JP2005150850A - Ofdm送信機及びofdm受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更させることによって、様々な通信環境において,
受信特性の向上を図る。
【解決手段】 本発明に係るOFDM送信機100は、OFDM受信機200からのフィードバック信号に応じてガードインターバル長を決定するガードインターバル長決定部106と、決定されたガードインターバル長に基づいて、フレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更するガードインターバル長変更部104とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報ビットを送信するための有効シンボル期間及びガードインターバルによって構成されている複数の伝送シンボル期間を有するフレームによってOFDM信号を送信するOFDM送信機、及び、当該フレームによって送信されたOFDM信号を受信するOFDM受信機に関する。
従来、マルチパス環境において、符号間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)の問題を解決することができる方式として、OFDM(直交周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が注目されている。
図19に、従来のOFDM送信機の構成を示す。図19に示すように、従来のOFDM送信機100は、主として、セグメント部101と、符号器102と、マップ部103と、IFFT部104aと、ガードインターバル付加部104bとを具備している。なお、IFFT部104a及びガードインターバル付加部104bは、OFDM信号生成部104を構成する。
セグメント部101は、送信すべき情報ビットを、無線区間伝送用のセグメントに分割して符号器102に出力するものである。符号器102は、セグメント部101により分割されたセグメントの各々に対して誤り訂正符号化処理を施してマップ部103に出力するものである。
マップ部103は、符号器102により誤り訂正符号化処理が施されたセグメントの各々をシンボルにマッピングするものである。例えば、マップ部103は、変調方式として16QAMが用いられている場合、4つの「0,1」信号をIQ平面上の16点からなる1つのシンボルにマッピングするものである。また、マップ部103は、上述のシンボルをサブキャリアにそれぞれマッピングしてIFFT部104aに出力するものである。
IFFT部104aは、マップ部103から出力された複数のサブキャリアにマッピングされたシンボルを用いて逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理を行い、時間領域の送信信号を出力するものである。
ガードインターバル付与部104bは、IFFT部104aから出力された送信信号の一部をコピーして当該送信信号に付与する。ここで、コピーされた送信信号の一部が「ガードインターバル」である。
送信信号は、情報ビット(シンボル)を送信するための有効シンボル期間にガードインターバルが付与されたフレームによって、OFDM送信機100のアンテナからOFDM受信機に送信される。
この結果、例えば、図20に示すようなマルチパス環境、すなわち、OFDM受信機で直接波の他に間接波1及び間接波2を受信するような環境においても、適切にFFTウィンドウ位置を設定することによって、OFDM受信機において、FFTウィンドウ内に、情報ビットに対応する信号成分、又は、当該情報ビットがサイクリックにシフトされた信号成分が含まれるように構成することができる。
したがって、上述のOFDM送信機100を用いた場合、各サブキャリアにおいて、フラットフェージング環境とみなすことができるため、符号間干渉が生じることなく、簡単にチャネル補償を行うことが可能となる。
図21に、従来のOFDM受信機の構成を示す。図21に示すように、従来のOFDM受信機200は、主として、ガードインターバル除去部201と、FFT部202と、データ検出部203とを具備している。
ガードインターバル除去部201は、受信信号のフレームからガードインターバルを除去するものである。
FFT部202は、設定されているFFTウィンドウによって、ガードインターバル除去部201によりガードインターバルを除去した受信信号を用いて高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理を行い、各サブキャリアに対応する周波数領域の信号を出力するものである。
データ検出部203は、FFT部202によりFFT処理を施された周波数領域の信号に対して、チャネル補償処理、デマッピング処理及び誤り訂正復号化処理を施すことによって、情報ビットを検出するものである。
しかしながら、従来のOFDM受信機200は、全てのマルチパス成分がガードインターバル長以下の遅延で受信される場合、上述の効果を得ることができるが、一部のマルチパス成分がガードインターバルを超える遅延後に受信される場合、符号間干渉に加え、サブキャリア間の直交性の乱れに起因するキャリア間干渉を引き起こすという問題点があった。
したがって、上述の効果を得るためには、従来のOFDM受信機200では、ガードインターバルを十分に長くする必要があるが、ガードインターバルを長くすると、伝送効率が低下するという問題点があった。
かかる問題点を解決するために、ガードインターバル長を適応的に制御する方式が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
図22に、かかる方式を採用したOFDM受信機の構成を示す。図22に示すように、かかるOFDM受信機200は、主として、ガードインターバル除去部201と、FFT部202と、データ検出部203と、チャネル推定部204と、インパルスレスポンス長推定部205と、ガードインターバル長更新量決定部206と、ガードインターバル長記憶部208とを具備している。
チャネル推定部204は、受信信号に基づいて、OFDM送信機との間の無線チャネルの推定を行うことによって、周波数領域におけるチャネル推定値を算出するものである(図24(a)参照)。
インパルスレスポンス長推定部205は、チャネル推定部204により算出された周波数領域におけるチャネル推定値に基づいて、インパルスレスポンス長を推定するものである。図23に示すように、インパルスレスポンス長推定部205は、IFFT部205aと、有効パス計測部205bとを具備している。
IFFT部205aは、周波数領域におけるチャネル推定値に対して、IFFT処理を施すことによって、時間領域におけるチャネル推定値を算出する(図24(b)参照)。
有効パス計測部205bは、時間領域におけるチャネル推定値の中から、一定電力を有するマルチパス成分、すなわち、基準電力を超える電力を有するマルチパス成分のみを有効パスとし、当該有効パスの数を推定インパルスレスポンス長として出力する。
ガードインターバル長更新量決定部206は、インパルスレスポンス長推定部205により算出された推定インパルスレスポンス長と、現在のガードインターバル長とを比較して、ガードインターバル長の更新量を決定するものである。ガードインターバル長更新量決定部206は、決定したガードインターバル長の更新量を、フィードバック信号によってOFDM送信機に通知すると共に、当該ガードインターバル長の更新量をガードインターバル長記憶部208に記憶する。
ガードインターバル除去部201は、ガードインターバル長記憶部208に記憶されている内容に基づいて、ガードインターバルを除去するように構成されている。
なお、FFT部202及びデータ検出部203の機能は、図21に示すFFT部202及びデータ検出部203の構成と同一である。
図25に、上述の方式を採用したOFDM送信機の構成を示す。図25に示すように、かかるOFDM送信機100は、主として、セグメント部101と、符号器102と、マップ部103と、OFDM信号生成部104と、ガードインターバルポイント数記憶部105と、ガードインターバルポイント数決定部106と、フレーム内ビット数記憶部108とを具備している。
OFDM信号生成部104は、図26に示すように、IFFT部104aと、ガードインターバル付加部104bとを具備している。
IFFT部104aは、設定されているFFTウィンドウによって、マップ部103から出力された複数のサブキャリアにマッピングされたシンボルを用いてIFFT処理を行い、時間領域の送信信号を出力するものである。
ガードインターバル付加部104bは、IFFT部104aにより出力された時間領域の送信信号に対して、ガードインターバルポイント数決定部106から出力されたガードインターバルポイント数を有するガードインターバルを付加するものである。
ガードインターバルポイント数記憶部105は、現在のガードインターバルポイント数を記憶するものである。
ガードインターバルポイント数決定部106は、OFDM受信機200からのフィードバック信号(ガードインターバル長の更新量)及びガードインターバルポイント数記憶部105からの現在のガードインターバルポイント数に応じて、以降の伝送シンボル期間内に設定すべきガードインターバルポイント数を決定するものである。
ガードインターバルポイント数決定部106は、決定したガードインターバルポイント数を、ガードインターバル付加部104b及びガードインターバルポイント数記憶部105に送信する。
フレーム内ビット数記憶部108は、送信信号のフレーム内総ビット数を記憶しているものである。セグメント部101は、当該フレーム内総ビット数に基づいて、入力された情報ビットを所定のセグメントに分割し、符号器102は、当該フレーム内総ビット数に基づいて、各セグメントに対して所定の誤り訂正符号化処理を施す。
特開2002−374223号公報
しかしながら、従来のOFDM送信機及びOFDM受信機では、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更した場合、送信信号のフレーム長が変更されるため、時分割方式でのマルチユーザアクセスを考慮すると、ユーザに対する帯域の割り当てが非常に困難になるという問題点があった。
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更させることによって、様々な通信環境において良好な受信特性のOFDM方式をマルチユーザ環境において実現可能なOFDM送信機及びOFDM受信機を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、情報ビットを送信するための有効シンボル期間及びガードインターバルによって構成されている複数の伝送シンボル期間を有するフレームによってOFDM信号を送信するOFDM送信機であって、OFDM受信機からのフィードバック信号に応じて、前記ガードインターバル長を決定するガードインターバル長決定部と、決定された前記ガードインターバル長に基づいて、前記フレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更するガードインターバル長変更部とを具備することを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記ガードインターバル長変更部が、各伝送シンボル期間において、前記決定されたガードインターバル長と、所定期間が加えられた前記決定されたガードインターバル長のどちらか一方を選択し、各伝送シンボル期間において、選択された前記ガードインターバル長を有するガードインターバルを前記有効シンボル期間に付加するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、各伝送シンボル期間長を変更することができるため、送信信号のフレームの送信開始タイミングが乱れないように、特定のガードインターバルを所定期間だけ伸張させることによって、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更することができる。
本発明の第1の特徴において、前記ガードインターバル長変更部が、各伝送シンボル期間において、前記決定されたガードインターバル長を有するガードインターバルを前記有効シンボル期間に付加し、前記フレーム内において、前記フレーム長を固定するための所定期間を挿入するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、各伝送シンボル期間長を変更することができるため、送信信号のフレームの送信開始タイミングが乱れないように、所定期間を挿入することによって、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更することができる。
本発明の第1の特徴において、前記ガードインターバル長変更部が、前記決定されたガードインターバル長に基づいて、各伝送シンボル期間において、前記ガードインターバルと前記有効シンボル期間との比を変更するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記ガードインターバル長変更部が、前記決定されたガードインターバル長に基づいて計算されたDFTポイント数を用いて、前記情報ビットに対してIDFT処理を施し、前記IDFT処理を施された情報ビットを送信するための有効シンボル期間に前記決定されたガードインターバル長を有するガードインターバルを付加するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、各伝送シンボル期間長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバルと有効シンボル期間との比を変更するため、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更することができる。
また、かかる発明によれば、フレーム内において、伝送シンボルを送信しない期間が生じないため、伝送効率の向上に資することができる。
本発明の第1の特徴において、前記ガードインターバル長決定部が、パイロットシンボルを送信するための前記伝送シンボル期間内のガードインターバル長を、他の伝送シンボル期間内のガードインターバル長より長くするように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、OFDM受信機におけるチャネル推定に重要な役割を果たすパイロットシンボルを含む伝送シンボル期間内のガードインターバル長を長くすることによって、パイロットシンボルを含む伝送シンボル期間における受信特性の向上を図ることができる。
本発明の第2の特徴は、情報ビットを送信するための有効シンボル期間及びガードインターバルによって構成されている複数の伝送シンボル期間を有するフレームによって送信されたOFDM信号を受信するOFDM受信機であって、受信した前記OFDM信号の自己相関を利用して、受信した前記フレーム内の各伝送シンボル期間におけるガードインターバル長を判定する判定部を具備することを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記判定部が、2伝送シンボル期間単位で算出された前記OFDM信号の自己相関におけるピーク間隔を前記ガードインターバル長として判定するように構成されていてもよい。
また、本発明の第2の特徴において、前記判定部が、少なくとも2種類の遅延量だけ遅延させた前記OFDM信号の自己相関を算出し、算出した複数の前記OFDM信号の自己相関の中からピーク値が最大の自己相関を選択し、選択した前記自己相関に対応する遅延量に基づいて、前記ガードインターバル長を判定するように構成されていてもよい。
また、本発明の第2の特徴において、前記判定部が、1フレーム単位で算出された前記OFDM信号の自己相関におけるピーク数に基づいて、前記ガードインターバル長を判定するように構成されていてもよい。
また、本発明の第2の特徴において、前記判定部が、1伝送シンボル期間において、前記OFDM信号の自己相関の移動平均が所定の閾値以上である期間を、前記ガードインターバル長として判定するように構成されていてもよい。
かかる発明によれば、OFDM受信機は、ガードインターバル長を予め知ることができない場合であっても、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を推定することができる。
以上説明したように、本発明によれば、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更させることによって、様々な通信環境において良好な受信特性のOFDM方式をマルチユーザ環境において実現可能なOFDM送信機及びOFDM受信機を提供することができる。
(本発明の第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態に係るOFDM送信機について説明する。図1は、本実施形態に係るOFDM送信機100の機能ブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るOFDM送信機100は、主として、セグメント部101と、符号器102と、マップ部103と、OFDM信号生成部104と、ガードインターバルポイント数記憶部105と、ガードインターバルポイント数決定部106と、フレーム長調整部107とを具備している。
セグメント部101、符号器102及びマップ部103の機能は、従来のOFDM送信機における各部の機能と同一である。
フレーム長調整部107は、ガードインターバルポイント数決定部106からの指示に応じて、現在のガードインターバルポイント数に基づいて、ガードインターバルポイント更新量とOFDMシンボル生成情報信号とフレーム内総ビット数とを計算するものである。
ここで、ガードインターバルポイント数決定部106からの指示は、ガードインターバルを長くする旨の指示、又は、ガードインターバルを短くする旨の指示のどちらかであるものとする。
また、フレーム長調整部107は、ガードインターバルポイント更新量をガードインターバルポイント数決定部106に出力し、OFDMシンボル生成情報信号をOFDM信号生成部104に出力し、フレーム内総ビット数をセグメント部101及び符号器102に出力する。
具体的には、フレーム長調整部107は、図2に示すように、フレーム内伝送シンボル数計算部107aと、ガードインターバルポイント数更新量計算部107bと、ガードインターバルポイント数更新量記憶部107cと、フレーム内総ビット数計算部107dと、調整時間計算部107eとを具備している。
フレーム内伝送シンボル数計算部107aは、現在のガードインターバルポイント数を(式1)に適用して、フレーム内伝送シンボル数を算出する。
Figure 2005150850
ここで、ガードインターバルポイント数は、各伝送シンボル期間内のガードインターバルにおける離散複素信号数を示し、FFTポイント数は、各伝送シンボル期間内の情報ビットが挿入され得る有効シンボル期間における離散複素信号数を示す。また、フレーム内総ポイント数は、フレームにおける総離散複素信号数を示す。
ガードインターバルポイント数更新量計算部107bは、現在のガードインターバルポイント数と、フレーム内伝送シンボル数計算部107aからのフレーム内伝送シンボル数とを、ガードインターバル長を長くする場合は(式2)に適用して、また、ガードインターバル長を短くする場合は(式3)に適用して、ガードインターバルポイント数更新量を算出するものである。
Figure 2005150850
Figure 2005150850
なお、ガードインターバルポイント数更新量計算部107bは、(式2)及び(式3)の計算を予め実行した結果をガードインターバルポイント数更新量記憶部107cに記憶しておき、ガードインターバルポイント数決定部106からの指示に応じて、適切なガードインターバルポイント数更新量を選択して提供するように構成されていてもよい。
また、ガードインターバルポイント数更新量計算部107bは、ガードインターバルポイント数が規定の最大値となっている場合、ガードインターバル長を長くする場合のガードインターバルポイント数更新量を「0」とし、ガードインターバルポイント数が規定の最小値となっている場合、ガードインターバル長を短くする場合のガードインターバルポイント数更新量を「0」とする。
フレーム内総ビット数計算部107dは、フレーム内伝送シンボル数計算部107aからのフレーム内伝送シンボル数に応じて、(式4)を用いて、フレーム内総ビット数を算出するものである。
(フレーム内総ビット数)=(フレーム内伝送シンボル数)×(サブキャリア数)×(補正項) … (式4)
ここで、補正項は、符号化率や変調多値数等を考慮するためのものである。
なお、フレーム内総ビット数は、セグメント部101及び符号器102に入力される。セグメント部101は、入力されたフレーム内総ビット数に基づいて、入力された情報ビットをセグメント化する。
調整時間計算部107eは、(式5)に、現在のガードインターバルポイント数とフレーム内伝送シンボル数計算部107aからのフレーム内伝送シンボル数とを適用して、フレーム長を一定に保つために必要な調整時間(所定期間)を算出するものである。
(調整時間)=(フレーム内総ポイント数)―(フレーム内伝送シンボル数)×{(FFTポイント数)+(ガードインターバルポイント数)} … (式5)
調整時間計算部107eは、算出した調整時間を含むOFDM信号生成情報信号をOFDM生成部104に出力する。
OFDM信号生成部104は、マップ部103からの各サブキャリアにマッピングされたシンボルと、ガードインターバルポイント数決定部106からのガードインターバルポイント数と、フレーム長調整部107からのOFDM信号生成情報信号とに基づいて、複数の伝送シンボル期間を有するフレームによって送信されるOFDM信号(送信信号)を生成するものである。
すなわち、OFDM信号生成部104は、ガードインターバルポイント数決定部106により決定されたガードインターバル長に基づいて、OFDM信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更するように構成されている。
具体的には、OFDM信号生成部104は、図3に示すように、IFFT部104aと、ガードインターバル付加部104bと、加算部104cと、選択部104dとを具備する。
IFFT部104aは、マップ部103から出力された複数のサブキャリアにマッピングされたシンボルを用いて逆高速フーリエ変換処理を行い、時間領域の送信信号をガードインターバル付加部104bに出力する。
加算部104cは、各伝送シンボル期間において、ガードインターバルポイント数決定部106からのガードインターバルポイント数に、フレーム長調整部107からのOFDM信号生成情報信号に含まれる調整時間に対応するポイント数(離散複素信号数)を加算するものである。
選択部104dは、各伝送シンボル期間において、ガードインターバルポイント数決定部106からのガードインターバルポイント数と、加算部104cから出力されたガードインターバルポイント数(調整時間に対応するポイント数が加えられた当該ガードインターバルポイント数)のどちらか一方を選択するものである。
選択部104dは、各フレーム内で、1つの伝送シンボル期間において、加算部104cから出力されたガードインターバルポイント数を選択するように構成されていてもよいし、複数の伝送シンボル期間において、加算部104cから出力されたガードインターバルポイント数を選択するように構成されていてもよい。
また、選択部104dは、ガードインターバルポイント数決定部106からの指示に応じて、上述の選択を行うように構成されていてもよい。
ガードインターバル付加部104bは、選択部104dから出力されたガードインターバルポイント数に対応するガードインターバル長を有するガードインターバルを、IFFT部104aからの時間領域の送信信号を構成する各伝送シンボル期間内の有効シンボル期間に付加するように構成されている。
ガードインターバルポイント数記憶部105は、ガードインターバルポイント数決定部106によって決定された現在のガードインターバルポイント数を記憶するものである。また、ガードインターバルポイント数記憶部105は、要求に応じて、ガードインターバルポイント数決定部106に対して記憶している現在のガードインターバルポイント数を提供することができる。
ガードインターバルポイント数決定部106は、OFDM受信機200からのフィードバック信号に応じて、ガードインターバルポイント数記憶部105からの現在のガードインターバルポイント数とフレーム長調整部107からのガードインターバルポイント更新量とに基づいて、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長(ガードインターバルポイント数)を決定するものである。
なお、フィードバック信号は、OFDM受信機200から周期的に送信されるものであって、ガードインターバル長を「長くする」、「短くする」又は「維持する」のいずれかの指示が含まれるものとする。
ガードインターバルポイント数決定部106は、決定したガードインターバルポイント数を、OFDM信号生成部104とガードインターバルポイント数記憶部105とフレーム長調整部107とに対して出力する。
なお、ガードインターバルポイント数決定部106は、フレーム毎にガードインターバルポイント数を決定するように構成されていてもよいし、伝送シンボル期間ごとにガードインターバルポイント数を決定するように構成されていてもよい。
図4(a)に、本実施形態に係るOFDM送信機100によってガードインターバル長が伸張される前のフレーム構成を示し、図4(b)に、本実施形態に係るOFDM送信機100によってガードインターバル長が伸張された後のフレーム構成を示す。
図4(a)及び図4(b)から分かるように、本実施形態に係るOFDM送信機100によれば、各伝送シンボル期間長が変更されているが、送信信号のフレームの送信開始タイミングが乱れないように、特定のガードインターバルAを所定期間(調整時間)だけ伸張させることによって、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更することができる。
(変更例1)
図5及び図6を参照して、上述の第1の実施形態に係るOFDM送信機100の変更例1について説明する。以下、本変更例に係るOFDM送信機100について、上述の第1の実施形態に係るOFDM送信機100との相違点について主として説明する。
本変更例に係るOFDM送信機100のOFDM信号生成部104は、図5に示すように、IFFT部104aと、ガードインターバル付加部104bと、調整時間付加部104eとを具備している。
本変更例に係るガードインターバル付加部104bは、各伝送シンボル期間において、ガードインターバルポイント数決定部106によって決定されたガードインターバルポイント数に対応するガードインターバル長を有するガードインターバルを、IFFT部104aからの時間領域の送信信号を構成する各伝送シンボル期間内の有効シンボル期間に付加するように構成されている。
調整時間付加部104eは、フレーム内において、フレーム長調整部107からのOFDM信号生成情報信号に含まれている調整時間を挿入するように構成されている。ここで、調整時間は、送信信号のフレームのフレーム長を固定するための所定期間であって、伝送シンボルが送信されない期間である。調整時間付加部104eは、当該調整時間を、フレームの先頭や末尾に挿入してもよいし、フレーム内の特定位置に挿入してもよい。
図6(a)及び図6(b)から分かるように、本実施形態に係るOFDM送信機100によれば、各伝送シンボル期間長が変更されているが、送信信号のフレームの送信開始タイミングが乱れないように、フレームの末尾に所定期間(調整時間)を挿入することによって、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更することができる。
(本発明の第2の実施形態)
図7乃至図9を参照して、本発明の第2の実施形態に係るOFDM送信機100について説明する。以下、本実施形態に係るOFDM送信機100について、上述の第1の実施形態に係るOFDM送信機100との相違点について主として説明する。
本実施形態に係るOFDM送信機100のフレーム長調整部107は、図7に示すように、フレーム内伝送シンボル数計算部107aと、ガードインターバルポイント数更新量計算部107bと、ガードインターバルポイント数更新量記憶部107cと、フレーム内総ビット数計算部107dと、DFTポイント数計算部107fとを具備している。
ガードインターバルポイント数更新量計算部107bは、ガードインターバルポイント数決定部106からの指示に応じて、現在のガードインターバルポイント数に基づいて、ガードインターバルポイント数更新量を算出するものである。例えば、ガードインターバルポイント数更新量計算部107bは、ガードインターバルポイント数決定部106からの指示に応じて、規定のガードインターバルポイント数更新量を選択するように構成されていてもよい。
また、ガードインターバルポイント数更新量計算部107bは、ガードインターバルポイント数が規定の最大値となっている場合、ガードインターバル長を長くする場合のガードインターバルポイント数更新量を「0」とし、ガードインターバルポイント数が規定の最小値となっている場合、ガードインターバル長を短くする場合のガードインターバルポイント数更新量を「0」とする。
ガードインターバルポイント数更新量計算部107bは、算出したガードインターバルポイント数更新量を、ガードインターバルポイント数更新量記憶部107cとDFTポイント数計算部107fとに対して出力する。
DFTポイント数計算部107fは、規定の伝送シンボル期間内ポイント数から現在のガードインターバルポイント数を減算することで、DFT(離散フーリエ変換:Discrete Fourier Transform)ポイント数を算出して、OFDM信号生成情報信号に含めて出力する。
本実施形態に係るOFDM送信機100のOFDM信号生成部104は、図8に示すように、IDFT部104fと、ガードインターバル付加部104bとを具備している。
IDFT部104fは、フレーム長調整部107からのOFDM信号生成情報信号に含まれているDFTポイント数によって、マップ部103から出力された複数のサブキャリアにマッピングされたシンボル(情報ビット)に対して逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理を行い、時間領域の送信信号をガードインターバル付加部104bに出力する。
ガードインターバル付加部104bは、IDFT処理を施された情報ビットを送信するための有効シンボル期間(時間領域の送信信号)に対して、ガードインターバルポイント数決定部106からのガードインターバルポイント数に対応するガードインターバル長を有するガードインターバルを付加するように構成されている。
この結果、OFDM信号生成部104は、ガードインターバルポイント数決定部106によって決定されたガードインターバル長に基づいて、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間において、ガードインターバルと有効シンボル期間との比を変更することができる。
OFDM信号生成部104は、同一のフレーム内において、伝送シンボル期間ごとに、ガードインターバルと有効シンボル期間との比を変更するように構成されていてもよい。
図9(a)及び図9(b)から分かるように、本実施形態に係るOFDM送信機100によれば、各伝送シンボル期間長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバルと有効シンボル期間との比を変更するため、送信信号のフレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更することができる。
また、本実施形態に係るOFDM送信機100によれば、フレーム内において、伝送シンボルを送信しない期間が生じないため、伝送効率の向上に資することができる。
(本発明の第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係るOFDM送信機100について説明する。背景技術に示したように、OFDM送信機100において、ガードインターバルを適切に選択するためには、チャネルにおけるインパルスレスポンス長を正確に推定する必要がある。
しかしながら、パイロットシンボルを含む伝送シンボル期間において符号間干渉の影響を受けると、OFDM送信機100において、ガードインターバルを適切に選択することができなくなる可能性がある。
したがって、本実施形態に係るOFDM送信機100のガードインターバルポイント数決定部106は、パイロットシンボルを送信するための伝送シンボル期間内のガードインターバル長を、他の伝送シンボル期間内のガードインターバル長より長くするように構成されている。
本実施形態に係るOFDM送信機100によれば、OFDM受信機200におけるチャネル推定に重要な役割を果たすパイロットシンボルを含む伝送シンボル期間内のガードインターバル長を長くすることによって、パイロットシンボルを含む伝送シンボル期間における受信特性の向上を図ることができる。
(本発明の第4の実施形態)
図10乃至図12を参照して、本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機200について説明する。
図16に示す従来のOFDM受信機200は、ガードインターバルの更新タイミングが分かっており、現在のガードインターバル長を予め知っている場合に用いられるものである。したがって、従来のOFDM受信機200は、ガードインターバル長を推定することはできない。
しかしながら、実際には、フィードバック回線に誤りが生じる確率を「0」にすることは困難であり、また、誤りがほとんど生じないようなフィードバック回線を設計するには、より広い帯域を必要とするという問題点があった。
したがって、本実施形態に係るOFDM受信機200は、このような問題点を解決するためのものであり、従来のOFDM受信機200の構成に加えて、図10に示すように、受信信号の自己相関を利用して、受信したフレーム内の各伝送シンボル期間におけるガードインターバル長を判定するガードインターバル長判定部207を具備するように構成されている。
第1に、伝送シンボル期間が可変の場合のガードインターバル長判定部207について説明する(第1の実施形態に係るOFDM送信機に適応可能)。
かかる場合、ガードインターバル長判定部207は、図11に示すように、複素共役計算部207aと、遅延部207bと、相関部207cと、移動平均部207dと、ピーク間隔検出部207eと、ガードインターバル長算出部207fとを具備している。
かかる構成を具備するガードインターバル長判定部207は、OFDM信号の自己相関におけるピーク間隔をガードインターバル長として判定するように構成されている。以下、具体的なガードインターバル長の判定方法を示す。
複素共役計算部207aは、現時点の受信信号の複素共役を算出するものである。遅延部207bは、当該受信信号を1ポイントづつ遅延させるものである。
図12に示すように、相関部207cは、複素共役計算部207aから出力された複素共役と遅延部207bから出力された受信信号とを用いて、2伝送シンボル単位で、受信信号の自己相関を算出するものである。図12(b)に、相関部207によって算出された受信信号の自己相関の一例を示す。
移動平均部207dは、相関部207によって算出された自己相関について、ガードインターバルにわたる移動平均を算出する。ここで、ガードインターバル長が可変であるので、上述の移動平均の計算には、例えば、最長のガードインターバル長を有するガードインターバルを用いる。図12(c)に、移動平均部207dによって算出された受信信号の自己相関の移動平均の一例を示す。
ピーク間隔検出部207eは、移動平均部207dにより算出された受信信号の自己相関の移動平均に基づいて、ピークの検出される間隔を検出する。ここで、ピーク間隔検出部207eにより検出されたピーク間隔は、伝送シンボル期間と一致する。
したがって、ガードインターバル長算出部207fは、ピーク間隔検出部207eにより検出されたピーク間隔から有効シンボル期間長を減算した結果を、推定ガードインターバル長として出力する。なお、OFDM受信機200は、有効シンボル期間長(固定長)について既知である。
第2に、伝送シンボル期間が可変であり、かつ、有効シンボル期間が固定である場合のガードインターバル長判定部207について説明する(第1の実施形態に係るOFDM送信機に適応可能)。
かかる場合、ガードインターバル長判定部207は、図13に示すように、複素共役計算部207aと、遅延部207bと、相関部207cと、移動平均部207dと、ピーク数計数部207gと、ガードインターバル長算出部207fとを具備している。
かかる構成を具備するガードインターバル長判定部207は、1フレーム単位で算出されたOFDM信号の自己相関におけるピーク数に基づいて、ガードインターバル長を判定するように構成されている。以下、具体的なガードインターバル長の判定方法を示す。
ピーク数検出部207gは、移動平均部207dから出力された受信信号の自己相関の移動平均に基づいて、1フレーム内で検出されたピーク数を計数するものである。図14に示すように、1フレーム内で検出されたピーク数は、1フレーム内の伝送シンボル数に該当する。したがって、ガードインターバル長算出部207fは、以下の式に基づいて、推定ガードインターバル長を算出する。ここで、OFDM受信機200は、有効シンボル期間長(固定長)について既知であるものとする。
(伝送シンボル期間)=(フレーム長)/(ピーク数)
(推定ガードインターバル長)=(伝送シンボル期間)−(有効シンボル期間)
第3に、伝送シンボル期間が固定の場合のガードインターバル長判定部207について説明する(第2の実施形態に係るOFDM送信機に適応可能)。
本実施形態では、選択されるDFTポイント数(有効シンボル期間長)が2種類の場合(D1及びD2)について説明するが、本実施形態に係るOFDM受信機200は、選択されるDFTポイント数が3種類以上の場合についても容易に拡張可能である。
かかる場合、ガードインターバル長判定部207は、図15に示すように、複素共役計算部207aと、D1遅延部207bと、D2遅延部207bと、相関部207cと、相関部207cと、移動平均部207dと、移動平均部207dと、ピーク間隔検出部207eと、ピーク間隔検出部207eと、ガードインターバル長算出部207fとを具備している。
かかる構成を具備するガードインターバル長算出部207fは、少なくとも2種類の遅延量(D1、D2)だけ遅延させたOFDM信号の自己相関を算出し、算出した複数のOFDM信号の自己相関の中からピーク値が最大の自己相関を選択し、選択した自己相関に対応する遅延量に基づいて、ガードインターバル長を判定するように構成されている。以下、具体的なガードインターバル長の判定方法を示す。
複素共役計算部207aは、現時点の受信信号の複素共役を算出するものである。D1遅延部207bは、当該受信信号をD1ポイントだけ遅延させ、D2遅延部207bは、当該受信信号をD2ポイントだけ遅延させるものである。
相関部207cは、1伝送シンボル単位で、複素共役計算部207aから出力された受信信号の複素共役とD1遅延部207bから出力された受信信号との自己相関を算出し、相関部207cは、1伝送シンボル単位で、複素共役計算部207aから出力された受信信号の複素共役とD2遅延部207bから出力された受信信号との自己相関を算出するものである。
移動平均部207dは、相関部207によって算出された自己相関についてのガードインターバル(例えば、最長のガードインターバル)にわたる移動平均を算出し、移動平均部207dは、相関部207によって算出された自己相関についてのガードインターバル(例えば、最小のガードインターバル)にわたる移動平均を算出する。
ピーク検出部207e及び207eは、それぞれ、1伝送シンボル単位で、移動平均部207d及び移動平均部207dによって算出された自己相関の移動平均のピーク値を検出するものである。
ここで、OFDM送信機100によって使用されている有効シンボル期間によりに近い有効シンボル期間の遅延を用いて算出された自己相関に、より大きいピーク値が検出されることから、ガードインターバル長算出部207fは、ピークがより大きい自己相関を算出する際に用いられたDFTポイント数を選択し、固定長を有する伝送シンボル期間長から有効シンボル期間を減算した結果を、推定ガードインターバル長として出力する。
図16の例では、ピーク検出部207eから出力された移動平均のピーク値の方が、ピーク検出部207eから出力された移動平均のピーク値よりも大きいため、ガードインターバル長算出部207fは、固定長を有する伝送シンボル期間長から有効シンボル期間D2を減算した結果を、推定ガードインターバル長として出力する。
第4に、伝送シンボル期間が固定の場合であっても可変の場合であっても適応可能なガードインターバル長判定部207について説明する。
かかる場合、ガードインターバル長判定部207は、図17に示すように、複素共役計算部207aと、遅延部207bと、相関部207cと、移動平均部207dと、ガードインターバル長算出部207fとを具備している。
かかる構成を具備するガードインターバル長算出部207fは、1伝送シンボル期間において、OFDM信号の自己相関の移動平均が所定の閾値以上である期間を、ガードインターバル長として判定するように構成されている。以下、具体的なガードインターバル長の判定方法を示す。
移動平均部207dは、比較的短いウィンドウで、相関部207eから出力された受信信号の自己相関の移動平均を算出するものである。図18に、移動平均部207dによって算出された移動平均の一例を示す。
ガードインターバル長算出部207fは、移動平均部207から出力された移動平均が所定の閾値Th以上である期間を、推定ガードインターバル長として算出する。
ここで、本実施形態では、1伝送シンボル或いは2伝送シンボルのみを用いてガードインターバル長を推定する方法を示したが、本発明は、これに限定されることなく、3以上の伝送シンボルを用いてガードインターバル長を推定するように構成されていてもよい。
また、上述のガードインターバル長の判定方法のうち、ピーク数を計測する判定方法以外は、複数の伝送シンボルから得られるピーク出力やピーク間隔を平均化して、ガードインターバル長を判定してもよい。
また、上述のガードインターバル長の判定方法のうち、ピーク間隔を計測する判定方法以外は、必ずしも移動平均を取らなくてもよい。
なお、かかる推定ガードインターバル長を用いて、ガードインターバル除去部201は、受信信号からのガードインターバルの除去処理を行い、チャネル推定部204は、受信信号についてのチャネル推定処理を行う。
本実施形態に係るOFDM受信機200によれば、OFDM受信機200において、ガードインターバル長を予め知ることができない場合であっても、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を推定することができる。
本発明の第1の実施形態に係るOFDM送信機の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るOFDM送信機のフレーム長調整部の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るOFDM送信機のOFDM信号生成部の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るOFDM送信機によって送信される送信信号のフレーム構成を示す図である。 本発明の変更例1に係るOFDM送信機のOFDM信号生成部の機能ブロック図である。 本発明の変更例1に係るOFDM送信機によって送信される送信信号のフレーム構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るOFDM送信機のフレーム長調整部の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るOFDM送信機のOFDM信号生成部の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るOFDM送信機によって送信される送信信号のフレーム構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の機能ブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の第1のガードインターバル長判定部の機能ブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の第1のガードインターバル長判定部におけるガードインターバル長を判定する方法を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の第2のガードインターバル長判定部の機能ブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の第2のガードインターバル長判定部におけるガードインターバル長を判定する方法を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の第3のガードインターバル長判定部の機能ブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の第3のガードインターバル長判定部におけるガードインターバル長を判定する方法を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の第4のガードインターバル長判定部の機能ブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るOFDM受信機の第4のガードインターバル長判定部におけるガードインターバル長を判定する方法を説明するための図である。 従来技術1に係るOFDM送信機の機能ブロック図である。 従来技術1に係るOFDM受信機においてマルチパス伝搬路を介して受信される信号を示す図である。 従来技術1に係るOFDM受信機の機能ブロック図である。 従来技術2に係るOFDM受信機の機能ブロック図である。 従来技術2に係るOFDM受信機のインパルスレスポンス長推定部の機能ブロック図である。 従来技術2に係るOFDM受信機のインパルスレスポンス長推定部のの動作を説明するための図である。 従来技術2に係るOFDM送信機の機能ブロック図である。 従来技術2に係るOFDM送信機のOFDM信号生成部の機能ブロック図である。
符号の説明
100…OFDM送信機
101…セグメント部
102…符号器
103…マップ部
104…OFDM信号生成部
104a…IFFT部
104b…ガードインターバル付加部
104c…加算部
104d…選択部
104e…調整時間付加部
104f…IDFT部
105…ガードインターバルポイント数記憶部
106…ガードインターバルポイント数決定部
107…フレーム長調整部
107a…フレーム内伝送シンボル数計算部
107b…ガードインターバルポイント数更新量計算部
107c…ガードインターバルポイント数更新量記憶部
107d…フレーム内総ビット数計算部
107e…調整時間計算部
107f…DFTポイント数計算部
108…フレーム内ビット数記憶部
200…OFDM受信機
201…ガードインターバル除去部
202…FFT部
203…データ検出部
204…チャネル推定部
205…インパルスレスポンス長推定部
205a…IFFT部
205b…有効パス計測部
206…ガードインターバル長更新量決定部
207…ガードインターバル長判定部
207a…複素共役計算部
207b…遅延部
207b…D1遅延部
207b…D2遅延部
207d、207d、207d…移動平均部
207e…ピーク間隔検出部
207e、207e…ピーク検出部
207f…ガードインターバル長算出部
207g…ピーク数計数部
208…ガードインターバル長記憶部

Claims (11)

  1. 情報ビットを送信するための有効シンボル期間及びガードインターバルによって構成されている複数の伝送シンボル期間を有するフレームによってOFDM信号を送信するOFDM送信機であって、
    OFDM受信機からのフィードバック信号に応じて、前記ガードインターバル長を決定するガードインターバル長決定部と、
    決定された前記ガードインターバル長に基づいて、前記フレーム長を変更することなく、各伝送シンボル期間内のガードインターバル長を変更するガードインターバル長変更部とを具備することを特徴とするOFDM送信機。
  2. 前記ガードインターバル長変更部は、
    各伝送シンボル期間において、前記決定されたガードインターバル長と、所定期間が加えられた前記決定されたガードインターバル長のどちらか一方を選択し、
    各伝送シンボル期間において、選択された前記ガードインターバル長を有するガードインターバルを前記有効シンボル期間に付加することを特徴とする請求項1に記載のOFDM送信機。
  3. 前記ガードインターバル長変更部は、
    各伝送シンボル期間において、前記決定されたガードインターバル長を有するガードインターバルを前記有効シンボル期間に付加し、
    前記フレーム内において、前記フレーム長を固定するための所定期間を挿入することを特徴とする請求項1に記載のOFDM送信機。
  4. 前記ガードインターバル長変更部は、前記決定されたガードインターバル長に基づいて、各伝送シンボル期間において、前記ガードインターバルと前記有効シンボル期間との比を変更することを特徴とする請求項1に記載のOFDM送信機。
  5. 前記ガードインターバル長変更部は、
    前記決定されたガードインターバル長に基づいて計算されたDFTポイント数を用いて、前記情報ビットに対してIDFT処理を施し、
    前記IDFT処理を施された情報ビットを送信するための有効シンボル期間に前記決定されたガードインターバル長を有するガードインターバルを付加することを特徴とする請求項4に記載のOFDM送信機。
  6. 前記ガードインターバル長決定部は、パイロットシンボルを送信するための前記伝送シンボル期間内のガードインターバル長を、他の伝送シンボル期間内のガードインターバル長より長くすることを特徴とする請求項1に記載のOFDM送信機。
  7. 情報ビットを送信するための有効シンボル期間及びガードインターバルによって構成されている複数の伝送シンボル期間を有するフレームによって送信されたOFDM信号を受信するOFDM受信機であって、
    受信した前記OFDM信号の自己相関を利用して、受信した前記フレーム内の各伝送シンボル期間におけるガードインターバル長を判定する判定部を具備することを特徴とするOFDM受信機。
  8. 前記判定部は、2伝送シンボル期間単位で算出された前記OFDM信号の自己相関におけるピーク間隔を前記ガードインターバル長として判定することを特徴とする請求項7に記載のOFDM受信機。
  9. 前記判定部は、少なくとも2種類の遅延量だけ遅延させた前記OFDM信号の自己相関を算出し、算出した複数の前記OFDM信号の自己相関の中からピーク値が最大の自己相関を選択し、選択した前記自己相関に対応する遅延量に基づいて、前記ガードインターバル長を判定することを特徴とする請求項7に記載のOFDM受信機。
  10. 前記判定部は、1フレーム単位で算出された前記OFDM信号の自己相関におけるピーク数に基づいて、前記ガードインターバル長を判定することを特徴とする請求項7に記載のOFDM受信機。
  11. 前記判定部は、1伝送シンボル期間において、前記OFDM信号の自己相関の移動平均が所定の閾値以上である期間を、前記ガードインターバル長として判定することを特徴とする請求項7に記載のOFDM受信機。

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