JP2005315536A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本体前部に吹出口に連続させて吹出風路を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けることにより、送風効率を高めて遠方まで吹出空気を届かせることができるようにすると共に、壁面から突出したことによる視覚的な圧迫感を和らげるようにし、また、被空調室の天井面近傍の空気を吸込口から効率よく吸い込めるようにした壁掛け式の空気調和機を提供する。
【解決手段】 吸込口2と吹出口4とを備え、これら吸込口2と吹出口4とを結ぶ空気通路に熱交換器5と送風ファン6とを備えた本体の前部に、前記吹出口4に連続させて吹出風路11を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、壁掛け式の空気調和機に係わり、より詳細には、本体前部に吹出口に連続させて吹出風路を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けることにより、送風効率を高めて遠方まで吹出空気を届かせることができると共に、壁面から突出したことによる視覚的な圧迫感を和らげるようにしたものに関する。
従来の壁掛け式の空気調和機には、暖気あるいは冷気を被空調室内にむらなく、すみずみまで到達させることができるものとして、特許文献1の図1および図8で示すように、空気調和機本体の前面部および上面部に吸込口を備え、下面部に吹出口を備えると共に、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器および送風ファンを設けた構成でなり、被空調室の壁面の上位部であって天井面の近傍に壁掛け設置されるようになっていた(例えば、特許文献1参照。)。
上記構成でなる空気調和機が、図6(A)および図6(B)で示すように、被空調室の壁面Aの上位部であって天井面Bの近傍に壁掛け設置された際、前面部(および上面部1)の吸込口2の桟および吹出口4が常に外観に現れているということもあって、空気調和機全体が前記壁面Aから前方に突出していることによる視覚的な圧迫感があった。
また、前記上面部1の吸込口2を前記天井面Bに近接させて壁掛け設置した場合には、図5(B)で示すように前記上面部1と前記天井面Bとの間が狭くなって、前記上面部1の吸込口2からは室内空気を効率よく吸い込むことができにくいという問題点があった。
上記構成により、運転停止時には、図7(A)で示すように前記吹出口4が上下風向板10および11によって閉塞されているが、例えば冷房運転による水平吹出時には、図7(B)で示すように前記上下風向板10および11が水平位置に回動していることから、熱交換器5で熱交換され送風ファン6で前記吹出口4から送出される吹出冷気の一部が、前記前面部の吸込口2から吸い込まれショートサーキットして熱交換効率が低下してしまうおそれがあり、また暖房運転による垂直吹出時には、図7(C)で示すように前記上下風向板10および11が垂直位置に回動していることから、熱交換器5で熱交換され送風ファン6で前記吹出口4から送出される吹出暖気が、前記上下風向板10および11により下方に向けて急激に風向偏向されるため、該箇所における送風効率が低下してしまうという問題点を有していた。
そのため、意匠性を高めつつ、開閉体により吸込空気量に応じて本体の前面部の吸込口を開閉するものとして、例えば本体の前面上部および上面部に設けられた吸込口から多量の空気を吸い込む際、開閉体を駆動モータで駆動し、この開閉体の上部と可動パネルとを離間して前面上部の吸込口から室内空気を吸い込めるようにしたものがあった(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、本体上部が天井面に近接している場合には、基本的には特許文献1の場合と同様であって、本体上部と天井面との間に吸込空気を多量に導くための充分な流通路が確保できにくく、また、空気調和機全体が壁面から前方に突出していることにより視覚的な圧迫感を感じさせて、被空調室のインテリアに調和しにくいという問題点を有していた。
なお、被空調室に調和空気を吹き出すための吹出口は、特許文献1の場合と同様であって、水平方向と垂直方向の両方への吹き出しを意識した構成になっており、吹出口に設けられた上下風向板でのみ風向を制御していることから、風向調節範囲が狭くなるため、例えば効果的に風向偏向をして水平方向の遠方への送風や垂直方向への送風を充分に行えないという問題点を有していた。
また、特許文献3で示すように、曲面状の可動パネルで空気調和機本体をカバーしたものが認められ、特許文献4で示すように、上下にスライドする可動パネルで空気調和機本体をカバーしたものが認められ、特許文献5で示すように、上下に回動する可動パネルで空気調和機本体をカバーしたものが認められるが、これらは何れの場合にも、可動パネルが前記吹出口に連続する吹出路の一部を構成して送風効率を高めるようにはなっていなかった(例えば、特許文献3〜特許文献5参照。)。
そこで、室内空気を吸込口から効率よく吸い込めるようにし、ショートサーキットするおそれをなくし、また、吸込口の桟や吹出口が常に外観に現れないように可動パネルでカバーして視覚的な圧迫感を感じさせないようにすると共に、例えば空気調和機本体の前部に、吹出口に連続させて吹出風路を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けることにより、送風効率を高めて遠方まで吹出空気を届かせるようにすることが望まれていた。
特開2003−65591号公報(第1頁〜第4頁、第1図〜第8図) 特開2000−234760号公報(第1頁〜第8頁、第1図〜第2図) 登録意匠番号−1178547号公報 登録意匠番号−1193579号公報 登録意匠番号−1151899号公報
本発明は上記の問題点に鑑み、本体前部に吹出口に連続させて吹出風路を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けることにより、送風効率を高めて遠方まで吹出空気を届かせることができるようにすると共に、壁面から突出したことによる視覚的な圧迫感を和らげるようにし、また、被空調室の天井面近傍の空気を吸込口から効率よく吸い込めるようにした壁掛け式の空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、吸込口と吹出口とを備え、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器と送風ファンとを備えた本体の前部に、前記吹出口に連続させて吹出風路を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けてなる構成となっている。
また、前記風路絞り部材が、前記吹出口を開閉する第一パネルと、同第一パネルに併設された第二パネルとで構成されている。
更に、前記風路絞り部材が、前記吹出口に設けられたディフューザと、前記吹出口を開閉する第一パネルと、同第一パネルに併設された第二パネルとで構成されている。
本発明によれば、本体前部に吹出口に連続させて吹出風路を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けたことにより、吹出空気を効率よく所定の範囲に絞って吹き出すことができることから、送風効率を高めて遠方まで吹出空気を届かせることができるようになり、また、視覚的な圧迫感を和らげて被空調室のインテリアに調和しやすくなると共に、被空調室の天井面近傍の空気を吸込口から効率よく吸い込めるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明による空気調和機の実施例1を示す説明図で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は側断面図、(D)は斜視図であり、図2は実施例1の一例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示し、図3は実施例1の他の例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)および(C)は水平吹出時の状態を、(D)は垂直吹出時の状態を、(E)は代替例の水平吹出時の状態を、(F)は代替例の垂直吹出時の状態を夫々示し、図4は本発明による空気調和機の実施例2を示す説明図で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は側断面図、(D)は斜視図であり、図5は実施例2の一例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を、(B)は水平吹出時の状態を、(C)は垂直吹出時の状態を夫々示す。
本発明による空気調和機は、図で示すように、前端に行くにしたがって下方に傾斜させた上面部1に吸込口2を備え、前面下部に吹出口4を備え、これら吸込口2と吹出口4とを結ぶ空気通路に熱交換器5と送風ファン6とを備えると共に、本体前部3に、前記吹出口4に連続させて吹出風路11を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けることにより、送風効率を高めて遠方まで吹出空気を届かせることができるようにして、被空調室の天井面B近傍の壁面Aに壁掛け設置されてなる構成になっている。
前記上面部1は、前記天井面Bに近接させて設置した状態であっても、前端に行くにしたがって下方に傾斜させたことによって、前記天井面Bとの間に前記吸込口2から室内空気を吸い込むための隙間(通風路)を確保できるようになっている。
前記吸込口2を備えた上面部1の前端(前部3の上端)は、例えば図1(A)乃至図1(C)と、図4(A)乃至図4(C)とで示すように、本体前部3の下端よりも前方に位置するように構成され、且つ運転停止時には、前記風路絞り部材の上端が前記上面部1の前端(本体前部3の上端)よりも外側に突出し、下端が前記本体前部3の下端よりも外側に突出するように構成されている。
これによって、本発明による空気調和機本体を被空調室内から見上げた際、図1(D)および図4(D)で示すように、運転停止時には前記風路絞り部材によって空気調和機本体が見えないようにカバーできるようになり、また、前記壁面Aと前記天井面Bとの境界部も遮蔽できることから、空気調和機本体が前記壁面Aから突出していると感じる視覚的な圧迫感を和らげることができるようになって、被空調室のインテリアに調和しやすくなるという特有の効果を奏することになる。
前記風路絞り部材は、上下方向に湾曲されることによって凹面状に形成されるようにした構成になっており、これによって、空気調和機本体の視覚的な圧迫感を更に効果的に和らげることができるようになり、また、ユーザの好みや被空調室のインテリアにも対応しやすくなって、意匠性に独自の特徴をもたせた高品位な空気調和機を提供できるようになる。
次に、前記風路絞り部材の構成について詳細に説明すると共に、送風効率を高めて遠方まで吹出空気を届かせることができるようにした実施例について添付図に基づいて説明する。
前記風路絞り部材は、実施例1として図1(A)乃至図1(C)で示すように、前記吹出口4を開閉する第一パネル8と、同第一パネル8に併設された第二パネル9とで構成され、空気調和機本体を効果的にカバーできるようにしたり、前記吹出口4を開放した前記第一パネル8と、前記吹出口4を除く本体前部3に設けられた前記第二パネル9とで、前記吹出口4に連続させて吹出風路11を所定の範囲に絞ることができるようになっている。
すなわち、運転停止時には、実施例1の一例として図2(A)で、他の例として図3(A)で夫々示すように、前記第二パネル9は、その上端が前記上面部1の前端(前部3の上端)よりも外側に突出し、且つ前記第一パネル8下端が前記前部3の下端よりも外側に突出する位置に停止して前記吹出口4を閉塞することにより、空気調和機本体が見えないようにカバーできることになる。
また、冷房運転による水平吹出時には、実施例1の一例として図2(B)の矢印で示すように、パネル制御棒8aにより前記第一パネル8の上端を下方に移動させることによって前記吹出口4を開放し、同吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4に連続させた前記第一パネル8および前記第二パネル9からなる吹出風路11で所定の範囲に絞られることによって効果的に送出されることになり、前記第二パネル9が前記吸込口2の前方に突出していることから、所謂ショートサーキットを起こすことがない。
または、実施例1の他の例として図3(B)の矢印で示すように、パネル制御棒8aにより前記第一パネル8の上端を下方に移動させると共に、前記第二パネル9を支軸部9aを中心に駆動モータなどによる駆動装置12により下方に移動させることによって前記吹出口4を開放し、同吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4に連続させた前記第一パネル8および前記第二パネル9からなる吹出風路11で所定の範囲に絞られることによって効果的に送出されることになる。
なお、図3(C)で示すように、前記第一パネル8の上端および前記第二パネル9の上端を更に下方に移動させることにより、前記吹出風路11を図3(B)で示すより更に下方に向かうように調整できるので便利である。
これらによって、図2(B)、図3(B)および図3(C)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(通風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図2(B)、図3(B)および図3(C)で示す矢印bのように、所定の範囲に絞られた前記吹出風路11によって被空調室に冷気を吹き出せるようになる。
そして、前記吹出口4からの吹出空気は、前記吹出風路によって吹き出されることにより、前記吸込口2に回り込むといった所謂ショートサーキットの現象や冷気落ちを起こすことなく遠方まで届かせることができて、被空調室内の隅々にわたって快適な空気調和を行えるようになる。
また、暖房運転による垂直吹出時には、実施例1の一例として図2(C)の矢印で示し、他の例として図3(D)の矢印で示すように、前記パネル制御棒8aにより前記第一パネル8の下端を前方に移動させることによって前記吹出口4を開放し、同吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4に連続させた前記第一パネル8に沿わせるようにした吹出風路11で所定の範囲に絞られることによって効果的に送出されることになる。
これによって、図2(C)および図3(D)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(通風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図2(C)および図3(D)で示す矢印cのように、前記第一パネル8に沿わせるようにした吹出風路11から被空調室に暖気を吹き出せるようになる。
なお、前記第一パネル8と前記第二パネル9とによって前記吹出風路11を構成するのに代えて、代替例として図3(E)および図3(F)で示すように、複数に分割された第一パネル8bおよび8cと、これらに併設された第二パネル9'とによって吹出風路を構成するようにしてもよい。
その際、例えば冷房運転時には、図3(E)で示すように、前記第一パネル8bおよび8cと、前記第二パネル9'とを夫々略水平位置に回動することによって、矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(通風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、矢印b'のように、所定の範囲に効果的に絞られた前記吹出風路11によって被空調室に冷気を吹き出せるようになる。
また、暖房運転時には、図3(F)で示すように、前記第一パネル8bおよび8cを夫々下方に回動することによって、矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(通風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、矢印c'のように、所定の範囲に効果的に絞られた前記吹出風路11によって被空調室に暖気を吹き出せるようになる。
次に、図4(A)乃至図4(D)と図5(A)乃至図5(C)とに基づいて、実施例2として構成された前記風向偏向部材について説明する。
前記風向偏向部材は、前記前部3に設けられた第二パネル9と、同第二パネル9の前部に、前記吹出口4を開閉するように設けられた第一パネル8と、回動可能なディフューザ10およびフラップ10' とで構成されている。
運転停止時には、図5(A)で示すように、前記第二吹出パネル9は、その上端が前記上面部1の前端(前部3の上端)よりも外側に突出し、且つ下端が前記前部3の下端よりも外側に突出する位置に停止して、空気調和機本体が見えないようにカバーできることになる。
その際、前記ディフューザ10は前記吹出口4の下方を閉塞し、前記フラップ10' は前記第一パネル8の内側にあって前記吹出口4の前方を閉塞した構成になっている。
冷房運転による水平吹出時には、図5(B)の矢印で示すように、前記第一パネル8を前方に移動させることにより、同第一パネル8と前記第二パネル9とで前記吹出口4に連続させた吹出風路11を構成すると共に、前記フラップ10' はその下端支軸部を中心に水平位置に回動して前記ディフューザ10に連続させることにより前記吹出風路11と前記吹出口4とを連通し、前記吹出口4からの吹出空気が、前記吹出風路11によって効果的に送出されることになり、前記第二パネル9が前記吸込口2の前方に突出していることから、所謂ショートサーキットを起こすことがない。
これによって、図5(B)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(通風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図5(B)で示す矢印bのように、所定の範囲に絞られた前記吹出風路11によって被空調室に冷気を吹き出せるようになる。
そして、前記吹出口4からの吹出空気は、前記吹出風路11によって吹き出されることにより、前記吸込口2に回り込むといった所謂ショートサーキットの現象や冷気落ちを起こすことなく遠方まで届かせることができて、被空調室内の隅々にわたって快適な空気調和を行えるようになる。
暖房運転による垂直吹出時には、図5(C)で示すように、前記ディフューザ10の先端を下方に回動させると共に、前記フラップ10' の上端を後方に回動させることによって前記吹出口4の下部を開放した導風路11を構成し、前記吹出口4からの吹出空気が、同吹出口4の下方に連続する前記導風路11に導かれて送出されることになる。
これによって、図5(C)で示す矢印aのように、前記天井面Bと前記上面部1との間に確保された隙間(通風路)により、前記吸込口2から効率よく吸い込まれた吸込空気を前記熱交換器5によって熱交換したのち、前記送風ファン6により、図5(C)で示す矢印cのように前記吹出口4の下方に効率よく送出される。
以上説明したように、本発明による空気調和機であれば、本体を前記天井面Bに近接せた状態で壁掛け設置しても、前記上面部1を前端に行くにしたがって下方に傾斜させたことによって、同天井面Bとの間に前記吸込口2から室内空気を吸い込むための隙間通風路)を確保できるようになり、また、前記風向偏向部材によって前記吹出口4に連続する導風路11を水平吹出もしくは垂直吹出として効果的に構成し、吹出空気を効率よく所定の範囲に絞って吹き出すことができるようになり、送風効率を高めて遠方まで吹出空気を届かせることができるようになる。
本発明による空気調和機の実施例1を示す説明図で、(A)は正面図であり、(B)は側面図であり、(C)は側断面図であり、(D)は斜視図である。 実施例1の一例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を示し、(B)は水平吹出時の状態を示し、(C)は垂直吹出時の状態を示す。 実施例1の他の例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を示し、(B)および(C)は水平吹出時の状態を示し、(D)は垂直吹出時の状態を示し、(E)は代替例の水平吹出時の状態を示し、(F)は代替例の垂直吹出時の状態を示す。 本発明による空気調和機の実施例2を示す説明図で、(A)は正面図であり、(B)は側面図であり、(C)は側断面図であり、(D)は斜視図である。 実施例2の一例を示す側断面図で、(A)は運転停止時の状態を示し、(B)は水平吹出時の状態を示し、(C)は垂直吹出時の状態を示す。 従来例による空気調和機の説明図で、(A)は斜め下方から見た正面図であり、(B)は側面図である。 従来例による空気調和機の説明図で、(A)は運転停止時の断面図であり、(B)は冷房運転による水平吹出時の断面図であり、(C)は暖房運転による垂直吹出時の断面図である。
符号の説明
A 壁面
B 天井面
1 上面部
2 吸込口
3 前部
4 吹出口
5 熱交換器
6 送風ファン
7 風向偏向部材
8 第一パネル
8a パネル制御棒
8b,8c 第一パネル
9 第二パネル
9' 第二パネル
9a 支軸部
10 ディフューザ
10' フラップ
11 導風路
12 駆動装置

Claims (3)

  1. 吸込口と吹出口とを備え、これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器と送風ファンとを備えた本体の前部に、前記吹出口に連続させて吹出風路を所定の範囲に絞る風路絞り部材を設けてなることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記風路絞り部材が、前記吹出口を開閉する第一パネルと、同第一パネルに併設された第二パネルとで構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記風路絞り部材が、前記吹出口に設けられたディフューザと、前記吹出口を開閉する第一パネルと、同第一パネルに併設された第二パネルとで構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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