JP2005232950A - 作業機 - Google Patents

作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005232950A
JP2005232950A JP2004119217A JP2004119217A JP2005232950A JP 2005232950 A JP2005232950 A JP 2005232950A JP 2004119217 A JP2004119217 A JP 2004119217A JP 2004119217 A JP2004119217 A JP 2004119217A JP 2005232950 A JP2005232950 A JP 2005232950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
work
front work
pressure
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004119217A
Other languages
English (en)
Inventor
Keihan Ishii
啓範 石井
Kazuo Fujishima
一雄 藤島
Kunitsugu Tomita
邦嗣 冨田
Taisuke Ota
泰典 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2004119217A priority Critical patent/JP2005232950A/ja
Publication of JP2005232950A publication Critical patent/JP2005232950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Shovels (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

【課題】 切断や破砕作業のような重作業でも、作業効率が低下しない作業機を提供する。
【解決手段】 第1フロント作業腕Aのブーム10aおよびアーム12aと、第2フロント作業腕Bのブーム10bおよびアーム12bとでは、大きさに違いはないが、強度に違いがある。第1フロント作業腕Aのブーム10aおよびアーム12aの強度は、第2フロント作業腕Bのブーム10bおよびアーム12bの強度より高められている。したがって、第1フロント作業腕Aには、第2フロント作業腕Bより高出力の作業具を装着できる。この強度の違いにより、第1フロント作業腕Aの質量は、第2フロント作業腕Bの質量より大きい。なお、第1フロント作業腕Aと第2フロント作業腕Bとの質量の合計は、従来の双腕型作業機のように左右で強度が等しいフロント作業腕のそれぞれの質量の合計と略等しい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2台のフロント作業腕を備えた作業機に関する。
複数のアクチュエータによって駆動される多関節式アームを左右にそれぞれ備えた双腕型作業機が知られている(特許文献1参照)。
特開平11−181815号公報
この双腕型作業機に設けられた左右のフロント作業腕として搭載可能な作業具の最大質量(可搬作業具質量)は、ほぼ同等となっている。フロント作業腕を1台のみ備えた従来の作業機に設けられたフロント作業腕の可搬作業具質量に対して、双腕型作業機に設けられた左右のフロント作業腕の可搬作業具質量は、それぞれ約1/2となる。作業具の質量は、作業具の出力の大きさに比例するので、双腕型作業機では、軽量で出力の小さい作業具しか搭載できず、切断や破砕作業のような重作業では、作業効率が低下する恐れがある。
(1) 請求項1の発明による作業機は、走行体と、走行体に旋回可能に設けた旋回体と、旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、第1の腕に対して長さが異なる第2の腕とを備えたことを特徴とする。
(2) 請求項2の発明による作業機は、走行体と、走行体に旋回可能に設けた旋回体と、旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、第1の腕に対して質量が異なる第2の腕とを備えたことを特徴とする。
(3) 請求項3の発明による作業機は、走行体と、走行体に旋回可能に設けた旋回体と、旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、第1の腕を駆動する第1のアクチュエータ手段と、旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、第1の腕に対して質量が異なる第2の腕と、第1のアクチュエータの出力とは異なる出力を有し、第2の腕を駆動する第2のアクチュエータ手段とを備えることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明による作業機は、走行体と、走行体に旋回可能に設けた旋回体と、旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、第1の腕を駆動する第1のアクチュエータ手段と、第1のアクチュエータ手段を第1の最高圧力で作動させる第1の油圧回路と、旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けた第2の腕と、第2の腕を駆動する第2のアクチュエータ手段と、第2のアクチュエータ手段を第1の最高圧力とは異なる第2の最高圧力で作動させる第2の油圧回路とを備えたことを特徴とする。
(5) 請求項5の発明による作業機は、走行体と、走行体に旋回可能に設けた旋回体と、旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、第1の腕の先端部における垂直面内での移動軌跡に対して異なる垂直面内での移動軌跡を有する第2の腕とを備えたことを特徴とする。
(6) 請求項6の発明による作業機は、走行体と、走行体に旋回可能に設けた旋回体と、旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、第1の腕の先端部における水平面内の移動軌跡のそれとの重複範囲が広くなるように、旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けた第2の腕とを備えたことを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の作業機において、
第1および第2の腕のいずれか一方、もしくは両方を多関節構造としたことを特徴とする。
(1) 請求項1の発明による作業機は、旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、第1の腕に対して長さが異なる第2の腕とを備えるように構成した。これにより、一方の腕を他方の腕より長さを長くできるので、一方の腕の作業範囲が広がって作業性が向上する。
(2) 請求項2の発明による作業機は、第1の腕と、第2の腕とは質量が異なるように構成した。これにより、カウンタウエイトの質量を増加させたり、作業機を大型化することなく、一方の腕を他方の腕より強度を高くでき、一方の腕に高出力の作業具が装着可能となる。したがって、作業機は、回送が容易で、狭隘な作業現場で作業可能となる。
(3) 請求項3の発明による作業機は、第1の腕と、第2の腕とでは、アクチュエータ手段の出力が異なるように構成した。これにより、他方の腕よりアクチュエータ手段の出力が高い一方の腕に、他方の腕よりも出力の大きい作業具を装着して使用できるので、切断作業や破砕作業など負荷の大きい作業を効率よく実施できる。
(4) 請求項4の発明による作業機は、第1の腕の複数のアクチェータ手段を第1の最高圧力で作動するようにした第1の油圧回路と、第2の腕の複数のアクチェータ手段を第1の最高圧力とは異なる第2の最高圧力で作動するようにした第2の油圧回路とによって、それぞれの腕を駆動するように構成した。これにより、簡便な構造で、左右の腕でそれぞれ出力の異なる作業具を使用できる。
(5) 請求項5の発明による作業機は、第1の腕の先端部分が垂直面内で移動する軌跡と、第2の腕の先端部分が垂直面内で移動する軌跡とが異なるように構成した。これにより、第1および第2の腕によって作業機の前後上下の広範囲にわたって作業が可能となり、作業性が向上する。
(6) 請求項6の発明による作業機は、第1の腕の先端部分における水平面内の移動軌跡と第2の腕の先端部分における水平面内の移動軌跡との重複範囲を広げた。これにより、双方の腕によって協調作業ができる空間が広くなり、作業性が向上する
―――第1の実施の形態―――
図1〜6を参照して、本発明による作業機の第1の実施の形態を説明する。図1および図2に示すように、油圧ショベルをベースとした双腕型の作業機100は、走行体1に旋回体3が旋回可能に取り付けられている。旋回体3の前部には運転室4が取付けられている。運転室4の後方にはエンジン及び油圧ポンプを含む主要駆動装置等の装置5とカウンタウエイト8とが設けられている。
運転室4の右側前方には第1ブラケット6aが設けられ、第1ブラケット6aにはスイング式の第1フロント作業腕Aが取り付けられている。第1フロント作業腕Aは、第1ブラケット6aに設けられた揺動軸心30a(図2)を中心に左右方向に揺動自在に取付けられた取付体7aと、取付体7aに上下方向に揺動自在に取り付けられたブーム10aと、ブーム10aに上下方向に揺動自在に取付けられたアーム12aと、アーム12aの先端部分に上下方向に回動自在に取付けられた第1作業具であるグラップル20aとを有する多関節構造の腕である。なお、第1作業具は、作業内容に応じて、カッタ21a、ブレーカ22a、バケット23a、またはその他の作業具のうち任意の1つと交換可能である。
第1フロント作業腕Aは、取付体7aを左右揺動させる揺動用シリンダ9a(図2)と、ブーム10aを上下揺動させるブームシリンダ11aと、アーム12aを上下揺動させるアームシリンダ13aと、グラップル20aを上下回動させる作業具シリンダ15aとを有する。グラップル20aはグラップル20aを開閉駆動するグラップルシリンダ19aを有する。
第2フロント作業腕Bは、運転室4を挟んで第1フロント作業腕Aと左右対称に設けられている。すなわち、作業機100には、長手方向一方側で幅方向の一方側および他方側に第1フロント作業腕Aおよび第2フロント作業腕Bがそれぞれ設けられている。第2フロント作業腕Bは、第1フロント作業腕Aと同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。以下の説明では、第2フロント作業腕Bの各構成要素について、上述した第1フロント作業腕Aの各構成要素に対応する符号末尾のaをbに代えて記載する。図1および図2では、第2フロント作業腕Bの第2作業具はグラップル20bである。
第1フロント作業腕Aのブーム10aおよびアーム12aと、第2フロント作業腕Bのブーム10bおよびアーム12bとでは、大きさに違いはないが、強度に違いがある。第1フロント作業腕Aのブーム10aおよびアーム12aの強度は、第2フロント作業腕Bのブーム10bおよびアーム12bの強度より高められている。したがって、第1フロント作業腕Aには、第2フロント作業腕Bより高出力の作業具を装着できる。
この強度の違いにより、第1フロント作業腕Aの質量は第2フロント作業腕Bの質量より大きくなるが、第1フロント作業腕Aと第2フロント作業腕Bとの質量の合計は、従来の双腕型作業機のように左右で強度が等しいフロント作業腕のそれぞれの質量の合計と略等しい。
なお、第1フロント作業腕Aの全体の長さを第2フロント作業腕Bの全体の長さより長くなるように構成してもよい。これにより、第1フロント作業腕Aの作業範囲が広がって作業性が向上する。
第1作業具のグラップル20aと第2作業具のグラップル20bとでは、グラップルシリンダ19a,19bに同じシリンダを使用しているが、後述するように第1フロント作業腕Aの油圧回路最高圧力が第2のフロント作業腕Bの圧力よりも高く設定され、かつグラップル20aは、強度が高められているので、グラップル20bより高い出力が得られる。また、この強度の違いにより、グラップル20aはグラップル20bより質量が大きい。
一般的に、作業具は、作業具の種類の異同に関わらず、その出力が大きいほど質量が大きくなる傾向にある。また、切断作業や破砕作業では把持作業より大きな出力が必要とされるため、カッタやブレーカはグラッブルより質量が大きい。
第1フロント作業腕Aの各シリンダ9a、11a,13a,15aと第2フロント作業腕Bの各シリンダ9b、11b,13b,15bとでは、左右のフロント作業腕による差はないが、後述するように、油圧回路におけるメインリリーフ弁の設定圧は、左右のフロント作業腕で異なる。
図3は、第1フロント作業腕Aおよび第2フロント作業腕Bを駆動する油圧回路150a,150bの概略を示す図である。101a,101bおよび102は、図示しないエンジンにより駆動される2連式のメインポンプおよびパイロットポンプである。103a,104a,105a,106a,107aは、それぞれ第1フロント作業腕Aの揺動用シリンダ9a、ブームシリンダ11a、アームシリンダ13a、作業具シリンダ15a、およびグラップルシリンダ19aへ圧油を供給するコントロール弁であり、110aは、各コントロール弁103a〜107aをそれぞれ制御して各シリンダを操作する操作装置であり、各コントロール弁につき1台の操作装置が設けられる。108aは、第1フロント作業腕Aに係る油圧回路150aの最高圧力を規定するメインリリーフ弁である。
メインポンプ101aから吐出された圧油は、コントロール弁103a〜107aを介して各油圧シリンダに供給される。操作装置110aが操作されると、操作量に応じてパイロットポンプ102から吐出されるパイロット圧油が対応するコントロール弁103a〜107aに供給されてスプールが駆動される。コントロール弁103a〜107aは、スプールの駆動量に応じてメインポンプ101aから吐出された圧油を各シリンダ9a、11a,13a,15a,19aへ供給してこれを駆動する。
第2フロント作業腕Bの各シリンダ9b、11b,13b,15b,19bを駆動する油圧回路150bも、第1フロント作業腕Aに係る油圧回路150aと同様の構成であるので、詳細な説明は省略する。これらの油圧回路150a,150bでは、メインポンプ101aから吐出される圧油は、第1フロント作業腕Aの各シリンダ9a、11a,13a,15a,19aへ供給され、メインポンプ101bから吐出される圧油は、第2フロント作業腕Bの各シリンダ9b、11b,13b,15b,19bへ供給される。
上述のように、第1フロント作業腕Aの各シリンダ9a、11a,13a,15a,19aと第2フロント作業腕Bの各シリンダ9b、11b,13b,15b,19bとでは、左右のフロント作業腕による差はない。そこで、左右それぞれのフロント作業腕の強度および作業具の出力に対応して、第1フロント作業腕Aに係る油圧回路150aのメインリリーフ弁108aの設定圧力を、第2フロント作業腕Bに係る油圧回路150bのメインリリーフ弁108bの設定圧力より高く設定している。すなわち、メインリリーフ弁108aの設定圧力とメインリリーフ弁108bの設定圧力とは、異なる圧力値に設定されている。なお、メインリリーフ弁108a、108bの設定圧力は固定されている。
上述した作業機100では、次のような作業を行うことができる。例えば、図4に示すように、作業具をカッタ21aおよびグラップル20bとすることで、作業機100によって家屋の解体作業ができる。上述のように、切断作業の方が把持作業より大きな出力が必要とされるため、カッタ21aが第1フロント作業腕Aに取り付けられ、グラップル20bが第2フロント作業腕Bに取り付けられる。除去対象物をグラップル20bで把持しながら切断することで、除去対象物を落下させることがなく、効率的に作業できる。
また、図5に示すように、作業具をブレーカ22aおよびグラップル20bとすることで、作業機100によって基礎解体作業ができる。上述のように、破砕作業の方が把持作業より大きな出力が必要とされるため、ブレーカ22aが第1フロント作業腕Aに取り付けられ、グラップル20bが第2フロント作業腕Bに取り付けられる。除去対象物をグラップル20bで収集および積載しながら破砕することで、効率的に作業できる。
図6は、作業機100を上面から見たときの第1作業具および第2作業具の作業範囲を示す図である。揺動軸心30a,30bを中心とした扇形状の範囲51,52が、第1作業具および第2作業具の作業範囲である。扇形状の範囲51,52が重複した斜線部53は、第1作業具および第2作業具の双方によって作業可能な範囲、すなわち、第1作業具の先端部分における水平面内の移動軌跡と、第2作業具の先端部分における水平面内の移動軌跡との重複範囲である。
各フロント作業腕A,Bと作業機100の左右方向中央に設けられた運転室4とが干渉しないようにするため、左右方向の揺動軸心30a,30bは、運転室4の前方に設けられている。すなわち、各フロント作業腕A,Bは、揺動軸心30a,30bを中心として左右方向に揺動したときに作業機100の他の部分と干渉しないように、作業機100の前方に設けられている。これにより、第1フロント作業腕Aの左方向への揺動範囲、および第2フロント作業腕Bの右方向への揺動範囲がそれぞれ広がるので、双方のフロント作業腕A,Bによって協調作業ができる空間が広がる。
例えば、図4に示すように、鉛直に配置された柱などの構造物に対して、除去対象物の柱上部を第2フロント作業腕Bのグラップル20bで把持しながら第1フロント作業腕Aのカッタ21aで切断して解体できる。このように、上下方向に延在する柱などを効率よく解体できる。
上述した第1の実施の形態の作業機100では、次の作用効果を奏する。
(1) 第1フロント作業腕Aのブーム10aおよびアーム12aの強度が第2フロント作業腕Bのブーム10bおよびアーム12bの強度より高くなるよう構成した。これにより、第1フロント作業腕Aに第2フロント作業腕Bよりも出力の大きい作業具を装着して使用できるので、切断作業や破砕作業など負荷の大きい作業を効率よく実施できる。
(2) 第1フロント作業腕Aの質量と第2フロント作業腕Bの質量とは異なるが、第1フロント作業腕Aの質量と第2フロント作業腕Bの質量との合計は、従来の双腕型作業機のように左右で強度が等しいフロント作業腕のそれぞれの質量の合計と略等しくなるように構成した。したがって、カウンタウエイト8の質量を増加させたり、旋回体3を大型化することなく、高出力の作業具が装着可能となるので、作業機100は、回送が容易で、狭隘な作業現場で作業可能となる。
(3) 左右それぞれの作業具の出力に対応して、第1フロント作業腕Aに係る油圧回路150aのメインリリーフ弁108aの設定圧力を、第2フロント作業腕Bに係る油圧回路150bのメインリリーフ弁108bの設定圧力より高く設定している。これにより、簡便な構造で、左右のフロント作業腕でそれぞれ出力の異なる作業具を使用できる。
(4) 各フロント作業腕A,Bは、揺動軸心30a,30bを中心として左右方向に揺動したときに作業機100の他の部分と干渉しないように、作業機100の前方に設けられている。これにより、第1フロント作業腕Aの左方向への揺動範囲、および第2フロント作業腕Bの右方向への揺動範囲がそれぞれ広がるので、双方のフロント作業腕A,Bによって協調作業ができる空間が広くなり、作業性が向上する。また、左右方向の揺動軸心30a,30bは、運転室4の前方に設けられているので、運転室4における左右の視界が良好となり、安全性が高まる。
―――第2の実施の形態―――
図7,8を参照して、本発明による操作装置を搭載した作業機の第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。図7は、第2の実施の形態の作業機の斜視図である。作業機200は、取付体7aとブーム10aとの間に補助ポスト16aが装着されている点で第1の実施の形態の作業機100と異なる。
補助ポスト16aは、第1フロント作業腕Aの作業範囲を上方に移動させるための部材である。したがって、取付体7aに取り付けられた補助ポスト16aは、第1フロント作業腕Aとともに、揺動軸心30a(図2参照)を中心に左右方向に揺動できる。図8に示した斜線部61,62は、作業機200を側面から見たときの第1フロント作業腕Aおよび第2フロント作業腕Bのそれぞれの作業範囲、すなわち、各フロント作業腕A,Bに装着された各作業具の先端がそれぞれ移動可能な範囲である。斜線部63は、作業機200と同程度の車格を有する1フロントの作業機における作業具の先端部分の可動範囲である。
図8に示すように、第1フロント作業腕Aに装着された第1作業具の先端部分における垂直面内の移動軌跡(可動範囲)は、第2フロント作業腕Bに装着された第2作業具の先端部分における垂直面内の移動軌跡(可動範囲)と異なっている。すなわち、第1フロント作業腕Aに装着された第1作業具の先端部分の可動範囲(斜線部61)は、第2フロント作業腕Bに装着された第2作業具の先端部分の可動範囲(斜線部62)に対して、補助ポスト16aの高さの分だけ可動範囲が上昇している。これにより、作業機200による作業範囲は、斜線部61と斜線部62とを合わせたものであるため、作業機200と同程度の車格を有する1フロントの作業機における作業具の先端部分の可動範囲(斜線部63)と同等の範囲を有する。
上述した第2の実施の形態の作業機200では、第1に実施の形態の作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
(1) 取付体7aとブーム10aとの間に補助ポスト16aを装着して、第1フロント作業腕Aに装着された第1作業具の先端部分の可動範囲を補助ポスト16aの高さの分だけ上昇させた。これにより、第1フロント作業腕Aおよび第2フロント作業腕Bによる作業範囲は、作業機200と同程度の車格を有する1フロントの作業機における作業具の先端部分の可動範囲と同等となるので、前後上下の広範囲にわたって作業が可能となり、作業性が向上する。
―――変形例―――
(1) 上述の説明では、第2フロント作業腕Bの強度より第1フロント作業腕Aの強度を高めているが、第1フロント作業腕Aの強度より第2フロント作業腕Bの強度を高めて、第2フロント作業腕Bの方に高出力の作業具を装着するようにしてもよい。
(2) 上述の説明では、メインリリーフ弁108a、108bの設定圧力は固定されているが、本発明はこれに限定されない。装着する作業具の出力に応じてメインリリーフ弁の圧力設定値を変更できるようにしてもよい。
(3) 上述の説明では、各メインリリーフ弁108a,108bの設定圧力を異なる圧力値に設定することで、左右で異なるフロント作業腕の強度および作業具の出力に対応させているが、本発明はこれに限定されない。例えば、設定圧力は等しくし、フロント作業腕を駆動する各シリンダの径を左右にフロント作業腕で変更することで、フロント作業腕の強度に対応する推力を得るようにしてもよい。また、左右で異なるフロント作業腕の強度および作業具の出力に対応するように、第1フロント作業腕Aの各シリンダへ圧油を供給するメインポンプ101aと第2フロント作業腕Bの各シリンダへ圧油を供給するメインポンプ101bの容量を互いに変えてもよい。
(4) 第2の実施の形態では、作業機右側の取付体7aとブーム10aとの間に補助ポスト16aを装着したが、本発明はこれに限定されない。作業機左側の取付体7bとブーム10bとの間に補助ポストを装着してもよく、作業機の左右双方に補助ポストを装着してもよい。
(5) 上述の説明では、左右のフロント作業腕の大きさが同じであるが、本発明はこれに限定されない。例えば、アームやブームの大きさを一方のフロント作業腕と他方のフロント作業腕とで異なるように構成してもよい。また、図9に示すように、テレスコピック型のフロント作業腕Cを取り付けることもできる。また、左右のフロント作業腕の質量の合計が、従来の作業機のように左右で強度が等しいフロント作業腕の左右それぞれの質量の合計と略等しくなくてもよく、ウンターウエイト8の交換を要しない範囲であればよい。
(6) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
(7) 図10は、図3の油圧回路の変形例であり、いわゆるロードセンシング油圧回路を示す。図10の油圧回路は、第1フロント作業腕A用の油圧回路400Aと、第2フロント作業腕B用の油圧回路500Bを備えている。油圧回路400Aの最大設定圧力は油圧回路500Bの最大設定圧力よりも高く設定されている。
油圧回路400Aについて説明する。油圧回路400Aは、原動機404によって駆動される可変容量油圧ポンプ401と、この油圧ポンプ401からの吐出油により駆動されてブームを昇降するブーム用油圧シリンダ411と、油圧ポンプ401からの吐出油により駆動されてアームを駆動するアーム用油圧シリンダ412と、ブーム用油圧シリンダ411への圧油の方向と流量とを制御するブーム用制御弁421と、アーム用油圧シリンダ412への圧油の方向と流量とを制御するアーム用制御弁422とを備えている。なお、各制御弁にはそれぞれメータイン絞りa1,a2が設けられており、制御弁下流の負荷圧力を制御弁から取り出すように構成されている。
なお、図示は省略しているが、アーム先端で作業具を揺動する油圧シリンダ(たとえば図1の油圧シリンダ15a)、作業具を駆動する油圧アクチュエータ(たとえば図1の油圧シリンダ19a)、これらのアクチュエータへの圧油の方向と流量をそれぞれ制御する2つの制御弁も油圧回路400Aに含まれる。
402は、ブーム用およびアーム用油圧シリンダの最大負荷圧力を検出する高圧選択弁である。油圧回路400Aは、高圧選択弁402の他に図示する高圧選択弁403とさらに2つの高圧選択弁を備えていて、高圧選択弁402から上述した4つの油圧アクチュエータの最高圧力がロードセンシング圧として選択される。405は、油圧ポンプ401の吐出圧力と最大負荷圧力(ロードセンシング圧)との差圧が所定値になるように可変容量油圧ポンプ401の押除け容積を調節する差圧コンペンセータである。
差圧コンペンセータ405は、コンペンセータ弁4051とコンペンセータピストン4052とから構成される。最高圧力選択弁により検出したロードセンシング圧Pamaxとポンプ圧Pとの差圧が、コンペンセータ弁4051のばね4051aで設定される設定値以上では、コンペンセータ弁4051はイ位置に切り換わってコンペンセータピストン4052にポンプ圧P が導入され、可変容量油圧ポンプ401の傾転量が増える。ロードセンシング圧Pamaxとポンプ圧Pとの差圧が、コンペンセータ弁4051のばね4051aで設定される設定値未満では、コンペンセータ弁4051はロ位置に切り換わってコンペンセータピストン4052にタンク圧が導入され、可変容量油圧ポンプ401の傾転量が減少する。
また、油圧回路400Aは、ブーム用制御弁421の前後差圧が基準値となるように制御弁421を通過する流量を制御するブーム用圧力補償弁(流量制御弁)431と、アーム用制御弁422の前後差圧が基準値となるように制御弁422を通過する流量を制御するアーム用圧力補償弁(流量制御弁)432と、油圧回路400Aの最高圧力を設定するメインリリーフ弁406と、4つのアクチュエータを使用しないときに油圧ポンプ401の吐出油をタンクへ逃がすアンロード弁407とを備えている。408はアンチサチュレーション弁である。ポンプ圧力Pと検出した最高負荷圧力との差圧がばね408aで設定した設定値以上の時、アンチサチュレーション弁408はイ位置に切り換わって後述する圧力Pをタンク圧とし、上記差圧が設定値未満になるとロ位置に切り換わって圧力Pをポンプ圧Pとする機能を備えている。
このように構成されたロードセンシングシステムは、ポンプ圧とアクチュエータ最高負荷圧との差圧がばね4051aで決定される基準値になるように可変容量油圧ポンプ401の吐出容積を制御するものである。そこで、各アクチュエータの負荷圧力PL1,PL2……の中の最大圧力をロードセンシング圧Pamaxとして高圧選択弁402,403,……で取り出し、コンペンセータ弁4051をロードセンシング圧Pamaxと油圧ポンプ401の吐出圧力Pとの差圧に応じて切換える。
(ポンプ圧P−ロードセンシング圧Pamax)がばね4051aで設定された基準値以上になるとコンペンセータ弁4051はその差圧に応じて、イ位置の方向に切換わる。このイ位置ではコンペンセータピストン4052にポンプ圧Pが導かれポンプ傾転角が大きくなってポンプ吐出流量が増大する。反対に上記差圧がばね4051aで設定される圧力未満になると、コンペンセータ弁4051はロ位置の方向に切換わり、コンペンセータピストン4052がタンクに接続される。その結果、ポンプ傾転角が小さくなりポンプ吐出流量が減少する。
一方、図10において、圧力補償弁431,432……の左側のパイロットポートにはそれぞれ、対応する制御弁421,422……の下流側の圧力PL1,PL2……が導かれる。また、ばね431a,432aのばね力Fにより制御弁421,422……の前後差圧ΔPが規定される。各圧力補償弁の右側のパイロットポートにはそれぞれ、対応する制御弁421,422……の上流側の圧力P1,P2……が導かれるとともに、アンチサチュレーション弁408によって圧力Pが導かれる。圧力Pは、アンチサチュレーション弁408がイ位置の時はタンク圧が、ロ位置の時はポンプ圧Pとなる。
したがって、各圧力補償弁431,432……はそれぞれ、次の(1)式が満足されると全開し、その状態で(2)式が満足されると左右のパイロットポートの圧力差に応じて開度が絞られるように駆動制御される。
L1+ΔP≧P1+P (1)
L2+ΔP≧P2+P (1)
L1+ΔP<P1+P (2)
L2+ΔP<P2+P (2)
いま、油圧シリンダ411,412……が複合操作されているとき、油圧シリンダ411の負荷圧力PL1が最大とすると、油圧ポンプ401の吐出容量は、ポンプ圧Pと油圧シリンダ411の負荷圧力PL1との差圧がばね4051aの設定圧力になるように調整される。一方、各圧力補償弁431,432……の左右のパイロットポートに導かれる圧力関係は次のようになる。
L1+ΔP≒P1+P (3)
L2+ΔP<P2+P (3)
したがって、油圧シリンダ411の制御弁421の上流の圧力補償弁431は絞られず、他の油圧シリンダ412……の制御弁422……の上流の圧力補償弁432……は負荷圧力PL2……に応じて絞られる。
以上の動作により、ロードセンシングシステムでは、油圧ポンプ401の吐出圧力Pとアクチュエータの最大負荷圧力Pamaxとの差圧がロードセンシング制御の基準値と同等になるように、ポンプ吐出流量が制御される。また、各制御弁421,422……が同時に操作されてアタッチメント、ブーム、アームが複合操作されても、各アクチュエータは他のアクチュエータの負荷変動の影響を受けることなく、対応する各制御弁421,422……の開口比どうりに、油圧ポンプ401の吐出油が分流される。
さらに、各アクチュエータがそれぞれ要求する流量の和がポンプ吐出流量を越
える場合には、最大負荷圧力のアクチュエータの圧力補償弁以外の圧力補償弁の
開度が、その負荷圧力と最大負荷圧力との差に応じて絞られるので、低負荷側に
ポンプ吐出油が流れ込んでしまうことはなく、やはり、開口比どおりに油量が配
分される。
以上は第1フロント作業腕Aの油圧回路400Aにおける説明であるが、第2フロント作業腕Bの油圧回路500Bにおける動作は、最高設定圧力が油圧回路400Aよりも低く設定されていることを除き同様であり、説明を省略する。すなわち、第1フロント作業腕Aの出力を第2フロント作業腕Bの出力よりも大きくして作業を行うことができる。
(8)以上では履帯式走行体と、この走行体上で旋回可能に設置された旋回体を有する作業機について説明したが、タイヤ式の走行体と、この走行体上に旋回不能状態でサスペンション装置を介して設置された車体フレームを有するホイール式作業車両(作業機)にも本発明を適用できる。
たとえば、ガレキの下に取り出したい物体が埋まっていたり、あるいは人が倒れている場合、第1および第2フロント作業腕A,Bのいずれか一方の片腕で上のガレキを押さえ、もう一方の腕で物体を取り出したり、人を救助するようにした救難用特別車両(作業機)にも本発明を適用できる。このような救難用特別車両では、ガレキを支える際に、第1および第2フロント作業腕A,Bで、すなわち双腕でガレキを支えて荷重を一点に集中させないようにし、ガレキの崩壊を防ぐようにできる。あるいは、不定形のガレキを押しのける場合、双腕で押さえるとハンドリングが安定して、効率的にガレキを除くことができる。さらにこの種のホイール作業車両の他の例としては、伸縮式の作業装置と、高所作業装置のような多関節構造の腕とを双腕として取り付けた特殊作業機を想定することもできる。
なお、図1などの土木作業機では、双腕の協調操作により不定形物を一方の腕で把持しつつブレーカ作業を行うようにすることもできる。あるいは、長尺の物体を2点支持してバランスをとりながら運搬するように用いても良い。
以上の実施の形態およびその変形例において、第1および第2の腕は第1フロント作業腕A、第2フロント作業腕Bおよび第3のフロント作業腕Cに、第1および第2の油圧回路は、油圧回路150a,150bと、400A,500Bにそれぞれ対応する。また、たとえば第1フロント作業腕Aの各シリンダ9a、11a,13a,15a,19aが第1のアクチュエータ手段に、第2フロント作業腕Bの各シリンダ9b、11b,13b,15b,19bが第2のアクチュエータ手段にそれぞれ対応する。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における機器構成に何ら限定されない。
本発明による第1の実施の形態の作業機100の斜視図である。 作業機100の平面図である。 第1フロント作業腕Aおよび第2フロント作業腕Bを駆動する油圧回路を示す図である。 作業機100による家屋の解体作業を示す図である。 作業機100による基礎解体作業を示す図である。 作業機100を上面から見たときの第1作業具および第2作業具の作業範囲を示す図である。 第2の実施の形態の作業機200の斜視図である。 作業機200を側面から見たときの第1フロント作業腕Aおよび第2フロント作業腕Bのそれぞれの作業範囲を示す図である。 本発明の変形例である作業機300の斜視図である。 第1フロント作業腕Aおよび第2フロント作業腕Bを駆動する油圧回路の他の例を示す図である。
符号の説明
1 走行体 3 旋回体
4 運転室 9a,9b 揺動用シリンダ
10a,10b ブーム 11a,11b ブームシリンダ
12a,12b アーム 13a,13b アームシリンダ
15a,15b 作業具シリンダ 16a 補助ポスト
19a,19b グラップルシリンダ 20a,20b グラップル
30a,30b 揺動軸心 51,52 範囲
53 斜線部 61,62,63 斜線部
100,200,300 作業機 101a,101b メインポンプ
103a〜107a,103b〜107b コントロール弁
108a,108b メインリリーフ弁
150a,150b,400A,500B 油圧回路
A 第1フロント作業腕 B 第2フロント作業腕
C フロント作業腕

Claims (7)

  1. 走行体と、
    前記走行体に旋回可能に設けた旋回体と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、前記第1の腕に対して長さが異なる第2の腕とを備えたことを特徴とする作業機。
  2. 走行体と、
    前記走行体に旋回可能に設けた旋回体と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、前記第1の腕に対して質量が異なる第2の腕とを備えたことを特徴とする作業機。
  3. 走行体と、
    前記走行体に旋回可能に設けた旋回体と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、
    前記第1の腕を駆動する第1のアクチュエータ手段と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、前記第1の腕に対して質量が異なる第2の腕と、
    前記第1のアクチュエータの出力とは異なる出力を有し、前記第2の腕を駆動する第2のアクチュエータ手段とを備えることを特徴とする作業機。
  4. 走行体と、
    前記走行体に旋回可能に設けた旋回体と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、
    前記第1の腕を駆動する第1のアクチュエータ手段と、
    前記第1のアクチュエータ手段を第1の最高圧力で作動させる第1の油圧回路と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けた第2の腕と、
    前記第2の腕を駆動する第2のアクチュエータ手段と、
    前記第2のアクチュエータ手段を前記第1の最高圧力とは異なる第2の最高圧力で作動させる第2の油圧回路とを備えたことを特徴とする作業機。
  5. 走行体と、
    前記走行体に旋回可能に設けた旋回体と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けられ、前記第1の腕の先端部における垂直面内での移動軌跡に対して異なる垂直面内での移動軌跡を有する第2の腕とを備えたことを特徴とする作業機。
  6. 走行体と、
    前記走行体に旋回可能に設けた旋回体と、
    前記旋回体の長手方向一方側で幅方向一方側に設けた第1の腕と、
    前記第1の腕の先端部における水平面内の移動軌跡のそれとの重複範囲が広くなるように、前記旋回体の長手方向一方側で幅方向他方側に設けた第2の腕とを備えたことを特徴とする作業機。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の作業機において、
    前記第1および第2の腕のいずれか一方、もしくは両方は多関節構造であることを特徴とする作業機。
JP2004119217A 2004-01-23 2004-04-14 作業機 Pending JP2005232950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004119217A JP2005232950A (ja) 2004-01-23 2004-04-14 作業機

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004016056 2004-01-23
JP2004119217A JP2005232950A (ja) 2004-01-23 2004-04-14 作業機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005232950A true JP2005232950A (ja) 2005-09-02

Family

ID=35016185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004119217A Pending JP2005232950A (ja) 2004-01-23 2004-04-14 作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005232950A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2449740A (en) * 2007-05-26 2008-12-03 Bamford Excavators Ltd Method of Operating a Working Machine without Repositioning
GB2449739A (en) * 2007-05-26 2008-12-03 Bamford Excavators Ltd Method of Operating a Working Machine having an Implement Holding Device
WO2009087795A1 (ja) * 2008-01-07 2009-07-16 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 双腕作業機械
JP2009293230A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Tokyu Construction Co Ltd 解体作業機
US7891933B2 (en) 2007-05-26 2011-02-22 J.C. Bamford Excavators Limited Working machine
EP1914353A3 (en) * 2006-10-19 2011-04-20 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Construction machine
JP2011102633A (ja) * 2009-11-12 2011-05-26 Kobe Steel Ltd 制御装置及びこれを備えた解体機
JP2011106218A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械
JP2012001959A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Hitachi Constr Mach Co Ltd 双腕型作業機械
CN102345303A (zh) * 2010-07-02 2012-02-08 日立建机株式会社 双臂型工程机械
GB2490488A (en) * 2011-04-27 2012-11-07 Keith Stephen Agricultural or construction vehicle with mountings for two working arms
JP2012225103A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 双腕型作業機
CN107653920A (zh) * 2017-11-03 2018-02-02 徐工集团工程机械有限公司 一种抢险救援车辆
CN108086378A (zh) * 2018-01-25 2018-05-29 林东星 一种多功能蜘蛛式的抢险挖掘机

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1914353A3 (en) * 2006-10-19 2011-04-20 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Construction machine
US8204655B2 (en) 2006-10-19 2012-06-19 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Construction machine
GB2449739B (en) * 2007-05-26 2011-12-28 Bamford Excavators Ltd Method of operating a working machine
GB2449739A (en) * 2007-05-26 2008-12-03 Bamford Excavators Ltd Method of Operating a Working Machine having an Implement Holding Device
US7891933B2 (en) 2007-05-26 2011-02-22 J.C. Bamford Excavators Limited Working machine
US7922438B2 (en) 2007-05-26 2011-04-12 J.C. Bamford Excavators Limited Method of operating a working machine
US8075241B2 (en) 2007-05-26 2011-12-13 J.C. Bamford Excavators Limited Method of operating a working machine
GB2449740A (en) * 2007-05-26 2008-12-03 Bamford Excavators Ltd Method of Operating a Working Machine without Repositioning
GB2449740B (en) * 2007-05-26 2011-12-28 Bamford Excavators Ltd Method of operating a working machine
WO2009087795A1 (ja) * 2008-01-07 2009-07-16 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 双腕作業機械
US8366374B2 (en) 2008-01-07 2013-02-05 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Dual arm working machine
JP2009293230A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Tokyu Construction Co Ltd 解体作業機
JP2011102633A (ja) * 2009-11-12 2011-05-26 Kobe Steel Ltd 制御装置及びこれを備えた解体機
JP2011106218A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械
JP2012001959A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Hitachi Constr Mach Co Ltd 双腕型作業機械
CN102345303A (zh) * 2010-07-02 2012-02-08 日立建机株式会社 双臂型工程机械
CN102345303B (zh) * 2010-07-02 2016-08-03 日立建机株式会社 双臂型工程机械
JP2012225103A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Hitachi Constr Mach Co Ltd 双腕型作業機
GB2490488A (en) * 2011-04-27 2012-11-07 Keith Stephen Agricultural or construction vehicle with mountings for two working arms
CN107653920A (zh) * 2017-11-03 2018-02-02 徐工集团工程机械有限公司 一种抢险救援车辆
CN108086378A (zh) * 2018-01-25 2018-05-29 林东星 一种多功能蜘蛛式的抢险挖掘机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3184700B1 (en) Hydraulic control system for construction machine
EP2711559B1 (en) Hydraulic drive device for working machine
JP5410373B2 (ja) 双腕型作業機械
JP2005232950A (ja) 作業機
US9850640B2 (en) Working machine
JP5369030B2 (ja) 作業車両の油圧回路
JP2011174494A (ja) 油圧制御装置
JP6383676B2 (ja) 作業機械
WO2017061220A1 (ja) 建設機械
JP5584539B2 (ja) 作業機械の作業範囲制御装置
JPWO2004076334A1 (ja) 油圧作業機の油圧制御装置
JP2010242306A (ja) 建設機械の油圧制御装置
CN114746612B (zh) 作业机
JP2011002085A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP7001572B2 (ja) 建設機械
JP4198860B2 (ja) リフトキャブを有する作業機
JP2001040713A (ja) クレーン機能付建設機械
JP2012046080A (ja) 作業機械
JP2008255611A (ja) 建設機械
JP2004132098A (ja) ブレード付き作業機
JP4423149B2 (ja) 建設機械
JP4484606B2 (ja) 油圧シリンダの圧力検出構造
KR102347911B1 (ko) 작업 기계의 유압 구동 장치
JP2015063867A (ja) 姿勢制御装置
JP7223264B2 (ja) 建設機械

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A02 Decision of refusal

Effective date: 20071218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02