JPS58162286A - 調味酢の製造法 - Google Patents
調味酢の製造法Info
- Publication number
- JPS58162286A JPS58162286A JP57045410A JP4541082A JPS58162286A JP S58162286 A JPS58162286 A JP S58162286A JP 57045410 A JP57045410 A JP 57045410A JP 4541082 A JP4541082 A JP 4541082A JP S58162286 A JPS58162286 A JP S58162286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinegar
- rice
- sushi
- acid ester
- mixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seasonings (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合せ酢に糖アルコールおよび/もしくは脂肪酸
エステルを添加し調味酢を製造する方法に関す□るもの
である。
エステルを添加し調味酢を製造する方法に関す□るもの
である。
従来劇ずしゃバタバタずしのように保存を目的とした寿
司類を除き、通常寿司とは寿司屋が各店で精白米を洗米
、水切り後これに適当量の水を加え炊飯を行い、出来上
った炊飯米を食酢、食塩、砂糖もしくはこれに化学調味
料よりなる合せ酢と酢合せを行い寿司飯を作っていた。
司類を除き、通常寿司とは寿司屋が各店で精白米を洗米
、水切り後これに適当量の水を加え炊飯を行い、出来上
った炊飯米を食酢、食塩、砂糖もしくはこれに化学調味
料よりなる合せ酢と酢合せを行い寿司飯を作っていた。
そして出来上った寿司飯は当日のうちに使用していたが
、最近普及してきた持ち帰り用寿司では、一度に製造す
る寿司飯の量も多くなり、又消費者がその寿司を食べる
時間も種々となり、時によると寿司飯製造後数十時間も
経てから食べる場合も起こり始めている。その為、寿司
飯の食味低下防止が大きな問題となってきた。
、最近普及してきた持ち帰り用寿司では、一度に製造す
る寿司飯の量も多くなり、又消費者がその寿司を食べる
時間も種々となり、時によると寿司飯製造後数十時間も
経てから食べる場合も起こり始めている。その為、寿司
飯の食味低下防止が大きな問題となってきた。
過去に米の食味改善方法としては、アミラーゼを添加す
る方法、油脂を添加する方法、糖エステルを添加する方
法、グルタミノ酸ナトリウムおよびシチジル酸ナトリウ
ムを添加する方法(特公昭!ll−/乙377号)等が
試みられたが、これら方法は米に浸漬時あるいは炊飯時
に添加するものであり、更には経時的な食味の低下を防
止する効果は微弱であった。寿司飯の食味低下防止法に
ついては、炊飯時および酢合せ時にクロレラ熱水抽出液
を添加する方法(特公昭30−17967号)があるが
、この方法は繁雑であり、効果も十分期待出来なかった
。
る方法、油脂を添加する方法、糖エステルを添加する方
法、グルタミノ酸ナトリウムおよびシチジル酸ナトリウ
ムを添加する方法(特公昭!ll−/乙377号)等が
試みられたが、これら方法は米に浸漬時あるいは炊飯時
に添加するものであり、更には経時的な食味の低下を防
止する効果は微弱であった。寿司飯の食味低下防止法に
ついては、炊飯時および酢合せ時にクロレラ熱水抽出液
を添加する方法(特公昭30−17967号)があるが
、この方法は繁雑であり、効果も十分期待出来なかった
。
本発明者等は、種々研究の結果、従来法の有する欠点を
克服し、容易に寿司飯の老化を防止し食味の持続する寿
司飯を提供する調味酢を完成するに到ったのである。
克服し、容易に寿司飯の老化を防止し食味の持続する寿
司飯を提供する調味酢を完成するに到ったのである。
次に、本発明の実施の態様を説明する。
本発明は、合せ酢に糖アルコールおよび/もしくは脂肪
酸エステルを加え調味酢を調整し寿司飯の老化を防止し
且つ食味を保持することを特徴としている○本案で使用
する合せ酢には、従来よりよく使用されているすし酢は
もちろん、食酢、食塩、砂糖もしくはこれに化学調味料
からなるものが好適に使用出来るが、食酢とその他のも
のを、適宜組合せて合せ酢としてもよい。又、化学調味
料ではグルタミン酸ナトリウムや核酸などが使用出来る
が、カツオだしゃコンブだしその他天然調味料を添加し
ても好適である。糖アルコールとしテハソルビトール、
マルチトール、キンIJ )−ル、マンニトール等があ
り、いずれの糖アルコールでも寿司飯の食味低下防止効
果は認められる。
酸エステルを加え調味酢を調整し寿司飯の老化を防止し
且つ食味を保持することを特徴としている○本案で使用
する合せ酢には、従来よりよく使用されているすし酢は
もちろん、食酢、食塩、砂糖もしくはこれに化学調味料
からなるものが好適に使用出来るが、食酢とその他のも
のを、適宜組合せて合せ酢としてもよい。又、化学調味
料ではグルタミン酸ナトリウムや核酸などが使用出来る
が、カツオだしゃコンブだしその他天然調味料を添加し
ても好適である。糖アルコールとしテハソルビトール、
マルチトール、キンIJ )−ル、マンニトール等があ
り、いずれの糖アルコールでも寿司飯の食味低下防止効
果は認められる。
又、糖アルコールではないがグリセリ/も効果が認めら
れた。第1表のように合せ酢に対し07重量%以上 好
1しくは/〜10重量楚の添加が良いと判断された。な
お添加量が多い時、糖アルコール自身の甘味が現われる
。従って砂糖を全く使用せず糖アルコールの甘味を利用
して、本願の調味酢としても使用することができた。
れた。第1表のように合せ酢に対し07重量%以上 好
1しくは/〜10重量楚の添加が良いと判断された。な
お添加量が多い時、糖アルコール自身の甘味が現われる
。従って砂糖を全く使用せず糖アルコールの甘味を利用
して、本願の調味酢としても使用することができた。
第 1 表
注10食味は合せ酢(ソルビトール無添加の調味酢)を
用い酢合せ後7時間室温放置した寿司飯(対照)と、ソ
ルビト−ル添加量を変えた調味酢を用い酢合せ後、2グ
時間室温放置した寿司飯を試食した時の評価である。
用い酢合せ後7時間室温放置した寿司飯(対照)と、ソ
ルビト−ル添加量を変えた調味酢を用い酢合せ後、2グ
時間室温放置した寿司飯を試食した時の評価である。
不良:寿司飯がばさつきボロボロとした感じで美味しく
ない。
ない。
や\良:寿司飯が幾分ばさつく感じはあるが十分食べら
れる。
れる。
良 :寿司飯の水分、硬さとも良く美味しい。
又脂肪酸エステルとしては、食品添加物公定書記載のも
の々らいずれでも良いが親水性に優れているショ糖脂肪
酸エステルが良かった。添加量としては、第2表のよう
に合せ酢に対し0.0 / 〜/重量% 好捷しくは0
.03〜O5重量饅の添加が良いと判断された。なお添
加量が多いと、寿司飯本来の味が異なるようになり、又
合せ酢に容易に懸濁せず表面に浮遊するのみであり、均
一に炊飯米に混ぜることが出来ず不都合であった。
の々らいずれでも良いが親水性に優れているショ糖脂肪
酸エステルが良かった。添加量としては、第2表のよう
に合せ酢に対し0.0 / 〜/重量% 好捷しくは0
.03〜O5重量饅の添加が良いと判断された。なお添
加量が多いと、寿司飯本来の味が異なるようになり、又
合せ酢に容易に懸濁せず表面に浮遊するのみであり、均
一に炊飯米に混ぜることが出来ず不都合であった。
第 2 表
更に上記糖アルコールおよび脂肪酸エステルを上記の記
載範囲内で併用添加し使用した場合、第3表のように各
々単独使用した場合より食味も良好となり、両者の相乗
効果が認められた。又各々の添加量を調整することによ
シ更に効果が上った。
載範囲内で併用添加し使用した場合、第3表のように各
々単独使用した場合より食味も良好となり、両者の相乗
効果が認められた。又各々の添加量を調整することによ
シ更に効果が上った。
第 3 表
実施例1゜
精白米7.3kgをよく水洗いしザルにあげ水切りを3
0分間行った。次に水1g00πtと共にガス炊飯器を
用い炊飯し、スイッチが切れた後/夕分間そのま捷装置
しむらしを行った。調味酢としては食酢/gOml、食
塩、2 、!;g、砂糖1砂糖10ダに対しソルビトー
ルを5重量製添加したものを用意した。上記炊飯米に本
調味酢を飯切り上で手早く酢合せを行い寿司飯を作製し
たO又上記合せ酢(ソルビトール無添加)を用い同様に
寿司飯を作製した。そしてΩ種類の寿司飯を経時的に試
食し食味を比較した。
0分間行った。次に水1g00πtと共にガス炊飯器を
用い炊飯し、スイッチが切れた後/夕分間そのま捷装置
しむらしを行った。調味酢としては食酢/gOml、食
塩、2 、!;g、砂糖1砂糖10ダに対しソルビトー
ルを5重量製添加したものを用意した。上記炊飯米に本
調味酢を飯切り上で手早く酢合せを行い寿司飯を作製し
たO又上記合せ酢(ソルビトール無添加)を用い同様に
寿司飯を作製した。そしてΩ種類の寿司飯を経時的に試
食し食味を比較した。
第 4 表
第4表のように、合せ酢にソルビトールを添加した調味
酢を使用して寿司飯を作製した場合、ソルビトールを添
加しない場合に比べ食味の持続性が向上した。
酢を使用して寿司飯を作製した場合、ソルビトールを添
加しない場合に比べ食味の持続性が向上した。
実施例2
実施例1に従い精白米を炊飯した。調味酢としては食酢
/gOml、食塩23g1砂糖700g。
/gOml、食塩23g1砂糖700g。
グルタミン酸すトリウム3gを混合攪拌した合せ酢に対
しシヨ糖脂肪酸エステル0. 3重量係添加したものを
用意した。そして上記炊飯米と酢合せを行い、寿司飯を
作製した。又ショ糖脂肪酸エステルを添加しない合せ酢
を用い同様に寿司飯を作製した。この2種類の寿司飯を
経時的に試食し食味を比較したところ実施例1に掲げた
と同様な効果があった。
しシヨ糖脂肪酸エステル0. 3重量係添加したものを
用意した。そして上記炊飯米と酢合せを行い、寿司飯を
作製した。又ショ糖脂肪酸エステルを添加しない合せ酢
を用い同様に寿司飯を作製した。この2種類の寿司飯を
経時的に試食し食味を比較したところ実施例1に掲げた
と同様な効果があった。
実施例3
実施例1に従い精白米を炊飯した。調味酢としては食酢
/gOnl,食塩−23g、砂糖700g、グルタミン
酸ナトリウム3gを混合攪拌した合せ酢に対しソルビト
ール70重量%、ショ糖脂肪酸エステル005重量%添
加したものを用意した。
/gOnl,食塩−23g、砂糖700g、グルタミン
酸ナトリウム3gを混合攪拌した合せ酢に対しソルビト
ール70重量%、ショ糖脂肪酸エステル005重量%添
加したものを用意した。
そして上記炊飯米と酢合せを行い寿司飯を作製した。又
ソルビトールおよびショ糖脂肪酸エステルを添加しない
合せ酢を用い同様に寿司飯を作製した。この2種類の寿
司飯を経時的に試食し食味を比較したところ実施例1に
掲げたと同様な効果があった。
ソルビトールおよびショ糖脂肪酸エステルを添加しない
合せ酢を用い同様に寿司飯を作製した。この2種類の寿
司飯を経時的に試食し食味を比較したところ実施例1に
掲げたと同様な効果があった。
実施例4
実施例1で用いた合せ酢の代わりに食酢/gOml、食
塩20gよりなる合せ酢を使用した0その他については
全て実施例1と同様に行ったところソルビトール添加調
味酢使用寿司飯の方が食味低下防止効果があった。
塩20gよりなる合せ酢を使用した0その他については
全て実施例1と同様に行ったところソルビトール添加調
味酢使用寿司飯の方が食味低下防止効果があった。
実施例5
実施例1で用いた合せ酢の代わりに市販すし酢(ミツカ
ンナし酢)を使用した。その他については全て実施例1
と同様に行ったところ、ソルビトール添加すし酢使用寿
司飯の方が食味低下防止効果があった。
ンナし酢)を使用した。その他については全て実施例1
と同様に行ったところ、ソルビトール添加すし酢使用寿
司飯の方が食味低下防止効果があった。
Claims (2)
- (1)合せ酢に糖アルコールおよび/もしくは脂肪酸エ
ステルを添加することからなる調味酢の製造法。 - (2)合せ酢が食酢、食塩、砂糖もしくはこれと化学調
味料からなる特許請求範囲第1項記載の方法0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57045410A JPS58162286A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 調味酢の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57045410A JPS58162286A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 調味酢の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58162286A true JPS58162286A (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=12718480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57045410A Pending JPS58162286A (ja) | 1982-03-19 | 1982-03-19 | 調味酢の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58162286A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198645A (ja) * | 2003-05-22 | 2005-07-28 | Lion Corp | トマトの発酵液、及び血圧降下剤及びその製造方法、並びに、飲食用組成物 |
JP2014008036A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Matsutani Chem Ind Ltd | 酢酸含有飲食物の酢カド低減方法、及びその方法により製造された酢酸含有飲食物 |
-
1982
- 1982-03-19 JP JP57045410A patent/JPS58162286A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005198645A (ja) * | 2003-05-22 | 2005-07-28 | Lion Corp | トマトの発酵液、及び血圧降下剤及びその製造方法、並びに、飲食用組成物 |
JP2014008036A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Matsutani Chem Ind Ltd | 酢酸含有飲食物の酢カド低減方法、及びその方法により製造された酢酸含有飲食物 |
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