JP2005198645A - トマトの発酵液、及び血圧降下剤及びその製造方法、並びに、飲食用組成物 - Google Patents

トマトの発酵液、及び血圧降下剤及びその製造方法、並びに、飲食用組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 速やかに血圧降下作用が得られ、風味や味も良好であり、長期間継続して摂取が容易なトマトの発酵液、血圧降下剤、飲食用組成物、及び飲食物の提供。
【解決手段】 トマトの発酵液を含有することを特徴とする血圧降下剤である。該血圧降下剤を、酢酸量として一日当たり0.4〜2.5gの範囲で摂取することを特徴とする血圧降下剤の使用方法である。トマトの加工液を少なくとも酢酸発酵させる発酵工程を含むことを特徴とする血圧降下剤の製造方法である。前記トマトの発酵液を含有することを特徴とする飲食物である。前記トマトの発酵液と、食用有機酸及びその塩の少なくともいずれかと、糖アルコールとを含有することを特徴とする飲食用組成物である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、血圧降下成分としてのトマトの発酵液及びその用途に関する。詳しくは、トマトの発酵液の服用による、高血圧者の血圧を降下させる作用を有する物等に関する。
古くから、食酢には、種々の体調調節効果が知られている。例えば、消化液の分泌促進効果、疲労回復効果、糖尿病・肥満防止効果、血圧上昇防止効果、老化防止効果、血中エタノール濃度上昇防止効果、抗腫瘍効果などが報告されている(非特許文献1参照)。
このため、食酢の前記効果を期待した食品の開発が従来から活発に行われ、例えば、食酢を含有する食品が提案されている(特許文献1参照)。また、酢酸を含有するインスリン抵抗性改善用食品が提案されている(特許文献2参照)。更には、酢酸を含有する高血圧予防用食品が提案されている(特許文献3参照)。しかし、これらの提案では、前記食酢又は酢酸として米酢、もろみ酢、穀物酢、リンゴ酢などを使用しているため、血圧の降圧作用が緩徐であり、速効性に改善の余地があった。また、前記食酢又は酢酸は、特有の刺激臭があり、味に関しても必ずしも満足できるものではなく、継続して有効量を摂取しづらいという問題があった。
一方、生活習慣病の中でも高血圧は患者数及びその予備軍が多いことからこれらの治療薬等について研究が精力的に行われている。該研究の結果、種々の食品中に含まれるアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害物質が、血圧を下げ、高血圧症予防又は治療に効果があることが報告されている。(非特許文献2参照)。
このため、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害物質の前記効果を期待して、例えば、トマトにエタノールなどの特定溶媒を添加して析出したACE阻害物質を含む沈殿物を含有する高血圧症予防用飲食品が提案されている(特許文献4参照)。また、トマト搾汁液の漿液やその濃縮物を有効成分とする血圧上昇抑制作用を有する食品組成物が提案されている(特許文献5参照)。しかし、これらの提案では、高血圧モデル動物での評価からは、顕著な血圧降下作用は期待されない(非特許文献3参照)。また、リンゴや米と比較してもACE阻害活性は高くないという問題がある(非特許文献1参照)。
他方、トマトの酢酸発酵液(トマト酢)に関しては、該トマトの酢酸発酵液(トマト酢)を含有する食品や食酢組成物が提案されている(特許文献6〜7参照)。しかし、これらの提案では、血圧降下作用を有する旨の記載はない。
また、トマトの酢酸発酵液は、白糖等の甘味料を添加すると、経時により変色してしまうという問題がある。更には、トマトの酢酸発酵液(トマト酢)は、他の野菜にはないムレたような独特な臭気が存在し、嗜好性に大きな影響を及ぼしてしまうという問題がある。
このため、前記ムレた独特の臭気等をマスキングする方法としては、フレーバーの添加する等の種々のマスキング方法が提案されている(特許文献8〜12参照)。しかし、これらの提案では、いずれも前記独特の臭気を十分に抑制することができないという問題がある。
よって、速やかに血圧降下作用が得られ、風味や味が良好であり、長期間継続して摂取することが容易なトマトの発酵液、血圧降下剤、及び飲食用組成物等は未だ提供されておらず、これらの開発が切に望まれている。
日本醸造協会誌、85(3),134(1990) 日本農芸化学会誌、57、(11)、1143(1983) 果汁協会報、475(1998) 特開昭63−198953号公報 特開2002−193797号公報 特開2002−255801号公報 特開平3−4769号公報 特開平9−9892号公報 特開昭60−27356号公報 特開平1−265878号公報 特開昭59−11156号公報 特開昭62−40258号公報 特開平09−117262号公報 特開平09−224588号公報 国際公開第00/48475号パンフレット
本発明は、前記従来における問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、速やかに血圧降下作用が得られ、風味や味も良好であり、長期間継続して摂取が容易な血圧降下剤及びその製造方法、並びに、トマトの発酵液、及び飲食用組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、トマトの酢酸発酵液(トマト酢)を継続摂取すると、種々の食酢の中でも速い血圧降下作用が得られ、即効性に優れた血圧降下剤有効成分として有用であること、及び、食用有機酸と糖アルコールとを含有させることによりトマトの酢酸発酵液(トマト酢)等のムレた独特の臭気を抑制することができ、違和感がなくなるとの新知見を得た。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> トマトの加工液を少なくとも酢酸発酵させてなり、血圧降下作用を有することを特徴とするトマトの発酵液である。
<2> 前記<1>に記載のトマトの発酵液を含有することを特徴とする血圧降下剤である。
<3> カリウムと酢酸とを含有してなり、該カリウムと該酢酸との質量混合比(カリウム:酢酸)が、0.022:1〜0.875:1である前記<2>に記載の血圧降下剤である。
<4> 酢酸量として一日当たり0.4〜2.5gの範囲で摂取される前記<2>から<3>のいずれかに記載の血圧降下剤である。
<5> トマトの加工液を少なくとも酢酸発酵させる発酵工程を含むことを特徴とする血圧降下剤の製造方法である。
<6> トマトの加工液が、トマト搾汁液の濃縮物である前記<5>に記載の血圧降下剤の製造方法である。
<7> 前記<1>に記載のトマトの発酵液を含有することを特徴とする飲食用組成物である。
<8> 食用有機酸及びその塩の少なくともいずれかと、糖アルコールとを更に含有する前記<7>に記載の飲食用組成物である。
<9> トマトの発酵液と、食用有機酸及びその塩の少なくともいずれかと、糖アルコールとの質量混合比が、1:0.01:0.02〜1:0.4:0.5である前記<8>に記載の飲食用組成物である。
また、以下に本発明の好ましい態様を列挙する。
<10> 発酵工程が、トマトの加工液をアルコール発酵させた後、酢酸発酵させる前記<5>から<6>のいずれかに記載の血圧降下剤の製造方法である。
<11> 抗酸化剤を含有する<7>から<9>のいずれかに記載の飲食用組成物である。
<12> 高血圧予防用及び高血圧改善用のいずれかに用いられる前記<7>から<9>及び<11>のいずれかに記載の飲食用組成物である。
<13> 高甘味度甘味料を含有する前記<7>から<9>及び<11>から<12>のいずれかに記載の飲食用組成物である。
<14> 食用有機酸が、グルコン酸である前記<8>から<9>及び<11>から<13>のいずれかに記載の飲食用組成物である。
本発明によると、速やかに血圧降下作用が得られ、風味や味も良好であり、長期間継続して摂取が容易な血圧降下剤及びその製造方法、並びに、トマトの発酵液、及び飲食用組成物を提供することができる。
(トマトの発酵液)
本発明のトマトの発酵液は、トマトの加工液を少なくとも酢酸発酵させてなり、該酢酸発酵は、必要に応じて適宜選択したその他の発酵と併用してもよい。
また、本発明の前記トマトの発酵液は、各種植物の酢酸発酵液の中でも、特異的に優れた血圧降下作用を発揮する。
前記トマトの発酵液としては、前記トマトの加工液を少なくとも酢酸発酵させたものである限り、特に制限はなく、例えば、トマトの酢酸発酵液(以下、「トマト酢」と称することがある)等が特に好適に挙げられる。
前記トマトの加工液としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、トマトの搾汁液、トマトの搾汁液の濃縮物などが好適に挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記トマトの搾汁液としては、例えば、トマト原液(例えば、トマト果実を圧搾機などを用いて圧搾して得られる液汁、トマトを破砕、磨砕などして、裏ごし(パルパー)処理して果皮、種子などを除いたもの等)、などが挙げられる。
前記トマトの搾汁液の濃縮液としては、例えば、トマト原液を濃縮した濃縮液(例えば、トマトピューレ、トマトペースト等)が挙げられる。これらの中でも、前記濃縮液が好ましい。
前記濃縮液の濃縮倍率としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、カリウムと酢酸との質量混合比を好ましい質量混合比とする観点から、1〜6倍が好ましく、1.2〜4倍がより好ましく、1.4〜3倍が特に好ましい。
前記酢酸発酵に用いる酢酸菌としては、特に制限はなく、例えば、米酢発酵菌、他のビネガー発酵菌等酢酸を生成する菌等が挙げられ、これらの中でもアセトバクター属に属する酢酸菌が好適に挙げられる。
前記アセトバクター属に属する酢酸菌としては、例えば、Acetobacter aceti NBRC3281Acetobacter aceti NBRC3283Acetobacter pasteurianus ATCC33445等が挙げられる。また、前記酢酸菌は、予め、アルコール濃度2〜3質量%、酢酸濃度1質量%以下のトマト搾汁培地にて馴養したものを用いることが好ましい。
前記その他の発酵としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルコール発酵等が挙げられる。
前記アルコール発酵に用いるアルコール発酵菌としては、特に制限はなく、例えば、酵母などが好適に挙げられる。
前記酵母としては、例えば、Saccharomyces cerevisiae(ビール酵母、パン酵母)等が挙げられる。
前記アルコール発酵においては、該アルコール発酵を促進する観点から、糖類、酵母栄養源などの添加物を添加することが好ましい。
前記糖としては、特に制限はなく、例えば、グルコース、シュークロース、糖類の分解物等が挙げられる。
前記酵母栄養源としては、特に制限はなく、例えば、グルコース、ミネラル、イーストエキストラクト、ビタミン類等が挙げられる。
前記発酵時における培養温度、時間等の培養条件、更には発酵菌種、培養方法等は、通常の発酵条件の範囲で、適宜選択して製造することができる。
以下、本発明のトマト発酵液の製造方法の一例について説明する。
<トマトの加工液を酢酸発酵してトマト酢を製造する方法>
トマトの加工液(トマトの原液)に、高酸度酢、エタノール及び酢酸菌の培養液を添加し、発酵液の酸度を1〜2%程度に調整して発酵原料を調製する。前記エタノールの濃度は2〜8質量%に調製する。なお、前記エタノールは、発酵前に予め全量を添加してもよく、発酵時に継続的に添加させてもよい。
次にアセテーターに前記発酵原料を投入し、前記酢酸菌としてAcetobacter aceti NBRC3281を植菌して25〜35℃程度で、通気しながら数十時間〜数日間程度の酢酸発酵を行う。
前記酢酸発酵の終了後、オリを落すために静置させ、必要あれば熟成タンクで熟成させた後、限外ろ過してトマト酢(トマト発酵液)を製造することができる。
<トマトの加工液をアルコール発酵させ、これを酢酸発酵させる方法>
前記トマトの原液と、前記糖としてグルコースとを添加して常法によりアルコール発酵させ、中間物(もろみ)を得る。
前記中間物(もろみ)を市販の通気のできる酢酸発酵タンク(アセテーター等)に投入し、最終酸度が3〜10%になるよう、水又はアルコールによりアルコール濃度を2〜8%、高酸度酢等により酸度を1〜2%に調整する。
これに酵母エキス等の栄養源と共に、前記酢酸菌としてAcetobacter aceti NBRC3281を植菌して、アセテーターを用いて25〜35℃程度で、通気しながら数十時間〜数日間程度の酢酸発酵を行う。なお、酢酸発酵開始よりアルコール又はアルコール水溶液を添加もしくは随時、又は適時添加することによって出来上がり時の酢酸濃度を高めることができる。
前記酢酸発酵の終了後、オリを落すために静置させ、必要あれば熟成タンクで熟成させた後、限外ろ過して血圧降下剤(トマト酢)を製造することができる。
(血圧降下剤)
本発明の血圧降下剤は、本発明の前記トマトの発酵液を含有してなり、必要に応じて適宜選択したその他の添加剤を含有する。
本発明の前記トマトの発酵液については、上述した通りである。
−その他の添加剤−
前記その他の添加剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、カリウム塩、酢酸、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、矯味矯臭剤、増量剤、被覆剤、酸味料・pH調整剤、品質改良剤、増粘安定剤、保存料等の、通常、経口固型製剤の製造に用いられる各種成分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
本発明の血圧降下剤は、血圧降下作用に優れる点で、カリウムと酢酸を含有していることが好ましい。前記カリウムとしては、前記トマトの発酵液中に含まれるカリウムであってもよく、前記添加剤としてのカリウム塩におけるカリウムであってもよい。
前記カリウムと前記酢酸との質量混合比(カリウム:酢酸)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、更に血圧降下作用に優れる点で、例えば、0.022:1〜0.875:1が好ましい。
前記質量混合比(カリウム:酢酸)の血圧降下剤(トマト酢)の製造方法としては、特に制限はなく、トマトの原料や製造方法を適宜選択することにより、前記質量混合比の血圧降下剤(トマト酢)を得ることができ、これらの中でも、原料としてトマト搾汁液の濃縮物を用いることにより、カリウム含有量を調整することが好適に挙げられる。また、血圧降下剤(トマト酢)を製造後に、カリウム塩を添加して調整することも好適に挙げられる。調整に使用するカリウム塩としては、特に制限はなく、水溶性塩が好ましく、塩化物、炭酸塩、リン酸二水素塩、リン酸水素塩、リン酸塩、炭酸水素塩、水酸化物、硫酸塩、亜硫酸水素塩、硝酸塩、臭化物、クエン酸塩、酢酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、グルコン酸塩、ソルビン酸塩、グルタミン酸塩、アスパラギン酸塩、ピロリン酸塩、ピロ亜硫酸塩、ノルビキシン塩、ポリリン酸塩、メタリン酸塩、アセスルファムカリウム、グリチルリチン酸塩等が挙げられる。
本発明の血圧降下剤は、そのまま、若しくは濃縮してカプセル剤として、又は希釈して液剤として摂取することができる。
本発明の血圧降下剤の摂取量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、酢酸量として一日当たり0.4〜2.5gが好ましく、0.6g〜2.5gがより好ましい。また、摂取する期間としては、特に制限はないが、一定期間継続して摂取することが好ましい。
前記の摂取量とすると、本発明の血圧降下作用の速効性が特に良好である。なお、2.5g/日より多く摂取しても、血圧降下作用に大差はない。
(血圧降下剤の製造方法)
本発明の血圧降下剤の製造方法は、発酵工程を含み、適宜選択したその他の工程を含む。
−発酵工程−
前記発酵工程は、トマトの加工液を少なくとも酢酸発酵させる工程であり、該酢酸発酵は、適宜選択したその他の発酵と併用してもよい。
前記トマトの加工液、前記酢酸発酵、及び前記その他の発酵については上述した通りである。
前記製造方法により製造された血圧降下剤(トマト酢)のカリウムと酢酸との質量混合比を分析し、必要であればカリウム:酢酸=0.022:1〜0.875:1に調整することによって、血圧降下作用が特に優れた本発明の血圧降下剤を製造することができる。
(飲食用組成物)
本発明の飲食用組成物は、本発明の前記トマトの発酵液を含有してなり、必要に応じて適宜選択した食用有機酸、その塩、糖アルコール、その他の成分を含有する。
前記トマトの発酵液としては、上述した通りである。
前記食用有機酸(又はその塩)としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、グルコン酸(又はその塩)が好ましい。
前記グルコン酸塩としては、例えば、グルコン酸ナトリウム、グルコン酸カリウム、グルコン酸カルシウム、グルコン酸マグネシウム等が挙げられる。
前記グルコン酸及びその塩の少なくともいずれかの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記トマト発酵液1質量%に対し、0.01〜0.4質量%が好ましい。
該含有量が数値範囲外となると、トマトの発酵臭を抑制する作用や、さわやかで良好な酸味が得られないことがある。
前記糖アルコールとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、ガラクチトール、マルチトール、ラクチトール、パラチニット、還元水飴、還元麦芽糖水飴等が挙げられ、これらの中でもエリスリトール、キシリトールが好ましい。前記糖アルコールの含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、前記トマト発酵液1質量%に対し、0.02〜0.5質量%が好ましい。
該含有量が数値範囲外となると、トマトの発酵臭を抑制する作用や、さわやかで良好な酸味が得られないことがある。
−その他の成分−
前記その他の成分としては、例えば、糖、乳化剤、増粘剤、調味料、香辛料、酸味調整剤、果汁、香料、各種栄養成分などが挙げられ、本発明の効果を損なわない範囲で使用することができる。
具体的には、蔗糖、異性化糖、グルコース、フラクトース、パラチノース、トレハロース、ラクトース、キシロース等の糖、蔗糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、レシチン等の乳化剤、カラギーナン、アラビアガム、キサンタンガム、グァーガム、ペクチン、ローカストビーンガム、澱粉、ジェランガム等の増粘剤、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、フマル酸、グルコン酸、酒石酸等の酸味調整剤、安息香酸及びその塩、ソルビン酸及びその塩、パラベン、亜硫酸ナトリウム、ペクチン分解物、グリシン等の保存料、トマト果汁、梅果汁、リンゴ果汁、レモン果汁、オレンジ果汁、ベリー系果汁等の果汁、ハーブ、スパイスなどの香辛料、フルーツ系香料、バニラなどの香料等が挙げられる。この他、好ましい他の栄養成分として、ビタミンD等のビタミン類やカルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、亜鉛等のミネラル類等が挙げられる。
また、本発明の飲食用組成物は、十分に前記発酵臭を抑制することができるが、上記以外にも更に消費者などの嗜好に合わせて、公知の抗酸化剤、甘味料などを配合することができる。
前記甘味料としては、例えば、高甘味度甘味料(例えば、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、ステビア抽出物等)、などが挙げられる。前記甘味料の添加量としては、例えば、0.00005〜0.1質量%が好ましく、0.0001〜0.01質量%がより好ましい。
前記抗酸化剤としては、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ソルビン酸、EDTA、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム等の合成抗酸化剤や、カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチン等のカロテノイド、ビタミンA,ビタミンB,ビタミンC(アスコルビン酸),ビタミンE(トコフェロール、トコトリエノール)等の抗酸化ビタミン類、カテキン、イソフラボン等のフラボノイド類、ポリフェノール類、またはそれらの誘導体、ローズマリー抽出物、等が挙げられ、これらの中でもカロテノイド、ビタミンEが好ましい。前記抗酸化剤の添加量としては、例えば、0.0001〜2質量%が好ましく、0.0005〜0.5質量%がより好ましい。前記添加量をこの範囲に調整することにより、特に風味や味の安定性に優れた機能性健康食品が得られる。
本発明の飲食用組成物は、そのまま飲食物として用いてもよく、他の飲食用組成物又は飲食物等と併用して使用してもよいが、高血圧予防用、又は高血圧改善用機能性食品(例えば、健康飲料、菓子類、ドレッシング、マヨネーズ、たれ類、パスタソース等)として好適に使用することができる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1及び比較例1〜2)
<トマトの酢酸発酵液の製造>
トマトの加工液(トマト搾汁液6倍濃縮液のトマトペースト)1に対し3倍量の水を加えて得た混合液1600mlに、10質量%の高酸度醸造酢400ml、エタノール60ml、酵母エキス1g、及び種酢(アセトバクター・アセティ(Acetobacter aceti NBRC3283)の培養液)150mlを添加し、通気撹拌培養装置(30℃、2vvm)にて酢酸発酵を行った後、殺菌、ろ過することにより、トマト酢(サンプルA)を製造した。製造したトマト酢(サンプルA)について以下のようにして酸度、カリウム含有量、酢酸含有量、及び血圧降下作用の評価を行った。結果を表1及び2に示した。
なお、比較例として、前記サンプルAに代えて、サンプルB(米酢:市販品)、サンプルC(リンゴ酢:市販品)を用いた以外は同様にして酸度、カリウム含有量、酢酸含有量、及び血圧降下作用の評価を行った。結果を表1及び2に示した。
<酸度、カリウム含有量、酢酸含有量の測定>
酸度は、1/10Nの水酸化ナトリウム溶液を用いた滴定により求めた(新酒造技術、119頁、日本醸造協会編(1972))。また、カリウム含有量は原子吸光光度計を用いて定量し、酢酸含有量は、高速液体クロマトグラフィーを用いて定量した。
Figure 2005198645
<血圧降下作用の評価>
未治療の高血圧者、又は高血圧予備群に対する血圧降下を検討する目的から、試験開始前の2ヵ月間において持続的な高値正常血圧及び軽症高血圧症者(収縮期血圧130〜159mmHg、拡張期血圧85〜99mmHg)を選抜した。但し、重篤な疾患に罹患中の者、何らかの内服薬を定期的に服用していたものは除外した。
以上の条件をみたす被験者30名を収縮期血圧、拡張期血圧、年齢、性別等において適合するように1群各5名とし、組成により次の5群を設けた。
摂取方法については、1日1回、定時に表1に示す各サンプル酢15mlを含有する100mlの希釈液を摂取することとした。更に、サンプルAについては、10ml、30ml摂取も同様にして行った。
なお、前記サンプル酢10ml、15ml、30mlに含まれる酢酸の量は、それぞれ0.44g、0.66g、1.32gであった。また、被験者には試験期間中、暴飲暴食を避けるよう指導を行い、日常生活においては特別変えることのないよう指示した。
血圧測定は前観察期間、摂取開始直前、摂取開始後の1、2、4週間目に測定した。摂取開始の1、2、4週間後の各被験者の血圧値において正常血圧域(収縮期血圧130mmHg未満、拡張期血圧85mmHg未満)に到達した被験者数を表2に示した。
Figure 2005198645
表2の結果、トマト酢を含有するサンプルAは、トマト酢を含有しないサンプルC及びCと比較して速やかに血圧降下作用が得られることが判った。
なお、表2中、同一摂取量の欄において、上段は、5人中、収縮期血圧130mmHg未満に達した被験者数を表し、下段は、5人中、拡張期血圧85mmHg未満に到達した被験者数を表す。
(実施例2〜5)機能性健康食品
以下のようにして、実施例1で製造したトマト酢(サンプルA)を含有する実施例2〜5の機能性健康食品を製造した。製造した各機能性健康食品について、トマト特有の風味(青臭さ)のマスキング効果、及び香味・風味の経時変化(ガラス容器にて35℃4週間保存)を以下のようにして評価した(パネラー10名の平均)。結果を表3に示した。
上段:マスキング効果
5:青臭さがしない
4:若干青臭さが感じられる程度
3:比較して青臭さがわかる程度
2:青臭さがわかる程度
1:はっきり青臭さがわかる
下段:経時変化
5:変化せず
4:ほとんど変化せず
3:やや変化が認められる
2:変化が認められる
1:著しい変化が認められる
<清涼飲料1>
前記サンプルA 20質量部、アスパルテーム 0.01質量部、アセスルファムカリウム 0.01質量部、安息香酸ナトリウム 0.1質量部、パラベン 0.01質量部、及びカロテン含有乳化剤(抗酸化成分AI:10質量%) 0.5質量部に清水を加え全量を100質量部とすることにより実施例2の清涼飲料を調製した。
また、前記高甘味度甘味料(アスパルテーム、アセスルファムカリウム)、又は前記抗酸化剤(カロテン含有乳化剤)を添加しない以外は実施例2の清涼飲料と同様にして参考品の清涼飲料を調製した。
<清涼飲料2>
前記サンプルA 15質量部、エリスリトール 2質量部、スクラロース 0.006質量部、アセスルファムカリウム 0.01質量部、及びリコピン含有乳化剤(抗酸化成分10質量%) 0.5質量部に清水を加え全量を100質量部とすることにより、実施例3の清涼飲料を調製した。
また、前記高甘味度甘味料(アスパルテーム、アセスルファムカリウム)、又は前記抗酸化剤(カロテン含有乳化剤)を添加しない以外は実施例3と同様にして参考品の清涼飲料を調整した。
<炭酸飲料3>
前記サンプルA 15質量部、果糖ブドウ糖液糖 10質量部、スクラロース 0.01質量部、香料 0.3質量部、クエン酸 0.2質量部、及びカロテン含有乳化剤(抗酸化成分10質量%) 0.2質量部を清水にて50質量部とし、これに炭酸水を加え200質量部とすることにより実施例4の炭酸飲料を調製した。
また、前記高甘味度甘味料(アスパルテーム、アセスルファムカリウム)、又は前記抗酸化剤(カロテン含有乳化剤)を添加しない以外は実施例4と同様にして参考品の清涼飲料を調製した。
<ゼリー4>
前記サンプルA 20質量部、グラニュー糖110質量部、スクラロース0.02質量部、水飴270質量部、水180質量部、ペクチン9.7質量部、クエン酸ナトリウム1.2質量部、香料1.5質量部、トコトリエノール含有乳化剤(抗酸化成分20質量%)0.8質量部を加熱溶解した。次いで型に流し込み、一夜静置することにより実施例5のペクチンゼリーを調製した。
また、前記高甘味度甘味料(アスパルテーム、アセスルファムカリウム)、又は前記抗酸化剤(カロテン含有乳化剤)を添加しない以外は実施例5のペクチンゼリーと同様にして参考品のゼリーを調製した。
Figure 2005198645
表3の結果、実施例2〜5の機能性食品は、マスキング効果、及び香味・風味の経時変化のいずれについても優れていることが判った。
なお、表3中、上段は、マスキング効果の評価結果を表し、下段は、経時変化の評価結果を表す。また、参考品2−b、3−b、4−bについては、マスキング効果の評価結果を表す。
なお、実施例2〜5の機能性食品について、実施例1と同様にして血圧降下作用の評価を行ったところ実施例1と同様の結果が得られた。
(実施例6〜15)
トマト酢と、グルコン酸Naと、エリスリトールとを表3に示す量を添加し、更に清水を加えて全量を100mlとして実施例6〜15のサンプルを調製した。
前記調製したサンプルを8人のパネラーにより下記のようにして発酵臭及び違和感の程度をそれぞれ評価し、全パネラーの平均値をそれぞれ求めた。結果を表3に示した。
また、発酵臭及び違和感の評価結果の平均値の合計について下記の基準により総合評価を行った。結果を表4に示した。
<発酵臭の評価>
3:トマトの発酵臭を強く感じる
2:トマトの発酵臭を感じる
1:トマトの発酵臭を若干感じる
0:トマトの発酵臭を感じない
<違和感の評価>
3:香味に違和感が強くある
2:香味に違和感がある
1:香味に違和感が若干ある
0:香味に違和感がない
<総合判定>
3.0以上 :× 好ましくない、
1.5〜2.9 :△ あまり好ましくない、
0〜1.4 :○ 好ましい
Figure 2005198645
表4の結果から、トマト酢と、グルコン酸Naと、エリスリトールとを含む実施例6〜13のサンプルは、総合判定において優れていることが判った。
なお、実施例6〜15のサンプルについて、実施例1と同様にして血圧降下作用の評価を行ったところ実施例1と同様の結果が得られた。
(実施例16及び17)清涼飲料
トマト酢20g、グルコン酸カリウム0.5g、エリスリトール2.0g、アセスルファムカリウム0.02g、スクラロース0.01g、ビタミンC0.03g、及びオリコピン含有乳化剤(抗酸化成分AI:2質量%)0.2gとの混合物に清水を加え、実施例16の清涼飲料(全量100g)を調製し、以下の様にして官能評価を行った。
また、グルコン酸カリウム及びエリスリトールを添加しない以外は実施例16と同様にして実施例17の清涼飲料を調製し、官能評価を行った。
前記調製した清涼飲料を8人のパネラーにより下記のようにして発酵臭の程度を評価し、全パネラーの平均値を求め、該平均値について下記の基準により総合評価を行った。結果を表5に示した。
<発酵臭の評価>
3:トマトの発酵臭を強く感じる
2:トマトの発酵臭を感じる
1:トマトの発酵臭を若干感じる
0:トマトの発酵臭を感じない
<総合判定>
1.0以上 :× 好ましくない
1.0未満 :○ 好ましい
Figure 2005198645
実施例16の清涼飲料は、トマトの発酵臭をほとんど感じることなく、発酵臭を抑制することができることが判った。
なお、実施例16〜17の清涼飲料について、実施例1と同様にして血圧降下作用の評価を行ったところ実施例1と同様の結果が得られた。
(実施例18及び19)ゼリー
実施例16において、清涼飲料に代えて、以下のようにして実施例18〜19のゼリーを調製した以外は実施例16と同様にして官能評価を行った。結果を表6に示した。
−ゼリーの調製−
トマト酢20g、グルコン酸ナトリウム0.6g、エリスリトール5g、還元水飴20g、アセスルファムカリウム0.04g、スクラロース0.02g、乳酸カルシウム0.1g、クエン酸三ナトリウム0.05g、ジェランガム0.2g、キサンタンガム0.2g、ローカストビーンガム0.2g、香料0.5g、及びリコピン含有乳化剤(抗酸化成分AI:2質量%)0.2gの混合物に清水を加え全量100gの混合液を調製した。該混合液を加熱溶解してから型に流し込み、一夜静置して、実施例18のゼリーを調製した。
また、グルコン酸ナトリウム及びエリスリトールを添加しない以外は実施例18と同様にして実施例19のゼリーを調製した。
Figure 2005198645
実施例18のゼリーは、トマトの発酵臭をほとんど感じることなく、発酵臭を抑制することができることが判った。
なお、実施例18〜19のゼリーについて、実施例1と同様にして血圧降下作用の評価を行ったところ実施例1と同様の結果が得られた。
(実施例20及び21)ドレッシング
実施例16において、清涼飲料に代えて、以下のようにして実施例20及び21のドレッシングを調製した以外は実施例16と同様にして官能評価を行った。結果を表7に示した。
−ドレッシングの調製−
トマト酢25g、グルコン酸ナトリウム1.0g、エリスリトール10g、なたね油25、オリーブオイル5g、白ワイン5g、塩3g、及びスパイス・調味料0.5gの混合物に清水を加え、実施例20のドレッシング(全量100g)を調製した。
また、グルコン酸カリウム及びエリスリトールを添加しない以外は実施例20と同様にして実施例21のドレッシングを調製した。
Figure 2005198645
実施例20のドレッシングは、トマトの発酵臭をほとんど感じることなく、発酵臭を抑制することができることが判った。
なお、実施例20〜21のゼリーについて、実施例1と同様にして血圧降下作用の評価を行ったところ実施例1と同様の結果が得られた。
本発明の血圧降下剤は、速やかに血圧降下作用が得られ、風味や味も良好であるため、医薬、飲食物等に好適に使用することができ、特に健康食品などに好適に使用することができる。本発明の飲食物は、健康食品として好適に用いることができる。本発明の飲食用組成物は、そのまま健康食品として好適に用いることができる他、各種飲食物の材料等として好適に用いることができる。

Claims (9)

  1. トマトの加工液を少なくとも酢酸発酵させてなり、血圧降下作用を有することを特徴とするトマトの発酵液。
  2. 請求項1に記載のトマトの発酵液を含有することを特徴とする血圧降下剤。
  3. カリウムと酢酸とを含有してなり、該カリウムと該酢酸との質量混合比(カリウム:酢酸)が、0.022:1〜0.875:1である請求項2に記載の血圧降下剤。
  4. 酢酸量として一日当たり0.4〜2.5gの範囲で摂取される請求項2から3のいずれかに記載の血圧降下剤。
  5. トマトの加工液を少なくとも酢酸発酵させる発酵工程を含むことを特徴とする血圧降下剤の製造方法。
  6. トマトの加工液が、トマト搾汁液の濃縮物である請求項5に記載の血圧降下剤の製造方法。
  7. 請求項1に記載のトマトの発酵液を含有することを特徴とする飲食用組成物。
  8. 食用有機酸及びその塩の少なくともいずれかと、糖アルコールとを更に含有する請求項7に記載の飲食用組成物。
  9. トマトの発酵液と、食用有機酸及びその塩の少なくともいずれかと、糖アルコールとの質量混合比が、1:0.01:0.02〜1:0.4:0.5である請求項8に記載の飲食用組成物。
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