JP2005138317A - 吐出回復装置及びインクジェット記録装置 - Google Patents

吐出回復装置及びインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【目的】記録ヘッドの吐出口面を払拭するために往復移動するワイパーに付着したインクをワイパークリーナにより除去するに際し、該ワイパークリーナのクリーニング性能を低下させることなく、ワイパーが復方向に移動するときのインク飛散を確実に防止する。
【構成】ワイパー4が移動しながら接触することで該ワイパーに付着したインクを除去するためのワイパークリーナ50は、回動可能に保持され、ワイパー4が往方向に移動するときには係止部52aに突き当てられて回動を阻止されることで該ワイパー4と摺擦し、ワイパー4が復方向に移動するときにはワイパーホルダ19の一部が当接することで回動させられることにより、ワイパー4と非接触又は概ね非接触な状態される。
【選択図】 図14

Description

本発明は、記録媒体にインクを吐出して記録を行う記録ヘッドのインク吐出性能を維持回復するための吐出回復装置及び該吐出回復装置を用いるインクジェット記録装置に関する。
記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置においては、微細の吐出口からインクを吐出することから、記録ヘッドの吐出口(ノズル開口端)からのインク揮発成分の蒸発によって、インクの増粘現象、インクの染料濃度上昇、インクの固着などによる吐出口の目詰まりが発生することがある。また、長期間の放置により、記録ヘッドの液室内に気泡が発生することがある。気泡が発生すると、インクの正常な供給動作が妨げられ、最悪の場合にはヘッドにインクが流れず、記録動作に大きな支障をきたすことがある。
このような不具合を防止するために、記録ヘッドの目詰まりを解消することでインク吐出性能を維持回復する吐出回復装置が使用されている。この吐出回復装置における回復手段としては、例えば、記録ヘッドの吐出口面をキャップで覆うためのキャッピング手段、吐出口をキャッピングした状態でキャップ内空間を負圧状態にすることにより吐出口からインクを吸引する吸引手段、記録ヘッドの吐出口面に付着したインク等の異物をワイパーで拭き取るワイピング手段(払拭手段)、さらには、前記ワイパーに転移付着したインク等の異物を除去するワイパークリーニング手段(ワイパークリーナ)などが使用されている。
このようなインクジェット記録装置では、一般に、記録ヘッドを搭載したキャリッジの移動を利用して吐出口面のワイピング動作を行うように構成されている。つまり、ワイパーの出し入れ機構(ワイパーを吐出口面に対して進入、退避させる機構)を設け、必要なときだけワイパーを突出させた状態にしてキャリッジを移動させることにより、吐出口面を吐出口列と交差する方向からワイピング(横拭き)するように構成されている。この場合、ワイパーを退避させた状態では、ワイパーと吐出口面とは非接触状態であるので、記録中(印刷中)の記録ヘッドの走査移動を妨げることはない。このようなキャリッジの移動を利用するワイピング方法によれば、比較的簡単な構造でワイピング手段を構成することができる。
しかしながら、記録ヘッドの走査方向(キャリッジ移動方向)に複数のインク色に対応する複数本の吐出口列が横並びに配置された記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置においては、前述の「横拭き」ワイピング手段を使用する場合、各色の吐出口列を順番に拭いていくことになるので、先に拭き取ったインクを後の吐出口列に押し込んでしまい、各吐出口列でインクの混色という不都合が発生しやすくなる。そこで、吐出口列に平行にブレードを動かす「縦拭き」ワイピング手段を使用することにより上記混色を防ぐようにしたものがある。しかし、この「縦拭き」ワイピングにおいても、ワイパーがインクで汚れたままでは、吐出口面を確実にクリーニングすることは困難である。そのため、ワイパーのクリーニング性能を維持するため、吐出口面をクリーニングした後にワイパーに付着したインクをワイパークリーナ(例えばモールドのエッジ)によって掻き落とすようなワイパークリーニング手段を設けることが実施されている。
しかしながら、このようなワイパークリーナを設ける構成では、ワイパーがワイパークリーナを通過する際に、ワイパーの弾性撓み及びその復元動作により該ワイパーに付着したインクが飛び散って装置内部を汚す可能性がある。特に、上記「縦拭き」ワイピングにおけるワイパークリーナの場合には、飛散インクがキャリッジガイドやエンコーダスケール等に付着し、正常な記録動作に影響を与えるなどの不都合が生じることがあった。このような不都合の発生を防止するための手段として、例えば特開平10−291324号に、ワイパークリーナを一方向に回動可能に支持し、ワイパーをクリーニングするときにはワイパークリーナを固定し、ワイパーの復動作では該ワイパーの運動エネルギーを利用してワイパークリーナを回動させる構成が提案されている。
特開平10−291324号
しかしながら、上記従来技術においては、ワイパークリーナを所定位置に保持するためのばね付勢力に対抗する力の分だけワイパーが撓むことになり、そのため、ワイパーがワイパークリーナから離間する瞬間の復元力によってインクが飛散する場合がある。そこで、前記ばね付勢力を極端に弱く設定したり、ばね自体を削除してワイパークリーナの自重に頼る構成にすれば、前記インクの飛散を軽減することは可能である。しかし、このような方法では、逆に、ワイパークリーナが正規の位置まで復帰しなくなるという不都合が生じることがある。近年のインクジェット記録装置においては、濃度アップや耐水性向上のために顔料インクを使用する場合が増えている。しかし、この顔料インクは染料インクよりも増粘しやすい性向を有している。
そのため、特に、顔料インクを使用する記録装置においては、顔料インクがワイパークリーナの支軸に回り込んだ場合に、ワイパークリーナの回動が阻害され、ワイパークリーナの正規位置への復帰が不十分となり、十分なワイピング性能が得られなくなるという不都合がある。これを防ぐためには、十分なばね付勢力(ばね復帰力)を確保することで、インクが固着してもワイパークリーナが安定して正規位置に戻るようにする必要がある。つまり、ワイパークリーナのばね付勢力の調整によってはワイパークリーニング時のインク飛散の問題を根本的に解決することはできず、従って、上記特開平10−291324号に記載された構成によっても、ワイパーをクリーニングする際のインク飛散を抑制することは困難であった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、記録ヘッドの吐出口面を払拭するために往復移動するワイパーに付着したインクをワイパークリーナにより除去するに際し、該ワイパークリーナのクリーニング性能を低下させることなく、ワイパーが復方向に移動するときのインク飛散を確実に防止できる吐出回復装置及びインクジェット記録装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、記録媒体へインクを吐出して記録を行う記録ヘッドの吐出口面を払拭するためのワイパーと、該ワイパーを前記吐出口面に沿って往復移動させるためのワイパー駆動手段と、前記ワイパーが移動しながら接触することで該ワイパーに付着したインクを除去するためのワイパークリーナと、を具備するインクジェット記録装置の吐出回復装置において、前記ワイパークリーナは、回動可能に保持され、前記ワイパーが往方向に移動するときには回動を阻止されることで該ワイパーと摺擦し、前記ワイパーが復方向に移動するときには回動させられて該ワイパーと非接触又は概ね非接触の状態になることを特徴とする。
また、本発明は、上記目的を達成するため、記録媒体へインクを吐出して記録を行う記録ヘッドの吐出口面を払拭するためのワイパーと、該ワイパーを前記吐出口面に沿って往復移動させるためのワイパー駆動手段と、前記ワイパーが移動しながら接触することで該ワイパーに付着したインクを除去するためのワイパークリーナと、を具備するインクジェット記録装置において、前記ワイパークリーナは、回動可能に保持され、前記ワイパーが往方向に移動するときには回動を阻止されることで該ワイパーと摺擦し、前記ワイパーが復方向に移動するときには回動させられて該ワイパーと非接触又は概ね非接触の状態になることを特徴とする。
本発明によれば、ワイパークリーナのクリーニング性能を低下させることなく、ワイパーが復方向に移動するときのインク飛散を確実に防止できる吐出回復装置及びインクジェット記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明を適用した吐出回復装置を有するインクジェット記録装置の内部構造を示す模式的斜視図であり、図2は図1中の記録ヘッドの吐出口面における複数の吐出口列の配置を図示下側から見て示す部分斜視図である。図1において、100は給紙手段であり、該給紙手段100によって給紙された記録紙等の記録媒体は、搬送ローラ101とピンチローラ102との間で挟持され、プラテン103上に送られる。このプラテン103上の記録位置では、記録ヘッド110を搭載したキャリッジ104がガイド軸105に沿って主走査方向に往復移動する。キャリッジ104の主走査移動で記録ヘッド110による1ライン分の記録が行われ、1ライン分の記録が終了すると搬送ローラ101により所定ピッチの紙送り(副走査)を行って次のラインの記録が行われる。これを繰り返すことで記録媒体全域の記録が終了すると、該記録媒体は排紙ローラ106によって装置本体外へ排出される。
図1のインクジェット記録装置は複数色のインクを用いるカラー記録装置であり、記録ヘッド110の吐出口面110aには、図2に示すように、それぞれが複数の吐出口から成る複数(4列)の吐出口列111、112、113、114がキャリッジ走査方向に平行に横並び配置で形成されている。これら4列の吐出口列は、例えば、黒インクを吐出するブラック吐出口列111、シアンインクを吐出するシアン吐出口列112、マゼンタインクを吐出するマゼンタ吐出口列113、及びイエローインクを吐出するイエロー吐出口列114で構成されている。キャリッジ104の移動範囲内であって記録媒体(記録紙等)の通紙領域を外れた記録領域外の所望位置には、記録ヘッド110のインク吐出性能を良好な状態に維持回復するための吐出回復装置(回復ユニット)1が配設されている。
図3は図1中の吐出回復装置1の模式的斜視図であり、図4は図3の吐出回復装置1の内部構造を示す模式的斜視図である。図3及び図4において、吐出回復装置1には、ベース2の垂直ガイド2aに沿って上下方向に移動可能なキャップ3と、ベース2の水平ガイド2bに沿って往復移動可能なワイパー4と、回動可能なワイパークリーナ50と、揺動可能なキャリッジロック5と、が設けられている。キャップ3は、記録ヘッド110の吐出口面110a(吐出口が形成された面)に密着されることで吐出口(吐出口列)を覆うためのものである。ワイパー4は記録ヘッド110の吐出口面110a(図6、図7)を払拭(ワイピング)するものである。ワイパークリーナ50は吐出口面110aを払拭した後のワイパー4に付着したインク等を除去(クリーニング)するためのものである。キャリッジロック5は、キャッピング中の記録ヘッド110(キャリッジ104)が吐出回復装置1に対して不用意に移動しないように位置決め固定するためのものである。
図5は吐出回復装置1のワイパー4を駆動するためのワイパー駆動手段の構成を示す模式的斜視図である。図4及び図5において、吐出回復装置1の前述の各部材の動作は、回復モータ6の駆動力を図4に示すギア列7、8、9及びワンウエイクラッチギア10を介して伝達することにより、該回復モータ6の一方向回転のみでメインカム11を回転させることにより制御される。すなわち、メインカム11には軸方向に前述の各部材に対応して複数のカム部が形成されており、第1のカム部によってメインカム11の回転がキャリッジロック5の回動(揺動)に変換され、第2のカム部と図5のワイパー駆動手段とによりメインカム11の回転がワイパー4の水平往復動に変換され、第3のカム部とキャップレバー14とによりメインカム11の回転がキャップ3の上下往復動に変換される。なお、図示の構成では、ワイパー4は、図5に示すように、3枚のワイパー(ブレード)4a、4b、4cで構成されている。
図4において、キャップ3はブラック吐出口用のキャップ空間とカラー吐出口用空間との2室を一体化した構造になっており、これらのキャップ空間にチューブ12、13のそれぞれが接続されている。これらのチューブ12、13をベース2の一部に形成された円弧状のガイド面(内面)に沿って配設することでチューブポンプが構成されている。すなわち、前記円弧状ガイド面の中心軸と同軸にローラ保持手段15が回動自在に軸支されており、該ローラ保持手段15には前記チューブ12、13を押し潰すためのローラ17が回転自在に軸支されている。そして、このローラ保持手段15の一端にポンプギア16が固定されており、該ローラ保持手段15は、モータ6の駆動がギア7を介してポンプギア16に伝達されることで回動駆動される。
すると、このローラ保持手段15の回動に伴って、各ローラ17が各チューブ12、13を押しつぶした状態で自転及び公転することにより、各チューブ12、13がしごられることになる。従って、記録ヘッド110をキャッピングした状態で前記チューブ12、13をしごくことによって、該チューブ内に負圧が発生されるとともに該負圧がキャップ3のキャップ空間(キャップ室)に作用することになる。このキャップ空間内の負圧によって記録ヘッド110の吐出口(吐出口列)からインクを吸引排出することにより、記録ヘッド110の吸引回復が行われる。
本実施の形態では、ローラ保持手段15の一方向の回転でローラ17がチューブ12、13を押圧してインクを吸引するように構成されている。つまり、回復モータ6が矢印A方向に回転するとチューブポンプが動作する。しかし、このときには、ワンウエイクラッチギア10が空転するので、メインカム11は回転せず、従ってキャップ3、ブレード4及びキャリッジロック5は待機位置に停止したままである。回復モータ6が逆方向に回転すると、メインカム11が回転することでキャップ3、ブレード4及びキャリッジロック5が所定のタイミングで動作する。このときには、ローラ保持手段15上のローラ17がチューブ12、13から離間する位置へ案内されることで、チューブポンプのポンプ動作(吸引動作)は行われない。
図6は図5のワイパー駆動手段の初期位置(待機位置)の状態を記録ヘッド110とともに示す模式的側面図であり、図7は図5のワイパー駆動手段においてワイパー4が往方向に移動しながら吐出口面110aをワイピングしているときの状態を記録ヘッド110とともに示す模式的側面図であり、図8は図5のワイパー駆動手段においてワイパー4が吐出口面110aをワイピングした後にワイパークリーナ50を通過して往方向にフルストロークした状態を記録ヘッド110及びワイパークリーナ50とともにに示す模式的側面図である。図9は図5のワイパー駆動手段においてワイパー4が元の位置へ向かって移動している復帰時の状態を示す模式的側面図である。
次に図5〜図9を参照して本実施の形態におけるワイパー駆動手段の構成及び動作について説明する。図5〜図9において、ワイパー駆動手段は、ワイパー4a、4b、4cを保持するワイパーホルダ19と、平行移動可能なスライダ22と、該スライダ22に回転自在に軸支されたピニオン21と、該スライダ22と係合(当接)するカム24を有するメインカム11と、を備えている。そして、前記ピニオン21には第1ギア21aと第2ギア21bが一体に設けられている。前記ワイパーホルダ19の一部には、前記第1ギア21aと噛み合う第1ラック20が一体に形成されている。また、吐出回復装置6のベース2側には、前記第2ギア21bと噛み合う第2ラック23が固定状態で設けられている。なお、前記スライダ22は吐出回復装置6のベース2側の案内溝にスライド自在に係合されるボス部22aが設けられている。
前記メインカム11のカム24は、前記スライダ22のに形成された係合面22bと係合(当接)している。これにより、ワイパーホルダ19及びワイパー4は、回復モータ6の一方向回転で略水平方向に往復移動し、往方向移動の間に、記録ヘッド110の吐出口列111、112、113、114にほぼ平行に移動して吐出口面110aを払拭(ワイピング)するとともに、ワイパークリーナ50によってクリーニングされ、その後、復方向の移動によって元の位置に戻るように構成されている。
本実施の形態では、記録ヘッド110の高さ位置(記録媒体とのギャップ寸法)を2段階に切り換えることができ、記録媒体として厚紙を使用する場合には記録ヘッド110の位置を高い位置に逃がすことができる。これに伴い、ワイパー4は3枚構成となっており、ワイパー4aで記録ヘッド110の吐出口面全域をワイピングし、ワイパー4bで記録ヘッド110が高い位置にあるときの吐出口列近傍をワイピングし、ワイパー4cで記録ヘッド110が低い位置にあるときの吐出口列近傍を確実にワイピングするように構成されている。
次に、図6〜図9を参照してワイピング動作及びワイパークリーニング動作について説明する。図6に示すようにワイパーホルダ19が初期位置にあるとき、スライダ22は、メインカム11の一部であるカム24の付け根部分である円筒部24aに当接(接触)しており、カム24の先端部24bとは接触していない。つまり、カム先端部24bがスライダ22の係合面22bと接触していない間は、メインカム11が回転してもワイパーホルダ19は停止したままである。なお、ワイパーホルダ19は戻しばね26(図5)によって常に戻り方向にばね付勢されており、前記カム24の一部(円筒部24a又は先端部24b)はスライダ22の係合面22bと常に接触している。
スライダ22に軸支されたピニオン21は、第1ギア21aと第2ギア21bを有する2段ギアになっている。第1ギア21aはワイパーホルダ(ワイパー保持手段)19に形成された第1ラック20と噛み合っており、第2ギア21bはベース2に固定形成された第2ラック23と噛み合っている。スライダ22は、その底部に形成されたボス部22aがベース2の案内溝(不図示)に係合することで、平行移動可能に支持されている。図7に示すように、回復モータ6の駆動によりカム24が矢印B方向に回転することでその先端部24bがスライダ22の係合面22bと接触し始めると、スライダ22は矢印C方向に平行移動する。このスライダ22の移動に伴って、ピニオン21も第2ラック23との噛み合いで回転しながら移動する。
本実施の形態では、ピニオン21の第1ギア21aの歯数は28歯に、第2ギア21bの歯数は14歯に設定されている。つまり、第2ギア21bがx(ただしxは正の整数)歯分回転すると第1ギア21aは2x歯分回転する関係になっており、スライダ22に対してワイパーホルダ19を2x歯分だけ移動させることができる。従って、スライダ22をL寸法だけ平行移動させると、ワイパーホルダ19を3L寸法だけ平行移動させることができる増速機構が構成されている。スライダ22の係合面22bは所定の曲面で形成され、カム24の等速回転がスライダ22の等速移動に変換できるようになっている。こうして、記録ヘッド110の吐出口面全域を最適速度でワイピングすることができる。
メインカム11が矢印B方向に更に回転してカム24が図8に示す位置にきたときに、スライダ22及びワイパーホルダ19のフルストロークの移動が行われる。ワイパーホルダ19が往方向(矢印C方向)にフルストローク移動する間、ワイパー4は吐出口面110aをワイピングした後、ワイパークリーナ50によってクリーニングされる。このワイパークリーニングは、上記ワイピングによってワイパー4に付着したインクを掻き取り除去するための動作である。ワイパーホルダ19はこのワイパークリーニングの後で図8に示す位置で停止し、次いで、移動方向を反転されて復帰移動に入る。
すなわち、図8のフルストローク位置に達した後、記録ヘッド110を走査方向に移動させてワイピング領域外に位置させ、図9に示すようなワイパーホルダ19の矢印D方向の復帰移動(復方向の移動)が開始される。この場合、ワイパーホルダ19は戻しばね26(図5参照)により矢印D方向の復帰力を付与されている。カム24の先端部にはピン24cが形成されており、通常では該ピン24cがスライダ22の斜面22cと係合しており、これによって、戻しばね26のばね力でワイパーホルダ19やスライダ22が勢いよく移動して衝突音が発生することを防止している。
図10は本発明を適用した吐出回復装置の一実施例のワイパークリーナ50の模式的斜視図であり、図11は本発明を適用した吐出回復装置の一実施例のワイパーホルダ19の模式的斜視図である。次に、図10及び図11を参照して、ワイパークリーナ50の構成とワイパーホルダ19に設けられた制御レバー55について説明する。図10において、クリーナホルダ52に対して支軸50aを中心にワイパークリーナ50が回動可能に軸支されている。このワイパークリーナ50は、ばね53によって回動方向の一方に向けてばね付勢されている。また、ワイパークリーナ50は、前記ばね53で付勢された状態で、クリーナホルダ52の係止部52aとワイパークリーナ50の突き当て部50cが当接することにより、それ以上の回動を阻止されている。
つまり、ワイパークリーナ50のクリーニングエッジ(ワイパー4をクリーニングする部位)50bに対して矢印E方向の力(ワイパークリーニング時に受ける摺擦力に相当する)が作用したときに、クリーナホルダ52の係止部52aがワイパークリーナ50の突き当て部50cに押圧当接することで、該ワイパークリーナ50のそれ以上の回動が阻止されるように構成されている。このようにワイパークリーナ50の回動を阻止することによって、ワイパー4に付着したインクを掻き落とすことができる。
また、ゴム状弾性材から成るワイパー4が撓みながら往方向(矢印E方向)に移動してクリーニングエッジ50bを通過すると、次の瞬間にワイパー4は撓んだ状態から元の状態に復元する。この復元時にワイパー進行方向にインクが飛散されるが、前記クリーニングエッジ50bがクリーナホルダ52で覆われているため、飛散インクによる周囲のインク汚れは防止又は抑制することができる。なお、クリーナホルダ52の隙間から若干のインクが飛び出すことはあるが、筐体の内側にインクが付着する程度であり、大きな不具合にはならない。
図11において、ワイパーホルダ19には、支軸55aを中心に回動可能な制御レバー55が設けられている。この制御レバー55は、図12に示すようにワイパー4(ワイパーホルダ19)が往方向(矢印X方向)に移動するときには、ワイパークリーナ50との接触により逃げる方向(矢印F方向)へ回動するように構成されている。つまり、ワイパーホルダ19が往方向Xに移動しながらワイパー4をクリーニングするときには、前記制御レバー55は退避させられて何も機能せず、従って、ワイパー4はワイパークリーナ50と接触することでクリーニングされる。そして、ワイパー4がワイパークリーナ50を通り抜けると、制御レバー55は戻しばね(図11に示すネジリコイルばね)56の力によって元の姿勢に復帰される。制御レバー55は、この復帰した元の姿勢では、前記戻しばね56によってワイパーホルダ19の突き当て部19aに押圧当接された状態で待機姿勢に保持されている。
図12〜図15は制御レバー55とワイパークリーナ50の動作を示すものであり、図12は本発明を適用した吐出回復装置の一実施例においてワイパーホルダ19が往方向(矢印X方向)に移動しながらワイパー4がワイパークリーナ50に接触する前に制御レバー55が逃げる方向に回動した状態を示す模式的側面図であり、図13は図12の吐出回復装置においてワイパーホルダ19が往方向(矢印X方向)に移動してワイパー4がワイパークリーナ50を通過した後の状態を示す模式的側面図である。図14は図12の吐出回復装置においてワイパーホルダ19が復方向(矢印Y方向)に移動するときにワイパー4がワイパークリーナ50に接触する前に制御レバー55がワイパークリーナ50に接触した瞬間の状態を示す模式的側面図であり、図15は図12の吐出回復装置においてワイパーホルダ19が復方向(矢印Y方向)に移動するときにワイパークリーナ50が制御レバー55によって退避位置へ回動させられた状態を示す模式的側面図である。
図12〜図15において、ワイパー4が矢印Xで示す往方向に移動しているときには、図12に示すように、ワイパークリーナ50は所定の姿勢を保ち、制御レバー55は該ワイパークリーナ50との接触によって直前に退避位置(逃げた位置)へ回動させられる。従って、ワイパー4はワイパークリーナ50によって適正にクリーニングされる。ワイパー4及び制御レバー55がワイパークリーナ50を通過すると、図13に示すように、制御レバー55は戻しばね56によって初期位置(元の待機姿勢)に戻される。図13はワイパーホルダ19のほぼフルストロークの位置であり、次いでワイパーホルダ19の復方向(矢印Y方向)の移動が開始される。
矢印Yで示す復方向の移動においては、図14に示すように、ワイパー4がワイパークリーナ50に接触する前に、制御レバー55がワイパークリーナ50に接触する。この場合は、制御レバー55は突き当て部19aにストップされて図示時計方向には回転しないので、ワイパー4がワイパークリーナ50に接触する前に、ワイパークリーナ50はばね53(図10)に抗して時計方向へ回動させられる。そして、図15に示すように、制御レバー55によってワイパークリーナ50がワイパー4と接触しない位置に回動させられた状態で、ワイパー4がワイパークリーナ部を通過することになる。このように、ワイパーホルダ19が復方向(矢印Y方向)に移動する際には、ワイパー4とワイパークリーナ50は互いに接触しないように構成されている。つまり、ゴム状弾性材等で形成されるワイパー4が全く撓むことなく通過するので、復方向移動におけるインクの飛散を確実に防止することができる。
本実施の形態ではワイパー4は前述のように3枚構成になっており、これらの全てのワイパー4a、4b、4cがワイパークリーナ部を通過した後、制御レバー55とワイパークリーナ50との係合(接触)が外れ、ワイパークリーナ50は戻しばね53のばね力により正規の位置(姿勢)に戻される。本実施例によれば、ワイパーの往復移動で吐出口面をワイピングするとともに、ワイパーをワイパークリーナでクリーニングする構成の吐出回復装置において、回動可能なワイパークリーナ50を十分なばね付勢力で正規の位置に保持することにより、十分なワイパークリーニング性能を確保するとともに、インク飛散を確実に防止することができる構成が得られる。これによって、機内のインク汚れや、インク付着による動作不良を未然に防ぐことができる。
なお、本実施例では、復方向(矢印Y方向)の移動時にワイパー4とワイパークリーナ50を非接触としたが、僅かに接触する程度であれば前述と同様な作用効果を奏することができる。従って、本発明は、ワイパー4が復方向に移動するときに該ワイパーとワイパークリーナ50が概ね非接触の状態になる構成も、その範囲内に含むものである。
図16は本発明を適用した吐出回復装置の他の実施例のワイパークリーナ50の模式的斜視図であり、図17は本発明を適用した吐出回復装置の他の実施例においてワイパーホルダ19が初期位置にある状態を示す模式的斜視図であり、図18は図17の吐出回復装置においてワイパーホルダ19がワイパークリーナ50の弾性アーム70aを撓ませながら往方向に移動するときの状態を示す模式的斜視図である。図19は図17の吐出回復装置においてワイパーホルダ19がワイパークリーナ50の弾性アーム70aを通過したときの状態を示す模式的斜視図であり、図20は図17の吐出回復装置においてワイパーホルダ19が復方向に移動してワイパークリーナ50をワイパー4と接触しない退避位置へ回動させたときの状態を示す模式的斜視図である。
前述の実施例1では、ワイパーホルダ19にばね付勢された回動可能な制御レバー55を設けることによりワイパー4とワイパークリーナ50との接触を制御するように構成したが、実施例2では、追加部品を必要とせずに実施例1の場合と同等の作用効果が得られる構成となっている。図16及び図17において、ワイパークリーナ50には弾性アーム70aが一体的に形成されており、ワイパーホルダ19には弾性アーム70aに接触可能な係合リブ75aが一体的に形成されている。前記係合リブ75aの往方向移動時の前端部には斜面75bが形成され、該係合リブ75aの復方向移動時の前端部にはほぼ垂直な端面から成る係合面75cが形成されている。
ワイパーホルダ19が往方向(矢印X方向)に移動するときには、図18に示すように、ワイパークリーナ50の回動位置(回動方向の姿勢)は正規の状態に維持されたまま、弾性アーム70aの先端部が前記係合リブ75aの先端部斜面75bに案内されて左右方向に広がる方向に弾性変形され、係合リブ75aの外面を摺動しながら通過する。従って、ワイパークリーナ50が正規のクリーニング位置(正規の回動位置)に保持されたまま、ワイパー4が該ワイパークリーナ50を通過することになり、ワイパークリーニング性能が発揮される。ワイパーホルダ19がさらに矢印X方向に進行して図19に示すように弾性アーム70aと係合リブ75aとの係合(接触)が外れると、弾性アーム70aの撓みは解消される。
ワイパーホルダ19が矢印Yで示す復方向に移動するときには、図20に示すように、ワイパークリーナ50の弾性アーム70aの先端部がワイパーホルダ19の係合リブ75aの係合面(ほぼ垂直な端面)75cに衝当する。従って、このときには、ワイパークリーナ50はワイパーホルダ19によって回動させられ、ワイパー4と非接触又は概ね非接触の状態になる位置まで回動させられる。復方向移動においては、この状態でワイパー4がワイパークリーナ部を通過するので、ワイパー4とワイパークリーナ50が接触することはなく、そのためインクを飛散させることもない。3枚構成のワイパー4を構成する全てのワイパー4a、4b、4cがワイパークリーナ部を通過した後、弾性アーム70aと係合リブ75aとの係合が外れ、ワイパークリーナ50は、ばね53(図10)の付勢力により、突き当て部50c(図10)が係止部52a(図10)に衝当する正規の位置に戻される。そして、ワイパーホルダ19が元の位置まで移動することにより初期状態に復帰させられる。
実施例2は以上説明した点で実施例1と相違するが、その他の点では実質的に同じ構成を有している。以上説明した実施例2によれば、追加部品を必要とせずに、前述の実施例1の場合と同様の作用効果を達成することができ、コスト的にも有利な構成が得られる。なお、実施例2では弾性アームをワイパークリーナ側に設けたが、これに代えて、弾性アームをワイパーホルダ側に設けるとともに係合リブをワイパークリーナ側に設ける構成にしても良く、かかる構成によっても同様の作用効果が得られる。従って、本発明はこのような構成もその範囲内に含むものである。
以上説明した実施例によれば、記録媒体にインクを吐出して記録を行う記録ヘッドの吐出口面を払拭するためのワイパーと、該ワイパーを前記吐出口面に沿って往復移動させるためのワイパー駆動手段と、前記ワイパーが移動しながら接触することで該ワイパーに付着したインクを除去するためのワイパークリーナと、を具備するインクジェット記録装置の吐出回復装置において、ワイパークリーナ50は、回動可能に保持され、ワイパー4が往方向に移動するときには回動を阻止されることで該ワイパー4と摺擦し、ワイパー4が復方向に移動するときには回動させられて該ワイパー4と非接触又は概ね非接触の状態になるように構成したので、記録ヘッド110の吐出口面110aを払拭するために往復移動するワイパー4に付着したインクをワイパークリーナ50により除去するに際し、該ワイパークリーナのクリーニング性能を低下させることなく、ワイパー4が復方向に移動するときのインク飛散を確実に防止することができる。
以上説明した実施例によれば、さらに、ワイパークリーナ50が回動方向所定位置にばね力53で突き当てられることにより、該ワイパークリーナ50とワイパー4との間に適切なオーバーラップ量(侵入量)が確保される構成としたので、一層効率よく上記効果を奏することができる。また、実施例1は、さらに、ワイパー4を保持するワイパーホルダ19に回動可能なレバー55を取り付け、ワイパー4が往方向に移動するときにはレバー55がワイパークリーナ50と接触することで回動し、ワイパー4が復方向に移動するときにはワイパークリーナ50がレバー55と接触することで回動する構成とすることにより、一層効率よく上記効果を奏するものである。また、実施例2は、さらに、ワイパークリーナ50に弾性アーム70aを一体的に設けるとともに、ワイパー4を保持するワイパーホルダ19に係合部(係合リブ)75aを設け、ワイパー4が往方向に移動するときには、弾性アーム70aが係合部75aに接触して撓むことによりワイパークリーナ50がワイパー4と摺擦し、ワイパー4が復方向に移動するときには、係合部75aが弾性アーム70aに当接することによりワイパークリーナ50が回動するように構成することにより、一層効率よく上記効果を奏するものである。
なお、以上の実施の形態では、記録ヘッド110の吐出口面に4本の吐出口列を設けるカラー記録装置の場合を例に挙げて説明したが、本発明は、吐出口の数や吐出口列の数がどのような場合にも同様に適用することができ、同様の作用効果を奏するものである。また、記録手段としての記録ヘッドを記録媒体(記録紙等)に対して相対移動させながら記録するシリアル記録方式のインクジェット記録装置を例に挙げて説明したが、本発明は、記録媒体の全幅又は一部をカバーする長さのラインタイプの記録ヘッドを用いて副走査のみで記録するライン記録方式のインクジェット記録装置に対しても同様に適用することができ、同様の効果を奏するものである。
さらに、本発明は、1個の記録ヘッドを用いるインクジェット記録装置、異なる色のインクで記録する複数の記録ヘッドを用いるカラー記録用のインクジェット記録装置、あるいは、同一色彩で異なる濃度で記録する複数の記録ヘッドを用いる階調記録用のインクジェット記録装置、さらには、これらを組み合わせた形態のインクジェット記録装置の場合にも、同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るものである。さらに、本発明は、記録ヘッドとインクタンクを一体化した交換可能なインクジェットカートリッジを用いる構成、記録ヘッドとインクタンクを別体にし、その間をインク供給用のチューブ等で接続する構成など、記録ヘッドとインクタンクの配置構成がどのような場合にも同様に適用することができ、同様の効果が得られるものである。なお、本発明は、インクジェット記録装置が、例えばピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録手段を使用するものである場合にも適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置において優れた効果をもたらすものである。
本発明を適用した吐出回復装置を有するインクジェット記録装置の内部構造を示す模式的斜視図である。 図1中の記録ヘッドの吐出口面における複数の吐出口列の配置を図示下側から見て示す部分斜視図である。 図1中の吐出回復装置の模式的斜視図である。 図3の吐出回復装置の内部構造を示す模式的斜視図である。 吐出回復装置のワイパーを駆動するためのワイパー駆動手段の構成を示す模式的斜視図である。 図5のワイパー駆動手段の初期位置の状態を記録ヘッドとともに示す模式的側面図である。 図5のワイパー駆動手段においてワイパーが往方向に移動しながら吐出口面をワイピングしているときの状態を記録ヘッドとともに示す模式的側面図である。 図5のワイパー駆動手段においてワイパーが吐出口面をワイピングした後にワイパークリーナを通過して往方向にフルストロークした状態を記録ヘッド及びワイパークリーナとともにに示す模式的側面図である。 図5のワイパー駆動手段においてワイパーが元の位置へ向かって移動している復帰時の状態を示す模式的側面図である。 本発明を適用した吐出回復装置の一実施例のワイパークリーナの模式的斜視図である。 本発明を適用した吐出回復装置の一実施例のワイパーホルダの模式的斜視図である。 本発明を適用した吐出回復装置の一実施例においてワイパーホルダが往方向に移動しながらワイパーがワイパークリーナに接触する前に制御レバーが逃げる方向に回動した状態を示す模式的側面図である。 図12の吐出回復装置においてワイパーホルダが往方向に移動してワイパーがワイパークリーナを通過した後の状態を示す模式的側面図である。 図12の吐出回復装置においてワイパーホルダが復方向に移動するときにワイパーがワイパークリーナに接触する前に制御レバーがワイパークリーナに接触した瞬間の状態を示す模式的側面図である。 図12の吐出回復装置においてワイパーホルダが復方向に移動するときにワイパークリーナが制御レバーによって退避位置へ回動させられた状態を示す模式的側面図である。 本発明を適用した吐出回復装置の他の実施例のワイパークリーナの模式的斜視図である。 本発明を適用した吐出回復装置の他の実施例においてワイパーホルダが初期位置にある状態を示す模式的斜視図である。 図17の吐出回復装置においてワイパーホルダがワイパークリーナの弾性アームを撓ませながら往方向に移動するときの状態を示す模式的斜視図である。 図17の吐出回復装置においてワイパーホルダがワイパークリーナの弾性アームを通過したときの状態を示す模式的斜視図である。 図17の吐出回復装置においてワイパーホルダが復方向に移動してワイパークリーナをワイパーと接触しない退避位置へ回動させたときの状態を示す模式的斜視図である。
符号の説明
1 吐出回復装置(回復ユニット)
2 ベース
2a 垂直ガイド
2b 水平ガイド
3 キャップ
4 ワイパー
5 キャリッジロック
6 回復モータ
10 ワンウエイクラッチ
11 メインカム
12、13 チューブ
15 ローラ保持手段
17 ローラ
19 ワイパーホルダ
19a 突き当て部
20 第1ラック
21 ピニオン
21a 第1ギア
21b 第2ギア
22 スライダ
22b 係合面
23 第2ラック
24 カム
24a 円筒部
24b 先端部
26 戻しばね
50 ワイパークリーナ
50a 支軸
50b クリーニングエッジ
50c 突き当て部
52 クリーナホルダ
52a 係止部
53 ばね
55 レバー(制御レバー)
55a 支軸
56 戻しばね
70a 弾性アーム
75a 係合部(係合リブ)
75b 斜面
75c 係合面
100 給紙手段
101 搬送ローラ
102 ピンチローラ
103 プラテン
104 キャリッジ
105 ガイド軸
106 排紙ローラ
110 記録ヘッド(記録手段)
110a 吐出口面

Claims (8)

  1. 記録媒体にインクを吐出して記録を行う記録ヘッドの吐出口面を払拭するためのワイパーと、該ワイパーを前記吐出口面に沿って往復移動させるためのワイパー駆動手段と、前記ワイパーが移動しながら接触することで該ワイパーに付着したインクを除去するためのワイパークリーナと、を具備するインクジェット記録装置の吐出回復装置において、前記ワイパークリーナは、回動可能に保持され、前記ワイパーが往方向に移動するときには回動を阻止されることで該ワイパーと摺擦し、前記ワイパーが復方向に移動するときには回動させられて該ワイパーと非接触又は概ね非接触の状態になることを特徴とする吐出回復装置。
  2. 前記ワイパークリーナが回動方向所定位置にばね力で突き当てられることにより、該ワイパークリーナと前記ワイパーとの間に適切なオーバーラップ量が確保されることを特徴とする請求項1に記載の吐出回復装置。
  3. 前記ワイパーを保持するワイパーホルダに回動可能なレバーを取り付け、前記ワイパーが往方向に移動するときには前記レバーが前記ワイパークリーナと接触することで回動し、前記ワイパーが復方向に移動するときには前記ワイパークリーナが前記レバーと接触することで回動することを特徴とする請求項1又は2に記載の吐出回復装置。
  4. 前記ワイパークリーナに弾性アームを一体的に設けるとともに、前記ワイパーを保持するワイパーホルダに係合部を設け、前記ワイパーが往方向に移動するときには、前記弾性アームが前記係合部に接触して撓むことにより前記ワイパークリーナが該ワイパーと摺擦し、前記ワイパーが復方向に移動するときには、前記係合部が前記弾性アームに当接することにより前記ワイパークリーナが回動することを特徴とする請求項1又は2に記載の吐出回復装置。
  5. 記録媒体にインクを吐出して記録を行う記録ヘッドの吐出口面を払拭するためのワイパーと、該ワイパーを前記吐出口面に沿って往復移動させるためのワイパー駆動手段と、前記ワイパーが移動しながら接触することで該ワイパーに付着したインクを除去するためのワイパークリーナと、を具備するインクジェット記録装置において、前記ワイパークリーナは、回動可能に保持され、前記ワイパーが往方向に移動するときには回動を阻止されることで該ワイパーと摺擦し、前記ワイパーが復方向に移動するときには回動させられて該ワイパーと非接触又は概ね非接触の状態になることを特徴とするインクジェット記録装置。
  6. 前記ワイパークリーナが回動方向所定位置にばね力で突き当てられることにより、該ワイパークリーナと前記ワイパーとの間に適切なオーバーラップ量が確保されることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記ワイパーを保持するワイパーホルダに回動可能なレバーを取り付け、前記ワイパーが往方向に移動するときには前記レバーが前記ワイパークリーナと接触することで回動し、前記ワイパーが復方向に移動するときには前記ワイパークリーナが前記レバーと接触することで回動することを特徴とする請求項5又は6に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記ワイパークリーナに弾性アームを一体的に設けるとともに、前記ワイパーを保持するワイパーホルダに係合部を設け、前記ワイパーが往方向に移動するときには、前記弾性アームが前記係合部に接触して撓むことにより前記ワイパークリーナが該ワイパーと摺擦し、前記ワイパーが復方向に移動するときには、前記係合部が前記弾性アームに当接することにより前記ワイパークリーナが回動することを特徴とする請求項5又は6に記載のインクジェット記録装置。
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