JP5460526B2 - 自動二輪車の前部構造 - Google Patents
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Description
車両の小型化が求められる中、フロントカウルの大型化を回避することができる技術が望まれていた。
仮に、ライセンスプレートステーがヘッドライトに取付けられている場合において、ライセンスプレートステーを目立たなくしてヘッドライト周りの外観性を高めるためには、ヘッドライトへのライセンスプレートステー取付部の周辺をフロントカウルで覆う必要がある。ライセンスプレートステー取付部の周辺をフロントカウルで覆うことにより、フロントカウルが大きくなる可能性がある。
従って、車体の前部にライセンスプレートを取付ける自動二輪車において、フロントカウル周りの良好な外観性が維持され、フロントカウルの大型化が回避される。
図1に示されているように、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から車両後方へ延ばされるメインフレーム12と、ヘッドパイプ11から車両斜め後ろ後方へ延ばされるダウンフレーム13と、メインフレーム12の下端から下方へ延ばされる左右一対のピボットフレーム15L、15R(図手前側の符号15Lのみ示す。)と、メインフレーム12の後部から車両後方へ延ばされる左右一対のシートレール16L、16R(図手前側の符号16Lのみ示す。)と、これらの左右一対のシートレール16L、16Rの中間部と左右一対のピボットフレーム15L、15Rの間に各々渡され左右一対のシートレール16L、16Rを各々支持する左右一対のサポートステー17L、17R(図手前側の符号17Lのみ示す。)とから車体フレーム20を構成し、ヘッドパイプ11に前輪21とこの前輪21を支持するフロントフォーク22とこのフロントフォーク22の上端に取付けられる操向ハンドル23とを含む前輪操向系24を操向可能に設け、ダウンフレーム13とピボットフレーム15L、15Rとにエンジン25を懸架し、ピボットフレーム15L、15Rからピボット軸26を介して車両後方にスイングアーム27を延ばし、このスイングアーム27の後端にチェーン28を介してエンジン25の駆動力が伝達される後輪29を設け、ヘッドパイプ11の車両後方位置でメインフレーム12に燃料タンク31を載せ、この燃料タンク31の車両後方側で左右一対のシートレール16L、16Rに乗員シート32を載置してなる車両である。
フロントフォーク22の前方にフロントカウル36が配置され、このフロントカウル36にヘッドライト37が設けられ、このヘッドライト37の下方位置にてフロントカウル36には、ライセンスプレート38が取付けられるライセンスプレートステー39が設けられている。フロントカウル36から車両斜め後ろ上方へウインドスクリーン41が延ばされている。フロントカウル36の左右側面にから車幅方向外方へ左右の前ウインカ42L、42R(図手前側の符号42Lのみ示す。)が延ばされている。
前輪21の上方位置でフロントフォーク22にフロントフェンダ45が取付けられている。
乗員シート32の下方位置で燃料タンク31の後部から車両後方へ左右一対のサイドカウル47L、47R(図手前側の符号47Lのみ示す。)が各々延ばされ、この左右一対のサイドカウル47L、47Rに連続するように車両後方へ左右一対のリヤカウル48L、48R図手前側の符号48Lのみ示す。)が各々延ばされている。また、左右一対のサイドカウル47L、47Rの下方に、左右一対のセンタカウル49L、49R(図手前側の符号49Lのみ示す。)がピボットフレーム15L、15Rに沿って各々下方へ延ばされている。
図2に示されているように、フロントカウル36の前部に、ヘッドランプ37(以下、「ヘッドライト37」と云う。)が取付けられ、フロントカウルの底面54から車両前方へライセンスプレートステー39が延ばされ、このライセンスプレートステー39の先にライセンススプレート38が取付けられている。
ヘッドライト37は、車両側面視で、レンズ61の下部が車両後方へ後退するように湾曲したレンズ61を備え、このようなレンズの下部後面62に、フロントカウルの下部前面63が当たると共に、レンズ61より下方に延び、フロントカウルの下部前面63より前でレンズの先端部64より車両後方でレンズ下方のスペースに、ライセンスプレート38が配置されている。
図4に示されているように、フロントカウルの底面54に、下からライセンスプレートステー39を当て、フロントカウル36の上から下向きに2つ締結部材67を差し込み、これらの締結部材67でフロントカウル36にライセンスプレートステー39を締結した。
図5を併せて参照して、収納凹部71は、ライセンスプレートステー39の腕部上面72が当接する底面73と、この底面73の車幅方向外方位置で下方に延ばされる左右の側壁74L、74Rと、左右の側壁74L、74Rの車両後方側に設けられる後壁75と、車幅方向中心位置に形成され下方に形成される凸部76と、を備えている。凸部76に、ヘッドライト37が前後に揺動可能になるようにヘッドライト37の下部が締付されるねじ(図12、符号111)が差し込まれ締結される長穴77が開けられている。
図8に示されているように、上から見たときに、ライセンスプレートステー39は、車両前方に延びている左右の腕部91L、91Rと、これらの左右の腕部91L、91Rの先に車幅方向に延びているライセンスプレート支持部92とからなる。ライセンスプレートステー39は、樹脂で一体的に成形されている。
図8を併せて参照して、腕部91の縁にリブ96が形成されている。リブ96の締結部材67の軸方向高さと、締結ボス97の締結部材67の軸方向高さとは略同一高さである。締結部材67の軸直角方向且つ車両側面視で、締結ボスの下面97bとリブの下面96bとは略同一で、締結ボス97がリブ96から殆ど飛び出ないため、締結ボス97が設けられているにも拘わらず、ライセンスプレートステー39の外観性が損なわれる心配はない。
図10に示されているように、車両斜め前下方から車両斜め後上方を見たときに、前輪操向系24は、ヘッドパイプ11に回動可能に設けられフロントフォーク22を上下で支持するトップブリッジ101及びボトムブリッジ102を備えている。トップブリッジ101及びボトムブリッジ102に、各々、フロントカウル36を支持するカバーステー103が4つの締結ボルト104によって締結されている。
図2に戻って、フロントカウル36でライセンスプレートステー39の一部が隠れるように、フロントカウルの底面54にライセンスプレートステー39を取付けたので、ライセンスプレートステー39を目立たなくするとことができ、フロントカウル周りの外観性を高めることができる。
仮に、ライセンスプレートステーがヘッドライトに取付けられている場合には、ライセンスプレートステーを目立たなくしてヘッドライト周りの外観性を高めるために、ヘッドライトへのライセンスプレートステー取付部の周辺をフロントカウルで覆う。これにより、フロントカウルが大きくなる可能性がある。
従って、本発明によれば、フロントカウル周りの良好な外観性が維持され、フロントカウル36の大型化が回避される。
Claims (6)
- 車体の前部にライセンスプレート(38)を取付ける自動二輪車の前部構造において、
車体フレーム(20)に取付けられ、この車体フレーム(20)の前方に配置されヘッドライト(37)を囲うフロントカウル(36)と、このフロントカウル(36)の底面に車両側面視で一部が見えないように取付けられ前記ライセンスプレート(38)を支持するライセンスプレートステー(39)と、を備えていることを特徴とする自動二輪車の前部構造。 - 前記フロントカウルの底面(54)に、前記ライセンスプレートステー(39)を収納する収納凹部(71)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の前部構造。
- 前記フロントカウルの下面(55)と、前記ライセンスプレートステーの下面(56)は、略面一にすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車の前部構造。
- 前記フロントカウルの底面(54)に、下から前記ライセンスプレートステー(39)を当て、前記フロントカウル(36)の上から下向きに締結部材(67)を差し込み、この締結部材(67)で前記フロントカウル(36)に前記ライセンスプレートステー(39)を締結したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の自動二輪車の前部構造。
- 前記ライセンスプレートステー(39)は、樹脂で成形されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の自動二輪車の前部構造。
- 前記ヘッドライト(37)は、車両側面視で、レンズ(61)の下部が車両後方へ後退するように湾曲したレンズ(61)を備え、このようなレンズの下部後面(62)に、前記フロントカウルの下部前面(63)が当たると共に、前記レンズ(61)より下方に延び、前記フロントカウルの下部前面(63)より前で前記レンズ(61)の先端部より車両後方で前記レンズ(61)下方のスペースに、前記ライセンスプレート(38)が配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の自動二輪車の前部構造。
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