JP2005297609A - 車載avシステム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成で適切な音響効果調整を実現する技術を提供する。
【解決手段】リアモニタ50の首振り角度を左右角度センサ42によって検出し、その検出角度に基づいて、4つのスピーカ31〜34の各々の音響効果(例えば再生音の音量レベル)を調整する。左右角度センサ42によって検出された角度は、リアモニタ50の表示面の角度に対応するが、この表示面は乗員(搭乗者)の頭位置との相関関係が推定できる。つまり、リアモニタ50の表示面が向いている方向に乗員の頭部が存在する可能性が高いため、その推定される乗員位置において適切な音量バランスとなるよう調整する。
【選択図】 図1
【解決手段】リアモニタ50の首振り角度を左右角度センサ42によって検出し、その検出角度に基づいて、4つのスピーカ31〜34の各々の音響効果(例えば再生音の音量レベル)を調整する。左右角度センサ42によって検出された角度は、リアモニタ50の表示面の角度に対応するが、この表示面は乗員(搭乗者)の頭位置との相関関係が推定できる。つまり、リアモニタ50の表示面が向いている方向に乗員の頭部が存在する可能性が高いため、その推定される乗員位置において適切な音量バランスとなるよう調整する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両に搭載されたAV(オーディオ・ビジュアル)システムに関する。
カーオーディオの音量調整に関しては、例えば乗員数及び乗員の位置に応じた音量バランスの調整を行う技術が存在する(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に開示された技術においては、画像認識と体温検知によって乗員数や乗員位置を検出し、それに応じて複数のスピーカ(例えば前後席それぞれ2つずつの計4つのスピーカ)から発する音量を調整している。
特開平9−83277号公報
しかしながら、上記特許文献1の手法を実現する際には、画像認識による乗員検知を行う場合には撮影用カメラを設けると共にその撮影した画像の解析処理を実行する処理部が必要となる。また、体温検知によって乗員検知を行う場合には各座席に温度センサを設けると共に検出した温度に基づく乗員有無判断処理を実行する処理部が必要となる。確かに、このような複雑で高価な装備を採用すれば乗員検知は正確に行えるかもしれないが、一方では、より簡易な構成で適切な音量調整を実現することも希求されている。なお、調整対象としては音量も含むより広い概念である音響効果とすることが望ましい。
本発明は、このような問題に鑑みなされたものであり、簡易な構成で適切な音響効果調整を実現する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の車載AVシステムは、車両に搭載され、制御手段(実施例ではCPU11及びAV制御部20:なお、この欄においては、発明に対する理解を容易にするため、必要に応じて「発明を実施するための最良の形態」欄において説明した実施例の構成要素を括弧内に示すが、この記載によって特許請求の範囲を限定することを意味するものではない。)と、音響効果の変更が可能な複数の音響出力手段(実施例ではスピーカ群30)と、表示手段(実施例ではリアモニタ50)とを備えている。そしてさらに、表示手段の表示面の角度を変更させるための角度変更手段(実施例では首振り機構部40のモーター41)と、角度変更手段による変更角度を検出する角度検出手段(実施例では左右角度センサ42)とを備え、制御手段が次のような制御を実行する。つまり、角度検出手段によって検出された変更角度に基づいて、複数の音響出力手段の各々の音響効果を調整するのである。なお、この調整する音響効果としては少なくとも音量を調整することが考えられるが、それ以外の音響効果(例えば残響成分の付加や音圧周波数特性の補正など)も加えても良い。
角度検出手段によって検出された変更角度は、表示手段の表示面の角度に対応するが、この表示面は乗員の頭部位置との相関関係が推定できる。つまり、表示面が向いている方向に乗員の頭部が存在する可能性が高い。例えば左右の座席の何れかに乗員が存在すれば、表示面もその方向に向けられている可能性が高い。したがって、その推定される乗員位置において適切な音場が形成されるよう音響効果を調整すればよい。この調整手法としては周知の手法を採用すればよく、例えば予め乗員位置に応じた音響効果パラメータのマップを準備しておき、そのマップを利用してパラメータ調整を行うことなどが考えられる。もちろん、表示面が向いている方向に必ずしも乗員が存在しなくても結果的には適切な調整が実現できるケースが多い。例えば左右の座席の両方に乗員が存在する場合、表示面を両乗員のちょうど間を向くようにすることも考えられる。その場合には、実際には乗員は存在しないが、両乗員の間において適切な音場が形成されるように調整すれば、結果的に、乗員の両方に適切な音場が形成されることとなり、所望の状態となる。
このように適切な音響効果調整を実現しながら、構成自体は簡易である。つまり、元々表示手段の表示面角度を変更可能とすることは、表示内容を見る乗員にとっては有効なことであり、音響効果の調整有無に限らず実現されることが望ましいことである。したがって、そのような角度変更手段(例えばモーター)を備えるのであれば、その変更角度は例えばモーターの回転角を検出するだけなので、非常に簡単な構成で済む。つまり、上述した特許文献1においては撮影用カメラ及び画像解析処理部などが必要であり、複雑且つ高価な装備が必要とされていたが、本発明の車載AVシステムの場合には、非常に簡易且つ安価な構成でありながら、適切な音響効果の調整が実現できる。もちろん、あくまで乗員位置を推定しているのであって、撮影用カメラ及び画像解析処理部を用いた場合のように正確に乗員位置を検出しているわけではない。しかし、本発明のような推定による乗員検知手法でも十分な効果が得られるため、実効性は非常に高い。
表示手段は、前部座席用、後部座席用のいずれであってもよいが、少なくとも後部座席用に設けられたものを対象とするとよい。もちろん前部座席用も対象としても良いが、前部座席用の表示手段は、安全面への配慮から車両走行中は例えばナビゲーション画面以外は写らないようにしている場合も多い。したがって、一般的なエンターテイメント用のAVを視聴する場合、実際に有効度合いが大きいのは後部座席用の表示手段である。その意味で、本発明はいわゆるリアエンターテイメントシステム(後部座席の乗員がAVを楽しめるようにしたシステム)に対して非常に有効である。
また、角度変更手段は、表示手段の表示面角度を少なくとも左右に変更可能であることが好ましい。上述したように左右座席の何れかにのみ乗員が居るような場合、その乗員をターゲットとした最適な音響効果調整が実現できるからである。もちろん、上下にしか変更できない場合であっても効果はある。つまり、座高が異なる例えば大人と児童の場合には、その頭部位置の高さも異なる。したがって、その頭部位置に応じた音響効果を調整することも考えられる。但し、実際には表示面の変更角度は上下角度に比べて左右角度が大きいので、少なくとも左右に変更可能である方が現実的である。
上述したように、表示面が向いている方向に乗員の頭部が存在する可能性が高いという知見に基づいて音響効果調整を行うのであるが、乗員の頭部位置をより正確に推定するのであれば、座席の状態も加味することが好ましい。つまり、車両の座席は、背もたれの倒れ角を変更可能になっていたり、座席の位置を前後方向に移動可能になっていたりするため、それらが変更されると自ずと乗員の頭部位置も変更される。そこで、座席の背もたれの倒れ角を検出する倒れ角検出手段(実施例ではシート倒角センサ61)と、座席の基準位置からの前後方向の移動距離を検出する前後移動距離検出手段(実施例ではシート前後位置センサ62)とを備え、その検出した倒れ角及び移動距離にも基づいて音響効果調整を実行すればよい。
なお、音響出力手段からの出力内容と表示手段による表示内容が同一のソースに対応するものである場合のみ、音響効果調整を実行するようにしてもよい。例えばTV放送を視聴する場合やDVD再生音楽・映像を視聴する場合のように、AVがセットになったソースを再生するような場合に限って音響効果の調整を実行するということである。本発明では、あくまで表示手段の表示面の向きで乗員位置を推定する手法であるが、AVが同一ソースに対応するものであれば、表示手段による表示内容を見ている乗員が音響出力手段からの出力内容を聴く主体であるため、そのような乗員をターゲットとして音響効果調整を実行することの妥当性が高くなるからである。もちろん、同一ソースに対応しない場合であってもこのような音響効果調整を実行することが無意味というわけではない。例えばCD音楽を再生させ、音響出力手段からは出力されるそのCD音楽を聴いている乗員が、そのCD音楽とは全く関係ない画像等を表示手段にて見ているケースも現実的にはある。
角度変更手段については、例えば表示手段を回転可能に保持する機構を備えているだけであり、実際には乗員が手動で表示手段の表示面角度を変更することも考えられる。しかし、電動で表示面角度を変更できると乗員としては便利である。その場合、角度変更手段は、表示手段を回転可能に保持する機構だけでなく例えばモーターを備えており、角度変更指示受付手段(実施例では有線リモコン71、赤外線リモコン72)によって表示面角度の変更指示を受け付けると、制御手段が、その受け付けた変更指示に応じた変更角度となるよう角度変更手段を制御するよう構成すればよい。例えばリモコン等によって角度変更指示を受け付けるようにすれば便利である。
また、制御手段は、表示手段に用いた表示処理が終了する場合には、表示手段の表示面角度が初期状態に戻るよう角度変更手段を制御するようにしてもよい。例えばアクセサリスイッチにて車載AVシステムへの電源供給の切り替えがなされるとすれば、アクセサリスイッチがオフとなった場合に、初期状態に戻せばよい。もちろん、初期状態に戻さなくても大きな問題はないが、例えば表示面が左右座席の何れかの方向を向いており、その結果偏った音響効果調整がなされていた場合、そのままの状態で終了し、再度アクセサリスイッチがオンとなった場合に、表示面が左右座席の何れかの方向を向いたままだと、それに応じてやはり偏った音響効果調整がなされてしまう。それが音響効果調整の結果だと認識していればよいが、その原因を知らない場合には、車載AVシステムに異常が発生したものと誤解してしまう可能性もある。そこで、初期状態に戻すことでそのような誤解を招来することを防止できる。
なお、上述した車載AVシステムにおける制御手段をコンピュータにて実現する場合にはコンピュータで実行するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、記憶装置、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして実行したり、ネットワークを介してロードして実行することにより、この制御手段としての機能を実現できる。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[車載AVシステムの説明]
図1は、実施例の車載AVシステム1の概略構成を示すブロック図である。
本実施例の車載AVシステム1は、車両に搭載されており、メイン制御部10と、AV制御部20と、スピーカ群30と、首振り機構部40と、リアモニタ50と、シート部60に設けられたシート倒角センサ61及びシート前後位置センサ62と、有線リモコン71と、赤外線リモコン72と、AVソース80とを備えている。
図1は、実施例の車載AVシステム1の概略構成を示すブロック図である。
本実施例の車載AVシステム1は、車両に搭載されており、メイン制御部10と、AV制御部20と、スピーカ群30と、首振り機構部40と、リアモニタ50と、シート部60に設けられたシート倒角センサ61及びシート前後位置センサ62と、有線リモコン71と、赤外線リモコン72と、AVソース80とを備えている。
メイン制御部10は、CPU11と、シート倒角入力部12と、シート前後位置入力部13と、有線リモコン入力部14と、赤外線リモコンセンサ15とを備えている。
シート倒角入力部12はシート倒角センサ61からシートの倒角φを入力し、シート前後位置入力部13はシート前後位置センサ62からシート前後位置を入力する。シートの倒角φは、図4(b)に示すように背もたれと水平方向とのなす角としている。このような角度は実際には起き上がり角というべきはあるが、結果的にシート部60の背もたれがどの程度倒れているかを示すための角度として用いることができるので、倒角と呼ぶこととする。したがって、このシート倒角φが小さいほど背もたれの倒れ度合いが大きいこととなる。一方、シート前後位置は、所定位置を基準とした場合のシート部60が前後方向位置である。この基準となる所定位置としては、例えばシート部60を最も前方に移動させて着座する場合の位置を採用することが考えられる。そうすれば、着座して使用する場合には、シート部60をその基準となる所定位置から車両後方へ移動させて使用することとなる。そして、移動後の位置と基準となる所定位置の情報に基づいて図4(b)に示すシート前後移動量lを算出することができる。
シート倒角入力部12はシート倒角センサ61からシートの倒角φを入力し、シート前後位置入力部13はシート前後位置センサ62からシート前後位置を入力する。シートの倒角φは、図4(b)に示すように背もたれと水平方向とのなす角としている。このような角度は実際には起き上がり角というべきはあるが、結果的にシート部60の背もたれがどの程度倒れているかを示すための角度として用いることができるので、倒角と呼ぶこととする。したがって、このシート倒角φが小さいほど背もたれの倒れ度合いが大きいこととなる。一方、シート前後位置は、所定位置を基準とした場合のシート部60が前後方向位置である。この基準となる所定位置としては、例えばシート部60を最も前方に移動させて着座する場合の位置を採用することが考えられる。そうすれば、着座して使用する場合には、シート部60をその基準となる所定位置から車両後方へ移動させて使用することとなる。そして、移動後の位置と基準となる所定位置の情報に基づいて図4(b)に示すシート前後移動量lを算出することができる。
また、有線リモコン入力部14は有線リモコン71からの信号を入力し、赤外線リモコンセンサ15は赤外線リモコン72からの信号を入力する。なお、本実施例ではこのようなリモコン操作機器を備えるようにしたが、例えばスイッチ等を有する操作パネルを設けて代用したり、リモコン機器と併用してもよい。
スピーカ群30は、多チャンネルサラウンドの音場を形成する各チャンネルの音響信号を出力する複数のスピーカであり、例えば図2に示すように、前部席91の左方に配置されたFL(Front Left)スピーカ31と、前部席91の右方に配置されたFR(Front Right)スピーカ32と、後部席93の左後方に配置されたRL(Rear Left)スピーカ33と、後部席93の右後方に配置されたRR(Rear Right)スピーカ34とから構成されている。本実施例では、図2に示すように、前部席91の左右に設置される2個のスピーカ31,32は車室の前部左右の側壁を構成するドア等に配設され、後部席93の左右後方に設置される2個のスピーカ33,34はリアトレイ上の左右に配置されている。但し、この位置に限定されるわけではなく、例えばFLスピーカ31とFRスピーカ32については、車室の前部側壁でなくフロントコンソールパネル上に設けてもよい。また、RLスピーカ33とRRスピーカ34についても、リアトレイ上でなく車室の後部側壁に設けてもよい。なお、本実施例では図2に示すように4つのスピーカ31〜34でスピーカ群30を構成しているが、例えば車内前方中央および後方中央の少なくとも一方にさらにスピーカを配置する等、スピーカ数や配置位置については種々のバリエーションが考えられる。
AV制御部20は、AVソース80、スピーカ群30、リアモニタ50と接続されており、AVソース80から入力した音声信号をスピーカ群30に出力し、ビジュアル信号をリアモニタ50に出力する。AVソース80としては、ラジオチューナ、テレビチューナ、CDプレーヤ、DVDプレーヤなどの各種AV機器が考えられる。またAV制御部20は、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)を備えており、各スピーカ31〜34から出力される再生音の音量レベル、音圧周波数特性、残響特性など各種音響効果の調整制御を実行する。また、リアモニタ50にて表示する映像に対する各種制御も実行する。
首振り機構部40はモーター41及び左右角度センサ42を備えており、リアモニタ50を左右に首振り可能に保持している。そしてメイン制御部10のCPU11からの指示によってモーター41が駆動するとリアモニタ50の首振りが実現される。また左右角度センサ42によって検出したリアモニタ50の左右首振り角度はメイン制御部10へ出力される。
リアモニタ50は、図2に示すように車幅方向中央且つ前部席91と後部席93の間に配置されている。より具体的には、図4(b)に示すように天井95から吊り下げられており、吊り下げられた状態で左右に首振り可能となっている。また、図4(a)に示すように、このリアモニタ50の表示面は初期状態では車両後方を向いており、その方向から左右への首振り角度をθで表すこととする。
なお、ユーザは、有線リモコン71や赤外線リモコン72を操作することによって、各種指示を車載AVシステム1に与えることができる。例えば上述したAVソース80から所望のソースを選択する指示を与えることや、そのソースがラジオチューナやテレビチューナの場合には選局指示を与えることや、そのソースがCDプレーヤやDVDプレーヤであれば再生・停止などの指示を与えることなどが考えられる。また、リアモニタ50の左右の首振りに関しても、有線リモコン71や赤外線リモコン72を操作して実現させることができる。この場合は、例えば首振りモードに切り替えた後、所定のボタンを押下し続けることで左右への首振りを連続的に実行し、ボタンが押下されなくなった時点で首振りを停止することで、リアモニタ50が所望方向となるようにすることが考えられる。
[車載AVシステム1における音響効果制御の説明)
上述した構成を備える本実施例の車載AVシステム1においては、リアモニタ50の首振り角度を左右角度センサ42によって検出し、その検出角度に基づいて、4つのスピーカ31〜34の各々の音響効果を調整する。なお、この調整する音響効果としては少なくとも音量を調整することが考えられるが、それ以外の音響効果(例えば音圧周波数特性や残響特性など)も加えても良い。左右角度センサ42によって検出された角度は、リアモニタ50の表示面の角度に対応するが、この表示面は乗員(搭乗者)の頭位置との相関関係が推定できる。つまり、図4に示すように、リアモニタ50の表示面が向いている方向に乗員100の頭部100aが存在する可能性が高い。例えば図4(a)に示す場合には、後部席の右の座席のみに乗員100が存在するが、リアモニタ50の表示面もその方向に向けられている可能性が高い。
上述した構成を備える本実施例の車載AVシステム1においては、リアモニタ50の首振り角度を左右角度センサ42によって検出し、その検出角度に基づいて、4つのスピーカ31〜34の各々の音響効果を調整する。なお、この調整する音響効果としては少なくとも音量を調整することが考えられるが、それ以外の音響効果(例えば音圧周波数特性や残響特性など)も加えても良い。左右角度センサ42によって検出された角度は、リアモニタ50の表示面の角度に対応するが、この表示面は乗員(搭乗者)の頭位置との相関関係が推定できる。つまり、図4に示すように、リアモニタ50の表示面が向いている方向に乗員100の頭部100aが存在する可能性が高い。例えば図4(a)に示す場合には、後部席の右の座席のみに乗員100が存在するが、リアモニタ50の表示面もその方向に向けられている可能性が高い。
したがって、その推定される乗員位置において適切な音場が形成されるよう音響効果を調整すればよい。もちろん、表示面が向いている方向に必ずしも乗員が存在しなくても結果的には適切な調整が実現できるケースが多い。例えば左右の座席の両方に乗員が存在する場合、表示面を両乗員のちょうど間を向くようにすることも考えられる。その場合には、実際には乗員は存在しないが、両乗員の間において適切な音場が形成されるように調整すれば、結果的に、2人の乗員の両方に適切な音場が形成されることとなり、所望の状態となる。
それでは、具体的にCPU11にて実行される音響効果制御に係る処理を示す図3のフローチャートを参照して動作説明をする。
まず、首振り角θ、シート倒角φ、シート前後位置をそれぞれ左右角度センサ42、シート倒角センサ61、シート前後位置センサ62から入力する(S10)。
まず、首振り角θ、シート倒角φ、シート前後位置をそれぞれ左右角度センサ42、シート倒角センサ61、シート前後位置センサ62から入力する(S10)。
次に、乗員100の頭部100a(図4参照)の位置(以下、頭位置)を算出する(S20)。この頭位置は、リアモニタ50が配置されている位置を基準(原点)として車両の前後・左右・上下方向に規定した3次元の直行座標系で表され、以下のような計算式にて得られる。
頭位置(前後)=L+S×cosφ+l
頭位置(左右)=頭位置(前後)×tanθ
頭位置(上下)=H−S×sinφ
なお、上記計算式中の各記号については図4に示されているが、その意味について補足しておく。Lは基準距離を示しており、具体的にはシート部60の基準位置とリアモニタ50の前後方向の位置との間の距離である。また、Sは基準シート長を示しており、具体的にはシート部60の背もたれの長さを基準として設定した長さである。なお、乗員(搭乗者)の座高には幅があり一律ではないが、例えば標準的な体格の乗員を想定し、その乗員の座高に基づいてこの基準シート長Sを設定してもよい。また、lはシート前後移動量を示しており、具体的にはCPU11が、シート前後位置センサ62から入力したシート前後位置とシート部60の基準位置との差分を計算して得たものである。また、Hは基準高さを示しており、具体的には、シート部60の基準位置とリアモニタ50の位置とが上下方向にどれだけ離れているかを示すものである。
頭位置(左右)=頭位置(前後)×tanθ
頭位置(上下)=H−S×sinφ
なお、上記計算式中の各記号については図4に示されているが、その意味について補足しておく。Lは基準距離を示しており、具体的にはシート部60の基準位置とリアモニタ50の前後方向の位置との間の距離である。また、Sは基準シート長を示しており、具体的にはシート部60の背もたれの長さを基準として設定した長さである。なお、乗員(搭乗者)の座高には幅があり一律ではないが、例えば標準的な体格の乗員を想定し、その乗員の座高に基づいてこの基準シート長Sを設定してもよい。また、lはシート前後移動量を示しており、具体的にはCPU11が、シート前後位置センサ62から入力したシート前後位置とシート部60の基準位置との差分を計算して得たものである。また、Hは基準高さを示しており、具体的には、シート部60の基準位置とリアモニタ50の位置とが上下方向にどれだけ離れているかを示すものである。
S20にて前後・左右・上下それぞれの頭位置が算出されたら、次のS30で音量バランスを算出する。この音量バランスは左右及び前後のそれぞれに関して、下記の計算式に基づいて得られる。
音量バランス(左右)=f1(頭位置(前後)、頭位置(左右)、頭位置(上下))
音量バランス(前後)=f2(頭位置(前後)、頭位置(左右)、頭位置(上下))
なお、ここでは関数f1,f2の詳しい内容については説明しないが、周知の手法を採用すればよい。例えば予め乗員位置に応じた音響効果パラメータ(ここでは音量のパラメータ)のマップを準備しておき、そのマップを利用してパラメータ調整を行うことなどが考えられる。
音量バランス(前後)=f2(頭位置(前後)、頭位置(左右)、頭位置(上下))
なお、ここでは関数f1,f2の詳しい内容については説明しないが、周知の手法を採用すればよい。例えば予め乗員位置に応じた音響効果パラメータ(ここでは音量のパラメータ)のマップを準備しておき、そのマップを利用してパラメータ調整を行うことなどが考えられる。
そして、S30にて音量バランスが算出されたら、次のS40にて、その音量バランス指示値をAV制御部20へ出力する。AV制御部20では、CPU11から入力したこの音量バランス指示値に基づいて、FLスピーカ31、FRスピーカ32、RLスピーカ33及びRRスピーカ34に対する再生音の音量レベルを制御する。なお、ここでは音量レベルの制御のみ取り上げたが、音圧周波数特性や残響特性など各種音響効果についても制御対象としてもよい。
[実施例の車載AVシステム1による効果]
このように本実施例の車載AVシステム1によれば、リアモニタ50の表示面角度と乗員(搭乗者)の頭位置との相関関係が推定できることに鑑み、リアモニタ50の首振り角度に基づいて、4つのスピーカ31〜34の各々から出力される再生音の音量レベルを調整することで、乗員にとって適切な音量バランスとなるようにしている。このように適切な音響効果調整を実現しながら、構成自体は簡易である。つまり、元々リアモニタ50の表示面角度を変更可能とすることは、リアモニタ50の表示内容を見る乗員にとっては有効なことであり、音響効果の調整有無に限らず実現されることが望ましいことである。そして、左右角度センサ42は、角度変更のためのモーター41の回転角を検出するだけでよいので、非常に簡単な構成で済む。
このように本実施例の車載AVシステム1によれば、リアモニタ50の表示面角度と乗員(搭乗者)の頭位置との相関関係が推定できることに鑑み、リアモニタ50の首振り角度に基づいて、4つのスピーカ31〜34の各々から出力される再生音の音量レベルを調整することで、乗員にとって適切な音量バランスとなるようにしている。このように適切な音響効果調整を実現しながら、構成自体は簡易である。つまり、元々リアモニタ50の表示面角度を変更可能とすることは、リアモニタ50の表示内容を見る乗員にとっては有効なことであり、音響効果の調整有無に限らず実現されることが望ましいことである。そして、左右角度センサ42は、角度変更のためのモーター41の回転角を検出するだけでよいので、非常に簡単な構成で済む。
なお、図4(a)に示す場合には、後部席の右の座席のみに乗員100が存在するため、リアモニタ50の表示面が向いている方向に乗員100が存在する可能性が高い。したがって、その推定される乗員位置において適切な音場が形成されるよう音響効果を調整したが、もちろん、リアモニタ50の表示面が向いている方向に必ずしも乗員が存在しなくても結果的には適切な調整が実現できるケースが多い。例えば図4(a)に示す状態からさらに左の座席にも乗員が存在する場合、リアモニタ50の表示面を左右の両乗員のちょうど間を向くようにすることが考えられる。その場合には、実際にはその表示面方向には乗員は存在しないが、両乗員の間において適切な音場が形成されるように調整すれば、結果的に、2人の乗員の両方に適切な音場が形成されることとなり、所望の状態となる。
[別実施例等]
(1)上記実施例では、後部座席用のためのリアモニタ50を前提とした具体例を説明したが、例えば前部座席用のモニタの首振り角度に基づいて同様の制御を実行してもよい。但し、前部座席用のモニタは、安全面への配慮から車両走行中は例えばナビゲーション画面以外は写らないようにしている場合も多い。したがって、一般的なエンターテイメント用のAVを視聴する場合、実際に有効度合いが大きいのは上述した実施例で示すようなリアモニタ50である。
(1)上記実施例では、後部座席用のためのリアモニタ50を前提とした具体例を説明したが、例えば前部座席用のモニタの首振り角度に基づいて同様の制御を実行してもよい。但し、前部座席用のモニタは、安全面への配慮から車両走行中は例えばナビゲーション画面以外は写らないようにしている場合も多い。したがって、一般的なエンターテイメント用のAVを視聴する場合、実際に有効度合いが大きいのは上述した実施例で示すようなリアモニタ50である。
(2)上記実施例では、首振り機構部40はリアモニタ50を左右に首振り可能に保持する構成としたが、例えば上下のみに首振り可能、あるいは上下左右に首振り可能に構成してもよい。但し、左右方向の首振り角度は座席位置に対応するのに対し、上下方向の首振り角度は乗員の体格差によるため、前者(左右方向)の方が後者(上下方向)よりも首振り角度は大きくなると考えられる。したがって、より効果が大きいのは、上述した実施例のように左右方向であると考えられる。しかし上下にしか首振り角度が変更できない場合であっても効果はある。つまり、座高が異なる例えば大人と児童の場合には、その頭部位置(つまり高さ)も異なる。したがって、その頭部位置に応じた音響効果を調整することも適切な音響調整の一つである。
(3)上記実施例ではリアモニタ50にて表示している内容とスピーカ群30から出力している内容との同一性は問題にしなかったが、両者が一致している場合にのみ図3に示す処理を実行するようにしてもよい。AVソース80中の例えばTVチューナによってTV放送を視聴する場合やDVDプレーヤによって再生映像及び音楽を視聴する場合のように、AVがセットになったソースを再生するような場合に限って音響効果の調整を実行するのである。リアモニタ50の表示面の向きで乗員位置を推定しているため、AVが同一ソースに対応するものであれば、リアモニタ50の表示内容を見ている乗員がスピーカ群30からの出力内容を聴く主体であるため、そのような乗員をターゲットとして音響効果調整を実行することの妥当性が高くなるからである。
なお、リアモニタ50にて表示している内容とスピーカ群30から出力している内容とが一致しない場合であっても、リアモニタ50の首振り角度に応じた音響効果調整を実行することの意味はある。例えばCDプレーヤによって音楽を再生させてスピーカ群30から出力させている場合、そのCD音楽を聴いている乗員が、そのCD音楽とは全く関係ない画像等をリアモニタ50にて見ているケースも現実的にはあるからである。
(4)上記実施例では言及していないが、車載AVシステムがアクセサリスイッチを介して車載バッテリからの電源供給を受けて駆動している場合、アクセサリスイッチがオフとなった時点で次のような制御を実行しても良い。つまり、リアモニタ50の表示面がどのような首振り角度となっていても、CPU11が首振り機構部40を制御して、リアモニタ50を初期状態の首振り方向に戻すのである。もちろん、初期状態に戻さなくても大きな問題はないが、例えば次のような不都合は考えられる。つまり、リアモニタ50の表示面が図4(a)に示すように右座席方向を向いていたため偏った音響効果調整がなされていた場合を想定する。そのままの状態で終了して再度アクセサリスイッチがオンし、リアモニタ50の表示面が右座席方向を向いたままだと、それに応じてやはり偏った音響効果調整がなされてしまう。そして、その場合には左座席にしか乗員がいなかったとすると、その乗員に対しては適切な音響効果調整がなされておらず、さらに初期状態からも逆方向にずれた音響効果調整となってしまう。それが音響効果調整の結果だと認識していればよいが、その原因を知らない場合には、車載AVシステムに異常が発生したものと誤解してしまう可能性もあるため、初期状態に戻すことでそのような誤解を招来することを防止できる。
1…車載AVシステム、10…メイン制御部、12…シート倒角入力部、13…シート前後位置入力部、14…有線リモコン入力部、15…赤外線リモコンセンサ、20…AV制御部、30…スピーカ群、31…FLスピーカ、32…FRスピーカ、33…RLスピーカ、34…RRスピーカ、40…首振り機構部、41…モーター、42…左右角度センサ、50…リアモニタ、60…シート部、61…シート倒角センサ、62…シート前後位置センサ、71…有線リモコン、72…赤外線リモコン、80…AVソース、91…前部席、93…後部席、100…乗員、100a…頭部。
Claims (9)
- 車両に搭載され、制御手段と、音響効果の変更が可能な複数の音響出力手段と、表示手段とを備えた車載AVシステムであって、
前記表示手段の表示面の角度を変更させるための角度変更手段と、
前記角度変更手段による変更角度を検出する角度検出手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記角度検出手段によって検出された変更角度に基づいて、前記複数の音響出力手段の各々の音響効果を調整すること
を特徴とする車載AVシステム。 - 請求項1に記載の車載AVシステムにおいて、
前記制御手段は、前記音響効果として少なくとも音量を調整すること
を特徴とする車載AVシステム。 - 請求項1または2に記載の車載AVシステムにおいて、
前記表示手段は、少なくとも後部座席用に設けられたものであること
を特徴とする車載AVシステム。 - 請求項1〜3の何れかに記載の車載AVシステムにおいて、
前記角度変更手段は、前記表示手段の表示面角度を少なくとも左右に変更可能であること
を特徴とする車載AVシステム。 - 請求項1〜4の何れかに記載の車載AVシステムにおいて、
座席の背もたれの倒れ角を検出する倒れ角検出手段と、前記座席の基準位置からの前後方向の移動距離を検出する前後移動距離検出手段とを備え、
前記制御手段は、倒れ角検出手段によって検出した倒れ角及び前記移動距離検出手段によって検出した移動距離にも基づいて前記音響効果調整を実行すること
を特徴とする車載AVシステム。 - 請求項1〜5の何れかに記載の車載AVシステムにおいて、
前記制御手段は、前記音響出力手段からの出力内容と前記表示手段による表示内容は、同一のソースに対応するものである場合のみ、前記音響効果調整を実行すること
を特徴とする車載AVシステム。 - 請求項1〜6の何れかに記載の車載AVシステムにおいて、
前記表示手段の表示面角度の変更指示を受け付ける角度変更指示受付手段を備え、
前記制御手段は、前記角度変更指示受付手段によって受け付けた変更指示に応じた変更角度となるよう前記角度変更手段を制御すること
を特徴とする車載AVシステム。 - 請求項7に記載の車載AVシステムにおいて、
前記制御手段は、前記表示手段に用いた表示処理が終了する場合には、前記表示手段の表示面角度が初期状態に戻るよう前記角度変更手段を制御すること
を特徴とする車載AVシステム。 - 請求項1〜8の何れかに記載の車載AVシステムにおける前記制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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