JP2005247658A - 精密プレス成形用プリフォームの製造方法および光学素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 溶融ガラスから精密プレス成形用プリフォームを製造する方法において、弗素含有ガラスからなる溶融ガラスをガラス塊に成形し、該ガラス塊をエッチング処理して、ガラス塊の表面層を除去することにより、精密プレス成形用プリフォームを作製する精密プレス成形用プリフォームの製造方法、並びに、前記製造方法により作製された精密プレス成形用プリフォームを、加熱、精密プレス成形する光学素子の製造方法である。
【選択図】 なし
Description
精密プレス成形法は、プレス成形によって、高精度な加工が施されたプレス成形型の成形面をガラスに転写して光学機能面を形成する方法であって、例えば研磨加工では莫大な手間とコストがかかる非球面レンズなどを生産性よく量産することができる。このような精密プレス成形は、表面が滑らかで内部、表面ともに欠陥のないプリフォームを必要とする。
精密プレス成形ではプレス成形品の研削、研磨は例えばレンズの心取り加工など最小限に限られるか、あるいは研削、研磨加工を行わない。また、プリフォームの重量に大幅な過不足があると、プレス成形品の精度が低下したり、プレス成形時にはみ出したガラスがプレス成形型の間に進入するなどの問題が発生する。そのため、プリフォームの重量精度は製造しようとする光学素子毎に精密に決められている。
一方、冷間加工は多くの工程を経てプリフォームを作るため、手間、時間、コストがかかるという問題があるとともに、研磨の際に破損しやすいガラスへの適用にも問題がある。特にプリフォームの重量を目的の重量に正確に合わせるためには、より多くの手間、時間、コストがかかる。
熱間成形法は優れた製法ではあるが、溶融ガラスからプリフォーム1個分に相当する溶融ガラス塊を分離してガラス塊を直接成形してプリフォームにするため、内部品質は勿論、プリフォームの表面状態や重量精度の高いガラス塊を作らなければならない。
これまで、弗素含有ガラス製のレンズを精密プレス成形によって量産するという試みは幾つかあったが、以下の理由により実現していない。
弗素含有ガラス製プリフォームの熱間成形が難しい理由は次のとおりである。弗素含有ガラスからなるプリフォームを熱間成形しようとすると、成形したプリフォームの表面に脈理が観察される。このプリフォームを詳細に調べると脈理は深層部分には認められず、表面から一定の深さには存在する表面脈理であることがわかる。表面脈理の原因の一つは、溶融状態のガラス塊が冷却してプリフォームに成形されるまでの間に、ガラス中の弗素が表面から揮発することにより生じるものと推測できる。つまり、弗素の揮発によって表面近傍にわずかながら弗素が少ない部分が生じ、それが表面脈理として観察されると考えられる。
このように表面脈理が存在するプリフォームを精密プレス成形すると、得られたプレス成形品の表面に脈理が残留し、不良品となってしまう。
また、弗素含有ガラスを熱間成形する際、雰囲気中の水蒸気と弗素の反応によりガラス表面が失透し、プリフォームとしては使えないという問題も発生する。
(1)溶融ガラスから精密プレス成形用プリフォームを製造する方法において、
弗素含有ガラスからなる溶融ガラスをガラス塊に成形し、該ガラス塊をエッチング処理して、ガラス塊の表面層を除去することにより、精密プレス成形用プリフォームを作製することを特徴とする精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(2)ガラスが弗燐酸塩ガラスである上記(1)項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(3)弗燐酸塩ガラスが、モル%表示で、Al(PO3)3 0〜20%、Ba(PO3)2 0〜30%、Mg(PO3)2 0〜30%、Ca(PO3)2 0〜30%、Sr(PO3)2 0〜30%、Zn(PO3)2 0〜30%、NaPO3 0〜15%、AlF3 2〜45%、ZrF4 0〜10%、YF3 0〜15%、YbF3 0〜15%、GdF3 0〜15%、BiF3 0〜15%、LaF3 0〜10%、MgF2 0〜20%、CaF2 2〜45%、SrF2 2〜45%、ZnF2 0〜20%、BaF2 0〜30%、LiF 0〜10%、NaF 0〜15%、KF 0〜15%、Li2O 0〜5%、Na2O 0〜5%、K2O 0〜5%、MgO 0〜5%、CaO 0〜5%、SrO 0〜5%、BaO 0〜5%、ZnO 0〜5%を含むものである上記(2)項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(4)ガラスの磨耗度FAが150以上である上記(1)、(2)または(3)項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(5)エッチング処理により、表面から深さ0.5μm以上に至るまでの層を除去して、所定重量のプリフォームを作製する上記(1)ないし(4)項のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(6)曲率が異なる曲面によって表面が構成されるガラス塊または球状のガラス塊を成形する上記(1)ないし(5)項のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(7)ガラス塊をエッチング液に浸漬してエッチング処理する上記(1)ないし(6)項のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(8)溶融ガラスをガラス塊に成形する工程を繰り返して一定重量のガラス塊を複数作製し、前記複数のガラス塊を一定の条件でエッチング処理して、所定重量のプリフォームを複数作製する上記(1)ないし(7)項のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(9)ガラス塊をアニール処理したのち、エッチング処理する上記(1)ないし(8)項のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法、
(10)上記(1)ないし(9)項のいずれか1項に記載の製造方法により作製された精密プレス成形用プリフォームを、加熱し、精密プレス成形することを特徴とする光学素子の製造方法、
(11)プレス成形型にプリフォームを導入し、前記成形型とプリフォームを共に加熱して精密プレス成形する上記(10)項に記載の光学素子の製造方法、および
(12)予め加熱されたプリフォームをプレス成形型に導入し、精密プレス成形する上記(10)項に記載の光学素子の製造方法、
を提供するものである。
また、低分散ガラスや銅含有により赤外線吸収特性が付与された半導体撮像素子の色補正フィルター機能をもつガラスなどとして利用価値の高い弗燐酸塩ガラスからなる高品質なプリフォームを高い生産性のものとに製造することもできる。
また、磨耗度FAが150以上と大きく、研磨加工が難しいガラスでも、研磨加工することなく、高品質なプリフォームを高い生産性のものとに製造することもできる。
また、ガラス塊の表面層をエッチング処理により除去するので、エッチング条件を設定することにより、前記条件に対応する深さの表面層を再現性よく除去することもできる。ガラス表面の欠陥が、変質層のみであれば、変質層を洗浄などによって除去すればよいが、表面脈理は前記変質層よりも深層にまで及ぶ。そのため、ガラス塊の重量精度ならびにエッチング処理により除去されるガラスの重量が正確でないと、得られたプリフォームの重量精度が低下してしまう。本発明によれば、溶融ガラス塊を成形することにより所定重量のガラス塊を成形し、表面除去の深さを正確に設定しやすいエッチング処理によって表面脈理層を除去するため、所定重量かつ品質の高いプリフォームを高い生産性のもとに製造することもできる。
さらに、前記ガラス塊をエッチング液に浸漬してエッチング処理することにより、比較的容易な方法でガラス塊の全表面を均一に所定の深さまで除去することができる。
また、溶融ガラスからガラス塊を成形する工程を繰り返して、一定重量のガラス塊を複数作製し、前記複数のガラス塊を一定条件のもとにエッチング処理して所定重量のプリフォームを作製することにより、高品質かつ重量精度の高いプリフォームを生産性よく製造することもできる。
[精密プレス成形用プリフォームの製造方法]
本発明の精密プレス成形用プリフォームの製造方法は、溶融ガラスから精密プレス成形用プリフォームを製造する方法において、弗素含有ガラスからなる溶融ガラスをガラス塊に成形し、該ガラス塊をエッチング処理して、ガラス塊の表面層を除去することにより、精密プレス成形用プリフォームを作製することを特徴とするものである。
この方法では、十分清澄、均質化された溶融ガラスを用意し、その溶融ガラスを一定流量でパイプから流出する。そして、流出する溶融ガラスから所定重量の溶融ガラス塊を分離する。分離方法としては、パイプから溶融ガラスを滴下して、所定重量のガラス滴として分離する方法(滴下法という。)、パイプから流出する溶融ガラス流の先端部を支持体で支持し、前記ガラス流のパイプ側と先端部の間にくびれを作る。それから上記支持体を急速に降下し、くびれから先端側の溶融ガラス塊を分離する方法(降下切断法という。)、パイプから流出する溶融ガラス流を切断刃で切断し、所定重量の溶融ガラス塊を分離する方法(機械切断法という。)などがある。パイプより単位時間あたりのガラス流出量を一定に保つことにより、分離の間隔を一定にすれば等重量の溶融ガラス塊を得ることができる。
例えば、底部に上記風圧を加えためのガス(浮上ガスという。)を噴出する口を設けた凹部を備えたガラス塊成形型を用い、上記凹部に溶融ガラス塊を供給し、凹部内でガラスを上下動させて回転させることにより球状のガラス塊を成形することもできるし、ガスを噴出する口を多数設けた凹部あるいは凹部を多孔質体で構成し、凹部内面全体から浮上ガスを噴出してガラスを浮上し、凹部の形状に沿った形状にガラス塊を成形することもできる。
このようにして得たガラス塊の表面を光学顕微鏡で拡大観察すると、ガラス塊全面にわたって脈理が認められる。このようなガラス塊の全表面をエッチング処理により所定の深さまで除去したガラス塊には上記脈理は認められない。したがって、この脈理は表面近傍に局在する表面脈理である。ガラス塊表面の変質層、例えばヤケなどは、表面から深さ0.1μm以下の部分に限られるが、表面脈理は光学顕微鏡を用いた目視により認識可能な深さにまで達しているため、ガラス塊表面から少なくとも0.5μm以上の深さまでエッチング処理することが望まれる。
精密プレス成形によって作製される光学素子としては、レンズなどの回転対称軸を一つ備える形状のものが圧倒的に多い。したがって、プリフォームの形状としても、球状、回転対称軸を一つ備える形状(例えば、回転楕円体や、球を一定の軸方向に延ばした形状やつぶした形状など)が望まれている。このような形状のプリフォームを作製するには、目的とするプリフォーム形状に相似する形状のガラス塊を成形しエッチング処理すればよい。
一方、球状ガラス塊の球対称性に注目すると、エッチング処理により除去される深さが対称性のために全表面において均一になり、球状ガラス塊をエッチング処理すれば容易に球状プリフォームを作製できるというメリットがある。
本発明において使用されるガラスは、熱間成形の際に揮発しやすい弗素を含むものである。このようなガラスとしては、弗燐酸塩ガラス、弗素含有ケイ酸塩ガラス、弗素含有ホウケイ酸塩ガラス、弗素含有ホウ酸塩ガラスなどを例示することができる。なかでも、弗燐酸塩ガラスはアッベ数(νd)が65以上の低分散ガラス製プリフォーム用の材料として非常に重要なガラスである。また、銅イオンを含有させることにより、近赤外線吸収特性を付与し、半導体撮像素子の色補正用フィルター材料としても有用なガラスである。
Al(PO3)3はガラスの網目構造を構成する成分であり、ガラスの耐候性を高める最も重要な成分であるが、その含有量が20%を超えると、ガラスの熱安定性が低下し、液相温度も光学特性(分散が高くなる)も大幅に悪化する恐れがあるので、その導入量を20%以下に制限することが好ましい。より好ましくは0.5〜15%の範囲である。
AlF3はガラスの安定性を向上し、かつ低分散化にする成分であるが、その含有量が45%よりも多いとガラスの安定性が著しく低下し、溶解性も悪くなる。一方、2%未満では目標とする光学特性が得られいので、その導入量を2〜45%の範囲にするのが好ましく、4〜40%の範囲にするのがより好ましい。
CaF2、SrF2は耐失透性を維持しつつ、低分散化するために必要な成分である。特にCaF2がAlF3との組み合わせでガラス構造を強化する役割を果たし、ガラスの安定化には欠かせない成分である。CaF2、SrF2それぞれの導入量が2%未満ではガラスの安定性向上の観点から十分な量とは言えず、また所望の光学恒数を得ることが困難になる。また、CaF2、SrF2とも45%を超えて多く導入すると、ガラスを不安定化にする恐れがあるので、CaF2、SrF2の導入量はともに2〜45%の範囲にとすることが好ましく、CaF2を5〜40%、SrF2を3〜35%の範囲とすることがより好ましい。
BaF2は耐久性の向上と低分散化に効果あるが30%を超えて導入すると安定性が低下するため導入量は30%以下とすることが望ましい。
LiF、NaF、KFは少量の添加によりガラスの耐失透性や分散性を良化する効果があるが、過剰導入により、ガラスの安定性が急速に悪化し、耐久性も悪くなるので、LiF、NaF、KFの導入量はそれぞれ0〜10%、0〜15%、0〜15%にするのが好ましい。より好ましいLiF、NaF、KFの導入量はそれぞれ0〜5%、0〜10%、0〜10%である。
ガラスAからなるガラス塊を成形する場合、800〜1100℃の温度で溶融、清澄した後、大気中、乾燥雰囲気中、あるいはアルゴンなどの希ガスや窒素ガスなどの不活性ガスに酸素ガスを混合した雰囲気(この場合、酸素の割合は0.1〜50体積%であることが好ましい。)で白金合金製の流出パイプを通じてガラスを流出して、上記浮上成形法によりガラス塊を作製する。
なお、ガラス塊及びプリフォームの重量ならびに重量精度は、滴下法を使用した場合、5〜600mg、目的重量を基準とした重量公差が±1%以内、降下切断法を使用した場合、200mg〜10g、前記重量公差が±2%以内(好ましくは±1%以内)を目安にすればよい。
一方、難溶性の塩が生成することを利用することもできる。難溶性の塩は液中で沈殿するためエッチング液が飽和してエッチング速度が低下しにくい。また沈殿物も除去すれば繰り返し繰り返しエッチング液として使用することもできる。
HCl溶液やHNO3溶液でエッチング速度が増加することと、H2SO4溶液でエッチング速度が減少することを利用し、HClとH2SO4の混合溶液、HNO3とH2SO4の混合溶液、HCl、HNO3、H2SO4の混合溶液など、エッチング速度が異なる溶液を混合してエッチング速度を調整することもできる。
このようにして作製したプリフォームを洗浄した後に、必要に応じて離型膜などの薄膜を表面に形成してもよい。離型膜としては炭素含有膜、自己組織化膜などを例示することができる。
本発明の光学素子の製造方法は、上記製造方法により作製した精密プレス成形用プリフォームを加熱、精密プレス成形することを特徴とするものである。
精密プレス成形はモールドオプティクス成形法とも呼ばれ、既に当該発明の属する技術分野においてはよく知られたものである。光学素子の光線を透過したり、屈折させたり、回折させたり、反射させたりする面を光学機能面と呼ぶ。例えばレンズを例にとると非球面レンズの非球面や球面レンズの球面などのレンズ面が光学機能面に相当する。精密プレス成形法はプレス成形型の成形面を精密にガラスに転写することにより、プレス成形で光学機能面を形成する方法である。つまり光学機能面を仕上げるために研削や研磨などの機械加工を加える必要がない。
なお、これら光学素子には必要に応じて、反射防止膜、全反射膜、部分反射膜、分光特性を有する膜などの光学薄膜を設けることもできる。
精密プレス成形法に使用するプレス成形型としては公知のもの、例えば炭化珪素、超硬材料などの型材の成形面に離型膜を設けたものを例示できるが、炭化珪素製のプレス成形型が好ましい。離型膜としては炭素含有膜、貴金属合金膜などを使用することができるが、耐久性、コストの面などから炭素含有膜が好ましい。
精密プレス成形法では、プレス成形型の成形面を良好な状態に保つため成形時の雰囲気を非酸化性ガスにすることが望ましい。非酸化性ガスとしては窒素、窒素と水素の混合ガスなどが好ましい。
(精密プレス成形法1)
この方法は、プレス成形型に前記プリフォームを導入し、前記成形型とプリフォームを共に加熱し、精密プレス成形するというものである(精密プレス成形法1とういう)。
精密プレス成形法1において、プレス成形型と前記プリフォームの温度をともに、プリフォームを構成するガラスが106〜1012dPa・sの粘度を示す温度に加熱して精密プレス成形を行うことが好ましい。
また前記ガラスが1012dPa・s以上、より好ましくは1014dPa・s以上、さらに好ましくは1016dPa・s以上の粘度を示す温度にまで冷却してから精密プレス成形品をプレス成形型から取り出すことが望ましい。
上記の条件により、プレス成形型成形面の形状をガラスにより精密に転写することができるとともに、精密プレス成形品を変形することなく取り出すこともできる。
この方法は、前記プリフォームを加熱した後に、プレス成形型に導入し、精密プレス成形する、すなわち、プレス成形型とプリフォームを別々に予熱し、予熱したプリフォームをプレス成形型に導入して精密プレス成形するというものである(精密プレス成形法2という)。
この方法によれば、前記プリフォームをプレス成形型に導入する前に予め加熱するので、サイクルタイムを短縮化しつつ、表面欠陥のない良好な面精度の光学素子を製造することができる。
なおプレス成形型の予熱温度をプリフォームの予熱温度よりも低く設定することが好ましい。このようにプレス成形型の予熱温度を低くすることにより、前記型の消耗を低減することができる。
また、プリフォーム加熱をプレス成形型内で行う必要がないので、使用するプレス成形型の数を少なくすることもできる。
また、前記プリフォームを浮上しながら予熱することが好ましく、さらに前記プリフォームを構成するガラスが105.5〜109dPa・s、より好ましくは105.5dPa・s以上109dPa・s未満の粘度を示す温度に予熱することがさらに好ましい。
またプレス開始と同時又はプレスの途中からガラスの冷却を開始することが好ましい。
なおプレス成形型の温度は、前記プリフォームの予熱温度よりも低い温度に調温させるが、前記ガラスが109〜1012dPa・sの粘度を示す温度を目安にすればよい。
この方法において、プレス成形後、前記ガラスの粘度が1012dPa・s以上にまで冷却してから離型することが好ましい。
精密プレス成形された光学素子はプレス成形型より取り出され、必要に応じて徐冷される。また、レンズを成形した場合には、心取り加工を行ってもよい。また、必要に応じて表面に光学薄膜をコートしてもよい。
このようにして、弗素含有ガラスからなる高品質な光学素子を高い生産性のもとに作製することができる。
(1)表1〜表4に使用したガラスの組成を光学恒数(屈折率nd、アッべ数νd)、転移温度(Tg)、屈伏点(Ts)とともに表1〜表4に示す。温度履歴によって光学恒数がごく僅かだけ変化するが、組成、光学恒数(屈折率nd、アッべ数νd)、転移温度(Tg)、屈伏点(Ts)は、プリフォーム、光学素子においても同じと考えてよい。
(a)屈折率(nd)及びアッべ数(νd)
ガラス転移温度と屈伏点の間の温度で保持したガラスを、降温速度−30℃/時で降温して得られたガラスについて測定した。
(b)転移温度(Tg)及び屈伏点(Ts)
理学電機株式会社の熱機械分析装置により昇温速度を4℃/分として測定した。
(c)磨耗度(FA)
測定面積が9cm2の試料を、水平に毎分60回転する鋳鉄製平面皿の中心より80mmの定位置に保持し、平均粒径20μmのアルミナ砥粒10gに水20mlを添加したラップ液を5分間一様に供給し、9.80Nの荷重をかけてラッピングする。ラッピング前後の試料質量を秤量して磨耗重量mを求める。同様にして日本工学硝子工業会で指定された標準試料(BSC7)の磨耗質量m0を測定し、次式により磨耗度(FA)を算出する。
(なお、dは試料の比重、d0は標準試料(BSC7)の比重である)
溶融ガラスの流出は、大気中、乾燥雰囲気中、あるいは酸素ガスを0.1〜50体積%含む不活性ガス(窒素またはアルゴン、または窒素とアルゴンの混合ガス)雰囲気中で行った。
流出する溶融ガラスから所定重量の溶融ガラス塊を滴下法により分離してガスを噴出するガラス塊成形型で受け、ガラスを浮上しながら上下動させて球状のガラス塊に成形した。一定の時間間隔で滴下する溶融ガラス滴を次々とガラス塊成形型で受けて浮上成形することにより、一定重量のガラス塊を次々と成形する。ガラス塊が変形しない温度にまで冷却した後に型から取り出す。このようにして表1〜表4に示す各ガラスからなる球状ガラス塊を複数個作製した。
これらガラス塊の表面を光学顕微鏡で拡大観察すると微細な表面脈理が全表面にわたって観察された(図1参照)。
プレス成形型に予熱された上記プリフォームを導入し、精密プレス成形する方法でも高品質、高精度な弗燐酸塩ガラスからなる非球面レンズを成形することができた。
なお、プリフォームの形状、寸法は作製しようとする精密プレス成形品の形状等により適宜、決めればよい。
また、銅含有弗燐酸塩ガラスを用いてプリフォームを同様に作製し、上記方法と同様に精密プレス成形することにより、近赤外線吸収ガラスからなる各種光学素子を作製することもできる。このような光学素子は半導体撮像素子の色補正用フィルターとして使用することができる。
なお、得られた各光学素子の光学機能面には必要に応じて反射防止膜あるいは高反射膜などの光学多層膜を形成することもできる。
また、本発明の光学素子の製造方法によれば、上記方法によって作られたプリフォームを精密プレス成形するので、弗素含有ガラスからなる高品質な光学素子を生産性よく製造することができる。
2 下型
3 案内型(胴型)
4 プリフォーム
9 支持棒
10 支持台
11 石英管
12 ヒーター
13 押し棒
14 熱伝対
Claims (12)
- 溶融ガラスから精密プレス成形用プリフォームを製造する方法において、
弗素含有ガラスからなる溶融ガラスをガラス塊に成形し、該ガラス塊をエッチング処理して、ガラス塊の表面層を除去することにより、精密プレス成形用プリフォームを作製することを特徴とする精密プレス成形用プリフォームの製造方法。 - ガラスが弗燐酸塩ガラスである請求項1に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 弗燐酸塩ガラスが、モル%表示で、Al(PO3)3 0〜20%、Ba(PO3)2 0〜30%、Mg(PO3)2 0〜30%、Ca(PO3)2 0〜30%、Sr(PO3)2 0〜30%、Zn(PO3)2 0〜30%、NaPO3 0〜15%、AlF3 2〜45%、ZrF4 0〜10%、YF3 0〜15%、YbF3 0〜15%、GdF3 0〜15%、BiF3 0〜15%、LaF3 0〜10%、MgF2 0〜20%、CaF2 2〜45%、SrF2 2〜45%、ZnF2 0〜20%、BaF2 0〜30%、LiF 0〜10%、NaF 0〜15%、KF 0〜15%、Li2O 0〜5%、Na2O 0〜5%、K2O 0〜5%、MgO 0〜5%、CaO 0〜5%、SrO 0〜5%、BaO 0〜5%、ZnO 0〜5%を含むものである請求項2に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- ガラスの磨耗度FAが150以上である請求項1、2または3に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- エッチング処理により、表面から深さ0.5μm以上に至るまでの層を除去して、所定重量のプリフォームを作製する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 曲率が異なる曲面によって表面が構成されるガラス塊または球状のガラス塊を成形する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- ガラス塊をエッチング液に浸漬してエッチング処理する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 溶融ガラスをガラス塊に成形する工程を繰り返して一定重量のガラス塊を複数作製し、前記複数のガラス塊を一定の条件でエッチング処理して、所定重量のプリフォームを複数作製する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- ガラス塊をアニール処理したのち、エッチング処理する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の精密プレス成形用プリフォームの製造方法。
- 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の製造方法により作製された精密プレス成形用プリフォームを、加熱し、精密プレス成形することを特徴とする光学素子の製造方法。
- プレス成形型にプリフォームを導入し、前記成形型とプリフォームを共に加熱して精密プレス成形する請求項10に記載の光学素子の製造方法。
- 予め加熱されたプリフォームをプレス成形型に導入し、精密プレス成形する請求項10に記載の光学素子の製造方法。
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