JP2005119523A - 車両用サンバイザ装置 - Google Patents

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Hiromi Suzuki
浩巳 鈴木
Hideshi Sawara
英志 佐原
Masaki Kobayashi
昌樹 小林
Tomoyuki Kikuta
知之 菊田
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Abstract

【課題】搭乗者のアイポジションを容易に推定できるとともに、その推定したアイポジションを利用して適切な遮光制御を行う簡単な構成の車両用サンバイザ装置を提供する。
【解決手段】運転側シート2には、座席部2aの前後位置及び背部2bの傾斜角度θ1を調節すべく該運転側シート2に装着される2つの駆動モータを備えている。それぞれの駆動モータには、座席部2aの前後位置を検出するための信号を出力する座席部前後位置検出センサと、背部2bの傾斜角度を検出するための信号を出力する背部傾斜角度検出センサとが装着されている。制御装置は、それらの信号に基づいて、搭乗者のアイポジションと相関関係を有する座席部2aの前後位置と背部2bの傾斜角度とを検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は車室内への所定強度以上の入射光、例えば直射日光を自動で遮るように作動する車両用サンバイザ装置に関するものである。
従来の車両の運転席及び助手席の上方位置には、車室内へ入射する所定強度以上の入射光、例えば直射日光を遮るためのサンバイザ装置が設けられている。このサンバイザ装置は、搭乗者のアイポジション(目の位置)に入射光が当たることを防止して、搭乗者が入射光により眩惑されることを防ぐものである。このようなサンバイザ装置は、車室内に取り付けられた入射光を遮るためのサンバイザ本体を手動操作することにより、搭乗者のアイポジションを含む所定範囲を遮光するように構成されているものがある。しかし、近年では、搭乗者、特に運転者のアイポジションをもとに自動でサンバイザ装置が作動するものもある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1にて開示されているサンバイザ装置は、直射日光の日射量を感知する日射センサ、車両のフロントガラスの上部に帯状に設けられるサンバイザ本体としての液晶パネル、及び日射センサの出力に応じて液晶パネルの透過状態を制御する液晶パネル制御部を備えている。日射センサはヘッドレストの両側、つまりアイポジションの近くに設置されている。そして、日射センサの出力がしきい値を越えたか否かを液晶パネル制御部が判断し、日射センサの出力がしきい値を越えている場合には、液晶パネルが非透過状態にされて直射日光が自動で遮断される。
また、特許文献2にて開示されているサンバイザ装置(文献中では直射光防眩装置としている)は、2つのカメラと、フロントガラスに設けられ直射日光の遮光範囲を変えることができるサンバイザ本体としての遮光部と、サンバイザを制御するための制御ECUとを備えている。運転席にいる搭乗者の顔画像が2つのカメラにより撮影され、撮影された顔画像から搭乗者のアイポジションが検出される。更に、撮影された顔画像の一部が抽出され、その抽出画像の明るさが予め決めた基準値と比較される。抽出画像の明るさが基準値よりも明るい場合、検出された搭乗者のアイポジションに応じてサンバイザの範囲が限定され、フロントガラスに入射する直射日光が遮断される。
実開平5−34013号公報 特開2002−331835号公報
しかしながら、シートに着席した際のアイポジションは搭乗者によって異なるため、特許文献1にて開示されているようにヘッドレストに日射センサを設置して搭乗者のアイポジション付近に当たる直射日光を感知することは難しいという問題があった。
また、特許文献2にて開示されているサンバイザ装置では、複数のカメラ等の様々な構成要素を必要とするため、サンバイザ装置の構成が複雑で高価になってしまうという問題があった。
本発明は、こうした事実に鑑みてなされたものであって、その目的は、搭乗者のアイポジションを容易に推定できるとともに、その推定したアイポジションを利用して適切な遮光制御を行う簡単な構成の車両用サンバイザ装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、所定の測定角度範囲に入射する入射光を遮るために設けられる遮光装置と、前記測定角度範囲に入射する入射光の上下左右の入射角度及び入射強度を検出するための信号を出力する受光センサと、前記受光センサが出力する信号に基づいて、前記遮光装置によって前記入射光を遮る遮光制御を行う制御装置とを備えた車両用サンバイザ装置において、シートの前後位置を調節するための第1駆動モータ、又は前記シートの前後位置を調節するために前記第1駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記シートの前後位置を検出するための信号を出力する前後位置センサ、及び、前記シートの背部の傾斜角度を調節するための第2駆動モータ、又は前記シートの背部の傾斜角度を調節するために前記第2駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記シートの背部の傾斜角度を検出するための信号を出力する角度センサのうち少なくとも1つのセンサを備え、前記制御装置は、前記前後位置センサ及び前記角度センサの信号に基づいて前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行う。
請求項2に記載の発明は、所定の測定角度範囲に入射する入射光を遮るために設けられる遮光装置と、前記測定角度範囲に入射する入射光の上下左右の入射角度及び入射強度を検出するための信号を出力する受光センサと、前記受光センサが出力する信号に基づいて、前記遮光装置によって前記入射光を遮る遮光制御を行う制御装置とを備えた車両用サンバイザ装置において、ルームミラーに装着されて、前記ルームミラーの角度状態を検出するための信号を出力するルームミラー角度検出センサを備え、前記制御装置は、前記ルームミラー角度検出センサの信号に基づいて前記ルームミラーの角度状態を検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行う。
請求項3に記載の発明は、所定の測定角度範囲に入射する入射光を遮るために設けられる遮光装置と、前記測定角度範囲に入射する入射光の上下左右の入射角度及び入射強度を検出するための信号を出力する受光センサと、前記受光センサが出力する信号に基づいて、前記遮光装置によって前記入射光を遮る遮光制御を行う制御装置とを備えた車両用サンバイザ装置において、サイドミラーの角度状態を調節するためのミラー駆動モータ、又は前記サイドミラーの角度状態を調節するために前記ミラー駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記サイドミラーの角度状態を検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサを備え、前記制御装置は、前記サイドミラー角度検出センサの信号に基づいて前記サイドミラーの角度状態を検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行う。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の車両用サンバイザ装置において、ルームミラーに装着されて、前記ルームミラーの角度状態を検出するための信号を出力するルームミラー角度検出センサを備え、前記制御装置は、前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出するとともに、前記ルームミラー角度検出センサの信号に基づいて前記ルームミラーの角度状態を検出し、それらの検出情報に基づいて、搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行う。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の車両用サンバイザ装置において、サイドミラーの角度状態を調節するためのミラー駆動モータ、又は前記サイドミラーの角度状態を調節するために前記ミラー駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記サイドミラーの角度状態を検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサを備え、前記制御装置は、前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出するとともに、前記サイドミラー角度検出センサの信号に基づいて前記サイドミラーの角度状態を検出し、それらの検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行う。
請求項6に記載の発明は、請求項2に記載の車両用サンバイザ装置において、サイドミラーの角度状態を調節するためのミラー駆動モータ、又は前記サイドミラーの角度状態を調節するために前記ミラー駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記サイドミラーの角度状態を検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサを備え、前記制御装置は、前記ルームミラーの角度状態を検出するとともに、前記サイドミラー角度検出センサの信号に基づいて前記サイドミラーの角度状態を検出し、それらの検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行う。
請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の車両用サンバイザ装置において、サイドミラーの角度状態を調節するためのミラー駆動モータ、又は前記サイドミラーの角度状態を調節するために前記ミラー駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記サイドミラーの角度状態を検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサを備え、前記制御装置は、前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つと、前記ルームミラーの角度状態とを検出するとともに、前記サイドミラー角度検出センサの信号に基づいて前記サイドミラーの角度状態を検出し、それらの検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行う。
請求項8に記載の発明は、請求項1,請求項4,請求項5,及び請求項7のうちのいずれか1項に記載の車両用サンバイザ装置において、前記シートの上下位置を調節するための第3駆動モータ、又は前記シートの上下位置を調節するために前記第3駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記シートの上下位置を検出するための信号を出力する上下位置センサ、及び、前記シートのヘッドレストの上下位置を調節するための第4駆動モータ、又は前記シートのヘッドレストの上下位置を調節するために前記第4駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記シートのヘッドレストの上下位置を検出するための信号を出力するヘッドレスト位置検出センサのうち少なくとも一つのセンサを備え、前記制御装置は、前記上下位置センサ及び前記ヘッドレスト位置検出センサの信号に基づいて前記シートの上下位置及び前記シートのヘッドレストの上下位置のうち少なくとも一つを検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行う。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、搭乗者のアイポジションと相関関係を有するシートの前後位置及び該シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つから搭乗者のアイポジションを推定しているため、容易に搭乗者のアイポジションが推定される。また、制御装置は、角度センサ及び位置センサの信号に基づいて、シートの前後位置及び背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出して搭乗者のアイポジションを推定するため、カメラ等の複雑な構成要素を必要とせず、簡単な構成とすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、搭乗者のアイポジションと相関関係を有するルームミラーの角度状態から搭乗者のアイポジションを推定しているため、容易に搭乗者のアイポジションが推定される。また、制御装置は、ルームミラーに装着されるルームミラー角度検出センサの信号に基づいてルームミラーの角度状態を検出して搭乗者のアイポジションを推定するため、カメラ等の複雑な構成要素を必要とせず、簡単な構成とすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、搭乗者のアイポジションと相関関係を有するサイドミラーの角度状態から搭乗者のアイポジションを推定しているため、容易に搭乗者のアイポジションが推定される。また、制御装置は、サイドミラーに装着されるサイドミラー角度検出センサの信号に基づいて、サイドミラーの角度状態を検出して搭乗者のアイポジションを推定するため、カメラ等の複雑な構成要素を必要とせず、簡単な構成とすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、制御装置は、シートの前後位置及び背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出するとともに、ルームミラーの角度状態をも検出して、搭乗者のアイポジションを推定するため、搭乗者のアイポジションの推定がより正確に行われる。
請求項5に記載の発明によれば、制御装置は、シートの前後位置及び背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出するとともに、サイドミラーの角度状態をも検出して、搭乗者のアイポジションを推定するため、搭乗者のアイポジションの推定がより正確に行われる。
請求項6に記載の発明によれば、制御装置は、ルームミラーの角度状態を検出するとともに、サイドミラーの角度状態をも検出して、搭乗者のアイポジションを推定するため、搭乗者のアイポジションの推定がより正確に行われる。
請求項7に記載の発明によれば、制御装置は、シートの前後位置及びシートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つと、ルームミラーの角度状態と、サイドミラーの角度状態とを検出して搭乗者のアイポジションの推定を行うため、搭乗者のアイポジションが更に正確に行われる。
請求項8に記載の発明よれば、制御装置は、搭乗者のアイポジションと相関関係を有するシートの上下位置及び該シートのヘッドレストの上下位置のうち少なくとも一つをも検出して、搭乗者のアイポジションを推定するため、搭乗者のアイポジションの推定がより一層正確に行われる。
本発明によれば、搭乗者のアイポジションを容易に推定できるとともに、その推定したアイポジションを利用して適切な遮光制御を行う簡単な構成の車両用サンバイザ装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すように、車両1は、運転側シート2、ルームミラー3、サイドミラー4、及び車両用サンバイザ装置5を備えている。
運転側シート2は、電動で動くパワーシートであり、前後方向(スライド)及び上下方向(バーチカル)に位置調節可能な座席部2aと、リクライニング可能な背部2bと、上下方向(ヘッドレスト上下)に位置調節可能なヘッドレスト2cとから構成される。座席部2aには該座席部2aの前後位置を調整すべく該座席部2aを前後方向(図2中矢印A方向)に移動させる機構(図示しない)と、該機構を駆動させる第1駆動モータとしての駆動モータ6とが備えられている。そして、該駆動モータ6には座席部2aの前後位置を検出するための信号を出力する前後位置センサとしての座席部前後位置検出センサ60が装着されている。また、座席部2aには該座席部2aの上下位置を調整すべく該座席部2aを上下方向(図2中矢印B方向)に移動させる機構(図示しない)と、該機構を駆動させる第3駆動モータとしての駆動モータ7とが備えられている。そして、該駆動モータ7には座席部2aの上下位置を検出するための信号を出力する上下位置センサとしての座席部上下位置検出センサ70が装着されている。
背部2bには背部2bの傾斜角度θ1(図4参照)を調節すべく該背部2bを矢印C方向に回動させるための機構(図示しない)と、該機構を駆動させる第2駆動モータとしての駆動モータ8とが備えられている。そして、該駆動モータ8には背部2bの傾斜角度θ1を検出するための信号を出力する角度センサとしての背部傾斜角度検出センサ80が装着されている。
ヘッドレスト2cには該ヘッドレスト2cの上下位置を調整すべく該ヘッドレスト2cを上下方向に移動させる機構(図示しない)と、該機構を駆動させる第4駆動モータとしての駆動モータ9とが備えられている。そして、該駆動モータ9にはヘッドレスト2cの上下位置(図2中矢印D方向)を検出するための信号を出力するヘッドレスト位置検出センサ90が装着されている。
尚、運転側シート2には、座席部2aの前後位置及び上下位置と、背部2bの傾斜角度θ1と、ヘッドレスト2cの上下位置とを含めた運転側シート2の状態をシートメモリ(図示しない)に記憶させるためのシートメモリスイッチ(図示しない)が備えられている。
前記ルームミラー3は、車室内において天井部10の前方中央に固定されており、搭乗者(運転者)が運転側シート2に着席した際に、リヤガラス11(図3参照)を介して車両1の後方を映す平面状の反射面3aを有する反射板3bを備えている。尚、ルームミラー3は、搭乗者が適切に車両1の後方の状況を反射面3aに映すことができるように角度調節可能となっている。即ち、ルームミラー3は、まず、図3のように車両1上方から見て、ルームミラー3(反射板3b)の傾動中心を通過して車両1前後方向に延びる第1基準線L1(車幅方向の中心線と平行若しくは一致する直線)に対する反射面3aのなす角度θ2(以下、左右角度θ2とする)が調節可能である。更に、ルームミラー3は、図4のように車両1側方から見て、ルームミラー3(反射板3b)の傾動中心を通過して車両1を水平状態に配置した場合に水平となる第2基準線L2に対する反射面3aのなす角度θ3(以下、上下角度θ3とする)が調節可能である。また、ルームミラー3には、ルームミラーの角度状態としての左右角度θ2と上下角度θ3とを検出するための信号を出力するルームミラー角度検出センサ17が装着されている。
前記サイドミラー4は、車両1の外側において、フロントピラー18の下端部付近に設置されており、搭乗者が運転側シート2に着席した際に、車両1の側部後方を映す平面状の反射面4aを有する反射板4bを備えている。尚、サイドミラー4は、搭乗者が適切に車両1の側部後方を反射面4aに映すことができるようにミラー駆動モータ19を駆動することにより該ミラー駆動モータ19に駆動される機構(図示しない)を駆動して角度調節可能となっている。即ち、サイドミラー4は、まず、図3のように車両1上方から見て、サイドミラー4(反射板4b)の傾動中心を通過して車両1前後方向に延びる第3基準線L3(車幅方向の中心線と平行な直線)に対する反射面4aのなす角度θ4(以下、左右角度θ4とする)が調節可能である。更に、サイドミラー4は、図4のように車両1側方から見て、サイドミラー4(反射板4)の傾動中心を通過して車両1を水平状態に配置した場合に水平となる第4基準線L4に対する反射面4aのなす角度θ5(以下、上下角度θ5とする)が調節可能である。また、前記ミラー駆動モータ19には、サイドミラーの角度状態としての左右角度θ4と上下角度θ5とを検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサ24が装着されている。
前記車両用サンバイザ装置5は、受光センサ25、制御装置26、及び遮光装置27とから構成される。
受光センサ25は、フロントガラス28の車室内側の面の上端部において、運転側シート2の略正面、即ちルームミラー3とフロントピラー18の上端との略中央に設置されている。この受光センサ25は、該受光センサ25を中心に、左右方向に150°、上下方向に45°の測定角度範囲29において、フロントガラス28に入射してくる入射光(直射日光等)の上下左右の入射角度と入射強度とに応じた信号を制御装置26に出力する。因みに、測定角度範囲29は、一般的な体格の人が一般的に運転側シート2に着席した場合に、サンバイザ本体31にて入射光を遮光できる範囲に設定されている。
図5に示すように、制御装置26にはバッテリBから電源が供給される。制御装置26は、座席部前後位置検出センサ60、座席部上下位置検出センサ70、背部傾斜角度検出センサ80、ヘッドレスト位置検出センサ90、ルームミラー角度検出センサ17、及びサイドミラー角度検出センサ24からの信号に基づいて運転側シート2に着席している搭乗者のアイポジションを推定する。そして、制御装置26は前記受光センサ25の信号に基づいて遮光制御を行い遮光装置27を作動させる。
ここで、座席部2a(運転側シート2)の前後位置及び上下位置と、背部2bの傾斜角度θ1と、ヘッドレスト2cの上下位置とは、運転側シート2に着席する搭乗者のアイポジションと相関関係を有している。従って、座席部前後位置検出センサ60と、座席部上下位置検出センサ70と、背部傾斜角度検出センサ80と、ヘッドレスト位置検出センサ90とからの信号に基づいて、制御装置26が座席部2aの前後位置及び上下位置と、背部2bの傾斜角度θ1と、ヘッドレスト2cの上下位置とを演算により検出する。そして、制御装置26はその検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定する。
また、ルームミラー3の状態を示す左右角度θ2及び上下角度θ3も同様に、搭乗者のアイポジションと相関関係を有している。従って、図3及び図4に示すように、ルームミラー角度検出センサ17からの信号に基づいて、制御装置26が左右角度θ2及び上下角度θ3を演算により検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定する。
更に、サイドミラー4の状態を示す左右角度θ4及び上下角度θ5も同様に、搭乗者のアイポジションと相関関係を有している。従って、図3及び図4に示すように、サイドミラー角度検出センサ24からの信号に基づいて、制御装置26が左右角度θ4及び上下角度θ5を演算により検出し、その検出情報をもとに搭乗者の上下方向のアイポジションを推定する。
図1及び図2に示すように、制御装置26が行う遮光制御により作動される遮光装置27は、制御装置26とともに天井部10内に収容され固定されている。遮光装置27は、長方形のサンバイザ本体31と、該サンバイザ本体31が固定される移動部材32と、該移動部材32の両側で該移動部材32を案内する2本のガイドレール33と、移動部材32を前後に動かすリンク機構部34と、リンク機構部34を介して移動部材32を移動させる駆動モータ35とを備えている。
遮光装置27は、駆動モータ35が回転すると、その回転がリンク機構部34から移動部材32に伝達され、移動部材32がガイドレール33に案内されて前後方向に移動することにより、移動部材32とともにサンバイザ本体31が前後方向に移動し、車室内側で天井部10の前方から突出したり格納されたりする。そして、遮光装置27は、測定角度範囲29に入射する入射光のうち、所定の入射強度を超える入射光を遮断するように作動する。サンバイザ本体31の突出量は、格納状態から最大突出量まで5段階に分けられている。即ち、格納状態を0段階とし、最大に突出している場合のサンバイザ本体31の突出方向の長さを4等分にして1〜4段階とすることで5段階としている。そして、前記制御装置26には、初期設定として、所定の入射角度及び所定の入射強度の入射光が測定角度範囲29に入射した場合に、サンバイザ本体31の突出量を0〜4段階のどの突出段階にするかが予め設定された制御マップが格納されている。
尚、車両用サンバイザ装置5は、初期設定によるサンバイザ本体31の突出量が搭乗者には好適でなかった場合に、それぞれの搭乗者が好適な遮光状態とすることができる機能を備えている。詳しくは、車両の運転側シート2周りの所定場所に調節スイッチ37が備えられており、初期設定に基づく遮光制御によってサンバイザ本体31が突出された際に、搭乗者は、該調節スイッチ37を操作することにより手動でサンバイザ本体31の位置を調節、即ち、0〜4段階のサンバイザ本体31の突出量のうち、最も好適と感じる段階に合わせる。そして、調節スイッチ37を更に操作して、その時の入射光の上下左右の入射角度に対するシートメモリに記憶されている運転側シート2の状態と、サンバイザ本体31の突出段階とが制御装置26内に備えられる記憶領域36に記憶される。ここで、シートメモリに記憶されている運転側シート2の状態とは、運転側シート2の前後位置及び上下位置と、背部2bの傾斜角度θ1と、ヘッドレスト2cの上下位置とである。以後、運転側シート2がこのシートメモリに記憶された状態に配置されると、記憶されたサンバイザ本体31の突出段階を基準として算出した制御マップに置き換えられ、その制御マップに従って5段階で遮光制御が行われる。
次に、上記のように構成された車両用サンバイザの作用について説明する。
制御装置26は、各検出センサからの信号に基づいて、運転側シート2の前後位置及び上下位置、背部2bの傾斜角度θ1、ヘッドレスト2cの上下位置、ルームミラー3の角度状態、サイドミラー4の角度状態を検出する。そして、制御装置26は、その全ての検出情報から搭乗者のアイポジションを推測する。また、測定角度範囲29に入射光が入射すると、受光センサ25は直射日光の上下左右の入射角度と入射強度とに応じた信号を制御装置26に出力する。制御装置26は、受光センサ25からの信号にて入射強度が所定値を超えたと判定した場合には、この入射光にて搭乗者に眩惑が生じると判断し、推測したアイポジションに応じて遮光制御を行う。即ち、受光センサ25が出力した入射角度の入射光を遮光することができるように、推定したアイポジションに応じて制御装置26が初期設定の5段階のうちから好適に遮光が行われるサンバイザ本体31の突出量を選択し、駆動モータ35を作動させてサンバイザ本体31を突出させて遮光する。
また、初期設定のサンバイザ本体31の突出量では好適な遮光状態を得られない場合には、調節スイッチ37を操作することにより手動でサンバイザ本体31の位置を調節、即ち、0〜4段階のサンバイザ本体31の突出量のうち、最も好適と感じる段階に合わせる。そして、調節スイッチ37を更に操作して、その時の入射光の上下左右の入射角度に対する運転側シート2の前後位置及び上下位置と、背部2bの傾斜角度θ1と、ヘッドレスト2cの上下位置(シートメモリに記憶されている運転側シート2の状態)と、サンバイザ本体31の突出段階とを記憶領域36に記憶させる。以後、運転側シート2がこのシートメモリに記憶された状態に配置されると、記憶されたサンバイザ本体31の突出段階を基準として算出した制御マップに置き換えられ、その制御マップに従って5段階で遮光制御が行われる。
上記したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)搭乗者のアイポジションと相関関係を有する運転側シート2(座席部2a)の前後位置及び上下位置、背部2bの傾斜角度θ1、ヘッドレスト2cの上下位置、ルームミラーの角度状態としての左右角度θ2及び上下角度θ3、並びにサイドミラーの角度状態としての左右角度θ4及び上下角度θ5から搭乗者のアイポジションを推定している。従って、搭乗者のアイポジションを容易に推定することができる。
(2)座席部前後位置検出センサ60、座席部上下位置検出センサ70、背部傾斜角度検出センサ80、ヘッドレスト位置検出センサ90、ルームミラー角度検出センサ17、及びサイドミラー角度検出センサ24は、制御装置26に位置及び状態を検出するための信号を出力する。そして、それら出力された信号をもとに、制御装置26は運転側シート2の前後位置及び上下位置、背部2bの傾斜角度θ1、ヘッドレスト2cの上下位置、左右角度θ2及び上下角度θ3、並びに左右角度θ4及び上下角度θ5を検出し、その全ての検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定している。従って、カメラ等の複雑で高価な構成要素を必要とせず、車両用サンバイザ装置5を簡単で安価な構成とすることができる。
(3)制御装置26は、運転側シート2(座席部2a)の前後位置及び上下位置と、背部2bの傾斜角度θ1と、ヘッドレスト2cの上下位置と、左右角度θ2及び上下角度θ3と、左右角度θ4及び上下角度θ5とを検出して、全ての検出情報をもとに総合的に搭乗者のアイポジションを推定している。従って、搭乗者のアイポジションをより正確に推定することができる。
(4)車両用サンバイザ装置5は調節スイッチ37を備え、制御装置26は記憶領域36を備えているため、初期設定によるサンバイザ本体31の突出量が搭乗者にとって好適でなかった場合には、調節スイッチ37を操作して手動でサンバイザ本体31の突出段階を調節して、好適な遮光状態を記憶領域36に記憶させることができる。この時、制御装置26は、サンバイザ本体31の突出段階を記憶すると同時に、調節スイッチ37を操作した時の入射光の上下左右の入射角度に対するシートメモリに記憶されている運転側シート2の状態も記憶する。以後、運転側シート2がこのシートメモリに記憶された状態に配置されると、制御装置26は、記憶した遮光状態(サンバイザ本体31の突出段階)を基準として算出した制御マップに置き換え、その制御マップに従って遮光制御を行う。従って、一度好適な遮光状態を記憶領域36に記憶させると、以後、搭乗者は自動で好適な遮光状態を得ることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施形態では、運転側シート2には、座席部前後位置検出センサ60と背部傾斜角度検出センサ80との両方が装着されているが、どちらか一方のみを装着してもよい。
○上記実施形態では、座席部前後位置検出センサ60は、駆動モータ6に装着されているが、駆動モータ6に駆動される運転側シート2を前後方向に移動させる機構に装着されるものであってもよい。同様に、座席部上下位置検出センサ70、背部傾斜角度検出センサ80、ヘッドレスト位置検出センサ90も、各駆動モータ7,8,9に装着されるのではなく、各駆動モータ7,8,9に駆動される機構に装着されるものであってもよい。
○上記実施形態では、サイドミラー角度検出センサ24は、ミラー駆動モータ19に装着されているが、左右角度θ4及び上下角度θ5を調節するためにミラー駆動モータ19に駆動される機構に装着されるものであってもよい。
○上記実施形態では、運転側シート2とルームミラー3とサイドミラー4との3箇所にそれぞれの位置を検出するためのセンサが設けられているが、3箇所のうちのいずれか1箇所のみにセンサを設け、その1箇所の位置を検出して搭乗者のアイポジションを推定してもよい。また、3箇所のうちのいずれか2箇所にセンサを設け、その2箇所の位置を検出して搭乗者のアイポジションを推定してもよい。
○上記実施形態において、車両用サンバイザ装置5は、座席部上下位置検出センサ70とヘッドレスト位置検出センサ90とが設けられた構成となっているが、これら2つのセンサがない構成であってもよい。
○上記実施形態では、サンバイザ本体31の突出量は、5段階に設定されているがこの限りでない。例えば、6段階以上に設定した場合は、搭乗者にとって、より好適な遮光状態を提供することができる。
○上記実施形態では、測定角度範囲29は、受光センサ25を中心に、左右方向に150°、上下方向に45°の範囲であるが、これに限らず、車両1の大きさに合わせて適宜変更してもよい。
○上記実施形態では、駆動モータ6〜9は運転側シート2に装着されているがこの限りでない。例えば、車両1の床に固定されるものであってもよい。
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)請求項1に記載の車両用サンバイザ装置であって、前記車両用サンバイザ装置は調節スイッチを備えるとともに、前記制御装置は記憶領域を備え、前記搭乗者が、前記搭乗者のアイポジションに応じた遮光状態となるように前記操作スイッチを操作することにより前記遮光装置を調節し、更に前記調節スイッチを操作すると、前記調節スイッチを操作した時の前記入射角度に対する前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つと、遮光状態とが前記記憶領域に記憶され、前記シートが前記記憶領域に記憶された前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度に配置されると、記憶された前記遮光状態を基準に前記遮光制御が行われることを特徴とする車両用サンバイザ装置。
このように構成すると、搭乗者ごとに好適な遮光状態を得ることができる。更に、一度記憶領域に好適な遮光状態を記憶させると、以後、シートが記憶領域に記憶されたシートの前後位置及び背部の傾斜角度に配置された場合は、再度遮光装置を調節しなくても好適な遮光状態を得ることができる。
本実施形態の車両用サンバイザ装置を示す正面図。 本実施形態の車両用サンバイザ装置を示す側面図。 前後方向のアイポジションの推定の様子を説明するための模式図。 上下方向のアイポジションの推定の様子を説明するための模式図。 車両用サンバイザ装置のブロック図。
符号の説明
2…シートとしての運転側シート、3…ルームミラー、4…サイドミラー、5…車両用サンバイザ装置、2b…背部、2c…ヘッドレスト、6…第1駆動モータとしての駆動モータ、7…第3駆動モータとしての駆動モータ、8…第2駆動モータとしての駆動モータ、9…第4駆動モータとしての駆動モータ、19…ミラー駆動モータ、17…ルームミラー角度検出センサ、24…サイドミラー角度検出センサ、25…受光センサ、26…制御装置、27…遮光装置、29…測定角度範囲、60…前後位置センサとしての座席前後位置検出センサ、70…上下位置センサとしての座席部上下位置検出センサ、80…角度センサとしての背部傾斜角度検出センサ、90…ヘッドレスト位置検出センサ、θ1…背部2bの傾斜角度、θ2…ルームミラーの角度状態としての左右角度、θ3…ルームミラーの角度状態としての上下角度、θ4…サイドミラーの角度状態としての左右角度、θ5…サイドミラーの角度状態としての上下角度。

Claims (8)

  1. 所定の測定角度範囲に入射する入射光を遮るために設けられる遮光装置と、
    前記測定角度範囲に入射する入射光の上下左右の入射角度及び入射強度を検出するための信号を出力する受光センサと、
    前記受光センサが出力する信号に基づいて、前記遮光装置によって前記入射光を遮る遮光制御を行う制御装置と
    を備えた車両用サンバイザ装置であって、
    シートの前後位置を調節するための第1駆動モータ、又は前記シートの前後位置を調節するために前記第1駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記シートの前後位置を検出するための信号を出力する前後位置センサ、及び、前記シートの背部の傾斜角度を調節するための第2駆動モータ、又は前記シートの背部の傾斜角度を調節するために前記第2駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記シートの背部の傾斜角度を検出するための信号を出力する角度センサのうち少なくとも1つのセンサを備え、
    前記制御装置は、前記前後位置センサ及び前記角度センサの信号に基づいて前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行うことを特徴とする車両用サンバイザ装置。
  2. 所定の測定角度範囲に入射する入射光を遮るために設けられる遮光装置と、
    前記測定角度範囲に入射する入射光の上下左右の入射角度及び入射強度を検出するための信号を出力する受光センサと、
    前記受光センサが出力する信号に基づいて、前記遮光装置によって前記入射光を遮る遮光制御を行う制御装置と
    を備えた車両用サンバイザ装置であって、
    ルームミラーに装着されて、前記ルームミラーの角度状態を検出するための信号を出力するルームミラー角度検出センサを備え、
    前記制御装置は、前記ルームミラー角度検出センサの信号に基づいて前記ルームミラーの角度状態を検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行うことを特徴とする車両用サンバイザ装置。
  3. 所定の測定角度範囲に入射する入射光を遮るために設けられる遮光装置と、
    前記測定角度範囲に入射する入射光の上下左右の入射角度及び入射強度を検出するための信号を出力する受光センサと、
    前記受光センサが出力する信号に基づいて、前記遮光装置によって前記入射光を遮る遮光制御を行う制御装置と
    を備えた車両用サンバイザ装置であって、
    サイドミラーの角度状態を調節するためのミラー駆動モータ、又は前記サイドミラーの角度状態を調節するために前記ミラー駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記サイドミラーの角度状態を検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサを備え、
    前記制御装置は、前記サイドミラー角度検出センサの信号に基づいて前記サイドミラーの角度状態を検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行うことを特徴とする車両用サンバイザ装置。
  4. 請求項1に記載の車両用サンバイザ装置であって、
    ルームミラーに装着されて、前記ルームミラーの角度状態を検出するための信号を出力するルームミラー角度検出センサを備え、
    前記制御装置は、前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出するとともに、前記ルームミラー角度検出センサの信号に基づいて前記ルームミラーの角度状態を検出し、それらの検出情報に基づいて、搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行うことを特徴とする車両用サンバイザ装置。
  5. 請求項1に記載の車両用サンバイザ装置であって、
    サイドミラーの角度状態を調節するためのミラー駆動モータ、又は前記サイドミラーの角度状態を調節するために前記ミラー駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記サイドミラーの角度状態を検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサを備え、
    前記制御装置は、前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうち少なくとも一つを検出するとともに、前記サイドミラー角度検出センサの信号に基づいて前記サイドミラーの角度状態を検出し、それらの検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行うことを特徴とする車両用サンバイザ装置。
  6. 請求項2に記載の車両用サンバイザ装置であって、
    サイドミラーの角度状態を調節するためのミラー駆動モータ、又は前記サイドミラーの角度状態を調節するために前記ミラー駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記サイドミラーの角度状態を検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサを備え、
    前記制御装置は、前記ルームミラーの角度状態を検出するとともに、前記サイドミラー角度検出センサの信号に基づいて前記サイドミラーの角度状態を検出し、それらの検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行うことを特徴とする車両用サンバイザ装置。
  7. 請求項4に記載の車両用サンバイザ装置であって、
    サイドミラーの角度状態を調節するためのミラー駆動モータ、又は前記サイドミラーの角度状態を調節するために前記ミラー駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記サイドミラーの角度状態を検出するための信号を出力するサイドミラー角度検出センサを備え、
    前記制御装置は、前記シートの前後位置及び前記シートの背部の傾斜角度のうちの少なくとも一つと、前記ルームミラーの角度状態とを検出するとともに、前記サイドミラー角度検出センサの信号に基づいて前記サイドミラーの角度状態を検出し、それらの検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行うことを特徴とする車両用サンバイザ装置。
  8. 請求項1,請求項4,請求項5,及び請求項7のうちのいずれか1項に記載の車両用サンバイザ装置であって、
    前記シートの上下位置を調節するための第3駆動モータ、又は前記シートの上下位置を調節するために前記第3駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記シートの上下位置を検出するための信号を出力する上下位置センサ、及び、前記シートのヘッドレストの上下位置を調節するための第4駆動モータ、又は前記シートのヘッドレストの上下位置を調節するために前記第4駆動モータに駆動される機構に装着されて、前記シートのヘッドレストの上下位置を検出するための信号を出力するヘッドレスト位置検出センサのうち少なくとも一つのセンサを備え、
    前記制御装置は、前記上下位置センサ及び前記ヘッドレスト位置検出センサの信号に基づいて前記シートの上下位置及び前記シートのヘッドレストの上下位置のうち少なくとも一つを検出し、その検出情報をもとに搭乗者のアイポジションを推定し、推定した前記アイポジションに応じた遮光制御を行うことを特徴とする車両用サンバイザ装置。
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