JP2005151347A - アグリゲーションサービス方法及びアグリゲーションサービスシステム - Google Patents

アグリゲーションサービス方法及びアグリゲーションサービスシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 デジタルデータ放送によって送信されるデータ量を抑制可能なアグリゲーションサービス方法を提供する。
【解決手段】 受信機2が、放送システム1から認証手続き画面のデータを受信して、認証手続き画面を画面表示部22に表示し、入力されたアグリゲーション用認証情報をサーバシステムAに送信し、サーバシステムAが、受信したアグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報に基づいて、インターネットサービスシステムにアクセスし、返信データから詳細情報を抽出して受信機2に送信し、受信機2が、放送システム1からデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、詳細情報をテンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの詳細情報を含む1つの画面を、画面表示部22に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネット上の情報を1ヶ所に集めてユーザに閲覧させるアグリゲーションサービス方法に関し、特に、デジタルデータ放送の画面上で利用可能なアグリゲーションサービス方法に関する。
近年、多数の銀行や証券会社等のサービス提供者が、インターネットを利用したいわゆるネットバンキング等のサービスを行うようになっており、ユーザはそれぞれのサービス提供者に応じた識別情報(以下、ID)やパスワードを用いて、それぞれのサービス提供者のシステムにアクセスすることにより、残高照会や振込み等のサービスを利用できるようになっている。
ここで、ユーザにとっては複数のIDやパスワードを使い分けることや、サービス提供者毎に認証手続きを受けることは煩雑であることから、アグリゲーションサービスが利用されるようになって来ている。アグリゲーションサービスとは、インターネット上に散在するユーザの希望する情報を、1ヶ所のサイト(アグリゲーションサービスのサイト)で閲覧・操作可能にするサービスである。このアグリゲーションサービスの仕組みについて説明すると、ユーザは、予めアグリゲーションセンタのサーバに各サービス提供者に応じたIDやパスワードを登録し、アグリゲーション用のID・パスワードを取得する。そして、ユーザが、インターネットを介して、アグリゲーション用のID・パスワードを用いてアグリゲーションセンタのサーバにアクセスすると、アグリゲーションセンタのサーバがユーザの代わりに各サービス提供者に応じたIDやパスワードを用いて各サービス提供者のサーバにアクセスし、結果をまとめてユーザの端末に表示するというものである。特に、口座情報を集約するサービスはアカウントアグリゲーションサービスと言われている。
しかし、インターネットの普及率はテレビジョン受信機(いわゆるテレビ)の普及率にはるかに及ばず、インターネットにおけるアグリゲーションサービスの利用者も限られているのが現状である。一方、テレビジョン放送においては地上デジタル放送の開始が予定されていることから、デジタル放送におけるデータ放送(すなわち、デジタルデータ放送)によってアグリゲーションサービスを提供できれば、ユーザはテレビにおいて手軽にアグリゲーションサービスを利用できることとなる。
なお、デジタルデータ放送によって提供されるアグリゲーションサービスについての先行技術文献は、出願人の調査によっては発見されなかったが、デジタルデータ放送に関する先行技術文献としては、以下のものが発見された。
特開2003−143089公報 特開2002−335223公報
しかし、デジタル放送中のデータ放送に割り当てられる帯域は小さいものであるため、送信されるデータを効率よく構築しなければ、応答時間が長くなって実用的でないという問題があった。すなわち、データ放送では、ユーザから要求された内容をいつでもテレビジョン受信機が受信できるように、一定周期で同じ内容を繰り返して送信するカルーセル方式が採られている(上記特許文献1参照)が、送信されるデータの容量が大きいと、カルーセルの周期が長くなり、ユーザが要求した内容が受信され表示されるまでの時間が長くなって、実用性に欠けてしまうという問題があった。
この発明は、上述した問題を解決するものであり、複数のサービス提供者がインターネット上で提供する情報を集めて、デジタルデータ放送の画面上でユーザに閲覧等させるためのアグリゲーションサービス方法及びアグリゲーションサービスシステムであって、デジタルデータ放送によって送信されるデータ量を抑制可能なアグリゲーションサービス方法及びアグリゲーションサービスシステムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のアグリゲーションサービス方法は、
デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段を有し、前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信するデジタルテレビジョン放送システム(以下、放送システムと略す。)と、
データ記憶部と画面表示部とを備え、前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能なテレビジョン受信機(以下、受信機と略す。)と、
各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて記憶された記憶部を備え、前記受信機に回線を介して接続されるとともに、インターネットに接続されたサーバシステムと、
を用いて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムから取得した詳細情報を、前記受信機における1つの画面で閲覧させ、必要に応じて個別の商取引、事務手続き、または、更なる詳細情報の閲覧等(以下、商取引等と言う。)へ遷移して、当該商取引等を実行させるためのアグリゲーションサービス方法であって、
前記受信機が、前記放送システムからアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信して、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示し、当該認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報を、前記サーバシステムに送信するステップと、
前記サーバシステムが、前記受信機から受信したアグリゲーション用認証情報に基づいて、当該アグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報と、当該個別認証情報に対応する、前記記憶部に記憶されているアドレス情報とを、前記記憶部から読み出し、当該個別認証情報と当該アドレス情報とに基づいて、該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信して前記記憶部に記憶するステップと、
前記サーバシステムが、前記記憶部に記憶されている抽出情報を参照して、前記記憶部に記憶されている前記返信データから詳細情報を抽出するステップと、
前記サーバシステムが、前記詳細情報を前記受信機に送信するステップと、
前記受信機が、前記サーバシステムから受信した前記詳細情報を前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送により前記詳細情報が組み込まれるべき画面のデータ(以下、テンプレートデータと言う。)を受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された前記詳細情報と前記テンプレートデータとを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示するステップと、
を有することを特徴とする。
本発明の請求項2記載のアグリゲーションサービス方法は、
デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段を有し、前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信する放送システムと、
データ記憶部と画面表示部とを備え、前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能であり、インターネットに接続された受信機と、
各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて記憶された記憶部を備え、前記受信機に回線を介して接続されたサーバシステムと、
を用いて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムから取得した詳細情報を、前記受信機における1つの画面で閲覧させ、必要に応じて個別の商取引等へ遷移して、当該商取引等を実行させるためのアグリゲーションサービス方法であって、
前記受信機が、前記放送システムからアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信して、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示し、当該認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報を、前記サーバシステムに送信するステップと、
前記サーバシステムが、前記受信機から受信したアグリゲーション用認証情報に基づいて、当該アグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を前記記憶部から読み出して、当該個別認証情報を前記受信機に送信するステップと、
前記受信機が、前記サーバシステムから受信した個別認証情報を前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送により、または、前記サーバシステムから回線を介して、アドレス情報を受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された個別認証情報と、当該個別認証情報に対応する、前記データ記憶部に記憶されたアドレス情報とを、前記データ記憶部から読み出して、当該個別認証情報と当該アドレス情報とに基づいて、該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信して、前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送により、または、前記サーバシステムから回線を介して、抽出情報を受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された前記抽出情報を参照して、前記データ記憶部に記憶された返信データから詳細情報を抽出するステップと、
前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された前記詳細情報と前記テンプレートデータとを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示するステップと、
を有することを特徴とする。
本発明の請求項3記載のアグリゲーションサービス方法は、
データ記憶部と画面表示部とを備え、前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能であって、インターネットに接続された受信機を用いて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムから取得した詳細情報を、前記受信機における1つの画面で閲覧させ、必要に応じて個別の商取引等へ遷移して、当該商取引等を実行させるためのアグリゲーションサービス方法であって、
前記受信機が、ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とを取得し、互いに対応付けて前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送によりアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信し、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示するステップと、
前記受信機が、前記認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を、前記データ記憶部から読み出し、当該個別認証情報に基づいて、該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信するステップと、
前記受信機が、前記返信データから前記詳細情報を抽出し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された前記テンプレートデータと前記詳細情報とを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示するステップと、
を有することを特徴とする。
本発明の請求項4記載のアグリゲーションサービスシステムは、
デジタルデータ放送を送信可能な放送システムと、
前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能な受信機と、
前記受信機に回線を介して接続されるとともにインターネットに接続されたサーバシステムと、
を備えたアグリゲーションサービスシステムであって、
前記放送システムが、
デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段と、
前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信する放送手段と、
を有し、
前記受信機が、
データ記憶部と、
画面表示部と、
前記放送システムからアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信して、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示する手段と、
前記画面表示部に表示された認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報を、前記サーバシステムに送信する手段と、
を有し、
前記サーバシステムが、
各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて記憶された記憶部と、
前記受信機から受信したアグリゲーション用認証情報に基づいて、当該アグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報と、当該個別認証情報に対応する、前記記憶部に記憶されているアドレス情報とを、前記記憶部から読み出し、当該個別認証情報と当該アドレス情報とに基づいて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムの内の該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信して、前記記憶部に記憶する手段と、
前記記憶部に記憶されている抽出情報を参照して、前記記憶部に記憶された前記返信データから詳細情報を抽出する手段と、
前記詳細情報を前記受信機に送信する手段と
を有し
前記受信機が、さらに、
前記サーバシステムから受信した前記詳細情報を、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記データ記憶部に記憶された前記詳細情報と前記テンプレートデータとを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示する手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の請求項5記載のアグリゲーションサービスシステムは、
デジタルデータ放送を送信可能な放送システムと、
前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能であり、インターネットに接続された受信機と、
前記受信機に回線を介して接続されたサーバシステムと、
を備えたアグリゲーションサービスシステムであって、
前記放送システムが、
デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段と、
前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信する放送手段と、
を有し、
前記受信機が、
データ記憶部と、
画面表示部と、
前記放送システムからアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信して、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示する手段と、
前記画面表示部に表示された認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報を、前記サーバシステムに送信する手段と、
を有し、
前記サーバシステムが、
各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて記憶された記憶部と、
前記受信機から受信したアグリゲーション用認証情報に基づいて、当該アグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を、前記記憶部から読み出して前記受信機に送信する手段と、
を有し、
前記受信機が、さらに、
前記サーバシステムから受信した個別認証情報を、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記サーバシステムから回線を介して、または、前記放送システムからデジタルデータ放送により、アドレス情報を受信し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記データ記憶部に記憶された個別認証情報と、当該個別認証情報に対応する、前記データ記憶部に記憶されたアドレス情報とを、前記データ記憶部から読み出して、当該個別認証情報と当該アドレス情報とに基づいて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムの内の該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信して、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記サーバシステムから回線を介して、または、前記放送システムからデジタルデータ放送により、抽出情報を受信して、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記データ記憶部に記憶した前記抽出情報を参照して、前記データ記憶部に記憶された返信データから詳細情報を抽出する手段と、
前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記データ記憶部に記憶された前記詳細情報と前記テンプレートデータとを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示する手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の請求項6記載のアグリゲーションサービスシステムは、
デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段を有し、前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信する放送システムと、
データ記憶部と画面表示部とを備え、前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能であり、インターネットに接続された受信機と、
を備えたアグリゲーションサービスシステムであって、
前記受信機が、
ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とを取得して、互いに対応付けて前記データ記憶部に記憶する手段と
前記放送システムからデジタルデータ放送によりアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信し、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示する手段と、
前記認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を、前記データ記憶部から読み出し、当該個別認証情報に基づいて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムの内の該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信する手段と、
前記返信データから前記詳細情報を抽出し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
前記データ記憶部に記憶された前記テンプレートデータと前記詳細情報とを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示する手段と、
を有することを特徴とする。
本発明のアグリゲーションサービス方法またはアグリゲーションサービスシステムによれば、デジタルデータ放送によって送信される画面のデータには、データ量が多くなりがちな詳細情報が含まれないので、デジタルデータ放送によって送信されるデータ量を抑制することができる。
そして、ユーザは、デジタルデータ放送において一回のログイン操作によって、複数サービス提供者からの詳細情報を1つの画面に表示させることができるので、テレビを用いて手軽にアグリゲーションサービスを利用できることとなる。
また、各インターネットサービスシステムからの返信データから詳細情報が抽出され、受信機において、その詳細情報がデジタルデータ放送に対応したテンプレートデータに組み込まれるので、各インターネットサービスシステムは、デジタルデータ放送に対応しないHTML等の既存の形式のデータを返信すればよいこととなり、各サービス提供者は、既存のインターネットサービスシステムをそのまま使用することができ、デジタルデータ放送に対応したシステムを構築する必要がない。
1.第1実施形態
本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
1−1.全体構成等
第1実施形態のアグリゲーションサービスシステムは、図1に示すように、デジタルテレビジョン放送システム1と、テレビジョン受信機2と、サーバシステムAとを備える。
放送システム1は、地上デジタル放送局に設けられ、放送手段であるデジタル放送装置11及びアンテナ10と、画面データ記憶手段である記憶装置13とを備えている。記憶装置13には、デジタル放送用のコンテンツが格納(すなわち記憶)されたデータベース12が記憶されている。デジタル放送装置11は、所定の放送スケジュールに従って、データベース12からコンテンツを読み出してアンテナ10を介して放送(すなわち送信)する。
デジタル放送では、通常の音声、映像からなる番組の他に、データ放送が行われる。データ放送には、通常の番組に連動して提供されるものと、ニュース、天気予報などのように、通常の番組とは独立に提供されるものとがある。本発明のアグリゲーションサービスは、独立に提供されるデータ放送において行われる。そして、デジタル放送では、映像・音声のストリーム、データ放送のためのデータストリーム、選局のための制御情報や電子番組表を表示するための情報等のストリームなどが多重化されてトランスポートストリームとされ、このトランスポートストリームに対して誤り訂正符号、変調等の処理がなされて、送信信号とされる。
データベース12に格納されているコンテンツには、デジタルデータ放送用の画面のデータが含まれている。デジタルデータ放送用の画面のデータは、デジタルデータ放送に対応して、BML(Broadcast Markup Language)と呼ばれるXML(eXtensible Markup Language)応用言語で記述されている。BML記述には、動的機能を実現するためのスクリプト言語であるECMA Scriptによる記述が、必要に応じて含まれている。そして、デジタルデータ放送用の画面のデータは、上述したカルーセル方式で送信される。デジタルデータ放送用の画面のデータには、後述する認証手続き画面等のデータとテンプレートデータとが含まれている。
放送システム1について、図2に基づいて説明する。EDPS(Electric Data Processing System)107は、編成情報・素材情報・経理情報・売上管理等の情報を一括管理する営業放送システムであり、編成管理データを管理するとともに媒体枠の販売データ管理を行う。DS(Data Server)106は、自動運行のための編成情報を蓄積し、数日分の番組のデータベースを処理するデータサーバである。APC(Automatic Program Controller)105は、DS106から得た編成情報に従い、決まった時間に映像・音声を切替えたり、VTR101をスタートさせたりする自動番組送出制御装置であり、マスターSW108、EPG(Electronic Program Guide)109、及び、データ放送送出設備110に指示を与える。
マスターSW108は、APC105の指示により映像・音声を切替える装置であり、テレビ放送用のVTR101、中継先や他放送局からの伝送回線であるテレビジョン回線102、放送用スタジオ103、及び、放送用の映像・音声信号を生成するその他の素材機器104から取得した映像・音声信号を適宜切替えつつ、MUX(Multiplexer)112に出力する。EPG109は、電子番組ガイド(テレビ画面に映し出される番組表)のデータを送出する装置であり、番組を送出する電波の合間に番組表データを送出する。データ放送送出設備110は、データ放送用のデータをカルーセル方式・PES(Packetized Elementary Stream)方式によって生成する装置であり、データ放送コンテンツ素材サーバ111からデータ放送用のデータを取得する。なお、PESとは、データ放送で扱われる映像・音声等のパケット化されたストリームである。データ放送コンテンツ素材サーバ111は、データ放送を送出するためにコンテンツデータを蓄えておく装置であり、記憶装置13を有している。データ放送コンテンツ素材サーバ111は、応答サーバ3やゲートウェイサーバ4等から、インターネット用インタフェース118、専用回線用インタフェース119、及び、社内LAN回線117を経て送信された情報も蓄える。
MUX112は、映像・音声・データ放送・電子番組ガイド・その他のデジタル放送用データを多重化してTS(Transport Stream)信号に変換する装置である。変調機113は、MUX112から送られるTS信号に対してOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)変調をかける装置である。放送機114は、変調機113から送られた変調信号を、放送局固有の周波数(チャンネル)に変換し、増幅する装置である。放送機114で増幅された信号は、アンテナ10によって受信機2に向けて電波伝播される。
放送システム1により放送されたデジタル放送は、各ユーザの受信機2に受信される。受信機2は、地上デジタルテレビジョン放送を受信可能ないわゆる地上デジタルテレビである。受信機2は、図1に示すように、電話回線5を介して、サーバシステムAの中の応答サーバ3と接続されている。なお、受信機2と応答サーバ3とを、ADSL、光ファイバー、CATV用ケーブル等のインターネット用回線で接続してもよい。
受信機2は、図1に示すように、データ記憶部21と、画面表示部(テレビ画面)22と、入力手段としてのリモコンRと、各部を制御する制御部23と、通信部24とを備えている。制御部23は、画面表示部22と協働して、各種画面を表示する手段として機能し、通信部24と協働して、各種情報(データ)の送受信を行う手段として機能し、データ記憶部21と協働して、各種情報(データ)を記憶する手段として機能する。データ記憶部21には、BML記述を解析し実行するプログラム(ブラウザ)やその他のプログラムが記憶される。制御部23は、それらのプログラムを読み出して実行することにより、詳細情報組み込み処理等の各種の処理を行う。リモコンRは、地上デジタル放送用のリモコンであり、BSデジタル放送用のリモコンと略同じ機能を有する。例えば、リモコンRは、色分けされた複数のファンクションボタンを有し、それらのファンクションボタンは、赤色のファンクションボタンを押下すれば画面上に表示された赤色のボタンが押下されたことになる等、画面上の色分けされたボタンに対応している。また、リモコンRは、画面上のカーソルを動かすためのボタンも有している。
受信機2について、図3に基づいて説明する。チューナ201は、デジタル放送の電波信号を、受信したい周波数(チャンネル)に合わせてチューニングし、希望するテレビ局の信号を取り出す装置である。チューナ201で取り出された信号はOFDM変調されているため、復調装置202で元のTS信号に戻される。復調された信号は、TS処理部224に入力され、PID(Packet Identifier)フィルタリング213、セクションフィルタリング214によりTS処理(TSパケットの選り分け処理)される。PIDフィルタリング213は、PID情報(13ビットのストリーム識別情報で該当パケットの個別ストリームの属性を示すもの)に従い、映像・音声・その他の情報にデータを選り分けるユニットである。セクションフィルタリング214は、セクション(番組配列情報をTSパケットにマッピングするために使用されるシンタスク構造)毎にTSパケットを選り分けるユニットである。選り分けられた音声データは音声デコード215に出力され、映像データは映像デコード216に出力され、セクションデータはセクションデータデコード217に出力される。音声デコード215は、放送局で圧縮されたデジタル音声データを元に戻し、音声出力部(スピーカ)25で出力できる信号に変換するユニットである。映像デコード216は、放送局で圧縮されたデジタル映像データを元に戻し、画面出力部(テレビ画面)22で出力できる信号に変換するユニットである。セクションデータデコード217は、セクションデータを元に戻し、受信機2で扱える信号に変換するユニットである。元に戻された音声信号は、音声出力ポート(AUDIO OUT)219を介して音声出力部25に出力される。また、映像信号及びセクションデータは、GUI(Graphic User Interface)表示ユニット218に出力される。GUI表示ユニット218は、一般のテレビ放送、データ放送、及び、それらの組み合わせを表示するために、各信号やデータを解析して、モニター(テレビ画面)出力用の映像信号を生成するユニットである。GUI表示ユニット218により生成された映像信号は、映像出力ポート(VIDEO OUT)220を介して画面表示部22に出力される。
チューナ201、復調装置202、音声デコード215、映像デコード216、セクションデータデコード217、GUI表示ユニット218等は、主部200と信号やデータのやり取りを行いながら、上述した処理を行う。主部200には、受信機2を操作するためのユーザ用コントローラであるリモコンR、入出力ポート(I/O)204、ROM205、RAM206、NVRAM211、データ蓄積装置208、CPU(中央処理装置)207、インターネットや携帯通信との回線を接続する通信インタフェース209、拡張インタフェース210、CAS(Conditional Access System)221が含まれている。ROM205は、受信機2の製造段階で情報が書き込まれ、その情報が読み出される記憶装置である。RAM206は、受信機2が作動するためのデータを一時格納するメモリであり、データ放送のコンテンツやダウンロードしたプログラム等も格納する。NVRAM211は、デジタル放送の基本情報、データ放送の設定情報、受信機2のユーザ毎の情報、サービス提供者別の固有情報等を格納するメモリであり、不揮発性のメモリを用いる。データ蓄積装置208は、カルーセル方式及びPES方式によるデータ放送のコンテンツを常駐して蓄積するための記憶装置であり、ハードディスク等を用いる。これらのROM205、RAM206、NVRAM211、データ蓄積装置208等により、データ記憶部21が構成される。また、CPU207等により制御部23が構成され、通信インタフェース209、拡張インタフェース210等により通信部24が構成される。CAS221は、編成チャンネルや番組の視聴を制御するシステムである。
通信インタフェース209には、本実施形態では電話回線5が接続されるが、インターネット回線を接続することもできる。また、携帯通信網や移動体衛星通信を利用するための携帯ユニット212を接続して、携帯通信網や移動体衛星通信等の移動体通信222と接続することもできる。
サーバシステムAは、図1に示すように、応答サーバセンタに設けられた応答サーバ3と、ゲートウェイセンタに設けられたゲートウェイサーバ4とを備えている。応答サーバ3は、専用回線6を介してゲートウェイサーバ4と接続されている。なお、応答サーバ3とゲートウェイサーバ4とを、インターネット用回線で接続してもよい。
応答サーバ3はサーバコンピュータであり、図4に示すように、各種プログラムやデータが記憶される記憶部30と、所定の制御プログラムに従って各部を制御する制御部32と、データ通信を行うための通信部33と、データの入力操作が行われる入力部35と、データが出力される出力部34とを備えている。記憶部30は、ROM、RAM等の半導体メモリ、ハードディスク記憶装置、フレキシブルディスク記憶装置、光磁気ディスク記憶装置等からなっている。記憶部30には、世帯認証データベース31が記憶されており、また、受信機2から送信されたアグリゲーション用認証情報を世帯認証情報データベース31中のアグリゲーション用認証情報と照合して世帯認証を行うための世帯認証プログラム36等、制御部32が実行する各種のプログラムが記憶されている。また、記憶部30には、制御部32がプログラム実行時に用いるレジスタ等が確保されている。制御部32は、CPU等からなり、記憶部30に記憶されている各種のプログラムを実行して、世帯認証処理等の各種の処理を行う手段として機能する。また、制御部32は、通信部33と協働して、各種情報(データ)の送受信を行う手段として機能し、記憶部30と協働して、各種情報(データ)を記憶する手段として機能する。通信部33は、回線5を介して受信機2との間でデータの送受信を行い、また、回線6を介してゲートウェイサーバ4との間でデータの送受信を行う。入力部35は、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等からなっている。出力部34は、ディスプレイ装置や印刷装置等からなっている。
世帯認証データベース31には、図5に示すように、各ユーザのアグリゲーション用認証情報として、各ユーザのID(ここでは、ユーザ名)とパスワードとが格納されている。
ゲートウェイサーバ4はサーバコンピュータであり、図6に示すように、各種プログラムやデータが記憶される記憶部40と、所定の制御プログラムに従って各部を制御する制御部42と、データ通信を行うための通信部43と、データの入力操作が行われる入力部45と、データが出力される出力部44とを備えている。記憶部40は、ROM、RAM等の半導体メモリ、ハードディスク記憶装置、フレキシブルディスク記憶装置、光磁気ディスク記憶装置等からなっている。記憶部40には、認証データベース41や設定情報テーブル46が記憶されており、また、インターネットを介して後述するインターネットサービスシステム(以下、単にサービスシステムとも言う。)にアクセスするためのインターネットアクセス用プログラム47や、サービスシステムから返信されたデータから詳細情報を抽出するための詳細情報抽出プログラム48等、制御部42が実行する各種のプログラムが記憶されている。なお、インターネットアクセス用プログラム47、詳細情報抽出プログラム48は、いずれも、サービスシステムからの返信データの形式(言語方式)に応じて複数用意されている。また、記憶部40には、制御部42がプログラム実行時に用いるレジスタ等が確保されている。制御部42は、CPU等からなり、記憶部40に記憶されている各種のプログラムを実行して、サービスシステムへのアクセス処理や、詳細情報の抽出処理等の各種の処理を行う手段として機能する。また、制御部42は、通信部43と協働して、各種情報(データ)の送受信を行う手段として機能し、記憶部40と協働して、各種情報(データ)を記憶する手段として機能する。通信部43は、回線6を介して応答サーバ3との間でデータの送受信を行い、また、インターネットを介してサービスシステムとの間でデータの送受信を行う。入力部45は、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等からなっている。出力部44は、ディスプレイ装置や印刷装置等からなっている。
認証データベース41には、図7に示すように、各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて格納されている。個別認証情報とは、ユーザがサービスシステムを利用するときの認証情報を言う。図7の例では、あるユーザのアグリゲーション用認証情報(ユーザ名「ABC」、パスワード「DEF」)に対して、そのユーザの○○銀行、△△証券、XX市役所、□□クレジットの各サービスシステムに対する個別認証情報(ユーザ名「uuu」パスワード[pw001」、ユーザ名「xxx」パスワード「pw002」、ユーザ名「yyy」パスワード「pw003」、ユーザ名「zzz」パスワード「pw004」)が対応付けられている。図7の例に示すように、個別認証情報は、同じユーザであってもサービスシステムによって内容が異なり得る。また、個別認証情報は、例えばユーザ名とパスワードの組み合わせであったり、認証番号とパスワードの組み合わせであったりする等、サービスシステムによって種類も異なりうるが、ここでは、すべてユーザ名とパスワードとの組み合わせとして説明する。個別認証情報は、通常、ユーザが利用したいサービスシステムのサービス提供者に予め申し込むことによって、サービスシステムに登録(すなわち記憶)されている。また、複数のサービスシステムからの情報を集めるというアグリゲーションサービスの趣旨から、認証データベース41には、1つのアグリゲーション用認証情報に対して、通常、複数の個別認証情報が対応付けられて格納されている。
設定情報テーブル46は、サービスシステム毎に作成され、図8−1に示すように、サービスシステムの識別情報(ここでは、サービス提供者名)、言語方式(サービスシステムからの返信データの形式)、トランザクション方式(トランザクション処理を行うときの方式)、ポート番号、アドレス情報(ここでは、URL)、及び、抽出情報81が記憶されている。なお、ここでは、1のサービス提供者がサービスシステムを1つだけ提供しているものとし、サービスシステムの識別情報としてサービス提供者名を用いることとしたが、1のサービス提供者が複数のサービスシステムを提供している場合には、それらのサービスシステムを識別できる情報を用いる。
抽出情報81とは、返信データから詳細情報を抽出するための情報を言い、サービスシステムからの返信データ中の詳細情報の存在位置を示す位置情報を含む。抽出情報81はサービスシステムによって異なり得る。図8−1の例では、返信データがHTML形式であるため、抽出情報81として、詳細情報に付加されているタグ等のキーワード(詳細情報の存在位置を示す位置情報に相当)、詳細情報のデータ長、数値(N)か文字(C)かのデータ形式、データの内容を示すコメント等が記憶されている。また、設定情報テーブル46には、個別認証情報をデータに組み入れてサービスシステムに送信するときの組み入れ位置を示す認証位置情報が記憶されている。
ゲートウェイサーバ4はインターネットに接続され、インターネットには、インターネットサービスシステムが複数接続されている。インターネットサービスシステムとは、インターネットを介してサービスを行うコンピュータシステムを言う。インターネットサービスシステムには、図1に示すように、銀行が提供するインターネットバンキングシステムS1、証券会社が提供するインターネット証券システムS2、市役所等の地方自治体の機関が提供するインターネット住民サービスシステムS3、クレジット会社が提供するインターネットクレジットシステムS4等、様々な種類がある。これらのインターネットサービスシステムは既存のものであるので、詳しい説明は省略する。インターネットサービスシステムによるサービスを提供する者を、サービス提供者と言う。サービス提供者には、営利を目的としてサービス業を営む者のみならず、国や地方自治体の機関、公立学校等、インターネット上で何らかのサービス(情報の閲覧のみ可能な場合も含む)を行う者を全て含む。
インターネットバンキングシステムS1の例を、図9に示す。このインターネットバンキングシステムS1は、各種プログラムやデータが記憶される記憶部50と、所定の制御プログラムに従って各部を制御する制御部53と、データ通信を行うための通信部54と、データの入力操作が行われる入力部56と、データが出力される出力部55とを備えている。記憶部50は、ROM、RAM等の半導体メモリ、ハードディスク記憶装置、フレキシブルディスク記憶装置、光磁気ディスク記憶装置等からなっている。記憶部50には、顧客認証ファイル51や口座情報ファイル52等の各種のファイルや、制御部42が実行する各種のプログラムが記憶され、また、制御部53がプログラム実行時に用いるレジスタ等が確保されている。制御部53は、CPU等からなり、記憶部50に記憶されている各種のプログラムを実行して、顧客の認証処理や口座情報の送信等の各種の処理を行う。通信部54は、インターネットを介してゲートウェイサーバ4との間でデータの送受信を行う。入力部56は、マウス等のポインティングデバイスやキーボード等からなっている。出力部55は、ディスプレイ装置や印刷装置等からなっている。顧客認証ファイル51には、インターネットバンキングシステムS1に対する各ユーザの個別認証情報が格納されている。口座情報ファイル52には、インターネットバンキングシステムS1の提供者である「○○銀行」における各ユーザの口座情報が格納されている。
1−2.動作説明
次に、図10−1〜図10−6のフローチャートに基づいて動作説明をする。なお、フローチャートでは、放送局と放送システム1、応答サーバ3と応答サーバセンタ、ゲートウェイサーバ4とゲートウェイセンタを同義として用い、また、画面のデータと言う代わりに、単に画面とも言う。
1−2−1.アグリゲーション用認証情報送信ステップ
まず、ゲートウェイサーバ4は、各サービス提供者のサービスシステムの言語に合わせてアクセスを可能とするインターネットアクセス用プログラム47を、上述したように記憶部40に記憶しておく。また、ゲートウェイサーバ4は、上述したように、サービスシステムとの交信に必要な個別認証情報の位置情報(すなわち認証位置情報)、抽出する詳細情報の位置を示すタグ等の位置情報(これらの位置情報を合わせてタグ位置情報とも言う。)、言語方式、URL等が記憶された設定情報テーブル46を記憶部40に記憶しておく(S100−1)。
また、ゲートウェイサーバ4は、後述する一括表示画面のテンプレートデータのどこに詳細情報を組み込むかを示す表規定情報を、予め放送局に送っておく(S100−2)。この表規定情報の送付は、例えば、放送システム1とゲートウェイサーバ4とを専用回線等の回線で接続しておき、その回線を介して(すなわち、オンラインで)行ってもよいし、CD−ROM等の記憶媒体に入れて送る等、オフラインで行ってもよい。
表規定情報の例を、図8−2に示す。表規定情報は、サービスシステム毎に作成され、サービス提供者名を含むとともに、データ名と、そのデータ名のデータが埋め込まれるべきテンプレートデータ(BML記述) 中の位置を示す位置情報と、そのデータの内容を表すコメント情報とを含む。表規定情報中のデータ名は、後述する詳細情報テーブル中のデータ名と対応している。
放送システム1は、送られた表規定情報を記憶装置13に記憶しておく。放送システム1は、BMLで記述されたアグリゲーションサービス用の一連の画面のデータ(後述する認証手続き画面のデータやテンプレートデータを含む)や、受信機2が必要とするプログラム、前述の表規定情報等を、放送スケジュールにしたがって記憶装置13から読み出し、放送電波に乗せてカルーセル方式で(すなわち、所定周期で繰り返して)送信している(S101)。受信機2は、この放送電波から、ユーザの操作に応じて画面のデータ等を受信することとなる。
一方、ユーザは受信機2のスイッチを入れ(S102)、リモコンRの操作により、アグリゲーションサービス画面に入るか否かを選択する(S103)。ここで、アグリゲーションサービス画面に入らないことを選択した場合、ユーザは他のサービス(番組)を視聴することとなる(S104)。また、アグリゲーションサービス画面に入ることを選択した場合、受信機2は、放送電波から認証手続き画面のBMLデータを受信してデータ記憶部21に記憶し、図11に示すような認証手続き画面(アグリゲーション初期画面)を画面表示部22に表示する(S105)。認証手続き画面は、ユーザ名を入力可能なユーザ名欄61と、パスワードを入力可能なパスワード欄62とが設けられ、アグリゲーション用認証情報を入力可能に構成されている。
ユーザは、初めてアグリゲーションサービスを利用する場合には、認証手続き画面に設けられた「初めての方」ボタン64を押下(クリック)し、初期登録を行う(S106、S107)。また、アグリゲーションサービスを利用したことがある(すなわち、初期登録済みの)ユーザは、世帯認証手続きに入る(S108)。なお、画面上のボタンの選択や押下、画面へのデータの入力等は、リモコンRを操作することにより行える。
初期登録(S107)について、図12−1、図12−2を用いて以下に説明する。受信機2は、ボタン64のクリックに応じて、放送電波から図13に示すような初期登録画面のデータを受信し、初期登録画面を画面表示部22に表示する。なお、先に受信した認証手続き画面のデータは、データ記憶部21に記憶しておく。ユーザは、図14に示すように、初期登録画面に設けられた氏名欄84に氏名を入力し、住所欄85に住所を入力する。また、支払欄86から支払方法をクリックにより選択し、利用したいサービスをサービス選択欄87からクリックにより選択する。サービスは複数選択可能である。ユーザが、かかる入力および選択を行い、図示されていない登録ボタンのクリック等、所定の操作を行うと、受信機2は、入力された初期登録情報(住所、氏名、選択された支払方法及びサービスを示す情報)を回線5を介して応答サーバ3に送信する(S301)。
応答サーバ3は、受信機2から受信した初期登録情報を、回線6を介してゲートウェイサーバ4に送信する(S302)。ゲートウェイサーバ4は、応答サーバ3から受信した初期登録情報を記憶部40に記憶し、その初期登録情報を用いて、例えば選択されたカード会社のサーバシステムへの照会等を行うことにより、支払条件等の確認を行う。そして、支払条件が了承されなければ、例えば、その旨のメッセージを応答サーバ3を介して受信機2に送信し、画面表示部22に表示させる等の初期登録不成立処理を行い(S304、S305)、支払条件が了承されれば、記憶部40から読み出した初期登録情報を、インターネットを介して、選択されたサービスを提供しているサービス提供者のサービスシステムに送信する(S304、S306)。
サービス提供者のサービスシステムは、受信した初期登録情報に基づいて、該当するユーザの個別認証情報を記憶部から読み出して、インターネットを介してゲートウェイサーバ4に送信する(S307)。例えば、インターネットバンキングシステムS1であれば、該当するユーザの個別認証情報を、記憶部50中の顧客認証ファイル51から読み出してゲートウェイサーバ4に送信する。
ゲートウェイサーバ4は、各サービスシステムから受信した個別認証情報を認証データベース41に登録(記憶)する。そして、ゲートウェイサーバ4は、ユーザ毎にユニークなユーザ名を決定するとともにパスワードを決定し、ユーザ名とパスワードとをアグリゲーション用認証情報として、回線6を介して応答サーバ3に送信する(S308)。また、ゲートウェイサーバ4は、アグリゲーション用認証情報を個別認証情報に対応付けて認証データベース41に登録し、初期登録情報をアグリゲーション用認証情報に対応付けて記憶部40に記憶する。応答サーバ3は、受信したアグリゲーション用認証情報を世帯認証データベース31に登録するとともに、回線5を介して受信機2に送信する(S309)。
受信機2は、図15−1に示すような初期登録完了画面のデータを放送電波から受信する。そして、応答サーバ3から受信したアグリゲーション用認証情報を、初期登録完了画面のデータに組み合わせることにより、図15−2に示すように初期登録完了画面を画面表示部22に表示する。初期登録完了画面には、アグリゲーション用認証情報と、受信機2がデータ記憶部21に記憶しておいたユーザの氏名と住所とが表示される(S310)。
なお、パスワードはユーザが変更可能である。すなわち、例えばユーザが初期登録完了画面のパスワード欄88に表示されたパスワードを変更し、図示しない変更ボタンをクリックすると、受信機2は、変更後のパスワードを応答サーバ3に送信する。応答サーバ3は、そのパスワードを世帯認証データベース31に登録するとともにゲートウェイサーバ4に送信する。ゲートウェイサーバ4は、受信したパスワードを認証データベース41に登録する。
初期登録を完了したユーザは、例えば初期登録完了画面に設けられている図示しない所定のボタンの押下等、所定の操作を行う。すると、受信機2は、データ記憶部21から認証手続き画面のデータを読み出して、画面表示部22に認証手続き画面を再表示する。
以下、図10−2〜図10−5に従って説明する。初期登録済みのユーザは、認証手続き画面(図11参照)において、ユーザ名欄61にユーザ名を入力し、パスワード欄62にパスワードを入力して、ログインボタン63を押下する。この操作に応じて、受信機2は、ユーザが入力したユーザ名とパスワードとを、応答サーバ3に送信する(S108)。なお、受信機2は、放送電波から図16に示すような交信中画面のデータを受信し、ユーザ名とパスワードとを応答サーバ3に送信後、後述する一括表示画面を表示するまでは、この交信中画面を画面表示部22に表示する。
1−2−2.返信データ受信ステップ
応答サーバ3は、受信機2から受信したユーザ名とパスワードにより認証チェックを行う(S109)。すなわち、受信したユーザ名とパスワードの組み合わせが、世帯認証データベース31に記憶されているユーザ名とパスワードの組み合わせに一致するか否かを調べ、一致すれば世帯認証成功とし、一致しなければ世帯認証不成功とする。そして、応答サーバ3は、世帯認証不成功の場合には、認証不成功のメッセージと共に認証手続き画面を受信機2に再表示させる等、所定の認定不成功処理を行い、世帯認証成功の場合には、受信したユーザ名とパスワードとをゲートウェイサーバ4に送信する(S110、S111)。
ゲートウェイサーバ4は、受信したユーザ名及びパスワードに基づいて、認証データベース41を検索し、そのユーザ名及びパスワードに対応付けられた個別認証情報とサービス提供者名を、認証データベース41から読み出して記憶部40中の作業用メモリに記憶する。
ゲートウェイサーバ4は、読み出した個別認証情報及びサービス提供者に基づいて、該当するサービスシステムに順次アクセスする。すなわち、ゲートウェイサーバ4は、読み出したサービス提供者名を有する設定情報テーブル46(図8−1参照)からアドレス情報としてURLを読み出すとともに、言語方式を読み出して、記憶部40の作業用メモリ等に記憶する。そして、その言語方式に応じたインターネットアクセス用プログラム47を起動して、そのURLを指定することにより、該当する(すなわち、読み出したサービス提供者名で示される)サービス提供者のサービスシステムにアクセスし、返信データを受信する。そして、ゲートウェイサーバ4は、設定情報テーブル46に記憶されている認証位置情報を参照して、サービスシステムからの返信データの所定位置に個別認証情報を組み入れて送信し、認証手続きを要求する(S112)。
ゲートウェイサーバ4から認証手続きの要求を受けたサービスシステムは、受信した個別認証情報に基づいて、認証手続きを行う。ここで、サービスシステムは既存のインターネットバンキングシステムS1等であり、ユーザからインターネットを介して直接認証手続きの要求を受けた場合と同様に動作する。すなわち、サービスシステムは、受信した個別認証情報と、例えば顧客認証ファイル51等に登録されている認証情報との照合を行うことにより、認証手続きを行う(S113)。そして、個別認証不成功の場合(登録されている認証情報と一致しない場合)には、不成功を示すデータをゲートウェイサーバ4に返信し、ゲートウェイサーバ4は応答サーバ3と共に不正認証処理を行う(S115)。この不正認証処理としては、受信機2に対し、認証不成功であったサービス提供者の提供者名を、認証不成功を示すデータと共に送信し、後述する一括表示画面において、該当するサービス提供者からの情報を表示する部分に、個別認証が不成功であった旨のメッセージを表示する等の処理が考えられる。
また、サービスシステムは、個別認証成功の場合(登録されている認証情報と一致した場合)には、受信した個別認証情報を持つユーザについての詳細情報(例えば、口座情報、取引明細情報等)を記憶部から検索し、検索された詳細情報を含む返信データをゲートウェイサーバ4に返信する(S116)。例えば、インターネットバンキングシステムS1であれば、記憶部50中の口座情報ファイル52を検索して、受信した個別認証情報を持つユーザの口座情報を読み出して、返信データに含めてゲートウェイサーバ4に返信することとなる。サービスシステムからの返信データは、サービスシステムによってHTMLデータであったり、テキストデータであったりする等、その形式(言語方式)は様々であるが、言語方式が何であるかは、設定情報テーブル46中の情報によって分かる。ゲートウェイサーバ4は、サービスシステムからの返信データを、記憶部40の作業用メモリ等に記憶する。
なお、通常、認証データベース41には1つのアグリゲーション用認証情報に対して複数の個別認証情報が登録されていることから、ゲートウェイサーバ4は、それら複数の個別認証情報を順次用いて、複数のサービスシステムに順次アクセスし、返信データを受信し記憶部40に記憶する。すなわち、ステップS112からステップS116までの処理は、相手となるサービス業者を変えて複数回繰り返されるのが通常であるが、フローチャートでは、説明を簡単にするため、1回の流れのみ表示している。
1−2−3.詳細情報抽出ステップ
ゲートウェイサーバ4は、返信データの言語方式に応じた詳細情報抽出プログラム48を起動し、そのプログラム48に従って詳細情報抽出処理を行う(S117)。すなわち、ゲートウェイサーバ4は、設定情報テーブル46中の抽出情報81を参照して、記憶部40に記憶した返信データから詳細情報を抽出して、サービスシステム毎に図17に示すような詳細情報テーブルにまとめる。ここで、詳細情報とは、サービスシステムから得られる、受信機2に表示すべき情報であり、口座情報、取引明細情報等、一般にユーザによって異なり得る情報である。詳細情報テーブルには、サービスシステム毎に、サービス提供者名が格納されるとともに、データ名、データ長、データの内容(実データ)が互いに対応付けられて格納されている。なお、本実施形態では、説明の簡単のため、1のサービス提供者がサービスシステムを1つだけ提供するものとしたので、「サービスシステム毎」は「サービス提供者毎」と換言できる。
図17に示す詳細情報テーブルの例では、ゲートウェイサーバ4は、「○○銀行」「△△証券」「××市役所」「□□クレジット」の4つのサービス提供者のサービスシステム(すなわち、図1に示すインターネットバンキングシステムS1、インターネット証券システムS2、インターネット住民サービスシステムS3、インターネットクレジットシステムS4)にアクセスし、各返信データから詳細情報を抽出し、データ名及びデータ長を付して格納している。また、ゲートウェイサーバ4は、詳細情報テーブルにサービス提供者名を格納する。
詳細情報抽出処理について、図18−1、図18−2に基づいて説明する。ゲートウェイサーバ4は、詳細情報を抽出しようとする返信データを返信したサービス提供者の設定情報テーブル46を参照し、例えば、返信データがHTMLデータであれば、抽出情報81中のキーワード(例えば「DATE1」)をタグとするデータを返信データから検索し、データ長及びデータ形式を参照してそのデータ(例えば「20031008」)を読み出す(S401)。そして、データ名(ここではキーワードをそのまま用いる)とデータ長と読み出したデータとを、詳細情報テーブルに格納する(S402)。ゲートウェイサーバ4は、設定情報テーブル46中のキーワードがなくなるまで、この処理を繰り返す(S403)。ゲートウェイサーバ4は、受信した全ての返信データについてかかる詳細情報抽出処理を行って、サービス提供者毎の詳細情報テーブルを作成する。
1−2−4.詳細情報送信ステップ
ゲートウェイサーバ4は、アクセスすべきサービス提供者に全てアクセスし、サービス提供者毎に詳細情報テーブルを作成後、それらの詳細情報テーブルを応答サーバ3に一括送信する(S117)。図17の例であれば、「○○銀行」「△△証券」「××市役所」「□□クレジット」のサービスシステムから得た詳細情報を一括して、応答サーバ3に送信することとなる。応答サーバ3は、ゲートウェイサーバ4から受信した詳細情報テーブルを受信機2に送信する(S118)。
1−2−5.詳細情報記憶ステップ
受信機2は、応答サーバ3から受信した詳細情報テーブルをデータ記憶部21の作業用メモリ等に記憶する。
1−2−6.テンプレートデータ受信ステップ
受信機2は、放送電波からBMLで記述された一括表示画面のテンプレートデータを受信し、データ記憶部21に記憶する。ここで、テンプレートデータとは、詳細情報が組み込まれるべき画面のデータであり、詳細情報を含まないものである。すなわち、テンプレートデータとは、複数のサービスシステムから得た詳細情報を一括表示する画面のデータから、少なくとも詳細情報を除いたものであり、言わば、画面の詳細情報が組み込まれる部分を穴あき状態としたデータである。このテンプレートデータの受信は、後述する詳細情報組み込み処理の前であればよく、上述した詳細情報テーブルの受信を契機に行ってもよい。
一括表示画面のテンプレートデータは、図19に示すような画面全体のテンプレートデータと、図20に示すようなサービス提供者別の組み込み画面のテンプレートデータとからなっている。図19では、組み込み画面が組み込まれる部分が破線で表されている。組み込み画面のテンプレートデータは、全サービス提供者について作成され、サービス提供者名が付されている。これらのテンプレートデータは、前述したデータカルーセル構造とされて、放送電波に乗せて配信されている。受信機2は、画面全体のテンプレートデータと全ての組み込み画面のテンプレートデータとを受信し、データ記憶部21の作業用メモリ等に記憶する。なお、テンプレートデータの受信を詳細情報テーブルの受信後に行うときには、詳細情報テーブル中のサービス提供者名を参照して、必要な組み込み画面のテンプレートデータのみ受信するようにしてもよい。
また、受信機2は、放送電波から表規定情報を受信し、データ記憶部21に記憶する。この表規定情報の受信も、後述する詳細情報組み込み処理の前であればよく、上述した詳細情報テーブルの受信を契機に行ってもよい。なお、表規定情報もサービス提供者毎に作成されているので、全ての表規定情報を受信するようにしてもよいし、詳細情報テーブルの受信後に受信するのであれば、詳細情報テーブル中のサービス提供者名を参照して、必要な表規定情報のみ受信するようにしてもよい。
1−2−7.一括表示画面表示ステップ
受信機2は、詳細情報テーブル中のサービス提供者名を参照して、該当するサービス提供者の組み込み画面のテンプレートデータを、データ記憶部21から読み出し、そのテンプレートデータの記述(スクリプトを含むBML記述)に従って動作することにより、詳細情報組み込み処理を行う(S119)。
詳細情報組み込み処理について、図18−1、図18−3に基づいて説明する。受信機2は、詳細情報テーブルと、その詳細情報テーブルと同じサービス提供者名を有する表規定情報と、その詳細情報テーブルと同じサービス提供者名を有するテンプレートデータとを用いて、詳細情報を以下のように組み込む。受信機2は、詳細情報テーブル中の詳細情報(実データ。例えば「20031008」)を読み出し(S501)、表規定情報中のその詳細情報と同じデータ名(例えば「DATE1」)が付けられた位置情報(例えば「B11」)を参照して、テンプレートデータ中のその位置情報で示される位置に、読み出した詳細情報を組み込む(貼り付ける)(S502)。受信機2は、詳細情報テーブル中の詳細情報がなくなるまで、かかる処理を繰り返す(S503)。これにより、テンプレートデータのいわば穴あき部分に詳細情報が組み込まれ、組み込み画面のBML記述が完成する。
受信機2は、受信した詳細情報テーブルの全てについて、以上の詳細情報組み込み処理を行い(S504)、各サービス提供者の組み込み画面のBML記述を完成する。次に、受信機2は、画面全体のテンプレートデータをデータ記憶部21から読み出し、そのテンプレートデータの記述に従って動作することにより、組み込み画面のBML記述を画面全体のテンプレートデータに組み込む(S505)。この組み込み処理の手順例としては、画面全体のテンプレートデータ中に、組み込み画面を組み込む位置を複数指定しておき、それらの位置に、各組み込み画面に付された番号の若い順に、組み込み画面のBML記述を組み込む等がある。また、ユーザが初期登録時にサービスを選択すると同時にサービスの表示順を指定することとし、その表示順をゲートウェイサーバ4が記憶しておいて詳細情報テーブルとともに、受信機2に送信し、その表示順に従って画面全体のテンプレートデータに組み込むようにしてもよい。なお、1つの画面全体のテンプレートデータに、全ての組み込み画面のBML記述を組み込みきれなかった場合(図19の例で、組み込み画面のBML記述が4つより多い場合等)には、画面全体のテンプレートデータをデータ記憶部21から再度読み出して、残りの組み込み画面のBML記述を組み込む。
以上のように、組み込み画面のBML記述を画面全体のテンプレートデータに組み込むことにより、画面全体のテンプレートデータのいわば穴あき部分にBML記述が埋め込まれ、画面全体のBML記述が完成される。受信機2は、完成されたBML記述により画面表示部22に一括表示画面(アグリゲーション詳細画面)を表示する(S119)。一括表示画面の例を図21に示す。一括表示画面は、1つの画面に複数のサービスシステムから取得した詳細情報を含んでいる。受信機2は、一括表示画面のBMLデータをデータ記憶部21に記憶しておく。
1−2−8.特定サービストランザクション処理ステップ
ユーザは、個別の商取引等の特定サービス、すなわち、特定のサービス提供者に対する更なる詳細情報の問い合わせや、登録、決済等のトランザクション処理(以下、一括してトランザクション処理とも言う。)に移行したい場合には(S120)、図22に示すように、リモコンRを操作して、一括表示画面においてそのサービス提供者の組み込み画面を選択し、例えばリモコンRの所定ボタンの押下等、特定サービスへ移行するための操作を行う。
すると、受信機2は、放送電波から、選択されたサービス提供者に応じた特定サービス入力画面(特定サービスへ移行するための画面を言う。)のBMLデータを受信して、データ記憶部21に記憶し、そのデータにより特定サービス入力画面を表示する(S121)。なお、特定サービス入力画面のBMLデータは、図23に示すように、各サービス提供者について作成され、放送電波に乗せて配信されている。特定サービス入力画面は、1つの特定サービスに付き複数画面に亘る場合もある。
ユーザは、表示された特定サービス入力画面において、リモコン操作により必要なデータの入力やボタンの選択等を行う。この操作について、図24に基づいて説明する。図24は、銀行の提供する振込み等の特定サービスへ移行するための特定サービス入力画面の例であり、残高欄72、振込先欄73、口座欄74、振り込み額欄75が設けられ、残高欄72には、ステップS119で受信した詳細情報に基づいて、現在の残高が表示されている。ユーザが、この画面において、振込先欄73に振込先銀行名を、口座欄74に振込先口座番号を、振り込み額欄75に振り込み金額を入力し、画面上の振込みボタン71を押下すると、受信機2は、入力された情報を応答サーバ3に送信し、振込み処理を要求する。なお、ユーザの認証手続きは、ステップS111で済ませているのでここでは行わない。
応答サーバ3は、受信機2から受信した入力情報をゲートウェイサーバ4に送信する(S122)。ゲートウェイサーバ4は、応答サーバ3から受信した入力情報を用いて、インターネットを介し、特定サービス提供者との間でトランザクション処理を行う。図24の例では、入力された振込先銀行名、振込先口座番号、及び、振り込み金額が、インターネットを介して、「○○銀行」のインターネットバンキングシステムS1に送信される。インターネットバンキングシステムS1は、受信した情報に基づいてトランザクション処理(ここでは、振込み処理)を行い、その結果をゲートウェイサーバ4に返信する(S124)。
ゲートウェイサーバ4は、特定サービス提供者のサービスシステム(図24の例では、「○○銀行」のインターネットバンキングシステムS1)から返信されたデータから、上述した詳細情報抽出処理と同様にして詳細情報(ここでは、振込み金額、残高等)を抽出し、図25に示すように詳細情報テーブルにまとめて、応答サーバ3に返信する(S125)。応答サーバ3は、ゲートウェイサーバ4から受信した詳細情報テーブルを受信機2に送信する(S126)。
受信機2は、ゲートウェイサーバ4から詳細情報テーブルを受信すると、特定サービス出力画面のテンプレートデータを放送電波から受信する。特定サービス出力画面のテンプレートデータは、図26に示すように、各サービス提供者について作成され、放送電波に乗せて配信されている。受信機2は、この放送電波から必要な特定サービス出力画面のテンプレートデータを受信し、上述した詳細情報組み込み処理と同様にして、そのテンプレートデータに詳細情報テーブル中の詳細情報を組み合わせて、図27に示すような特定サービス出力画面(アグリゲーション特定サービス画面)を表示する(S127)。
ユーザは、現在選択している特定サービス提供者に対するトランザクション処理を続行する場合には、画面上の所定のボタン(図27には図示せず。)の選択や、リモコンRに設けられた所定のボタンの操作等、所定の操作を行う。すると、受信機2は、データ記憶部21に記憶しておいた特定サービス入力画面のデータを用いて、特定サービス入力画面を再表示する(S128)。
一方、ユーザは、現在選択している特定サービス提供者に対するトランザクション処理を続行しない場合であって、一括表示画面に戻りたい場合には、リモコンRを用いて所定の操作を行う。すると、受信機2は、データ記憶部21に記憶しておいた一括表示画面のデータを用いて、一括表示画面を再表示する(S129、S130)。
また、ユーザは、アグリゲーションサービスの利用を終えたい場合には、リモコンRを用いて所定の操作を行う。すると、受信機2は、放送電波から終了画面のBMLデータを受信し、図28に示すようなアグリゲーション終了画面を表示する(S129、S131)。
1−3.効果
以上説明したように、第1実施形態によれば、デジタルデータ放送によって送信される画面のデータは、一般にデータ量が多くなりがちな詳細情報を含まない。このため、デジタルデータ放送によって送信されるデータ量を抑制することができる。
そして、ユーザが受信機2において一回ログイン操作すれば、受信機2の画面に複数サービス提供者からの情報が一括表示されるので、ユーザは、テレビである受信機2において手軽にアグリゲーションサービスを利用できることとなる。
また、サーバシステムAが、各サービスシステムから返信されたデータから詳細情報を抽出して受信機2に送信し、受信機2が、デジタルデータ放送に対応したBML記述のテンプレートデータを受信して、テンプレートデータと詳細情報とを組み合わせて一括表示画面を表示するので、各サービスシステムは、デジタルデータ放送に対応しないHTML等の既存の形式のデータをサーバシステムAに返信すればよいこととなり、サービス提供者は、既存のインターネット対応のシステムをそのまま使用することができ、デジタルデータ放送に対応したシステムを構築する必要がない。
2.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。なお、第1実施形態と同様の部分については同じ図や同じ符号を用い、その説明を適宜省略する。
2−1.全体構成等
第2実施形態のアグリゲーションサービス方法は、図29に示すように、放送システム1と、受信機2と、サーバシステムAとを用いる。サーバシステムAは、応答サーバセンタに設けられた応答サーバ3と、ゲートウェイセンタに設けられたゲートウェイサーバ4とを備えている。応答サーバ3は、図4に示すように、記憶部30に記憶された世帯認証データベース31を備えている。ゲートウェイサーバ4は、図6に示すように、記憶部40に記憶された認証データベース41を備えている。受信機2と応答サーバ3は電話回線5で接続されているが、後述するように、インターネットアクセス用プログラム47をサーバシステムAからダウンロードする形態とする場合には、受信機2と応答サーバ3とをインターネット用回線で接続する。
受信機2は、インターネットを介して各サービス提供者のサービスシステムに接続されている。受信機2の制御部23は、データ記憶部21に記憶されている各種のプログラムを実行して、サービスシステムへのアクセス処理や、詳細情報の抽出処理等の各種の処理を行う手段として機能する。
2−2.動作説明
次に、図30−1〜図30−6のフローチャートに基づいて動作説明を行う。
2−2−1.アグリゲーション用認証情報送信ステップ
まず、ゲートウェイサーバ4は、記憶部40に記憶されているインターネットアクセス用プログラム47、設定情報テーブル46、及び、詳細情報抽出プログラム48を、予め放送システム1に送っておく(S200−1)。また、ゲートウェイサーバ4は、後述する一括表示画面のテンプレートデータのどこに詳細情報を埋め込むかを示す表規定情報を、予め放送システム1に送っておく(S200−2)。これらの送付は、例えば、放送システム1とゲートウェイサーバ4とを専用回線等の回線で接続しておき、その回線を介して(すなわち、オンラインで)行ってもよいし、CD−ROM等の記憶媒体に入れて送る等、オフラインで行ってもよい。
放送システム1では、送られたプログラム47、48、設定情報テーブル46、表規定情報を記憶装置13に記憶しておく。そして、放送システム1は、放送スケジュールにしたがって、アグリゲーションサービス一連の画面のデータやプログラム等を、記憶装置13から読み出して、放送電波に乗せてカルーセル方式で送信する(S201)。
以下、ステップS202〜S208については、第1実施形態のアグリゲーション用認証情報送信ステップ(S102〜S108)と同じであるので説明を省略する。
2−2−2.個別認証情報送信ステップ
応答サーバ3は、受信機2から受信したユーザ名とパスワードが、世帯認証データベース31に登録されているものと一致するか否かにより、認証チェックを行う(S209)。そして、応答サーバ3は、世帯認証不成功の場合には、所定の認定不成功処理を行い、世帯認証成功の場合には、そのユーザ名とパスワードとをゲートウェイサーバ4に送信する(S210、S211)。
ゲートウェイサーバ4は、受信したユーザ名及びパスワードに基づいて、認証データベース41を検索し、そのユーザ名及びパスワードに対応付けられた個別認証情報とサービス提供者名とを、認証データベース41から読み出し、応答サーバ3に送信する(S212)。応答サーバ3は、ゲートウェイサーバ4から受信した個別認証情報とサービス提供者名とを受信機2に送信する(S213)。応答サーバ3から受信機2に返信される個別認証情報とサービス提供者名の例を、図31に示す。
2−2−3.個別認証情報記憶ステップ
受信機2は、ゲートウェイサーバ4から個別認証情報とサービス提供者名とを受信し、データ記憶部21に記憶する。
2−2−4.プログラム・アドレス情報・抽出情報等ダウンロードステップ
受信機2は、放送電波からインターネットアクセス用プログラム47と設定情報テーブル46と詳細情報抽出プログラム48をダウンロードして、データ記憶部21に記憶する(S214)。このダウンロードのタイミングは、サービスシステムへのアクセス前であればよく、上述した個別認証情報の受信を契機としてもよいし、ユーザが所定のリモコン操作を行うことを契機に行ってもよい。また、初期登録処理(S207)において行うようにしてもよい。
なお、インターネットアクセス用プログラム47を放送システム1に送って放送電波により配信することとはせず、受信機2と応答サーバ3とをインターネットで接続しておき、受信機2が、ユーザのリモコン操作等に応じて応答サーバ3にダウンロード要求を行い、これに応じて、応答サーバ3が、ゲートウェイサーバ4にインターネットアクセス用プログラム47を要求し、ゲートウェイサーバ4から受信したインターネットアクセス用プログラム47を、インターネットを介して受信機2に送信するように構成してもよい。設定情報テーブル46や詳細情報抽出プログラム48についても同様に、受信機2がインターネットを介してサーバシステムAからダウンロードするようにしてもよい。
また、受信機2が全サービス提供者の設定情報テーブル46をダウンロードするようにしてもよいし、受信機2が個別認証情報と共に受信したサービス提供者名を参照して、アクセスしようとするサービス提供者の設定情報テーブル46のみダウンロードするようにしてもよい。
2−2−5.返信データ受信ステップ
受信機2は、インターネットアクセス用プログラム47に従って、受信した設定情報テーブル中のURLを用いて、サービス提供者のサービスシステムにアクセスし、そのサービス提供者に対する個別認証情報を送信して認証手続きを要求する(S216)。すなわち、受信機2は、データ記憶部21から個別認証情報とともに記憶しておいたサービス提供者名を読み出し、そのサービス提供者名を有する設定情報テーブル46(図8−1参照)からURLと言語方式とを読み出し、その言語方式に応じたインターネットアクセス用プログラム47を起動して、そのURLを指定することにより、サービスシステムにアクセスし、返信データを受信する。次に、受信機2は、設定情報テーブル46に記憶されている認証位置情報を参照して、サービスシステムからの返信データの所定位置に個別認証情報を入れて送信し、認証手続きを要求する(S216)。
認証手続き要求を受けたサービスシステムは、受信した個別認証情報に基づいて、認証手続きを行う(S217)。そして、個別認証不成功の場合には、その旨のデータを返信し、受信機2は不正認証処理を行う(S218、S219)。また、個別認証成功の場合には、受信した個別認証情報を持つユーザについて、口座情報、取引明細情報等の詳細情報を検索し、検索された詳細情報を含む返信データを受信機2に返信する。受信機2は返信データをデータ記憶部21に記憶する。
2−2−6.詳細情報抽出ステップ
受信機2は、返信データの言語方式に応じた詳細情報抽出プログラム48に従って、返信データから詳細情報を抽出し、図17に示すような詳細情報テーブルの形式にまとめて、データ記憶部21に記憶する。この詳細情報抽出処理は、第1実施形態において説明した詳細情報抽出処理と同様にして行われるが、第1実施形態においてゲートウェイサーバ4が行っていた詳細情報抽出処理を、第2実施形態では受信機2が行う。
なお、通常、1つのアグリゲーション用認証情報に対して複数の個別認証情報が登録されていることから、受信機2は、それら複数の個別認証情報を順次用いて、複数のサービスシステムに順次アクセスし、各サービスシステムから返信データを受信する。そして、各返信データから詳細情報を抽出して、各サービス提供者について詳細情報テーブルを作成するが、フローチャートでは、説明を簡単にするため、1回の流れのみ表示している。
2−2−7.テンプレートデータ記憶ステップ
受信機2は、放送電波から一括表示画面のテンプレートデータを受信し、データ記憶部21に記憶する。一括表示画面のテンプレートデータは、図19に示すような画面全体のテンプレートデータと、図20に示すようなサービス提供者別の組み込み画面のテンプレートデータとからなる。本実施形態では、受信機2は、画面全体のテンプレートデータとすべての組み込み画面のテンプレートデータとを受信して記憶する。なお、データ記憶部21に記憶されているサービス提供者名を参照して、必要なサービス提供者の組み込み画面のテンプレートデータのみ受信するようにしてもよい。
2−2−8.一括表示画面表示ステップ
受信機2は、詳細情報とテンプレートデータとをデータ記憶部21から読み出し、テンプレートデータのBML記述に従って、第1実施形態において説明した詳細情報組み込み処理と同様の手順で、表規定情報を参照して、各詳細情報テーブル中の詳細情報を、対応するサービス提供者の組み込み画面のテンプレートデータに組み込み、さらに、そのように詳細情報が組み込まれた組み込み画面のデータを、画面全体のテンプレートデータに組み込む。そして、完成したBMLデータに基づいて、図21に示すように、複数のサービス提供者から取得した詳細情報を1画面に一括表示する一括表示画面(アグリゲーション詳細画面)を表示する(S221)。
2−2−9.特定サービストランザクション処理ステップ
ユーザは、特定のサービス提供者に対するトランザクション処理に移行したい場合には(S222)、図22に示すように、リモコンRを操作して、一括表示画面においてそのサービス提供者の組み込み画面を選択し、例えばリモコンRの特定のボタンを押下する等、特定サービスへ移行するための操作を行う。すると、受信機2は、放送電波から、選択されたサービス提供者に応じた特定サービス入力画面のBMLデータ(図23参照)を受信し、特定サービス入力画面を表示する。
ユーザは、表示された特定サービス入力画面において、図24に示すように、リモコン操作により必要なデータの入力やボタンの選択等を行う。すると、受信機2は、インターネットアクセス用プログラム47に従って、入力された情報を該当するサービス提供者のサービスシステムに送信し、トランザクション処理を要求する(S223)。情報を受信したサービスシステムは、トランザクション処理を行い、その結果を受信機2に返信する(S224)。
受信機2は、サービスシステムからトランザクション処理の結果を受信すると、その返信データから必要な詳細情報を抽出して、図25に示すように詳細情報テーブルにまとめる。そして、受信機2は、該当のサービス提供者の特定サービス出力画面のテンプレートデータ(図26参照)を、放送電波から受信し、そのテンプレートデータに、詳細情報テーブル中の詳細情報を組み込んで、図27に示すような特定サービス出力画面を表示する(S225)。
ユーザは、現在選択している特定サービス提供者に対するトランザクション処理を続行する場合には、リモコンRを用いて所定の操作を行う。すると、受信機2は特定サービス入力画面を再表示する(S226)。
一方、ユーザは、現在選択している特定サービス提供者に対するトランザクション処理を続行しない場合であって、一括表示画面に戻りたい場合には、リモコンRを用いて所定の操作を行う。すると、受信機2は一括表示画面を再表示する(S227、S230)。
また、ユーザは、アグリゲーションサービスの利用を終えたい場合には、リモコンRを用いて所定の操作を行う。すると、受信機2は、放送電波から終了画面のBMLデータを受信し、図24に示すようなアグリゲーション終了画面を表示する(S227、S228)。
2−3.効果
以上説明したように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、デジタルデータ放送によって送信する画面のデータは、詳細情報を含まないので、デジタルデータ放送によって送信されるデータ量を抑制することができる。
そして、ユーザが、受信機2において一回ログイン操作すれば、受信機2の画面に複数サービス提供者からの情報が一括表示されるので、ユーザは、テレビである受信機2において手軽にアグリゲーションサービスを利用できることとなる。
また、受信機2が、各サービスシステムから返信されたデータから情報を抽出する一方、デジタルデータ放送に対応したBML記述のテンプレートデータを受信して、テンプレートデータと抽出した情報とを組み合わせて表示するので、各サービスシステムは、デジタルデータ放送に対応しないHTML等の既存の形式のデータを返信すればよいこととなり、サービス提供者は、既存のインターネット対応のシステムをそのまま使用することができ、デジタルデータ放送に対応したシステムを構築する必要がない。
3.他の実施形態
第1、第2実施形態においては、サーバシステムAを応答サーバ3とゲートウェイサーバ4とを含むものとして構成したが、必ずしもこれらのサーバを分けて構成する必要はなく、1つのサーバでサーバシステムAを構成してもよい。そして、このときには、世帯認証データベース31と認証データベース41を分ける必要はなく、認証データベース41が世帯認証データベース31を兼ねることとしてもよい。また、3つ以上のサーバで、サーバシステムAを構成してもよい。
また、第1、第2実施形態では、アグリゲーションサービスシステムを、放送システム1と受信機2とサーバシステムAとを用いて構成したが、サーバシステムAを用いない実施形態も採り得る。
すなわち、受信機2のデータ記憶部21を、ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて格納される記憶部として用いることとし、ユーザが予め受信機2において認証情報入力画面(図示せず)を表示させ、その画面において、アグリゲーションサービスの契約時に付与されたアグリゲーション用認証情報と、各サービス提供者から付与された個別認証情報とを入力すると、受信機2は、それらを対応付けてデータ記憶部21に記憶する。
あるいは、放送システム1の記憶装置13を、ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて格納される記憶部として用いることとし、ユーザが受信機2において認証情報ダウンロード画面(図示せず)を表示させ、その画面において、アグリゲーションサービスの契約時に付与されたアグリゲーション用認証情報を入力すると、受信機2は、そのアグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を放送電波からダウンロードして、そのアグリゲーション用認証情報に対応付けてデータ記憶部21に記憶する。
そして、ユーザが認証手続き画面においてアグリゲーション用認証情報を入力すると、受信機2は、そのアグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を用いて、該当するサービスシステムにアクセスする。後は、第2実施形態と同様に動作する。このように、サーバシステムAを用いない実施形態も採り得る。なお、設定情報テーブル46や表規定情報、プログラム47、48等の準備は、放送システム1が行うものとし、必要に応じて受信機2が放送電波からダウンロードするものとする。かかるサーバシステムAを用いない実施形態は、請求項3及び6に記載された発明の一実施形態である。
すなわち、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で、本発明は種々の実施形態を採り得る。
本発明の第1実施形態に係るアグリゲーションサービスシステムの概略構成ブロック図である。 放送システムの概略構成ブロック図である。 受信機の概略構成ブロック図である。 応答サーバの概略構成ブロック図である。 世帯認証データベース内のデータの対応を示す図である。 ゲートウェイサーバの概略構成ブロック図である。 認証データベース内のデータの対応を示す図である。 設定情報テーブルの例である。 表規定情報の例である。 インターネットバンキングシステムの概略構成ブロック図である。 第1実施形態のフローチャートである。 第1実施形態のフローチャートであり、図10−1の続きである。 第1実施形態のフローチャートであり、図10−2の続きである。 第1実施形態のフローチャートであり、図10−3の続きである。 第1実施形態のフローチャートであり、図10−4の続きである。 第1実施形態のフローチャートであり、図10−5の続きである。 認証手続き画面の例である。 初期登録処理のフローチャートである。 初期登録処理のフローチャートであり、図12−1の続きである。 初期登録画面のデータのイメージ図である。 初期登録画面の表示例であり、データの入力・選択が行われた状態である。 初期登録完了画面のデータのイメージ図である。 初期登録完了画面の表示例である。 交信中画面の例である。 詳細情報テーブルの例である。 詳細情報抽出処理及び詳細情報組み込み処理を説明するための図である。 詳細情報抽出処理のフローチャートである。 詳細情報組み込み処理のフローチャートである。 一括表示画面の画面全体のテンプレートデータのイメージ図である。 一括表示画面に組み込まれる組み込み画面のテンプレートデータのイメージ図である。 一括表示画面の例である。 一括表示画面において特定サービス提供者の組み込み画面を選択したときの図である。 特定サービス入力画面のデータのイメージ図である。 特定サービス入力画面の表示例であり、データの入力が行われた状態である。 詳細情報テーブルの例である。 特定サービス出力画面のテンプレートデータのイメージ図である。 特定サービス出力画面の例である。 アグリゲーション終了画面の例である。 本発明の第2実施形態に係るアグリゲーションサービスシステムの概略構成ブロック図である。 第2実施形態のフローチャートである。 第2実施形態のフローチャートであり、図30−1の続きである。 第2実施形態のフローチャートであり、図30−2の続きである。 第2実施形態のフローチャートであり、図30−3の続きである。 第2実施形態のフローチャートであり、図30−4の続きである。 第2実施形態のフローチャートであり、図30−5の続きである。 応答サーバから受信機に返信される個別認証情報とサービス提供者名の例である。
符号の説明
1…放送システム
2…受信機
3…応答サーバ
4…ゲートウェイサーバ
5…回線
10…アンテナ
11…デジタル放送装置
13…記憶装置
21…データ記憶部
22…画面表示部
30…記憶部
40…記憶部
A…サーバシステム

Claims (6)

  1. デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段を有し、前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信するデジタルテレビジョン放送システム(以下、放送システムと略す。)と、
    データ記憶部と画面表示部とを備え、前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能なテレビジョン受信機(以下、受信機と略す。)と、
    各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて記憶された記憶部を備え、前記受信機に回線を介して接続されるとともに、インターネットに接続されたサーバシステムと、
    を用いて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムから取得した詳細情報を、前記受信機における1つの画面で閲覧させ、必要に応じて個別の商取引、事務手続き、または、更なる詳細情報の閲覧等(以下、商取引等と言う。)へ遷移して、当該商取引等を実行させるためのアグリゲーションサービス方法であって、
    前記受信機が、前記放送システムからアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信して、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示し、当該認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報を、前記サーバシステムに送信するステップと、
    前記サーバシステムが、前記受信機から受信したアグリゲーション用認証情報に基づいて、当該アグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報と、当該個別認証情報に対応する、前記記憶部に記憶されているアドレス情報とを、前記記憶部から読み出し、当該個別認証情報と当該アドレス情報とに基づいて、該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信して前記記憶部に記憶するステップと、
    前記サーバシステムが、前記記憶部に記憶されている抽出情報を参照して、前記記憶部に記憶されている前記返信データから詳細情報を抽出するステップと、
    前記サーバシステムが、前記詳細情報を前記受信機に送信するステップと、
    前記受信機が、前記サーバシステムから受信した前記詳細情報を前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送により前記詳細情報が組み込まれるべき画面のデータ(以下、テンプレートデータと言う。)を受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された前記詳細情報と前記テンプレートデータとを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示するステップと、
    を有することを特徴とするアグリゲーションサービス方法。
  2. デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段を有し、前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信する放送システムと、
    データ記憶部と画面表示部とを備え、前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能であり、インターネットに接続された受信機と、
    各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて記憶された記憶部を備え、前記受信機に回線を介して接続されたサーバシステムと、
    を用いて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムから取得した詳細情報を、前記受信機における1つの画面で閲覧させ、必要に応じて個別の商取引等へ遷移して、当該商取引等を実行させるためのアグリゲーションサービス方法であって、
    前記受信機が、前記放送システムからアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信して、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示し、当該認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報を、前記サーバシステムに送信するステップと、
    前記サーバシステムが、前記受信機から受信したアグリゲーション用認証情報に基づいて、当該アグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を前記記憶部から読み出して、当該個別認証情報を前記受信機に送信するステップと、
    前記受信機が、前記サーバシステムから受信した個別認証情報を前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送により、または、前記サーバシステムから回線を介して、アドレス情報を受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された個別認証情報と、当該個別認証情報に対応する、前記データ記憶部に記憶されたアドレス情報とを、前記データ記憶部から読み出して、当該個別認証情報と当該アドレス情報とに基づいて、該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信して、前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送により、または、前記サーバシステムから回線を介して、抽出情報を受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された前記抽出情報を参照して、前記データ記憶部に記憶された返信データから詳細情報を抽出するステップと、
    前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された前記詳細情報と前記テンプレートデータとを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示するステップと、
    を有することを特徴とするアグリゲーションサービス方法。
  3. データ記憶部と画面表示部とを備え、前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能であって、インターネットに接続された受信機を用いて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムから取得した詳細情報を、前記受信機における1つの画面で閲覧させ、必要に応じて個別の商取引等へ遷移して、当該商取引等を実行させるためのアグリゲーションサービス方法であって、
    前記受信機が、ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とを取得し、互いに対応付けて前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送によりアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信し、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示するステップと、
    前記受信機が、前記認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を、前記データ記憶部から読み出し、当該個別認証情報に基づいて、該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信するステップと、
    前記受信機が、前記返信データから前記詳細情報を抽出し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶するステップと、
    前記受信機が、前記データ記憶部に記憶された前記テンプレートデータと前記詳細情報とを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示するステップと、
    を有することを特徴とするアグリゲーションサービス方法。
  4. デジタルデータ放送を送信可能な放送システムと、
    前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能な受信機と、
    前記受信機に回線を介して接続されるとともにインターネットに接続されたサーバシステムと、
    を備えたアグリゲーションサービスシステムであって、
    前記放送システムが、
    デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段と、
    前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信する放送手段と、
    を有し、
    前記受信機が、
    データ記憶部と、
    画面表示部と、
    前記放送システムからアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信して、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示する手段と、
    前記画面表示部に表示された認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報を、前記サーバシステムに送信する手段と、
    を有し、
    前記サーバシステムが、
    各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて記憶された記憶部と、
    前記受信機から受信したアグリゲーション用認証情報に基づいて、当該アグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報と、当該個別認証情報に対応する、前記記憶部に記憶されているアドレス情報とを、前記記憶部から読み出し、当該個別認証情報と当該アドレス情報とに基づいて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムの内の該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信して、前記記憶部に記憶する手段と、
    前記記憶部に記憶されている抽出情報を参照して、前記記憶部に記憶された前記返信データから詳細情報を抽出する手段と、
    前記詳細情報を前記受信機に送信する手段と
    を有し
    前記受信機が、さらに、
    前記サーバシステムから受信した前記詳細情報を、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記データ記憶部に記憶された前記詳細情報と前記テンプレートデータとを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示する手段と、
    を有することを特徴とするアグリゲーションサービスシステム。
  5. デジタルデータ放送を送信可能な放送システムと、
    前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能であり、インターネットに接続された受信機と、
    前記受信機に回線を介して接続されたサーバシステムと、
    を備えたアグリゲーションサービスシステムであって、
    前記放送システムが、
    デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段と、
    前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信する放送手段と、
    を有し、
    前記受信機が、
    データ記憶部と、
    画面表示部と、
    前記放送システムからアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信して、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示する手段と、
    前記画面表示部に表示された認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報を、前記サーバシステムに送信する手段と、
    を有し、
    前記サーバシステムが、
    各ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とが対応付けられて記憶された記憶部と、
    前記受信機から受信したアグリゲーション用認証情報に基づいて、当該アグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を、前記記憶部から読み出して前記受信機に送信する手段と、
    を有し、
    前記受信機が、さらに、
    前記サーバシステムから受信した個別認証情報を、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記サーバシステムから回線を介して、または、前記放送システムからデジタルデータ放送により、アドレス情報を受信し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記データ記憶部に記憶された個別認証情報と、当該個別認証情報に対応する、前記データ記憶部に記憶されたアドレス情報とを、前記データ記憶部から読み出して、当該個別認証情報と当該アドレス情報とに基づいて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムの内の該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信して、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記サーバシステムから回線を介して、または、前記放送システムからデジタルデータ放送により、抽出情報を受信して、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記データ記憶部に記憶した前記抽出情報を参照して、前記データ記憶部に記憶された返信データから詳細情報を抽出する手段と、
    前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記データ記憶部に記憶された前記詳細情報と前記テンプレートデータとを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示する手段と、
    を有することを特徴とするアグリゲーションサービスシステム。
  6. デジタルデータ放送に対応した画面のデータが記憶された画面データ記憶手段を有し、前記画面データ記憶手段から前記画面のデータを読み出して、デジタルデータ放送により送信する放送システムと、
    データ記憶部と画面表示部とを備え、前記放送システムからデジタルデータ放送を受信可能であり、インターネットに接続された受信機と、
    を備えたアグリゲーションサービスシステムであって、
    前記受信機が、
    ユーザのアグリゲーション用認証情報と個別認証情報とを取得して、互いに対応付けて前記データ記憶部に記憶する手段と
    前記放送システムからデジタルデータ放送によりアグリゲーション用認証情報を入力可能な認証手続き画面のデータを受信し、当該認証手続き画面を前記画面表示部に表示する手段と、
    前記認証手続き画面において入力されたアグリゲーション用認証情報に対応付けられた個別認証情報を、前記データ記憶部から読み出し、当該個別認証情報に基づいて、インターネットに接続された複数のインターネットサービスシステムの内の該当するインターネットサービスシステムにアクセスし、当該インターネットサービスシステムから返信データを受信する手段と、
    前記返信データから前記詳細情報を抽出し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記放送システムからデジタルデータ放送によりテンプレートデータを受信し、前記データ記憶部に記憶する手段と、
    前記データ記憶部に記憶された前記テンプレートデータと前記詳細情報とを読み出して、前記詳細情報を前記テンプレートデータに組み込むことにより、複数のインターネットサービスシステムからの前記詳細情報を含む1つの画面を、前記画面表示部に表示する手段と、
    を有することを特徴とするアグリゲーションサービスシステム。
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