JP2005219590A - フロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造 - Google Patents

フロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造 Download PDF

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辰太郎 松島
Makoto Suzuki
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Abstract

【課題】 左右方向の力に対して剛性を高めることのできるフロントエンドモジュール構造の車体前部への取り付け構造を提供する。
【解決手段】 本発明のフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造は、少なくとも車幅方向に延在するロアメンバ21とアッパメンバ22とにより形成されてラジエータコアをサポートするラジエータコアサポートメンバ20からなり、ラジエータコアサポートメンバ20の車幅方向左右両側にランプユニットを取り付けるためのランプ取り付け部23が形成されているものにおいて、ロアメンバ21を閉断面構造とし、ロアメンバ21をフロントサイドメンバ28の左右前端部にそれぞれ取り付けて、ラジエータコアサポートメンバ20をリジッドマウント構造とした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ラジエータコアサポートメンバにヘッドランプユニットやフロントバンパー等をサブアッセンブリして構成されたフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造に関する。
従来から、図1、図2に示す構造のラジエータサポートメンバー1が知られている。このラジエータコアサポートメンバ1は、左右両側部に湾曲して後方に向けて張り出すサイド部3を備えて車幅方向に延在されたアッパメンバ2と、このアッパメンバ2と平行に配置されて車幅方向に延在するロアメンバ4と、これらアッパメンバ2とロアメンバ4とを上下方向に連接する左右一対のサイドステイ部5と、このサイドステイ部5とアッパメンバ2との連接部分に車幅方向外側に向けて張り出して設けられて図示を略すヘッドランプユニットが取り付けられるランプ取り付け部6とからなっている。
アッパメンバ2とロアメンバ4とは車幅方向中央箇所で上下方向に延びるフードロックステイ部7により連結されている。ラジエータコアサポートメンバ1は、そのランプ取り付け部6にヘッドランプユニット(図示を略す)が取り付けられることによりフロントエンドモジュールを構成している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−81135号公報(図1〜図3参照)
ところで、この従来のフロントエンドモジュール構造のものは、図3に示すように、車体のサイドステイ部5、ランプ取り付け部6のベース部6Aにインサート成形されたカラー部材Cに複数のボルト挿通孔16を形成し、車体前部としてのフロントサイドメンバSBにサイドステイ部5、ランプ取り付け部6のベース部6Aを突き当て、このボルト挿通孔16に図示を略すボルトを挿通して、このボルトによりフロントエンドモジュールをフロントサイドメンバSBに取り付ける構成となっている。
このように、従来のフロントエンドモジュールは、平たい1枚構成のサイドステイ部5からなるブラケットにより車体前部としてのフロントサイドメンバSBに取り付けられる構造であるので、車幅方向から加わる力によって変形を受けやすく、左右方向の剛性が低いという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、左右方向の力に対して剛性を高めることのできるフロントエンドモジュール構造の車体前部への取り付け構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載のフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造は、少なくとも車幅方向に延在するロアメンバとアッパメンバとにより形成されてラジエータコアをサポートするラジエータコアサポートメンバからなり、前記ラジエータコアサポートメンバの車幅方向左右両側にランプユニットを取り付けるためのランプ取り付け部が形成されているものにおいて、
前記ロアメンバを閉断面構造とし、該ロアメンバをフロントサイドメンバの左右前端部にそれぞれ取り付けて、前記ラジエータコアサポートメンバをリジッドマウント構造としたことを特徴とする。
請求項2に記載のフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造は、前記ロアメンバは車体後方に向かってエンジンを支持するクレイドルフレームの取り付け部にまで延設され、該ロアメンバの延設部にボルト挿通孔が形成され、前記ロアメンバがボルトにより前記クレイドルフレームと共に前記フロントサイドメンバに共締め締結されることを特徴とする。
請求項3に記載のフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造は、前記延設部に前記ボルト挿通孔を車体後方に向かって開放する開放空間が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載のフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造は、前記延設部と前記クレイドルフレームの取り付け部との間にカラー部材が設けられて、前記延設部と前記クレイドルフレームの取り付け部との間の高さ方向の隙間を調整することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ラジエータコアサポートメンバのロアメンバを閉断面構造とし、このロアメンバをフロントサイドメンバの前端部に取り付けて、ラジエータコアサポートメンバをリジッドマウント構造としたので、従来のものに較べて左右方向の剛性の向上を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、エンジンを支持するクレイドルフレームの取り付け部までロアメンバを車体後方に向かって延設し、この延設部にボルト挿通孔を形成し、ボルトによりクレイドルフレームと共にフロントサイドメンバにロアメンバを共締め締結する構成としたので、従来のサイドステイ部5をフロントサイドメンバSBに固定するのに専用のボルトを廃止することができ、従来に較べて、ラジエータコアサポートメンバの部品点数の削減、重量軽減を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、延設部にボルト挿通孔を後方に向かって開放する開放空間を形成したので、ボルトを緩めることのみによりラジエータコアサポートメンバをフロントサイドメンバから取り外すことができ、整備が容易である。
請求項4に記載の発明によれば、延設部と取り付け部との間にカラー部材を設けて、延設部と取り付け部との間の高さ方向の隙間を調整する構成としたので、高さ方向の公差の吸収の容易化を図ることができる。
以下に、本発明に係わるフロントエンドモジュール構造の実施例を図面を参照しつつ説明する。
図4は本発明に係るフロントエンドモジュール構造を示す斜視図である。この図4において、20はラジエータコアサポートメンバを示している。ラジエータコアサポートメンバ20はロアメンバ21とアッパメンバ22とから構成されている。このロアメンバ21とアッパメンバ22とは上下方向に間隔を開けて車幅方向に平行に延設されている。
そのロアメンバ21とアッパメンバ22との車幅方向左右両側には、上下方向に延びるランプ取り付け部23がロアメンバ21とアッパメンバ22との間に掛け渡して設けられている。そのロアメンバ21とアッパメンバ22との車幅方向中央部には上下方向に延びるフードロックスティ24がロアメンバ21とアッパメンバ22との間に掛け渡して設けられている。ランプ取り付け部23には図示を略すヘッドランプユニットがサブアッセンブリされて、フロントエンドモジュールが形成される。
そのロアメンバ21は閉断面構造とされ、その左右方向両端部は図5、図6に示すように高さ方向に起立され、その起立部25は車体後方に向かって延設された閉断面形状の延設部25Aを有する。その延設部25Aには図7に示すように馬蹄形状のカラー部材26が装着されている。ランプ取り付け部23はそのロアメンバ21の起立部25に固定されている。
そのラジエータコアサポートメンバ20は、図5に示すように車体前部としてのフロントサイドメンバ28にエンジン設置用のクレイドルフレーム29と共に締結されるものである。そのフロントサイドメンバ28の先端部には、その下部にクレイドルフレーム取り付け部30が形成されている。そのクレイドルフレーム取り付け部30にはボルト31に螺合する埋め込みナット32が形成されている。クレイドルフレーム29には図6に示すように埋め込みナット32に対向する箇所にボルト31に螺合するネジ穴33が形成されている。
そのカラー部材26は延設部25Aとクレイドルフレーム取り付け部30との間の高さ方向隙間を調整するために用いられ、図8に示すように、ボルト挿通孔34を有する。このカラー部材26には図7に示すようにそのボルト挿通孔34を車体後方に向かって開放する開放空間35が形成されている。
このフロントエンドモジュールは、ボルト31を用いてそのロアメンバ21の延設部25Aをクレイドルフレーム29と共にクレイドルフレーム取り付け部30に共締めすることによりフロントサイドメンバ28に締結される。また、アッパメンバ22は、その適宜箇所が車体骨格部材としてのフッドリッジメンバ(図示を略す)の前端部にボルト・ナット等の締結部材により固定される。
この発明の実施例によれば、ボルト31を用いてそのロアメンバ21の延設部25Aをクレイドルフレーム29と共にクレイドルフレーム取り付け部30に共締めすることによりフロントサイドメンバ28に締結することにしたので、従来の図1に示すサイドステイ部5、このサイドステイ部5をフロントサイドメンバSBに固定するのに専用のボルト16を廃止することができ、従来に較べて、ラジエータコアサポートメンバ20の部品点数の削減、重量軽減を図ることができると共に、ラジエータコアサポートメンバ20のロアメンバ21を閉断面構造とし、このロアメンバ21をフロントサイドメンバ28の左右前端部にそれぞれ取り付けてラジエータコアサポートメンバ20をリジッドマウント構造としたので、従来のものに較べて左右方向の剛性の向上を図ることができる。
また、この実施例によれば、延設部25Aとクレイドルフレーム取り付け部30との間にカラー部材26を設けて、延設部25Aとクレイドルフレーム取り付け部30との間の高さ方向の隙間を調整する構成としたので、高さ方向の公差の吸収の容易化を図ることができる。
更に、延設部25Aにボルト挿通孔34を車体後方に向かって開放する開放空間35を形成したので、ボルト31を緩めて、ラジエータコアサポートメンバ20をフロントサイドメンバ28から車体前方に向けて引き抜くことによりフロントサイドメンバ28からラジエータコアサポートメンバ20を容易に取り外すことができ、その整備が容易である。
従来のフロントエンドモジュールの構造の一例を示す斜視図である。 図1に示すアッパメンバのサイド部の一方を分解して示す斜視図である。 従来のフロントエンドモジュールのフロントサイドメンバへの取付けの一例を示す断面図である。 本発明に係わるフロントエンドモジュールの構造の一例を示す斜視図である。 図4に示すロアメンバのフロントサイドメンバの前端部への取付けを示す側面図である。 図5に示すロアメンバのフロントサイドメンバの前端部への取付けを示す斜視図である。 図6のX−X線に沿う延設部の断面図である。 図6のY−Y線に沿う延設部の断面図である。
符号の説明
20…ラジエータコアサポートメンバ
21…ロアメンバ
22…アッパメンバ
23…ランプ取り付け部
28…フロントサイドメンバ

Claims (4)

  1. 少なくとも車幅方向に延在するロアメンバとアッパメンバとにより形成されてラジエータコアをサポートするラジエータコアサポートメンバからなり、前記ラジエータコアサポートメンバーの車幅方向左右両側にランプユニットを取り付けるためのランプ取り付け部が形成されているフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造において、
    前記ロアメンバを閉断面構造とし、該ロアメンバをフロントサイドメンバの左右前端部にそれぞれ取り付けて、前記ラジエータコアサポートメンバをリジッドマウント構造としたことを特徴とするフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造。
  2. 前記ロアメンバは車体後方に向かってエンジンを支持するクレイドルフレームの取り付け部にまで延設され、該ロアメンバの延設部にボルト挿通孔が形成され、前記ロアメンバがボルトにより前記クレイドルフレームと共に前記フロントサイドメンバに共締め締結されることを特徴とする請求項1に記載のフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造。
  3. 前記延設部に前記ボルト挿通孔を車体後方に向かって開放する開放空間が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造。
  4. 前記延設部と前記クレイドルフレームの取り付け部との間にカラー部材が設けられて、前記延設部と前記クレイドルフレームの取り付け部との間の高さ方向の隙間を調整することを特徴とする請求項3に記載のフロントエンドモジュールの車体前部への取り付け構造。
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