JP2005263025A - 電動パーキングブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パーキングブレーキの実際の解除タイミングと運転者の意図する解除タイミングとの間隔を従来よりも小さくすることが出来る電動パーキングブレーキ装置を提供すること。
【解決手段】 電動パーキングブレーキ装置1に、パーキングブレーキ19を解除するアクチュエータ13と、走行モードの設定操作が可能な走行モード設定スイッチ32、シフトレバー44と、設定操作により設定された走行モードに応じて、アクチュエータ13によるパーキングブレーキ19の解除タイミングを調整するECU11と、を備えさせた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電動パーキングブレーキ装置に関する。
従来、乗員の手動操作に代えて、電動にてパーキングブレーキの作動及び解除をする電動パーキングブレーキ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、電動パーキングブレーキ装置を備える車両がオートマチック車である場合、当該車両は、走行モードの選択操作が可能な走行モード設定スイッチを備え、運転者がこの走行モード設定スイッチを操作して走行モードを設定すると、当該車両は、当該設定された走行モードで走行する。ここで、走行モードとしては、例えば、通常モード、スノーモード、及びスポーツモードがある。車両は、走行モードがスノーモードに設定されている場合、通常モード時よりも遅く加速し、走行モードがスポーツモードに設定されている場合、通常モード時よりも早く加速する。したがって、運転者は、車両の発進時において、通常モード時よりも慎重に加速したい場合、走行モードをスノーモードに設定し、通常モード時よりも早く加速したい場合、走行モードをスポーツモードに設定する。
特公平4−38615号
しかしながら、従来の電動パーキングブレーキ装置は、運転者が設定した走行モードによらず、通常モードを基準としてパーキングブレーキの解除タイミングを調整していたので、パーキングブレーキの解除タイミングが運転者の意図にそぐわない場合があった。具体的には、例えば、走行モードがスノーモードに設定されている場合、運転者は通常モード時よりも慎重に加速しようと意図しているため、パーキングブレーキの解除タイミングが運転者の意図する解除タイミングよりも早すぎて不安に感じることがあった。また、走行モードがスポーツモードに設定されている場合、運転者は通常モード時よりも早く加速しようと意図しているため、パーキングブレーキの解除タイミングが運転者の意図する解除タイミングよりも遅すぎて、パーキングブレーキの引っかかりを感じることがあった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、パーキングブレーキの実際の解除タイミングと運転者の意図する解除タイミングとの間隔を従来よりも小さくすることが出来る電動パーキングブレーキ装置を提供することにある。
本発明は、車両のパーキングブレーキを自動作動させる電動パーキングブレーキ装置において、パーキングブレーキを解除する解除手段と、走行モードの設定操作が可能な走行モード設定手段と、設定操作により設定された走行モードに応じて、解除手段によるパーキングブレーキの解除タイミングを調整する制御手段と、を備えることを主な特徴とする。
本発明に係る電動パーキングブレーキ装置は、運転者が走行モード設定手段で走行モードの設定操作を行うと、当該設定操作により設定された走行モードに応じて、パーキングブレーキの解除タイミングを調整する。したがって、電動パーキングブレーキ装置は、パーキングブレーキの実際の解除タイミングと運転者の意図する解除タイミングとの間隔を従来よりも小さくすることが出来る。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、電動パーキングブレーキ装置1全体の構成図であり、図1は電動パーキングブレーキ装置1の車両設置状態を示し、図2は電動パーキングブレーキ装置1の詳細構成を示している。
図1及び図2に示すように、電動パーキングブレーキ装置1は、ECU(制御手段)11、アクチュエータ(解除手段)13、イコライザ15、PKBケーブル17及びパーキングブレーキ19を備えている。また、電動パーキングブレーキ装置1は、電源部21、ヒューズ23、エマージェンシー解除操作部25、及び解除ケーブル27を具備している。さらに、電動パーキングブレーキ装置1は、インジケータランプ29、各種センサ・スイッチ31〜59、メインハーネス61、コネクタ63及びボディハーネス65を有している。
電動パーキングブレーキ装置1は、ECU11により制御されるアクチュエータ13がイコライザ15及びPKBケーブル17を介して、車両後輪側に設置されたパーキングブレーキ19を自動解除及び自動作動させるものである。また、電動パーキングブレーキ装置1が搭載される車両は、オートマチック車である。
電動パーキングブレーキ装置1のECU11とアクチュエータ13とは、電源部21に接続されている。電源部21は、ヒューズ23を介してECU11とアクチュエータ13とからなるコントロールユニット10に電圧を供給するものであり、詳しくは電源部21の第1端子21aから第1ヒューズ23a介してECU11に電圧を供給し、第2端子21bから第2ヒューズ23b介してアクチュエータ13に電圧を供給する構成となっている。
パーキングブレーキ19は、接触材と摩擦材を備え、接触材は車輪に固定される。また、摩擦材はPKBケーブル17に接続される。そして、アクチュエータ13は、PKBケーブル17を所定のブレーキ力Fにてアクチュエータ13側に引き込むことで、摩擦材を接触材に押し付ける。これにより、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19を作動させる。なお、アクチュエータ13の具体的な構成については、後述する。
エマージェンシー解除操作部25は、解除ケーブル27を介してアクチュエータ13に接続されており、手動にて操作されることにより早期にアクチュエータ13を作動させ、パーキングブレーキ19を解除させる。
インジケータランプ29及び各種センサ・スイッチ31〜59は、メインハーネス61、コネクタ63及びボディハーネス65を介してECU11に接続されている。
ここで、インジケータランプ29は、パーキングブレーキ19の自動解除及び自動作動や、システム異常などの状態を表示するためのものであって、ECU11からの制御信号により点灯及び消灯する。
また、各種センサ・スイッチ31〜59それぞれは、検出結果又は入力内容に応じた信号をECU11に送信する構成となっている。図3は、電動パーキングブレーキ装置1の一部構成図である。
同図に示すように、各種センサ・スイッチ31〜59の1つであるパーキングスイッチ31は、パーキングブレーキ19の作動操作及び解除操作が可能となっている。具体的には、パーキングスイッチ31は、操作内容に応じた操作信号をECU11に送信する。なお、ECU11は、当該操作信号の内容に応じてアクチュエータ13を作動させることで、パーキングブレーキ19の電動による解除及び作動を行う。
走行モード設定スイッチ(走行モード設定手段)32は、走行モードを通常モード、スノーモードまたはスポーツモードに設定するための操作、即ち設定操作が可能となっており、運転者は、当該走行モード設定スイッチ32を操作することで、走行モードを通常モード、スノーモード、またはスポーツモードのいずれかに設定する。そして、走行モード設定スイッチ32は、当該設定操作に応じた走行モード設定信号をECU11に出力する。
また、イグニッションセンサ33は、イグニッションスイッチの状態を検出するものであり、イグニッションOFFの状態であるか、アクセサリONの状態であるか、エンジン作動状態であるかを検出し、検出した結果に関するイグニッション信号をECU11に送信する。また、イグニッションセンサ33は、車両キーが挿入されているか否かについても検出する構成とされており、検出した結果をイグニッション信号に含めてECU11に送信する。
アクセルポジションセンサ35は、アクセルペダルの操作を検出するためのものであって、具体的にはアクセルペダル部に設置されてアクセルペダルの角度(即ち、アクセルポジション)(deg)に同期したアクセルポジション信号をECU11に送信する。ここで、アクセルペダルの角度は、アクセルペダルが完全に戻された際に0(deg)となる。
ブレーキペダルスイッチ37は、ブレーキペダル部に設置され、ブレーキペダルの操作を検出する。具体的には、ブレーキペダルスイッチ37は、ブレーキペダル踏み込み操作(ブレーキペダルON)及びブレーキペダル戻し操作(ブレーキペダルOFF)を検出する。そして、ブレーキペダルスイッチ37は、検出した結果に関するブレーキペダル信号をECU11に送信する。
クラッチポジションセンサ39は、クラッチペダルの操作を検出するためのものであって、アクセルポジションセンサ35と同様にクラッチペダルの角度(deg)に同期したクラッチポジション信号をECU11に送信する。ここで、クラッチペダルの角度は、クラッチペダルが完全に戻された際に0(deg)となる。
エンジン回転数検出センサ41は、エンジンの回転数を検出し、検出した結果に関するエンジン回転数信号をECU11に送信する。エンジントルク検出センサ43は、エンジントルクを検出し、検出した結果に関するエンジントルク信号をECU11に送信する。
シフトレバー(走行モード設定手段)44は、走行モードをマニュアルモードまたはオートマチックモードに設定する設定操作が可能となっている。また、シフトレバー44は、走行モードがマニュアルモードまたはオートマチックモードのいずれかに設定された後は、それぞれの走行モードに応じたシフトチェンジ操作が可能となっている。
具体的には、運転者は、シフトレバー44をマニュアルモード側に入れることで、走行モードをマニュアルモードに設定し、シフトレバー44をオートマチックモード側に入れることで走行モードをオートマチックモードに設定することができる。また、運転者は、シフトレバー44をオートマチックモード側に倒した後、シフトチェンジ操作を行って、シフトレバー44を所定の位置(例えば、ドライブポジションやニュートラルポジション)に入れることができる。また、運転者は、シフトレバー44をマニュアルモード側に倒した後、シフトチェンジ操作を行って、シフトレバー44をシフトアップ位置及びシフトダウン位置に入れることが出来る。
シフトポジション検出センサ45は、シフトレバー44が示す走行モード及びシフトレバー44の位置を検出し、検出した結果に関するシフトポジション信号をECU11に送信する。
シート圧力センサ47は、運転席の座面に設置されており、運転席に加わる圧力を検出する。そして、シート圧力センサ47は、検出した結果に関する圧力信号をECU11に送信する。
ライニング温度センサ51は、パーキングブレーキ19が備える摩擦材に設置されており、当該摩擦材の温度Tlを検出する。そして、ライニング温度センサ51は、当該検出した結果に関する温度信号をECU11に送信する。
荷重センサ53は、アクチュエータ13の内部に設置されており、PKBケーブル17のアクチュエータ側の端部に加わる荷重を計測し、計測した結果に関する荷重信号をECU11に送信する。
また、勾配センサ55は、車両が停車している路面の傾斜角を検出するものであり、検出した結果に関する傾斜角信号をECU11に送信する。
車輪速センサ57は、4輪のアクスルハウジング部位に設けられており、各車輪速を検出し、検出した結果に関する車輪速信号をECU11に送信する。
減速機回転センサ59は、アクチュエータ13の内部に設置され、アクチュエータ内のギヤ(後述する減速機67)の回転数を検出し、検出した結果に関する減速機回転数信号をECU11に送信する。
ECU11は、各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっているかどうかを判断する。ここで、パーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態としては、例えば、エンジンがかかっており、且つ、シフトレバー44の位置がドライブポジションとなっている状態、または、エンジンがかかっており、且つ、シフトレバー44で設定された走行モードがマニュアルモードである状態が考えられる。
また、ECU11は、走行モード設定スイッチ32から出力された走行モード設定信号を読み込んで、当該走行モード設定信号が示す走行モード、即ち、走行モード設定スイッチ32で設定された走行モードを認識する。そして、ECU11は、当該認識された走行モードに応じて、パーキングブレーキ19を解除する際のアクセルペダルの角度、即ち解除開始角度A0(n)を設定する。具体的には、ECU11は、走行モードがスノーモードを示す場合には、解除開始角度A0(n)を所定の基準角度A0(0)よりも大きい値に設定する。ここで、基準角度A0(0)は、通常モードに対応させて予め規定されたパーキングブレーキ19の解除タイミング、即ち基準タイミングを示す。したがって、ECU11は、パーキングブレーキ19の解除タイミングを、基準タイミングよりも遅くする。
また、走行モードがスポーツモードを示す場合には、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)よりも小さい値に設定する。言い換えれば、パーキングブレーキ19の解除タイミングを、基準タイミングよりも早くする。
また、ECU11は、走行モードが通常モードを示す場合には、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)と同じ値に設定する。言い換えれば、パーキングブレーキ19の解除タイミングを、基準タイミングに一致させる。
また、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19を作動させるか解除させるかを決定する。そして、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させる場合には、アクセルポジション信号が示すアクセルペダルの角度が上述した処理により設定された解除開始角度A0(n)に一致した際に、解除信号をアクチュエータ13に出力する。また、ECU11は、パーキングブレーキ19を作動させる場合には、作動信号をアクチュエータ13に出力する。
図3に示すように、アクチュエータ13は、モータMと減速機67とを備えている。ここで、アクチュエータ13を備えるコントロールユニット10について、図4を参照して説明する。
図4は、電動パーキングブレーキ装置1のコントロールユニット10の内部構成図である。同図に示すように、コントロールユニット10は、ECU11及びアクチュエータ13がハウジング69に収納された構成となっている。具体的に説明すると、ECU11は、モータMに接続される。また、モータMは、減速機67に接続されている。減速機67は、駆動ギヤ71、ガイドシャフト73、第1従動ギヤ75、駆動シャフト77、及び第2従動ギヤ79からなっている。
モータMは、ECU11から作動信号を与えられた際に、正転駆動又は逆転駆動のうち、PKBケーブル17をアクチュエータ13側に引き込む方向に駆動する。また、モータMは、ECU11から解除信号を与えられた際に、正転駆動又は逆転駆動のうち、PKBケーブル17をパーキングブレーキ19側に繰り出す方向に駆動する。
駆動ギヤ71は、モータMに接続され、モータMからの回転力を、ガイドシャフト73により軸支される第1従動ギヤ75に伝える。また、第1従動ギヤ75は、駆動シャフト77により軸支される第2従動ギヤ79に接続され、自己の回転力を第2従動ギヤ79に伝達する。さらに、駆動シャフト77は、ねじ切り加工され、ねじ切り部と噛み合うように駆動ナット81が取り付けられている。このため、駆動ナット81は、第2従動ギヤ79が回転すると駆動シャフト77の延在方向に沿って移動する。また、駆動ナット81は、荷重センサ53(図示せず)を有するケーシング83に連結されている。このため、ケーシング83は、駆動ナット81の移動に合わせて駆動シャフト77の長手方向に移動可能となっている。
このように構成されるため、ECU11がモータMを正転駆動又は逆転駆動させると、第2従動ギヤ79の回転により駆動シャフト77が回転し、駆動ナット81の移動と共にケーシング83が移動するので、PKBケーブル17はアクチュエータ13側に引き込まれ又はパーキングブレーキ19側に繰り出される。そして、当該引き込みによって、PKBケーブル17はパーキングブレーキ19の摩擦材を接触材に押し付けるので、パーキングブレーキ19が作動する。また、当該繰り出しによって、PKBケーブル17は、パーキングブレーキ19の摩擦材を接触剤から離すので、パーキングブレーキ19が解除される。したがって、アクチュエータ13は、ECU11から作動信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の作動を開始し、ECU11から解除信号を与えられた際に、パーキングブレーキ19の解除を開始することとなる。
ここで、ECU11による解除開始角度A0(n)の設定、及びアクチュエータ13によるパーキングブレーキ19の解除の一例を図5に基づいて説明する。図5(a)に示すタイミングチャート100は、時刻(時点)と、パーキングブレーキ19の状態との関係を示し、図5(b)に示すタイミングチャート200〜202は、時刻(時点)とアクセルペダルの角度との関係を示す。ここで、図5(a)中、PKB_Offは、パーキングブレーキ19が完全に解除されたことを示し、PKB_Onは、パーキングブレーキ19が完全に作動していることを示す。また、図5(b)中、0(deg)は、アクセルペダルが完全に戻された時でのアクセルペダルの角度を示す。
運転者が走行モードを通常モードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)と同じ値に設定する。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート200に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t1にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。
一方、運転者が走行モードをスポーツモードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)よりも小さい値に設定する(具体的には、図5に示す点A0の位置を、通常モード時での位置よりも左下側にずらす)。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート201に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1よりも早い時刻t3にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t3にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2よりも早い時刻t5にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。
一方、運転者が走行モードをスノーモードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)よりも大きい値に設定する(具体的には、図5に示す点A0の位置を、通常モード時での位置よりも右上側にずらす)。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート202に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1よりも遅い時刻t4にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t4にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2よりも遅い時刻t6にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。
次に、電動パーキングブレーキ装置1の詳細動作を図6に示すフローチャートに沿って説明する。なお、図6に示すフローチャートは、パーキングブレーキ19が作動した後における詳細動作を示す。
図6に示すステップST11にて、ECU11は、各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっているかを判断する。この結果、ECU11は、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっていると判断した場合(ステップST11:YES)には、ステップST12に進み、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっていないと判断した場合(ステップST11:NO)には、本処理を終了する。
ステップST12にて、ECU11は、走行モード設定スイッチ32から出力された走行モード設定信号を読み込んで、当該走行モード設定信号が示す走行モードを認識する。
ステップST13にて、ECU11は、ステップST12にて認識された走行モードに応じて、以下の演算を行う。
即ち、ECU11は、走行モードが通常モードを示す場合には、基準角度A0(0)と同じ値を算出する。
また、ECU11は、走行モードがスポーツモードを示す場合には、基準角度A0(0)よりも小さい値(例えば、基準角度A0(0)よりも2(deg)小さい値)を算出する。
また、ECU11は、走行モードがスノーモードを示す場合には、基準角度A0(0)よりも大きい値(例えば、基準角度A0(0)よりも2(deg)大きい値)を算出する。
ステップST14にて、ECU11は、ステップST13にて算出された値を解除開始角度A0(n)として設定する。
次いで、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19を解除させるかどうかを決定する。
この結果、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させる場合には、アクセルポジション信号が示すアクセルペダルの角度がステップST14にて設定された解除開始角度A0(n)に一致した際に、解除信号をアクチュエータ13に出力する。次いで、アクチュエータ13は、ECU11から解除信号を与えられた際に、パーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、ECU11は、本処理を終了する。一方、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させない場合には、本処理を終了する。
以上により、第1の実施の形態によれば、電動パーキングブレーキ装置1は、運転者が走行モード設定スイッチ32で走行モードの設定操作を行うと、当該設定操作により設定された走行モードに応じて、パーキングブレーキ19の解除タイミングを調整する。したがって、電動パーキングブレーキ装置1は、パーキングブレーキの実際の解除タイミングと運転者の意図する解除タイミングとの間隔を従来よりも小さくすることが出来る。これにより、電動パーキングブレーキ装置1は、パーキングブレーキ19を従来よりもスムーズに解除することが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置1は、当該設定操作により設定された走行モードがスノーモードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングを通常モード時での解除タイミングよりも遅くする。これにより、電動パーキングブレーキ装置1は、パーキングブレーキ19の実際の解除タイミングが運転者の意図する解除タイミングよりも早いことにより運転者が感じる不安や車両のずり下がり感を低減することが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置1は、当該設定操作により設定された走行モードがスポーツモードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングを通常モード時での解除タイミングよりも早くする。これにより、電動パーキングブレーキ装置1は、運転者が感じるパーキングブレーキ19の引っかかり感を低減することが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置1は、当該設定操作により設定された走行モードが通常モードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングを通常モードに対応させて予め規定されたパーキングブレーキ19の解除タイミング、即ち基準タイミングに一致させる。これにより、電動パーキングブレーキ装置1は、パーキングブレーキ19の解除タイミングを運転者の意図する解除タイミングに一致させることが出来る。
(第2の実施の形態)
次に、第2実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置2について説明する。第2実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置2は、電動パーキングブレーキ装置1とほぼ同様であるが、ECU11による処理において異なっている。まず、ECU11による処理について説明する。
ECU11は、各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっているかどうかを判断する。
また、ECU11は、シフトポジション検出センサ45から出力されたシフトポジション信号を読み込んで、当該シフトポジション信号が示す走行モード、即ち、シフトレバー44で設定された走行モードを認識する。そして、ECU11は、当該認識された走行モードに応じて、解除開始角度A0(n)を設定する。具体的には、ECU11は、走行モードがマニュアルモードを示す場合には、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)よりも小さい値に設定する。言い換えれば、パーキングブレーキ19の解除タイミングを、基準タイミングよりも早くする。
また、走行モードがオートマチックモードを示す場合には、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)と同じ値に設定する。言い換えれば、パーキングブレーキ19の解除タイミングを、基準タイミングに一致させる。
また、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19を作動させるか解除させるかを決定する。そして、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させる場合には、アクセルポジション信号が示すアクセルペダルの角度が上述した処理により設定された解除開始角度A0(n)に一致した際に、解除信号をアクチュエータ13に出力する。また、ECU11は、パーキングブレーキ19を作動させる場合には、作動信号をアクチュエータ13に出力する。
ここで、ECU11による解除開始角度A0(n)の設定、及びアクチュエータ13によるパーキングブレーキ19の解除の一例を図5に基づいて説明する。
運転者が走行モードをオートマチックモードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)と同じ値に設定する。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート200に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t1にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。
一方、運転者が走行モードをマニュアルモードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)よりも小さい値に設定する(具体的には、図5に示す点A0の位置を、オートマチックモード時での位置よりも左下側にずらす)。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート201に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1よりも早い時刻t3にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t3にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2よりも早い時刻t5にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。
次に、電動パーキングブレーキ装置2の詳細動作を図7に示すフローチャートに沿って説明する。
図7に示すステップST21にて、ECU11は、各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっているかを判断する。この結果、ECU11は、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっていると判断した場合(ステップST21:YES)には、ステップST22に進み、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっていないと判断した場合(ステップST21:NO)には、本処理を終了する。
ステップST22にて、ECU11は、シフトポジション検出センサ45から出力されたシフトポジション信号を読み込んで、当該シフトポジション信号が示す走行モードを認識する。
ステップST23にて、ECU11は、ステップST22にて認識された走行モードに応じて、以下の演算を行う。
即ち、ECU11は、走行モードがオートマチックモードを示す場合には、基準角度A0(0)と同じ値を算出する。
また、ECU11は、走行モードがマニュアルモードを示す場合には、基準角度A0(0)よりも小さい値(例えば、基準角度A0(0)よりも2(deg)小さい値)を算出する。
ステップST24にて、ECU11は、ステップST23にて算出された値を解除開始角度A0(n)として設定する。
次いで、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19を解除させるかどうかを決定する。
この結果、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させる場合には、アクセルポジション信号が示すアクセルペダルの角度がステップST24にて設定された解除開始角度A0(n)に一致した際に、解除信号をアクチュエータ13に出力する。次いで、アクチュエータ13は、ECU11から解除信号を与えられた際に、パーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、ECU11は、本処理を終了する。一方、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させない場合には、本処理を終了する。
以上により、第2の実施の形態によれば、電動パーキングブレーキ装置2は、運転者がシフトレバー44で走行モードの設定操作を行うと、当該設定操作により設定された走行モードに応じて、パーキングブレーキ19の解除タイミングを調整する。したがって、パーキングブレーキ19の実際の解除タイミングと運転者の意図する解除タイミングとの間隔を従来よりも小さくすることが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置2は、当該設定操作により設定された走行モードがマニュアルモードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングをオートマチックモード時での解除タイミングよりも早くする。ここで、運転者は、シフトレバー44で走行モードをマニュアルモードに設定した場合、図5に示すように、走行モードをスポーツモードに設定した場合と同様に、オートマチックモード時よりも早く加速したいと意図する。このため、運転者の意図するパーキングブレーキ19の解除タイミングは、オートマチックモード時での解除タイミングよりも早くなる。したがって、電動パーキングブレーキ装置2は、運転者が感じるパーキングブレーキ19の引っかかり感を従来よりも低減することが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置2は、当該設定操作により設定された走行モードがオートマチックモードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングを基準タイミングに一致させる。これにより、電動パーキングブレーキ装置2は、パーキングブレーキ19の実際の解除タイミングを運転者の意図する解除タイミングに一致させることが出来る。
(第3の実施の形態)
次に、第3実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置3について説明する。第3実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置3は、電動パーキングブレーキ装置1とほぼ同様であるが、ECU11及びアクチュエータ13が上述した処理の他に以下の処理を行う点で異なっている。まず、ECU11及びアクチュエータ13が上述した処理の他に行う処理について、説明する。
ECU11は、走行モード設定スイッチ32から出力された走行モード設定信号を読み込んで、当該走行モード設定信号が示す走行モードを認識する。そして、ECU11は、当該認識された走行モードに応じて、パーキングブレーキ19を解除する際のパーキングブレーキ19の解除速さ、具体的にはモータMの回転速さM0(n)(rad/s)を設定する。即ち、ECU11は、走行モードがスノーモードを示す場合には、モータMの回転速さM0(n)を所定の基準回転速さM0(0)よりも小さい値に設定する。ここで、基準回転速さM0(0)は、通常モードに対応させて予め規定されたパーキングブレーキ19の解除速さ、即ち基準解除速さを示す。
また、走行モードがスポーツモードを示す場合には、モータMの回転速さM0(n)を基準回転速さM0(0)よりも大きい値に設定する。
また、ECU11は、走行モードが通常モードを示す場合には、モータMの回転速さM0(n)を基準回転速さM0(0)と同じ値に設定する。
また、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19を作動させるか解除させるかを決定する。そして、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させる場合には、アクセルポジション信号が示すアクセルペダルの角度が上述した処理により設定された解除開始角度A0(n)に一致した際に、上述した処理により設定された回転速さM0(n)に関する解除信号をアクチュエータ13に出力する。また、ECU11は、パーキングブレーキ19を作動させる場合には、作動信号をアクチュエータ13に出力する。
また、図3に示すモータMは、ECU11から解除信号を与えられた際に、正転駆動又は逆転駆動のうち、PKBケーブル17をパーキングブレーキ19側に繰り出す方向に、当該解除信号が示すモータMの回転速さM0(n)で駆動する。
ここで、ECU11による解除開始角度A0(n)の設定、モータMの回転速さM0(n)の設定、及びアクチュエータ13によるパーキングブレーキ19の解除の一例を図8に基づいて説明する。図8(a)に示すタイミングチャート100〜102は、時刻(時点)と、パーキングブレーキ19の状態との関係を示し、図8(b)に示すタイミングチャート200〜202は、時刻(時点)とアクセルペダルの角度との関係を示す。ここで、図8(a)中、PKB_Offは、パーキングブレーキ19が完全に解除されたことを示し、PKB_Onは、パーキングブレーキ19が完全に作動していることを示す。また、図8(b)中、0(deg)は、アクセルペダルが完全に戻された時でのアクセルペダルの角度を示す。
運転者が走行モードを通常モードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)と同じ値に設定する。また、ECU11は、モータMの回転速さM0(n)を基準回転速さM0(0)と同じ値に設定する。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート200に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t1にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。したがって、運転者が走行モードを通常モードに設定した場合、パーキングブレーキ19の状態は、タイミングチャート100に沿って遷移する。
一方、運転者が走行モードをスポーツモードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)よりも小さい値に設定する(具体的には、図8に示す点A0の位置を、通常モード時での位置よりも左下側にずらす)。また、ECU11は、モータMの回転速さM0(n)を、基準回転速さM0(0)よりも大きい値に設定する。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート201に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1よりも早い時刻t3にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t3にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2及び図5に示す時刻t5よりも早い時刻t7にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。モータMの回転速さM0(n)は、通常モード時でのモータMの回転速さM0(n)よりも大きいので、パーキングブレーキ19の解除速さは、通常モード時での解除速さよりも大きいからである。したがって、運転者が走行モードをスポーツモードに設定した場合、パーキングブレーキ19の状態は、タイミングチャート101に沿って遷移する。
一方、運転者が走行モードをスノーモードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)よりも大きい値に設定する(具体的には、図8に示す点A0の位置を、通常モード時での位置よりも右上側にずらす)。また、ECU11は、モータMの回転速さM0(n)を、基準回転速さM0(0)よりも小さい値に設定する。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート202に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1よりも遅い時刻t4にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t4にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2及び図5に示す時刻t6よりも遅い時刻t8にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。モータMの回転速さM0(n)は、通常モード時でのモータMの回転速さM0(n)よりも小さいので、パーキングブレーキ19の解除速さは、通常モード時での解除速さよりも小さいからである。したがって、パーキングブレーキ19の状態は、タイミングチャート102に沿って遷移する。
次に、電動パーキングブレーキ装置3の詳細動作を図9に示すフローチャートに沿って説明する。なお、図9に示すフローチャートは、パーキングブレーキ19が作動した後における詳細動作を示す。
図9に示すステップST31にて、ECU11は、各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっているかを判断する。この結果、ECU11は、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっていると判断した場合(ステップST31:YES)には、ステップST32に進み、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっていないと判断した場合(ステップST31:NO)には、本処理を終了する。
ステップST32〜ステップST33にて、ECU11は、図6に示すステップST12〜ステップST13と同様の処理を行う。
ステップST34にて、ECU11は、ステップST33にて算出された値を解除開始角度A0(n)として設定する。
ステップST35にて、ECU11は、ステップST32にて認識された走行モードに応じて、以下の演算を行う。
即ち、ECU11は、走行モードが通常モードを示す場合には、基準回転速さM0(0)と同じ値を算出する。
また、ECU11は、走行モードがスポーツモードを示す場合には、基準回転速さM0(0)よりも大きい値(例えば、基準回転速さM0(0)に1.1を乗じた値)を算出する。
また、ECU11は、走行モードがスノーモードを示す場合には、基準回転速さM0(0)よりも小さい値(例えば、基準回転速さM0(0)に0.9を乗じた値)を算出する。
ステップST36にて、ECU11は、ステップST35にて算出された値をモータMの回転速さM0(n)として設定する。
次いで、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19を解除させるかどうかを決定する。
この結果、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させる場合には、アクセルポジション信号が示すアクセルペダルの角度がステップST34にて設定された解除開始角度A0(n)に一致した際に、ステップST36にて設定されたモータMの回転速さM0(n)に関する解除信号をアクチュエータ13に出力する。次いで、アクチュエータ13は、ECU11から解除信号を与えられた際に、パーキングブレーキ19の解除を開始する。ここで、モータMは、パーキングブレーキ19を解除する方向に、解除信号が示すモータMの回転速さM0(n)で駆動する。その後、ECU11は、本処理を終了する。一方、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させない場合には、本処理を終了する。
以上により、第3の実施の形態では、電動パーキングブレーキ装置3は、運転者が走行モード設定スイッチ32で走行モードの設定操作を行うと、当該設定操作により設定された走行モードに応じて、パーキングブレーキ19の解除タイミング及びパーキングブレーキ19の解除速さを調整する。したがって、電動パーキングブレーキ装置3は、パーキングブレーキの実際の解除タイミングと運転者の意図する解除タイミングとの間隔を第1の実施の形態よりも小さくすることが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置3は、当該設定操作により設定された走行モードがスノーモードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングを通常モード時での解除タイミングよりも遅くし、且つ、パーキングブレーキ19の解除速さを、通常モード時での解除速さよりも小さくする。これにより、電動パーキングブレーキ装置3は、パーキングブレーキ19の実際の解除タイミングが運転者の意図する解除タイミングよりも早いことにより運転者が感じる不安や車両のずり下がり感を第1の実施の形態よりも低減することが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置3は、当該設定操作により設定された走行モードがスポーツモードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングを通常モード時での解除タイミングよりも早くし、且つ、パーキングブレーキ19の解除速さを通常モード時での解除速さよりも大きくする。これにより、電動パーキングブレーキ装置3は、運転者が感じるパーキングブレーキ19の引っかかり感を第1の実施の形態よりも低減することが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置3は、当該設定操作により設定された走行モードが通常モードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングを基準タイミングに一致させ、且つ、パーキングブレーキ19の解除速さを基準解除速さに一致させる。これにより、電動パーキングブレーキ装置3は、パーキングブレーキ19の解除タイミングを運転者の意図する解除タイミングに第1の実施の形態よりも正確に一致させることが出来る。
(第4の実施の形態)
次に、第4実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置4について説明する。第4実施形態に係る電動パーキングブレーキ装置4は、電動パーキングブレーキ装置2とほぼ同様であるが、ECU11及びアクチュエータ13が上述した処理の他に以下の処理を行う点で異なっている。まず、ECU11及びアクチュエータ13が上述した処理の他に行う処理について、説明する。
ECU11は、シフトポジション検出センサ45から出力されたシフトポジション信号を読み込んで、当該シフトポジション信号が示す走行モードを認識する。そして、ECU11は、当該認識された走行モードに応じて、パーキングブレーキ19を解除する際のパーキングブレーキ19の解除速さ、具体的にはモータMの回転速さM0(n)を設定する。即ち、ECU11は、走行モードがオートマチックモードを示す場合には、モータMの回転速さM0(n)を基準回転速さM0(0)と同じ値に設定する。
また、走行モードがマニュアルモードを示す場合には、モータMの回転速さM0(n)を基準回転速さM0(0)よりも大きい値に設定する。
また、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19を作動させるか解除させるかを決定する。そして、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させる場合には、アクセルポジション信号が示すアクセルペダルの角度が上述した処理により設定された解除開始角度A0(n)に一致した際に、上述した処理により設定された回転速さM0(n)に関する解除信号をアクチュエータ13に出力する。また、ECU11は、パーキングブレーキ19を作動させる場合には、作動信号をアクチュエータ13に出力する。
また、図3に示すモータMは、ECU11から解除信号を与えられた際に、正転駆動又は逆転駆動のうち、PKBケーブル17をパーキングブレーキ19側に繰り出す方向に、当該解除信号が示すモータMの回転速さM0(n)で駆動する。
ここで、ECU11による解除開始角度A0(n)の設定、モータMの回転速さM0(n)の設定、及びアクチュエータ13によるパーキングブレーキ19の解除の一例を図8に基づいて説明する。
運転者が走行モードをオートマチックモードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)と同じ値に設定する。また、ECU11は、モータMの回転速さM0(n)を基準回転速さM0(0)と同じ値に設定する。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート200に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t1にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。したがって、運転者が走行モードを通常モードに設定した場合、パーキングブレーキ19の状態は、タイミングチャート100に沿って遷移する。
一方、運転者が走行モードをマニュアルモードに設定すると、ECU11は、解除開始角度A0(n)を基準角度A0(0)よりも小さい値に設定する(具体的には、図8に示す点A0の位置を、通常モード時での位置よりも左下側にずらす)。また、ECU11は、モータMの回転速さM0(n)を、基準回転速さM0(0)よりも大きい値に設定する。なお、この場合、アクセルペダルの角度は、例えば、タイミングチャート201に沿って遷移するものとする。
この場合、パーキングブレーキ19が作動した後、運転者が時刻t0にてアクセルペダルの踏み込みを開始すると、時刻t1よりも早い時刻t3にて、アクセルペダルの角度が解除開始角度A0(n)に一致する。この結果、ECU11は、時刻t3にて解除信号をアクチュエータ13に出力し、アクチュエータ13は、解除信号を与えられた際にパーキングブレーキ19の解除を開始する。その後、時刻t2及び図5に示す時刻t5よりも早い時刻t7にて、アクチュエータ13は、パーキングブレーキ19の解除を完了する。モータMの回転速さM0(n)は、通常モード時でのモータMの回転速さM0(n)よりも大きいので、パーキングブレーキ19の解除速さは、通常モード時での解除速さよりも大きいからである。したがって、運転者が走行モードをスポーツモードに設定した場合、パーキングブレーキ19の状態は、タイミングチャート101に沿って遷移する。
次に、電動パーキングブレーキ装置4の詳細動作を図10に示すフローチャートに沿って説明する。なお、図10に示すフローチャートは、パーキングブレーキ19が作動した後における詳細動作を示す。
図10に示すステップST41にて、ECU11は、各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっているかを判断する。この結果、ECU11は、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっていると判断した場合(ステップST41:YES)には、ステップST42に進み、現在の車両状態がパーキングブレーキ19の解除が可能な車両状態となっていないと判断した場合(ステップST41:NO)には、本処理を終了する。
ステップST42〜ステップST43にて、ECU11は、図7に示すステップST22〜ステップST23と同様の処理を行う。
ステップST44にて、ECU11は、ステップST43にて算出された値を解除開始角度A0(n)として設定する。
ステップST45にて、ECU11は、ステップST42にて認識された走行モードに応じて、以下の演算を行う。
即ち、ECU11は、走行モードがオートマチックモードを示す場合には、基準回転速さM0(0)と同じ値を算出する。
また、ECU11は、走行モードがマニュアルモードを示す場合には、基準回転速さM0(0)よりも大きい値(例えば、基準回転速さM0(0)に1.1を乗じた値)を算出する。
ステップST46にて、ECU11は、ステップST45にて算出された値をモータMの回転速さM0(n)として設定する。
次いで、ECU11は、上記各種センサ・スイッチ31〜59から出力された信号を読み込んで、パーキングブレーキ19を解除させるかどうかを決定する。
この結果、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させる場合には、アクセルポジション信号が示すアクセルペダルの角度がステップST44にて設定された解除開始角度A0(n)に一致した際に、ステップST46にて設定されたモータMの回転速さM0(n)に関する解除信号をアクチュエータ13に出力する。次いで、アクチュエータ13は、ECU11から解除信号を与えられた際に、パーキングブレーキ19の解除を開始する。ここで、モータMは、パーキングブレーキ19を解除する方向に、解除信号が示すモータMの回転速さM0(n)で駆動する。その後、ECU11は、本処理を終了する。一方、ECU11は、パーキングブレーキ19を解除させない場合には、本処理を終了する。
以上により、第4の実施の形態によれば、電動パーキングブレーキ装置4は、運転者がシフトレバー44で走行モードの設定操作を行うと、当該設定操作により設定された走行モードに応じて、パーキングブレーキ19の解除タイミング及びパーキングブレーキ19の解除速さを調整する。したがって、パーキングブレーキ19の実際の解除タイミングと運転者の意図する解除タイミングとの間隔を第2の実施の形態よりも小さくすることが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置4は、当該設定操作により設定された走行モードがマニュアルモードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングをオートマチックモード時での解除タイミングよりも早くし、且つ、パーキングブレーキ19の解除速さをオートマチックモード時での解除速さよりも大きくする。したがって、電動パーキングブレーキ装置4は、運転者が感じるパーキングブレーキ19の引っかかり感を第2の実施の形態よりも低減することが出来る。
また、電動パーキングブレーキ装置4は、当該設定操作により設定された走行モードがオートマチックモードである場合には、パーキングブレーキ19の解除タイミングを基準タイミングに一致させ、且つ、パーキングブレーキ19の解除速さを基準解除速さに一致させる。これにより、電動パーキングブレーキ装置4は、パーキングブレーキ19の実際の解除タイミングを運転者の意図する解除タイミングに第2の実施の形態よりも正確に一致させることが出来る。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、各実施形態を組み合わせてもよいし、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
電動パーキングブレーキ装置全体の構成図であり、電動パーキングブレーキ装置の車両設置状態を示している。 電動パーキングブレーキ装置全体の構成図であり、電動パーキングブレーキ装置の詳細構成を示している。 電動パーキングブレーキ装置の一部構成図である。 コントロールユニットの内部構成図である。 パーキングブレーキの状態の遷移等を示すタイミングチャートである。 電動パーキングブレーキ装置の詳細動作を示すフローチャートである。 電動パーキングブレーキ装置の詳細動作を示すフローチャートである。 パーキングブレーキの状態の遷移等を示すタイミングチャートである。 電動パーキングブレーキ装置の詳細動作を示すフローチャートである。 電動パーキングブレーキ装置の詳細動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1〜4…電動パーキングブレーキ装置
10…コントロールユニット
11…ECU(制御手段)
13…アクチュエータ(解除手段)
19…パーキングブレーキ
32…走行モード設定スイッチ(走行モード設定手段)
44…シフトレバー(走行モード設定手段)
45…シフトポジション検出センサ

Claims (10)

  1. 車両のパーキングブレーキを自動作動させる電動パーキングブレーキ装置において、
    前記パーキングブレーキを解除する解除手段と、
    走行モードの設定操作が可能な走行モード設定手段と、
    前記設定操作により設定された走行モードに応じて、前記解除手段による前記パーキングブレーキの解除タイミングを調整する制御手段と、を備えることを特徴とする電動パーキングブレーキ装置。
  2. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードがスノーモードである場合には、前記パーキングブレーキの解除タイミングを通常モード時での解除タイミングよりも遅くすることを特徴とする請求項1記載の電動パーキングブレーキ装置。
  3. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードがスポーツモードである場合には、前記パーキングブレーキの解除タイミングを通常モード時での解除タイミングよりも早くすることを特徴とする請求項1または2記載の電動パーキングブレーキ装置。
  4. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードがマニュアルモードである場合には、前記パーキングブレーキの解除タイミングをオートマチックモード時での解除タイミングよりも早くすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動パーキングブレーキ装置。
  5. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードがオートマチックモードである場合には、前記パーキングブレーキの解除タイミングを、当該オートマチックモードに対応させて予め規定された基準タイミングに一致させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動パーキングブレーキ装置。
  6. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードに応じて、前記パーキングブレーキの解除速さを調整することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動パーキングブレーキ装置。
  7. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードがスノーモードである場合には、前記パーキングブレーキの解除速さを通常モード時での解除速さよりも小さくすることを特徴とする請求項6記載の電動パーキングブレーキ装置。
  8. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードがスポーツモードである場合には、前記パーキングブレーキの解除速さを通常モード時での解除速さよりも大きくすることを特徴とする請求項6または7記載の電動パーキングブレーキ装置。
  9. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードがマニュアルモードである場合には、前記パーキングブレーキの解除速さをオートマチックモード時での解除速さよりも大きくすることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の電動パーキングブレーキ装置。
  10. 前記制御手段は、前記設定操作により設定された走行モードがオートマチックモードである場合には、前記パーキングブレーキの解除速さを、当該オートマチックモードに対応させて予め規定された所定の基準解除速さに一致させることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の電動パーキングブレーキ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014024514A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Advics Co Ltd 電動駐車ブレーキ制御装置

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