JP2005219188A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電動工具のトリガを操作する際に指が切換レバーに当たらないようにする。
【解決手段】 トリガ(4)のストロークを切換部材(6)の操作により切り換えて出力軸(2)からの出力を変更可能とした電動工具において、切換部材(6)をトリガ(4)の通路(4a)に対し出し入れしてトリガ(4)のストロークを切り換えるようにし、この切換部材(6)の出し入れをトリガ(4)から離れた箇所に設けた切換レバー(7)により操作するようにする。トリガを引く際に指が切換レバー等に掛かることがなく、長時間作業する場合であっても指に負担がかからず、また作業者に不快感を与えることもない。また、切換部材が知らぬ間に切り換わって、出力軸の回転数が変わってしまうというおそれが解消する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、出力切換装置を備えた電動工具に関する。
インパクトドライバ等の電動工具は、ネジ頭の切断、ネジ込み過ぎ等を防止するため材料、仕上げ等に応じて出力を二段階で切り替えることができるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、この種の電動工具はスイッチボックスに取り付けられたトリガを引くに連れて出力が増加するようになっており、一般的にはトリガとスイッチボックスとの間にダイアル式のつまみが設けられ、そのつまみを二位置間で回転させることでトリガの最大引き量を切り換え、出力を加減することができるようにしている。つまみを一方に操作すれば、トリガを引くに連れて出力を低出力側の最大値まで高めることができ、つまみを他方に操作すればトリガを更に引いて高出力側の最大値まで出力を高めることができる。
また、電動工具によっては、スイッチボックス内より出力端子を出し、別のスイッチから回転数を切り替える信号を検出して出力電圧、回転数を変える方式を採用したものもある。上記別のスイッチを強モードと弱モードとの間で切り替えることにより、トリガの引き量に応じた出力の変化の程度を変えることができるようになっている。
特開平7−326249号公報
しかし、前者の方式では、トリガを引く際に常にダイアルに指が掛かり、長時間作業する場合指に負担がかかる。また、指がダイアルに触れて知らぬ間に回転し、出力軸の回転数が変わってしまうという問題点もある。また、前者のつまみによってトリガの引き量を切り替える方式では、つまみの厚さのバラツキ、つまみとハウジングとのクリアランスのバラツキ等によりトリガの引き量にバラツキが発生するので、出力特性が比例曲線であれば、トリガの引き量のバラツキに対し出力電圧の誤差が大きくなり、例えば低出力を必要とする場合に高出力でネジが回わされてしまう場合がある。
また、後者の方式では、汎用のスイッチボックス内の回路を変更する必要があるので部品費がアップする。また、信号用のスイッチを別に設ける必要があるので部品数が増加し、リード線の取り回しが面倒になって組立性が低下する。
したがって、本発明は上記不具合を解消することができる電動工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、トリガ(4)のストロークを切換部材(6)の操作により切り換えて出力軸(2)からの出力を変更可能とした電動工具において、切換部材(6)をトリガ(4)の通路(4a)に対し出し入れしてトリガ(4)のストロークを切り換えるようにし、この切換部材(6)の出し入れをトリガ(4)から離れた箇所に設けた切換レバー(7)により操作するようにした電動工具を採用する。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電動工具において、切換部材(6)と切換レバー(7)とを可撓性伝動体(11)で連結し、可撓性伝動体(11)を電動工具のハウジング(1)を構成する割り片の合せ面に設けられた溝(13)内に収納した電動工具を採用する。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の電動工具において、切換部材(6)の操作により変更されたトリガ(4)のストロークがもたらす低トルク域(P)の上限に、定トルク域(R)を設定した電動工具を採用する。
請求項1に係る発明によれば、トリガ(4)のストロークを切換部材(6)の操作により切り換えて出力軸(2)からの出力を変更可能とした電動工具において、切換部材(6)をトリガ(4)の通路(4a)に対し出し入れしてトリガ(4)のストロークを切り換えるようにし、この切換部材(6)の出し入れをトリガ(4)から離れた箇所に設けた切換レバー(7)により操作するようにしたから、トリガ(4)を引く際に指が切換レバー(7)等に掛かることがなく、長時間作業する場合であっても指に負担がかからず、また作業者に不快感を与えることもない。また、切換部材(6)が知らぬ間に切り換わって、出力軸(2)の回転数が変わってしまうというおそれが解消する。また、スイッチボックス(3)内に大きな変更を加える必要がないので、汎用のスイッチボックスを使用することができるという利点がある。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載の電動工具において、切換部材(6)と切換レバー(7)とを可撓性伝動体(11)で連結し、可撓性伝動体(11)を電動工具のハウジング(1)を構成する割り片の合せ面に設けられた溝(13)内に収納したから、可撓性伝動体(11)を屈曲させることにより切換レバー(7)を所望の位置及び姿勢に設定することができ、また、可撓性伝動体(11)をハウジング(1)の壁内に埋設することにより切換レバー(7)等を装着するための余分なスペースを不要としハウジング(1)の構造の複雑化を防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、請求項1に記載の電動工具において、切換部材(6)の操作により変更されたトリガ(4)のストロークがもたらす低トルク域(P)の上限に、定トルク域(R)を設定したから、切換部材(6)をトリガ(4)の通路(4a)内に挿入した場合に製作誤差等によりトリガ(4)の引き量にバラツキが存在しても、トリガ(4)のストロークがもたらす低トルク域(P)の上限の定トルク域(R)に収まり、低トルク域(P)の出力特性がバラつくことなく安定して確保される。
以下、図面を参照して発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1乃至図4に示すように、この電動工具は具体的にはインパクトドライバであり、二つ割りの割り片を組み合わせることにより形成されるハウジング1を有する。図中ハウジング1は紙面と平行な面で二つ割りされており、これら二つの割り片が紙面と平行に設けられた合せ面上で接合されることによりハウジング1として組み立てられている。
ハウジング上部1aは動力室になっており、その内部には図示しないモータ、減速機、ハンマ等が収納され、出力軸2がハウジング上部1aの先端から突出する。
ハウジング下部1bは操作者が握るハンドルになっており、その内部の上寄りの箇所にはスイッチボックス3が収納される。スイッチボックス3はモータに電気的に接続される。また、ハンドルの上端の前面にはトリガ4が前後方向(図1中、左右方向)にスライド可能に設けられる。トリガ4がスライド操作されることにより、スイッチボックス3内の各種スイッチが動作する。後に詳しく述べるようにトリガ4の引き量が増えるに連れてモータの出力が増加し、出力軸2の出力するトルクが増加するようになっている。ハンドルの下部にはバッテリ5が着脱自在に取り付けられ、その端子5aがスイッチボックス3側の端子3aに接離可能に接する。バッテリ5からスイッチボックス3を経てモータに給電される。
この電動工具はスイッチボックス3に対するトリガ4のストロークを切換部材6の操作により低トルク域(回転数可変域)と高トルク域(最高回転域)との間で切り換えるようになっている。
具体的には、切換部材6をスイッチボックス3とトリガ4との間すなわちトリガ4の通路4aに出し入れしてトリガ4のストロークを切り換えるようにし、この切換部材6の出し入れをトリガ4から離れた箇所に設けた切換レバー7により操作するように構成される。
図1、図5(A)及び図6(A)(B)に示すように、切換部材6は所定の厚さを有する略長方形の板片であり、スイッチボックス3の前面とハウジング1の内壁面との間に上下方向に伸びるように形成されたガイド溝8内にハウジング1に覆われた状態でスライド可能に挿入される。切換部材6はガイド溝8内を上下にスライドすることによりスイッチボックス3とトリガ4との間のトリガ4の通路4a内に出没可能である。
切換レバー7は、ハウジング下部1bであるハンドルの下端に取り付けられる。このため、トリガ4を引く指が切換レバー7に掛かることがなく、長時間作業する場合であっても指に負担がかからず、また作業者に不快感を与えない。また、切換部材6が知らぬ間に切り換わって、出力軸2の回転数やトルクが変わってしまうということもない。切換レバー7はハンドルの下端前部に限らず、トリガ4を引く指に接触しない他の所望の箇所に配置することができる。
図1、図5(C)及び図6(A)(C)に示すように、切換レバー7は、概ね長方形の板片であり、ハンドルの下端から前方に突出する箇所に配置される。この突出部には前後方向に伸びる凹穴9が形成され、この凹穴9内に切換レバー7が挿入される。切換レバー7の両側から下方に係止片7aが突出し、係止片7aが凹穴9の両縁に係合する。これにより、切換レバー7は凹穴9から脱落することなく凹穴9内を前後方向にスライド可能である。
また、切換レバー7の裏面前端とハンドルの突出部の前端には、切換レバー7の係留手段として凸部7bと凹部1cがそれぞれ形成される。切換レバー7はハンドルの突出部の前端へとスライドすると凹凸部1c,7bの係合により当該位置に係留される。図5(C)に示すように、切換レバー7の係止片7aは切換レバー7が若干上下に移動することができるように凹穴9の縁に係合しているので、係留中の切換レバー7の後端を押し下げると前端が浮上する。これにより、凹凸部1c,7bの係合が解除され、切換レバー7の係留が解かれる。
図1、図5及び図6に示すように、切換部材6と切換レバー7とは可撓性伝動体11で連結される。可撓性伝動体11は伸縮しない薄くて細長い帯材で形成され、その一端が切換部材6に連結され、他端が切換レバー7に連結される。可撓性伝動体11としては、帯材のほかワイヤ、コイル等を用いることもできる。可撓性伝動体11には切換部材6とハウジング1の内壁との間において弾性体である圧縮コイルバネ12が装着される。このように切換部材6と切換レバー7とを可撓性伝動体11で連結するので、可撓性伝動体11を屈曲させることにより切換レバー7の位置及び姿勢を自在に設定することができる。
図1に示すように、切換レバー7の係留が解除されている場合は、圧縮コイルバネ12の付勢力により可撓性伝動体11を介して切換レバー7は凹穴9内を後方(図1中、左側)へと移動して停止し、切換部材6はガイド溝8内を上方にスライドしスイッチボックス3の前面とトリガ4の背面との間であるトリガ4の通路4aに突出して停止する。これにより、トリガ4は、図2に示すように、全ストロークのうち切換部材6に当たるまでしか引くことができず、図8に示す低トルク域Pの範囲で出力の増減が可能となる。図8に示すように、この低トルク域Pでは、その上限に定トルク域Rが存在するので、ハウジング1、トリガ4等の製作誤差等に起因しトリガ4の引き量にバラツキがあっても出力はトルクLまで増大するがそれよりも大きいトルクH(最大出力)までは上昇しない。従って、適正なトルクによるネジ込みが可能になる。
また、切換レバー7を図1又は図2に示す位置から図3又は図4に示す位置へと前進させると、この操作によりトリガ4のストロークにおいて図8に示すように低トルク域Pから高トルク域Qまで制御が可能となる。この切換レバー7の切換操作により、図3に示すように、可撓性伝動体11を介して切換部材6はガイド溝8内を下方にスライドしスイッチボックス3とトリガ4との間のトリガ4の通路4aから離脱し、圧縮コイルバネ12を圧縮する。そして、切換レバー7は凹穴9内を前方へと移動した後凹凸部1c,7bが係合したところで停止する。これにより、トリガ4は、図4に示すように、スイッチボックス3に当たるまで全ストローク分引くことができ、このストロークの範囲で出力を増減することが可能となる。高トルク域Qにおいてトリガ4をスイッチボックス3に当たるまで引くことにより、最大トルクHが出力され、硬い材料へのネジ込みが可能になる。
図1及び図5(B)に示すように、可撓性伝動体11は、ハウジング1の割り片間に形成された溝13内に収納される。割り片の合せ面には突起14と突起14が嵌まり込む溝13が形成されるが、ハンドルの前端側においてこの溝13が深く形成され、この溝13内に可撓性伝動体11がスライド可能に埋設される。切換レバー7のスライド操作に伴い、可撓性伝動体11は溝13内をスライドして切換部材6をトリガ4の通路4aに対し出没動作させる。
図7に示すように、電動工具のモータ15の駆動は制御ユニットにより制御される。
制御ユニットは、バッテリ5、モータ15、FET16、トリガ4を除いてスイッチボックス3内に収納される。FET16は例えばハンドル内の冷却しやすい箇所に収納される。
スイッチボックス3内の構造は制御回路17を除き、従来の汎用のスイッチボックスの回路と同じ構成であり、制御回路17を改変することで汎用のスイッチボックスがそのまま使用される。
制御回路17は例えばCPUとして構成され、トリガ4のストロークである引き込み量に応じて内部の抵抗値が変化するようになっている。また、図8に示すように、制御回路17は、トリガ4のストロークにおける低トルク域Pの上限に、所定の長さの定トルク域Rを設定し、この定トルク域Rでは一定トルクLを保つことができるようになっている。定トルク域Rは、ハウジング1、スイッチボックス3、トリガ4、切換部材6等の部品の寸法公差等に起因したトリガ4のストロークに想定されるバラツキの最大値よりもやや大き目の長さに設定される。図8に示すように、上記バラツキδが存在する場合、トリガ4は最大で(P+δ)の位置まで移動しうる。この制御回路17によれば、図1又は図2に示すように切換部材6をトリガ4の通路4a内に挿入した場合に、トリガ4のあらかじめ設定されたストローク(引き量)に対し、トリガ4のストロークが大きくなるようにバラツキδが生じても、定トルク域Rによりそのバラツキδを吸収し出力電圧の上昇を防止し一定トルクL以上の出力を防止することができる。従って、適正なトルクでネジ込み作業を行うことができる。
この制御ユニットの構成をその作用と共に図7及び図8に基づいて説明すると、トリガ4を引く前はスイッチaがオンになっており、トリガ4を少し引くとスイッチaがオフになり、スイッチbがオンになる。これにより、バッテリ5とモータ15との間が導通し、モータ15が回転し始める。トリガ4を更に引くとその引き込み量に応じて制御回路17の内部の抵抗値が変化し、FET16の働きによって図8に示すように低トルク域Pにおいてモータ15の出力がトルクLまで徐々に増大する。図1又は図2に示すように切換部材6がトリガ4の通路4aに入り込みトリガ4のストロークが低トルク域Pに制限されている場合は、トリガ4が低トルク域Pの上限に到達した後にトリガ4の引き量のバラツキによってトリガ4が多少移動しても定トルク域で吸収されるので、出力がトルクLを越えることはない。また、図3又は図4に示すように切換部材6がトリガ4の通路4aから離脱することにより、トリガ4が全ストロークまで移動することができ、出力がトルクLに到達した後トリガ4を引き続き引くと、トリガ4は定トルク域Rをスライドした後高トルク域Q内に入り、スイッチcがオンになり、これにより出力軸2が高トルクH(最大トルク)を出力する。
次に、上記構成の電動工具の作用を説明する。
図1に示すように、凹凸部1c,7bの係合が解除されると、圧縮コイルバネ12の作用で切換レバー7がハンドルの突出部上を後退し、切換部材6がトリガ4の通路4a内に突出する。
そこで、図2に示すようにトリガ4を引くとモータ15が回転し、図8に示すようにトリガ4を更に引くに連れてトルクが増加する。トリガ4を低トルク域Pの最大限まですなわち切換部材6に当たるまで引くと、出力軸2からトルクLが出力される。
出力がトルクLに到達した後は、上記バラツキδによりトリガ4がさらに引かれるようなことがあっても定トルク域Rに吸収されるので、出力はトルクLに保持されトルクの増加が阻止される。従って、適正なトルクによるネジ込み作業が可能となる。
トルクLよりも大きいトルクを出力する場合は、切換レバー7を前方へとスライドさせ、図3に示すように、凹凸部1c,7bを係合させる。これにより、切換部材6は可撓性伝動体11を介して下方に引っ張られ、圧縮コイルバネ12を圧縮しつつトリガ4の通路4aから離脱する。
そこで、図4に示すようにトリガ4を引くとモータ15が回転し、図8に示すようにトリガ4を更に引くに連れてトルクが増加する。トリガ4が低トルク域Pの上限に到達し出力がトルクLに到達した後引き続きトリガ4を引くと、トリガ4は定トルク域Rをスライドして高トルク域Q内に入り、スイッチcがオンになる。これにより出力軸2は一挙に高トルクH(最大トルク)を出力する。その後トリガ4はスイッチボックス3に当たって停止する。トリガ4がスイッチボックス3に当たった状態を保持すると、出力軸2は高トルクH(最大トルク)を出力し続ける。これにより、硬い材料等へのネジ込みが可能になる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では切換部材を略均一厚さの板として構成したが、この切換部材の厚さに階段状の差を付けることによりトリガに複数種のストロークを持たせ複数種の出力変化を得るようにすることもできる。
本発明の実施の形態に係る電動工具をハウジングの片方の割り片を一部切除して示す正面図であり、トリガのストロークを低トルク域に切り換え且つモータをOFFにして示す図である。 図1と同様な図であり、トリガのストロークを低トルク域に切り換え且つモータをONにして示す図である。 図1と同様な図であり、トリガのストロークを高トルク域に切り換え且つモータをOFFにして示す図である。 図1と同様な図であり、トリガのストロークを高トルク域に切り換え且つモータをONにして示す図である。 (A)(B)(C)はそれぞれ図1中A−A線、B−B線、C−C線矢視断面図である。 (A)は切換部材から切換レバーに至る部品の正面図、(B)はA図中B方向矢視図、(C)はA図中C方向矢視図である。 制御ユニットの回路図である。 出力ユニットによる制御内容を示すグラフである。
符号の説明
1…ハウジング
4…トリガ
6…切換部材
7…切換レバー
11…可撓性伝動体
13…溝
P…低トルク域
Q…高トルク域
R…定トルク域
L…一定トルク

Claims (3)

  1. トリガのストロークを切換部材の操作により切り換えて出力軸からの出力を変更可能とした電動工具において、切換部材をトリガの通路に対し出し入れしてトリガのストロークを切り換えるようにし、この切換部材の出し入れをトリガから離れた箇所に設けた切換レバーにより操作するようにしたことを特徴とする電動工具。
  2. 請求項1に記載の電動工具において、切換部材と切換レバーとを可撓性伝動体で連結し、可撓性伝動体を電動工具のハウジングを構成する割り片の合せ面に設けられた溝内に収納したことを特徴とする電動工具。
  3. 請求項1に記載の電動工具において、切換部材の操作により変更されたトリガのストロークがもたらす低トルク域の上限に、定トルク域を設定したことを特徴とする電動工具。
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