JP2005112241A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. 回転軸に形成されたウォームと前記回転軸を回転自在に支持する軸受とを備え、前記回転軸と前記軸受との間に、弾性体が設けられ、前記ウォームとウォームホイールの歯面同士が当接した時、前記弾性体を変形させることによりハウジングに対して前記回転軸を移動させる電動式パワーステアリング装置において、
   前記回転軸の外周面と前記軸受の内輪の内周面との摺動面の少なくとも一方に、ショットピーニングを施したことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
2. 前記ショットピーニングによって、前記摺動面の少なくとも一方に、固体潤滑材を打ち込み、皮膜処理したことを特徴とする請求項１に記載の電動式パワーステアリング装置。
3. 前記固体潤滑材は、二硫化モリブデンであることを特徴とする請求項２に記載の電動式パワーステアリング装置。
4. 前記回転軸には前記ハウジングに対して前記軸受を軸方向に支持するためのフランジ部が一体に形成されて成り、
   前記弾性体は該フランジ部に当接する大径円板部と前記軸受の内輪に当接する小径円板部と該大径円板部と該小径円板部とを連結する弾性部とから成り、
   前記フランジ部と前記大径円板部との摩擦係数と、前記軸受の内輪と前記小径円板部との摩擦係数とは略等しいことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項に記載の電動式パワーステアリング装置。