JP2005237087A - 可動コイル型リニアモータ及びその固定子の磁気回路の組立方法 - Google Patents

可動コイル型リニアモータ及びその固定子の磁気回路の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 組立作業性が良好でかつヨーク(ベース)の加工費が安価で、更に推力リップルを低減した高性能の可動コイル型リニアモータ及びその固定子の組立方法を提供する。
【解決手段】 ヨークと永久磁石とで構成される断面形状が略コの字に形成された固定子の磁気回路と多相コイルを具備すると共に磁気空隙を走行自在に構成された可動子とを備え、前記磁気回路は永久磁石とセンターヨークとセンターヨークを挟み込んで当接する複数のサイドヨークで構成され、前記サイドヨークの少なくとも1つは可動子の走行方向に沿って複数に分割され、かつ可動子の走行路に面して前記サイドヨーク上に永久磁石が載置されている可動コイル型リニアモータ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば半導体製造装置、フラットディスプレイ製造装置、プリント基板製造装置あるいは各種検査装置等に使用されるアライメントステージの駆動機構等に好適な高精度の可動コイル型リニアモータ及びその固定子の磁気回路の組立方法に関する。
特許文献1には図10(a)(断面図)及び図10(b)((a)のA−A線矢視断面図)で示される位置決めに好適な高精度の可動コイル型リニアモータが開示されている。
図10のリニアモータにおいて、2bは磁石であり、6はベースであり、7は可動子であり、8は支持摺動部材であり、5はコイルであり、9はコイルフレームであり、10は短尺プレートである。この短尺プレート10上に2個の主磁石2a及び2個の補磁用磁石2bが載置されて磁石付短尺プレート11が構成されていると共に、磁石付短尺プレート11が可動子7の走行方向に沿って所定個数配設されている。このリニアモータの磁気回路の組立は、2個の主磁石2a及び2個の補磁用磁石2bからなる磁石列を予め短尺プレート10上に載置して磁石付短尺プレート11を構成し、次に断面形状が略コの字に形成された一体構造のベース6の内側面に磁石付短尺プレート11を配設するという方法によっている。
特許文献2には図11(a)の外観図、及び図11(b)((a)のA’−A’線矢視断面図)で示される可動コイル型リニアモータの一軸ステージが開示されている。
図11において、101はリニアモータであり、101aは断面形状がコの字の分割型ヨークであり、101bは永久磁石であり、101cはコイル(可動部)であり、102はガイド部であり、103はケーブルベアである。
特許文献3には図12(側面図)で示される可動コイル型リニアモータの固定子の磁気回路が開示されている。
図12において、121はマグネットヨークを表し、122は断面形状が略コの字の一体ヨークを構成する上側の対向部であり、123は断面形状が略コの字の一体ヨークを構成する下側の対向部であり、124は両者を連結する連結側部である。130及び131はマグネットであり、127及び128は対向するヨーク面であり、125aはねじ孔であり、132は空隙であり、132aは側部開口である。
特開平2003−32996号公報(請求項8、図8、図9) 特開2003−121573号公報(図10) 特開2000−333435号公報(図9)
しかしながら、特許文献1に記載の磁石付短尺プレートを用いた可動コイル型リニアモータの磁気回路の組み立て方法では、(1)断面形状が略コの字に形成された一体構造のベースを使用しており、このベース形状に加工する加工費が高価なこと、(2)断面形状が略コの字に形成されたベースの内側面に一対の磁石付短尺プレートを配設しているが狭いベースの内側空間でかつ磁石付短尺プレート同志の強力な吸引/反発力が作用する悪条件下の組立作業なので作業者の熟練と根気を要しかつ作業効率が非常に悪いという問題がある。この組立作業性の悪さは近年のリニアモータの大推力化に伴う磁気空隙の磁束密度の増大化と共に益々深刻化する問題になりつつある。
特許文献2に記載の可動コイル型リニアモータでは断面形状がコの字のヨーク101aが3分割のヨーク板からなるヨーク組立体の構成なので、一体構造の断面コの字ヨークを加工して形成する場合に比べて加工費は安価になる。しかし、このリニアモータの磁気回路の組立は、3分割のヨーク板から断面形状がコの字のヨーク組立体101aを組立た後に、ヨーク組立体101aの対向する内側面に空隙を介して一対の永久磁石101b,101bを接着するという作業になる。この接着作業は特許文献1の磁気回路の組立作業と同様に高価でかつ作業性が悪いものであり、改善が求められていた。
特許文献3に記載の可動コイル型リニアモータでは断面形状が略コの字の一体ヨークを固定子に用いているが、特許文献1の場合と同様に一体ヨークの加工費が高価であり、かつ特許文献1、2と同様に永久磁石を一体ヨーク上に接着する作業は作業性が悪いものである。
従って本発明が解決しようとする課題は、組立作業性が良好でかつヨーク(ベース)の加工費が安価になり、更には推力リップルを低減した高性能の可動コイル型リニアモータ及びその固定子の磁気回路の組立方法を提供することである。
上記課題を解決した本発明の可動コイル型リニアモータは、ヨークと永久磁石とで構成されると共に断面形状が略コの字に形成された磁気回路を有する固定子と、前記磁気回路に沿って形成された磁気空隙と、多相コイルを具備すると共に前記磁気空隙を走行自在に構成された可動子とを備えた可動コイル型リニアモータであって、前記磁気回路は永久磁石とセンターヨークとセンターヨークを挟み込んで当接する複数のサイドヨークとから構成されており、前記サイドヨークの少なくとも1つは可動子の走行方向に沿って複数に分割され、かつ可動子の走行路に面して前記サイドヨーク上に永久磁石が載置されていることを特徴とする。
本発明のリニアモータにおいて、サイドヨークは、センターヨークを挟み込んで当接する第1サイドヨーク及び第2サイドヨークと、第1サイドヨークと当接しかつ第2サイドヨークと空隙を介して対向する第3サイドヨークとからなり、第2サイドヨーク上に配設された複数の永久磁石からなる第1永久磁石列と第3サイドヨーク上に配設された複数の永久磁石からなる第2永久磁石列とで空隙を介して対向する一対の永久磁石列が形成されている場合に、組立性がよくかつ大推力になるので実用性が高い。
本発明のリニアモータにおいて、サイドヨークとセンターヨークとが当接する位置の近傍におけるセンターヨーク側またはサイドヨーク側が面取りされている場合に、ヨークの厚みを過度に大きくすることなく断面形状が略コの字のヨーク組立体の撓み量を小さく抑えられ、推力リップルを低減できるので実用性に富む。
本発明のリニアモータにおいて、対向する一対の永久磁石列が磁気空隙を介して上下の位置関係にある状態で使用される場合の実用性が高い。
本発明の可動コイル型リニアモータの固定子の磁気回路の組立方法は、センターヨークと、センターヨークを挟み込んで当接する第1サイドヨーク及び第2サイドヨークと、第1サイドヨークと当接しかつ第2サイドヨークと空隙を介して対向する第3サイドヨークとからなる断面形状が略コの字に形成されたヨーク組立体を有し、前記ヨーク組立体における対向する第2サイドヨーク及び第3サイドヨーク上には一対の永久磁石列が空隙を介して対向して配設されており、第2サイドヨーク及び/または第3サイドヨークは前記永久磁石列の配設方向に沿って複数に分割された第2サイドヨーク片及び/または第3サイドヨーク片を有する可動コイル型リニアモータの固定子の磁気回路の組立方法であって、センターヨークと第1サイドヨークとを固定して断面形状が略L字のヨーク組立体を形成すると共に、複数の永久磁石を載置した磁石付き第2サイドヨーク片及び複数の永久磁石を載置した磁石付き第3サイドヨーク片とを空隙を介して対向した状態にせしめ、次に前記略L字のヨーク組立体の第1サイドヨーク上に前記対向状態の磁石付き第3サイドヨーク片を当接して固定すると共に、前記略L字のヨーク組立体のセンターヨークと前記対向状態の磁石付き第2サイドヨーク片とを当接して固定することにより断面形状が略コの字の磁気回路を形成することを特徴とする。
本発明の組立方法によれば、一体構造物のセンターヨークと第1サイドヨークの持つ剛性により組立後の磁気回路の剛性が保持され、かつ断面形状が略コの字のベースの内側空間での組立作業負荷を大幅に軽減できるので組立作業を容易かつ高精度で行え、また加工費を低減することができる。
本発明の可動コイル型リニアモータの固定子の磁気回路の組立方法において、センターヨークと第1サイドヨークとを固定して断面形状が略L字のヨーク組立体を形成する作業と、複数の永久磁石を載置した磁石付き第2サイドヨーク片及び複数の永久磁石を載置した磁石付き第3サイドヨーク片とを空隙を介して対向した状態にせしめる作業とは、どちらの作業を先に行ってもよい。なお、磁石付き第2サイドヨーク片と磁石付き第3サイドヨーク片とを空隙を介して対向した状態にせしめる手段は特に限定されないが、例えば両者間に非磁性のスペーサ(例えば樹脂製等)を挟んだ状態で両者間に作用する磁気吸引力により両者を接合する方法が挙げられる。
また、本発明の可動コイル型リニアモータの固定子の磁気回路の組立方法において、前記略L字のヨーク組立体の第1サイドヨーク上に前記対向状態の磁石付き第3サイドヨーク片を当接して固定する作業と、前記略L字のヨーク組立体のセンターヨークと前記対向状態の磁石付き第2サイドヨーク片とを当接して固定する作業とは、どちらの作業を先に行ってもよい。
本発明によれば、組立作業性が良好でかつヨーク(ベース)の加工費が安価になり、更には推力リップルを低減した高性能の可動コイル型リニアモータ及びその固定子の組立方法を提供することができる。
以下、本発明の可動コイル型リニアモータ及びその固定子の組立方法について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の可動コイル型リニアモータに係わる一実施形態を示す、可動子の走行方向に対して垂直な断面図である。図2は図1の磁気回路部分のB−B線矢視断面図である。
図1、2の可動コイル型リニアモータ40において、42は紙面に対して垂直方向に延設する一体構造体でかつ強磁性のセンターヨーク(例えばSS400製等)である。センターヨーク42の両端上部には面取り部42a,42aが設けてある。面取り部42aを設けたことにより対向するサイドヨーク43,45と44との間に作用する磁気吸引/反発力により発生する撓み量を低減することができ、もって可動コイル型リニアモータ40の推力リップルを低減することができる。43は強磁性の第1サイドヨーク(例えばSS400製等)であり紙面に対して垂直方向に延設する一体構造体である。44は強磁性の第2サイドヨーク(例えばSS400製等)であり紙面に対して垂直方向に延設する複数の第2サイドヨーク片44a,44b・・・(例えば10分割片等)からなる。52は第2サイドヨーク片の境界である。45は強磁性の第3サイドヨーク(例えばSS400製等)であり紙面に対して垂直方向に延設する複数の第3サイドヨーク片45a,45b・・・(例えば10分割片等)からなる。53は第3サイドヨーク片の境界である。センターヨーク42の左端の平面部42bと第2サイドヨークの段差部44eとが当接された状態でねじ(図示省略)により締結されている。センターヨーク42の右端の平面部42bと第1サイドヨークの段差部43cとが当接された状態でねじ(図示省略)により締結されている。第1サイドヨークの段差部43dに第3サイドヨーク片45a,45b・・・が当接した状態でねじ(図示省略)で締結され、その上に永久磁石41が接着されている。第2サイドヨーク片の段差部44dには永久磁石41が接着されている。一対の永久磁石41,41は図2に示すように一対の対向する永久磁石列(第1永久磁石列410及び第2永久磁石列411)からなる。第1永久磁石列410は左端側から、横方向に配向した補助磁石41bと縦方向に配向した主磁石41aとを交互に配置してある。即ち、主磁石41aと補助磁石41bとを交互に配置しかつ磁気空隙51側に主磁石41aの磁極が順次交互に異極が表れるように配置すると共に、磁気空隙51側に表れている主磁石41aの磁極と同極の補助磁石41bの磁極同志を対向させて主磁石41aを挟み込んで配置してある。第2永久磁石列411の永久磁石の配置も同様であり、磁気空隙51を介して対向する一対の主磁石41a,41aの磁極は異極同志という所謂ハルバッハ型磁気回路を形成している。センターヨーク42とサイドヨーク43,44,45により断面形状が略コの字のヨーク組立体54が形成されている。このヨーク組立体54と永久磁石41により断面形状が略コの字の固定子の磁気回路50が構成されている。
46は多相コイル(例えば3相コイル等)である。49はコイルフレームであり、可動子を構成するテーブル47に接続されている。可動子47は固定子50の上部に設けられた支持摺動部材(例えばリニアモータガイド等)48,48を介して紙面に対して垂直方向に走行自在になっている、
図1、2に示す固定子の磁気回路50の組立方法について以下に説明する。
まず、センターヨーク42の右端部平面42bと第1サイドヨークの段差部43cとを当接した状態で螺着して断面形状が略L字のヨーク組立体を形成する。次に、複数の永久磁石41を第3サイドヨーク片45a,45b・・・上に接着し、所定個数の磁石付き第3サイドヨーク片を形成する。並行して複数の永久磁石41を第2サイドヨーク片44a,44b・・・上に接着し、所定個数の磁石付き第2サイドヨーク片を形成する。
次に、所定厚みの非磁性スペーサ(図示省略)を挟んで磁石付き第2サイドヨーク片1片と第3サイドヨーク片1片とを両者間に作用する磁気吸引力により接合する。この一対の接合体は可動コイル型リニアモータ40の可動子47の走行ストロークに見合う個数が準備される。
前記非磁性スペーサ(図示省略)を挟んで第2サイドヨーク片1片と接合された状態の磁石付き第3サイドヨーク片1片を前記略L字のヨーク組立体の第1サイドヨークの段差部43dに当接した状態で螺着する。並行して前記略L字のヨーク組立体のセンターヨーク42の左端部平面42bと前記接合状態の片側の磁石付き第2サイドヨーク片1片の段差部44eとを当接した状態で螺着する。こうして一対の磁石付きサイドヨーク片が前記略L字のヨーク組立体に組み込まれる。この要領で最終的に可動コイル型リニアモータ40の走行ストロークに見合う複数対の接合状態の磁石付き第2サイドヨーク片及び第3サイドヨーク片が順次前記略L字のヨーク組立体のセンターヨーク42及び第1サイドヨーク43に組み付けられて断面形状が略コの字の磁気回路が形成される。
前記組立方法において、前記非磁性スペーサ(図示省略)を挟んで第2サイドヨーク片1片と接合された状態の磁石付き第3サイドヨーク片1片を前記略L字のヨーク組立体の第1サイドヨークの段差部43dに当接した状態で螺着する作業と、前記略L字のヨーク組立体のセンターヨーク42の左端部平面42bと前記接合状態の片側の磁石付き第2サイドヨーク片1片の段差部44eとを当接した状態で螺着する作業とはどちらが先でも良い。
また前記組立方法の変形例として、所定厚みの非磁性スペーサ(図示省略)を挟んで磁気吸引力により接合する磁石付き第2サイドヨーク片及び第3サイドヨーク片の個数は2片以上であっても良い。
図3は本発明の可動コイル型リニアモータに係わる他の実施態様を示す、可動子の走行方向に対して垂直な断面図である。図4は図3の磁気回路部分のC−C線矢視断面図の一例である。
図3、4の可動コイル型リニアモータ60において、62は紙面に対して垂直方向に延設する一体構造体でかつ強磁性のセンターヨーク(例えばSS400製等)である。センターヨーク62の両端上部には面取り部62a,62aが設けてあり、対向するサイドヨーク63,65と64との間に作用する磁気吸引/反発力により発生する撓み量を低減することができ、もって可動コイル型リニアモータ60の推力リップルを低減することができる。63は強磁性の第1サイドヨーク(例えばSS400製等)であり紙面に対して垂直方向に延設する一体構造体である。第1サイドヨークの外側面63aがベース70への取付面(基準面)になっている。64は強磁性の第2サイドヨーク(例えばSS400製等)であり紙面に対して垂直方向に延設する複数の第2サイドヨーク片64a,64b・・・(例えば20分割片等)からなる。72は第2サイドヨーク片の境界である。65は強磁性の第3サイドヨーク(例えばSS400製等)であり紙面に対して垂直方向に延設する複数の第3サイドヨーク片65a,65b・・・(例えば20分割片等)からなる。73は第3サイドヨーク片の境界である。センターヨーク62の左端の平面部62bと第2サイドヨークの段差部64eとが当接された状態でねじ(図示省略)により締結されている。センターヨーク62の右端の平面部62bと第1サイドヨークの段差部63cとが当接された状態でねじ(図示省略)により締結されている。第1サイドヨークの段差部63dに第3サイドヨーク片65a,66b・・・が当接した状態でねじ(図示省略)で締結され、その上に永久磁石61が接着されている。第2サイドヨーク片64a,64b・・・の段差部64dには永久磁石61が接着されている。一対の永久磁石61,61は図4に示すように一対の対向する永久磁石列(第1永久磁石列610及び第2永久磁石列611)からなる。第1永久磁石列610は左端側から、横方向に配向した補助磁石61bと縦方向に配向した主磁石61aとを交互に配置してあり、磁気空隙71側に主磁石61aの磁極が順次交互に異極が表れるように配置すると共に、磁気空隙71側に表れている主磁石61aの磁極と同極の補助磁石61bの磁極同志を対向させて主磁石61aを挟み込んで配置してある。第2永久磁石列611の永久磁石の配置も同様であり、磁気空隙71を介して対向する一対の主磁石61a,61aの磁極は異極同志というハルバッハ型磁気回路を形成している。センターヨーク62とサイドヨーク63,64,65により断面形状が略コの字のヨーク組立体77が形成されている。このヨーク組立体77と永久磁石61により断面形状が略コの字の磁気回路78が構成されている。
66は多相コイル(例えば3相コイル)であり、69はコイルフレームであり可動子67に接続されている。可動子67は固定子75の上部に設けられた支持摺動部材(例えばリニアモータガイド等)68,68を介して紙面に対して垂直方向に走行自在になっている、
磁気回路78の組立方法は図1のリニアモータ40の場合と同様であり、この磁気回路78を備えたリニアモータ60は対向する一対の永久磁石列610,611が磁気空隙71を介して上下の位置関係にある状態で使用される用途に好適である。
図5は図3のリニアモータ60の磁気回路部分のC−C線矢視断面図の他の例である。
図5では、図3の一対の永久磁石61,61が一対の永久磁石列(第1永久磁石列620及び第2永久磁石列621)からなる。第1、2永久磁石列620、621はどちらも左端側から、縦方向に配向した主磁石61a’を順次配置して磁気空隙71’側に交互に異極が表れるようになっていると共に、磁気空隙71’を介して対向する一対の主磁石61a’,61a’の磁極は異極同志という磁気回路の構成である。
本発明のリニアモータの磁気回路において、センターヨークあるいはサイドヨークに設けた面取り部の形状は平面に限定されず凸面あるいは凹面でも良いが、面取り幅wが2〜20mmになるようにするのが好ましく、5〜15mmにするのが更に好ましい。面取り部を設けると、磁気吸引/反発力の特に強いハルバッハ型磁気回路における組立作業の効率向上や断面形状が略コの字のヨーク組立体の撓み抑制に非常に有効である。面取り部の幅寸法wが前記範囲未満では撓み抑制の効果を得られず、前記範囲を超えると磁気回路の大型化を招来するので実用性が低下する。
面取り部の面取り角度は30〜60度にするのが望ましい。面取り角度が前記範囲を外れると撓み抑制の効果が低下する傾向にある。
本発明のリニアモータの磁気回路において、第2、第3サイドヨーク片上に載置する永久磁石の個数は特に限定されないが、組立時の磁気吸引/反発力を考慮して第2及び第3サイドヨーク片1片あたりそれぞれ2〜30個とするのが好ましく、4〜15個とするのがより好ましい。第2、第3サイドヨーク片1片あたりの配置個数が2個以下では実用性が無く、30個超では組立時の磁気吸引/反発力が増大して組立作業が困難になる。
第2、第3サイドヨーク片の個数は可動子のストローク、永久磁石やヨークの寸法等に依存するので特に限定されないが、1磁気回路あたり5〜50片とするのが実用的であり、10〜30片とするのがより実用性に富む。この範囲を外れると組立の効率や精度の低下を招く。
図6は本発明の可動コイル型リニアモータに係わる更に他の実施態様を示す、可動子の走行方向に対して垂直な断面図である。
図6の可動コイル型リニアモータ80は、センターヨーク82として面取り部を有しない平板状の強磁性ヨーク(一体構造体、例えばSS400製等)を用いた以外は、図3の可動コイル型リニアモータ60と同一構成であり、組立方法も同様なので説明を省略する。
図7は本発明の可動コイル型リニアモータの磁気回路に係わる更に他の実施態様を示す、可動コイル型リニアモータの走行方向に対して垂直な断面図である。
図7の磁気回路278において、262は紙面に対して垂直方向に延設する板状の強磁性センターヨーク(一体構造体、例えばSS400製等)である。263は紙面に対して垂直方向に延設する第1サイドヨーク(一体構造体、例えばSS400製等)であり、センターヨーク262と当接して締結された側には面取り部263aが設けてある。264は紙面に対して垂直方向に延設する複数片からなる第2サイドヨーク264(例えばSS400製、15分割片等)であり、センターヨーク262と当接して締結された側には面取り部264aが設けてある。第2センターヨークの段差部264dに永久磁石261が載置されている。第1サイドヨークの段差部263dには永久磁石261を載置した第3サイドヨーク265が固定されている。第3サイドヨーク265は紙面に対して垂直方向に延設する複数片からなる(例えばSS400製、15分割片等)。一対の永久磁石261,261が磁気空隙271を介して対向している。263bはベース等(図示省略)への取付面である。
磁気回路278ではセンターヨークではなくサイドヨークに面取り部263a,264aを設けた点で図3の磁気回路78と異なるが、他の構成は同様である。このため、磁気回路278の組立方法は図3の磁気回路78の組立方法と同様である、
磁気回路278ではサイドヨークに面取り部263a,264aを設けたことにより、可動コイル型リニアモータに組み込んだときに磁気吸引力により磁気回路278の磁気空隙271に面する開口側に発生する撓み量を低減できるので推力リップルを低減でき、もって高精度の可動コイル型リニアモータを構成することができる。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、それら実施例により本発明が限定されるものではない。
(実施例1)
図8(a)、(b)に示す形状の、主磁石61a(厚みTmが22.5mm,長さLm1が27mm,高さHmが88mmの日立金属(株)製NdFeB系異方性焼結磁石、商品名:HS55AH)、補助磁石61b(厚みTmが22.5mm,長さLm2が27mm,高さHmが88mmのNdFeB系異方性焼結磁石、商品名:HS55AH)、センターヨーク62(SS400製、厚みTcが26mm、面取り部62aの幅wは5mmでC5に面取りされている)、第1サイドヨーク63(SS400製、厚みTs1が11.8mm)、第2サイドヨーク片64(SS400製、厚みTs2が21.8mm、ストローク方向に20分割されている)、及び第3サイドヨーク片65(SS400製、厚みTs3が10mm、ストローク方向に20分割されている)を使用し、図3の可動コイル型リニアモータ60用の磁気回路78を組立し、もってリニアモータ60を構成した。
このリニアモータ60に組み込んだ磁気回路78の開口側端点Q及びSの撓み量δ1、δ2を測定した結果、実用上支障の無いレベルになっているのがわかった。撓み量δ1は、図8(a)に示すように、第2サイドヨーク64の締結側端面64bからその外側面64jに沿って接線Eを引き、更に開口側端面64tから接線Fを引いたとき、両者が交差する位置Pと開口側端点Qとの間隔を測定して撓み量δ1とした。撓み量δ2は、第1サイドヨーク63の締結側端面63bから取付面63aに沿って接線Gを引き、更に開口側端面63tから接線Hを引いたとき、両者が交差する位置Rと開口側端点Sとの間隔を測定して撓み量δ2とした。
このリニアモータ60の安定走行状態(ストローク3000mm)における推力−ストローク特性の代表的な測定例を図9に示す。図9では、縦軸に可動子の推力値をとり、横軸に任意位置を原点とした場合の可動子の走行ストローク値をとっている。図9より、推力リップルが4%に抑えられており、従来の可動コイル型リニアモータと同等以上の高精度になっているのがわかった。推力リップルは(安定走行状態での最大推力値−安定走行状態での最小推力値)÷(安定走行状態での推力平均値)×100(%)で定義し、求めた。
(実施例2)
図6の可動コイル型リニアモータ80の磁気回路98のセンターヨーク82としてSS400製、厚みTc’が26mmのものを用いた。これ以外の他の構成部品は全て実施例1と同じ部品を使用し、磁気回路98を組立し、もって図6のリニアモータ80を構成した。このリニアモータ60の磁気回路98の撓み量(δ1+δ2)を実施例1と同様にして測定した結果、実施例1に比べて約2倍の撓み量(δ1+δ2)になっており推力リップルは約8%に増大したが、実用上支障は無かった。
(比較例)
図3の磁気回路78を構成する4分割のヨークからなるヨーク組立体77と同一形状寸法に加工した、断面形状が略コの字の一体構造体ヨークを準備した。この一体構造体ヨークを図3のヨーク組立体77に替えて組み込んだ以外は実施例1と同様にして可動コイル型リニアモータを構成した。このリニアモータの推力リップルは実施例1の場合とほぼ同等になっていた。
本発明のリニアモータの磁気回路では、磁気空隙の磁束密度分布を高めかつ正弦波に近づけると共に、撓み量δ1,δ2を抑制するために、永久磁石の厚み(Tm)とセンターヨークの厚み(Tc)とサイドヨークの厚み(Ts:第2サイドヨークの厚みTs2または第1、第3サイドヨークの厚みの合計(Ts1+Ts3)とする)とを、実用上支障が無い範囲のTc≧Tm≧Tsとするのが好ましく、Tc>Tm>Tsとするのが更に好ましい。
また本発明のリニアモータ用磁気回路では、磁気空隙の磁束密度分布を高めかつ正弦波に近づけると共に、撓み量δ1,δ2を抑制するために、ヨークの厚みに関して、Ts2=0.7(Ts1+Ts3)〜1.3(Ts1+Ts3)とするのが好ましく、Ts2=0.8(Ts1+Ts3)〜1.2(Ts1+Ts3)とするのが更に好ましい。
なお、Ts1、Ts3の厚みの比率は組立作業の効率、精度を考慮して適宜設定すれば良い。
上記実施の形態及び実施例では、本発明のリニアモータの磁気回路を構成するセンターヨーク及び第1サイドヨークが一体構造体の場合を記載したが、磁気回路の剛性の厳しくない用途ではセンターヨークまたは第1サイドヨークを複数片から構成しても良く、センターヨーク及び第1サイドヨークを複数片から構成しても良い。
また上記実施の形態及び実施例では3相コイルの場合を記載したが、2相あるいは4相以上の多相コイルの場合も本発明の可動コイル型リニアモータを構成するのに何ら支障は無い。
また上記実施の形態及び実施例ではNdFeB系のブロック状永久磁石を使用したが、特に限定されず、適宜の材質、形状品を用いることができる。
本発明の可動コイル型リニアモータ(縦型)の一例を示す、可動子の走行方向に対して垂直な断面図である。 図1の磁気回路部分のB−B線矢視断面図である。 本発明の可動コイル型リニアモータ(横型)の一例を示す、可動子の走行方向に対して垂直な断面図である。 図3の磁気回路部分のC−C線矢視断面図の一例である。 本発明の可動コイル型リニアモータの磁気回路の他の構成例を示す断面図である。 本発明の可動コイル型リニアモータ(横型)の他の例を示す、可動子の走行方向に対して垂直な断面図である。 本発明の可動コイル型リニアモータの磁気回路の更に他の構成例を示す、走行方向に対して垂直な断面図である。 磁気回路の撓み量の測定要領を説明する図(a)、永久磁石の寸法を説明する図(b)である。 本発明の可動コイル型リニアモータの推力リップルの測定結果の一例を示す図である。 従来の可動コイル型リニアモータを示す、可動子の走行方向に対して垂直な断面図(a)、及び(a)のA−A線矢視断面図(b)である。 従来の可動コイル型リニアモータを示す外観図(a)、及びA’−A’線矢視断面図(b)である。 従来の可動コイル型リニアモータの固定子用磁気回路の側面図を示す
符号の説明
40,60、80:リニアモータ、
41,61,81,261:永久磁石、
41a,61a,61a’:主磁石、41b、61b:補助磁石、
42,62,82,262:センターヨーク、
42a,62a,263a,264a:面取り部、
42b,62b:端部平面部、
43,63,63’,83,263:第1サイドヨーク、
43a,63a,83a,263b:取付面、
43c,43d,44d,44e,63c,63d,64d,64e,83c,83d,84d,84e,263d,264d:段差部、
44,64,84,263,264:第2サイドヨーク、
44a,44b,64a,64b,64a’、64b’:第2サイドヨーク片、
46、66,86:多相コイル、
45,65,85,265:第3サイドヨーク、
45a、45b,65a,65b,65a’,65b’:第3サイドヨーク片、
47,67、87:可動子(テーブル)、
48,68,88:支持摺動部材(リニアモータガイド)、
49、69,89:コイルフレーム、
51、71,71’,91,271:磁気空隙、
52,53,72,73:境界、
50,75,95:固定子、
54,77,97:ヨーク組立体、
70,90:ベース、
78,98,278:磁気回路、
410,610:第1永久磁石列、
411,611:第2永久磁石列。

Claims (5)

  1. ヨークと永久磁石とで構成されると共に断面形状が略コの字に形成された磁気回路を有する固定子と、前記磁気回路に沿って形成された磁気空隙と、多相コイルを具備すると共に前記磁気空隙を走行自在に構成された可動子とを備えた可動コイル型リニアモータであって、
    前記磁気回路は永久磁石とセンターヨークとセンターヨークを挟み込んで当接する複数のサイドヨークとから構成されており、前記サイドヨークの少なくとも1つは可動子の走行方向に沿って複数に分割され、かつ可動子の走行路に面して前記サイドヨーク上に永久磁石が載置されていることを特徴とする可動コイル型リニアモータ。
  2. サイドヨークは、センターヨークを挟み込んで当接する第1サイドヨーク及び第2サイドヨークと、第1サイドヨークと当接しかつ第2サイドヨークと空隙を介して対向する第3サイドヨークとからなり、
    第2サイドヨーク上に配設された複数の永久磁石からなる第1永久磁石列と第3サイドヨーク上に配設された複数の永久磁石からなる第2永久磁石列とで空隙を介して対向する一対の永久磁石列が形成されている請求項1に記載の可動コイル型リニアモータ。
  3. サイドヨークとセンターヨークとが当接する位置の近傍におけるセンターヨーク側またはサイドヨーク側が面取りされている請求項1または2に記載の可動コイル型リニアモータ。
  4. 対向する一対の永久磁石列が磁気空隙を介して上下の位置関係にある状態で使用される請求項2または3に記載の可動コイル型リニアモータ。
  5. センターヨークと、センターヨークを挟み込んで当接する第1サイドヨーク及び第2サイドヨークと、第1サイドヨークと当接しかつ第2サイドヨークと空隙を介して対向する第3サイドヨークとからなる断面形状が略コの字に形成されたヨーク組立体を有し、前記ヨーク組立体における対向する第2サイドヨーク及び第3サイドヨーク上には一対の永久磁石列が空隙を介して対向して配設されており、第2サイドヨーク及び/または第3サイドヨークは前記永久磁石列の配設方向に沿って複数に分割された第2サイドヨーク片及び/または第3サイドヨーク片を有する可動コイル型リニアモータの固定子の磁気回路の組立方法であって、
    センターヨークと第1サイドヨークとを固定して断面形状が略L字のヨーク組立体を形成すると共に、複数の永久磁石を載置した磁石付き第2サイドヨーク片及び複数の永久磁石を載置した磁石付き第3サイドヨーク片とを空隙を介して対向した状態にせしめ、次に前記略L字のヨーク組立体の第1サイドヨーク上に前記対向状態の磁石付き第3サイドヨーク片を当接して固定すると共に、前記略L字のヨーク組立体のセンターヨークと前記対向状態の磁石付き第2サイドヨーク片とを当接して固定することにより断面形状が略コの字の磁気回路を形成することを特徴とする可動コイル型リニアモータの固定子の磁気回路の組立方法。
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