JP2005315538A - 空気調和機 - Google Patents

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安泰 明田
Sumihito Watanabe
純人 渡邉
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Abstract

【課題】 本体前部に吹出口に連続させることによって吹出空気を所定の方向に吹き分ける風向偏向部材を設けることにより、送風性能を高めて吹出空気を遠方まで届かせることができるようにした壁掛け式の空気調和機を提供する。
【解決手段】 吸込口2と吹出口4とを備え、これら吸込口2と吹出口4とを結ぶ空気通路に熱交換器5と送風ファン6とを備えた本体の前部3に、前記吹出口4に連続させて吹出空気を所定の方向に吹き分ける揺動パネル7からなる風向偏向部材を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、壁掛け式の空気調和機に係わり、より詳細には、本体前部に吹出口に連続させることによって吹出空気を所定の方向に吹き分ける風向偏向部材を設けることにより、送風性能を高めて吹出空気を遠方まで届かせることができるようにしたものに関する。
従来の壁掛け式の空気調和機には、暖気あるいは冷気を被空調室内にむらなく、すみずみまで到達させることができるものとして、特許文献1の図1および図8で示すように、空気調和機本体の前面部および上面部に吸込口を備え、下面部に吹出口を備えると共に、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器および送風ファンを設けた構成でなり、被空調室の壁面の上位部であって天井面の近傍に壁掛け設置されるようになっていた(例えば、特許文献1参照。)。
上記構成でなる空気調和機が、図8(A)および図8(B)で示すように、被空調室の壁面Aの上位部であって天井面Bの近傍に壁掛け設置された際、前面部(および上面部1)の吸込口2の桟および吹出口4が常に外観に現れているということもあって、空気調和機全体が前記壁面Aから前方に突出していることによる視覚的な圧迫感があった。
また、前記上面部1の吸込口2を前記天井面Bに近接させて壁掛け設置した場合には、図7(B)で示すように前記上面部1と前記天井面Bとの間が狭くなって、前記上面部1の吸込口2からは室内空気を効率よく吸い込むことができにくいという問題点があった。
上記構成により、運転停止時には、図9(A)で示すように前記吹出口4が上下風向板10および11によって閉塞されているが、例えば冷房運転による水平吹出時には、図9(B)で示すように前記上下風向板10および11が水平位置に回動していることから、熱交換器5で熱交換され送風ファン6で前記吹出口4から送出される吹出冷気の一部が、前記前面部の吸込口2から吸い込まれショートサーキットして熱交換効率が低下してしまうおそれがあり、また暖房運転による垂直吹出時には、図9(C)で示すように前記上下風向板10および11が垂直位置に回動していることから、熱交換器5で熱交換され送風ファン6で前記吹出口4から送出される吹出暖気が、前記上下風向板10および11により下方に向けて急激に風向偏向されるため、該箇所における送風効率が低下してしまうという問題点を有していた。
そのため、意匠性を高めつつ、開閉体により吸込空気量に応じて本体の前面部の吸込口を開閉するものとして、例えば本体の前面上部および上面部に設けられた吸込口から多量の空気を吸い込む際、開閉体を駆動モータで駆動し、この開閉体の上部と可動パネルとを離間して前面上部の吸込口から室内空気を吸い込めるようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、本体上部が天井面に近接している場合には、基本的には特許文献1の場合と同様であって、本体上部と天井面との間に吸込空気を多量に導くための充分な流通路が確保できにくく、また、空気調和機全体が壁面から前方に突出していることにより視覚的な圧迫感を感じさせて、被空調室のインテリアに調和しにくいという問題点を有していた。
なお、被空調室に調和空気を吹き出すための吹出口は、特許文献1の場合と同様であって、水平方向と垂直方向の両方への吹き出しを意識した構成になっており、吹出口に設けられた上下風向板でのみ風向を制御していることから、風向調節範囲が狭くなるため、例えば効果的に風向偏向をして水平方向の遠方への送風や垂直方向への送風を充分に行えないという問題点を有していた。
また、特許文献3で示すように、曲面状の可動パネルで空気調和機本体をカバーしたものが認められ、特許文献4で示すように、上下にスライドする可動パネルで空気調和機本体をカバーしたものが認められ、特許文献5で示すように、上下に回動する可動パネルで空気調和機本体をカバーしたものが認められるが、これらは何れの場合にも、可動パネルが前記吹出口に連続する吹出路の一部を構成して送風効率を高めるようにはなっていなかった(例えば、特許文献3〜特許文献5参照。)。
そこで、室内空気を吸込口から効率よく吸い込めるようにし、ショートサーキットするおそれをなくし、また、吸込口の桟や吹出口が常に外観に現れないように可動パネルでカバーして視覚的な圧迫感を感じさせないようにすると共に、例えば空気調和機本体の前部に、前記吹出口に連続させることによって吹出空気を所定の方向に吹き分ける風向偏向部材を設けることにより、送風性能を高めて吹出空気を遠方まで届かせることができるようにすることが望まれていた。
特開2003−65591号公報(第1頁〜第4頁、第1図〜第8図) 特開2000−234760号公報(第1頁〜第8頁、第1図〜第2図) 登録意匠番号−1178547号公報 登録意匠番号−1193579号公報 登録意匠番号−1151899号公報
本発明は上記の問題点に鑑み、本体前部に吹出口に連続させることによって吹出空気を所定の方向に吹き分ける風向偏向部材を設けることにより、送風性能を高めて吹出空気を遠方まで届かせることができるようにした壁掛け式の空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、吸込口と吹出口とを備え、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器と送風ファンとを備えた本体の前部に、前記吹出口に連続させて吹出空気を所定の方向に吹き分ける風向偏向部材を設けてなる構成となっている。
また、前記風向偏向部材が揺動パネルからなり、同揺動パネルと本体前部とで通風路を構成している。
また、前記風向偏向部材が、本体前部に設けられた揺動パネルと、同揺動パネルと本体前部とからなる通風路を開閉するディフューザとで構成されている。
更に、前記風向偏向部材が、本体前部に設けられた固定パネルと、同固定パネルと本体前部とからなる通風路を切換えるディフューザとで構成されている。
本発明によれば、本体前部に吹出口に連続させることによって吹出空気を所定の方向に吹き分ける風向偏向部材を設けたことにより、吹出空気を所定の方向に効率よく導びいて吹き分けることができることから、送風性能を高めて吹出空気を遠方まで届かせることができるようにした空気調和機となる。
また、導風パネルで空気調和機本体をカバーできるようになるので、視覚的な圧迫感を和らげて被空調室のインテリアに調和しやすくなると共に、ショートサーキットを防止して、被空調室の天井面近傍の空気を吸込口から効率よく吸い込めるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の実施例1を示す説明図で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は側断面図、(D)は斜視図、(E)は導風パネルの側面図、(F)は導風パネルの裏面図であり、図2は実施例1における運転状態を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示し、図3は本発明による空気調和機の実施例2を示す説明図で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は側断面図、(D)は斜視図、(E)は導風パネルの側面図、(F)は導風パネルの裏面図であり、図4は実施例2における運転状態を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示し、図5は本発明による空気調和機の実施例3を示す説明図で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は斜視図であり、図6は実施例3における運転状態の一例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示し、図7は実施例3における運転状態の他の例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示す。
本発明による空気調和機は、図で示すように、前端に行くにしたがって下方に傾斜させた上面部1に吸込口2を備え、前面下部に吹出口4を備え、これら吸込口2と吹出口4とを結ぶ空気通路に熱交換器5と送風ファン6とを備えると共に、本体前部3に、前記吹出口4に連続させることによって吹出空気を所定の方向に吹き分けるための風向偏向部材が設けられた構成になっている。
前記風向偏向部材は、本体前部3をカバーするための化粧パネルを兼ねるようにした構成になっており、空気調和機本体を被空調室の天井面B近傍の壁面Aに壁掛け設置した際、同本体が前記壁面Aから突出していると感じる視覚的な圧迫感を和らげることができるようになって、被空調室のインテリアに調和しやすくなるという特有の効果を奏することになる。
また、前記上面部1は、前記天井面Bに近接させて設置した状態であっても、前端に行くにしたがって下方に傾斜させたことにより、前記天井面Bとの間に前記吸込口2から室内空気を吸い込むための隙間(導風路)を確保できるようになっている。
前記吸込口2を備えた上面部1の前端(前部3の上端)は、例えば図1(A)乃至図1(C)と、図2(A)乃至図2(C)とで示すように、前記本体前部3の下端よりも前方に位置するように構成され、且つ運転停止時には、前記風向偏向部材の上端が前記上面部1の前端(前部3の上端)よりも外側に突出し、下端が前記本体前部3の下端よりも外側に突出するように構成されている。
前記風向偏向部材は、上下方向に湾曲されることによって凹面状に形成されるようにした構成になっており、これによって、空気調和機本体の視覚的な圧迫感を更に効果的に和らげることができるようになり、また、ユーザの好みや被空調室のインテリアにも対応しやすくなって、意匠性に独自の特徴をもたせた高品位な空気調和機を提供できるようになる。
次に、前記風向偏向部材により、前記吹出口4からの吹出空気を所定の方向に導いて被空調室に向け効果的に送出できるようにした実施例について、添付図に基づいて以下に説明する。
前記風向偏向部材が、実施例1として図1(A)乃至図1(F)で示すように、支軸部9により揺動自在に軸支されており、運転停止時には空気調和機本体の前部をカバーできるようにしたり、冷暖房運転時には、前記吹出口4に連続させて吹出空気を所定の方向に吹き分けることができるようにした揺動パネル7からなり、同揺動パネル7と本体前部3とで通風路11を構成するようになっている。
すなわち、運転停止時には、図2(A)で示すように、前記揺動パネル7は、その上端が前記上面部1の前端(本体前部3の上端)よりも外側に突出し、且つ下端が前記本体前部3の下端よりも外側に突出する位置に停止して、図1(D)で示すように、空気調和機本体が見えないよう効果的にカバーできることになる。
その際、前記通風路11は前記吹出口4の上下両方向に連通するようにした構成になっているので、仮にこの状態で運転した場合には、前記熱交換器5で熱交換された空気が前記吹出口4に連通する前記通風路11の上下の送出口から送出されることになる。
なお、前記通風路11の両側部には、図1(E)および図1(F)で示すように、前記揺動パネル7の裏面に立設された側壁8と、同側壁8に連続形成された前記揺動パネル7を揺動するための支軸部9とを備えている。
また、冷房運転による水平吹出時には、図2(B)で示すように、駆動モータや連係歯車などの連係部からなる駆動装置12によって、前記揺動パネル7は前記支軸部9を中心に回動することにより上端部が下方に揺動し、且つ下端部が後方に揺動して、前記吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4の上方に連続する前記通風路11に導かれて、開放された上部の送出口から送出されることになり、同上部の送出口が前記吸込口2の前方に位置していることから、所謂ショートサーキット現象を起こすことがない。
これによって、図2(B)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(導風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図2(B)で示す矢印bのように、前記上部の送出口から被空調室に冷気を吹き出して、所謂ショートサーキット現象や冷気落ちを起こすことなく遠方まで届かせることができるようになる。
また、暖房運転による垂直吹出時には、図2(C)で示すように、前記駆動装置12によって、前記揺動パネル7は前記支軸部9を中心に回動することにより上端部が上方に揺動し、且つ下端部が前方に揺動して、前記吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4の下方に連続する前記通風路11に導かれて、開放された下部の送出口から送出されることになる。
これによって、図2(C)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(導風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図2(C)で示す矢印cのように、前記下部の送出口から被空調室に暖気を吹き出せるようになる。
次に、図3(A)乃至図3(F)と、図4(A)乃至図4(C)とに基づいて、実施例2として構成された風向偏向部材の構成について説明する。
前記風向偏向部材が、本体前部3に設けられ、支軸部9を回転中心に揺動する揺動パネル7と、同揺動パネル7および本体前部3からなる通風路11を開閉するディフューザ10とで構成されている。
すなわち、運転停止時には、図4(A)で示すように、前記揺動パネル7は、その上端が前記上面部1の前端(本体前部3の上端)よりも外側に突出し、且つ下端が前記本体前部3の下端よりも外側に突出する位置に停止すると共に、前記ディフューザ10により前記通風路11の下部の送出口が閉塞されており、図3(D)で示すように、空気調和機本体が見えないよう効果的にカバーできることになる。
なお、前記通風路11の両側部には、図3(C)と、図3(E)および図3(F)とで示すように、前記揺動パネル7の裏面に立設された側壁8を備え、前記揺動パネル7の裏面下部には前記支軸部9が設けられ、同支軸部9には前記揺動パネル7を揺動させるための前記駆動装置12が連係されている。
また、冷房運転による水平吹出時には、図4(B)で示すように、駆動モータや連係歯車などの連係部からなる駆動装置12によって、前記揺動パネル7は前記支軸部9を中心に回動することにより上端部が下方に揺動して、前記吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4の上方に連続する前記通風路11に導かれて、開放された上部の送出口から送出されることになり、同上部の送出口が前記吸込口2の前方に位置していることから、所謂ショートサーキット現象を起こすことがない。
これによって、図4(B)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(導風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図4(B)で示す矢印bのように、前記上部の送出口から被空調室に冷気を吹き出して、所謂ショートサーキット現象や冷気落ちを起こすことなく遠方まで届かせることができるようになる。
また、暖房運転による垂直吹出時には、図4(C)で示すように、前記駆動装置12によって、前記揺動パネル7は前記支軸部9を中心に回動することにより上端部が上方に揺動し、且つ前記ディフューザ10が支軸部10a を中心に下方に回動し前記下部の送出口を開放して、前記吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4の下方に連続する前記通風路11に導かれて、開放された前記下部の送出口から送出されることになる。
これによって、図4(C)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(導風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図4(C)で示す矢印cのように、前記下部の送出口から被空調室に暖気を吹き出せるようになる。
次に、図5(A)乃至図5(C)と、一例として示す図6(A)乃至図6(C)と、他の例として示す図7(A)乃至図7(C)とに基づいて、実施例3として構成された風向偏向部材の構成について説明する。
前記風向偏向部材が、本体前部3に設けられた固定パネル7と、同固定パネル7と本体前部3とからなる通風路11を切換えるディフューザ10とで構成されている
すなわち、運転停止時には、図6(A)で示すように、前記固定パネル7は、その上端が前記上面部1の前端(本体前部3の上端)よりも外側に突出し、且つ下端が前記本体前部3の下端よりも外側に突出する位置に停止すると共に、前記通風路11の上下部の送出口が、支軸部10a により回動自在に軸支された複数の前記ディフューザ10によって閉塞されており、図5(C)で示すように、前記固定パネル7により空気調和機本体が見えないよう効果的にカバーできることになる。
または、図7(A)で示すように、前記吹出口4の上下中央部に対向させた前記ディフューザ10が前記支軸部10a により回動自在に軸支された状態で、図5(C)で示すように、前記固定パネル7により空気調和機本体が見えないよう効果的にカバーできることになる。
また、冷房運転による水平吹出時には、図6(B)で示すように、前記駆動装置12によって上部の前記ディフューザ10が前記支軸部10a を中心に上方に回動することによって前記上部の送出口を開放し、前記吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4の上方に連続する前記通風路11に導かれて、開放された前記上部の送出口から送出されることになり、同上部の送出口を開放した前記ディフューザ10を前記吸込口2との間に位置させていることから、所謂ショートサーキット現象を起こすことがない。
または、図7(B)で示すように、前記吹出口4の上下中央部に対向させた前記ディフューザ10を前記支軸部10a を中心に可能に回動してその先端部を前記吹出口4の下端に当接し、同吹出口4の上方に連通する前記通風路11に導入した吹出空気が前記上部の送出口から送出されることになり、同上部の送出口が前記吸込口2の前方に位置していることから、所謂ショートサーキット現象を起こすことがない。
これによって、図6(B)および図7(B)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(導風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図6(B)および図7(B)で示す矢印bのように、前記上部の送出口から被空調室に冷気を吹き出して、所謂ショートサーキット現象や冷気落ちを起こすことなく遠方まで届かせることができるようになる。
また、暖房運転による垂直吹出時には、図6(C)で示すように、前記駆動装置12によって下部の前記ディフューザ10が前記支軸部10a を中心に下方に回動することによって前記下部の送出口を開放し、前記吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4の下方に連続する前記通風路11に導かれて、開放された前記下部の送出口から送出されることになる。
または、図7(C)で示すように、前記吹出口4の上下中央部に対向させた前記ディフューザ10を前記支軸部10a を中心に可能に回動してその先端部を前記吹出口4の上端に当接し、同吹出口4の下方に連通する前記通風路11に導入した吹出空気が前記下部の送出口から送出されることになる。
これによって、図6(C)および図7(C)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(導風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図6(C)および図7(C)で示す矢印cのように、前記下部の送出口から被空調室に暖気を吹き出せるようになる。
以上説明したように、本発明による空気調和機であれば、本体を前記天井面Bに近接させた状態で壁掛け設置しても、前記上面部1を前端に行くにしたがって下方に傾斜させたことによって、同天井面Bとの間に前記吸込口2から室内空気を吸い込むための隙間(導風路)を確保できるようになり、また前記風向偏向部材によって、運転停止時には空気調和機本体の前部をカバーできるようにしたり、冷暖房運転時には、前記吹出口4に連続させて吹出空気を所定の方向に吹き分けることができるようにした通風路11を構成できるので、風向調節範囲が無理なく拡大されて遠方への送風も充分に行えるようになる。
本発明による空気調和機の実施例1を示す説明図で、(A)は正面図であり、(B)は側面図であり、(C)は側断面図であり、(D)は斜視図であり、(E)は導風パネルの側面図であり、(F)は導風パネルの裏面図である。 実施例1における運転状態を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示す。 本発明による空気調和機の実施例2を示す説明図で、(A)は正面図であり、(B)は側面図であり、(C)は側断面図であり、(D)は斜視図であり、(E)は導風パネルの側面図であり、(F)は導風パネルの裏面図である。 実施例2における運転状態を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示す。 本発明による空気調和機の実施例3を示す説明図で、(A)は正面図であり、(B)は側面図であり、(C)は斜視図である。 実施例3における運転状態の一例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示す。 実施例3における運転状態の他の例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示す。 従来例による空気調和機の説明図で、(A)は斜め下方から見た正面図であり、(B)は側面図である。 従来例による空気調和機の説明図で、(A)は運転停止時の断面図であり、(B)は冷房運転による水平吹出時の断面図であり、(C)は暖房運転による垂直吹出時の断面図である。
符号の説明
A 壁面
B 天井面
1 上面部
2 吸込口
3 前部
4 吹出口
5 熱交換器
6 送風ファン
7 導風パネル
8 側面
9 支軸部
10 ディフューザ
10a 支軸部
11 通風路
12 駆動装置

Claims (4)

  1. 吸込口と吹出口とを備え、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器と送風ファンとを備えた本体の前部に、前記吹出口に連続させて吹出空気を所定の方向に吹き分ける風向偏向部材を設けてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記風向偏向部材が揺動パネルからなり、同揺動パネルと本体前部とで通風路を構成してなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記風向偏向部材が、本体前部に設けられた揺動パネルと、同揺動パネルと本体前部とからなる通風路を開閉するディフューザとで構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記風向偏向部材が、本体前部に設けられた固定パネルと、同固定パネルと本体前部とからなる通風路を切換えるディフューザとで構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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