JP2005247290A - 油圧パワーステアリング装置 - Google Patents

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博二 植田
Masafumi Uota
雅史 魚田
Kazuhiro Watanabe
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Abstract

【課題】複雑な構造を要することなく、操舵フィーリングを低下させることなく、車両の運転状態に応じて操舵補助特性を変化させる。
【解決手段】油圧制御バルブ30は操舵補助力発生用油圧アクチュエータ20に供給される圧油の油圧を、操舵トルクに応じた入出力シャフト2、3の弾性的な相対回転量に応じて制御する。移動機構50は車両の運転状態に応じた量だけ移動する移動体51を有する。弾性部材70は、入出力シャフト2、3の相対回転を規制する弾力を、その相対回転量に応じて発生する。剛性調節機構80は移動体51の移動量に応じて弾性部材70の発生弾力が変化するように弾性部材70の剛性を調節する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車速等の運転状態に応じて操舵補助特性を変更可能な油圧パワーステアリング装置に関する。
操舵補助力発生用油圧アクチュエータに供給される圧油の油圧を、操舵トルクに応じた入力シャフトと出力シャフトの弾性的な相対回転量に応じて制御する油圧制御バルブを備える油圧パワーステアリング装置においては、操舵トルクに応じて操舵補助特性を変化させることができる。そのような油圧パワーステアリング装置において、車速等の運転状態に応じて操舵補助力を変化させることで、高車速での走行安定性や低車速での操舵に対する応答性を向上することが図られている。
例えば、トーションバーの捩れによるアウタ側のバルブ構成要素とインナ側のバルブ構成要素の相対回転量に応じて油圧を制御するロータリー型油圧制御バルブを備える油圧パワーステアリング装置において、そのトーションバーの捩れ角度を両バルブ構成要素の相対回転角度に変換する際に、その変換率を車速に応じて変化させる変換機構を設けることや(特許文献1参照)、アウタ側のバルブ構成要素の回転を車速に応じて規制する負荷をシャフト軸方向から転がり軸受を介して付与する負荷付与装置を設けること(特許文献2参照)が提案されている。
特開平7−117694号公報 特開平10−16805号公報
トーションバーの捩れ角度と両バルブ構成要素の相対回転角度との間の変換率を変化させる変換機構は、その相対回転を伝達するピンを支持する複数の球面軸受けと、その支持位置を変化させる機構を備え、その支持位置の変化により変換率を変化させるものであるため構造が極めて複雑になり、重量、コストが増大する。バルブ構成要素の回転を規制する負荷を転がり軸受を介して付与する場合、軸受構成部材間の摩擦やがたにより操舵フィーリングが低下する。本発明は、そのような従来技術の問題を解決することのできる油圧パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明の油圧パワーステアリング装置は、入力シャフトと、前記入力シャフトに操舵トルクに応じて弾性的に相対回転可能に連結される出力シャフトと、操舵補助力発生用油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータに供給される圧油の油圧を、前記入出力シャフトの相対回転量に応じて制御する油圧制御バルブと、車両の運転状態に応じた量だけ移動する移動体を有する移動機構と、前記入出力シャフトの相対回転を規制する弾力を、その相対回転量に応じて発生する弾性部材と、前記移動体の移動量に応じて前記弾力が変化するように前記弾性部材の剛性を調節する剛性調節機構とを備える。
本発明によれば、操舵トルクの作用により入出力シャフトは相対回転し、その入出力シャフトの相対回転は弾性部材の発生弾力により規制され、その弾性部材の剛性は車両の運転状態に応じた量の移動体の移動により調節される。よって、車両の運転状態に応じて入出力シャフトの相対回転量が変化し、油圧制御バルブにより制御される操舵補助力発生用の油圧が変化する。その移動機構は車両の運転状態に応じて油圧の大きさを調節する油圧調節機構を有し、油圧調節機構による調節油圧の大きさに応じて移動体を移動させるのが好ましい。
前記移動体は、前記入出力シャフトに対して軸方向移動すると共に前記入出力シャフトの中の一方に同行回転するように連結され、前記弾性部材は、前記入出力シャフトの軸心から偏心した位置で前記入出力シャフトの中の他方と同行回転する固定端と、固定端から入出力シャフトの軸方向に離れた自由端を有し、前記剛性調節機構は、前記移動体と同行回転すると共に軸方向に同行移動する押し付け部を有し、前記押し付け部は、前記入出力シャフトの相対回転により前記弾性部材を押し付ける位置に配置され、前記押し付け部の押し付けによる前記弾性部材の弾性的な曲げ変形により前記弾力が発生され、前記入出力シャフトの軸方向における前記押し付け部による押し付け位置の変化に応じて、前記弾性部材の曲げ剛性が変化するのが好ましい。これにより、弾性部材として入出力シャフトの相対回転方向の曲げ変形により弾力を発生するものを用いることができる。
前記移動体は、前記入出力シャフトに対して軸方向移動すると共に前記入出力シャフトの軸方向の間隔をおいて相対配置される第1移動体片と第2移動体片とを有し、前記第1移動体片と前記第2移動体片は、車両の運転状態に応じた量だけ互いに逆方向に移動し、前記剛性調節機構は、前記両移動体片の間において、前記入力シャフトと出力シャフトの中の一方にねじ合わされると共に、他方に同行回転かつ軸方向相対移動可能に連結される変位部材を有し、前記弾性部材は、前記第1移動体片と前記変位部材との間に配置される第1バネ片と、前記第2移動体片と前記変位部材との間に配置される第2バネ片とを有し、前記変位部材は、前記入出力シャフトの相対回転により前記入出力シャフトに対して軸方向変位され、前記変位部材の変位による前記各バネ片の前記入出力シャフトの軸方向に沿った弾性変形により前記弾力が発生され、前記各バネ片は、前記入出力シャフトの軸方向に沿った弾性変形量に応じて縦弾性係数が変化する非線形バネとされているのが好ましい。これにより、弾性部材として入出力シャフトの軸方向の変形により弾力を発生するものを用いることができる。また、移動体を油圧調節機構による調節油圧の大きさに応じて移動させる場合、移動体を変位させる油圧と弾性部材の弾力とがバランスする位置に移動体を変位させることができる。
前記移動体は、前記入出力シャフトに対して軸方向移動すると共に前記入出力シャフトの中の一方に同行回転するように連結され、前記剛性調節機構は、前記入出力シャフトの中の他方と同行回転すると共に、前記移動体から前記入出力シャフトの軸方向の間隔をおいて配置される受け部を有し、前記弾性部材は、前記移動体に同行回転するように連結される一端部と前記受け部に同行回転するように連結される他端部とを有し、且つ、前記移動体と前記受け部との間で圧縮され、前記入出力シャフトの相対回転による前記弾性部材の弾性的な捩れ変形により前記弾力が発生され、前記移動体と前記受け部との間での前記入出力シャフトの軸方向における圧縮量の変化に応じて、前記弾性部材の捩れ剛性が変化するのが好ましい。これにより、弾性部材として入出力シャフトの相対回転方向の捩れ変形により弾力を発生するものを用いることができる。しかも、入出力シャフトの相対回転を直接に弾性部材の捩れ変形に変換できるので、構造を簡単化できる。この場合、前記入出力シャフトの径方向における前記弾性部材の変形を阻止する阻止部を備えるのが好ましい。これにより、弾性部材の軸方向圧縮量の変化に応じた捩れ剛性の変化が径方向変形により抑制されるのを防止でき、弾性部材の材料選択範囲を拡げて設計の自由度を増し、また、高速直進走行時における剛性を大きくして走行安定性を向上できる。また、移動体を油圧調節機構による調節油圧の大きさに応じて移動させる場合、移動体を変位させる油圧と弾性部材の弾力とがバランスする位置に移動体を変位させることができる。
本発明の油圧パワーステアリング装置によれば、複雑な構造を要することなく、また、操舵フィーリングを低下させることなく、車両の運転状態に応じて操舵補助特性を変化させることで、重量、コストを低減し、さらに走行安定性を向上できる。
図1に示す本発明の第1実施形態のラックピニオン式油圧パワーステアリング装置1は、車両のステアリングホイール(図示省略)に連結される入力シャフト2と、入力シャフト2に操舵トルクに応じて弾性的に相対回転するようトーションバー6を介して同軸心に連結される出力シャフト3を備えている。トーションバー6は入力シャフト2を貫通し、ピン4により入力シャフト2に連結され、セレーション5を介して出力シャフト3に連結される。入力シャフト2の一端側はベアリング8を介してハウジング7により支持される。入力シャフト2の他端側は、出力シャフト3の一端側の端部に形成された凹部に挿入されると共に、その凹部の内周によりブッシュ12を介して支持される。出力シャフト3は、ベアリング10、11を介してハウジング7により回転可能に支持されている。出力シャフト3の他端側外周にピニオン15が一体的に形成され、ピニオン15に噛み合うラック16に車輪(図示省略)が連結される。これにより、操舵による入力シャフト2の回転は、トーションバー6を介してピニオン15に伝達され、ピニオン15の回転によりラック16は車両幅方向に移動し、ラック16の移動により車両の舵角が変化する。入力シャフト2とハウジング7との間および出力シャフト3とハウジング7との間にオイルシール17、18が設けられている。なお、ラック16を支持するサポートヨーク40がバネ41の弾力によりラック16に押し付けられている。
操舵補助力発生用油圧アクチュエータとして油圧シリンダ20が設けられている。油圧シリンダ20は、ハウジング7と一体のシリンダチューブと、ラック16に一体化されるピストン21を備え、シリンダチューブ内にピストン21により仕切られる油室22、23が形成されている。
油圧シリンダ20に供給される圧油の油圧を、入力シャフト2と出力シャフト3の相対回転量に応じて制御するロータリー式油圧制御バルブ30が設けられている。制御バルブ30は、ハウジング7に回転可能に挿入されている筒状の第1バルブ部材31と、第1バルブ部材31に同軸中心に相対回転可能に挿入されている第2バルブ部材32を備えている。第1バルブ部材31は出力シャフト3にピン33を介して同軸中心に同行回転するよう連結されている。第2バルブ部材32は入力シャフト2の外周に一体的に成形され、これにより第2バルブ部材32は入力シャフト2と同軸中心に同行回転する。ハウジング7に、圧油吐出用ポンプ42に接続されるポート42aと、タンク43に接続されるポート43aと、油圧シリンダ20の一方の油室22に接続されるポート22aと、他方の油室23に接続されるポート22bが設けられ、各ポートは第1バルブ部材31と第2バルブ部材32の間における弁間流路27を介して互いに連通する。弁間流路27における絞り部の開度が入出力シャフト2、3の相対回転量に応じて変化する。例えば図2に示すように、制御バルブ30は、第1バルブ部材31の内周における複数の第1溝48の軸方向縁と、第2バルブ部材32の外周における複数の第2溝49の軸方向縁との間が絞り部A、B、C、Dとされる。一方の油室22に通じる第1溝48と、他方の油室23に通じる第1溝48とが周方向において交互に配置される。ポンプ42に通じる第2溝49と、タンク43に通じる第2溝49とが周方向において交互に配置される。なお、タンク43に通じる第2溝49は、入力シャフト2に形成された油通路2aと、トーションバー6の外周と入力シャフト2の内周との間を介してタンク43に接続されるポート43aに通じる。これにより、図3に示す油圧回路が構成される。操舵が行なわれていない時は、各絞り部A、B、C、Dが開き油圧は上昇しないので操舵補助力は発生しない。右操舵時は、入力シャフト2と出力シャフト3の相対回転量に応じて絞り部A、Dの開度が大きくなり、絞り部B、Cの開度が小さくなり、一方の油室22に圧油が供給され、他方の油室23からタンク43に油が還流し、その相対回転量に応じた右方向への操舵補助力を油圧シリンダ20は発生する。左操舵時は、絞り部A、B、C、Dの開度が右操舵時と逆になり、その相対回転量に応じた左方向への操舵補助力を油圧シリンダ20は発生する。
車両の運転状態に応じた量だけ移動する移動体51を有する移動機構50が設けられている。本実施形態の移動体51は、入出力シャフト2、3に対して軸方向移動すると共に入力シャフト2に同行回転するように連結され、出力シャフト3に対して相対回転し、車両の運転状態に応じて油圧の大きさを調節する油圧調節機構60による調節油圧の大きさに応じて移動する。すなわち、図4、図5に示すように、移動体51は円筒形状を有し、制御バルブ30の上方においてハウジング7に軸方向相対移動可能に挿入され、その中心孔に入力シャフト2が同心に軸方向相対移動可能に挿入されている。移動体51の外周とハウジング7の内周との間、および、移動体51の内周と入力シャフト2の外周との間は、それぞれシール部材55、56を介して油密状にシールされる。これにより、移動体51とハウジング7の上端との間に油室52が形成されている。また、入力シャフト2の外周に周方向間隔をおいて設けられた複数の軸方向溝と、移動体51の内周に周方向間隔をおいて設けられた複数の軸方向溝との間にボール53が挟み込まれることで、移動体51は入力シャフト2と同行回転する。移動体51と第1バルブ部材31との間において圧縮復帰バネ54が入力シャフト2に嵌め合わされている。
油室52はポンプ42に油圧調節機構60を介して接続される。油圧調節機構60は、移動体51に作用させる油圧を車両の運転状態に応じて調節する。図6に示すように、油圧調節機構60は、ハウジング7に形成された保持孔61に相対回転しないように挿入された筒状スリーブ62と、スリーブ62に自身の軸中心に相対回転可能に挿入されたスプール63を備えている。スリーブ62に、制御バルブ30を介してポンプ42に通じる圧油導入ポート62aと、油室52に通じる圧油送り出しポート62bが形成されている。スプール63に、圧油導入ポート62aに通じる外周溝63aと、圧油送り出しポート62bと重なる位置に配置される通孔63bと、外周溝63aと通孔63bを接続する圧油通路63cと、通孔63bを保持孔61に接続する絞り通路63dが形成される。保持孔61内はドレン流路63eを介してタンク43に通じる。図7に示すように、スリーブ62の圧油送り出しポート62bとスプール63の通孔63bとの重なり部分(図においてハッチングで示す)は可変絞り60aを構成し、可変絞り60aの開度はスプール63の回転量に応じて変化する。スプール63は減速機構65を介してモータ66に接続され、モータ66の回転量は制御装置67により制御される。モータ66として例えばステッピングモータを用いることができる。制御装置67は、車両の運転状態を検知するセンサからの信号に応じてモータ66を制御する。本実施形態の制御装置67は、車両の運転状態として車速を検出するセンサからの車速信号に基づき、車速が高速になる程に可変絞り60aの開度が大きくなるようにモータ66を制御する。すなわち、高速走行時には可変絞り60aの開度を大きくすることで移動体51に作用させる油圧を大きくし、これにより移動体51は復帰バネ54の弾力に抗して図中下方への移動量が増加する。車速が低下する程に可変絞り60aの開度を小さくすることで移動体51に作用させる油圧を小さくし、これにより移動体51は復帰バネ54の弾力により図中上方への移動量が増加する。
図1、図4、図5に示すように、入出力シャフト2、3の相対回転を規制する弾力を、その相対回転量に応じて発生する弾性部材70が設けられている。本実施形態の弾性部材70は、ハウジング7内において第1バルブ部材31と移動体51の間に配置され、入出力シャフト2、3の軸心に平行な軸心を有する円柱形状を有する。弾性部材70の一端は、第1バルブ部材31に圧入等により固定される固定端とされ、その固定端は入出力シャフト2、3の軸心から偏心した位置で出力シャフト3と同行回転する。弾性部材70の他端は固定端から入出力シャフト2、3の軸方向に離れた自由端とされている。なお、移動体51の一部は弾性部材70と干渉しないように切欠き部51aを有する。
移動体51の移動量に応じて弾性部材70の発生弾力が変化するように弾性部材70の剛性を調節する剛性調節機構80が設けられている。本実施形態の剛性調節機構80は、入出力シャフト2、3の軸心から偏心した位置で移動体51と同行回転すると共に軸方向に同行移動する押し付け部82′を有する。すなわち、移動体51の下端に取り付けられたリング状プレート82に設けられる開口82aの内周により押し付け部82′が構成されている。その開口82aに弾性部材70が挿入されることで、押し付け部82′は入出力シャフト2、3の相対回転により弾性部材70をその相対回転方向に沿って押し付ける位置に配置されている。押し付け部82′の押し付けによる弾性部材70の弾性的な曲げ変形により、入出力シャフト2、3の相対回転を規制する弾力が発生される。そして、運転状態に応じて移動体51が移動することで入出力シャフト2、3の軸方向における押し付け部82′による弾性部材70の押し付け位置が変化する。その押し付け位置の変化に応じて弾性部材70の曲げ剛性が変化する。すなわち、車速の増加により移動体51は下方に移動するので、弾性部材70の固定端から押し付け部82′による押し付け位置までの距離が短くなり、弾性部材70の曲げ剛性が大きくなる。車速の低下により移動体51は上方に移動するので、弾性部材70の固定端から押し付け部82′による押し付け位置までの距離が長くなり、弾性部材70の曲げ剛性が小さくなる。
上記第1実施形態によれば、操舵トルクの作用により入出力シャフト2、3は相対回転し、その入出力シャフト2、3の相対回転はトーションバー6と弾性部材70の発生弾力により規制される。弾性部材70の曲げ剛性は、車両の運転状態に応じた量の移動体51の移動により、押し付け部82′による弾性部材70の押し付け位置が変化することで調節される。よって、操舵トルクに応じた入出力シャフト2、3の相対回転量は車両の運転状態に応じて変化し、油圧制御バルブ30により制御される操舵補助力発生用の油圧が変化する。すなわち、車速の増加により弾性部材70の曲げ剛性が大きくなるので、入出力シャフト2、3の相対回転量が少なくなり操舵補助力が減少する。車速の減少により弾性部材70の曲げ剛性が小さくなるので、入出力シャフト2、3の相対回転量が多くなり操舵補助力が増加する。
図8、図9は本発明の第2実施形態を示し、第1実施形態と同様部分は同一符号で示して説明を省略し、相違点を説明する。
第2実施形態における移動機構150の移動体151は、入出力シャフト2、3に対して軸方向移動すると共に入出力シャフト2、3の軸方向の間隔をおいて相対配置される第1移動体片151aと第2移動体片151bとを有する。また、第1バルブ部材31の上部に同軸心に固定される筒部材141がハウジング7に相対回転可能に挿入され、これにより筒部材141は出力シャフト3と同行回転し、入力シャフト2に対して相対回転する。各移動体片151a、151bは円筒形状を有し、制御バルブ30の上方において筒部材141に軸方向相対移動可能に挿入され、その中心孔に入力シャフト2が同心に軸方向相対移動可能に挿入されている。各移動体片151a、151bの外周と筒部材141の内周との間、および、各移動体片151a、151bの内周と入力シャフト2の外周との間は、それぞれ油密状にシールされる。これにより、第1移動体片151aとハウジング7の上端との間に第1油室152aが形成され、第2移動体片151bと制御バルブ30との間に第2油室152bが形成されている。
第2実施形態における剛性調節機構180は、両移動体片151a、151bの間において、入力シャフト2にねじ合わされると共に出力シャフト3に同行回転かつ軸方向相対移動可能に連結される変位部材181を有する。変位部材181の内周と入力シャフト2の外周に形成されたスクリュー溝内を循環するボール182を有するボールスクリューを介して変位部材181は入力シャフト2にねじ合わされている。変位部材181の外周に周方向間隔をおいて設けられた複数の軸方向溝と、筒部材141の内周に周方向間隔をおいて設けられた複数の軸方向溝との間にボール153が挟み込まれることで、変位部材181は出力シャフト3と同行回転する。これにより、入出力シャフト2、3の相対回転により変位部材181は入出力シャフト2、3に対して軸方向変位する。
第2実施形態における弾性部材170は、第1移動体片151aと変位部材181との間に配置される圧縮コイルバネである第1バネ片170aと、第2移動体片151bと変位部材181との間に配置される圧縮コイルバネである第2バネ片170bとを有し、各バネ片170a、170bは入力シャフト2に嵌め合わされている。これにより、入出力シャフト2、3の相対回転による変位部材181の変位により、各バネ片170a、170bは入出力シャフト2、3の軸方向に沿って弾性変形する。この弾性変形により入出力シャフト2、3の相対回転を規制する弾力が、入出力シャフト2、3の相対回転量に応じて発生する。
第2実施形態においては、油圧調節機構60の圧油送り出しポート62bは第1油室152aと第2油室152bとに通じる。高速走行時には両移動体片151a、151bに作用する油圧が大きくなり、これにより、両移動体片151a、151bは両バネ片170a、170bの弾力に抗して互いに近接する方向への移動量が増加する。車速が低下する程に両移動体片151a、151bに作用する油圧は小さくなり、これにより両移動体片151a、151bは両バネ片170a、170bの弾力により互いに離隔する方向への移動量が増加する。すなわち、第1移動体片151aと第2移動体片151bは、車両の運転状態に応じた量だけ互いに逆方向に移動する。第2実施形態においては第1実施形態の復帰バネ54は不要である。
各バネ片170a、170bは、入出力シャフト2、3の軸方向に沿った弾性変形量に応じて縦弾性係数が変化する非線形バネとされている。これにより、運転状態に応じて両移動体片151a、151bが移動すると、各バネ片170a、170bは軸方向に沿って弾性変形するので縦弾性係数が変化する。すなわち、車速の増加により両移動体片151a、151bが互いに近接すると、各バネ片170a、170bの縦弾性係数は大きくなる。車速の低下により両移動体片151a、151bは互いに離隔すると、各バネ片170a、170bの縦弾性係数は小さくなる。他は第1実施形態と同様とされている。
上記第2実施形態によれば、操舵トルクの作用により入出力シャフト2、3は相対回転し、その入出力シャフト2、3の相対回転はトーションバー6と両バネ片170a、170bの発生弾力により規制される。両バネ片170a、170bの縦弾性係数は、車両の運転状態に応じた量の両移動体片151a、151bの移動により、両バネ片170a、170bの弾性変形量が変化することで調節される。よって、操舵トルクに応じた入出力シャフト2、3の相対回転量は車両の運転状態に応じて変化し、油圧制御バルブ30により制御される操舵補助力発生用の油圧が変化する。すなわち、車速の増加により両バネ片170a、170bの剛性が大きくなるので、入出力シャフト2、3の相対回転量が少なくなり操舵補助力が減少する。車速の減少により両バネ片170a、170bの剛性が小さくなるので、入出力シャフト2、3の相対回転量が多くなり操舵補助力が増加する。
図10、図11は本発明の第3実施形態を示し、第1実施形態と同様部分は同一符号で示して説明を省略し、相違点を説明する。
第3実施形態における移動機構250の移動体251は、入出力シャフト2、3に対して軸方向移動すると共に入力シャフト2に同行回転するように連結され、出力シャフト3に対して相対回転する。すなわち、移動体251は 円筒形状を有し、制御バルブ30の上方においてハウジング7に軸方向相対移動可能に挿入され、その中心孔に入力シャフト2が同心に軸方向相対移動可能に挿入されている。移動体251の外周とハウジング7の内周との間、および、移動体251の内周と入力シャフト2の外周との間は、シール部材55、56によりそれぞれ油密状にシールされる。これにより、移動体251とハウジング7の上端との間に油室252が形成されている。また、第1実施形態と同様に、入力シャフト2の外周に周方向間隔をおいて設けられた複数の軸方向溝と、移動体251の内周に周方向間隔をおいて設けられた複数の軸方向溝との間にボール53が挟み込まれることで、移動体251は入力シャフト2と同行回転する。
第3実施形態の剛性調節機構280は、出力シャフト3と同行回転すると共に、移動体251から入力シャフト2の軸方向の間隔をおいて配置される受け部281を有する。本実施形態の受け部281は第1バルブ部材31の上端部により構成される。
第3実施形態の弾性部材270は、移動体251に同行回転するように連結される一端部270aと受け部281に同行回転するように連結される他端部270bとを有し、且つ、移動体251と受け部281との間で圧縮されている。本実施形態の弾性部材270は、中心孔が形成された円錐台形状を有し、入出力シャフト2、3の軸方向における圧縮量に応じて捩れ剛性が変化するゴムとされている。弾性部材270の一端部270aは移動体251の下面に、他端部270bは受け部281に、例えば凹凸嵌合部や接着剤を介して同行回転するように連結される。これにより、入出力シャフト2、3の相対回転による弾性部材270の弾性的な捩れ変形により、入出力シャフト2、3の相対回転を規制する弾力が、入出力シャフト2、3の相対回転量に応じて発生する。
油圧調節機構60の圧油送り出しポート62bは油室252に通じる。高速走行時には移動体251に作用する油圧が大きくなる。これにより移動体251は弾性部材270の弾力に抗して図中下方への移動量が増加する。車速が低下する程に移動体251に作用する油圧が小さくなる。これにより移動体251は弾性部材270の弾力により図中上方への移動量が増加する。第3実施形態においては第1実施形態の復帰バネ54は不要である。
運転状態に応じて移動体251が移動すると、移動体251と受け部281との間での入出力シャフト2、3の軸方向における弾性部材270の圧縮量が変化し、その変化に応じて弾性部材270の捩れ剛性が変化する。すなわち、車速の増加により移動体251は下方に移動するので、弾性部材270は圧縮量が増加して捩れ剛性が大きくなる。車速の低下により移動体251は上方に移動するので、弾性部材270は圧縮量が減少して捩れ剛性が小さくなる。他は第1実施形態と同様とされている。
なお、弾性部材270を入力シャフト2に嵌め合わされる捩れコイルバネであって、入出力シャフト2、3の軸方向における圧縮量の変化に応じて捩れ剛性が変化するものにより構成してもよい。
上記第3実施形態によれば、操舵トルクの作用により入出力シャフト2、3は相対回転し、その入出力シャフト2、3の相対回転はトーションバー6と弾性部材270の発生弾力により規制される。弾性部材270の捩れ剛性は、車両の運転状態に応じた量の移動体251の移動により、弾性部材270の圧縮量が変化することで調節される。よって、操舵トルクに応じた入出力シャフト2、3の相対回転量は車両の運転状態に応じて変化し、油圧制御バルブ30により制御される操舵補助力発生用の油圧が変化する。すなわち、車速の増加により弾性部材270の捩れ剛性が大きくなるので、入出力シャフト2、3の相対回転量が少なくなり操舵補助力が減少する。車速の減少により弾性部材270の捩れ剛性が小さくなるので、入出力シャフト2、3の相対回転量が多くなり操舵補助力が増加する。しかも、入出力シャフト2、3の相対回転を直接に弾性部材270の捩れ変形に変換できるので、構造を簡単化できる。
図12は本発明の第4実施形態を示し、第3実施形態と同様部分は同一符号で示して説明を省略し、相違点を説明する。
第4実施形態においては、入出力シャフト2、3の径方向における弾性部材270の変形を阻止する阻止部390が設けられている。本実施形態の阻止部390は、弾性部材270の外周上部を囲むもので横断面円環形状を有し、その外周面は円柱面に沿い、その内周面は弾性部材270の外周円錐面に沿い、その上端は移動体251の下端面に一体化されている。これにより、弾性部材270の軸方向圧縮量の変化に応じた捩れ剛性の変化が径方向変形により抑制されるのを防止でき、弾性部材270の材料選択範囲を拡げて設計の自由度を増し、また、高速直進走行時における剛性を大きくして走行安定性を向上できる。他は第3実施形態と同様とされている。
図13、図14は本発明の第5実施形態を示し、第3実施形態と同様部分は同一符号で示して説明を省略し、相違点を説明する。
第5実施形態においては、入出力シャフト2、3の径方向における弾性部材270の変形を阻止する阻止部490が設けられている。本実施形態の阻止部490は、弾性部材270の外周上部を囲むように配置された複数(図示例では4つ)の阻止片490aにより構成され、各阻止片490aは弾性部材270の周方向における間隔をおいて配置され、その配置状態において外周面は円柱面に沿い、内周面は弾性部材270の外周円錐面に沿う。また、各阻止片490aの外周に周溝490a′が形成され、それら周溝490a′にバンド491が嵌め合わされることで組み立て時に各阻止片490aが分散するのが防止される。また、移動体251の外周とハウジング7の内周との間のシールに代えて、阻止部490の外周とハウジング7の内周との間がシール部材55により油密状にシールされている。これにより、油室252の圧油が移動体251の外周とハウジング7の内周との間の隙間を通り、各阻止片490aの外周とハウジング7の内周との間に至る。よって、油圧により各阻止片490aにより弾性部材270を径方向に沿い押し付け、入出力シャフト2、3の径方向における弾性部材270の変形を効果的に阻止することができる。他は第4実施形態と同様とされている。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、入力シャフトと出力シャフトをトーションバーを用いることなく弾性部材のみを介して連結してもよい。車両の運転状態は車速に限定されず、例えば舵角に応じて油圧調節機構により油圧を調節するようにしてもよい。また、油圧調節機構を用いることなく、車両の運転状態に応じて移動する電動アクチュエータにより移動部材を移動させるようにしてもよい。第1実施形態において、移動体が出力シャフトと同行回転するようにし、弾性部材が入力シャフトと同行回転するようにしてもよい。第2実施形態において変位部材は出力シャフトにねじ合わされ、入力シャフトに同行回転すると共に軸方向相対移動するように連結されてもよい。第3〜第5実施形態において、移動体が出力シャフトと同行回転するようにし、受け部が入力シャフトと同行回転するようにしてもよい。本発明はラックピニオン式以外の油圧パワーステアリング装置にも適用でき、例えば出力シャフトがボールスクリューシャフトに一体化されているボールスクリュー式油圧パワーステアリング装置に適用してもよい。
本発明の第1実施形態の油圧パワーステアリング装置の縦断面図 本発明の第1実施形態の油圧パワーステアリング装置における制御バルブの横断面図 本発明の第1実施形態の油圧パワーステアリング装置における油圧回路 本発明の第1実施形態の油圧パワーステアリング装置における要部の縦断面図 図4のV−V線断面図 本発明の実施形態の油圧パワーステアリング装置における油圧調節機構の断面図 本発明の実施形態の油圧パワーステアリング装置における油圧調節機構の作用説明図 本発明の第2実施形態の油圧パワーステアリング装置における要部の縦断面図 図8のIX−IX線断面図 本発明の第3実施形態の油圧パワーステアリング装置における要部の縦断面図 図10のXI−XI線断面図 本発明の第4実施形態の油圧パワーステアリング装置における要部の縦断面図 本発明の第5実施形態の油圧パワーステアリング装置における要部の縦断面図 図13のXIV−XIV線断面図
符号の説明
2 入力シャフト
3 出力シャフト
20 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)
30 油圧制御バルブ
50、150、250 移動機構
51、151、251 移動体
70、170、270 弾性部材
80、180、280 剛性調節機構
82′ 押し付け部
151a 第1移動体片
151b 第2移動体片
170a 第1バネ片
170b 第2バネ片
181 変位部材
270a 一端部
270b 他端部
281 受け部
390 阻止部

Claims (5)

  1. 入力シャフトと、
    前記入力シャフトに操舵トルクに応じて弾性的に相対回転可能に連結される出力シャフトと、
    操舵補助力発生用油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータに供給される圧油の油圧を、前記入出力シャフトの相対回転量に応じて制御する油圧制御バルブと、
    車両の運転状態に応じた量だけ移動する移動体を有する移動機構と、
    前記入出力シャフトの相対回転を規制する弾力を、その相対回転量に応じて発生する弾性部材と、
    前記移動体の移動量に応じて前記弾力が変化するように前記弾性部材の剛性を調節する剛性調節機構とを備える油圧パワーステアリング装置。
  2. 前記移動体は、前記入出力シャフトに対して軸方向移動すると共に前記入出力シャフトの中の一方に同行回転するように連結され、
    前記弾性部材は、前記入出力シャフトの軸心から偏心した位置で前記入出力シャフトの中の他方と同行回転する固定端と、固定端から入出力シャフトの軸方向に離れた自由端を有し、
    前記剛性調節機構は、前記移動体と同行回転すると共に軸方向に同行移動する押し付け部を有し、
    前記押し付け部は、前記入出力シャフトの相対回転により前記弾性部材を押し付ける位置に配置され、
    前記押し付け部の押し付けによる前記弾性部材の弾性的な曲げ変形により前記弾力が発生され、
    前記入出力シャフトの軸方向における前記押し付け部による押し付け位置の変化に応じて、前記弾性部材の曲げ剛性が変化する請求項1に記載の油圧パワーステアリング装置。
  3. 前記移動体は、前記入出力シャフトに対して軸方向移動すると共に前記入出力シャフトの軸方向の間隔をおいて相対配置される第1移動体片と第2移動体片とを有し、
    前記第1移動体片と前記第2移動体片は、車両の運転状態に応じた量だけ互いに逆方向に移動し、
    前記剛性調節機構は、前記両移動体片の間において、前記入力シャフトと前記出力シャフトの中の一方にねじ合わされると共に、他方に同行回転かつ軸方向相対移動可能に連結される変位部材を有し、
    前記弾性部材は、前記第1移動体片と前記変位部材との間に配置される第1バネ片と、前記第2移動体片と前記変位部材との間に配置される第2バネ片とを有し、
    前記変位部材は、前記入出力シャフトの相対回転により前記入出力シャフトに対して軸方向変位され、
    前記変位部材の変位による前記各バネ片の前記入出力シャフトの軸方向に沿った弾性変形により前記弾力が発生され、
    前記各バネ片は、前記入出力シャフトの軸方向に沿った弾性変形量に応じて縦弾性係数が変化する非線形バネとされている請求項1に記載の油圧パワーステアリング装置。
  4. 前記移動体は、前記入出力シャフトに対して軸方向移動すると共に前記入出力シャフトの中の一方に同行回転するように連結され、
    前記剛性調節機構は、前記入出力シャフトの中の他方と同行回転すると共に、前記移動体から前記入出力シャフトの軸方向の間隔をおいて配置される受け部を有し、
    前記弾性部材は、前記移動体に同行回転するように連結される一端部と前記受け部に同行回転するように連結される他端部とを有し、且つ、前記移動体と前記受け部との間で圧縮され、
    前記入出力シャフトの相対回転による前記弾性部材の弾性的な捩れ変形により前記弾力が発生され、
    前記移動体と前記受け部との間での前記入出力シャフトの軸方向における圧縮量の変化に応じて、前記弾性部材の捩れ剛性が変化する請求項1に記載の油圧パワーステアリング装置。
  5. 前記入出力シャフトの径方向における前記弾性部材の変形を阻止する阻止部を備える請求項4に記載の油圧パワーステアリング装置。
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