JP2007269101A - 遮光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構成かつ安価でありながら、アイポイントに応じて遮光範囲を変更することができる遮光装置を提供する。
【解決手段】 運転者は車両に乗ると、後方が見えるようにインナーミラー92の傾きを調節する。この調整によってスライダー36aVが可変抵抗36Vに接触する位置が変わり、その結果、ECU30が検出する電圧値も変化する。ECU30は、この電圧値からインナーミラー92が垂直方向に傾けられた角度(垂直角度θV)を検出する。そして、インナーミラーを原点としたアイポイントH=−L*tan(2*θV−θ0)を算出する。従来の遮光装置と比較して、簡易な構成かつ安価でありながら、アイポイントの高さに応じて遮光範囲を変更することができる。
【選択図】 図6
【解決手段】 運転者は車両に乗ると、後方が見えるようにインナーミラー92の傾きを調節する。この調整によってスライダー36aVが可変抵抗36Vに接触する位置が変わり、その結果、ECU30が検出する電圧値も変化する。ECU30は、この電圧値からインナーミラー92が垂直方向に傾けられた角度(垂直角度θV)を検出する。そして、インナーミラーを原点としたアイポイントH=−L*tan(2*θV−θ0)を算出する。従来の遮光装置と比較して、簡易な構成かつ安価でありながら、アイポイントの高さに応じて遮光範囲を変更することができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、フロントガラスを介して車内に差し込む太陽光を遮光する遮光装置に関する。
車両には、フロントガラスを介して車内に差し込む太陽光を遮光するため、サンバイザが取り付けられている。サンバイザは、フロントガラスの上縁部に沿って設置された軸部と、この軸部に対し軸周りに回転可能に取り付けられた板状のバイザ本体とで構成されている。このサンバイザのバイザ本体は、通常、屋根の天井に重ねられる収納位置にたたまれている。そして、このサンバイザは、フロントガラスを介して車両に差し込む太陽光を遮光するときは、収納位置にあるバイザ本体を軸部まわりに回転させてフロントガラスの手前側に倒して使用する。
しかし、このサンバイザは、板状に構成されたバイザ本体を倒すだけの簡単な構造であるため、フロントガラス上部の一定の領域を遮光するだけであった。そのため、運転者の目の位置(以下「アイポイント」という)が高い場合には、遮光範囲が低すぎて、バイザ本体が前方の視界を必要以上に隠してしまう恐れがあった。一方、アイポイントが低い場合には、遮光位置が高すぎて、必要な遮光ができない場合があった。
そのため現在では、遮光範囲を自由に変えることができる遮光装置が用いられることが多くなってきている(特許文献1)。
この遮光装置は、板状のバイザ本体と、フロントガラスに隣接する屋根部に設けられ、このバイザ本体を収納する収納部と、この収納部からバイザ本体を、フロントガラスの表面に沿ってスライドするように送り出す送出装置とを備えている。
この遮光装置は、板状のバイザ本体と、フロントガラスに隣接する屋根部に設けられ、このバイザ本体を収納する収納部と、この収納部からバイザ本体を、フロントガラスの表面に沿ってスライドするように送り出す送出装置とを備えている。
この遮光装置は、収納部から送り出されるバイザ本体の送出量を変えることで、運転者のアイポイントに応じて、必要な遮光を行うことができる。
しかし、この遮光装置は、遮光範囲を自由に設定することができる点では従来のサンバイザに比較すると優れているが、運転中に遮光範囲を調整する操作を行わねばならない。
しかし、この遮光装置は、遮光範囲を自由に設定することができる点では従来のサンバイザに比較すると優れているが、運転中に遮光範囲を調整する操作を行わねばならない。
そのため、より新しいタイプの遮光装置では、カメラを用いて運転者を撮影し、その撮影した画像から運転者の目を認識し、その認識に基づいてアイポイントを検出する装置が備えられている。そして、その検出結果に基づいて遮光範囲を決定し、バイザ本体をスライドさせて太陽光を遮光している(特許文献2)。
特開平11−170864号公報
特開2002−331835号公報
しかし、上述した新しいタイプの遮光装置は高価なカメラを必要とし、車両の部品点数が増える上に、運転者を撮影した画像から運転者の目を認識する複雑な処理を必要とするという問題があった。現在の車両はインテリジェンス化が進み、ECUは多くの複雑な処理を行っている。そのため、現在のECUは、遮光のためだけに上述した複雑な処理を行う余裕がないので、もし上述した新しいタイプの遮光装置を導入しようとした場合、ECUをより高性能のものに取り替えねばならない場合もあった。そのため、上述した新しいタイプの遮光装置は、カメラを備えている点で高価であるばかりでなく、ECUをより高性能のものにする必要が生じた場合は、さらに高価なものとなってしまうという問題があった。
そこで本発明では、上述した問題点を解決し、簡易な構成かつ安価でありながら、アイポイントに応じて遮光範囲を変更することができる遮光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の遮光装置は、乗員の目の位置(アイポイント)によって適宜調節される車内設備に着目し、この車内設備の調節量を検出手段で検出するよう構成した。このように構成した理由は、車内設備はアイポイントによって適宜調節されるので、その調節量はアイポイントと相関性を有していると考えられるからである。そして、この遮光装置は、この検出手段で検出された調節量に基づいて設定手段により遮光範囲を設定するよう構成した。
このように構成された請求項1記載の遮光装置は、アイポイントを検出する手段として、アイポイントによって適宜調節される車内設備、例えば、インナーミラー(請求項5)やサイドミラーの調節量を検出する手段を備えているだけなので、カメラを備えていた従来の遮光装置に比べて、構成を簡単かつ安価にすることができる。この検出手段としては、請求項8に記載したように、可変抵抗器等のカメラに比べ非常に安価な構成を用いることができる。
また、従来の遮光装置は、アイポイントを検出する前に、カメラで撮影した画像から目を認識する複雑な画像処理が必要だが、本発明では、そのような複雑な処理は不要である。本発明では、アイポイントを検出する処理としては、必要があるとしても、車内設備の調節量から幾何学計算によりアイポイントを算出する程度の簡単な処理だけである。さらに言えば、本発明では、アイポイントを検出する処理は、例えば、車内設備の調節量と遮光範囲との対応関係を示すテーブルを用意しておけば、調節量から直ちに遮光範囲を設定することができるので、設定によってはアイポイントを算出する処理も不要で、単に調節量を検出するだけでよい。そのため、本発明の遮光装置は、この遮光装置で必要な処理を既存のECUその他の車両側のコンピュータを用いて処理することができ、従来の遮光装置のように、場合によっては車両側のコンピュータとして高価なコンピュータを用いねばならないといったこともない。
従って、この請求項1記載の遮光装置を用いれば、従来の遮光装置と比較して、簡易な構成かつ安価でありながら、アイポイントに応じて遮光範囲を変更することができる。
尚、遮光範囲については、前述したテーブルのように調節量と遮光範囲との関係を予め規定し、調節量が検出されたら、その規定に基づいて設定してもよいし、調節量が検出されるごとに遮光範囲を算出するなど、調節量に基づいて設定されるのであれば、どのような方法で設定するようにしてもよい。
尚、遮光範囲については、前述したテーブルのように調節量と遮光範囲との関係を予め規定し、調節量が検出されたら、その規定に基づいて設定してもよいし、調節量が検出されるごとに遮光範囲を算出するなど、調節量に基づいて設定されるのであれば、どのような方法で設定するようにしてもよい。
ところで、遮光装置は、フロントガラスから車内に差し込む太陽光を遮光する位置に配置されるため、運転者の目の高さが高い場合には、前方の視界の一部を遮ることとなる。
そこで、請求項2に記載したように、設定手段で設定される遮光範囲は、検出手段で検出される調節量で示される乗員の目の位置が低いほど広く、調節量で示される乗員の目の位置が高いほど遮光範囲を狭く設定してもよい。
そこで、請求項2に記載したように、設定手段で設定される遮光範囲は、検出手段で検出される調節量で示される乗員の目の位置が低いほど広く、調節量で示される乗員の目の位置が高いほど遮光範囲を狭く設定してもよい。
このようにすれば、アイポイントが高い運転者については、必要以上に前方の視界の一部を遮ることなく遮光することができ、一方、アイポイントが低い運転者については、遮光位置が高すぎることなく、適切な位置で遮光がなされることとなる。
次に、請求項3に記載したように、指示手段は、遮光手段による遮光範囲を段階的に大きくすることを指示可能に構成されたものでもよい。その場合、設定手段は、各段階で遮光する範囲を設定するよう構成し、制御手段は、指示手段によって指示されると、その指示された段階の遮光範囲を遮光手段に遮光させる制御を行うよう構成すればよい。
この遮光装置を用いると、日の高さなど、必要に応じて遮光範囲を変えることができるので、乗員のニーズにあった遮光を行うことができる。
尚、このように構成した場合は、第2段目以降は、例えば同じ割合で遮光範囲が増えるよう設定してもよいが(もちろん異なってもよい)、請求項4に記載したように、検出手段で検出される調節量で示される目の高さが低いほど第1段目の遮光範囲を広く設定し、調節量で示される目の高さが高いほど第1段目の遮光範囲を狭く設定するよう構成してもよい。
尚、このように構成した場合は、第2段目以降は、例えば同じ割合で遮光範囲が増えるよう設定してもよいが(もちろん異なってもよい)、請求項4に記載したように、検出手段で検出される調節量で示される目の高さが低いほど第1段目の遮光範囲を広く設定し、調節量で示される目の高さが高いほど第1段目の遮光範囲を狭く設定するよう構成してもよい。
このようにすれば、アイポイントが低い乗員に対しては、第1段目の遮光範囲を大きく取ることで、遮光を確実に行った後、段階的に遮光範囲を広げていくことができる。一方、アイポイントが高い乗員に対しては、アイポイントが低い乗員と同じように遮光しては前方の視界を必要以上に妨げてしまうが、第1段目の遮光範囲を小さく取ることで、前方の視界を必要以上に妨げてしまうことなく遮光を行った後、段階的に遮光範囲を広げていくことができる。
尚、本発明の遮光装置では、請求項6に記載したように、車内設備としてインナーミラーを用いた場合、調節量としては、インナーミラーの上下方向の角度を検出すればよく、請求項7に記載したように、さらに、インナーミラーの左右方向の角度を検出してもよい。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
図1は、車両の天井部を下方から見上げた斜視図であって、この天井部の前方部分に取り付けられた本実施形態の遮光装置の斜視図である。図2は、本実施形態の遮光装置を側面から見た模式図で、(a)はバイザ本体が収納部に収納されている様子を示し、(b)はバイザ本体が送り出される様子を示し、(c)はバイザ本体が完全に送り出された様子を示している。
図1は、車両の天井部を下方から見上げた斜視図であって、この天井部の前方部分に取り付けられた本実施形態の遮光装置の斜視図である。図2は、本実施形態の遮光装置を側面から見た模式図で、(a)はバイザ本体が収納部に収納されている様子を示し、(b)はバイザ本体が送り出される様子を示し、(c)はバイザ本体が完全に送り出された様子を示している。
尚、以下の説明では、車両の前方側を前方、後方側を後方とし、車両が前方を向いた状態を基準として左右方向を示すものとする。
[全体説明]
本実施形態の遮光装置1は、図1に示すように、車両の屋根90の下面側すなわち車内側の面上であって、フロントガラス91に隣接する前方側に配置されている。また本実施形態の車両には、この遮光装置1が2台備えられ、各遮光装置1は、インナーミラー92を挟んだ助手席側(左側)と運転席側(右側)にそれぞれ備えられている。
[全体説明]
本実施形態の遮光装置1は、図1に示すように、車両の屋根90の下面側すなわち車内側の面上であって、フロントガラス91に隣接する前方側に配置されている。また本実施形態の車両には、この遮光装置1が2台備えられ、各遮光装置1は、インナーミラー92を挟んだ助手席側(左側)と運転席側(右側)にそれぞれ備えられている。
各遮光装置1は、図2(a)に示すように、略板状に形成されたバイザ本体10と、このバイザ本体10を収納する収納部20とを備えている。
このうち収納部20は、上下方向に薄い箱型に形成され、バイザ本体10が屋根90に対し略平行な状態で収納可能な大きさに形成されている。また、この収納部20は、前方側の側面21の下部部分に、収納部20内に収納されたバイザ本体10を外部に排出するための排出口22が形成されている。また、この収納部20は、その内部であって排出口22の近傍に、送出ローラ23を備えている。この送出ローラ23は、図2(b)(c)に示すように、収納部20内に収納されたバイザ本体10の板面に当接してバイザ本体10をその板面に沿ってスライドさせ、排出口22から外部に送り出す。するとバイザ本体10は、フロントガラス91の表面に略沿った形で、収納部20から排出される。
[内部構成]
次に、本実施形態の遮光装置1の制御を行う内部構成について説明する。
このうち収納部20は、上下方向に薄い箱型に形成され、バイザ本体10が屋根90に対し略平行な状態で収納可能な大きさに形成されている。また、この収納部20は、前方側の側面21の下部部分に、収納部20内に収納されたバイザ本体10を外部に排出するための排出口22が形成されている。また、この収納部20は、その内部であって排出口22の近傍に、送出ローラ23を備えている。この送出ローラ23は、図2(b)(c)に示すように、収納部20内に収納されたバイザ本体10の板面に当接してバイザ本体10をその板面に沿ってスライドさせ、排出口22から外部に送り出す。するとバイザ本体10は、フロントガラス91の表面に略沿った形で、収納部20から排出される。
[内部構成]
次に、本実施形態の遮光装置1の制御を行う内部構成について説明する。
ここで図3は、本実施形態の遮光装置1の内部構成を示すブロック図である。
本実施形態の遮光装置1は、遮光装置1を含む車内設備を制御するコンピュータ装置であるECU30を備えている。また、この遮光装置1は、送出ローラ23を駆動するモータ32と、送出ローラ23の回転数を検出する検出装置34とを備え、これらモータ32と検出装置34は、各遮光装置1の収納部20の内部に備えられている。また、遮光装置1は、インナーミラー92(図1参照)の内部に、インナーミラー92の水平方向及び上下方向の傾斜角度を検出する二つの可変抵抗器36を備えている。尚、以下必要に応じて、水平方向の傾斜角度を検出する可変抵抗器36を符号36H、上下方向の傾斜角度を検出する可変抵抗器36を符号Vで表すものとする。さらに、遮光装置1は、運転席側と助手席側の図示しないインパネ上に設けられた一対の多段階スイッチ38を備えている。
本実施形態の遮光装置1は、遮光装置1を含む車内設備を制御するコンピュータ装置であるECU30を備えている。また、この遮光装置1は、送出ローラ23を駆動するモータ32と、送出ローラ23の回転数を検出する検出装置34とを備え、これらモータ32と検出装置34は、各遮光装置1の収納部20の内部に備えられている。また、遮光装置1は、インナーミラー92(図1参照)の内部に、インナーミラー92の水平方向及び上下方向の傾斜角度を検出する二つの可変抵抗器36を備えている。尚、以下必要に応じて、水平方向の傾斜角度を検出する可変抵抗器36を符号36H、上下方向の傾斜角度を検出する可変抵抗器36を符号Vで表すものとする。さらに、遮光装置1は、運転席側と助手席側の図示しないインパネ上に設けられた一対の多段階スイッチ38を備えている。
このうちECU30は、車両のバッテリーから電源の供給を受けて動作して、後述する各種処理を実行する。
モータ32は、ECU30から電力が供給されて駆動するとともに、電力の入り切りに従って回転・停止するDCモータである。
モータ32は、ECU30から電力が供給されて駆動するとともに、電力の入り切りに従って回転・停止するDCモータである。
検出装置34は、送出ローラ23が所定角度回転する毎に信号(以下「回転検出信号」)を出力するよう構成されている。ECU30がモータ32を駆動して送出ローラ23を回転させると、ECU30には検出装置34から回転検出信号が入力されるので、ECU30はその信号の数から送出ローラ23の回転角度、すなわち、バイザ本体10を送り出した距離を算出する。
可変抵抗器36には、ECU30から一定電圧がかけられており(本実施形態では5V)、インナーミラー92が、水平方向あるいは上下方向に動かされると、スライダー36aが可変抵抗器36に接触する位置が変わり、スライダー36aが検出する電圧が変化する。ECU30は、スライダー36aにかかる電圧を検出して、インナーミラー92の水平方向あるいは上下方向に傾斜する傾斜角度を検出する。尚、以下必要に応じて、水平方向の傾斜角度を検出する可変抵抗器36Hに接触するスライダーを符号36aH、上下方向の傾斜角度を検出する可変抵抗器36Vに接触するスライダーを符号36aVで表すものとする。
多段階スイッチ38は、ECU30から延伸された複数の端子(段端子38a〜38e)と、接地された接地端子38zとを備えている。接地端子38zは、操作者の操作によりいずれかの段端子38a〜38eと接続できるよう構成されている。ECU30は、各段端子38a〜38eに一定電圧をかけており、いずれかの段端子38a〜38eが操作者の操作により接地端子38zに接続されると、その段端子38a〜38eの電圧は0になる。するとECU30では、電圧が0になった段端子38a〜38eが何れかであるかを検出することによって、操作者が多段階スイッチ38をどのように操作したかを認識することができる。尚、本実施形態では、ECU30は、乗員の操作によって段端子38aの電圧が接地端子38zに接続され、段端子38aの電圧が0になったときは、バイザ本体10を遮光範囲が最も広い4段目まで送り出すことが指示されたと認識し、段端子38bの場合は3段目、段端子38cの場合は2段目、段端子38dの場合は遮光範囲が最も狭い一段目まで送り出すことが指示されたと認識するように設定されている。またECU30は、段端子38eの電圧が0になったときは、バイザ本体10を収納部20に収納することが指示されたと認識するように設定されている。
[各種処理]
次に、ECU30で実行される各種処理について説明する。
[設定処理]
まずECU30で実行される設定処理について説明する。尚、設定処理におけるアイポイント算出処理(後述)は運転席側の遮光装置1のみに適用する。
[各種処理]
次に、ECU30で実行される各種処理について説明する。
[設定処理]
まずECU30で実行される設定処理について説明する。尚、設定処理におけるアイポイント算出処理(後述)は運転席側の遮光装置1のみに適用する。
ここで、図4は、設定処理のフローチャートである。図5は、水平方向成分についてのアイポイントを算出する方法を示す説明図で、(a)はインナーミラー92とアイポイントとの関係を説明する説明図、(b)はアイポイントを算出する計算式のパラメータの説明図、(c)は計算式である。図6も、垂直方向成分についてのアイポイントを算出する方法を示す説明図で、(a)はインナーミラー92とアイポイントとの関係を説明する説明図、(b)はアイポイントを算出する計算式のパラメータの説明図、(c)は計算式である。図7は、遮光範囲について説明する説明図である。図8は、太陽光が車内に差し込む様子を示す説明図である。
この設定処理(S1)では、図4に示すように、まず、アイポイントがインナーミラー92の中心から後方に向かって離れている水平距離(L)を算出する(S10)。
図5(a)に示すように、運転者は車両に乗ると、後方が見えるようにインナーミラー92の傾きを調節する。この調整によってスライダー36aHが可変抵抗器36Hに接触する位置が変わり、その結果、ECU30が検出する電圧値も変化する。ECU30は、この電圧値からインナーミラー92が水平方向に傾けられた角度(以下「水平角度θH」という)を検出する。(詳細は省くが、検出する電圧に対するθHの関係をECU30の内部で記憶している。)
ところで、インナーミラー92の中心とアイポイントとを結ぶ直線が、インナーミラー92の中心から後方に向かって引いた線(以下「基準線」という)に対し水平方向に傾いている角度は、水平角度θHを用いて表すと2θHである。
図5(a)に示すように、運転者は車両に乗ると、後方が見えるようにインナーミラー92の傾きを調節する。この調整によってスライダー36aHが可変抵抗器36Hに接触する位置が変わり、その結果、ECU30が検出する電圧値も変化する。ECU30は、この電圧値からインナーミラー92が水平方向に傾けられた角度(以下「水平角度θH」という)を検出する。(詳細は省くが、検出する電圧に対するθHの関係をECU30の内部で記憶している。)
ところで、インナーミラー92の中心とアイポイントとを結ぶ直線が、インナーミラー92の中心から後方に向かって引いた線(以下「基準線」という)に対し水平方向に傾いている角度は、水平角度θHを用いて表すと2θHである。
また、本実施形態の車両は、図5(b)に示すように、運転席に座る運転者の水平方向のアイポイントが、基準線から垂直方向に400mm離れている。この距離は、アイポイントの高さによらず一定である。
そのため、S10で算出するインナーミラー92を原点とした水平距離(L)は、図5(c)に示すようにL=400/{tan(2*θH)}となる。
次に、この設定処理(S1)では、図4に示すように、アイポイントがインナーミラー92の中心から垂直方向に向かって離れている垂直距離(H)を算出する(S12)。
次に、この設定処理(S1)では、図4に示すように、アイポイントがインナーミラー92の中心から垂直方向に向かって離れている垂直距離(H)を算出する(S12)。
S12の処理で算出する垂直距離(H)とは、図5(b)に示すように、アイポイントが基準線から下方に離れている高さ(H)のことである。
図6(a)に示すように、運転者は車両に乗ると、後方が見えるようにインナーミラー92の傾きを調節する。この調整によってスライダー36aVが可変抵抗36Vに接触する位置が変わり、その結果、ECU30が検出する電圧値も変化する。ECU30は、この電圧値からインナーミラー92が垂直方向に傾けられた角度(以下「垂直角度θV」という)を検出する。(詳細は省くが、検出する電圧に対するθVの関係をECU30の内部で記憶している。)
ところで、インナーミラー92の中心とアイポイントとを結ぶ直線が、基準線に対し垂直方向に傾いている角度は、水平方向と同じように考え、垂直角度θVを用いて表すと2θVである。
図6(a)に示すように、運転者は車両に乗ると、後方が見えるようにインナーミラー92の傾きを調節する。この調整によってスライダー36aVが可変抵抗36Vに接触する位置が変わり、その結果、ECU30が検出する電圧値も変化する。ECU30は、この電圧値からインナーミラー92が垂直方向に傾けられた角度(以下「垂直角度θV」という)を検出する。(詳細は省くが、検出する電圧に対するθVの関係をECU30の内部で記憶している。)
ところで、インナーミラー92の中心とアイポイントとを結ぶ直線が、基準線に対し垂直方向に傾いている角度は、水平方向と同じように考え、垂直角度θVを用いて表すと2θVである。
しかし、インナーミラー92は、一般に作りつけの段階で下方に向かって傾けられていることが多い。そのため、本実施形態では、作りつけの段階で傾けられている角度をθvoとすると、インナーミラー92の中心とアイポイントとを結ぶ直線が、基準線に対し垂直方向に傾いている角度は、2(θV−θvo)である。
従って、垂直距離(H)は、図5(c)に示すようにH=−L*tan(2θV−θvo)となる。そしてこの計算結果から求められる垂直距離(H)が、インナーミラー92を原点としたアイポイントである。
S14では、図7に示すように、送り出し量が50%の時に入射角度が15°の太陽光がぎりぎり車内に差し込む位置(以下「差込位置」)を基準として、アイポイントがこの差込位置より高いか低いかを判定する処理である。
この判定(S14)の結果、アイポイントが差込位置より高い場合は、バイザ本体10で遮光する遮光範囲が第1遮光範囲に(S16)、アイポイントが差込位置より低い場合は、第2遮光範囲に設定される(S18)。
このうちS16では、各段階で送出されるバイザ本体10の送り出し量が、図8(a)に示すように、第1段階では20%、第2段階では40%、第3段階では60%、第4段階では85%となるように設定される。このS16では、バイザ本体10を100%送り出すことがないように設定される。
一方、S18では、各段階で送出されるバイザ本体10の送り出し量が、図8(b)に示すように、第1段階では50%、第2段階では67%、第3段階では83%、第4段階では100%に設定される。
以上のようにS16,S18が終了したら、本処理(S1)を終了する。
尚、本実施形態では、助手席側の遮光装置1については、説明を省略する。が設定処理は第1の遮光範囲、第2の遮光範囲のいずれかを適用すればよい。または、別に設定する第3の遮光範囲を設定してもよく限定はしない。
[動作処理]
次に、設定処理(S1)が終了した本実施形態の遮光装置1を用いて、遮光を行う場合の動作処理について説明する。
尚、本実施形態では、助手席側の遮光装置1については、説明を省略する。が設定処理は第1の遮光範囲、第2の遮光範囲のいずれかを適用すればよい。または、別に設定する第3の遮光範囲を設定してもよく限定はしない。
[動作処理]
次に、設定処理(S1)が終了した本実施形態の遮光装置1を用いて、遮光を行う場合の動作処理について説明する。
ここで図9は動作処理のフローチャートである。
この動作処理(S3)は、車両がキーオン状態のとき常時実行されている処理である。
図9に示すように、動作処理(S3)ではまず、多段階スイッチ38が操作されたかを検出している(S30)。具体的には、0Vとなっている段端子38a〜38eが変更されたか否かを検出している。
この動作処理(S3)は、車両がキーオン状態のとき常時実行されている処理である。
図9に示すように、動作処理(S3)ではまず、多段階スイッチ38が操作されたかを検出している(S30)。具体的には、0Vとなっている段端子38a〜38eが変更されたか否かを検出している。
この判定(S30)で、操作されていないときは待機し(S30:NO)、操作されたときは(S30:YES)、モータ32を回転させて、検出装置34による検出を開始し(S32)、変更先の段端子38a〜38eに対応する遮光範囲が遮光されたか否かを判定する(S34)。具体的には、接地端子38zの接続先が段端子38eから段端子38dに切り替えられた場合、1段目までバイザ本体10が送り出されたか否かを、検出装置34の検出によりS34では判定している。この遮光範囲は、S16あるいはS18で設定された遮光範囲を遮光する。
S34の判定で、バイザ本体10が送り出されたと判定されるまでは(S34:NO)、S32を続行してモータ32を駆動させ、バイザ本体10が送り出されたと判定されたら(S34:YES)、モータ32を停止して(S36)、再びS30を実行する。
ただし、S30で、他の段端子38a〜38dから、バイザ本体10を収納することを指示する段端子38eに切り替えられたら、S32において、バイザ本体10を送り出す方向とは逆方向に回転するようモータ32を駆動し、バイザ本体10が収納されたらモータ32の回転を停止し(S38)、再びS30の処理を実行する。
この動作処理(S3)を実行すると、多段階スイッチ38を段階的に操作すれば、段階的に遮光範囲を大きくすることができ、また、この多段階スイッチ38を操作すれば、バイザ本体10を収納部20に収納することもできる。
[効果]
以上説明した遮光装置1を用いると以下のような効果がある。
[効果]
以上説明した遮光装置1を用いると以下のような効果がある。
本実施形態の遮光装置1は、アイポイントを検出する手段として、アイポイントによって適宜調節されるインナーミラー92の傾斜角度を検出する可変抵抗器36を備えているだけなので、カメラを備えていた従来の遮光装置に比べて、構成を簡単かつ安価にすることができる。
また、従来の遮光装置は、アイポイントを検出する前に、カメラで撮影した画像から目を認識する複雑な画像処理が必要だが、本実施形態では、そのような複雑な処理は不要である。本実施形態では、アイポイントを検出する処理として、インナーミラー92の傾斜角度から幾何学計算によりアイポイントを算出しているだけである。そのため、本実施形態の遮光装置1は、この遮光装置1で必要な処理を既存のECU30その他の車両側のコンピュータを用いて処理することができ、従来の遮光装置のように、場合によっては車両側のコンピュータとして高価なコンピュータを用いねばならないといったこともない。
従って、この遮光装置1を用いれば、従来の遮光装置と比較して、簡易な構成かつ安価でありながら、アイポイントに応じて遮光範囲を変更することができる。
ところで、遮光装置1は、フロントガラス91から車内に差し込む太陽光を遮光する位置に配置されるため、運転者の目の高さが高い場合には、前方の視界の一部を遮ることとなる。
ところで、遮光装置1は、フロントガラス91から車内に差し込む太陽光を遮光する位置に配置されるため、運転者の目の高さが高い場合には、前方の視界の一部を遮ることとなる。
そこで、本実施形態では、遮光範囲は、アイポイントが低いほど広く、アイポイントが高いほど遮光範囲を狭く設定している。このようにすれば、アイポイントが高い運転者については、必要以上に前方の視界の一部を遮ることなく遮光することができ、一方、アイポイントが低い運転者については、遮光位置が高すぎることなく、適切な位置で遮光がなされることとなる。
また、本実施形態では、バイザ本体10による遮光範囲を段階的に大きくすることができるので、本実施形態の遮光装置1は、日の高さなど、必要に応じて遮光範囲を変えるなど、乗員のニーズにあった遮光を行うことができる。そして、本実施形態では、アイポイントが低い場合は、第1段目の遮光範囲を大きく取ることで、遮光を確実に行った後、段階的に遮光範囲を広げていくよう構成し、一方、アイポイントが高い場合、アイポイントが低い乗員と同じように遮光しては前方の視界を必要以上に妨げてしまうので、第1段目の遮光範囲を小さく取ることで、前方の視界を必要以上に妨げてしまうことなく遮光を行った後、段階的に遮光範囲を広げている。このようにすることで、アイポイントに応じた適切な遮光を行うことができる。
[対応]
本実施形態のバイザ本体10や送出ローラ23が、本発明の遮光手段に相等する。本実施形態の多段階スイッチ38が、本発明の指示手段に相等する。本実施形態の可変抵抗器36及びスライダー36aが、本発明の検出手段に相等する。S1の処理を実行するECU30が本発明の設定手段に相等する。動作処理を実行するECU30が本発明の制御手段に相等する。
[対応]
本実施形態のバイザ本体10や送出ローラ23が、本発明の遮光手段に相等する。本実施形態の多段階スイッチ38が、本発明の指示手段に相等する。本実施形態の可変抵抗器36及びスライダー36aが、本発明の検出手段に相等する。S1の処理を実行するECU30が本発明の設定手段に相等する。動作処理を実行するECU30が本発明の制御手段に相等する。
以上本発明の一実施形態ついて説明したが、本発明はこの実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、インナーミラー92の水平方向と上下方向の調整角度を検出したが、上下方向だけでもよい。その場合、やや精度は落ちるものの、本願発明の目的を達成できる範囲でアイポイントを推定できる。
また、本実施形態では、太陽光が15°の入射角度で車内に入ってきたときの高さを基準に、その基準に比べてアイポイントが高いか低いかで遮光範囲を決定しているが、アイポイント毎に遮光範囲をより細かく決定してもよい。また、本実施形態では、入射角度15°の太陽光を基準としているのみであったが、例えば入射角度20°の太陽光をも基準とするなど、より多くの基準を設定して、例えば、20°以上、20°〜15°、15°以下の3段階など、より多くの段階に分けて遮光範囲を決定してもよい。
S16,S18においてバイザ本体10を送り出す量を定める基準は、第1段階が「運転視界が十分で且つ遮光できる位置 太陽光の入射角:15°」、第2段階が「運転視界はある程度確保しつつ遮光できる位置 太陽光の入射角:10°」、第3段階が「日没間近の太陽光を遮光できる位置 太陽光入射角:5°」、第4段階が「目線と遮光板とを結んだ位置が水平になる位置、もしくは、全送出位置 太陽光の入射角:2°以下」である。そのため、車種や、車両が使用される国によって、送り出し量を変えてもよく、その場合、上記基準に基づいて定めても良い。
本実施形態では、アイポイントを算出するために、インナーミラー92を用いたが、乗員の目の位置によって適宜調節される車内設備であればどのようなものでもよく、例えば、サイドミラー等でもよい。
1…遮光装置、10…バイザ本体、20…収納部、21…側面、22…排出口、23…送出口−ラ、30…ECU、32…モータ、34…検出器、36…可変抵抗器、38…多段階スイッチ38a〜38e…段端子、38z…接地端子、90…屋根、91…フロントガラス、92…インナーミラー
Claims (8)
- フロントガラスを介して車内に差し込む太陽光を、遮光範囲を変えて遮光する遮光手段と、
遮光を指示する指示手段と、
乗員の目の位置によって適宜調節される車内設備の調節量を検出する検出手段と、
前記調節量に基づいて前記遮光範囲を設定する設定手段と、
前記指示手段によって指示されると前記遮光手段を制御し、前記設定手段で設定された前記遮光範囲を前記遮光手段に遮光させる制御手段と
を備えることを特徴とする遮光装置。 - 請求項1に記載の遮光装置において、
前記設定手段は、前記検出手段で検出される前記調節量で示される乗員の目の位置が低いほど前記遮光範囲を広く設定し、前記調節量で示される乗員の目の位置が高いほど前記遮光範囲を狭く設定することを特徴とする遮光装置。 - 請求項1〜2の何れかに記載の遮光装置において、
前記指示手段は、前記遮光手段による遮光範囲を段階的に大きくすることを指示可能に構成され、
前記設定手段は、前記各段階で遮光する範囲を設定するよう構成され、
前記制御手段は、前記指示手段によって指示されると、前記遮光手段を制御して前記指示手段によって指示された段階の前記遮光範囲を前記遮光手段に遮光させることを特徴とする遮光装置。 - 請求項3記載の遮光装置において、
前記設定手段は、前記検出手段で検出される前記調節量で示される目の高さが低いほど第1段目の前記遮光範囲を広く設定し、前記調節量で示される目の高さが高いほど第1段目の前記遮光範囲を狭く設定することを特徴とする遮光装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の遮光装置において、
前記車内設備はインナーミラーであることを特徴とする遮光装置。 - 講求項5記載の遮光装置において、
前記調節量は、前記インナーミラーの上下方向の角度を含むことを特徽とする遮光装置。 - 請求項5〜6のいずれかに記載の遮光装置において、
前記調節量は、前記インナーミラーの左右方向の角度を含むことを特徴とする遮光装置。 - 請求項5〜7の何れかに記載の遮光装置において、
前記検出手段は、前記インナーミラーの調節角度を検出する可変抵抗器であることを特諏とする遮光装置。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109591704A (zh) * | 2019-01-02 | 2019-04-09 | 京东方科技集团股份有限公司 | 防眩光装置和后视镜 |
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JP2005119523A (ja) * | 2003-10-17 | 2005-05-12 | Asmo Co Ltd | 車両用サンバイザ装置 |
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-
2006
- 2006-03-30 JP JP2006095347A patent/JP2007269101A/ja active Pending
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