JP4991132B2 - 作業車の安全装置 - Google Patents

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Description

本発明は、走行体にブームを備えて構成された作業車の安全装置に関し、更に詳しくは、作業開始前に張り出したジャッキの接地状態を十分に確認しなかったために作業開始後に走行体を不安定にさせてしまうような事態を未然に防止し得る構成の作業車の安全装置に関する。
走行体にブームを備えて構成された作業車の例としては、ブームの先端部に作業者搭乗用の作業台を有した高所作業車やブームの先端部に懸吊装置を有したクレーン車などが知られている。このような作業車の走行体の各所にはジャッキ(アウトリガジャッキ)が備えられており、作業前にはこれらジャッキを下方へ張り出して接地させ、走行体が安定状態に支持されるようにしておく。これにより走行体はブームの作動を伴う作業中において走行体に作用する大きな転倒モーメントに抗することができるようになり、走行体を転倒させることなく、安全に作業を行うことが可能となる。
このような作業車においては、ジャッキを接地状態まで張り出した後でなければブームを作動させることができず、またブームを作動させ得る状態ではジャッキを操作することができないようにしたインターロック回路を備えているものが多い(例えば、下記の特許文献参照)。このようなインターロック回路によれば、ジャッキが未接地の状態でブームの作動を行ったために走行体が転倒してしまうような事態や、ブームの作動を伴う作業中に誤ってジャッキを格納させてしまったために走行体の姿勢を不安定にしてしまうような事態を未然に防止することができるので、作業の安全性を高めることが可能である。
特開2003−128393号公報
しかしながら、上記のようなインターロック回路を備えた作業車であっても、張り出したジャッキが作業中の走行体を安定的に支え得る状態で地面に接地しているのでなければ作業の安全性を確実なものとすることはできない。例えば、ジャッキは確かに接地してはいるものの実は地盤が緩かったような場合や、一部のジャッキの接地板が側溝の縁に引っ掛かっていたような場合には、作業中に傾斜した走行体の荷重を十分に支えることができず、走行体を不安定にしてしまうおそれがある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、作業開始前に張り出したジャッキの接地状態を十分に確認しなかったために作業開始後に走行体を不安定にさせてしまうような事態を未然に防止し得る構成の作業車の安全装置を提供することを目的としている。
本発明に係る作業車の安全装置は、走行体と、走行体に設けられ、先端部に作業装置(例えば、実施形態における作業台40)を有したブームと、走行体の複数箇所に設けられ、下方に張り出した接地状態で走行体を支持するジャッキと、ブームの作動操作を行うブーム操作手段(例えば、実施形態におけるブーム操作レバー51)と、ブーム操作手段の操作に応じてブームを作動させるブーム作動制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ60)と、複数のジャッキのうち、少なくとも1つのジャッキの接地状態を目視確認し得る位置で操作可能に設けられ、作業者に対して該目視確認を促すための接地状態確認手段(例えば、実施形態における接地状態確認スイッチ71)と、複数のジャッキの全てが接地状態になったことを検出する接地状態検出手段(例えば、実施形態におけるジャッキ接地完了スイッチ82)と、接地状態検出手段により複数のジャッキの全てが接地状態になったことが検出された後、接地状態確認手段の操作が行われたときに、ブーム作動制御手段によるブームの作動を可能とするインターロック回路とを備える。
また、この作業車の安全装置においては、走行体にジャッキの張り出し操作を行うジャッキ操作手段(例えば、実施形態におけるジャッキ操作レバー53)を有し、接地状態確認手段はジャッキ操作手段の設けられている位置から接地状態を直接見ることができないジャッキの近傍位置に設けられていることが好ましい。
本発明に係る作業車の安全装置では、ジャッキの張り出し操作を行った後、接地状態確認手段の操作を行わなければブームを作動させることができないようになっているので、作業者はジャッキの張り出し操作の後、接地状態確認手段の操作を行う前に少なくとも1つのジャッキについてその接地状態の目視確認を行うようになる。この目視確認の際、作業者は、これから作業を行おうとしている場所の地盤状況などを十分に確認し、作業に適した場所であるか否かの判断を入念に行うことになるので、作業開始後にジャッキが走行体を支えきれなくなってしまって走行体が不安定な姿勢になるようなことはなく、作業の安全性を従来以上に高めることができる。
なお、上記接地状態確認手段が、ジャッキ操作手段の設けられている位置から接地状態を直接見ることができないジャッキの近傍位置に設けられているのであれば、作業者はその接地状態を直接見ることができないジャッキの近傍位置まで移動する必要が生じ、結果的に全てのジャッキについてのその接地状態の目視確認を行うようになるので、例えば一部のジャッキが側溝の縁に引っ掛かっていたような場合であっても、作業者はこれを作業前に発見することができるようになり、作業の安全性を更に高めることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図2は本発明の一実施形態に係る作業車の安全装置を備えた高所作業車1を示している。この高所作業車1は、走行用車輪11,11,…を備えて運転キャビン12から走行運転が可能なトラック式の走行体10と、走行体10上に設けられた旋回台20と、この旋回台20から上方に延びて設けられた支柱21の上部にフートピン22を介して基端部が支持されたブーム(伸縮ブーム)30と、このブーム30の先端部に取り付けられた作業者搭乗用の作業台40とを有して構成される。
旋回台20は走行体10の後部に上下軸まわり360度回動自在に取り付けられている。走行体10の内部には旋回モータ(油圧モータ)23(図1参照)が設けられており、この旋回モータ23を回転作動させることにより、図示しないギヤを介して旋回台20を水平旋回動させることができる。ブーム30は基端ブーム30a、中間ブーム30b及び先端ブーム30cが入れ子式に構成されており、内部に設けられた伸縮シリンダ(油圧シリンダ)31(図1参照)の伸縮作動により各ブーム30a,30b,30cを相対的に移動させてブーム30全体を軸方向に伸縮動させることができる。また、基端ブーム30aと旋回台20の支柱21との間には起伏シリンダ(油圧シリンダ)24が跨設されており、この起伏シリンダ24を伸縮作動させることによりブーム30全体を起伏動させることができる。
先端ブーム30cの先端部には垂直ポスト保持金具32が取り付けられており、この垂直ポスト保持金具32により垂直ポスト33の下端部が枢支されている。この垂直ポスト33は図示しないレベリングアクチュエータにより、ブーム30の起伏角度によらず常時垂直姿勢が保持される構成となっている。
作業台40は箱形状を有しており、外部に突出して設けられた作業台保持ブラケット41を介して垂直ポスト33の上端部に回動自在に取り付けられている。作業台保持ブラケット41の内部には首振りモータ(油圧モータ)42(図1参照)が設けられており、この首振りモータ42を回転作動させることにより、作業台40全体を垂直ポスト33まわりに首振り動(水平旋回動)させることができる。ここで、垂直ポスト33は上述のように常時垂直姿勢が保たれるため、結果として作業台40の床面はブーム30の起伏角度によらず常時水平に保持される。
作業台40には上部操作装置43が設けられており、ここには作業台40の移動操作、すなわちブーム30の旋回、起伏及び伸縮操作を行うためのブーム操作レバー51と、作業台40の首振り操作を行うための作業台操作レバー52とが備えられている(図1参照)。作業台40に搭乗した作業者は、これらブーム操作レバー51及び作業台操作レバー52を操作することにより、旋回モータ23の回転作動、起伏シリンダ24の伸縮作動、伸縮シリンダ31の伸縮作動及び首振りモータ42の回転作動の各操作を行うことができる。ここで、ブーム操作レバー51は前後方向及び左右方向の傾動操作のほかに軸まわりの捻り操作をすることが可能であり、ブーム操作レバー51の軸まわり捻り操作がブーム30の(旋回台20)の旋回操作(旋回モータ23の回転作動操作)に相当し、ブーム操作レバー51の前後方向への傾動操作がブーム30の起伏操作(起伏シリンダ24の伸縮作動操作)に相当し、ブーム操作レバー51の左右方向への傾動操作がブーム30の伸縮操作(伸縮シリンダ31の伸縮作動操作)に相当する。また、作業台操作レバー52は左右方向への傾動操作が可能であり、この作業台操作レバー52の左右方向への傾動操作が作業台40の首振り操作(首振りモータ42の回転作動操作)に相当する。
図1に示すように、旋回モータ23には旋回モータ操作バルブ23v経由で、起伏シリンダ24には起伏シリンダ操作バルブ24v経由で、伸縮シリンダ31には伸縮シリンダ操作バルブ31v経由で、首振りモータ42には首振りモータ操作バルブ42v経由で、走行体10に設けられた油圧ポンプPより吐出された圧油が供給されるようになっている。これらバルブ23v,24v,31v,42vはいずれも電磁比例式の方向流量制御バルブであり、旋回モータ23、起伏シリンダ24、伸縮シリンダ31及び首振りモータ42はそれぞれ対応する上記バルブ23v,24v,31v,42vの各スプール(図示せず)の駆動状態に応じた方向及び速度で作動するようになっている。
走行体10内に設けられたコントローラ60は、ブーム操作レバー51の各方向(軸まわり方向、前後方向及び左右方向)への操作により出力された操作信号に基づいて旋回モータ操作バルブ23v、起伏シリンダ操作バルブ24v及び伸縮シリンダ操作バルブ31vの各スプールを駆動し、また作業台操作レバー52の操作により出力された操作信号に基づいて首振りモータ操作バルブ42vのスプールを駆動する(図1参照)。
このような構成により、作業台40に搭乗した作業者は、ブーム操作レバー51を操作してブーム30を旋回、起伏及び伸縮作動させ、或いは作業台操作レバー52を操作して作業台40を首振り作動させることで、自身が搭乗する作業台40を所望の位置に移動させることが可能である。
走行体10の前後左右4箇所には走行体10を安定支持させるためのジャッキ(アウトリガジャッキ)13が設けられている。各ジャッキ13は、走行体10の側部に下方に延びて設けられたアウタジャッキ(シリンダチューブ)13aと、このアウタジャッキ13a内を上下方向に移動自在に設けられたインナジャッキ(ピストンロッド)13bと、このインナジャッキ13bの下端部に取り付けられた接地板13cとを有して構成される。また、本実施形態では接地板13cの下面に地面との摩擦係数を大きくするためのジャッキベースJBが固設されている。アウタジャッキ13aとインナジャッキ13bとは油圧シリンダ(これをジャッキシリンダJCと称する。図1参照)を構成しており、コントローラ60により制御されるジャッキ操作バルブJvを介して油圧ポンプPからの圧油を供給することにより各ジャッキシリンダJCを伸長させ(ジャッキ13の張り出し作動)、或いは収縮させる(ジャッキ13の格納作動)ことができる。なお、接地板13cの下面に固定されたジャッキベースJBは接地板13cから取り外すことも可能であり、この場合には、作業者はジャッキ13を張り出す前に、接地板13cが道路上に接地するであろう箇所に予めジャッキベースJBを載置しておくことになる。
走行体10の最後部には後部操作装置14が設けられており、この後部操作装置14に備えられたジャッキ操作レバー53(図1参照)を操作することによってジャッキ操作バルブJvを操作することができ、作業者はこれによりジャッキ13の張り出し格納操作を行うことが可能である。ジャッキ操作レバー53は4つのジャッキ13それぞれに対応して計4つ設けられており、4つのジャッキ13を各個別々に操作することができるようになっている(図1では便宜上、ジャッキ操作レバー53は1つのみを図示している)。これら4つのジャッキ13全てを下方に張り出して(伸長作動して)接地状態にすれば走行体10を安定的に支持させることができ、作業中に走行体10に作用する大きな転倒モーメントに抗することができるようになる。
ブーム30は、使用していないときには格納される。ブーム30の格納は、ブーム30の先端部を走行体10の前方に向けてほぼ水平姿勢になるまで倒伏することにより行う。ブーム30が格納姿勢になったときには、走行体10から上方に延びて設けられたブーム受け15(図2参照)に基端ブーム30aが上方から当接する。また、ブーム30の格納姿勢では、作業台40は運転キャビン12の上面に設けられた作業台載置台16の上に載置される。
このような構成の高所作業車1を用いて作業現場にて高所作業を行う場合、作業者は先ず走行体10の最後部に設けられた後部操作装置14からジャッキ操作レバー53を操作して各ジャッキ13の張り出し操作を行う。これにより全ての(4つの)ジャッキ13が接地状態になったら走行体10から作業台40に乗り込み、ブーム操作レバー51及び作業台操作レバー52を操作して作業台40を高所作業位置へ移動させる。ここで、ジャッキ13の張り出し操作の後はジャッキ13の接地状態を目視確認してから高所作業に移行する必要があるが、本高所作業車1にはこのようなジャッキ13の接地状態の目視確認をすることなく高所作業に移行してしまうことがないようにする安全装置が設けられている。以下、その構成を説明する。
本高所作業車1に備えられた安全装置は、図1に示すように、ジャッキ13の接地状態を目視確認した作業者が操作する接地状態確認スイッチ71と、全てのジャッキ13が接地状態になったことを検出するジャッキ接地完了スイッチ82と、このジャッキ接地完了スイッチ82により全てのジャッキ13が接地状態になったことが検出された後、接地状態確認スイッチ71の操作が行われたときにコントローラ60によるブーム30の作動を可能とするインターロック回路80とから構成される。接地状態確認スイッチ71は、張り出し後のジャッキ13の接地状態を半ば強制的に作業者に目視確認させるために設けられたもので、4つのジャッキ13のうち、少なくとも1つジャッキ13の接地状態を目視確認し得る位置で操作可能な位置に設けられる。本実施形態では、走行体10の前後左右に備えられた4つのジャッキ13のうち、後部操作装置14の位置から直接見ることができず、また走行体10を道路の路肩に近づけて停車させたときに段差を踏み易い位置に設置されている走行体10の前方左側のジャッキ13の近傍位置にこの接地状態確認スイッチ71が設けられている(図2参照)。
ジャッキ接地完了スイッチ82は後述する第2電線L2中に介装されており、4つのジャッキ13のいずれもが接地状態になったときにオンとなり、4つのジャッキ13のいずれか1つでも接地状態になっていないときにはオフとなる。このジャッキ接地完了スイッチ82は、例えば、各ジャッキ13が接地した状態でオンとなるリミットスイッチ(計4つ)と、これら全ての(4つの)リミットスイッチがオンとなったときにのみ励磁されて本スイッチ(ジャッキ接地完了スイッチ)82をオンにするコイルとの組み合わせで構成することが可能である。
インターロック回路80は、図1に示すように電源81のほか、ブーム格納スイッチ83、リレー84、前述のコントローラ60及びインターロックバルブ85を有して構成される。
電源81はここでは直流の24ボルト電源からなり、電源投入スイッチ81aの操作によってオンとなる。この電源投入スイッチ81aは電源81専用のものを用意してもよいが、走行用エンジンEGの動力を油圧ポンプPに伝達するパワーテイクオフPTOをオンにするPTOスイッチ(図示せず)と兼用するようにしてもよい。このときにはパワーテイクオフPTOのオンと同時に電源81もオンとなる。電源81の正端子は正端子側電線PLに、また負端子はアースされた負端子側電線NLに接続されており、正端子側電線PLには図1に示すように第1電線L1、第2電線L2、第3電線L3及び第4電線L4が並列に接続されている。但し、第1電線L1は正端子側電線PLと負端子側電線NLとの間に、第2電線L2は正端子側電線PLと第1電線L1の中間部との間に設けられている。また、第3電線L3は正端子側電線PLと第2電線L2の中間部との間に設けられており、第4電線L4は正端子側電線PLとコントローラ60との間に設けられている。
ブーム格納スイッチ83は第3電線L3中に介装された、いわゆるB接点型のスイッチであり、ブーム30が格納状態にあるとき、すなわち基端ブーム30aがブーム受け15に上方から当接している状態では基端ブーム30aに押圧されてオフとなり、基端ブーム30aがブーム受け15から離間しているときには上記押圧が解除されてオンとなる。
リレー84は図1に示すように、コイル84a、第1スイッチ84b及び第2スイッチ84cからなる。コイル84aは第1電線L1中に接地状態確認スイッチ71と直列状態で介装されており(接地状態確認スイッチ71の方が正端子側電線PL側)、第2電線L2は第1電線L1上における接地状態確認スイッチ71とコイル84aとの間に接続されている。ここで、接地状態確認スイッチ71は押圧操作を行っている間だけオンとなる押しボタン式のスイッチである。第1スイッチ84bは第2電線L2中にジャッキ接地完了スイッチ82と直列状態で介装されており(ジャッキ接地完了スイッチ82の方が正端子側電線PL側)、コイル84aが励磁されたときにこのコイル84aに引き付けられてオンとなり、コイル84aが非励磁のときにはオフとなる。第2スイッチ84cは第4電線L4中に介装されており、コイル84aが励磁されたときにこのコイル84aに引き付けられてオンとなり、コイル84aが非励磁のときにはオフとなる。ここで、第2スイッチ84cがオンとなっている状態ではコントローラ60に電圧信号(この電圧信号を、以下インターロックバルブ切換信号と称する)が送られる。
インターロックバルブ85は、ジャッキ操作可能位置及びブーム操作可能位置を有する2位置切換バルブであり、ジャッキ操作可能位置に位置した状態では4つのジャッキ操作バルブJVからなるバルブ群(以下、ジャッキ操作バルブ群TJVと称する)に繋がる油路JLには圧油を供給するが旋回モータ操作バルブ23a、起伏シリンダ操作バルブ24a、伸縮シリンダ操作バルブ31a及び首振りモータ操作バルブ42aからなるバルブ群(以下、ブーム操作バルブ群TBVと称する)に繋がる油路BLには圧油を供給せず、ブーム操作可能位置に位置した状態ではブーム操作バルブ群TBVに繋がる油路BLには圧油を供給するがジャッキ操作バルブ群TJVに繋がる油路JLには圧油を供給しない。このインターロックバルブ85の位置切換作動はコントローラ60が行う。具体的には、インターロックバルブ85はコントローラ60から上述のインターロックバルブ切換信号が入力されていない状態では内蔵されたスプリング(図示せず)の付勢力によってスプール(図示せず)をジャッキ操作可能位置に位置させ、インターロックバルブ切換信号が入力されている状態では内蔵されたソレノイド(図示せず)に引き付けられたスプールが上記スプリングの付勢力に抗して移動し、ブーム操作可能位置に位置する。
次に、上記構成の安全装置の作動について説明する。高所作業車1により高所作業を行う場合、作業者は先ず高所作業車1を運転キャビン12から運転して作業現場へ移動することになるが、このとき全てのジャッキ13及びブーム30は格納状態にされているので、高所作業車1が道路走行を行っている間はジャッキ接地完了スイッチ82とブーム格納スイッチ83はともにオフになっている。従ってその間コイル84aは非励磁状態であり、第1スイッチ84bと第2スイッチ84cはともにオフになっている。従ってコントローラ60にインターロックバルブ切換信号は入力されておらず、インターロックバルブ85はジャッキ操作可能位置に位置している。
高所作業車1を作業現場へ到着させたら、作業者は後部操作装置14からジャッキ操作レバー53の操作を行って各ジャッキ13を張り出す。このときインターロックバルブ85は上述のようにジャッキ操作可能位置に位置しているので油圧ポンプPの圧油はジャッキ操作バルブ群TJVに繋がる油路JLに供給され、各ジャッキ13はジャッキ操作レバー53の操作に従って作動(ここでは下方へ伸長)する。なお、この状態では油圧ポンプPの圧油はブーム操作バルブ群TBVには供給されないので、仮にブーム操作レバー51又は作業台操作レバー52の操作を行い、これに伴ってバルブ23v,24v,31v,42vの各スプールがコントローラ60によって駆動されたとしても、実際にブーム30が作動することはない。(インターロック回路80による、ジャッキ13を操作できる状態ではブーム30の操作を行うことができないようにするインターロック機能)。
全ての(4つの)ジャッキ13が接地したら、ジャッキ接地完了スイッチ82はオンとなる。このようにジャッキ接地完了スイッチ82がオンになったときにはコントローラ60を介して走行体10上に設けたランプ等(図示せず)が点灯し、作業者にその旨報知されるようになっていることが好ましい。
ジャッキ13の張り出し操作が終了したら、作業者は各ジャッキ13の接地状態を目視により確認する。このとき注意すべきは、特に、地盤に緩みがないか、滑り易くないか(路面の傾斜度や路面の濡れ具合等の確認を含む)、接地板13cが石や階段、側溝を初めとする段差のある場所に引っ掛かっていないか、など作業開始後にジャッキ13が走行体の傾斜を支えきれない要因が潜んでいないかどうかである。本実施形態に係る高所作業車1の場合、接地状態確認スイッチ71は走行体10の前方左側に設けられたジャッキ13の近傍位置に設けられているので、作業者は各ジャッキ13の張り出し操作後は、ジャッキ操作レバー53が備えられた後部操作装置14の位置を離れて走行体10の前方左側へ移動する必要があり、他の3つのジャッキ13とともに当該ジャッキ13の接地状態を十分に目視確認することになる。
作業者は、全ての(4つの)ジャッキ13の接地状態を確認したら、走行体10の前方左側のジャッキ13の近傍位置に設けられた接地状態確認スイッチ71を押圧操作する。接地状態確認スイッチ71が押圧操作されると第1電線L1に電流が流れるのでコイル84aが励磁され、このコイル84aに引き付けられた第1スイッチ84bと第2スイッチ84cはともにオンになる。そして、第2スイッチ84cがオンになることによって第4電線L4からインターロックバルブ切換信号がコントローラ60に入力されるようになり、コントローラ60はインターロックバルブ85をそれまでのジャッキ操作可能位置からブーム操作可能位置に切換える。これにより初めてブーム30の作動操作が可能となり、また、このようにブーム30の作動操作が可能になった状態では、反対にジャッキ13の操作を行うことができなくなる。
このように本安全装置では、インターロックバルブ85は第2スイッチ84cがオンにならなければジャッキ操作可能位置からブーム操作可能位置に切換えられない構成となっている。このため作業者は、ジャッキ13の張り出し操作をしただけではなく、その後少なくとも走行体10の前方左側に備えられたジャッキ13の接地状態を確認し、その近傍位置に設けられた接地状態確認スイッチ71を操作しなければブーム30の作動操作を行うことができない(インターロック回路80による、全てのジャッキ13が接地した後であっても、接地状態確認スイッチ71を操作しない限りブーム30の操作を行うことができないようにするインターロック機能)。
ところで、接地状態確認スイッチ71が押圧操作されると、上記のように、第2スイッチ84cと併せて第1スイッチ84bが閉じられるので、コイル84aは第1電線L1を流れる電流と第4電線L4を流れる電流との双方によって励磁された状態となる。このため、作業者が接地状態確認スイッチ71を押圧操作した後、直ぐにそのスイッチ71から指を離した(押圧操作を解除した)としてもコイル84aは励磁状態を持続し、第1スイッチ84b及び第2スイッチ84cはともにオン状態を維持する。(いわゆるリレーの自己保持状態)
上記のようにインターロックバルブ85がブーム操作可能位置に切換えられた状態では、油圧ポンプPの圧油はブーム操作バルブ群TBVに繋がる油路BLへ供給されるので、旋回モータ23、起伏シリンダ24及び伸縮シリンダ31はブーム操作レバー51の操作に従って作動し、首振りモータ42は作業台操作レバー52の操作に従って作動する。なお、上記のようにインターロックバルブ85がブーム操作可能位置に切換えられている状態では、油圧ポンプPの圧油はジャッキ操作バルブ群TJVに繋がる油路JLへは供給されないので、仮にジャッキ操作レバー53の操作を行い、これに伴って各ジャッキシリンダJCに対応するジャッキバルブJvのスプールがコントローラ60によって駆動されたとしても、実際にジャッキ13が作動することはない(インターロック回路80による、ブーム30を操作できる状態ではジャッキ13の操作を行うことができないようにするインターロック機能)。
ブーム30の作動が開始(具体的にはブーム30が格納姿勢から起仰)されると、基端ブーム30aはブーム受け15から離れるので、ブーム格納スイッチ83は基端ブーム30aからの押圧力が解かれてオンとなる。これにより第3電線L3にも電流が流れるようになり、コイル84aは第2電線L2を流れる電流と第3電線L3を流れる電流との双方により励磁された状態となる。
高所作業の途中においては、走行体10が地面に対して傾いて4つのジャッキ13の1つが地面から浮いてしまうことがある(瞬間的には複数本のジャッキが同時に地面から浮いてしまうこともあり得る)。このような状態になっても走行体10には転倒の危険性はないのであるが、ジャッキ13の1つ(或いは複数)が非接地状態となるためにジャッキ接地完了スイッチ82はオフになってしまう。しかしながら、上記のようにジャッキ接地完了スイッチ82がオフになる直前まではコイル84aは第2電線L2を流れる電流と第3電線L3を流れる電流との双方により励磁された状態となったのであるから、ジャッキ接地完了スイッチ82がオフになったとしてもコイル84aの励磁状態は維持され、第2スイッチ84cはオンの状態を継続する。このため、走行体10が傾いて1つのジャッキ13が地面から浮いた場合であってもコントローラ60へ入力されるインターロックバルブ切換信号が中断されることはなく、ブーム30の作動は継続して行うことが可能である。
所要の高所作業が終わったら、作業台40上の作業者はブーム操作レバー51及び作業台操作レバー52の操作を行ってブーム30を格納状態にする。ブーム30を格納状態にすると、基端ブーム格納スイッチ83は基端ブーム30aに押圧されてオフになるので、コイル84aは第2電線L2を流れる電流のみから励磁された状態となる。この状態ではまだ第2スイッチ84cはオンのままであるのでインターロックバルブ切換信号はコントローラ60へ入力されており、インターロックバルブ85はブーム操作可能位置に位置した状態を維持している。
次に、張り出している各ジャッキ13を格納操作する段になったら、作業者は後部操作装置14に備えられたインターロック解除ボタン54を押圧操作する。このインターロック解除ボタン54が押圧操作されるとインターロック解除信号がコントローラ60に出力され、コントローラ60はこのインターロック解除信号の入力を受けて、ジャッキ接地完了スイッチ82を強制的にオフにする。これにより第4電線L4を電流が流れることはなくなり、コイル84aは消磁されるので、第2スイッチ84cはオフになる(第1スイッチ84bもオフとなる)。そして、第2スイッチ84cがオフになると、インターロックバルブ切換信号はコントローラ60に入力されなくなるので、インターロックバルブ85のソレノイドは消磁され、スプリングの付勢力によってスプールが移動してそれまでのブーム操作可能位置からジャッキ操作可能位置に切り換わる。これにより油圧ポンプPの圧油はジャッキ操作バルブ群TJVに繋がる油路JLに供給されるようになり、各ジャッキ13をジャッキ操作レバー53の操作に従って作動(ここでは上方へ収縮)させることが可能となる。また、インターロックバルブ85がジャッキ操作可能位置に切換えられることによってブーム操作バルブ群TBVに繋がる油路BLには供給されなくなるので、ブーム30の作動操作は不能となる。
このように、本高所作業車1に備えられた安全装置では、ジャッキ13の張り出し操作を行った後、接地状態確認スイッチ71の操作を行わなければブーム30を作動させることができないようになっているので、作業者はジャッキ13の張り出し操作の後、接地状態確認スイッチ71の操作を行う前に少なくとも1つのジャッキ13についてその接地状態の目視確認を行うようになる。この目視確認の際、作業者は、これから作業を行おうとしている場所の地盤状況などを十分に確認し、作業に適した場所であるか否かの判断を入念に行うことになるので、作業開始後にジャッキ13が走行体10を支えきれなくなってしまって走行体10が不安定な姿勢になるようなことはなく、作業の安全性を従来以上に高めることができる。なお、従来におけるインターロック回路(全てのジャッキを接地状態まで張り出した後でなければブームを作動させることができず、またブームを作動させ得る状態ではジャッキを操作することができないようにしたインターロック回路)では、全てのジャッキが接地した状況が検出されればブームの作動操作は可能となるのが通常であるので、作業開始後にジャッキが走行体の傾斜を十分に支えきれない状況となる事態を未然に防止することはできないが、本安全装置ではこのような問題点を克服しているといえる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に示したもの限定されない。例えば、上述の実施形態では、接地状態確認スイッチ71は走行体10の前方左側にあるジャッキ13の近傍位置に設けられるとしていたが、接地状態確認スイッチ71は、4つのジャッキ13のうち、少なくとも1つのジャッキ13の接地状態を目視確認し得る位置に設けられていればよい。1つのジャッキ13の接地状態を確認することにより、少なくとも地盤の状況等は確認できるからである。しかし、上述の実施形態のように、すなわち走行体10の前方左側にあるジャッキ13のように、ジャッキ操作レバー53の設けられている走行体10の後部位置から接地状態を直接見ることができない、或いは接地状態が最も見づらいジャッキ13の近傍位置に接地状態確認スイッチ71を設けるようにすれば、作業者はそのスイッチ71の設けられているジャッキ13の近傍位置まで移動する必要が生じ、結果的に全てのジャッキ13についてのその接地状態の目視確認を行うようになるので、作業者はこれを作業前に発見することができるようになり、作業の安全性を更に高めることが可能となる。
また、本実施形態における高所作業車1及び他の形態の作業車において、ジャッキ操作手段(上記実施形態ではジャッキ操作レバー53が該当)の設けられている位置から接地状態が見づらいジャッキが複数あるのであれば、そのようなジャッキの各々の近傍位置に接地状態確認手段(上記実施形態では接地状態確認スイッチ71が該当)を設け、これら複数の接地状態確認手段が操作された後でなければブームの作動操作を行うことができない(上記例でいえば、インターロックバルブ切換信号がコントローラ60に入力されない)構成としてもよい。更には、たとえ直接見ることが困難ではなくても、より安全性を高めるため、全てのジャッキの近傍位置に接地状態確認手段を設け、これら全ての接地状態確認手段が操作された後でなければブームの作動操作を行うことができないようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、ジャッキ13は走行体10の前後左右に備えられた計4つであるとしたが、これは一例に過ぎず、必ずしも4つでなければならないわけではない。また、上述の実施形態では、インターロック解除ボタン54が押圧操作されるとインターロック解除信号がコントローラ60に出力され、そのインターロック解除信号を受けたコントローラ60がジャッキ接地完了スイッチ82を強制的にオフにする構成であったが、インターロック解除ボタン54をコイル84aに直列に隣接して設けるなど、押圧操作されたときにコイル84aに流れる電流を遮断する開閉スイッチとして構成してもよい。また、接地状態確認スイッチ71は、上述の実施形態ではジャッキ13の近傍位置に設けるとしていたが、ジャッキ13そのものに設けるようにしても勿論構わない。更に、この接地状態確認スイッチ71は、上述の実施形態では押しボタン式であるとしたが、これは一例であり、その他のタイプのものであってもよい。
また、上述の実施形態におけるインターロックバルブ85は、ジャッキ操作可能位置及びブーム操作可能位置を有する2位置切換バルブであるとしていたが、これに中立位置(ジャッキ操作可能位置及びブーム操作可能位置のいずれにも圧油を供給しない位置)を加えた3位置のバルブとしてもよい。このときは、車両走行時など、ブーム30もジャッキ13も作動させない状態(例えば電源投入スイッチ81aがオフのとき)ではインターロックバルブのスプールは中立位置に位置するようにし、電源投入スイッチ81aがオン操作されたときにコントローラ60がインターロックバルブのスプールをジャッキ操作可能位置に切換え、更にインターロック回路80からインターロックバルブ切換信号が出力されたときにコントローラ60がインターロックバルブのスプールをブーム操作可能位置に切換える構成とすればよい。
また、上述の実施形態では、インターロック回路80はインターロックバルブ85をジャッキ操作可能位置からブーム操作可能位置に切換える必要があるときにコントローラ60にインターロック切換信号を送り、コントローラ60はこのインターロック切換信号を受けたときにインターロックバルブをジャッキ操作可能位置からブーム操作可能位置に切換えるようになっていた(すなわちインターロック回路80がコントローラ60への入力信号を断続する構成)となっていたが、このような構成に替えて、コントローラ60はパワーテイクオフPTOのオン操作後、インターロックバルブ85をジャッキ操作可能位置からブーム操作可能位置に切換える信号を常時インターロックバルブ85に出しておき、インターロック回路80は、インターロックバルブ85をジャッキ操作可能位置に位置させたいときに上記信号(コントローラ60がインターロックバルブ85に出力する信号)を遮断する構成(すなわちインターロック回路80がコントローラ60からの出力信号を断続する構成)としてもよい。
また、本実施形態において示したインターロック回路80は、全てのジャッキ13が接地した後、接地状態確認スイッチ71(1つであると複数であるとを問わず)の操作が行われたときにコントローラ60によるブームの作動を可能とする(全てのジャッキ13が接地した後、接地状態確認スイッチ71の操作を行って初めてブーム30の作動が可能となる)機能を有していれば足り、必ずしも上述の実施形態において示した構成に限定されるものではない。また、上述の実施形態においては、本発明の安全装置が適用される対象が高所作業車であるとして説明したが、本発明の安全装置は高所作業車に限られず、先端部に作業装置を有したブーム及びジャッキを走行体に備えたものであれば、その他の形態の作業車(例えばクレーン車等)にも同様に適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る安全装置を備えた高所作業車におけるブーム、ジャッキの動力系統及びインターロック回路等の構成を示す図である。 上記高所作業車を後上方から見た斜視図である。
符号の説明
1 高所作業車(作業車)
10 走行体
13 ジャッキ
30 ブーム
40 作業台(作業装置)
51 ブーム操作レバー(ブーム操作手段)
53 ジャッキ操作レバー(ジャッキ操作手段)
60 コントローラ(ブーム作動制御手段)
71 接地状態確認スイッチ(接地状態確認手段)
80 インターロック回路
82 ジャッキ接地完了スイッチ(接地状態検出手段)

Claims (2)

  1. 走行体と、
    前記走行体に設けられ、先端部に作業装置を有したブームと、
    前記走行体の複数箇所に設けられ、下方に張り出した接地状態で前記走行体を支持するジャッキと、
    前記ブームの作動操作を行うブーム操作手段と、
    前記ブーム操作手段の操作に応じて前記ブームを作動させるブーム作動制御手段と、
    前記複数のジャッキのうち、少なくとも1つの前記ジャッキの接地状態を目視確認し得る位置で操作可能に設けられ、作業者に対して該目視確認を促すための接地状態確認手段と、
    前記複数のジャッキの全てが接地状態になったことを検出する接地状態検出手段と、
    前記接地状態検出手段により前記複数のジャッキの全てが接地状態になったことが検出された後、前記接地状態確認手段の操作が行われたときに、前記ブーム作動制御手段による前記ブームの作動を可能とするインターロック回路とを備えたことを特徴とする作業車の安全装置。
  2. 前記走行体に前記ジャッキの張り出し操作を行うジャッキ操作手段を有し、前記接地状態確認手段は前記ジャッキ操作手段の設けられている位置から接地状態を直接見ることができない前記ジャッキの近傍位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の作業車の安全装置。
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