JP2007074518A - マルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及び同期検出方法 - Google Patents

マルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及び同期検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 フレーム構成を簡素化することにより、伝送効率を向上させるとともに、セルサーチ処理に要する時間を短縮すること。
【解決手段】 PLCHパターン生成部105は、周波数軸上で連続する4つのサブキャリアの各々には同一のパイロット信号が配置されるとともに、同一のパイロット信号が配置される連続する4つのサブキャリアの内、隣接する2つのサブキャリアにはグループコードが乗算されていないパイロット信号が配置されるとともに、残りの隣接する2つのサブキャリアにはグループコードが乗算されたパイロット信号が配置されるように配列してパイロットパターンを生成する。拡散部104から入力したパイロット信号を所定の配列に並べて所定のパイロットパターンを生成する。フレーム組み立て部107は、パイロット信号系列及びTCH信号を、周波数軸上及び時間軸上の所定の位置に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及び同期検出方法に関し、例えばマルチキャリアCDMA方式にて3段階セルサーチを行うマルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及び同期検出方法に関する。
近年、無線通信、特に移動体通信では、音声以外に画像やデータなどの様々な情報が伝送の対象になっている。今後は、多様なコンテンツの伝送に対する需要がますます高くなることが予想されるため、高信頼かつ大容量で高速な伝送に対する必要性がさらに高まることが予想される。しかしながら、移動体通信において高速伝送を行う場合、マルチパスによる遅延波の影響が無視できなくなり、周波数選択性フェージングにより伝送特性が劣化する。
そこで、周波数選択性フェージング対策技術の一つとして、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式などのマルチキャリア(MC)変調方式が注目されている。マルチキャリア変調方式は、周波数選択性フェージングが発生しない程度に伝送速度が抑えられた複数の搬送波(サブキャリア)を用いてデータを伝送することにより、結果的に高速伝送を行う技術である。特に、OFDM方式は、データが配置される複数のサブキャリアが相互に直交しているため、マルチキャリア変調方式の中で最も周波数利用効率が高い方式であり、また、比較的簡単なハードウエア構成で実現できることから、とりわけ注目されている。
また、周波数選択性フェージング対策の別の技術として、CDMA(Code Division Multiple Access)方式などのスペクトル拡散方式がある。特に、CDMA方式は、各ユーザの情報を各ユーザに固有の拡散符号で周波数軸上に直接拡散して拡散利得を得ることによって耐干渉性を高める技術であり、移動体通信において、現在、既に実用化されている。
そして、最近、より高速な伝送を実現するためのアクセス方式として、OFDM方式とCDMA方式を組み合わせた方式(MC(マルチキャリア)−CDMA方式ともOFDM−CDMA方式とも呼ばれるが、ここでは「マルチキャリアCDMA方式」と呼ぶことにする)が特に注目されている。なお、マルチキャリアCDMA方式には、大別して、拡散後のチップが各サブキャリアにおいて時間軸上に配置される時間方向拡散と、拡散後のチップが各時間において周波数軸上に配置される周波数方向拡散とがある。前者の場合、パスダイバーシチ効果は得られるが、周波数ダイバーシチ効果は得られず、逆に、後者の場合、周波数ダイバーシチ効果は得られるが、パスダイバーシチ効果は得られない。
ここで、周波数方向拡散を行うマルチキャリアCDMA方式について簡単に説明する。マルチキャリアCDMA方式では、信号が複数の搬送波(サブキャリア)に分配して送信される。具体的には、送信信号が拡散符号により周波数方向に拡散され、コード多重される。コード多重された信号は、サブキャリア数分の並列信号にシリアル/パラレル変換される。
また、マルチキャリアCDMA方式では、各サブキャリアが直交信号になるようにOFDM変調される。すなわち、シリアル/パラレル変換後の並列信号は、逆高速フーリエ変換(以下「IFFT」と記載する)処理を経て送信される。IFFT処理により、OFDM信号は、各サブキャリア間で信号が直交した状態を保つことができる。ここで、信号が直交するとは、あるサブキャリアの信号のスペクトルが他の周波数の信号に影響を与えないことを意味する。OFDM変調を行う際は、OFDMシンボルにガードインターバルを挿入する。ガードインターバルの挿入により、ガードインターバル長よりも短い遅延波しか存在しない場合、各サブキャリア間の直交性を保つことが可能になる。
このようなマルチキャリアCDMA方式におけるセルサーチ法として、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。以下、特許文献1に記載された3段階セルサーチ方法について説明する。
3段階セルサーチの第1段階では、シンボル境界が検出される。これは、例えば、ガードインターバル区間と有効シンボル区間から生じる相関値のピークを検出することにより行われる。
次に、第2段階では、フレーム境界の検出とスクランブルコードグループの検出が同時に行われる。すなわち、フレーム境界を検出するため、図21に示すように、フレーム先頭とフレーム末尾に付加されたPLCHを用いて相関をとる。ここで、フレーム先頭とフレーム末尾の基本パターンは同じものとし、フレーム先頭又はフレーム末尾のPLCHには、スクランブルコードグループを識別するための位相差を設けて、セル固有の識別コードであるスクランブルコードが乗算されている。
第2段階の具体的な処理としては、隣接シンボル間で相関をとりながら、既知のスクランブルコードグループに対応させて位相シフトを行ったスクランブルコードの相関値を取得する。そして、最大の相関値が得られる位置とスクランブルコードグループとを同時に検出する。
そして、第3段階では、第2段階で検出されたスクランブルコードグループの中からスクランブルコードが検出される。
特開2003−244763号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたセルサーチ方法では、セルサーチ用のパイロットシンボルを1フレーム当たり最低2シンボル必要となり、伝送効率が低下するという問題がある。また、特許文献1に記載されたセルサーチ方法では、第2段階でフレームタイミング検出とスクランブルコードのグループの同定を同時に行っているので、スクランブルコードのグループの同定には、シンボル数とスクランブルコードのグループ数とを乗算した数の演算が必要になり、セルサーチ処理に時間がかかるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、フレーム構成を簡素化することにより、伝送効率を向上させることができるとともに、セルサーチ処理に要する時間を短縮することができるマルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及び同期検出方法を提供することを目的とする。
本発明のマルチキャリア送信装置は、周波数軸上で所定の数の連続するサブキャリアに同一のパイロット信号を配置するパイロットパターンを生成するパターン生成手段と、前記パターン生成手段にて生成されたパイロットパターンのパイロット信号が時間軸上の先頭に配置されるようにフレームを組み立てるフレーム組み立て手段と、前記同一のパイロット信号には同一のスクランブルコードを用いて前記フレーム組み立て手段にて組み立てられたフレームの送信信号をスクランブルするスクランブル手段と、前記スクランブル手段にてスクランブルされた前記送信信号を周波数分割多重して各パイロット信号を前記サブキャリアに各々割り当ててマルチキャリア信号を生成するマルチキャリア信号生成手段と、前記マルチキャリア信号生成手段にて生成されたマルチキャリア信号を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明のマルチキャリア受信装置は、周波数軸上で所定の数だけ連続するサブキャリアに同一のパイロット信号を配置するパイロットパターンのパイロット信号が時間軸上の先頭に配置されたフレームを有するマルチキャリア信号を受信する受信手段と、前記受信手段にて受信した前記マルチキャリア信号の隣接するサブキャリア間の相関をとる第一相関手段と、前記第一相関手段の最大相関値に基づいてフレームの先頭を検出するフレームタイミング検出手段と、を具備する構成を採る。
本発明の同期検出方法は、周波数軸上で所定の数の連続するサブキャリアに同一のパイロット信号を配置するパイロットパターンを生成するステップと、生成された前記パイロットパターンのパイロット信号が時間軸上の先頭に配置されるようにフレームを組み立てるステップと、前記同一のパイロット信号には同一のスクランブルコードを用いて前記フレームを有する送信信号をスクランブルするステップと、スクランブルされた前記送信信号を周波数分割多重して前記パイロット信号を前記サブキャリアに各々割り当ててマルチキャリア信号を生成するステップと、送信装置が前記マルチキャリア信号を送信するステップと、受信装置が前記マルチキャリア信号を受信するステップと、受信した前記マルチキャリア信号の隣接するサブキャリア間の相関をとるステップと、前記相関の最大値に基づいてフレームの先頭を検出するステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、フレーム構成を簡素化することにより、伝送効率を向上させることができるとともに、セルサーチ処理に要する時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るマルチキャリア送信装置100の構成を示すブロック図である。
送信データ発生部101は、パイロットチャネル(PLCH)のパイロット信号及び複数の送信チャネルの信号(以下「TCH信号」と記載する)を生成して符号化部102へ出力する。TCH信号には、トラフィックチャネルの信号またはチャネル推定用パイロット等が含まれる。
符号化部102は、送信データ発生部101から入力したパイロット信号及びTCH信号を符号化して変調部103へ出力する。
変調部103は、符号化部102から入力したパイロット信号及びTCH信号を変調して拡散部104へ出力する。
拡散部104は、変調部103から入力したパイロット信号及びTCH信号に対して、拡散符号を用いて拡散処理してPLCHパターン生成部105へ出力する。
パターン生成手段であるPLCHパターン生成部105は、拡散部104から入力したパイロット信号を所定の配列に並べて所定のパイロットパターンを生成する。そして、PLCHパターン生成部105は、生成したパイロットパターンのパイロット信号系列をPLCH多重部106へ出力する。また、PLCHパターン生成部105は、拡散部104から入力したTCH信号をそのままPLCH多重部106へ出力する。なお、PLCHパターン生成部105の構成の詳細については後述する。
PLCH多重部106は、PLCHパターン生成部105から入力したパイロット信号系列とTCH信号とを時間多重してフレーム組み立て部107へ出力する。
フレーム組み立て部107は、PLCH多重部106から入力したパイロット信号系列及びTCH信号を、周波数軸上及び時間軸上の所定の位置に配置する(フレームの組み立て)。そして、フレーム組み立て部107は、組み立てたフレームの信号をスクランブリング部108へ出力する。
スクランブリング部108は、フレーム組み立て部107から入力した信号を、所定のスクランブルコードでスクランブルしてIFFT部109へ出力する。
マルチキャリア信号生成手段であるIFFT部109は、スクランブリング部108から入力した信号をIFFTしてOFDM信号等のマルチキャリア信号を生成し、生成したマルチキャリア信号をガードインターバル挿入部110へ出力する。
ガードインターバル挿入部110は、IFFT部109から入力したマルチキャリア信号にガードインターバルを挿入してアンテナ111へ出力する。具体的には、ガードインターバル挿入部110は、シンボル毎に、有効シンボル区間の末尾をコピーして、該当シンボルの先頭にコピーした末尾をガードインターバルとして挿入する。
アンテナ111は、ガードインターバル挿入部110から入力したマルチキャリア信号を送信する。
次に、マルチキャリア受信装置200の構成について、図2を用いて説明する。図2は、マルチキャリア受信装置200の構成を示すブロック図である。
アンテナ201は、マルチキャリア信号を受信してAD部202へ出力する。
AD部202は、アンテナ201から入力したマルチキャリア信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換してGI相関部203へ出力する。
GI相関部203は、AD部202から入力した受信信号のガードインターバル区間と有効シンボル区間との相関(GI相関)の特性を利用して高速フーリエ変換(以下「FFT」と記載する)タイミングの検出を行い、シンボルタイミング候補を得る。そして、GI相関部203は、FFTタイミングの検出結果及びシンボルタイミング候補の情報を含む受信信号をガードインターバル除去部204へ出力する。
ガードインターバル除去部204は、GI相関部203から入力した受信信号からガードインターバルを除去してFFT部205へ出力する。
FFT部205は、ガードインターバル除去部204から入力した受信信号を、GI相関部203で検出したFFTタイミングに基づいてFFTして隣接サブキャリア間相関部206へ出力する。
第一相関手段である隣接サブキャリア間相関部206は、FFT部205から入力した受信信号の1シンボル長の隣接サブキャリア間の相関をとって各シンボル位置での相関値を取得し、取得した相関値の情報を含む受信信号をフレームタイミング検出部207へ出力する。ここで、隣接サブキャリアとは、周波数軸上で隣り合うサブキャリアのことである。なお、隣接サブキャリア間相関部206の構成の詳細については後述する。
フレームタイミング検出部207は、隣接サブキャリア間相関部206から入力した受信信号に含まれる相関値の情報に基づいてフレームの先頭を検出する。また、フレームタイミング検出部207は、検出したフレームの先頭の情報に基づいてパイロット信号系列を抽出する。そして、フレームタイミング検出部207は、抽出したパイロット信号系列を他の受信信号とともにグループパターン抽出部208へ出力する。
グループパターン抽出部208は、フレームタイミング検出部207から入力したパイロット信号を用いて、隣接サブキャリア間で複素乗算する。そして、グループパターン抽出部208は、複素乗算結果と既知のグループパターンとの相関をとって相関値を取得し、取得した相関値を他の受信信号とともにSCグループ推定部209へ出力する。なお、グループパターン抽出部208の構成の詳細については後述する。
SCグループ推定部209は、グループパターン抽出部208から入力した相関値に基づいてグループパターンのグループコードのグループを検出する。具体的には、SCグループ推定部209は、最も高い相関値が得られたグループパターンのグループコードのグループを検出する。そして、SCグループ推定部209は、検出したグループの情報を含む受信信号をSC同定部210へ出力する。ここで、グループコードとは、スクランブルコードをグループ化した際のグループを特定するコードである。
SC同定部210は、SCグループ推定部209から入力した受信信号に含まれるグループの情報に基づいてスクランブルコードを同定する。そして、SC同定部210は、同定したスクランブルコードの情報を含む受信信号をデスクランブリング部211へ出力する。
デスクランブリング部211は、SC同定部210から入力した受信信号に含まれるスクランブルコードを用いて、受信信号をデスクランブルしてチャネル推定部212へ出力する。
チャネル推定部212は、デスクランブリング部211から入力した受信信号を用いてチャネル推定を行って逆拡散部213へ出力する。
逆拡散部213は、チャネル推定部212から入力した受信信号に対して、拡散処理の際に用いた拡散符号と同じ拡散符号を用いて逆拡散処理して復調部214へ出力する。
復調部214は、逆拡散部213から入力した受信信号を復調して復号化部215へ出力する。
復号化部215は、復調部214から入力した受信信号を復号して受信データとして出力する。
次に、PLCHパターン生成部105の構成の詳細について、図3を用いて説明する。図3は、PLCHパターン生成部105の構成を示すブロック図である。
パイロットパターン複製部301は、拡散部104から入力したパイロット信号を複製して同一のパイロットパターンのパイロット信号系列を生成する。そして、パイロットパターン複製部301は、生成した一方のパイロットパターンのパイロット信号をサブキャリア配置部304へ出力し、他方のパイロットパターンのパイロット信号を乗算器303へ出力する。
グループパターン記憶部302は、既知の複数のグループパターンを記憶しており、パイロットパターン複製部301からパイロット信号が出力されるタイミングにて、記憶しているグループパターンのグループコードを乗算器303へ出力する。
乗算器303は、パイロットパターン複製部301から入力したパイロット信号とグループパターン記憶部302から入力したグループコードとを乗算してサブキャリア配置部304へ出力する。
サブキャリア配置部304は、パイロットパターン複製部301から入力したパイロット信号と乗算器303から入力した乗算結果とを用いて、所定のパイロットパターンを生成する。具体的には、サブキャリア配置部304は、周波数軸上で連続する4つのサブキャリアの各々には同一のパイロット信号が配置されるようにパイロット信号を配置する。また、サブキャリア配置部304は、同一のパイロット信号が配置される連続する4つのサブキャリアの内、隣接する2つのサブキャリアにはパイロットパターン複製部301から入力したパイロット信号が配置されるとともに、残りの隣接する2つのサブキャリアには乗算器303から入力したグループコードが乗算されたパイロット信号が配置されるように配列してパイロットパターンを生成する。そして、サブキャリア配置部304は、生成した所定のパイロットパターンのパイロット信号系列をPLCH多重部106へ出力する。
次に、隣接サブキャリア間相関部206の構成の詳細について、図4を用いて説明する。図4は、隣接サブキャリア間相関部206の構成を示すブロック図である。
1サブキャリア遅延部401は、FFT部205から入力したマルチキャリア信号を1サブキャリア遅延させて相関部402へ出力する。
相関部402は、FFT部205から入力したマルチキャリア信号と1サブキャリア遅延部401から入力した1サブキャリアだけ遅延したマルチキャリア信号との各シンボル位置での相関値を取得する。これにより、相関部402は、隣接するサブキャリア間の相関をとることができる。そして、相関部402は、取得した相関値の情報を加算部403へ出力する。
加算部403は、相関部402から入力した相関値を1シンボル毎に加算して、加算結果をフレームタイミング検出部207へ出力する。
次に、グループパターン抽出部208の構成の詳細について、図5を用いて説明する。図5は、グループパターン抽出部208の構成を示すブロック図である。
1サブキャリア遅延部501は、フレームタイミング検出部207から入力したマルチキャリア信号を1サブキャリア遅延させて複素乗算部502へ出力する。
複素乗算部502は、フレームタイミング検出部207から入力したマルチキャリア信号と1サブキャリア遅延部501から入力した1サブキャリアだけ遅延したマルチキャリア信号とを複素乗算する。これにより、複素乗算部502は、隣接するサブキャリア間の複素乗算をすることができる。そして、複素乗算部502は、複素乗算結果を相関部504へ出力する。
グループパターン記憶部503は、マルチキャリア送信装置100のPLCHパターン生成部105のグループパターン記憶部302が記憶しているグループパターンと同一のグループパターンを記憶しており、複素乗算部502が複素乗算結果を出力するタイミングで、記憶しているグループパターンのグループコードを相関部504へ出力する。
第二相関手段である相関部504は、複素乗算部502から入力した複素乗算結果とグループパターン記憶部503から入力したグループコードとの相関をとって相関値を取得する。そして、相関部504は、取得した相関値をSCグループ推定部209へ出力する。
次に、サブキャリア送信装置100及びサブキャリア受信装置200の動作について説明する。
サブキャリア送信装置100は、PLCHパターン生成部105にて、図6に示すパイロットパターンのパイロット信号を2系列生成する。即ち、各パイロット信号「a」、「b」、「c」、「d」、「e」、「f」(a、b、c、d、e、fは互いに異なるパイロット信号)を各々2つ連続して配列することにより「aabbccddeeff」のパイロットパターンのパイロット信号系列600を生成する。なお、各パイロット信号a、b、c、d、e、fは、各サブキャリアに配置される。
次に、PLCHパターン生成部105は、図7に示すように、各グループコード「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」(1、2、3、4、5、6は互いに異なるグループコード)を各々2つ連続して配列することにより「334455661122」のグループパターン701と2系列生成したパイロット信号系列600の一方とを乗算して、「AABBCCDDEEFF」のパイロットパターンのパイロット信号系列702を生成する。グループコード701は、受信側で複素乗算した際にグループパターンが抽出できるように、同相の場合は同じ位相で、逆相の場合は更に逆相にしてパイロット信号系列600の各パイロット信号と乗算する。グループパターンは、グループコードの配列を異ならせることにより、異なるグループパターンにすることができる。例えば、「123456」と「345612」とは異なるグループパターンになる。なお、グループパターンは、位相をシフトして異なるパターンにしたものでも良く、任意のパターンにしても良い。
次に、PLCHパターン生成部105は、図8に示すように、パイロット信号系列600とパイロット信号系列702とを合成して順番を入れ替えることにより、「aaAAbbBBccCCddDDeeEEffFF」のパイロット信号系列800を生成する。このようにして生成したパイロット信号系列800は、同一のパイロット信号が4つの連続するサブキャリア群に配置される。即ち、パイロット信号aについては4つの連続するサブキャリア群#801に配置され、パイロット信号bについては4つの連続するサブキャリア群#802に配置され、パイロット信号cについては4つの連続するサブキャリア群#803に配置され、パイロット信号dについては4つの連続するサブキャリア群#804に配置され、パイロット信号eについては4つの連続するサブキャリア群#805に配置され、パイロット信号fについては4つの連続するサブキャリア群#806に配置されるようなパイロットパターンになる。そして、各サブキャリア群#801、#802、#803、#804、#805、#806には、グループコードが乗算されていないパイロット信号が配置される一対の隣接するサブキャリア#807、#809、#811、#813、#815、#817とグループコードが乗算されているパイロット信号が配置される一対の隣接するサブキャリア#808、#810、#812、#814、#816、#818が配置される。一方、TCH信号の信号系列900は、図9に示すように、全てのサブキャリアに異なる信号「あ」〜「ね」が配置されるパターンになっている。
次に、サブキャリア送信装置100は、PLCH多重部106にて、パイロット信号系列とTCH信号の信号系列とを時間多重し、フレーム組み立て部107にて、パイロット信号系列及びTCH信号の信号系列を、周波数軸上及び時間軸上の所定の位置に配置する。フレーム組み立て部107にて組み立てられたフレームは、図10に示すようになる。図10は、フレームの構成を示す図である。なお、図10において、横軸は時間であり、縦軸は周波数である。
図10より、1フレームはP(Pは2以上の任意の自然数)シンボルにて構成されるとともに、各フレームの先頭にパイロット信号系列(PLCH)が1シンボル配置され、続いてTCH信号の信号系列(TCH)が(P−1)シンボル配置される。
次に、マルチキャリア送信装置100は、スクランブリング部108にて、図11に示すように、パイロット信号系列800の各パイロット信号とスクランブルコードパターン1100の各グループコードとを乗算することによりスクランブルする。スクランブルコードパターン1100は、各サブキャリア群#801、#802、#803、#804、#805、#806で同一のスクランブルコードになるようにする。即ち、スクランブリング部108は、サブキャリア群#801のパイロット信号a、a、A、Aに対しては同一のグループコード#1101を乗算し、サブキャリア群#802のパイロット信号b、b、B、Bに対しては同一のグループコード#1102を乗算し、サブキャリア群#803のパイロット信号c、c、C、Cに対しては同一のグループコード#1103を乗算し、サブキャリア群#804のパイロット信号d、d、D、Dに対しては同一のグループコード#1104を乗算し、サブキャリア群#805のパイロット信号e、e、E、Eに対しては同一のグループコード#1105を乗算し、サブキャリア群#806のパイロット信号f、f、F、Fに対しては同一のグループコード#1106を乗算する。
次に、サブキャリア送信装置100は、IFFT部109にて、パイロット信号及びTCH信号をIFFTすることにより周波数分割多重し、ガードインターバル挿入部110にて、パイロット信号及びTCH信号にガードインターバルを挿入してマルチキャリア信号を生成して送信する。
次に、サブキャリア受信装置200は、マルチキャリア信号を受信し、GI相関部203にて、FFTタイミングの検出及びシンボルタイミング候補を取得し、ガードインターバル除去部204にて、ガードインターバルを除去し、FFT部205にて、FFTする。
次に、サブキャリア受信装置200は、隣接サブキャリア間相関部206にて、1フレームに渡って各シンボルにて隣接サブキャリア間の相関値を取得し、各シンボルについて取得した相関値をシンボル毎に加算する。パイロット信号は、図8に示すように、隣接サブキャリアには同一のパイロット信号が配置されているので、隣接するサブキャリアの相関値は大きくなる。具体的には、図12に示すように、隣接サブキャリア間相関部206は、サブキャリア#1201のパイロット信号aとサブキャリア#1202のパイロット信号aとは同一のパイロット信号なので、大きな相関値を取得することができる。同様に、隣接サブキャリア間相関部206は、サブキャリア#1203のパイロット信号Aとサブキャリア#1204のパイロット信号Aとは同一のパイロット信号なので、大きな相関値を取得することができる。サブキャリア#1204以降のサブキャリアについても同様である。一方、TCH信号は、図9に示すように、隣接するサブキャリアには異なる信号が配置されているので、隣接するサブキャリアの相関値は小さくなる。
次に、マルチキャリア受信装置200は、フレームタイミング検出部207にて、取得した相関値の加算結果が最大であるシンボルをフレームの先頭として検出する。
フレームの先頭を検出する方法について、さらに詳細に説明する。時刻t、m(mは1以上の任意の自然数)サブキャリアにおける受信信号R(t,m)は、(1)式で表せる。
Figure 2007074518
なお、(1)式において、背景雑音は無視するものとする。
そして、隣接サブキャリア間相関部206は、図13に示すように、受信信号R(t,m)に対し、(2)式の処理を行う。
Figure 2007074518
(2)式において、f(t,2n−1)≒f(t,2n)と仮定できるならば、相関結果は(3)式のようになる。
Figure 2007074518
隣接サブキャリア間のスクランブルコードは同一のパターンS(t,2n−1)=S(t,2n)であり、隣接サブキャリアのパターンも同一のパターンであるため、隣接サブキャリア間の相関結果I(t,n)は1になる。全シンボルに渡って上記の処理を行い、相関ピークが表れる位置は隣接サブキャリアにおいて同一のパターンを送信しているパイロット信号だけであるため、フレームタイミングが検出できる。
次に、マルチキャリア受信装置200は、グループパターン抽出部208にて、パイロット信号を抽出して、抽出したパイロット信号の隣接サブキャリア間の複素乗算を行う。具体的には、グループパターン抽出部208は、図13に示すように、各サブキャリア群#801、#802、#803、#804、#805、#806において、グループコードが乗算されているパイロット信号とグループコードが乗算されていないパイロット信号で且つ隣接するサブキャリアに配置されるパイロット信号同士の複素乗算を行う。次に、グループパターン抽出部208は、サブキャリア群#801、#802、#803、#804、#805、#806毎のグループコードを抽出してグループパターンを抽出する。即ち、グループパターン抽出部208は、サブキャリア群#801よりグループコード「3」を抽出し、サブキャリア群#802よりグループコード「4」を抽出し、サブキャリア群#803よりグループコード「5」を抽出し、サブキャリア群#804よりグループコード「6」を抽出し、サブキャリア群#805よりグループコード「1」を抽出し、サブキャリア群#806よりグループコード「2」を抽出する。次に、グループパターン抽出部208は、抽出したグループコードの「345612」の配列からなるグループパターンを抽出する。
次に、マルチキャリア受信装置200は、SCグループ推定部209にて、抽出したグループコードの「345612」の配列からなるグループパターンと既知のグループパターンとの相関をとって相関値を取得する。そして、グループパターン抽出部208は、相関値が最も大きいグループコードのグループを検出する。図13の場合、Nグループコードとの相関値が最も大きくなるので、SCグループ推定部210は、Nグループコードのグループを検出する。
次に、マルチキャリア受信装置200は、SC同定部210にて、検出したグループに属するスクランブルコードを同定する。
次に、マルチキャリア受信装置200は、デスクランブリング部211にて、同定したスクランブルコードを用いて受信信号をデスクランブルする。
スクランブルコードグループの検出方法について、さらに詳細に説明する。グループパターンが抽出できるサブキャリアの組は既知なので、(4)式を用いてコードパターンを抽出する。
Figure 2007074518
ここで、S(t,4n−2)=S(t,4n−1)であるので、図13の処理の結果、(5)式のようになる。
Figure 2007074518
ここで、C(t,4n−1)=c(t,4n−2)*P(t,n)となり、g(t,n)=P(t,n)となる。ただし、P(t,n)はグループパターンである。グループパターン抽出部208は、それぞれのサブキャリアで上記の処理を行い、グループパターンを抽出する。そして、SCグループ推定部209は、抽出されたグループパターンと、各グループパターンとの相関を求め、最も相関が大きいグループを検出する。
このように、本実施の形態1によれば、隣接するサブキャリアに同一のパイロット信号が配置されるパイロットパターンにして隣接するサブキャリア間の相関値に基づいてフレームの先頭を検出することにより、各フレームのパイロット信号を1シンボルにしてフレーム構成を簡素化することができるので、伝送効率を向上させることができる。また、本実施の形態1によれば、フレームの先頭を検出してパイロット信号を抽出した後に抽出したパイロット信号を用いてスクランブルコードグループの同定を行うことにより、スクランブルコードグループの同定の際の演算はパイロット信号の1シンボルで済むので、セルサーチ処理に要する時間を短縮することができる。
(実施の形態2)
図14は、本発明の実施の形態2に係るグループパターン抽出部208の構成を示すブロック図である。
本実施の形態2に係るグループパターン抽出部208は、図5に示す実施の形態1に係るグループパターン抽出部208において、図14に示すように、1サブキャリア遅延部501を除き、サブキャリア遅延部1401−1〜1401−n(nは2以上の任意の自然数)及びサブキャリア間平均部1403を追加し、複素乗算部502の代わりに複素乗算部1402−1〜1402−nを有する。なお、図14においては、図5と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、マルチキャリア送信装置の構成は図1と同一であり、マルチキャリア受信装置の構成は図2と同一であるので、その説明は省略する。
サブキャリア遅延部1401−1〜1401−nは、フレームタイミング検出部207から入力した各々のマルチキャリア信号を1〜nサブキャリアまで順次遅延させて複素乗算部1402−1〜1402−nへ出力する。
複素乗算部1402−1〜1402−nは、フレームタイミング検出部207から入力したマルチキャリア信号と各サブキャリア遅延部1401−1〜1401−nから入力した1〜nサブキャリア遅延したマルチキャリア信号とを複素乗算する。これにより、複素乗算部1402−1〜1402−nは、複数のサブキャリア間の複素乗算をすることができる。そして、複素乗算部1402−1〜1402−nは、複素乗算結果をサブキャリア間平均部1403へ出力する。
サブキャリア間平均部1403は、各複素乗算部1402−1〜1402−nから入力した複素乗算結果の平均を求めて、求めた平均値を相関部504へ出力する。
相関部504は、サブキャリア間平均部1403から入力した複素乗算結果の平均値とグループパターン記憶部503から入力したグループコードとの相関をとって相関値を取得する。そして、相関部504は、取得した相関値をSCグループ推定部209へ出力する。
次に、マルチキャリア送信装置及びマルチキャリア受信装置の動作について説明する。なお、本実施の形態2においては、グループパターン抽出部208における動作のみが上記実施の形態1と異なるので、グループパターン抽出部208の動作以外の動作の説明は省略する。
マルチキャリア受信装置200は、グループパターン抽出部208にて、パイロット信号を抽出して、抽出したパイロット信号の複数のサブキャリア間の複素乗算を行う。具体的には、グループパターン抽出部208は、図15に示すように、各サブキャリア群#801、#802、#803、#804、#805、#806において、グループコードが乗算されていないパイロット信号#1501とグループコードが乗算されているパイロット信号#1503とを複素乗算する。また、グループパターン抽出部208は、グループコードが乗算されていないパイロット信号#1501とグループコードが乗算されているパイロット信号#1504とを複素乗算する。また、グループパターン抽出部208は、グループコードが乗算されていないパイロット信号#1502とグループコードが乗算されているパイロット信号#1503とを複素乗算する。また、グループパターン抽出部208は、グループコードが乗算されていないパイロット信号#1502とグループコードが乗算されているパイロット信号#1504とを複素乗算する。そして、グループパターン抽出部208は、全ての乗算結果を平均した平均値よりグループコード「3」を抽出する。その他の各サブキャリア群#802、#803、#804、#805、#806についてもサブキャリア群#801と同様にして各グループコード「4」、「5」、「6」、「1」、「2」を抽出する。次に、グループパターン抽出部208は、抽出したグループコードの「345612」の配列からなるグループパターンを抽出する。
次に、マルチキャリア受信装置200は、SCグループ推定部209にて、抽出したグループコードの「345612」の配列からなるグループパターンと既知のグループパターンとの相関をとって相関値を取得する。そして、グループパターン抽出部208は、相関値が最も大きいグループコードのグループを検出する。図15の場合、Nグループコードとの相関値が最も大きくなるので、SCグループ推定部210は、Nグループコードのグループを検出する。
このように、本実施の形態2によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、複数のサブキャリア間の複素乗算結果の平均値を用いてグループコードのグループを検出するので、グループコードのグループの検出精度を高くすることができる。
(実施の形態3)
図16は、本発明の実施の形態3に係るグループパターン抽出部208の構成を示すブロック図である。
本実施の形態3に係るグループパターン抽出部208は、図5に示す実施の形態1に係るグループパターン抽出部208において、図16に示すように、1サブキャリア遅延部501を除き、重み付け部1601、サブキャリア遅延部1602−1〜1602−n及びサブキャリア間平均部1604を追加し、複素乗算部502の代わりに複素乗算部1603−1〜1603−nを有する。なお、図16においては、図5と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、マルチキャリア送信装置の構成は図1と同一であり、マルチキャリア受信装置の構成は図2と同一であるので、その説明は省略する。
重み付け部1601は、周波数軸上におけるサブキャリア間の距離が遠いほど重み付けが小さくなるような係数を複素乗算部1603−1〜1603−nへ出力する。即ち、重み付け部1601は、複素乗算部1603−1へ最も大きな値の係数を出力し、複素乗算部1603−nへ最も小さな値の係数を出力する。
サブキャリア遅延部1602−1〜1602−nは、フレームタイミング検出部207から入力したマルチキャリア信号を順次1サブキャリアずつ遅延させて複素乗算部1603−1〜1603−nへ出力する。
複素乗算部1603−1〜1603−nは、フレームタイミング検出部207から入力したマルチキャリア信号と各サブキャリア遅延部1602−1〜1602−nから入力した1サブキャリアずつ遅延したマルチキャリア信号とを複素乗算するとともに、複素乗算結果に対して重み付け部1601から入力した係数を乗算する。これにより、複素乗算部1603−1〜1603−nは、複数のサブキャリア間の複素乗算結果に対して重み付けすることができる。そして、複素乗算部1603−1〜1603−nは、重み付けした複素乗算結果をサブキャリア間平均部1604へ出力する。
サブキャリア間平均部1604は、各複素乗算部1603−1〜1603−nから入力した重み付けした複素乗算結果の平均を求めて、求めた平均値を相関部504へ出力する。
相関部504は、サブキャリア間平均部1604から入力した重み付けした複素乗算結果の平均値とグループパターン記憶部503から入力したグループコードとの相関をとって相関値を取得する。そして、相関部504は、取得した相関値をSCグループ推定部209へ出力する。なお、マルチキャリア送信装置及びマルチキャリア受信装置の動作は、複素乗算結果に重み付けする以外は上記実施の形態2と同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態3によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、重み付けした複数のサブキャリア間の複素乗算結果の平均値を用いてグループコードのグループを検出するので、上記実施の形態2よりもグループコードのグループの検出精度を高くすることができる。
(実施の形態4)
図17は、本発明の実施の形態4に係るPLCHパターン生成部105の構成を示すブロック図である。
本実施の形態4に係るPLCHパターン生成部105は、図3に示す実施の形態1に係るPLCHパターン生成部105において、図17に示すように、位相シフト部1702を追加し、グループパターン記憶部302の代わりにグループパターン記憶部1701を有する。なお、図17においては、図3と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、マルチキャリア送信装置の構成は図1と同一であり、マルチキャリア受信装置の構成は図2と同一であるので、その説明は省略する。
パイロットパターン複製部301は、拡散部104から入力したパイロット信号を複製して同一のパイロットパターンのパイロット信号系列を生成する。そして、パイロットパターン複製部301は、生成した一方のパイロットパターンのパイロット信号をサブキャリア配置部304へ出力し、他方のパイロットパターンのパイロット信号を乗算器303へ出力する。
グループパターン記憶部1701は、1つのグループパターンを記憶しており、パイロットパターン複製部301からパイロット信号が出力されるタイミングにて、記憶しているグループパターンのグループコードを位相シフト部1702へ出力する。
位相シフト部1702は、グループパターン記憶部1701から入力したグループパターンの各グループコードの位相を、所定のタイミングにて順次シフトして乗算器303へ出力する。位相シフト部1702にてグループパターンの各グループコードの位相をシフトすることにより、シフトする毎に異なるグループパターンにすることができる。
乗算器303は、パイロットパターン複製部301から入力したパイロット信号と位相シフト部1702から入力したグループコードとを乗算してサブキャリア配置部304へ出力する。
次に、グループパターン抽出部208の構成の詳細について、図18を用いて説明する。図18は、グループパターン抽出部208の構成を示すブロック図である。本実施の形態2に係るグループパターン抽出部208は、図5に示す実施の形態1に係るグループパターン抽出部208において、図18に示すように、位相シフト部1802を追加し、グループパターン記憶部503の代わりにグループパターン記憶部1801を有する。なお、図18においては、図5と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。
グループパターン記憶部1801は、マルチキャリア送信装置100のPLCHパターン生成部105のグループパターン記憶部1701が記憶しているグループパターンと同一のグループパターンを1つ記憶しており、複素乗算部502が複素乗算結果を出力するタイミングで、記憶しているグループパターンのグループコードを位置シフト部1802へ出力する。
位相シフト部1802は、グループパターン記憶部1801から入力したグループパターンの各グループコードの位相を、所定のタイミングにて順次シフトして相関部504へ出力する。位相シフト部1802にてグループパターンの各グループコードの位相をシフトすることにより、シフトする毎に異なるグループパターンにすることができる。
相関部504は、複素乗算部502から入力した複素乗算結果と位相シフト部1802から入力したグループコードとの相関をとって相関値を取得する。そして、相関部504は、取得した相関値をSCグループ推定部209へ出力する。
次に、マルチキャリア送信装置及びマルチキャリア受信装置の動作について説明する。なお、本実施の形態4においては、グループパターン抽出部208における動作のみが上記実施の形態1と異なるので、グループパターン抽出部208の動作以外の動作の説明は省略する。
マルチキャリア受信装置200は、グループパターン抽出部208にて、1つの基本パターンを記憶しており、基本パターン1901の各グループコードの位相をシフトすることにより、異なるグループパターンを生成することができる。例えば、図19より、グループパターン抽出部208は、基本パターン1901として「123456」のグループパターンを記憶している。そして、グループパターン抽出部208は、基本パターン1901の位相をシフトしていくことにより「345612」のグループパターンを生成することができ、さらに位相をシフトしていくことにより「456123」のグループパターンを生成することができる。この際に、グループパターン抽出部208は、最も相関値が大きい時のシフト数を検出することにより、シフト数に対応するグループを検出することができる。図19の場合には、シフト数がNの時に相関値が最大になるので、Nグループであることが検出できる。
このように、本実施の形態4によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、記憶するグループパターンは1つで良いので、グループパターンを記憶するための記憶容量を小さくすることができる。
(実施の形態5)
図20は、本発明の実施の形態5に係るグループパターン抽出部208の構成を示すブロック図である。
本実施の形態5に係るグループパターン抽出部208は、図5に示す実施の形態1に係るグループパターン抽出部208において、図20に示すように、1サブキャリア遅延部501を除き、サブキャリア遅延部2001−1〜2001−n、サブキャリア間平均部2003及び位相シフト部2005を追加し、グループパターン記憶部503の代わりにグループパターン記憶部2004を有し、複素乗算部502の代わりに複素乗算部2002−1〜2002−nを有する。なお、図20においては、図5と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明は省略する。また、マルチキャリア送信装置の構成は図1と同一であり、マルチキャリア受信装置の構成は図2と同一であるので、その説明は省略する。
サブキャリア遅延部2001−1〜2001−nは、フレームタイミング検出部207から入力した各々のマルチキャリア信号を1〜nサブキャリアまで順次遅延させて複素乗算部2002−1〜2002−nへ出力する。
複素乗算部2002−1〜2002−nは、フレームタイミング検出部207から入力したマルチキャリア信号と各サブキャリア遅延部2001−1〜2001−nから入力した1〜nサブキャリア遅延したマルチキャリア信号とを複素乗算する。これにより、複素乗算部2002−1〜2002−nは、複数のサブキャリア間の複素乗算をすることができる。そして、複素乗算部2002−1〜2002−nは、複素乗算結果をサブキャリア間平均部2003へ出力する。
サブキャリア間平均部2003は、各複素乗算部2002−1〜2002−nから入力した複素乗算結果の平均を求めて、求めた平均値を相関部504へ出力する。
グループパターン記憶部2004は、1つのグループパターンを記憶しており、サブキャリア間平均部2003から複素乗算結果の平均値が出力されるタイミングにて、記憶しているグループパターンのグループコードを位相シフト部2005へ出力する。
位相シフト部2005は、グループパターン記憶部2004から入力したグループパターンの各グループコードの位相を、所定のタイミングにて順次シフトして相関部504へ出力する。位相シフト部2005にてグループパターンの各グループコードの位相をシフトすることにより、シフトする毎に異なるグループパターンにすることができる。
相関部504は、サブキャリア間平均部2003から入力した複素乗算結果の平均値と位相シフト部2005から入力したグループコードとの相関をとって相関値を取得する。そして、相関部504は、取得した相関値をSCグループ推定部209へ出力する。なお、マルチキャリア送信装置及びマルチキャリア受信装置の動作は、上記実施の形態2及び実施の形態4と同一であるので、その説明は省略する。
このように、本実施の形態5によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、複数のサブキャリア間の複素乗算結果の平均値を用いてグループコードのグループを検出するので、グループコードのグループの検出精度を高くすることができる。また、本実施の形態5によれば、記憶するグループパターンは1つで良いので、グループパターンを記憶するための記憶容量を小さくすることができる。
なお、本実施の形態5を上記実施の形態3に適用することができる。
本発明にかかるマルチキャリア送信装置、マルチキャリア受信装置及び同期検出方法は、例えばマルチキャリアCDMA方式にて3段階セルサーチを行うのに好適である。
本発明の実施の形態1に係るマルチキャリア送信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るマルチキャリア受信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るPLCHパターン生成部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る隣接サブキャリア間相関部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るグループパターン抽出部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るパイロット信号系列を示す図 本発明の実施の形態1に係るグループコードを乗算したパイロット信号系列を示す図 本発明の実施の形態1に係るパイロット信号系列を示す図 本発明の実施の形態1に係るTCH信号系列を示す図 本発明の実施の形態1に係るフレームの構成を示す図 本発明の実施の形態1に係るパイロット信号系列とスクランブルコードとを乗算する状態を示す図 本発明の実施の形態1に係るフレームの先頭を検出する方法を示す図 本発明の実施の形態1に係るグループコードを検出する方法を示す図 本発明の実施の形態2に係るグループパターン抽出部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るグループコードを検出する方法を示す図 本発明の実施の形態3に係るグループパターン抽出部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るPLCHパターン生成部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るグループパターン抽出部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るグループコードを検出する方法を示す図 本発明の実施の形態5に係るグループパターン抽出部の構成を示すブロック図 従来のセルサーチ方法を示す図
符号の説明
100 マルチキャリア送信装置
101 送信データ発生部
102 符号化部
103 変調部
104 拡散部
105 PLCHパターン生成部
106 PLCH多重部
107 フレーム組み立て部
108 スクランブリング部
109 IFFT部
110 ガードインターバル挿入部

Claims (10)

  1. 周波数軸上で所定の数の連続するサブキャリアに同一のパイロット信号を配置するパイロットパターンを生成するパターン生成手段と、
    前記パターン生成手段にて生成されたパイロットパターンのパイロット信号が時間軸上の先頭に配置されるようにフレームを組み立てるフレーム組み立て手段と、
    前記同一のパイロット信号には同一のスクランブルコードを用いて前記フレーム組み立て手段にて組み立てられたフレームの送信信号をスクランブルするスクランブル手段と、
    前記スクランブル手段にてスクランブルされた前記送信信号を周波数分割多重して各パイロット信号を前記サブキャリアに各々割り当ててマルチキャリア信号を生成するマルチキャリア信号生成手段と、
    前記マルチキャリア信号生成手段にて生成されたマルチキャリア信号を送信する送信手段と、
    を具備するマルチキャリア送信装置。
  2. 前記パターン生成手段は、前記スクランブルコードが属するグループを特定するグループコードを乗算した一対のパイロット信号と前記グループコードが乗算されていない一対のパイロット信号とが前記連続するサブキャリアに配置される前記パイロットパターンを生成する請求項1記載のマルチキャリア送信装置。
  3. 前記パターン生成手段は、1つのコードパターンの位相をシフトして異なるコードパターンを生成するとともに生成した前記コードパターンの前記グループコードを前記パイロット信号に乗算し、
    前記スクランブル手段は、1つのコードパターンの位相をシフトして異なるコードパターンを生成するとともに生成した前記コードパターンの前記グループコードを用いて前記パイロット信号及び送信チャネルの信号をスクランブルする請求項2記載のマルチキャリア送信装置。
  4. 周波数軸上で所定の数だけ連続するサブキャリアに同一のパイロット信号を配置するパイロットパターンのパイロット信号が時間軸上の先頭に配置されたフレームを有するマルチキャリア信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段にて受信した前記マルチキャリア信号の隣接するサブキャリア間の相関をとる第一相関手段と、
    前記第一相関手段の最大相関値に基づいてフレームの先頭を検出するフレームタイミング検出手段と、
    を具備するマルチキャリア受信装置。
  5. 前記スクランブルコードが属するグループを特定するグループコードを乗算した一対のパイロット信号と前記グループコードが乗算されていない一対のパイロット信号とが前記連続するサブキャリアに配置される前記マルチキャリア信号のサブキャリア間で複素乗算を行う複素乗算手段と、
    前記複素乗算手段にて複素乗算した結果と既知の前記グループコードとの相関をとる第二相関手段と、
    前記第二相関手段の最大相関値に基づいて前記グループを推定するグループ推定手段と、
    前記グループ推定手段にて推定されたグループに属する前記スクランブルコードを同定する同定手段と、
    前記同定手段にて同定されたスクランブルコードにてデスクランブルするデスクランブル手段と、
    を具備する請求項4記載のマルチキャリア受信装置。
  6. 前記第二相関手段は、隣接するサブキャリア間の前記複素乗算した結果と既知の前記グループコードとの相関をとる請求項5記載のマルチキャリア受信装置。
  7. 前記第二相関手段は、複数のサブキャリア間の複素乗算した結果を平均した平均値と既知の前記グループコードとの相関をとる請求項5記載のマルチキャリア受信装置。
  8. 前記第二相関手段は、サブキャリア間隔が大きいほど重み付けを小さくした前記平均値と既知の前記グループコードとの相関をとる請求項7記載のマルチキャリア受信装置。
  9. 前記第二相関手段は、1つのコードパターンの位相をシフトして異なるコードパターンを生成するとともに生成した前記コードパターンの前記グループコードと前記複素乗算結果との相関をとる請求項5から請求項8のいずれかに記載のマルチキャリア受信装置。
  10. 周波数軸上で所定の数の連続するサブキャリアに同一のパイロット信号を配置するパイロットパターンを生成するステップと、
    生成された前記パイロットパターンのパイロット信号が時間軸上の先頭に配置されるようにフレームを組み立てるステップと、
    前記同一のパイロット信号には同一のスクランブルコードを用いて前記フレームを有する送信信号をスクランブルするステップと、
    スクランブルされた前記送信信号を周波数分割多重して前記パイロット信号を前記サブキャリアに各々割り当ててマルチキャリア信号を生成するステップと、
    送信装置が前記マルチキャリア信号を送信するステップと、
    受信装置が前記マルチキャリア信号を受信するステップと、
    受信した前記マルチキャリア信号の隣接するサブキャリア間の相関をとるステップと、
    前記相関の最大値に基づいてフレームの先頭を検出するステップと、
    を具備する同期検出方法。
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