JP2005149665A - 光磁気ヘッドおよび光磁気ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 渦電流による発熱を抑えて放熱性を高めることができる光磁気ヘッドを提供する。
【解決手段】 ディスクに光スポットを形成するレンズ11bと、このレンズ11bとディスクとの間に位置する磁界発生用のコイル2とを備えている光磁気ヘッドであって、コイル2の巻線20bには、このコイル2で発生した熱が伝わる熱伝導体5が接続されており、かつ、熱伝導体5は、コイル2の径方向外側へと伸長するように設けられていることを特徴としている。
【選択図】 図5
【解決手段】 ディスクに光スポットを形成するレンズ11bと、このレンズ11bとディスクとの間に位置する磁界発生用のコイル2とを備えている光磁気ヘッドであって、コイル2の巻線20bには、このコイル2で発生した熱が伝わる熱伝導体5が接続されており、かつ、熱伝導体5は、コイル2の径方向外側へと伸長するように設けられていることを特徴としている。
【選択図】 図5
Description
本発明は、光磁気ディスクへのデータの記録・再生を行なうのに用いられる光磁気ヘッド、およびそのような光磁気ヘッドを備えた光磁気ディスク装置に関する。
磁界変調記録方式の光磁気ヘッドには、たとえば特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示された光磁気ヘッドは、ディスクにレーザスポットを形成するレンズ、このレンズとディスクとの間に位置する磁界発生用のコイル、コイルとレンズとの間に位置する磁性体を備えている。上記コイルに電流を流すと、このコイルは発熱する。このようなコイルから発生する熱の放熱性を高めるために、特許文献1に所載の構成では、コイルの外周を囲うように放熱体が設けられている。これによれば、ディスクの回転に伴い発生する空気流によって放熱体を冷却し、放熱性を高めることができる。
特開2003−51144号公報
しかしながら、上記従来の構成では、次に述べるように、放熱性を高める上で未だ充分とはいえない場合があった。
磁界変調記録方式においては、たとえば50MHzといった高周波電流が磁界発生用のコイルに流れる。このようなコイルで発生した磁界は、その分布範囲が磁性体によって偏向され、ディスクの方向に効率良く作用する。このとき、コイルと放熱体との間隔(コイルの外周から放熱体の内周までのコイルの径方向に沿う距離)が小さいほど放熱体を貫く磁束が大となり、そのような磁束の方向が変化するのに伴って放熱体に渦電流が発生しやすくなる。この渦電流は、熱となって放熱体の温度を上昇させ、放熱体の特性(放熱性)を低下させてしまう。
このような渦電流による発熱を抑えるには、放熱体を貫く磁束がなくなるように、コイルと放熱体との間隔をある程度大きくしてやればよい。ところが、コイルと放熱体との間隔が大きくなると、コイルで発生した熱が放熱体へと伝わりにくくなり、レンズの方へと伝わる熱が多くなる。その結果、レンズの光学的特性、たとえば屈折率が熱の影響を受けて変化してしまう。したがって、渦電流による発熱を抑えて放熱性を高める上で未だ改善の余地があった。
本発明の目的は、渦電流による発熱を抑えて放熱性を高めることができる光磁気ヘッド、およびそのような光磁気ヘッドを備えた光磁気ディスク装置を提供することにある。
本発明の第1の側面によれば、ディスクに光スポットを形成するレンズと、このレンズと上記ディスクとの間に位置する磁界発生用のコイルとを備えている光磁気ヘッドであって、上記コイルの巻線には、このコイルで発生した熱が伝わる熱伝導体が接続されており、かつ、上記熱伝導体は、上記コイルの径方向外側へと伸長するように設けられていることを特徴とする、光磁気ヘッドが提供される。
好ましい実施の形態としては、上記コイルの巻線は、複数の層ごとに渦巻状のパターンをなすように設けられているとともに、上記熱伝導体は、上記コイルの中心軸を中心として放射状に複数設けられており、かつ、上記複数の熱伝導体のうち周方向に隣り合う2つは、上記レンズに最も近い上記コイルの層において、この層内の最内周を除く互いに異なる周に接続されている。
好ましい実施の形態としては、上記コイルの巻線は、複数の層ごとに渦巻状のパターンをなすように設けられているとともに、上記熱伝導体は、上記コイルの中心軸を中心として放射状に複数設けられており、かつ、上記複数の熱伝導体のうち周方向に隣り合う2つは、上記レンズに最も近い上記コイルの層において、この層内の2周以内に接続されている。
好ましい実施の形態としては、上記コイルの最外周よりも外側には、このコイルから発生した熱を受けて放散する放熱体が設けられており、この放熱体には、上記コイルの径方向に沿う側面が形成されており、かつ、上記熱伝導体の一部は、上記放熱体の側面から絶縁可能な間隔離れて設けられている。
本発明の第2の側面によれば、上記本発明の第1の側面による光磁気ヘッドを備えたことを特徴とする、光磁気ディスク装置が提供される。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかとなろう。
図1〜5は、本発明に係る光磁気ヘッドの一実施形態を示している。図1に示すように、光磁気ヘッドHは、仮想線Cを中心として光磁気ディスクDを高速回転させるスピンドルモータ(図示略)などとともに光磁気ディスク装置の内部に設けられており、光磁気ディスクDの記録層88が設けられている面(同図では光磁気ディスクDの下方側の面)に対向するように配置されている。光磁気ディスクDの記録層88の表面は、透光性を有する絶縁保護膜89によって覆われている。このような光磁気ヘッドHは、光磁気ディスクDの記録層88に対してレーザ光の照射と磁界の印加とを同一方向から行うものであり、いわゆる磁界変調記録方式によって光磁気ディスクDにデータを記録する。この光磁気ヘッドHは、キャリッジ70にレンズホルダ10および立ち上げミラー71を搭載して構成されている。レンズホルダ10には、透明な基板60、2つの対物レンズ11a,11b、磁界発生用のコイル2、磁性体3(図2、4、5参照)、放熱体4(図2、4、5参照)、熱伝導体5、および誘電体膜6が備えられている。
基板60は、たとえば対物レンズ11bと同材質のガラス製であり、レンズホルダ10に保持されている。この基板60の光磁気ディスクD側となる上面側には、コイル2、磁性体3、放熱体4、熱伝導体5、誘電体膜6が形成されている。具体的には、図2〜5によく表れているように、基板60の上面に、磁性体3、放熱体4、熱伝導体5、誘電体膜6が形成されている。磁性体3は、レーザ光が通る中空部を有し、全体的には中空円板状に形成されている。この磁性体3の上方に間隔を設けてコイル2が形成されている。放熱体4は、全体的にはコイル2および磁性体3の外周を囲うようにドーナツ状に形成されている。熱伝導体5は、コイル2の下方を通ってコイル2の外周側まで伸長するように形成されており、全体的には放射状に形成されている。誘電体膜6は、コイル2、磁性体3、放熱体4、熱伝導体5を覆うように形成されている。基板60の下面側には、一方の対物レンズ11bが形成されている。他方の対物レンズ11aは、上記一方の対物レンズ11bよりも下方に位置してレンズホルダ10に保持されている。
図1に示されているように、レンズホルダ10は、矢印Tgで示す光磁気ディスクDのトラッキング方向(径方向)に変位可能な支持手段(図示略)を介してキャリッジ70に支持されており、同方向への変位が可能である。また、このレンズホルダ10は、たとえば電磁駆動手段19の駆動力により矢印Fcで示すフォーカス方向への変位が可能とされている。このようなレンズホルダ10には、2つの対物レンズ11a,11bが上下方向に所定の間隔を設けて搭載されている。
キャリッジ70は、たとえば図示されていないボイスコイルモータの駆動力によってトラッキング方向Tgに移動自在である。このキャリッジ70の移動により、レンズホルダ10を目的のトラックの近傍に配置させるシーク動作がなされる。レーザ光は、図示されていないレーザダイオードやコリメータレンズなどを備えた固定光学部からキャリッジ70に向けて進行し、キャリッジ70に搭載された立ち上げミラー71に到達するように構成されている。立ち上げミラー71によって上方に反射されたレーザ光は、対物レンズ11a,11bに順次入射することにより集束され、これにより記録層88上にレーザスポットが形成される。上記固定光学部には、ビームスプリッタや光検出器も設けられており、記録層88によってレーザ光が反射されると、その反射光が上記光検出器で検出される。
図2〜5によく表われているように、磁界発生用のコイル2は、銅などの金属膜を所定形状にパターニングすることにより形成されたものであり、半導体プロセスにより製造することが可能である。このコイル2は、レーザ光が通る中空部を有し、その中空部を貫く中心軸L1が対物レンズ11bの光軸L2とほぼ一致するように設けられている。コイル2の中空部を形成する内径は、たとえば100μm程度、コイル2全体の外径は200μm程度である。図3〜5によく表われているように、コイル2は、中心軸L1の方向に重なる2つの層を有する。これらの各層には、渦巻状のパターンをなすように巻線20a,20bが形成されている。以下、光磁気ディスクDに近い方の巻線20aを「第1層の巻線」と称し、対物レンズ11bに近い方の巻線20bを「第2層の巻線」と称する。図2においては、第1層の巻線20aを省略している。第1および第2層の巻線20a,20bは、それぞれ最外周の先端部分が誘電体膜6の側縁部まで引き出されており、コイル2への電力供給用の端子として形成されている(図2には、第2層の巻線20bの最外周先端部分20cが示されている)。また、第1および第2層の巻線20a,20bは、互いに最内周の先端部分が電気的に導通するように接続されている(図示略)。
磁性体3は、ニッケル、鉄、あるいはコバルトなどを主成分とする合金からなり、比較的高い飽和磁束密度を有している。この磁性体3は、半導体プロセスにより製造することが可能である。このような磁性体3は、コイル2によってつくられた磁界の分布範囲を偏らせ、その磁界を光磁気ディスクDの方向に効率良く作用させるためのものである。磁性体3は、図2によく表われているように、コイル2の周方向に所定の間隔をあけて複数形成されており、その間隔を形成する各磁性体3の側面30aは、コイル2の径方向にほぼ沿うように形成されている。このような各磁性体3は、たとえばμm単位の膜厚からなる。上記側面30aを含む各磁性体3の外表面は、誘電体膜6によって覆われている。隣り合う2つの磁性体3の側面30aの間には、誘電体膜6が介在しつつ熱伝導体5が通り抜けるように設けられている。なお、コイルによってつくられる磁界が光磁気ディスクに対して所望とする強さで直接作用すれば、磁性体は特になくてもよい。
放熱体4は、誘電体膜6よりも熱伝導率が高い、銅、銀、あるいは金などの金属からなる。この放熱体4は、半導体プロセスにより製造することが可能である。放熱体4は、コイル2や磁性体3において発生した熱を放熱する機能に加え、熱伝導体5から伝えられる熱をも放熱する機能をもつ。放熱体4は、図2によく表われているように、コイル2の周方向に所定の間隔をあけて複数形成されており、コイル2や磁性体3の外周よりも外側に位置する。コイル2の周方向に所定の間隔を形成する各放熱体4の側面40aは、コイル2の径方向にほぼ沿うように形成されている。光磁気ディスクDに対向する各放熱体4の上面40bは、光磁気ディスクDに対してできる限り近い位置に形成されている(図4参照)。このような各放熱体4は、コイル2や磁性体3の厚みよりも大きな厚みを有しており、上記側面40aおよび上面40bを含む各放熱体4の外表面は、誘電体膜6によって覆われている。隣り合う2つの放熱体4の側面40aの間には、誘電体膜6が介在しつつ熱伝導体5が通り抜けるように設けられている。このような放熱体4は、図2および図4に示すように、コイル2の外周から間隔T1離れている。この間隔T1は、コイル2でつくられる磁界の作用を放熱体4がほとんど受けないような距離、つまり放熱体4を貫く磁束が磁性体3に比べて相当少なくなるような距離であり、たとえば100μm以上である。なお、放熱体の上面は、誘電体膜の表面から露出していてもよい。
熱伝導体5は、たとえば放熱体4と同材質の銅、銀、あるいは金などの金属製であり、半導体プロセスにより製造することが可能である。この熱伝導体5は、コイル2で発生した熱が直接伝わるように設けられている。図2、3および図5によく表われているように、熱伝導体5は、コイル2の中心軸L1を中心として放射状に複数設けられており、各熱伝導体5の先端部50aは、コイル2の第2層の巻線20bに接続されている。具体的には、全ての熱伝導体5の先端部50aは、第2層の巻線20bの最内周から数えて2周目に接続されている。各熱伝導体5の中間部50bは、第2層の巻線20bに接することなくその下方側に位置し、コイル2の周方向に隣り合う2つの磁性体3の側面30aで挟まれた間隙を通ってコイル2の径方向外側へと伸びている。各熱伝導体5の末端部50cは、コイル2の周方向に隣り合う2つの放熱体4の側面30aで挟まれた間隙に位置している。このような熱伝導体5の末端部50cは、中間部50bよりも厚みがあり、放熱体4と同程度の厚みを有するように形成されている。また、熱伝導体5の末端部50cにおいて、放熱体4の側面40aに対向する面は、その側面40aと略同一形状となるように形成されている。第2層の巻線20bに接続された熱伝導体5の先端部50aの一部を除き、熱伝導体5の外表面は、誘電体膜6によって覆われている。このような熱伝導体5は、図2に示すように、磁性体3および放熱体4の側面30a,40aから間隔T2離れている。この間隔T2は、磁性体3や放熱体4に対して熱伝導体5が電気的に短絡することのない距離であるとともに、熱伝導体5の末端部50cから誘電体膜6を介して放熱体4へと熱が効率良く伝わるのに適した距離であり、たとえば10μm程度である。
誘電体膜6は、透光性を有する酸化アルミニウムあるいは酸化珪素などの誘電物質からなり、半導体プロセスにより製造することが可能である。コイル2、磁性体3、および放熱体4は、これらの間に誘電体膜6が介在することにより互いに絶縁されている。熱伝導体5の中間部50bとコイル2や磁性体3との間、また、熱伝導体5の末端部50cと放熱体4との間にも誘電体膜6が介在することにより、コイル2、磁性体3、および放熱体4の各々に対して熱伝導体5が絶縁されている。このような誘電体膜6の屈折率は、好ましくは基板60や対物レンズ11bの屈折率と略同一とされている。
次に、光磁気ヘッドHの作用について説明する。
光磁気ヘッドHを磁界変調記録方式により動作させて光磁気ディスクDにデータを書き込む際には、光磁気ディスクDを回転させながら、記録層88における目的のトラック上にレーザ光を連続的に照射し、記録層88の所定の磁性体をキュリー温度まで上昇させる。このとき、コイル2には、たとえば20MHz以上の高周波電流を流して磁束の方向を切り替える。これにより、記録層88を構成する磁性体の磁化の向きを制御する。
上記レーザ光は、対物レンズ11bからコイル2の中空部を通って光磁気ディスクDの記録層88へと収束するように導かれる。このとき、レーザ光は、コイル2における第2層の巻線20bの最内周近傍を通る。第2層の巻線20bにおいては、その最内周から2周目に熱伝導体5の先端部50aが接続されているため、レーザ光の一部が熱伝導体5の先端部50aによって遮られることはない。これにより、コイル2としては、レーザ光に適した理想的な大きさの中空部を有し、所望とする強さの磁界を発生しつつもできる限り内外径の小さなものとすることができる。また、対物レンズ11bとしては、コイル2の中空部に対してレーザ光の入射角をできる限り大きくとることができ、開口数の比較的大きなものとすることができる。この開口数が大きくなると、記録層88に形成されるレーザスポットの径が小さくなるため、データをより高密度に記録することができる。
電気的には、上記コイル2に高周波電流が流れる場合、隣り合う2つの熱伝導体5とそれらの間に位置する放熱体4とが電流の通路になりうる。しかしながら、隣り合う2つの熱伝導体5がコイル2の同一周(第2層の巻線20bの最内周から数えて2周目)に接続されているため、これら2つの熱伝導体5には、電位差がほとんど生じない。また、熱伝導体5の末端部50cと放熱体4の側面40aとは、10μm程度の間隔T2をあけて離れているため、これら熱伝導体5と放熱体4との間に誘電分極が生じにくい。これにより、隣り合う2つの熱伝導体5とその間の放熱体4とによってコンデンサ回路が形成されることはない。
上記コイル2によってつくられる磁界は、その分布範囲が磁性体3によって偏向されることにより、光磁気ディスクDの方向に効率良く作用する。このとき、磁性体3を磁束が貫く。一方、放熱体4や熱伝導体5には、磁性体3に比べてわずかな磁束しか通らない。特に、放熱体4や熱伝導体5の末端部50cは、磁界の作用をほとんど受けないよう十分な間隔T1をもってコイル2から離れているため、磁束を通さない点において効果が高い。このような磁束の方向が変化することにより、磁性体3においては、磁束をうち消すように渦電流が発生する。この渦電流は、熱となって磁性体3の温度を上昇させる。その一方、放熱体4や熱伝導体5においては、これらを貫く磁束が比較的少なく、渦電流による発熱もほとんどない。そのため、放熱体4や熱伝導体5は、それ自体の渦電流によって温度が上昇することはない。
一方、高周波電流の通電に伴いコイル2で発生したほとんどの熱は、第2層の巻線20bに接続された熱伝導体5に直接伝わる。コイル2で発生した一部の熱については、コイル2の外周から誘電体膜6を介して放熱体4に伝わる。また、磁性体3において渦電流により発生した熱は、誘電体膜6を介して熱伝導体5に伝わる。さらに熱伝導体5が受けた熱は、熱伝導体5の末端部50cから誘電体膜6を介して放熱体4の側面40aへと伝わる。このような末端部50cと側面40aとは、同一形状で互いに対向しているため、熱伝導体5から放熱体4へと効率良く熱が伝わっていく。このとき、放熱体4と光磁気ディスクDとの間には、光磁気ディスクDの回転に伴って高速空気流が発生している。放熱体4の上面40bは、誘電体膜6の一部によって覆われつつも光磁気ディスクDに対してできる限り近い位置にあるため、上記高速空気流によって積極的に冷却される。したがって、最終的に放熱体4が受けた熱は、放熱体4の上面40b側へと速やかに移動し、この放熱体4の上面40bから外部(空気中)へと効率良く逃がされる。これにより、対物レンズ11bや基板60には、熱が伝わりにくい。
このように、放熱体4においては、渦電流によって発生する熱がほとんどなく、コイル2で発生した熱については、その大半が熱伝導体5を通じて放熱体4へと導かれ、最終的には放熱体4の上面40bから放散される。そのため、放熱体4における渦電流の発熱が抑えられ、その分、放熱体4による放熱効果を高めることができる。また、放熱体4だけでなく熱伝導体5によってもコイル2の周辺における熱が効率良く排除されるため、対物レンズ11bや基板60に対する熱の作用が軽減する。その結果、対物レンズ11bや基板60の光学的特性、たとえば屈折率が熱の影響から変化してしまうといったおそれがなくなる。これにより、光磁気ディスクDの記録層88上には、適正な位置・大きさのレーザスポットを形成することができ、ひいてはデータの記録密度を高めることができる。
図6〜9は、本発明に係る光磁気ヘッドの他の実施形態を示している。これらの図において、上記実施形態の光磁気ヘッドと同一または類似の要素には、上記実施形態と同一符号を付している。
図6に示す構成においては、全ての熱伝導体5の先端部50aは、第2層の巻線20bの最内周に接続されている。このような構成によれば、コイル2の中空部にこもった熱が熱伝導体5へと速やかに伝わりやすく、放熱効果をより高めることができる。
図7および図8に示す構成においては、全ての熱伝導体5の先端部50aは、第2層の巻線20bの最外周に接続されている。図8によく表れているように、熱伝導体5には、コイル2と上下に重なる部分がなく、第2層の巻線20bと同一層に各熱伝導体5の先端部50aおよび中間部50bが形成されている。そのため、磁性体3は、図7によく表れているように、中空円板状の単一体として形成されている。ここで、第1および第2層の巻線20a,20bの最外周は、その長さに応じて電気抵抗が最も大きくなる部分であり、発熱量が最も多い部分でもある。
このような構成によれば、最も多くの熱を発生するコイル2の最外周に熱伝導体5が接続されているため、そのような熱が熱伝導体5を通じて速やかに逃がされることとなり、これによっても放熱効果をより高めることができる。また、半導体製造プロセスにおいては、コイル2と熱伝導体5との材質を同一とすることにより、コイルの一つの層(図7および図8の実施形態では第2層)と熱伝導体5の先端部50aおよび中間部50bとを同時に形成することができ、これによりコストダウンや歩留まりの向上を図ることができる。
図9に示す構成においては、コイル2の周方向に隣り合う2つの熱伝導体5は、それぞれ先端部50aが第2層の巻線20bの互いに異なる周に接続されている。また、隣り合う2つの熱伝導体5は、第2層の巻線20bの2周以内に接続されている。ただし、第2層の巻線20bの最内周には、いずれの熱伝導体5も接続されていない。
このような構成によれば、隣り合う2つの熱伝導体5に対しては、第2層の巻線20bの全長のうち2周以内の長さが電気抵抗となりうる。しかしながら、その程度の長さであれば、隣り合う2つの熱伝導体5に生じる電位差については許容範囲内で無視することができる。したがって、このような構成によっても、隣り合う2つの熱伝導体5とその間の放熱体4とによってコンデンサ回路が形成されることを防ぐことができる。
なお、本発明の内容は、上述の実施形態に限定されない。本発明に係る光磁気ヘッドの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
たとえば、本発明に係る光磁気ヘッドは、光磁気ディスクに対して微小間隔を隔てて浮上するスライダを備え、かつこのスライダにコイルを設けたタイプの光磁気ヘッドとして構成することもできる。コイル、磁性体、放熱体、熱伝導体、誘電体膜は、半導体製造プロセスにより薄膜形成すれば、その製造が容易であるが、これに限定されない。
(付記1) ディスクに光スポットを形成するレンズと、このレンズと上記ディスクとの間に位置する磁界発生用のコイルとを備えている光磁気ヘッドであって、
上記コイルの巻線には、このコイルで発生した熱が伝わる熱伝導体が接続されており、かつ、
上記熱伝導体は、上記コイルの径方向外側へと伸長するように設けられていることを特徴とする、光磁気ヘッド。
(付記2) 上記熱伝導体は、上記コイルの最内周を形成する巻線に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記3) 上記熱伝導体は、上記コイルの最外周を形成する巻線に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記4) 上記熱伝導体は、上記コイルの最内周から数えて2周目を形成する巻線に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記5) 上記コイルの巻線は、複数の層ごとに渦巻状のパターンをなすように設けられているとともに、上記熱伝導体は、上記コイルの中心軸を中心として放射状に複数設けられており、かつ、上記複数の熱伝導体のうち周方向に隣り合う2つは、上記レンズに最も近い上記コイルの層において、この層内の最内周を除く互いに異なる周に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記6) 上記コイルの巻線は、複数の層ごとに渦巻状のパターンをなすように設けられているとともに、上記熱伝導体は、上記コイルの中心軸を中心として放射状に複数設けられており、かつ、上記複数の熱伝導体のうち周方向に隣り合う2つは、上記レンズに最も近い上記コイルの層において、この層内の2周以内に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記7) 上記コイルの最外周よりも外側には、このコイルから発生した熱を受けて放散する放熱体が設けられており、この放熱体には、上記コイルの径方向に沿う側面が形成されており、かつ、上記熱伝導体の一部は、上記放熱体の側面から絶縁可能な間隔離れて設けられている、付記1ないし6のいずれかに記載の光磁気ヘッド。
(付記8) 上記放熱体の側面から絶縁可能な間隔離れた上記熱伝導体の一部は、この放熱体の側面と同形状で対向する面を有するように形成されている、付記7に記載の光磁気ヘッド。
(付記9) 上記コイルと上記レンズとの間には、磁性体が設けられており、この磁性体には、上記コイルの径方向に沿う側面が形成されており、かつ、上記熱伝導体の一部は、上記磁性体の側面から絶縁可能な間隔離れて設けられている、付記1ないし8のいずれかに記載の光磁気ヘッド。
(付記10) 付記1ないし9のいずれかに記載の光磁気ヘッドを備えたことを特徴とする、光磁気ディスク装置。
上記コイルの巻線には、このコイルで発生した熱が伝わる熱伝導体が接続されており、かつ、
上記熱伝導体は、上記コイルの径方向外側へと伸長するように設けられていることを特徴とする、光磁気ヘッド。
(付記2) 上記熱伝導体は、上記コイルの最内周を形成する巻線に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記3) 上記熱伝導体は、上記コイルの最外周を形成する巻線に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記4) 上記熱伝導体は、上記コイルの最内周から数えて2周目を形成する巻線に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記5) 上記コイルの巻線は、複数の層ごとに渦巻状のパターンをなすように設けられているとともに、上記熱伝導体は、上記コイルの中心軸を中心として放射状に複数設けられており、かつ、上記複数の熱伝導体のうち周方向に隣り合う2つは、上記レンズに最も近い上記コイルの層において、この層内の最内周を除く互いに異なる周に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記6) 上記コイルの巻線は、複数の層ごとに渦巻状のパターンをなすように設けられているとともに、上記熱伝導体は、上記コイルの中心軸を中心として放射状に複数設けられており、かつ、上記複数の熱伝導体のうち周方向に隣り合う2つは、上記レンズに最も近い上記コイルの層において、この層内の2周以内に接続されている、付記1に記載の光磁気ヘッド。
(付記7) 上記コイルの最外周よりも外側には、このコイルから発生した熱を受けて放散する放熱体が設けられており、この放熱体には、上記コイルの径方向に沿う側面が形成されており、かつ、上記熱伝導体の一部は、上記放熱体の側面から絶縁可能な間隔離れて設けられている、付記1ないし6のいずれかに記載の光磁気ヘッド。
(付記8) 上記放熱体の側面から絶縁可能な間隔離れた上記熱伝導体の一部は、この放熱体の側面と同形状で対向する面を有するように形成されている、付記7に記載の光磁気ヘッド。
(付記9) 上記コイルと上記レンズとの間には、磁性体が設けられており、この磁性体には、上記コイルの径方向に沿う側面が形成されており、かつ、上記熱伝導体の一部は、上記磁性体の側面から絶縁可能な間隔離れて設けられている、付記1ないし8のいずれかに記載の光磁気ヘッド。
(付記10) 付記1ないし9のいずれかに記載の光磁気ヘッドを備えたことを特徴とする、光磁気ディスク装置。
H 光磁気ヘッド
D 光磁気ディスク
11a,11b 対物レンズ
2 コイル
20a,20b コイルの巻線
3 磁性体
30a 磁性体の側面
4 放熱体
40a 放熱体の側面
5 熱伝導体
50c 熱伝導体の末端部
L1 コイルの中心軸
D 光磁気ディスク
11a,11b 対物レンズ
2 コイル
20a,20b コイルの巻線
3 磁性体
30a 磁性体の側面
4 放熱体
40a 放熱体の側面
5 熱伝導体
50c 熱伝導体の末端部
L1 コイルの中心軸
Claims (5)
- ディスクに光スポットを形成するレンズと、このレンズと上記ディスクとの間に位置する磁界発生用のコイルとを備えている光磁気ヘッドであって、
上記コイルの巻線には、このコイルで発生した熱が伝わる熱伝導体が接続されており、かつ、
上記熱伝導体は、上記コイルの径方向外側へと伸長するように設けられていることを特徴とする、光磁気ヘッド。 - 上記コイルの巻線は、複数の層ごとに渦巻状のパターンをなすように設けられているとともに、上記熱伝導体は、上記コイルの中心軸を中心として放射状に複数設けられており、かつ、上記複数の熱伝導体のうち周方向に隣り合う2つは、上記レンズに最も近い上記コイルの層において、この層内の最内周を除く互いに異なる周に接続されている、請求項1に記載の光磁気ヘッド。
- 上記コイルの巻線は、複数の層ごとに渦巻状のパターンをなすように設けられているとともに、上記熱伝導体は、上記コイルの中心軸を中心として放射状に複数設けられており、かつ、上記複数の熱伝導体のうち周方向に隣り合う2つは、上記レンズに最も近い上記コイルの層において、この層内の2周以内に接続されている、請求項1に記載の光磁気ヘッド。
- 上記コイルの最外周よりも外側には、このコイルから発生した熱を受けて放散する放熱体が設けられており、この放熱体には、上記コイルの径方向に沿う側面が形成されており、かつ、上記熱伝導体の一部は、上記放熱体の側面から絶縁可能な間隔離れて設けられている、請求項1ないし3のいずれかに記載の光磁気ヘッド。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の光磁気ヘッドを備えたことを特徴とする、光磁気ディスク装置。
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