JP2005230352A - 収納キャビネット - Google Patents

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Masakazu Takenaka
昌和 竹中
Hitoshi Miyajima
均 宮島
Hideaki Kaneko
英晃 金子
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Abstract

【課題】前面に大きな引き出しが設けられた収納キャビネットの機能を妨げることなく、その収納量の増大を図る。また、種々の物が整然と収納されるようにしてその取扱性を向上させる。
【解決手段】キャビネット本体1に出し入れ自在に設けられた引き出しの収納部2b上に、この引き出し2の出し入れ方向と直交する方向に移動可能に、前記収納部2bより小さな第二の収納部3を設けた。このことで、引き出し2の収納部2bの片側に嵩張る物の収納を可能としつつ、その他方側の上部スペースの有効利用を図り、収納量の増大を図った。また、第二の収納部3を引き出しの収納部2bの上側に設けることにより、ここに収納された物の出し入れが容易に行えるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、システムキッチンのベースキャビネットのように床上に設置され、内部を引き出し式の収納部とした収納キャビネットに関する。
一般にシステムキッチンのベースキャビネットでは、前面に観音開き式に開放される一対の扉が設けられ、その内部が収納部とされていた。しかし、この観音開き式の扉を設けたものは、キャビネット内奥部に収納されている物の出し入れが困難であり、特にキャビネット本体内の前側に嵩張るものを収納した場合には,一旦、これを取り出してからでないと、その奥に位置した目的物の出し入れができないという問題点があった。
そこで、この点を改善するために、キャビネット本体の前面を覆った前面板を引き出しの前板とし、収納部分を前方に引き出すようにした引き出し式のものが、近年普及してきている。(例えば、特許文献1参照)。
しかしながらこの引き出し式のものにあっても、収納部自体は一つの大きなものなので、鍋や一升瓶のような大きなものと、調味料などの小瓶や流し台廻りの小物備品のような小さなものとが、同じ箇所に混然と収納されることとなり、見苦しく、収納スペースの無駄が多く、収納量が限られるという問題点があった。そればかりか、このように大小さまざまなものが混然と収納されるため、小物が紛れてしまい、必要なときに必要なものを速やかに取り出すことができず、かつ、その出し入れも腰を屈めて低い位置で行わなくてはならないため、操作性にも劣るという問題点もあった。
この点を改善した従来のものとしては、大きな引き出しが設けられたキャビネット本体の内部に、左右の側壁で支持されるように、小さな第二の引き出しを設けたものがあった。(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−41872号公報(第2−4頁、第1図) 特開2003−164348号公報(第2−3頁、第2図)
上述した従来の収納キャビネットのうち、前者の特開2000−41872号公報に示されたものは、上述したように収納スペースに無駄が多いため収納量が少なく、また、低い位置に設けられたひとつの収納部に種々のものが混然と収納されるため、整理して収納することができず、操作性や取扱性も悪いという問題点を有していた。
また、後者の特開2003−164348号公報に示されたものは、上下の引き出しに分けて物を収納することができるので、スペースの有効利用が図られ、収納量が増すと共に、物品を整然と収納することもできるが、反面、下側の引き出しの収納高さが、上側の引き出しで制限されるので、嵩張る物の収納ができなくなるという新たな問題が生じた。また、上側の第二の引き出しは、キャビネットの左右の側壁で支持されるようになっているため、左右の側壁を丈夫な部材で構成し、かつ、キャビネット自体も高い寸法精度で組立てなくてはならず、このことが組立作業能率の低下と製造コストの上昇を招くという問題点もあった。さらに、この第二の引き出しをスライド可能に支持するために、受けレールやスライド部材、レール支持部材などで構成される複雑なスライド機構を要すると共に、このスライド機構を左右の側板の同高位置に正確に固定しなくてはならず、この面からもコストの上昇と、作業能率の低下が避けられないという問題点があった。
本発明は、上記従来の収納キャビネットが有していた問題点の解決を課題とする。
上記の問題点を解決するために、本発明のうち、請求項1記載の発明は、前方が開口したキャビネット本体の下部に、出し入れ自在に引き出しを設け、この引き出しの前板がキャビネット本体の前記開口を開閉するようになっている収納キャビネットにおいて、上記引き出しの収納部の上側に、この引き出しの出し入れ方向と直交する方向に移動可能に前記収納部より小さな第二の収納部を設け、引き出しをキャビネット本体から引き出した状態で、この第二の収納部が、収納部の上面を開放するように、引き出しの外側方へと移動するようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成において、第二の収納部を引き出しの収納部上に移動可能に取り付けた手段を、端部が枢着された一対の板体からなる平行リンク機構と限定したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成において、第二の収納部を引き出しの収納部上に移動可能に取り付けた手段を、ガイドレールと引き出しレールとで構成されたスライドレール機構と限定したことを特徴とする。
本発明のうち、請求項1記載の発明では、キャビネット本体に出し入れ自在に設けられた引き出しの収納部上に、この引き出しの出し入れ方向と直交する方向に移動可能に、前記収納部より小さな第二の収納部を設けたので、収納部上のデッドスペースの有効利用が図られ、より多くの物の収納が可能になると共に、収納する物に応じて二つの収納部を使い分けることができ、その取扱性も向上する。また、使用時には、引き出しの収納部の上面が開放されるように、第二の収納部を側方に移動させることができるので、この面からもその取扱性の向上が図られる。さらに、この第二の収納部は、下側の収納部より小さいため、収納部上に格納された状態であっても、下側の収納部には、その上面が開放された箇所があり、ここには従来と同様に嵩張る物の収納が可能で、その機能を損なうおそれはない。
請求項2記載の発明では、第二の収納部を移動可能に取り付ける手段を、端部が枢着された一対の板体からなる平行リンク機構としたので、構成が簡単で取り付けも容易であるにも関わらず、移動終端位置での位置決め保持が簡単、かつ確実になされるという効果がある。
請求項3記載の発明では、第二の収納部を移動可能に取り付ける手段をガイドレールと引き出しレールとで構成されたスライドレール機構としたので、平行リンク機構のように持ち上げる動作が不要であり、その移動が軽い力で円滑になされるという効果がある。
以下、本発明を図示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の収納キャビネットをシステムキッチンのベースキャビネットとして用いた例を示した簡略正面図、図2は、その使用状態を示した斜視図である。図示したように、本発明が対象とするキャビネット本体1は、前面が開放された箱状に形成されたものであり、この開放された開口1aを開閉するように大きなひとつの引き出し2が取り付けられている。
この引き出し2は、図3に示すように、上面が開放されたトレイ状に形成された収納部2bの前側(図3において左側)に、キャビネット本体1の前面板を兼ねる大きな前板2aを取り付けたものであり、キャビネット本体1内の下部に取り付けられたスライドレール(図示せず)の移動側に支持されることにより、収納部2bがキャビネット本体1内に出し入れされるように、キャビネット本体1の前面から出没する方向に移動できるようになっている。
ここにおいて本発明の収納キャビネットでは、引き出し2の収納部2b上に、この収納部2bより小さいトレイ状の容器を取り付け、これを第二の収納部3としている。この第二の収納部3は、引き出し2の収納部2bの前後内側面に取り付けられた金具4,5に、それぞれ下端が枢着された一対の板体6,6からなる平行リンク機構を介して、収納部2bの片側の側壁(図4に符合2cで示す)を跨ぐようにして、その両側に移動可能に取り付けられている。つまり、この第二の収納部3は、図4に示した収納部2b上に格納された状態から、図5に示した収納部2bの側方に突出した展開状態へと、引き出し2を開閉操作する方向と直交する方向に移動するようになっている。
本発明の収納キャビネットは、上記の構成を有している。
なお、上記の第二の収納部3は、収納部2b上に格納された時に、収納部2bの片側(図4において右側)の上面が開放されるようになっている
次に上記構成を有する本発明の収納キャビネットの機能について述べると、通常の使用時には、図4に示すように第二の収納部3は、引き出しの収納部2b上に格納された状態にあり、この状態で、引き出し2は通常のものと何ら変わることなく、開閉することができ、その内側に設けられた収納部2bへの物の出し入れも従来のものと同様に行える。このとき、本発明の収納キャビネットでは、第二の収納部3が高い位置に設けられているので、ここに収納された小物(図示せず)の出し入れが腰を屈めることなく、容易に行える。また、その下側の収納部2bも収納部3の他方側の上面が開放されているので、ここに一升瓶などの嵩張るものを収納することができる。
また、第二の収納部3の下側に収納された物を出し入れするには、まず、引き出し2を前方に大きく引き出した後、収納部3の取っ手3aを持ち、図2に矢印で示すように、この収納部3を斜め上方に引っ張れば、この収納部3は、平行リンク機構により、収納部2bの側方に突出した状態へと移動し、この状態で保持される。よって、収納部2bの上側が全面的に開放されるので、この状態で必要な物の出し入れを行えば良い。そして、用が終わった後は、取っ手3aを持ち、上記と反対にこの収納部3を移動させれば良く、このことで第二の収納部3は、図4に示した収納部2b上に位置した格納状態に復帰し、この状態で移動不可に保持される。よって、その後は、引き出し2をキャビネット本体1側に押し込んで閉めれば良い。
以上のようにして本発明の収納キャビネットは、使用されるものである。なお、第二の収納部3の下側に収納された物の出し入れは、多少手間を要するが、一般に収納される物のうちには、頻繁に使わないような物も多く、例えば、土鍋のようなものをここに収納しておけば、他の収納物が倒れたり、積み重なったりして破損するおそれがなく、望ましい。
図6と図7は、本発明の他の実施形態を示しており、この場合、第二の収納部3を移動可能に取り付ける手段を、ガイドレール7と引き出しレール8とで構成されたスライドレール機構としたものであり、他の構成は、前記実施形態のものと何ら変わらない。よって、その機能も全く同様である。そして、このように、収納部3をスライドレール機構を用いて移動させることとすれば、その操作が一層容易、かつ軽快に行える。ただし、この場合は、引き出し2の開閉時に収納部3が不用意に飛び出さないように、スライドレール機構に若干の傾斜を与えたり、あるいは図示しないストッパー機構を別途、設けることとしている。
なお、図示した実施の形態では、第二の収納部3を引き出しの収納部2bの片側の上部にのみ設けたものを例示したが、この収納部3は、引き出しの収納部2bの両側に設けても良く、その場合、嵩張る物を収納部2bの後側に収納できるように、第二の収納部3は、その奥行き寸法が、引き出しの収納部2bの奥行き寸法よりも短く設定されている事とする。
本発明に係る収納キャビネットの設置例を示した簡略正面図である。 図1に示した収納キャビネットの使用状態を示した斜視図である。 引き出しの側面図である。 第二収納部を格納した状態の引き出しの背面図である。 第二収納部を引き出した状態の引き出しの背面図である。 他の実施形態による引き出しの背面図である。 図6に示した引き出しの第二収納部を引き出した状態を示す。
符号の説明
1 キャビネット本体
1a 開口
2 引き出し
2a 前板
2b 収納部
2c 側壁
3 第二の収納部
4,5 金具
6 板体
7 ガイドレール
8 引き出しレール

Claims (3)

  1. 前方が開口したキャビネット本体の下部に、出し入れ自在に引き出しが設けられ、この引き出しの前板がキャビネット本体の前記開口を開閉するようになされた収納キャビネットにおいて、
    上記引き出しの収納部の上側に、この引き出しの出し入れ方向と直交する方向に移動可能に前記収納部より小さな第二の収納部が設けられ、引き出しをキャビネット本体から引き出した状態で、該第二の収納部が、収納部の上面を開放するように、引き出しの外側方へと移動するようになされたことを特徴とする収納キャビネット。
  2. 上記第二の収納部を引き出しの収納部上に移動可能に取り付けた手段が、端部が枢着された一対の板体からなる平行リンク機構であることを特徴とする請求項1記載の収納キャビネット。
  3. 上記第二の収納部を引き出しの収納部上に移動可能に取り付けた手段が、ガイドレールと引き出しレールとで構成されたスライドレール機構であることを特徴とする請求項1記載の収納キャビネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010082122A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Sun Wave Ind Co Ltd キャビネット

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