JP2005144921A - 画像形成装置 - Google Patents

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弘樹 一瀬
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Abstract

【課題】 メンテナンス頻度を飛躍的に減少させ、極力無駄なメンテナンスを行わなくても、画像品質が維持でき、使用者の利益を損なわない画像形成装置を提供する。
【解決手段】 印字ヘッド104〜108を印刷媒体103の移動方向102に対して、垂直に駆動させる駆動モータ114と、駆動手段114による搬送ベルト115の駆動方向101に対して着脱可能な少なくとも2つ以上の印字ヘッドと、使用者の画像形成パターンに応じて使用するノズルまたは印字ヘッドを選択する選択手段を有し、画像形成実行時に未使用となる印字ヘッドに対しては、駆動手段114によるスキャニング駆動を行わないことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷ヘッドからインクを吐出して画像を形成する画像形成装置に関する。
インクジェットプリンターでは、定期的にインクを排出させることにより、記録時にインク吐出を伴わないノズルに起因するインクの吐出不良を防止している。例えばサーマルヘッド方式のインクジェットプリンターでは、インク吐出に用いられる熱エネルギーの関係でインク内部に気泡が発生し、記録ヘッド内にこの気泡が溜まると、インクが吐出不良となるなどの問題が発生する。このためこれらインクジェットプリンターでは、記録ヘッドに吸引ポンプを取り付け、ノズルからインクを吸引除去する方法が知られている。
また記録処理において、全てのノズルからインクが吐出されるとは限らないため、記録される画像により使用するノズルの頻度が異なり、稀にしか吐出がされないノズルもある。このような場合にはノズル面の乾燥に対してはインクの吸引や、予備吐出を行うことで、記録ヘッドのメンテナンスを行い、常時一定量のインク吐出が可能なように管理を行うことが一般的である。従来のインクジェットプリンターでは、前記メンテナンスは、一定間隔毎に行ったり、ジョブ毎に予備吐出を行っている。
しかし、近年のインクジェットタイプの画像形成装置では、カラー化、高速化、高画質化を目的として、多色化、多ノズル化、顔料系インクの活用が一般化されつつある。これらの方向性は、全ての前記メンテナンス実行に対して悪影響を及ぼしている。
多色化により、独立色の吐出ノズルは増加する一方で、使用者のプリンター活用方法は様々であるため、前述の稀にしか吐出されないノズルが増加し、結果としてメンテナンス頻度が増加する。
また多ノズル化により、高速化、高画質化を目指す場合でも、1色あたりのノズルの絶対量が増え、同様に稀にしか吐出されないノズルが増加する。
にじみの少ない顔料系インクの活用では、従来の染料系インクに比較して粘性が高く、溶剤の揮発による吐出不良が発生しやすいことは、それだけノズルの目詰まりの可能性が高くなり、メンテナンスの頻度を上げる要因となっている。
上記のように、カラー化、高速化、高画質化といった使用者の要求を満たすための様々な解決策は、全てメンテナンス方法をより複雑化している。最近ではインクの吐出回数をカウントし、一定回数毎に行ったり、複数ノズルを印刷パターンに応じて使い分けるなどの代案がなされている(特許文献1〜3参照)。
特開2003−118145号公報 特開2003−1842号公報 特開2002−337367号公報
しかし何れの場合も抜本的な対策にはなっておらず、予備吐出やメンテナンス時には画像形成に活用されない廃インクを増やす結果となり、使用者に経費的な負担を強いているのが実状である。
本発明では、これらのメンテナンス頻度を飛躍的に減少させ、極力無駄なメンテナンスを行わなくても、画像品質が維持でき、使用者の利益を損なわない画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明では、画像データに基づいて印刷ヘッドからインクを吐出して画像を形成する画像形成装置であって、前記印字ヘッドを印刷媒体の移動方向に対して、垂直に駆動する駆動手段と、前記駆動手段による駆動方向に対して着脱可能な少なくとも2つ以上の印字ヘッドと、使用者の画像形成パターンに応じて使用するノズルまたは印字ヘッドを選択する選択手段を有し、画像形成実行時に未使用となる印字ヘッドに対しては、前記駆動手段によるスキャニング駆動を行わないことを特徴とする。
このとき、前記駆動手段によりスキャニングしない印字ヘッドが、他の印字ヘッドと異なる色であることを特徴とする。
また、前記駆動手段によりスキャニングしない印字ヘッドが、他の印字ヘッドと同一色であることを特徴とする。
ここで、2つ以上の印字ヘッドを着脱可能とする接続手段を使用する。
更に、この接続手段として、電磁ソレノイドを採り上げる。
本発明によれば、駆動方向に対して着脱可能な2つ以上の印刷ヘッドを有する構造とし、使用者の画像形成パターンに応じて使用するノズルまたは印刷ヘッドを選択して走査させるため、印字に不必要なヘッド面のインクの増粘を防止できるとともに、不要な吸引動作や予備吐出などを大きく低減できるため、未使用インクの消耗が少なく、使用者の利益を損なわない、インクジェット作像システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図1、2を参照して説明する。
図1(a)はスタート時(待機状態)を示したものである。
矢印の101及び102は、それぞれ印字媒体送り副走査方向、印字ヘッド主走査方向を示したものであり、印字媒体103が矢印101の方向に向かって搬送される。
104から108は印字ヘッドであり、順にY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K1(ブラック第一ヘッド)、K2(ブラック第二ヘッド)を示す。本実施例では、Y〜Cまでをカラーヘッドケース112に固定されている状態とする。
またK1ヘッド107は、駆動モータ114と搬送ベルト115により直接駆動されるが、カラーヘッドケース112またはK2ヘッド108は、直接搬送ベルト115に接続されておらず、接続部110及び接続部111によりK1ヘッドに接続されることにより、間接的に搬送ベルト115に駆動される。接続部110及び接続部111は例えば電磁ソレノイドなどにより固定される。このため、接続部110及び接続部111の状態により、それぞれが結合し、一体的に駆動されることになる。
画像形成シーケンスに入ると、まずカラー画像であるか否かの選択を行う(ステップ202)。カラー画像が選択されると、デフォルト状態では、K1ヘッド107とカラーヘッドケース112が接続部110によって接続されているため、そのまま画像形成を行う。印刷媒体103が印字部に到達すると、図1(b)に示すように、制御信号に従ってY〜K1までのヘッドが印字を開始する(ステップ203)。このとき、画像形成に使用されないK2ヘッド108は、待避スペースにて保温キャップ113によりキャッピングされているため、大気にさらされることがなく、印字面が乾燥することはない。
次にモノクロ印刷選択(ステップ202)を行った場合、高速印字を行うか否かの判定を行う(ステップ208)。
K2ヘッド108はK1ヘッド107に対して1/2ノズル分オフセットされており、一度のスキャンによって、高密度印刷ができるため、高速に高画質を得られるものとする。通常K1ヘッド107は、カラーヘッドケース112とジョイントして待機状態にあるが、モノクロ高速印字を使用者が選択した場合、一旦接続部110の接続を開放して、駆動モータ111によって、K2ヘッド108のある左待機場所まで搬送がされる(ステップ209)。K2ヘッド108にはカラーヘッドケース112と同様に接続部111が設けられており、K1ヘッドが左待避所まで移動した段階で、接続を行う(ステップ210)。
このようにして、図1(c)に示すように、K1ヘッド107と、K2ヘッド108が一体化され、ここでモノクロパターンの画像形成を行う。このときはカラー印刷用のカラーヘッドケース112は待避場所にあり、保湿用キャップ116によりキャッピングが施されているため、乾燥を防ぐことができる。
画像形成が完了すると、逆の手順で一旦キャリッジが左端部に移動し(ステップ211)、K2ヘッド108を切り離して(ステップ212)、右の待避場所に移動する(ステップ204)。
次にモノクロの標準スピードを選択した場合(ステップ208)、カラーヘッドケース112も、K2ヘッド108も接続しない状態で、図1(b)に示すように、K1ヘッド107のみを駆動するだけで印刷が可能である。通常はK1ヘッド107とカラーヘッドケース112が接続部110によって接続されているため、一旦接続をカットし(ステップ214)、その後画像形成を行う。
以上の形態を採ることで、駆動方向に対して着脱可能な2つ以上の印刷ヘッドを有する構造とし、使用者の画像形成パターンに応じて使用するノズルまたは印刷ヘッドを選択して走査させるため、印字に不必要なヘッド面のインクの増粘を防止できるとともに、不要な吸引動作や予備吐出などを大きく低減できるため、未使用インクの消耗が少なく、使用者の利益を損なわない、インクジェット作像システムを提供することができる。
上記内容は、本発明の一例であり、本発明の要旨を変更しない範囲において種々変更可能である。例えば、モノクロ/単色カラー/カラー専用機である場合でも、印字ヘッド毎に接続と切り離しを用途に応じて活用すれば、未使用ヘッドの乾燥を防ぐことができる。
また、従来技術であるカラーの多色化(例えば6色ヘッドなど)の場合や、高速化(同一色の複数ヘッド化)などにも展開が可能である。
本実施形態の画像形成装置の概略図であり、スタート時(待機状態)(a)と、Y〜K1のヘッドが印字を行うとき(b)と、K1とK2のヘッドが接続されたとき(c)の3状態を表したものである。 本実施形態の画像形成のフローチャートである。
符号の説明
101 印字媒体送り副走査方向
102 印字ヘッド主走査方向
103 印字媒体
104〜108 印字ヘッド
110、111 接続部
112 カラーヘッドケース
113、116 保湿キャップ
114 駆動モータ
115 搬送ベルト

Claims (5)

  1. 画像データに基づいて印刷ヘッドからインクを吐出して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記印字ヘッドを印刷媒体の移動方向に対して、垂直に駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段による駆動方向に対して着脱可能な少なくとも2つ以上の印字ヘッドと、
    使用者の画像形成パターンに応じて使用するノズルまたは印字ヘッドを選択する選択手段を有し、
    画像形成実行時に未使用となる印字ヘッドに対しては、前記駆動手段によるスキャニング駆動を行わないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記駆動手段によりスキャニングしない印字ヘッドが、他の印字ヘッドと異なる色であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記駆動手段によりスキャニングしない印字ヘッドが、他の印字ヘッドと同一色であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置であって、
    2つ以上の印字ヘッドを着脱可能とする接続手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置であって、
    前記接続手段は、電磁ソレノイドであることを特徴とする画像形成装置。
JP2003387470A 2003-11-18 2003-11-18 画像形成装置 Withdrawn JP2005144921A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100786995B1 (ko) 2005-11-22 2007-12-20 삼성전자주식회사 잉크젯 인쇄장치
JP2013233671A (ja) * 2012-05-07 2013-11-21 Toshiba Tec Corp インクジェットプリンタ

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