JP2005289528A - 作業車の安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブームが意図せずに急に作動するのを防止できる安全性の高い作業車の安全装置の提供。
【解決手段】 車体に備えられた複数のジャッキと、車体上に起伏、旋回及び伸縮作動自在に備えられたブームと、ジャッキの接地を検出する接地検出手段と、ジャッキが接地されていないときにブームの作動を規制する規制手段とを備えた作業車の安全装置において、ジャッキの接地によりブームの作動規制を解除する前に、ブーム操作手段より作動指令信号が作動制御手段へ出力されているときには、ジャッキの接地を検出した後も、規制手段がブームの作動規制を継続させるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作業車の安全装置に関し、詳細には、車体に起伏作動、旋回作動及び伸縮作動自在に備えられたブームと、操作に応じてブームの起伏作動、旋回作動及び伸縮作動の作動指令信号を出力する操作手段と、操作手段の作動指令信号に基づいてブームの作動を制御する作動制御手段とを有してなる作業車の安全装置に関する。
高所作業車には、走行自在な車体の前後左右に備えられ、作業時に接地して車体を安定に支持する複数のジャッキと、車体上に起伏作動、旋回作動及び伸縮作動自在に設けられたブームと、伸縮ブームの先端に設けられ所定の作業位置へ高所作業車を移動させる作業台と、作業台に搭乗した作業者の操作によりブームの作動を指令する作動指令信号を出力してブームを作動させる上部ブーム操作装置と、地上あるいは車体上の作業者の操作によりブームの作動を指令する作動指令信号を出力してブームを作動させる下部ブーム操作装置と、地上の作業者の操作によりジャッキの作動を指令する作動指令信号を出力するジャッキ操作装置とを有して構成されたものがある。
このような高所作業車では、作業台に搭乗した作業者が上部ブーム操作装置を操作してブームを起伏作動、旋回作動及び伸縮作動させて作業台を所望の高所位置に移動させるとき、あるいは地上の作業者が下部ブーム操作装置を操作してブームを起伏作動、旋回作動及び伸縮作動させて作業台を所望の高所位置に移動させるときに、車体に対する作業台の水平方向位置(作業半径という)に応じてブーム側から車体側へ作用するブームモーメントが変化する。このブームモーメントは車体を転倒させようとする作用を有するため、ジャッキを接地させずにブームを作動させると、車体が転倒してしまう。
このため、高所作業車には、ジャッキとブームの作動を規制及び許容する安全装置が備えられている。この安全装置は、ジャッキの接地を検出する接地検出器と、ブームの格納を検出する格納検出器と、接地検出器及び格納検出器からの検出信号によりブーム及びジャッキの作動を規制及び許容する規制装置とを有して構成されている。規制装置は、接地検出器からの全ジャッキの接地検出信号が出力されるまでは、ブームの作動を規制し、接地検出器からの全ジャッキの接地検出信号が入力されると、ブームの作動規制を解除して、ブームの作動を許容する。ブームが非格納状態になると、格納検出器からの検出信号により、規制装置は車体の転倒を防止するためにジャッキの縮小作動を規制する。また、規制装置は、格納検出器によりブームの格納検出信号が入力されると、ジャッキの縮小規制を解除して、ジャッキの縮小作動を許容する。
実開昭58−87800号 実公平07−00372号 特開平09−249386号
しかしながら、このような安全装置においては、ジャッキの接地と非接地、及びブームの格納と非格納に応じてブームとジャッキの作動規制と作動規制の解除とを切換えている。このため、ジャッキを接地する前に上部ブーム操作装置あるいは下部ブーム操作装置を操作している、または、上部ブーム操作装置あるいは下部ブーム操作装置が故障していて、操作していないにもかかわらず上部ブーム操作装置あるいは下部ブーム操作装置が作動指令信号を出力していると、ジャッキの接地を接地検出器が検出すると同時にブームが急に作動するため、作業台あるいはブームが車体上に備えられている工具箱等の構造物や高所作業車の周囲にある障害物に接触する、あるいは作業台に搭乗した作業者が作業台より転落する虞があるという問題があった。また、ブームが格納される前にジャッキ操作装置を操作している、または、ジャッキ操作装置が故障していて、操作していないにもかかわらずジャッキ操作装置が作動指令信号を出力していると、ブームの格納を格納検出器が検出すると同時にジャッキが急に作動するため、作業台に搭乗した作業者が作業台より転落する虞があるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ブームあるいはジャッキの作動が意図せずに急に作動するのを防止できる安全性の高い作業車の安全装置を提供することを目的としている。
このような目的達成のため、本発明に係る作業車の安全装置は、走行自在な車体と、車体の前後左右に備えられ作業時に接地して車体を支持する複数のジャッキと、車体上に起伏作動、旋回作動及び伸縮作動自在に備えられたブームと、ジャッキの接地を検出する接地検出手段と、接地検出手段からの信号によりジャッキが接地されていないことを検出したときにブームの作動を規制し、ジャッキが接地したことを検出したときにブームの作動規制を解除する規制手段とを備えた作業車の安全装置において、ブームの起伏作動、旋回作動及び伸縮作動の作動指令信号を操作に応じて出力するとともに中立状態において作動指令信号を出さないブーム操作手段と、ブーム操作手段から出力された作動指令信号に基づいてブームの作動を制御する作動制御手段とを備えている。そして、接地検出手段からのジャッキの接地検出信号によりブームの作動規制を解除する前に、ブーム操作手段より作動指令信号が作動制御手段へ出力されているときには、ジャッキの接地を検出した後も、規制手段がその作動指令信号が出力されているブーム操作手段に基づいたブームの作動規制を継続させるように構成されている。
上記構成の安全装置によれば、各ジャッキの接地検出手段からのジャッキの接地検出信号により規制手段がブームの作動規制を解除するときに、ブーム操作手段が作動指令信号を出力していないときには、規制手段によるブームの作動規制の解除を許容する。また、ジャッキの接地検出信号により規制手段がブームの作動規制を解除する前に、ブーム操作手段が作動指令信号を出力しているときには、各ジャッキの接地を検出した後も、規制手段がその作動指令信号を出力しているブーム操作手段に基づいたブーム作動規制を継続させる。これにより、ジャッキの接地と同時にブームが急に作動するのを防止することができる。
また、作業車の安全装置を、走行自在な車体と、車体の前後左右に備えられ作業時に接地して車体を支持する複数のジャッキと、車体上に起伏作動、旋回作動及び伸縮作動自在に備えられたブームと、ブームの格納を検出する格納検出手段と、格納検出手段からの信号により前記ブームが格納されていないことを検出したときにジャッキの縮小作動を規制し、ブームが格納されたことを検出したときにジャッキの縮小作動規制を解除する規制手段とを備えた作業車の安全装置において、ジャッキの伸縮作動の作動指令信号を操作に応じて出力し、中立状態において作動指令信号を出さないジャッキ操作手段と、ジャッキ操作手段から出力された作動指令信号に基づいてジャッキの作動を制御する作動制御手段とを備えるようにしても良い。そして、ジャッキの縮小作動規制を解除する前に、ジャッキ操作手段より作動指令信号が作動制御手段へ出力されているときには、ブームの格納を検出した後も、規制手段がジャッキ操作手段に基づいたジャッキの作動規制を継続させるように構成される。
上記構成の安全装置によれば、ブームの格納検出手段からのブームの格納検出信号により規制手段がジャッキの縮小作動規制を解除するときに、ジャッキ操作手段が作動指令信号を出力していないときには、規制手段によるジャッキの縮小作動規制の解除を許容する。また、ブームの格納検出信号により規制手段がジャッキの縮小作動規制を解除する前に、ジャッキ操作手段が作動指令信号を出力しているときには、ブームの格納を検出した後も、規制手段がジャッキ操作手段に基づいたブーム作動規制を継続させる。これにより、ブームの格納と同時にジャッキが急に作動するのを防止することができる。
なお、規制手段がブームあるいはジャッキの作動規制を行っているときに、ブーム操作手段あるいはジャッキ操作手段より作動指令信号が出力されると作動する警報手段を備えるようにすることが好ましい。
これにより、規制手段によるブームの作動規制中あるいはジャッキの縮小作動規制中にブーム操作手段あるいはジャッキ操作手段から作動指令信号が出力されると、警報手段が作動して作業者に知らせるので、作業者がブーム操作装置あるいはジャッキ操作手段の誤操作や故障を知ることができる。
本発明に関する作業車の安全装置によれば、ブーム操作手段の誤操作あるいは故障等によりジャッキが接地する前に操作手段から作動指令信号が出力されていると、接地検出手段からジャッキの接地検出信号が出力されても、規制手段が、その作動指令信号が出力されている操作手段に基づいたブームの作動規制を継続させるようにした。また、ジャッキ操作手段の誤操作あるいは故障等によりブームが格納される前にジャッキ操作手段から作動指令信号が出力されていると、格納検出手段からブームの格納検出信号が出力されても、規制手段がジャッキ操作手段に基づいたジャッキの縮小作動規制を継続させるようにした。これによりジャッキ接地と同時にブームが急に作動したり、ブーム格納と同時にジャッキが急に作動したりするのを防止できるので、障害物への接触等が防止でき作業車の安全性を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る作業車の安全装置の好ましい実施形態について説明する。まず、本発明に係る安全装置を備えた作業車である高所作業車の一例について、図2を用いて説明する。この高所作業車1は、車体2の前後左右に前後輪3、4を有して走行可能であり、車体2の前部に運転キャビン5を有したトラック(車両)Tをベースに構成される。車体2の後部には旋回モータ6の作動により旋回作動されるように旋回台7が配設され、この旋回台7の上部にはブーム8が起伏自在に枢着されている。このブーム8は起伏シリンダ9の伸縮作動により起伏作動されるように構成されている。ブーム8は、基端ブーム8a、中間ブーム8b及び先端ブーム8cを入れ子式に組み合わせて、内蔵される伸縮シリンダ10の伸縮作動によりブーム8長手軸方向に伸縮作動されるように構成されている。
また、先端ブーム8cは先端にブームヘッド8dを有し、このブームヘッド8dに枢結されて垂直ポスト11がブーム8の起伏面内で揺動可能に取り付けられている。この垂直ポスト11は、先端ブーム8cと垂直ポスト11との間に配設されたレベリングシリンダ12の伸縮作動により垂直ポスト11の揺動制御が行われ、ブーム8の起伏作動の如何に拘わらず垂直ポスト11が常に垂直に延びて位置するように垂直ポスト11が揺動制御される。このように常時垂直に保持される垂直ポスト11に図示しない旋回モータにより水平旋回自在(首振り自在)に作業台13が取り付けられており、作業台13はブーム8の起伏作動に拘わらず常に水平に保持される。
車体2上にはブーム8格納時にブーム8を載置支持する支持装置19が立設され、この支持装置19には、ブーム8が載置支持されたこと(格納されたこと)を検出する格納検出器18が備えられている。格納検出器18は、リミットスイッチ等のスイッチより構成され、ブーム8が支持装置19に載置支持されるとブーム8により押されてスイッチがオフ(あるいはオン)されるように構成されている。
また、車体2の前後左右の4箇所にはアウトリガジャッキ20が設けられている。このアウトリガジャッキ20の構成を図3に示している。車体2の車幅方向にそれぞれ設けられたアウトリガボックス21内に伸縮自在に収納されたアウトリガビーム22の先端にはジャッキ25が取り付けられている。ジャッキ25は、アウトリガビーム22の先端に固設されたアウタポスト26と、アウタポスト26内に収納されて内蔵されるジャッキシリンダ28の伸縮作動により下方に伸縮作動されるインナポスト27と、インナポスト27の下端に取り付けられ地面に接地するベース部材29とから構成されている。
アウタポスト26は、下面が開口した四角柱状の中空ボックスからなり、内部中空空間の上端近傍に上支持ピン30が取り付けられている。インナポスト27は、アウタポスト26の中空空間内に収納されてアウタポスト26に対して上下に摺動自在となった四角柱状の中空ボックスからなり、中空空間の下端近傍に下支持ピン31が取り付けられている。
ジャッキシリンダ28は、シリンダチューブ28aと、このシリンダチューブ28a内に摺動自在に収納されたシリンダロッド28bとからなり、シリンダチューブ28aの上端に形成された上枢結孔32に上支持ピン30を挿入させてシリンダチューブ28aがアウタポスト26に枢結されている。また、シリンダロッド28bの下端に形成された下枢結孔33に下支持ピン31を挿入させてシリンダロッド28bがインナポスト27に枢結されている。
高所作業を行うときには、アウトリガビーム22を伸長作動させてジャッキ25を車体2の車幅方向外側に張り出した上で、ジャッキシリンダ28の伸長作動によりインナポスト27を下方に伸長作動させてベース部材29を接地させ、ジャッキ25により車体2を安定に持ち上げ支持する。
各ジャッキ25には、図3に示すように、ジャッキ25の接地を検出する接地検出器35がそれぞれ取り付けられている。接地検出器35は、ジャッキシリンダ28のシリンダチューブ28aの上端に固設されたアーム部材36に対向したスイッチピン37aを有するリミットスイッチ37から構成される。シリンダチューブ28a上端に形成された枢結孔32は上支持ピン30より大きな径を有しており、上支持ピン30はガタを有した状態で緩挿入されている。このため、インナポスト27が縮小されてベース部材29が地面から離れた状態では、インナポスト27、ジャッキシリンダ28、ベース部材29は自重によりアウタポスト26に対して上記ガタ分だけ相対的に下動した状態となる。このため、アーム部材36はリミットスイッチ37に対してガタ分だけ下動してスイッチピン37aを押してリミットスイッチ37をオン状態としている。ジャッキシリンダ28を伸長作動させてインナポスト27を伸長作動させ、ベース部材29が接地すると、ベース部材29に作用する接地反力によりインナポスト27、ジャッキシリンダ28はアウタポスト26に対してガタ分だけ相対的に上動される。このとき、アーム部材36もリミットスイッチ37に対してガタ分だけ上動してスイッチピン37aから離れ、リミットスイッチ37をオフ状態とする。このように、リミットスイッチ37のオン・オフを検出することによりベース部材29の接地を簡単に検出することができる。
なお、本例では、接地検出器35をこのように上支持ピン30の上下動をリミットスイッチ37により検出するように構成したが、接地検出器35はこれに限られるものではなく、ジャッキシリンダ28の圧力を検出するように構成しても良く、また、アウトリガボックス21に対するアウトリガビーム22の上下方向の移動を検出するように構成しても良い。
図2に示すように、作業台13にはブーム8の起伏作動等の操作を行うための上部ブーム操作装置14が備えられ、旋回台7にはブーム8の起伏作動等の操作を行うための下部ブーム操作装置15が備えられている。また、車体2の後端部には各アウトリガビーム22の伸縮作動及び各ジャッキ25の伸縮作動の操作を行うためのジャッキ操作装置16が備えられている。
なお、本例では、下部ブーム操作装置15を旋回台7に備えたが、下部ブーム操作装置15の設置場所はこれに限られるものではなく、車体2後端部のジャッキ操作装置16の近傍に備えても良い。
上部ブーム操作装置14及び下部ブーム操作装置15は、図1に示すように、傾動自在に設けられた複数の操作レバー14a、15aと、各操作レバー14a、15aの操作方向(左右方向、前後方向、中立位置)と傾動量をそれぞれ検出するポテンショメータ14b、15bとを有して構成されている。なお、各ブーム操作装置14、15にはこれに電力を供給し又は遮断する電力スイッチ(図示せず)を設け、この電力スイッチのオン、オフ操作により、各ブーム操作装置14、15が操作可能又は操作不能な状態にさせることができる。各操作レバー14a、15aは傾動操作されていない状態では中立位置(垂直上方へ起立した位置)に自動復帰するように構成され、各操作レバー14a、15aがそれぞれ傾動操作されると、ブーム8が起伏作動、伸縮作動及び旋回作動するように構成されている。また、ジャッキ操作装置16は、操作されていない状態では中立位置に自動復帰するように構成され、操作に応じて作動指令信号を出力して、各アウトリガビーム22及び各ジャッキ25が伸縮作動するように構成されている。
次に、以上のようにして構成される高所作業車1における安全装置17の構成について説明する。図1に好ましい安全装置17の第1の実施例を示しており、この安全装置17は、上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15の誤操作あるいは故障によりジャッキ25接地と同時にブーム8等が急に作動するのを防止するものである。図1において、実線は信号線を示し、破線は油圧管路を示している。
この安全装置17は、接地検出器35と、上部ブーム操作装置14と、下部ブーム操作装置15と、コントローラ40と、警報ランプ47とから構成されている。なお、警報ランプ47に代えて警報ブザーを備えても良い。
コントローラ40は、接地判定回路41と、操作信号判定回路43と、操作装置判定回路44と、作動制御回路45と、作動規制回路46とより構成されている。接地判定回路41は、各接地検出器35からの検出信号に応じて、各ジャッキ25が接地されて車体2がジャッキ25により安定に支持されたか否かを判定する。操作信号判定回路43は、上部ブーム操作装置14及び下部ブーム操作装置15のポテンショメータ14b、15bから出力された電気信号(作動指令信号)に応じて、操作レバー14a、15aが中立位置又は傾動操作されたか否かを判定する。
操作装置判定回路44は、上部ブーム操作装置14及び下部ブーム操作装置15の誤操作や故障による各ブーム操作装置14、15の異常の有無を判定する機能を有し、詳細には、接地判定回路41により各ジャッキ25が接地されて車体2が各ジャッキ25により安定に支持されたと判定され、且つ操作信号判定回路43により操作レバー14a、15aが中立位置にあると判定されると、各操作装置14、15が正常であると判定し、その後にポテンショメータ14b、15bから出力される電気信号を作動制御回路45に送る。また、操作装置判定回路44は、接地判定回路41により各ジャッキ25が接地されていないと判定され、且つ操作信号判定回路43により操作レバー14a、15aが傾動位置にあると判定されると、電気信号が出力されているブーム操作装置14、15が異常であると判定し、作動規制回路46を作動させる。
作動制御回路45は、各ブーム操作装置14、15におけるポテンショメータ14b、15bからの電気信号に応じてアクチュエータ(旋回モータ6、起伏シリンダ9、伸縮シリンダ10)の作動を制御するブーム作動制御弁50の作動を制御する機能を有する。作動規制回路46は、作動制御回路45から送り出された作動制御弁50の作動を制御する作動制御信号のブーム作動制御弁50への伝達を遮断させる機能を有するとともに、警報ランプ47を点灯させる機能を有する。なお、作動制御信号は、各ブーム操作装置14、15の操作レバー14a、15aの傾動状態によりポテンショメータ14b、15bから出力された電気信号(アナログ信号)を作動制御回路45が変換した信号である。ブーム作動制御弁50は、油圧管路を介して油圧ポンプPに接続され、油圧ポンプPは、電動モータあるいは高所作業車の走行用エンジン(図示せず)により駆動される。
以上のように構成された安全装置17を備えた高所作業車1を用いて高所作業を行う場合、まず、ブーム8を倒伏作動して格納させるとともに、アウトリガジャッキ20を格納させた状態で道路走行を行い、高所作業車1を作業現場へ移動する。作業現場に到着したら車体2を停め、ジャッキ操作装置16を操作し、各アウトリガビーム22を伸長作動して、ジャッキ25を車体2の車幅方向外側に張り出した上で、ジャッキシリンダ28を伸長作動させてジャッキ25を伸長作動させ、ベース部材29を接地させてアウトリガジャッキ20により車体2を安定に持ち上げ支持させる。各接地検出器35が各ジャッキ25の接地を検出した状態で、作業者は作業台13に搭乗し、上部ブーム操作装置14を操作してブーム8を起仰作動、伸長作動、旋回作動(旋回台7の旋回作動)させて作業台13を任意の高所作業位置近傍まで移動させて高所作業を行う。
ここで、上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15が故障等の異常である場合、あるいは作業者が各ジャッキ25の接地前に誤って上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15の操作レバー14aあるいは15aを傾動操作している場合は、各接地検出器35からの検出信号により接地判定回路41が各ジャッキ25が未接地であると判定し、且つ操作信号判定回路44が上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15の操作レバー14aあるいは15aが傾動位置にあると判定するので、操作装置判定回路44が上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15が異常であると判定する。そのため、操作装置判定回路44が作動規制回路46を作動させて、作動制御回路45から出力される作動制御信号のブーム作動制御弁50への伝達を遮断させるとともに、警報ランプ47を点灯させる。これにより、各ジャッキ25が接地すると同時にブーム8が急に作動するのを防止することができとともに、作業者に対して上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15が異常あるいは誤操作されていることを知らせることができる。
なお、操作信号判定回路43が操作レバー14aあるいは15aが中立位置にあると判定した操作レバー14aあるいは15aは、操作装置判定回路44が正常と判定する。そのため、各ジャッキ25が接地した後、正常と判断された操作レバー14aあるいは15aを傾動操作することにより、作動制御回路45が操作レバー14aあるいは15aの傾動操作によりポテンショメータ14bあるいは15bからの電気信号に応じてブーム作動制御弁50を切り換え作動させて、各アクチュエータ6、9、10を作動させる。また、誤操作していた操作レバー14aあるいは15aを中立位置に戻すことにより、操作装置判定回路44が操作レバー14aあるいは15aを正常と判定するので、その後は、ジャッキ25が接地した後、各操作レバー14a、15aを傾動操作することにより、作動制御回路45が操作レバー14aあるいは15aの傾動操作によりポテンショメータ14bあるいは15bからの電気信号に応じてブーム作動制御弁50を切り換え作動させて、各アクチュエータ6、9、10を作動させることができる。
図4は安全装置17の第2の実施例である。以下、上記第1の実施例と異なる点に重点をおいて説明する。この安全装置17は、接地検出器35と、格納検出器18と、上部ブーム操作装置14と、下部ブーム操作装置15と、ジャッキ操作装置16と、コントローラ48と、電磁式の選択切換弁52と、警報ランプ47とから構成されている。コントローラ48は、接地判定回路41と、格納判定回路42と、操作信号判定回路43と、ジャッキ操作信号判定回路53と、操作装置判定回路44と、作動制御回路45と、作動規制回路56と、ジャッキ作動制御回路57とより構成されている。格納判定回路42は、格納検出器18からの検出信号により、ブーム8が支持装置19に載置支持された格納状態にあるか否かを判定する。ジャッキ操作信号判定回路41は、ジャッキ操作装置16が中立位置又は操作されたか否かを電気指令信号の出力の有無により判定する。
操作装置判定回路44は、上部ブーム操作装置14、下部ブーム操作装置15及びジャッキ操作装置16の誤操作や故障による異常の有無を判定する機能を有する。上部ブーム操作装置14及び下部ブーム操作装置15に対する異常の有無の判定は上記第1の実施例と同じであるので説明は省略する。ジャッキ操作装置16に対する異常の有無の判定は、格納判定回路42によりブーム8が格納されたと判定され、且つジャッキ操作信号判定回路53によりジャッキ操作装置16が中立位置にあると判定されると、操作装置判定回路44はジャッキ操作装置16が正常であると判定し、その後にジャッキ操作装置16から出力される作動指令信号をジャッキ作動制御回路57に送るとともに、操作装置判定回路44が作動規制回路56により選択切換弁52を切り換え作動して、油圧ポンプPとジャッキ作動制御弁51とを接続する。また、格納判定回路42によりブーム8が格納されていないと判定され、且つジャッキ操作信号判定回路53によりジャッキ操作装置16が操作されていると判定されると、操作装置判定回路44はジャッキ操作装置16が異常であると判定し、操作装置判定回路44が作動規制回路56により選択切換弁52を切り換えずに、油圧ポンプPとブーム作動制御弁50とを接続する位置に選択切換弁52を保持するとともに、警報ランプ47を点灯させる。
以上のように構成された安全装置17では、上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15が故障等の異常である場合、あるいは作業者が各ジャッキ25の接地前に誤って上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15の操作レバー14aあるいは15aを傾動操作している場合は、各接地検出器35からの検出信号により接地判定回路41が各ジャッキ25が未接地であると判定し、且つ操作信号判定回路44が上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15の操作レバー14aあるいは15aが傾動位置にあると判定するので、操作装置判定回路44が上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15が異常であると判定する。そのため、操作装置判定回路44が作動規制回路56を作動させて、ジャッキ作動制御弁51と油圧ポンプPとの接続をする位置に選択切換弁52を保持するとともに、警報ランプ47を点灯させる。これにより、各ジャッキ25が接地すると同時にブーム8が急に作動するのを防止することができるとともに、作業者に対して上部ブーム操作装置14あるいは下部ブーム操作装置15が異常あるいは誤操作されていることを知らせることができる。
なお、操作信号判定回路43が操作レバー14aあるいは15aが中立位置にあると判定した操作レバー14aあるいは15aは、操作装置判定回路44が正常と判定する。そのため、各ジャッキ25が接地した後、正常と判断された操作レバー14aあるいは15aを傾動操作することにより、操作装置判定回路44が作動規制回路56を作動させて、ブーム作動制御弁50が油圧ポンプPと接続されるように選択切換弁52を切り換え作動し、作動制御回路45が操作レバー14aあるいは15aの傾動操作によりポテンショメータ14bあるいは15bからの電気信号に応じてブーム作動制御弁50を切り換え作動させて、各アクチュエータ6、9、10を作動させる。また、誤操作していた操作レバー14aあるいは15aを中立位置に戻すことにより、操作装置判定回路44が操作レバー14aあるいは15aを正常と判定するので、その後は、ジャッキ25が接地した後、各操作レバー14a、15aを傾動操作することにより、操作装置判定回路44が作動規制回路56を作動させて、ブーム作動制御弁50が油圧ポンプPと接続されるように選択切換弁52を切り換え作動し、作動制御回路45が操作レバー14aあるいは15aの傾動操作によりポテンショメータ14bあるいは15bからの電気信号に応じてブーム作動制御弁50を切り換え作動させて、各アクチュエータ6、9、10を作動させることができる。
また、ジャッキ操作装置16が故障等の異常である場合、あるいは作業者がブーム8の格納前に誤ってジャッキ操作装置16を操作している場合は、格納検出器18からの検出信号により格納判定回路42がブーム8が未格納であると判定し、且つジャッキ操作信号判定回路53がジャッキ操作装置16が電気信号の有無より操作されていると判定するので、操作装置判定回路44がジャッキ操作装置16が異常であると判定する。そのため、操作装置判定回路44が作動規制回路56により、油圧ポンプPとブーム作動制御弁50とを接続する位置に選択切換弁52を保持するとともに、警報ランプ47を点灯させる。これにより、ブーム8が格納されると同時にジャッキ25が急に縮小作動するのを防止することができるとともに、作業者に対してジャッキ操作装置16が異常あるいは誤操作されていることを知らせることができる。
なお、ジャッキ操作装置16が中立位置にあると判定されると、操作装置判定回路44はジャッキ操作装置16が正常と判定する。そのため、ブーム8が格納された後、ジャッキ操作装置16を操作することにより、ジャッキ操作装置16から出力される作動指令信号をジャッキ作動制御回路57に送るとともに、操作装置判定回路44が作動規制回路56を作動させて、ジャッキ作動制御弁51が油圧ポンプPと接続されるように選択切換弁52を切り換え作動し、ジャッキ作動制御回路57がジャッキ操作装置16の操作によりジャッキ作動制御弁51を切り換え作動させて、ジャッキシリンダ28を縮小作動させることができる。
本発明に係る高所作業車の安全装置の第1の実施例を示すブロック図である。 上記安全装置を備えた高所作業車の側面図である。 上記高所作業車に備えられたアウトリガジャッキの断面図である。 本発明に係る高所作業車の安全装置の第2の実施例を示すブロック図である。
符号の説明
1 高所作業車(作業車)
2 車体
8 ブーム
14 上部ブーム操作装置(ブーム操作手段)
15 下部ブーム操作装置(ブーム操作手段)
16 ジャッキ操作手段
17 安全装置
18 格納検出器(格納検出手段)
25 ジャッキ
35 接地検出器(接地検出手段)
40 コントローラ
45 作動制御回路(作動制御手段)
46 作動規制回路(規制手段)
47 警報ランプ(警報手段)
48 コントローラ
50 ブーム作動制御弁
51 ジャッキ作動制御弁
52 選択切換弁
56 作動規制回路(規制手段)
57 ジャッキ作動制御回路

Claims (3)

  1. 走行自在な車体と、前記車体の前後左右に備えられ作業時に接地して前記車体を支持する複数のジャッキと、前記車体上に起伏作動、旋回作動及び伸縮作動自在に備えられたブームと、前記ジャッキの接地を検出する接地検出手段と、前記接地検出手段からの信号により前記ジャッキが接地されていないことを検出したときに前記ブームの作動を規制し、前記ジャッキが接地したことを検出したときに前記ブームの作動規制を解除する規制手段とを備えた作業車の安全装置において、
    前記ブームの起伏作動、旋回作動及び伸縮作動の作動指令信号を操作に応じて出力し、中立状態において作動指令信号を出さないブーム操作手段と、
    前記ブーム操作手段から出力された作動指令信号に基づいて前記ブームの作動を制御する作動制御手段とを備え、
    前記規制手段が、前記ブームの作動規制を解除する前に、前記ブーム操作手段より作動指令信号が前記作動制御手段へ出力されているときには、前記ジャッキの接地を検出した後も、その作動指令信号が出力されている前記ブーム操作手段に基づいた前記ブームの作動規制を継続させるようにしたことを特徴とする作業車の安全装置。
  2. 走行自在な車体と、前記車体の前後左右に備えられ作業時に接地して前記車体を支持する複数のジャッキと、前記車体上に起伏作動、旋回作動及び伸縮作動自在に備えられたブームと、前記ブームの格納を検出する格納検出手段と、前記格納検出手段からの信号により前記ブームが格納されていないことを検出したときに前記ジャッキの縮小作動を規制し、前記ブームが格納されたことを検出したときに前記ジャッキの縮小作動規制を解除する規制手段とを備えた作業車の安全装置において、
    前記ジャッキの伸縮作動の作動指令信号を操作に応じて出力し、中立状態において作動指令信号を出さないジャッキ操作手段と、
    前記ジャッキ操作手段から出力された作動指令信号に基づいて前記ジャッキの作動を制御する作動制御手段とを備え、
    前記規制手段が、前記ジャッキの縮小作動規制を解除する前に、前記ジャッキ操作手段より作動指令信号が前記作動制御手段へ出力されているときには、前記ブームの格納を検出した後も、前記ジャッキ操作手段に基づいた前記ジャッキの作動規制を継続させるようにしたことを特徴とする作業車の安全装置。
  3. 前記規制手段が前記ブームあるいは前記ジャッキの作動規制を行っているときに、前記ブーム操作手段あるいは前記ジャッキ操作手段より作動指令信号が出力されると作動する警報手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の作業車の安全装置。

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