比較する。走査方向の色度ムラが無ければ、3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)により検知した色度値は等しいはずである。逆に、色度ムラが有れば、3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)により検知した色度値に、差が有るはずである。図7に3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)による検知結果の例を示す。走査方向で色度ムラが有るのが分かる。尚、走査方向中央のカラーセンサ42(2)が検知した色度を基準とし、その色度からの色差を縦軸としてある。
そこで、各一次転写バイアスにおける走査方向の色度ムラを定量的な値にする。定量値にする方法としては、色差の最大値とする、色差の平均値とする、カラーセンサ42の数が多い場合は色差の標準偏差を計算する等の方法がある。
そして、最も色度ムラが小さい一次転写バイアスを選択し、その転写バイアスを、それ以降の画像形成時に設定する。
さらに、最も色度ムラが小さい一次転写バイアスにおいても、その色度ムラがある規定値を越えている場合には、現像器26内において一度トナーを撹拌し、感光ドラム22へ現像する際に走査方向に均一にトナーが分布するようにした上で、再度同じ制御を実施する。
ここまでは、ある一色の一次転写バイアスの設定方法を説明したが、複数色のトナーを有し、それぞれの一次転写バイアスを調整できる場合には、各色毎に同じように最適な一次転写バイアスを設定するのが良い。
次に、再度転写材11にパッチを形成する。図8に、転写材11に形成するパッチパターンの一例を示す。n個の定着後のパッチ72(1)〜72(n)が並んでいる。これらは、同じ画像信号のパッチであり、二次転写バイアスが各パッチで異なっている。なお、パッチの色は単色でも混色でもどちらでも良い。
そして、カラーセンサ42(1)〜42(3)を用いて各パッチの色度を検知する。そして、各パッチにおいて、カラーセンサ42(1)〜42(3)により検知した色度を比較する。走査方向の色度ムラが無ければ、3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)により検知した色度値は等しいはずである。逆に、色度ムラが有れば、3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)により検知した色度値に、差が有るはずである。図9に3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)による検知結果の例を示す。走査方向で色度ムラが有るのが分かる。尚、走査方向中央のカラーセンサ42(2)が検知した色度を基準とし、その色度からの色差を縦軸としてある。
そこで、各二次転写バイアスにおける走査方向の色度ムラを定量的な値にする。定量値にする方法としては、色差の最大値とする、色差の平均値とする、カラーセンサ42の数が多い場合は色差の標準偏差を計算する等の方法がある。
そして、最も色度ムラが小さい二次転写バイアスを選択し、その二次転写バイアスを、それ以降の画像形成時に設定する。
また、最も色度ムラが小さい二次転写バイアスにおいても、その色度ムラがある規定値を越えている場合には、現像器26内において一度トナーを撹拌し、感光ドラム22へ現像する際に走査方向に均一にトナーが分布するようにした上で、再度同じ制御を実施する。
さらに、転写材11にパッチを形成する。図10に、転写材11に形成するパッチパターンの一例を示す。n個の定着後のパッチ73(1)〜73(n)が並んでいる。これらは、同じ画像信号のパッチであり、定着装置31の定着温度が各パッチで異なっている。なお、パッチの色は単色でも混色でもどちらでも良い。
そして、カラーセンサ42(1)〜42(3)を用いて各パッチの色度を検知する。そして、各パッチにおいて、カラーセンサ42(1)〜(3)により検知した色度を比較する。走査方向の色度ムラが無ければ、3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)により検知した色度値は等しいはずである。逆に、色度ムラが有れば、3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)により検知した色度値に、差が有るはずである。図11に3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)による検知結果の例を示す。走査方向で色度ムラが有るのが分かる。尚、走査方向中央のカラーセンサ42(2)が検知した色度を基準とし、その色度からの色差を縦軸としてある。
そこで、各定着温度における走査方向の色度ムラを定量的な値にする。定量値にする方法としては、3個の色差の最大値とする、カラーセンサ42の数が多い場合は色差の標準偏差を計算する等の方法がある。
そして、最も色度ムラが小さい定着温度を選択し、その定着温度を、それ以降の画像形成時に設定する。
さらに、最も色度ムラが小さい定着温度においても、その色度ムラがある規定値を越えている場合には、現像器26内において一度トナーを撹拌し、感光ドラム22へ現像する際に走査方向に均一にトナーが分布するようにした上で、再度同じ制御を実施する。
尚、カラーセンサ42はR,G,Bのセンサ出力を処理することにより濃度も測定できるので、色度ではなく濃度を検知し、濃度ムラが小さくなるように、各条件を設定するようにしても、制御結果は本実施形態と同等であることは明らかである。その際濃度ムラは、各センサで測定した濃度値の最大濃度と最小濃度の差としたり、濃度値の標準偏差とすることで、定量化すれば良い。
これまでに、複数個のカラーセンサ42を用いた一次転写バイアス、二次転写バイアス、定着温度の最適化制御について述べてきた。しかし、三つの条件の最適化をすべて行わず、例えば予め分かっている濃度又は色度ムラへの影響度が大きい一つ又は二つの条件の最適化のみを実施しても良いことは明らかである。
また、図6、図8、図10に示した転写材11に形成するパッチパターン71,72,73は、走査方向全域にわたって同じ画像信号のパッチが形成されているものの、図12のように走査方向に複数個配置されたカラーセンサ42が検知する領域にのみパッチパターン71,72,73を形成しても良いことは明らかである。
さらに、中間転写体28を備えない電子写真方式のカラー画像形成装置においても、本方式と同様に感光体22から転写材11への転写バイアスを最適化できることは明らかである。
以上のように、本実施形態においては、中間転写体28への一次転写及び感光ドラム22への現像に起因する走査方向の濃度ムラ、及び転写材11への二次転写及び定着装置31による定着に起因する色度ムラを低減することができ、カラ−画像形成装置の画質を更に向上させることが可能となる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態における一枚の転写材11にできるだけ多くのパッチを形成する方法について説明する。
カラーセンサ42の構成及び配置は、第1の実施形態と同じものとして説明する。電子写真方式に限らず、他の方式のカラー画像形成装置においても、最終画像を検知するためのカラーセンサ42を走査方向に複数個並べることにより、本実施形態を実施できる。
従来例で説明したカラーセンサ42を用いた濃度又は色度制御を実施するにあたり、従来のカラー画像形成装置では、1台のカラー画像形成装置あたり1個のカラーセンサ42しか搭載していなかったため、図13に示すようなパターンを形成せざるを得なかった。図13のパターンはカラーセンサ42が走査方向の中央部に設置された場合のパターンであり、カラーセンサ42が検知可能な転写材11の中央部にしかパッチ74を形成することができず、転写材11の左右は無駄な空白の領域とせざるを得なかった。
本実施形態のように、走査方向に3個のカラーセンサ42(1)〜42(3)を搭載した場合、図14に示すようなパターンを形成することが可能となる。走査方向の3箇所でパッチ74を検知するため、転写材11に3列のパターンを形成することができ、図13に示した従来のパッチ数に対して3倍の数のパッチ74を形成することが可能となる。もちろん、全てのパッチは異なる画像信号であり、走査方向に並べるカラーセンサ42の数が多いほど、パッチ数を増やすことができる。
尚、電子写真方式のカラー画像形成装置においては、第1の実施形態で説明した方法により走査方向の濃度又は色度ムラを低減させてから本実施形態のパッチ74を形成するべきである。こうすることで、電子写真方式特有の走査方向の濃度又は色度ムラの影響を受けずに、複数個のカラーセンサ42を使うことができる。
従来例において、転写材11上にブラック(K)によるグレーパッチとシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)を混色したプロセスグレーパッチを形成し、定着後にKによるグレーパッチをリファレンスとしてCMY混色のプロセスグレーパッチと相対比較することにより、プロセスグレーパッチが無彩色となるCMYの混合比率を出力することができるカラーセンサ42を設置したカラー画像形成装置があることを説明した。このカラー画像形成装置において、淡色から濃色にわたる複数の階調度において、プロセスグレーパッチが無彩色となるCMYの混合比率を出力することができれば、淡色から濃色に至るまでの色再現性が向上することは明らかである。一方、その階調数が少なければ、少ない分色再現性が低下することも明らかである。つまり、パッチ数が多いほど、カラー画像形成装置の色再現性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態においては、一枚の転写材11に形成できるパッチの数を増やすことができ、転写材11を浪費することなく、カラー画像形成装置の色再現性を向上させることが可能となる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、第1及び第2の実施形態において走査方向に複数個並べたカラーセンサ42を一体化したカラーセンサ62について説明する。
図15(a),(b)に、第3の実施形態におけるカラーセンサ62を示す。このカラーセンサは、白色光源55とRGB等3色以上のオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ56により構成される。図15(a)に示す通り、オンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ56は、走査方向に各色のセンサ56(1)〜56(n)が転写材11上の画像形成領域全域に亘って、規則に従って一列に並んでいる。第1の実施形態において図4を用いて説明した、オンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ54bの部分を横一列に並べることにより、本構成を実現してもよい。図15ではR,G,Bを繰り返す並びにしてあるものの、これに限ることはない。また、図15(b)に示す通り、白色光源55は走査方向における画像形成領域全域に渡って転写材11上を照射することができる。このような光源は、56(1)〜56(n)の各センサに対応するようにn個の白色LEDを設けることにより実現する。ほかにも、蛍光管を用いる方法、LEDと導光体を用いる方法などによって実現することができる。このように発光素子55と受光素子56を構成することにより、転写材11上の走査方向における画像形成領域全域に渡って、濃度又は色度を検知することが可能となる。
本実施形態のカラーセンサ62は、画像形成領域全域に亘って走査方向に複数個の第1の実施形態におけるカラーセンサ42を並べるよりも、複数個のカラーセンサを一体化した分だけ低コストで実現することが可能となる。
本実施形態のカラーセンサ62を画像形成装置に搭載して、第1の実施形態で説明した一次転写のバイアス設定、二次転写のバイアス設定、転写バイアスの設定、定着温度の設定する制御を実施すると、走査方向において濃度又は色度を検知することができる位置が増える分、より精度良く前記各制御を実施することが可能となる。
また、本実施形態のカラーセンサ62を画像形成装置に搭載することにより、第2の実施形態で説明したように、転写材11の画像形成領域全域に渡って画像データが異なるパッチを走査方向に複数個並べて形成することが可能となる。
以上のように、本実施形態においては、本実施形態のカラーセンサ62を搭載して第1、第2の実施形態で説明した制御及びパッチの形成を実施することにより、更なるカラー画像形成装置の画質及び色再現性の向上を、低コストで実現することが可能となる。
第1の実施形態として例示するカラー画像形成装置の画像形成部の構成を示す要部断面図である。 画像処理部における処理を示すフローチャートである。 濃度センサの構成を示す図である。 カラーセンサの構成を示す図である。 第1の実施形態におけるカラーセンサの配置を示す図である。 第1の実施形態におけるパッチパターンの一例を示す図である。 第1の実施形態におけるカラーセンサの検知結果を示す図である。 第1の実施形態におけるパッチパターンの一例を示す図である。 第1の実施形態におけるカラーセンサの検知結果を示す図である。 第1の実施形態におけるパッチパターンの一例を示す図である。 第1の実施形態におけるカラーセンサの検知結果を示す図である。 第1の実施形態におけるパッチパターンの一例を示す図である。 従来例におけるパッチパターンの一例を示す図である。 第2の実施形態におけるパッチパターンの一例を示す図である。 第3の実施形態におけるカラーセンサの構成を示す図である。
符号の説明
11 転写材
21 給紙部
22 感光体、感光ドラム
23 一次帯電手段
24 スキャナ部
25 トナーカートリッジ
26 現像手段
27 一次転写ローラ
28 中間転写体
29 二次転写ローラ
30 クリーニング手段
31 定着装置
41 濃度センサ
42,62 カラーセンサ

Claims (13)

  1. 記録媒体に形成された検査画像の濃度又は色度を検知する検知手段と、
    前記検知手段により得られた検知結果を用いて画像の形成を制御する画像形成手段とを備え、
    前記検知手段を、記録媒体の搬送方向に対して交差する第1の方向に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検知手段は、前記第1の方向に並べて複数個配置されており、前記検査用画像は、前記第1の方向の画像形成領域全域に亘って形成されると共に、前記搬送方向に複数形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検知手段は、前記第1の方向に並べて複数個配置されており、前記検査用画像は、前記第1の方向の画像形成領域に複数形成されると共に、前記搬送方向に複数列形成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段は、前記記録媒体における前記第1の方向の画像形成領域に亘って配置された複数の受光素子と、前記第1の方向の画像形成領域を照射する発光素子とを備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 感光体と、当該感光体に感光された画像が転写される転写体と、当該感光体から転写体へ画像を転写する際の一次転写バイアスを調整する調整手段と、
    同一の画像信号からなる検査用画像を、前記調整手段によって一次転写バイアスを変えて前記転写体に複数形成し、各一次転写バイアスでの検査用画像の濃度又は色度を前記検知手段で検知し、この検知結果において最も濃度ムラ又は色度ムラの小さい検査用画像の一次転写バイアスを画像形成時の一次転写バイアスとして設定する設定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 感光体と、当該感光体に感光された画像が転写される転写体と、当該転写体から記録媒体へ画像を転写する際の二次転写バイアスを調整する調整手段と、
    同一の画像信号からなる検査用画像を、前記調整手段によって二次転写バイアスを変えて前記記録媒体に複数形成し、各二次転写バイアスでの検査用画像の濃度又は色度を前記検知手段で検知し、この検知結果において最も濃度ムラ又は色度ムラの小さい画像の二次転写バイアスを画像形成時の二次転写バイアスとして設定する設定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 感光体に感光された画像を記録媒体に転写する際の転写バイアスを調整する調整手段と、
    同一の画像信号からなる検査用画像を、前記調整手段によって転写バイアスを変えて前記記録媒体に複数形成し、各転写バイアスでの検査用画像の濃度又は色度を前記検知手段で検知し、この検知結果において最も濃度ムラ又は色度ムラの小さい画像の転写バイアスを画像形成時の転写バイアスとして設定する設定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 記録媒体に転写した画像を加熱して定着させる定着手段と、
    前記定着する際の定着温度を調整する調整手段と、
    同一の画像信号からなる検査用画像を、前記調整手段によって定着温度を変えて前記記録媒体に複数形成し、各定着温度での検査用画像の濃度又は色度を前記検知手段で検知し、この検知結果において最も濃度ムラ又は色度ムラの小さい画像の定着温度を画像形成時の定着温度として設定する設定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の方向に複数形成した検査用画像において、濃度差又は色差が最大となる検査用画像を、前記濃度ムラ又は色度ムラが大きいと判定する判定手段を更に備えることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1の方向に複数形成した検査用画像の濃度又は色度の分散又は標準偏差によって前記検査用画像の濃度ムラ又は色度ムラの大きさを判定する判定手段を更に備えることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 感光体に感光された画像を現像する現像手段と、当該現像手段内のトナーを撹拌する撹拌手段とを更に備え、
    前記撹拌手段は、前記検査用画像の濃度ムラ又は色度ムラが予め設定された値を超えた場合に、前記現像手段内のトナーを撹拌することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記検知手段は、前記第1の方向に並べて形成された複数の異なる検査用画像の各々について、その濃度又は色度を検知することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記一次転写バイアスの設定、前記二次転写バイアスの設定、前記転写バイアスの設定、前記定着温度の設定の少なくとも1つを実施した後に、前記検知手段は、前記第1の方向に並べて形成された複数の異なる検査用画像の各々について、その濃度又は色度を検知することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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