JP2005267579A - 車両情報収集装置および車両情報収集方法 - Google Patents

車両情報収集装置および車両情報収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 1台のプローブカーがより多くの車両の車両情報を収集することができるようにして、より多くの情報を車両情報収集センターに提供する。
【解決手段】 プローブカー100において、前方車両状況感知装置110は、プローブカー100と前方車両200との間の車間距離や、プローブカー100と前方車両200との相対的位置関係を計測する。後方車両状況感知装置120は、プローブカー100と後方車両210との間の車間距離や、プローブカー100と後方車両210との相対的位置関係を計測する。車載センサ140は、プローブカー100における車両情報を収集する。車載端末130は、前方車両状況感知装置110、後方車両状況感知装置120および車載センサ140が収集した情報にもとづく車両情報をプローブ情報センター400に送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、走行位置や車速などの車両情報を通信ネットワークを介してセンターに送信する車両情報収集装置および車両情報収集方法に関し、特に、多数の車両情報を効率的に収集できる車両情報収集装置および車両情報収集方法に関する。
道路交通状況を把握する目的で固定設置されている既存の道路交通情報収集装置を補完するために、道路走行中のプローブカーによって車両情報を収集するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。プローブカーとは、道路走行中に、道路交通状況を把握するために有用な情報を収集して、道路交通状況を把握する車両情報収集センターに送信する機能を有する車両である。
また、特許文献2には、多数のプローブカーが収集した車両情報と、過去に収集された車両情報とを用いて、道路交通状況を把握するシステムが記載されている。
特開2003−281674号公報(段落0008−0011、図1) 特開2002−251698号公報(段落0021、図1、図4)
しかし、従来のシステムにおけるプローブカーは、自車両の車両情報のみを収集しているので、実際に存在するプローブカーの台数以上の車両情報を収集することはできない。従って、プローブカーが普及する過渡期等の実際に存在するプローブカーの台数が少ない場合や、郊外などの走行中のプローブカーの台数が少ない状況において、車両情報収集センターが道路交通状況を把握するのに十分な量の情報を得ることができないという課題がある。
そこで、本発明は、1台のプローブカーがより多くの車両の車両情報を収集することができ、車両情報収集センターが道路交通状況を把握するための情報として、より多くの情報を車両情報収集センターに提供することができる車両情報収集装置および車両情報収集方法を得ることを目的とする。
本発明による車両情報収集装置は、道路走行中に車両情報を収集するプローブカーに搭載される車両情報収集装置であって、プローブカーの車両情報を収集する車両情報検知手段と、プローブカーの前方を走行している前方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する前方車両状況感知手段と、車両情報検知手段および前方車両状況感知手段が収集した車両情報を、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する車両情報送信手段とを備えたことを特徴とする。
車両情報収集装置は、プローブカーの後方を走行している後方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する後方車両状況感知手段を備え、車両情報送信手段が、後方車両状況感知手段が収集した車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信するように構成されていてもよい。
車両情報収集装置は、走行中のプローブカーの周囲状況を示す周囲走行環境情報を収集する周囲走行環境情報収集手段を備え、車両情報送信手段が、周囲走行環境情報収集手段が収集した車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信するように構成されていてもよい。
車両情報収集装置は、プローブカーが走行している車線の対向車線を走行している対向車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する対向車両状況感知手段を備え、車両情報送信手段が、対向車両状況感知手段が収集した車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信するように構成されていてもよい。
前方車両状況感知手段は、プローブカーの前方を走行している複数の前方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集可能に構成されていることが好ましい。
後方車両状況感知手段は、プローブカーの後方を走行している複数の後方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集可能に構成されていることが好ましい。
車両情報収集装置は、プローブカーの側方を走行している1つまたは複数の側方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する側方車両状況感知手段を備え、車両情報送信手段が、側方車両状況感知手段が収集した車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信するように構成されていてもよい。
本発明によれば、従来のシステムにおけるプローブカーの数と同数のプローブカーからより多くの車両情報を効率的に収集することができ、道路交通状況などを、高精度に、および詳細に把握することができるようになる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による車両情報収集装置を含む車両情報収集システムの第1の実施の形態を示すブロック図である。第1の実施の形態では、図1に示すように、車両情報収集装置を搭載するプローブカー100が、車両情報を、通信ネットワーク300を介して車両情報収集センターとしてのプローブ情報センター400に送信する。通信ネットワーク300は、例えばインターネットであるが、プローブカー100は、携帯電話のパケット通信、PHS通信、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、無線LAN、衛星通信等の通信手段で、インターネット等の通信ネットワーク300に接続する。また、プローブカー100が収集する車両情報(プローブ情報)として、例えば、バッテリの充電量、タイヤの空気圧、エンジンオイル等の残量、燃料の残量、シートベルト装着状況、自車両の速度、自車両の走行位置、自車両の進行方向、自車両の走行距離、ワイパーの動作状況、ウィンカの状態、時刻等がある。なお、これらの車両情報は例示であって、車両から収集可能な情報であれば、その他の情報を車両情報に含めることができる。なお、ワイパーの動作状況は、例えば、天候情報として利用される。
さらに、プローブカー100は、プローブカー100の前方を走行している前方車両200およびプローブカー100の後方を走行している後方車両210の走行位置や、前方車両200および後方車両210の速度の情報を収集する。
プローブカー100において、前方車両状況感知装置110は、プローブカー100と前方車両200との間の車間距離や、プローブカー100と前方車両200との相対的位置関係を計測する。後方車両状況感知装置120は、プローブカー100と後方車両210との間の車間距離や、プローブカー100と後方車両210との相対的位置関係を計測する。
車載センサ140は、バッテリの充電量、タイヤの空気圧、エンジンオイル等の残量、燃料の残量、シートベルト装着状況、車両の速度、車両の走行位置、車両の進行方向、車両の走行距離、ワイパーの動作状況、ウィンカの状態、時刻等の車両情報を検知して、検知した車両情報を車載端末130に出力する。従って、車載センサ140は、例えば、バッテリ充電量検出器、空気圧検出器、エンジンオイルゲージ、燃料計、シートベルトセンサ、速度計、GPS受信機、タコメータ、ワイパー動作検出器、ウィンカ、時計等を含むものである。なお、車載端末130は、車両搭載部品を制御するための車載MPUと通信することによって自車両の車両情報を収集するようにしてもよい。
車載端末130は、情報処理端末であり、前方車両状況感知装置110、後方車両状況感知装置120および車載センサ140で得られた情報を収集する。また、車載端末130は、通信機能を有し、プローブカー100、前方車両200および後方車両210の3台分の車両情報を通信ネットワーク300を介してプローブ情報センター400に送信する。
図2は、前方車両状況感知装置110の作用を説明するための説明図である。ここでは、前方車両状況感知装置110としてミリ波レーダ装置が用いられている場合を例にする。図2において、前方車両状況感知装置110からの2本の線分の間はミリ波レーダ装置からの電磁波(ミリ波)の照射野を示す。前方車両状況感知装置110は、プローブカー100における前部に設けられ、プローブカー100の前方を、電磁波で複数回スキャンする。そして、電磁波の反射点を検出し、反射点のプローブカー100に対する相対位置、反射点とプローブカー100との間の距離、および反射点のプローブカー100に対する相対速度を測定する。そして、前方車両状況感知装置110は、測定して得られた各情報を車載端末130に出力する。なお、この実施の形態では、前方車両状況感知装置110が、プローブカー100の前方を走行している車両500,600のうち、車両600における反射点について測定を行う場合を例にする。従って、前方車両状況感知装置110は、電磁波の反射点のプローブカー100に対する相対位置、反射点とプローブカー100との間の距離、および反射点のプローブカー100に対する相対速度を測定することによって、車両500のプローブカー100に対する相対位置、車両500とプローブカー100との間の距離、および車両500のプローブカー100に対する相対速度を得る。
後方車両状況感知装置120も、前方車両状況感知装置110と同様に、ミリ波レーダ装置で実現することができる。後方車両状況感知装置120は例えばプローブカー100における後部に設けられる。後方車両状況感知装置120としてミリ波レーダ装置が用いられる場合には、前方車両状況感知装置110の場合と同様に、プローブカー100の後方を、電磁波で複数回スキャンする。そして、電磁波の反射点を検出し、反射点のプローブカー100に対する相対位置、反射点とプローブカー100との間の距離(車間距離)、および反射点のプローブカー100に対する相対速度を測定することによって、後方車両のプローブカー100に対する相対位置、後方車両とプローブカー100との間の距離、および後方車両のプローブカー100に対する相対速度を得る。
なお、ここでは、前方車両状況感知装置110および後方車両状況感知装置120としてミリ波レーダ装置を用いる場合を例にするが、ミリ波レーダ装置は一例であって、測距センサと撮像カメラの組み合わせなど、他の構成の感知装置を用いることもできる。
図3は、車載端末130の一構成例を示すブロック図である。図3に示す構成では、車載端末130は、制御部131と、GPS衛星からの電波を受信して自車両の位置を検出するGPS受信機132と、車両情報を送信するための変調処理等を行う送信回路133と、送信回路133からの高周波信号を電波として送信するアンテナ134とを含む。車載端末130には、前方車両状況感知装置としてのミリ波レーダ装置110a、車載センサ140、および後方車両状況感知装置120としてのミリ波レーダ装置120aからの情報が入力される。なお、GPS受信機132を車載センサに含めて説明することがある。
なお、車載センサ140は、プローブカー100の車両情報を収集する車両情報検知手段の一実現例である。また、車載端末130は、車両情報収集センターに車両情報を送信する車両情報送信手段の一実現例である。
次に、図4のフローチャートを参照して動作について説明する。プローブカー100において、GPS受信機132は、GPS衛星からの電波によって自車両の絶対位置情報(例えば緯度および経度)を得る(ステップS1)。また、車載センサ140のうちの車速センサは、自車両の走行速度を得る(ステップS2)。さらに、車載センサ140における他のセンサは、自車両の他の車両情報(プローブ情報)を得る(ステップS3)。なお、ステップS1〜S3の実行順は任意である。そして、車載センサ140は、得られた車両情報を車載端末130の制御部131に出力する(ステップS4)。
前方車両状況感知装置110は、例えば前方車両500(図2参照)について、プローブカー100との間の車間距離、プローブカー100に対する相対位置(位置関係)、およびプローブカー100に対する相対速度を得る(ステップS5,S6)。なお、ステップS5,S6の実行順は任意である。そして、前方車両状況感知装置110は、得られた前方車両500についての車両情報を車載端末130の制御部131に出力する(ステップS7)。また、前方車両状況感知装置110は、ステップS7において、所定範囲内(例えば、ミリ波レーダ装置110aによる測定可能範囲内)に走行車両が存在しないことを検知した場合には、前方走行車両なしという情報を車載端末130の制御部131に出力する。
また、後方車両状況感知装置120は、後方車両について、プローブカー100との間の車間距離、プローブカー100に対する相対位置(位置関係)、およびプローブカー100に対する相対速度を得る(ステップS8,S9)。なお、ステップS8,S9の実行順は任意である。そして、後方車両状況感知装置120は、得られた後方車両についての車両情報を車載端末130の制御部131に出力する(ステップS10)。また、後方車両状況感知装置120は、ステップS10において、所定範囲内(例えば、ミリ波レーダ装置110bによる測定可能範囲内)に走行車両が存在しないことを検知した場合には、後方走行車両なしという情報を車載端末130の制御部131に出力する。
なお、ステップS1〜S4の処理、ステップS5〜S7の処理、およびステップS8〜S10の処理は、位置や走行速度の変化に応じて適宜実行されたり、定期的に実行されたりする。位置や走行速度の変化に応じて適宜実行する場合には、例えば、プローブカー100の走行速度が大きく変化したときや、直前に位置情報を出力した位置から、プローブカー100の走行位置があらかじめ決められている範囲を越えたときに、車両情報の収集処理(ステップS1〜S3、ステップS5,S6、ステップS8,S9)および出力処理(ステップS4、S7、S10)が実行される。
車載端末130が、車載センサ140、前方車両状況感知装置110および後方車両状況感知装置120から車両情報を入力すると(ステップS11)、車載端末130は、GPS受信機132から入力した絶対位置情報にもとづいて、前方車両状況感知装置110から入力した位置情報から、前方車両の絶対位置情報を算出する。また、GPS受信機132から入力した絶対位置情報にもとづいて、後方車両状況感知装置120から入力した位置情報から、後方車両の絶対位置情報を算出する。また、GPS受信機132から入力した絶対位置情報をプローブカー100の絶対位置情報とする。以上のようにして、プローブカー100、前方車両および後方車両の3台分の位置情報(絶対位置情報)が得られる(ステップS12)。
また、車載端末130は、車載センサ140から入力した自車両の走行速度にもとづいて、前方車両状況感知装置110から入力した相対速度から、前方車両の速度(絶対速度)を算出する。また、車載センサ140から入力した自車両の走行速度にもとづいて、後方車両状況感知装置120から入力した相対速度から、後方車両の速度(絶対速度)を算出する。また、車載センサ140から入力した自車両の走行速度を、プローブカー100の速度(絶対速度)とする。以上のようにして、プローブカー100、前方車両および後方車両の3台分の速度(絶対速度)が得られる(ステップS13)。
そして、車載端末130の制御部131は、3台分の位置情報および3台分の速度情報と、プローブカー100のその他の車両情報とを、送信部133、アンテナ134および通信ネットワーク300を介してプローブ情報センター400に送信する(ステップS15)。なお、車載端末130の制御部131は、前方車両状況感知装置110または後方車両状況感知装置120が、所定範囲内に走行車両が存在しないことを検知した場合には、前方走行車両なしまたは後方走行車両なしという情報をプローブ情報センター400に送信する。
プローブ情報センター400は、プローブカー100を始めとする多数のプローブカーから受信した車両情報を、道路交通状況を把握する等のために集約する(ステップS16)。プローブ情報センター400は、集約する処理において、例えば、多数のプローブカーから受信した車両情報のうちの各車両の走行位置情報および走行速度情報にもとづいて、それぞれの道路毎に走行車両数や走行速度を集計したり、さらに天候情報を道路毎に集計したりする。
なお、ステップS11〜S14の処理は、プローブカー100の位置や走行速度の変化に応じて適宜実行されたり、定期的に実行されたりする。
プローブ情報センター400には、例えばサーバが設置される。そして、プローブ情報センター400におけるサーバ、またはプローブ情報センター400におけるサーバから車両情報が供給されるサービス提供センタのサーバは、例えば、集約された車両情報から、道路交通情報、予測旅行時間、降雨情報などの気象状況を把握して、把握した結果をサービスとして、無線通信等によって道路走行中の車両の運転者その他の利用者に提供する。なお、これらのサービスは例示であって、その他の種々のサービスを提供することができる。また、プローブカー100に固有の車両情報すなわち車載センサ140で得られた車両情報は、プローブカー100に対する個別のサービスに利用可能である。個別のサービスとして、例えば、修理案内サービスやガソリンスタンド案内サービスがある。
以上に説明したように、この実施の形態では、1台のプローブカー100が前方車両および後方車両の走行状況に関する情報(この例では、車両情報としての位置情報と速度情報)を収集して、それらの情報を周囲車両の車両情報として、自車両の車両情報に加えてプローブ情報センター400に送信する。従って、プローブ情報センター400は、従来のシステムにおけるプローブカーの数と同数のプローブカーからより多くの車両情報を収集することができ、道路交通状況などを、より高精度に、およびより詳細に把握することができる。また、プローブカーが、アドホックネットワークなどのような複数車両間で通信を行って複数車両の情報を収集する場合に比べて、効率的に複数車両の車両情報を収集できる。アドホックネットワークなどのような通信技術を用いた場合には各車両にそれぞれ専用の通信端末を設置する必要があるが、この実施の形態では、プローブカー100が1台存在すれば、周囲車両に特別な装置を設置することなく複数台の車両情報を収集できるからである。
実施の形態2.
図1に示された前方車両状況感知装置110は、図2に示すように、プローブカー100の前方を走行している複数台の前方車両500,600を感知することが可能である。従って、前方車両状況感知装置110は、複数台の前方車両500,600の車両情報を収集することができる。同様に、後方車両状況感知装置120は、複数台の後方車両の車両情報を収集することができる。よって、図1に示されたハードウェア構成で、車載端末130は、3台を越える分の位置情報および3台を越える分の速度情報と、プローブカー100のその他の車両情報とを、通信ネットワーク300を介してプローブ情報センター400に送信することができる。
従って、プローブ情報センター400は、さらに多くの車両情報を収集することができ、道路交通状況などを、さらに高精度に、およびさらに詳細に把握することができる。
実施の形態3.
以下、本発明の第3の実施の形態を図面を参照して説明する。図5は、本発明による車両情報収集システムの第3の実施の形態を示すブロック図である。第3の実施の形態では、図5に示すように、プローブカー100に周囲車両状況感知装置150が搭載されている。周囲車両状況感知装置150は、例えば、第1の実施の形態における前方車両状況感知装置110および後方車両状況感知装置120に加えて、プローブカー100の側方に存在する物体(車両や歩行者)との間の距離や、プローブカー100の側方に存在する物体との相対的位置関係を計測する2つの側方車両状況感知装置を含むものとして実現される。
図6は、周囲車両状況感知装置150に含まれる側方車両状況感知装置160の作用を説明するための説明図である。ここでは、側方車両状況感知装置160としてミリ波レーダ装置が用いられている場を例にする。図6において、側方車両状況感知装置160からの2本の線分の間はミリ波レーダ装置からの電磁波(ミリ波)の照射野を示す。側方車両状況感知装置160は、プローブカー100における側部に設けられ、プローブカー100の側方を、電磁波で複数回スキャンする。そして、電磁波の反射点を検出し、反射点のプローブカー100に対する相対位置、反射点とプローブカー100との間の距離、反射点のプローブカー100に対する相対速度を測定する。そして、電磁波の反射点を検出し、反射点のプローブカー100に対する相対位置、反射点とプローブカー100との間の距離(車間距離)、および反射点のプローブカー100に対する相対速度を測定することによって、側方車両700のプローブカー100に対する相対位置、側方車両700とプローブカー100との間の距離、および後方車両のプローブカー100に対する相対速度を得る。側方車両状況感知装置160は、測定して得られた各情報を車載端末130に出力する。なお、図6において、前方車両状況感知装置110および後方車両状況感知装置120は記載省略されている。
ここでは、周囲車両状況感知装置150として、前方車両状況感知装置110、後方車両状況感知装置120および2つの側方車両状況感知装置160を含むものを例示したが、プローブカー100の前方、後方および側方の移動体の存在状況を感知できる一体化された周囲車両状況感知装置150があれば、当然、そのような周囲車両状況感知装置150を用いてよい。
さらに、プローブカー100には、車載センサ140の一部として、カメラおよび画像認識エンジン(画像認識プログラム)を含む画像処理ユニット141が設けられている。画像処理ユニット141におけるカメラは、例えば、プローブカー100の左側方を向き、また、やや下方向に傾けられて設置されている。従って、カメラは、プローブカー100が走行している車道に並行して設けられている歩道(図示せず)を移動している歩行者を撮影することができる。また、同時に、路面を撮影することができる。そして、画像認識エンジンは、画像認識処理によって、撮影画面から歩行者を認識する。また、撮影画面から天候を認識する。さらに、撮影画面から路面状況(凹凸など)を認識する。
画像認識エンジンは、例えば、撮影された複数フレームの画像において移動している物体を歩行者として認識する。また、例えば、撮影された画像における路面以外の部分の明るさを所定のしきい値と比較することによって、晴れ、曇り、雨といった天候を認識する(昼間の場合)。さらに、撮影された画像における路面の部分の濃淡変化に応じて路面状況を認識する。なお、ここで説明する画像処理ユニット141は、一例であって、プローブカー100の周囲の歩行者の数や位置、プローブカー100の周囲の天候、およびプローブカー100が走行している道路の路面状況などの、走行中のプローブカー100の周囲の環境を示す情報である周囲走行環境情報を感知できる他の手段を用いてもよい。
なお、周囲車両状況感知装置150に含まれる側方車両状況感知装置160または一体化された周囲車両状況感知装置150は、プローブカー100の側方の移動物体を感知できるのであるから、プローブカー100と同方向に移動している車両だけでなく、プローブカー100が走行している車線の対向車線を走行している対向車両800を感知できる。すなわち、電磁波の反射点のプローブカー100に対する相対位置、反射点とプローブカー100との間の距離(車間距離)、および反射点のプローブカー100に対する相対速度を測定することによって、対向車両800のプローブカー100に対する相対位置、対向車両800とプローブカー100との間の距離、および後方車両のプローブカー100に対する相対速度を得ることができる。さらには、プローブカー100が走行している車道に並行して設けられている歩道を移動している歩行者も感知可能である。例えば、時速数kmで移動している物体を歩行者として認識する。
図5に示された周囲車両状況感知装置150以外の構成要素は、図1に示された構成要素と同じである。ただし、この実施の形態では、車載センサ140は、周囲走行環境情報を感知できる手段を含む。また、車載端末130の構成は、図3に示された構成と同じである。
なお、この実施の形態では、走行中のプローブカー100の周囲状況を示す周囲走行環境情報を収集する周囲走行環境情報収集手段が、周囲車両状況感知装置150で実現されている。また、プローブカー100が走行している車線の対向車線を走行している対向車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する対向車両状況感知手段が、周囲車両状況感知装置150に含まれる側方車両状況感知装置160または一体化された周囲車両状況感知装置150で実現されている。そして、プローブカーの側方を走行している側方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する側方車両状況感知手段が、周囲車両状況感知装置150に含まれる側方車両状況感知装置160または一体化された周囲車両状況感知装置150で実現されている。ただし、周囲走行環境情報収集手段、対向車両状況感知手段および側方車両状況感知手段のこの実施の形態における実現例は一例であって、他の構成よって実現してもよい。
次に、図7のフローチャートを参照して動作について説明する。プローブカー100において、GPS受信機132は、GPS衛星からの電波によって自車両の絶対位置情報(例えば緯度および経度)を得る(ステップS21)。また、車載センサ140のうちの車速センサは、自車両の走行速度を得る(ステップS22)。さらに、車載センサ140における他のセンサは、自車両の他の車両情報(プローブ情報)を得る(ステップS23)。なお、ステップS21〜S23の実行順は任意である。さらに、車載センサ140における周囲走行環境情報を感知するセンサが、周囲走行環境情報を得る(ステップS24)。そして、車載センサ140は、得られた車両情報および周囲走行環境情報を車載端末130に出力する(ステップS25)。
周囲車両状況感知装置150は、前方車両、後方車両、側方車両および対向車両について、プローブカー100との間の車間距離、プローブカー100に対する相対位置(位置関係)、およびプローブカー100に対する相対速度とを得る(ステップS26,S27)。ここで、周囲車両状況感知装置150は、第2の実施の形態において前方車両状況感知装置110および後方車両状況感知装置120が複数の前方車両および複数の後方車両について各情報を得られたのと同様に、複数の前方車両、複数の後方車両、複数の側方車両および複数の対向車両ついて各情報を得ることができる。なお、ステップS26,S27の実行順は任意である。そして、周囲車両状況感知装置150は、得られた各車両についての車両情報を車載端末130に出力する(ステップS28)。また、周囲車両状況感知装置150は、ステップS28において、所定範囲内(例えば、ミリ波レーダ装置による測定可能範囲内)に走行車両が存在しないことを検知した場合には、前方車両、後方車両、側方車両または対向車両がないという情報を車載端末130に出力する。
なお、ステップS21〜S25の処理およびステップS26〜S28の処理は、位置や走行速度の変化に応じて適宜実行されたり、定期的に実行されたりする。位置や走行速度の変化に応じて適宜実行する場合には、例えば、プローブカー100の走行速度が大きく変化したときや、直前に位置情報を出力した位置から、プローブカー100の走行位置があらかじめ決められている範囲を越えたときに、車両情報の収集処理および出力処理が実行される。
車載端末130が、車載センサ140および周囲車両状況感知装置150から車両情報を入力すると(ステップS29)、車載端末130の制御部131は、GPS受信機132から入力した絶対位置情報にもとづいて、周囲車両状況感知装置150から入力した位置情報から、各車両の絶対位置情報を算出する。また、GPS受信機132から入力した絶対位置情報をプローブカー100の絶対位置情報とする。以上のようにして、プローブカー100と、複数の前方車両、後方車両、側方車両および対向車両との位置情報(絶対位置情報)が得られる(ステップS30)。
また、車載端末130は、車載センサ140から入力した自車両の走行速度にもとづいて、周囲車両状況感知装置150から入力した相対速度から、各車両の速度(絶対速度)を算出する。また、車載センサ140から入力した自車両の走行速度を、プローブカー100の速度(絶対速度)とする。以上のようにして、プローブカー100と、複数の前方車両、後方車両、側方車両および対向車両との速度(絶対速度)が得られる(ステップS31)。
そして、車載端末130の制御部131は、各車両の位置情報および各車両の速度情報と、プローブカー100のその他の車両情報と、車載センサ140における周囲走行環境情報を感知するセンサが得た周囲走行環境情報とを、送信部133、アンテナ134および通信ネットワーク300を介してプローブ情報センター400に送信する(ステップS32)。プローブ情報センター400は、プローブカー100を始めとする多数のプローブカーから送信された情報を、道路交通状況を把握する等のために集約する(ステップS33)。
なお、ステップS29〜S32の処理は、プローブカー100の位置や走行速度の変化に応じて適宜実行されたり、定期的に実行されたりする。
プローブ情報センター400は、1台のプローブカー100から、複数の車両の車両情報とともに、周囲走行環境情報を得ることができる。プローブ情報センター400におけるサーバは、例えば、周囲走行環境情報における歩行者に関する情報を集約した情報にもとづいて、車両の運転者に対する警報情報を作成して、その周囲を走行する車両に対して配信するサービスを行う。なお、歩行者に関する情報とは、歩行者の存在位置などである。プローブ情報センター400におけるサーバは、例えば、特定領域に多くの歩行者が存在する場合に、その領域に関する警報情報を作成する。
以上に説明したように、この実施の形態では、1台のプローブカー100が、プローブカー100の前方を走行している前方車両および後方を走行している後方車両に加えて、プローブカー100の側方を走行している側方車両および対向車両に関する車両情報を収集する。従って、第1および第2の実施の形態の場合に比べてさらに多くに車両情報をプローブ情報センター400に提供することができる。すなわち、プローブ情報センター400は、さらに多くの車両情報を収集することができ、道路交通状況などを、さらに高精度に、およびさらに詳細に把握することができる。
本発明は、道路を走行中の車両から車両情報を収集して、収集した車両情報を活用するシステムにおいて、より多くの車両情報を収集するために有用な発明である。
車両情報収集システムの第1の実施の形態を示すブロック図である。 前方車両状況感知装置の作用を説明するための説明図である。 車載端末の一構成例を示すブロック図である。 車両情報収集システムの第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 車両情報収集システムの第3の実施の形態を示すブロック図である。 周囲車両状況感知装置の作用を説明するための説明図である。 車両情報収集システムの第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 プローブカー
110 前方車両状況感知装置
120 後方車両状況感知装置
130 車載端末
140 車載センサ
150 周囲車両状況感知装置
200 前方車両
210 後方車両
300 通信ネットワーク
400 プローブ情報センター(車両情報収集センター)

Claims (10)

  1. 道路走行中に車両情報を収集するプローブカーに搭載される車両情報収集装置において、
    前記プローブカーの車両情報を収集する車両情報検知手段と、
    前記プローブカーの前方を走行している前方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する前方車両状況感知手段と、
    前記車両情報検知手段および前記前方車両状況感知手段が収集した車両情報を、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する車両情報送信手段と
    を備えたことを特徴とする車両情報収集装置。
  2. プローブカーの後方を走行している後方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する後方車両状況感知手段を備え、
    車両情報送信手段は、前記後方車両状況感知手段が収集した車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する
    請求項1記載の車両情報収集装置。
  3. 走行中のプローブカーの周囲状況を示す周囲走行環境情報を収集する周囲走行環境情報収集手段を備え、
    車両情報送信手段は、前記周囲走行環境情報収集手段が収集した車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する
    請求項2記載の車両情報収集装置。
  4. プローブカーが走行している車線の対向車線を走行している対向車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する対向車両状況感知手段を備え、
    車両情報送信手段は、前記対向車両状況感知手段が収集した車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する
    請求項2または請求項3記載の車両情報収集装置。
  5. 前方車両状況感知手段は、プローブカーの前方を走行している複数の前方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集可能に構成されている
    請求項2から請求項4のうちのいずれか1項に記載の車両情報収集装置。
  6. 後方車両状況感知手段は、プローブカーの後方を走行している複数の後方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集可能に構成されている
    請求項5記載の車両情報収集装置。
  7. プローブカーの側方を走行している1つまたは複数の側方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集する側方車両状況感知手段を備え、
    車両情報送信手段は、前記側方車両状況感知手段が収集した車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する
    請求項6記載の車両情報収集装置。
  8. 道路走行中に車両情報を収集するプローブカーで用いられる車両情報収集方法において、
    前記プローブカーの車両情報を収集し、
    前記プローブカーの前方および後方を走行している1つまたは複数の前方車両および後方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集し、
    前記プローブカー、前記前方車両および前記後方車両の車両情報を、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する
    ことを特徴とする車両情報収集方法。
  9. プローブカーの側方を走行している1つまたは複数の側方車両の位置情報および速度情報を含む車両情報を収集し、
    前記側方車両の車両情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する
    請求項8記載の車両情報収集方法。
  10. 走行中のプローブカーの周囲状況を示す周囲走行環境情報を収集し、
    前記周囲走行環境情報も、通信ネットワークを介して車両情報収集センターに送信する
    請求項9記載の車両情報収集方法。
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