JP2005221688A - 表示装置および表示装置の駆動方法 - Google Patents

表示装置および表示装置の駆動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005221688A
JP2005221688A JP2004028781A JP2004028781A JP2005221688A JP 2005221688 A JP2005221688 A JP 2005221688A JP 2004028781 A JP2004028781 A JP 2004028781A JP 2004028781 A JP2004028781 A JP 2004028781A JP 2005221688 A JP2005221688 A JP 2005221688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
light receiving
display device
light
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004028781A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nakamura
和夫 中村
Katsuhide Uchino
勝秀 内野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004028781A priority Critical patent/JP2005221688A/ja
Publication of JP2005221688A publication Critical patent/JP2005221688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

【課題】画素回路を構成するTFTの特性バラツキによって表示画像にザラツキが発生するため画質が劣化する。このTFTのVthバラツキに起因する課題については、発光回路側だけでなく、受光回路側についても同様のことが言える。
【解決手段】駆動用TFT22の閾値電圧Vthの補正機能を有する発光回路22とカレントミラー回路232を用いた受光回路23とを組み合わせた構成を採り、受光信号電流の検出に先立って、駆動用TFT222を介して流れる電流を基準電流としてカレントミラー回路235に供給し、当該基準電流に基づく電流と受光信号電流に基づく電流との差分をとることで、TFTの特性バラツキ、特にVthバラツキに起因するザラツキの無い高画質の表示画像とエラーの少ない撮像データを得る。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置および表示装置の駆動方法に関し、特に表示エレメントとして自発光型の素子(以下、「自発光素子」と呼ぶ)を含む画素が行列状に配置されてなるアクティブマトリクス型表示装置および当該表示装置の駆動方法に関する。
自発光素子として、例えば、有機薄膜に電界をかけると当該有機薄膜が発光する現象を利用した有機EL(electro luminescence)素子がある。この有機EL素子を画素の表示エレメントとして用いてなる有機EL表示装置は、当該有機EL素子が10V以下の低い駆動電圧で数100nitの輝度を得ることができるため低消費電力であり、また自発光型の素子であるため液晶表示装置では必須な照明装置を必要とせず、軽量化および薄型化が容易であり、さらには有機EL素子の応答速度が数μs程度と非常に高速であるため、液晶表示装置に代表されるホールド型表示装置に比べて動画表示時に残像の問題が発生しなく、表示性能に優れている等の特長を持っている。
このように、低消費電力で、軽量化および薄型化が容易であり、動画表示時の表示性能に優れている等の特長を持つ有機EL表示装置は、近年、特に低消費電力化、軽量化および薄型化が要求される携帯電話や携帯情報端末(PDA;Personal Digital Assistants)に代表される携帯端末装置の表示装置として用いて好適なフラットパネルディスプレイとして有望視されている。この有機EL表示装置の中でも、とりわけ、画素の駆動素子として、多結晶シリコンを活性層とする薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)を用いたアクティブマトリクス型有機EL表示装置の開発が盛んである。
ところで、近年、自発光素子である有機EL素子に発光機能だけでなく、受光機能をも持たせ、当該有機EL素子を画素の表示エレメントとして用いることにより、有機EL表示装置を表示装置として用いるとともに、受光装置あるいは撮像装置として用いる試みがなされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−203078号公報
しかしながら、画素の駆動素子として、薄膜トランジスタ(以下、「TFT」と記す場合もある)を用いてなるアクティブマトリクス型有機EL表示装置では、画素回路を構成するTFTの特性バラツキ、中でもTFTの閾値電圧Vthのバラツキによって表示画像にザラツキが発生するため、画質が劣化するという課題がある。このTFTのVthバラツキに起因する課題については、発光回路側だけでなく、受光回路側についても同様のことが言える。したがって、有機EL表示装置を撮像装置として用いた場合には、良好な撮像データが得られないことになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、画素に発光および受光の両機能を持たせる場合において、発光回路および受光回路を構成するトランジスタの特性バラツキに起因する性能低下を防止し、良好な表示画像および撮像データを得ることが可能な表示装置およびその駆動方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、映像信号に応じて発光素子を駆動する駆動用トランジスタを有する発光回路と、受光素子に流れる受光信号電流を増幅して出力する電流増幅手段を有する受光回路とを含む画素が行列状に配置されてなる表示装置において、前記発光回路の発光動作時には、前記駆動用トランジスタの閾値電圧のバラツキを補正する動作を行う一方、前記受光回路の受光動作時には、前記受光信号電流の検出に先立って前記電流増幅手段に基準電流を供給し、当該基準電流に基づく電流と前記受光信号電流に基づく電流との差分をとるようにする。
上記構成の表示装置において、発光動作時に駆動用トランジスタの閾値電圧のバラツキを補正することで、当該閾値電圧のバラツキに起因する表示画像の画質劣化を抑えることができる。また、受光動作時には、受光信号電流の検出に先立って電流増幅手段に基準電流を供給し、当該基準電流に基づく電流と受光信号電流に基づく電流との差分をとることで、両電流に同じように乗った電流増幅手段を構成するトランジスタの特性バラツキがキャンセルされるため、実際の受光信号に応じた電流を検出できる。
本発明によれば、画素が発光回路および受光回路を含む表示装置において、発光回路および受光回路を構成するトランジスタの特性バラツキに影響されない発光動作および受光動作を行うことができるため、ザラツキの無い高画質の表示画像とエラーの少ない撮像データを出力することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置、例えば、表示エレメントとして自発光素子である有機EL素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなるアクティブマトリクス型有機EL表示装置の構成の概略を示すブロック図である。
図1から明らかなように、本実施形態に係るアクティブマトリクス型有機EL表示装置10は、発光回路および受光回路(共に図示せず)を含む多数の画素11が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部(表示エリア部)12を有するとともに、その周辺駆動回路として発光制御部13、受光制御部14およびA/D(アナログ−デジタル)変換部15を少なくとも有し、例えばA/D変換部15を含む周辺駆動回路が画素アレイ部12と同じ基板(図示せず)上に一体的に形成された構成となっている。
画素アレイ部12には、m行n列の画素11の行列状配列に対して行ごとに発光制御線群16−1〜16−mおよび受光制御線17−1〜17−mが配線されるとともに、列ごとに映像信号線18−1〜18−nおよび受光信号線19−1〜19−nが配線されている。発光制御線群16−1〜16−mの各々は、後述するように、例えば4本の発光制御線16A〜16Dからなり、各一端が発光制御部13の行ごとの各出力端に接続されている。受光制御線17−1〜17−mも、一端が受光制御部14の行ごとの出力端に接続されている。
発光制御部13は、シフトレジスタなどによって構成され、発光期間において第1の発光制御線16A−1〜16A−mを所定の走査サイクルにて順に走査しつつ、順に出力する後述する書き込み制御信号WSによって駆動することにより、発光駆動すべき画素11を行単位で順次選択する。この発光制御部13によって選択された行の各画素11には、映像信号源(図示せず)から映像信号線18−1〜18−nを通して映像信号が供給される。
受光制御部14は、シフトレジスタなどによって構成され、撮像期間において受光制御線17−1〜17−mを所定の走査サイクルにて順に走査しつつ、順に出力する後述する読み出し制御信号RSによって駆動することにより、受光駆動すべき画素11を行単位で順次選択する。この受光制御部14によって選択された行の各画素11からは受光信号が出力される。この受光信号は、受光信号線19−1〜19−nを通して画素アレイ部12の外に出力される。
A/D変換部15は、受光信号線19−1〜19−nの各一端に接続されたn個のA/D変換回路15−1〜15−nによって構成され、選択行の各画素11から受光信号線19−1〜19−nを通して供給されるアナログ受光信号をデジタル受光信号#1〜#nに変換して出力する。
(画素回路)
図2は、画素11の回路構成の一例を示す回路図である。本例に係る画素回路20は、自発光素子である有機EL素子21、発光回路22および受光回路23を有する構成となっている。本例に係る画素回路20では、発光素子である有機EL素子21が、逆バイアス状態では受光素子として機能することに着目し、当該有機EL素子21を受光素子として兼用する構成を採っている。
有機EL素子21は、容量Celを持っており、例えばグランドにカソードが接続されて設けられている。発光回路22は、駆動素子として薄膜トランジスタ221〜225を有するとともに、保持容量226を有する構成となっている。因みに、薄膜トランジスタ(以下、「TFT」と記す)は、多結晶シリコンを活性層としており、駆動能力の高さから画素ごとの素子サイズを小さく形成できるため、有機EL表示装置の高精細化に有利である。
TFT221は、映像信号Sigをサンプリングするための映像信号サンプリング用トランジスタであって、例えばNチャネル型トランジスタからなり、ゲートが第1の発光制御線16A(図1の発光制御線群16−1〜16−mの各1本に相当)に、ソースが映像信号線18(図1のデータ線18−1〜18−nに相当)にそれぞれ接続されている。この映像信号サンプリング用TFT221は、発光制御部13から第1の発光制御線16Aを介して書き込み制御信号WSがゲートに与えられることにより、オン(導通)状態となって映像信号Sigをサンプリングする。
TFT222は、有機EL素子21を駆動するための駆動用トランジスタであって、例えばPチャネル型トランジスタからなり、ゲートが保持容量226を介して映像信号サンプリング用TFT221のドレインに、ソースが例えば電源電圧VDDの電源ラインにそれぞれ接続されている。正電源VDDの電圧は、例えば10[V]程度に設定される。
TFT223は、駆動用TFT222の閾値電圧(Vth)をキャンセルためのVthキャンセル用トランジスタであって、例えばNチャネル型トランジスタからなり、駆動用TFT222のゲート・ソース間に接続(ドレインがTFT222のゲートに、ソースがTFT222のドレインにそれぞれ接続)されるとともに、ゲートが第2の発光制御線16B(図1の発光制御線群16−1〜16−mの各他の1本に相当)に接続されている。このVthキャンセル用TFT223は、発光制御部13から第2の発光制御線16Bを介してキャンセル制御信号CANがゲートに与えられることにより、オン状態となって駆動用TFT222のゲート・ソース間を短絡する。
TFT224は、発光・受光モードを制御するための第1のモード制御用トランジスタであって、例えばNチャネル型トランジスタからなり、ゲートが第3の発光制御線16C(図1の発光制御線群16−1〜16−mの各他の1本に相当)に、ドレインが駆動用TFT222のドレインにそれぞれ接続されている。この第1のモード制御用TFT224は、発光制御部13から第3の発光制御線16Cを介して第1のモード制御信号LON1がゲートに与えられることにより、オン状態となって駆動用TFT222からの有機EL素子21への駆動電流の供給を可能にする。
TFT225は、発光・受光モードを制御するための第2のモード制御用トランジスタであって、例えばNチャネル型トランジスタからなり、ゲートが第4の発光制御線16D(図1の発光制御線群16−1〜16−mの各残りの1本に相当)に、ドレインが第1の制御用TFT224のソースに、ソースが有機EL素子21のアノードにそれぞれ接続されている。この第2のモード制御用TFT225は、発光制御部13から第4の発光制御線16Dを介して第2のモード制御信号LON2がゲートに与えられることにより、オン状態となって第1の制御用TFT224からの有機EL素子21への駆動電流の供給を可能にする。
受光回路23は、例えばNチャネル型の4つのTFT231〜234を有し、受光期間では有機EL素子21を逆バイアス状態にすることによって当該有機EL素子21を受光素子として用いる構成となっている。
TFT231は、有機EL素子21の受光電流を制御するための受光電流制御用トランジスタであって、ゲートが受光制御線17(図1の受光制御線17−1〜17−mに相当)に、ソースが有機EL素子21のアノードにそれぞれ接続されている。この受光電流制御用TFT231は、受光制御部14から受光制御線17を介して読み出し制御信号RSがゲートに与えられることにより、オン状態となって有機EL素子21の受光電流の読み出しを可能にする。
TFT232は、ゲートとドレインが共通に接続されたダイオード接続構成となっており、ゲート・ドレインがTFT231のドレインに、ソースが第1のバイアス電源Vb1にそれぞれ接続されている。TFT233は、ゲートがTFT232のゲート・ドレインに共通に接続されて当該TFT232と共にカレントミラー回路235を構成している。TFT233のソースは、第2のバイアス電源Vb2に接続されている。
ここで、第1のバイアス電源Vb1の電圧は、受光時に有機EL素子21が逆バイアス状態になるように、即ちアノード電圧がカソード電圧Vkよりも低くなるように設定されている。具体的には、本例ではカソード電圧Vkがグランドレベル(0[V])であることから、負の電源電圧、例えば−5[V]程度に設定される。これに対して、第1のバイアス電圧Vb2の電圧は、有機EL素子21に対して第1のバイアス電源Vb1よりも大きなバイアス電圧をかけられるように設定されている。具体的には、Vb1=−5[V]であれば、Vb2=−10[V]程度に設定される。
カレントミラー回路235は、有機EL素子21の受光信号電流を増幅して受光信号線19に出力するための電流増幅回路の一種であり、少ない素子数で電流増幅回路を構成できるという利点がある。ただし、当該電流増幅回路としては、カレントミラー構成のものに限られるものではない。TFT234は、受光信号制御用トランジスタであって、ゲートが受光制御線17に、ドレインが受光信号線19に、ソースがTFT233のドレインにそれぞれ接続されている。この受光信号制御用TFT234は、受光制御部14から受光制御線17を介して読み出し制御信号RSがゲートに与えられることにより、オン状態となってカレントミラー回路235から出力される受光信号電流を受光信号線19に出力する。
上記構成の画素回路20において、発光回路22を構成するTFT221〜225および受光回路23を構成するTFT231〜234としては、エンハンスメント特性を持つトランジスタが用いられる。受光信号線19は電流出力線である。この受光信号線19の電位は、外部回路によって0[V]に保たれている。
次に、上記構成の本実施形態に係るアクティブマトリクス型有機EL表示装置、即ち有機EL素子21を発光素子および受光素子として兼用することで、画素アレイ部12が表示装置及び撮像装置の両機能を持つアクティブマトリクス型有機EL表示装置における1フレームでの動作について、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
図3のタイミングチャートには、書き込み制御信号WS、読み出し制御信号RS、キャンセル制御信号CAN、モード制御信号LON1,LON2、映像信号Sig、映像信号サンプリング用TFT221のドレイン電位A、駆動用TFT222のゲート電位B、駆動用TFT222のドレイン電位C、モード制御用TFT224のソース電位(モード制御用TFT224のドレイン電位)D、受光電流制御用TFT231のドレイン電位E、受光信号線19に出力される検出電流(受光信電流)および有機EL素子21に流れるEL電流のタイミング関係を示している。
本有機EL表示装置の動作の流れとしては、先ず発光動作を行い、その後に受光動作を行うものとする。ただし、この動作の流れに限られるものではなく、その逆、即ち先ず受光動作を行い、その後に発光動作を行う動作の流れとすることも可能である。
先ず、発光動作について説明する。発光動作では、書き込み制御信号WSを高電位にする。これにより、映像信号サンプリング用TFT221がオン状態となって映像信号Sigを取り込み、当該映像信号Sigを保持容量226に与える。なお、映像信号線18の電位は、映像信号取り込み期間までは信号基準電位Vsmaxにあるものとする。また、書き込み制御信号WSと同時にキャンセル制御信号CANを高電位にする。これにより、Vthキャンセル用TFT223がオン状態となって駆動用TFT222のドレイン・ゲート間を短絡する。
キャンセル制御信号CANを高電位にした後に、モード制御信号LON1,LON2を共に高電位にする。これにより、モード制御用TFT224,225が共にオン状態となるため、駆動用TFT222による駆動電流が有機EL素子21に流れる。このとき、駆動用TFT222のゲート電位Bおよびドレイン電位C、モード制御用TFT224のソース電位(モード制御用TFT224のドレイン電位)Dは、有機EL素子21と駆動用TFT222により決定され、ある電位に落ち着く。
その後、キャンセル制御信号CANを高電位にしたまま、モード制御信号LON1,LON2を共に低電位にすると、駆動用TFT222と有機EL素子21との間の経路が断たれるため、有機EL素子21には電流が流れない。すると、駆動用TFT222のカットオフ条件となるように、駆動用TFT222のゲート電位Bおよびドレイン電位Cが上昇を始め、ある電位に落ち着く。
このときの電位は、駆動用TFT222の閾値電圧VthをVth<0とすると、電源電圧VDDよりも閾値電圧Vthだけ高い電位、即ちVDD+Vthとなる。駆動用TFT222のゲート電位Bおよびドレイン電位Cが定常状態となった後にキャンセル制御信号CANを低電位とすると、駆動用TFT222のドレイン・ゲート間は開放される。このとき、駆動用TFT222のゲートはVDD+Vthなる電圧を保持しており、ドレイン電位Cは電源電圧VDDまで上昇する。
キャンセル制御信号CANを低電位にした後に映像信号線18の電位を、表示させたい画像データSigに対応する電位Vsにすると、保持容量221の両端の電位差が保持されるので、駆動用TFT222のゲート電位(B)Vgは、
Vg=VDD+Vth−(Vsmax−Vs)
=VDD−Vth−ΔVs ……(1)
となる。
駆動用TFT222のゲート電位(B)Vgの確定後、書き込み制御信号WSを低電位にし、モード制御信号LON1,LON2を共に高電位にする。これにより、有機EL素子21には、画像データSigに対応した電流が流れる。このとき、有機EL素子21に流れる電流Ielは、駆動用TFT222を飽和領域での動作が保証されているものとすると、以下の式で表される。
Iel=k・(Vg−VDD−Vth)2
=k・(ΔVs)2 ……(2)
ここで、kは駆動用TFT222のサイズと電界移動度によって決定される値である。
上記式(2)からも判るように、画像表示の際に有機EL素子21に流れる電流Ielは、駆動TFT222の閾値電圧Vthの影響を受けず、画像データSigに対応した映像信号電位Vsによって決定される。すなわち、発光回路22は、駆動用TFT22の閾値電圧Vthをキャンセルする補正機能を持っていることになる。このVth補正(キャンセル)機能により、ザラツキのない高画質な表示画像を得ることができる。
続いて、受光動作について説明する。先ず、モード制御信号LON1,LON2を共に低電位にすることで、発光動作を終了させる。すなわち、モード制御信号LON1,LON2を共に低電位にすると、モード制御用TFT224,225が共にオフ状態となり、駆動用TFT222と有機EL素子21との間の経路が断たれるため、有機EL素子21には電流が流れず、当該有機EL素子21の発光動作が終了する。
発光動作が終了したら、映像信号線18の電位を信号基準電位Vsmaxから一定電位ΔVsrだけ低い電位に設定する。その後、書き込み制御信号WS、読み出し制御信号RSおよびモード制御信号LON1を高電位に、モード制御信号LON2を低電位にする。すると、駆動用トランジスタTFT222、モード制御用トランジスタTFT224、受光電流制御用TFT231およびTFT232がオン状態となるため、電源VDDと第1のバイアス電源Vb1との間の経路が導通する。一方、モード制御用TFT225がオフ状態になるため有機ELL素子21には電流が流れない。
このとき、TFT232を流れる電流(基準電流)Iaは、駆動用TFT222によって決定され、発光動作の際に既に駆動用TFT222のVth補正が終了しているため、
Ia=k・(ΔVsr)2 ……(3)
と一定電位ΔVsrで決定される定電流となる。この期間に受光信号線19に流れる検出電流(受光信号電流)Idetは、TFT232を流れる電流IaとTFT232のゲート電位(E)VEによって決定され、以下の2つの式で表される。
Ia=Ka・(VE−Vb1−Vtha) ……(4)
Idet=Kb・(VE−Vb2−Vthb)…(5)
ここで、KaはTFT232のサイズと電界移動度で決まる定数、KbはTFT233のサイズと電界移動度で決まる定数、VthaはTFT232の閾値電圧、VthbはTFT233の閾値電圧である。
上記式(4)よりTFT232のゲート電位VEが一意的に決定され、上記式(5)より検出電流Idetが求まる。ここで、検出電流Idetは、カレントミラー回路235を構成するTFT232,233の特性バラツキ、特に閾値電圧Vthのばらつきを含んだ値となる。そこで、この検出電流Idetを電流値Idet1として外部システムのメモリ(図示せず)にストアしておくこととする。
撮像期間では、書き込み制御信号WS、読み出し制御信号RSおよびモード制御信号LON1,LON2を低電位にすると、有機EL素子21には外光により発生した光キャリアに応じた光リーク電流によって有機EL素子21の容量Celの電荷を放電させる。撮像期間の終了後、撮像信号の出力を行う。
このとき、書き込み制御信号WSおよびモード制御信号LON1を低電位にし、読み出し制御信号RS及びモード制御信号LON2を高電位にする。これにより、駆動用TFT222およびモード制御用TFT224がオフ状態になるため駆動用TFT222と有機EL素子21との間の経路が断たれる一方、モード制御用TFT225がオン状態になるため有機EL素子21と受光電流制御用TFT231との間の経路が導通する。
撮像信号出力期間中のTFT232のゲート電位(E)VEは、撮像期間中に放電した有機EL素子21の容量Celの電荷量で決まる値となる。このときの受光信号線19に出力される電流値をIdet2とする。この電流値Idet2も電流値Idet1と同様に、カレントミラー回路235を構成するTFT232,233の特性バラツキを含んだ値となるが、電流値Idet1は既知の電流(基準電流)Iaを入力とした値であることから、外部システムにおいて電流値Idet1と電流値とIdet2との差分をとることにより、カレントミラー回路235を構成するTFT232,233の特性バラツキを含まない実際の撮像データに応じた検出電流Idet(real)を求めることができる。
上述したように、駆動用TFT22の閾値電圧Vthの補正機能を有する発光回路22とカレントミラー回路232を用いた受光回路23とを組み合わせた構成を採り、受光信号電流の検出に先立って、駆動用TFT222を介して流れる電流を基準電流として電流増幅回路(本例では、カレントミラー回路235に供給し、当該基準電流に基づく電流と受光信号電流に基づく電流との差分をとることで、TFTの特性バラツキ、特にVthバラツキに起因するザラツキの無い高画質の表示画像とエラーの少ない撮像データを出力する入出力機能(表示装置と撮像装置の両機能)を持つアクティブマトリクス型有機EL表示装置を実現することができる。
なお、上記実施形態では、有機EL素子21を発光素子および受光素子として兼用する構成の場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、受光素子として発光素子とは別に専用の素子を用いる構成を採ることも可能である。
また、上記実施形態では、駆動用TFT222の閾値電圧Vthのバラツキを補正する補正手段として、駆動用TFT222のゲート・ドレイン間にTFT223を接続してなる回路構成のものを用いるとしたが、これに限られるものではなく、駆動用TFT222の閾値電圧Vthのバラツキを補正可能な回路構成のものであれば良い。
さらに、上記実施形態では、受光信号電流の検出に先立って、駆動用TFT222を介して流れる電流を、TFTのVthバラツキを含まない基準電流として受光回路23のカレントミラー回路235に供給するとしたが、受光回路23内に専用の定電流源を設け、当該定電流源から受光信号電流の検出に先立って基準電流をカレントミラー回路235に供給する構成を採ることも可能である。
本発明に係る表示装置は、画素アレイ部を画面表示部としてのみならず、撮像装置として用いることができるため、カメラ機能を備えた携帯電話等の携帯端末装置に画面表示部兼撮像デバイスとして搭載して用いることができる。
本発明の一実施形態に係るアクティブマトリクス型有機EL表示装置の構成の概略を示すブロック図である。 画素の回路構成の一例を示す回路図である。 本実施形態に係るアクティブマトリクス型有機EL表示装置における1フレームでの動作の説明に供するタイミングチャートである。
符号の説明
11…画素、12…画素アレイ部、13…発光制御部、14…受光制御部、15…A/D変換部、20…画素回路、21…有機EL素子、22…発光回路、23…受光回路

Claims (11)

  1. 発光回路および受光回路を含む画素が行列状に配置されてなる表示装置であって、
    前記発光回路は、
    書き込まれる映像信号に応じて発光素子を駆動する駆動用トランジスタと、
    前記駆動用トランジスタの閾値電圧のバラツキを補正する補正手段とを有し、
    前記受光回路は、
    受光素子に流れる受光信号電流を増幅して出力する電流増幅手段と、
    前記受光信号電流の検出に先立って前記電流増幅手段に基準電流を供給する基準電流供給手段と、
    前記基準電流に基づく電流と前記受光信号電流に基づく電流との差分をとる手段とを有する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記補正手段は、前記駆動用トランジスタのゲート・ドレイン間に接続され、前記映像信号の書き込み時点から前記発光素子に一度電流を供給した後、当該電流の供給を停止する時点までオン状態となるトランジスタである
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記電流増幅手段、カレントミラー回路である
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記基準電流供給手段は、前記駆動用トランジスタを介して流れる電流を前記基準電流として前記電流増幅手段に供給する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 前記発光素子及び前記受光素子は、単一の有機EL素子である
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 前記受光回路は、前記有機EL素子に逆バイアス電圧を印加することによって当該有機EL素子を前記受光素子として用いる
    ことを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  7. 映像信号に応じて発光素子を駆動する駆動用トランジスタを有する発光回路と、
    受光素子に流れる受光信号電流を増幅して出力する電流増幅手段を有する受光回路と
    を含む画素が行列状に配置されてなる表示装置の駆動方法であって、
    前記発光回路の発光動作時には、前記駆動用トランジスタの閾値電圧のバラツキを補正する動作を行う一方、
    前記受光回路の受光動作時には、前記受光信号電流の検出に先立って前記電流増幅手段に基準電流を供給し、当該基準電流に基づく電流と前記受光信号電流に基づく電流との差分をとる
    ことを特徴とする表示装置の駆動方法。
  8. 前記閾値電圧のバラツキの補正では、前記駆動用トランジスタのゲート・ドレイン間に接続されたトランジスタを、前記映像信号の書き込み時点から前記発光素子に一度電流を供給した後、当該電流の供給を停止する時点までオン状態とする
    ことを特徴とする請求項7記載の表示装置の駆動方法。
  9. 前記駆動用トランジスタを介して流れる電流を前記基準電流として前記電流増幅手段に供給する
    ことを特徴とする請求項7記載の表示装置の駆動方法。
  10. 前記発光素子及び前記受光素子として、単一の有機EL素子を用いる
    ことを特徴とする請求項7記載の表示装置の駆動方法。
  11. 前記有機EL素子に逆バイアス電圧を印加することによって当該有機EL素子を前記受光素子として用いる
    ことを特徴とする請求項10記載の表示装置の駆動方法。
JP2004028781A 2004-02-05 2004-02-05 表示装置および表示装置の駆動方法 Pending JP2005221688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004028781A JP2005221688A (ja) 2004-02-05 2004-02-05 表示装置および表示装置の駆動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004028781A JP2005221688A (ja) 2004-02-05 2004-02-05 表示装置および表示装置の駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005221688A true JP2005221688A (ja) 2005-08-18

Family

ID=34997379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004028781A Pending JP2005221688A (ja) 2004-02-05 2004-02-05 表示装置および表示装置の駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005221688A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101069622B1 (ko) 2008-02-15 2011-10-05 가시오게산키 가부시키가이샤 표시 구동 장치 및 표시 장치
US8858041B2 (en) 2005-04-08 2014-10-14 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lamp having outer shell to radiate heat of light source
CN105096824A (zh) * 2015-08-06 2015-11-25 青岛海信电器股份有限公司 自发光显示器灰阶补偿方法、装置和自发光显示设备
WO2023199670A1 (ja) * 2022-04-11 2023-10-19 東レ株式会社 光センサおよびこれを用いた表示装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06317467A (ja) * 1993-01-08 1994-11-15 Texas Instr Inc <Ti> 輝度検出回路
JPH08340128A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Olympus Optical Co Ltd 光電変換回路
JPH1175115A (ja) * 1997-09-01 1999-03-16 Seiko Epson Corp 表示装置兼用型イメージセンサ装置
JPH11274463A (ja) * 1998-03-24 1999-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 固体撮像素子
JP2001292276A (ja) * 2000-01-31 2001-10-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 密着型エリアセンサ及び密着型エリアセンサを備えた表示装置
JP2002033962A (ja) * 2000-05-08 2002-01-31 Sony Corp 撮像装置及びその駆動制御方法
JP2002251164A (ja) * 2000-09-14 2002-09-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd エリアセンサ及び表示装置
WO2002077957A1 (fr) * 2001-03-22 2002-10-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Affichage auto-luminescent
JP2003198341A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Fuji Electric Co Ltd 電流増幅型コンパレータ
JP2003536115A (ja) * 2000-06-20 2003-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 受光素子を具備する発光マトリックス配列表示装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06317467A (ja) * 1993-01-08 1994-11-15 Texas Instr Inc <Ti> 輝度検出回路
JPH08340128A (ja) * 1995-06-13 1996-12-24 Olympus Optical Co Ltd 光電変換回路
JPH1175115A (ja) * 1997-09-01 1999-03-16 Seiko Epson Corp 表示装置兼用型イメージセンサ装置
JPH11274463A (ja) * 1998-03-24 1999-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 固体撮像素子
JP2001292276A (ja) * 2000-01-31 2001-10-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 密着型エリアセンサ及び密着型エリアセンサを備えた表示装置
JP2002033962A (ja) * 2000-05-08 2002-01-31 Sony Corp 撮像装置及びその駆動制御方法
JP2003536115A (ja) * 2000-06-20 2003-12-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 受光素子を具備する発光マトリックス配列表示装置
JP2002251164A (ja) * 2000-09-14 2002-09-06 Semiconductor Energy Lab Co Ltd エリアセンサ及び表示装置
WO2002077957A1 (fr) * 2001-03-22 2002-10-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Affichage auto-luminescent
JP2003198341A (ja) * 2001-12-27 2003-07-11 Fuji Electric Co Ltd 電流増幅型コンパレータ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8858041B2 (en) 2005-04-08 2014-10-14 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lamp having outer shell to radiate heat of light source
US8979315B2 (en) 2005-04-08 2015-03-17 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lamp having outer shell to radiate heat of light source
US8992041B2 (en) 2005-04-08 2015-03-31 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lamp having outer shell to radiate heat of light source
US9103541B2 (en) 2005-04-08 2015-08-11 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lamp having outer shell to radiate heat of light source
US9234657B2 (en) 2005-04-08 2016-01-12 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lamp having outer shell to radiate heat of light source
US9249967B2 (en) 2005-04-08 2016-02-02 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lamp having outer shell to radiate heat of light source
US9772098B2 (en) 2005-04-08 2017-09-26 Toshiba Lighting & Technology Corporation Lamp having outer shell to radiate heat of light source
KR101069622B1 (ko) 2008-02-15 2011-10-05 가시오게산키 가부시키가이샤 표시 구동 장치 및 표시 장치
CN105096824A (zh) * 2015-08-06 2015-11-25 青岛海信电器股份有限公司 自发光显示器灰阶补偿方法、装置和自发光显示设备
US10553162B2 (en) 2015-08-06 2020-02-04 Qingdao Hisense Electronics Co., Ltd. Grayscale compensating method and apparatus for self-luminous display, and self-luminous display device
WO2023199670A1 (ja) * 2022-04-11 2023-10-19 東レ株式会社 光センサおよびこれを用いた表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110520922B (zh) 显示驱动电路、方法、以及显示设备
US9697769B2 (en) Display device and drive method for same
JP4055722B2 (ja) アクティブマトリクス型有機el表示装置
JP5207885B2 (ja) 画素回路、発光表示装置及びそれらの駆動方法
JP3844739B2 (ja) 半導体装置
JP6128738B2 (ja) 画素回路及びその駆動方法
US8154566B2 (en) Active-matrix display apparatus driving method of the same and electronic instruments
JP5566000B2 (ja) 発光表示装置の駆動回路、その駆動方法並びにカメラ
JP2006243176A (ja) 表示装置、信号線駆動方法
JP2004302211A (ja) 画素回路、電気光学装置および電子機器
WO2021196015A1 (zh) 像素电路及其驱动方法、显示装置及其驱动方法
JP2008191611A (ja) 有機el表示装置、有機el表示装置の制御方法および電子機器
JP4670236B2 (ja) 表示装置およびその駆動方法
JP2008185670A (ja) 有機el表示装置、有機el表示装置の制御方法および電子機器
JP2012058634A (ja) 表示装置、表示装置の駆動方法、及び、電子機器
CN113692613B (zh) 像素电路和像素控制方法
US7932878B2 (en) Active matrix-type display apparatus and information processing apparatus using the same
JP2005221688A (ja) 表示装置および表示装置の駆動方法
US20100156966A1 (en) Image display device
JP2010096908A (ja) 表示装置
TW200926114A (en) Display apparatus, driving method for display apparatus and electronic apparatus
JP2011154154A (ja) 表示装置およびその光検出方法
JP2011221127A (ja) 表示装置、及びその駆動方法
JP4701603B2 (ja) 表示装置およびその駆動方法
US8471840B2 (en) Display, method of driving display, and electronic device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091008

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091008

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110329