JP2005111677A - 記録装置、液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不本意なワイピング動作を介在させずに、キャリッジのホームシークを迅速に行う。
【解決手段】 主走査方向に往復駆動されるキャリッジ35の側面には突起35aが形成され、突起35aと対向するサイドフレーム右4には、突起35aが嵌入可能な穴4aが形成されている。サイドフレーム右4の近傍に設けられたキャップユニット10はキャリッジ35と係合可能に設けられ、キャリッジ35によってサイドフレーム右4の側にスライド移動することによりロックされ、ワイピング部材12による記録ヘッドのワイピングが可能となる。ギャップ調節手段によってキャリッジ35が最も上に変位すると、突起35aが穴4aに嵌入不可能となり、キャリッジ35がサイドフレーム右4に当接してもキャップユニット10がロック状態とならず、これによって不用意なワイピングが防止される。
【選択図】図5

Description

本発明は、FAX、プリンタ等に代表される、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備えた記録装置に関する。また、本発明は、液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録材に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体と前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置の一例としてのインクジェットプリンタは、被記録媒体にインクを吐出するインクジェット記録ヘッドを備えたキャリッジと、当該キャリッジを主走査方向にガイドするキャリッジガイド軸と、キャリッジの主走査領域の両側に立設され、前記キャリッジガイド軸を軸支するサイドフレームと、記録ヘッドの目詰まり防止の為に記録ヘッドをキャップするキャップ部材を備えたキャップユニットと、を備えている。
キャップユニットは、キャリッジの主走査領域の一方側の端部近傍(一般には、ホームポジション)において主走査方向にスライド可能に設けられ、キャリッジと係合してキャリッジに押されながら、サイドフレームに向かってスライド動作するとともに記録ヘッドに近接動作し、やがてキャリッジがサイドフレームに当接して停止した位置で、前記キャップ部材が記録ヘッドをキャップする様に構成されている。
また、インクジェットプリンタには、記録ヘッドのノズル面に付着したゴミや異物等をワイピングして取り除くワイピング部材が設けられている。このワイピング部材は記録ヘッドの往復動作領域に対して進退動作する様に設ける必要があるが、ワイピング部材を記録ヘッドに対して進退動作させる専用の機構を別途設ける場合にはコストアップを招くことになる。この様な問題を解決する手段として、特許文献1に記載されたヘッドクリーニング機構を備えたインクジェットプリンタが提案されている。
このヘッドクリーニング機構においては、記録ヘッドのホームポジション付近にスライダが配設され、そのスライダ上にキャップ部材およびワイピング部材が支持されている。そして記録ヘッドがホームポジションに進入したときにこれに連動して前記スライダが記録ヘッドに向かって接近し、キャップ部材により記録ヘッドがキャップされる様に構成されている。そして、記録ヘッドがホームポジションから退出移動するときに、前記スライダが記録ヘッドから離間してキャップが解除されるともに、スライドの移動が途中で停止するようにロックされ、その後の記録ヘッドの移動に伴って、スライダに搭載されたワイピング部材により記録ヘッドのノズル面がワイピングされる様になっている。
特開平10−193629号公報
ところで、インクジェットプリンタにおいては電源投入後、キャリッジが主走査方向における原点を探すべくホームシーク動作が行われる。このホームシーク動作には、例えばキャリッジと係合可能なレバー及び当該レバーの揺動動作を検出する検出器を設け、キャリッジを主走査方向に移動させることで、キャリッジが前記レバーと係合した位置を原点に設定するといった方法がある。しかしこの方法であると、前記レバーの取付精度等によってホームシークに高い精度が得られ難いことから、キャリッジをサイドフレームに突き当てて、当該突き当たり位置を主走査方向における原点に設定することが検出精度の観点からは望ましい。
しかしこの場合、上述した従来の構成であるとキャリッジがホームポジションに移動することによって記録ヘッドがキャップされ、そしてキャリッジがホームポジションから記録領域側に戻る際に、記録ヘッドのノズル面がワイピング部材によって必ずワイピングされることになる。ワイピング動作はノズル面のゴミや異物を除去する観点においては必要であるが、例えばこれから印刷動作を行うべくノズル開口のメニスカスが整えられた状態でワイピング動作が行われると、前記メニスカスが破壊され、ひいてはインクの飛行曲がりやドット抜けの原因となってしまう。即ち、不本意なタイミングでノズル面がワイピングされてしまう。
一方、この様な問題を解決する為に、ホームポジション側とは反対側のサイドフレームにキャリッジを突き当て、この突き当たり位置を原点に設定することも考えられる。しかし、この場合にはホームシークの為にキャリッジがホームポジション側のサイドフレームから反対側のサイドフレームまで長距離に移動する必要があり、これによってホームシーク動作に時間を要することになる。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その課題は、不本意なワイピング動作を介在させずに、キャリッジのホームシーク動作を迅速且つ正確に行う様にすることにある。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の態様は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備え、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、前記キャリッジの主走査領域の両側に立設されるサイドフレームと、前記キャリッジの主走査領域におけるいずれか一方側の端部近傍において主走査方向にスライド動作可能に設けられるとともに前記キャリッジの記録領域側に付勢された状態に設けられ、前記キャリッジと係合して前記記録領域側から前記サイドフレームに向かってスライド動作しながら前記記録ヘッドに近接動作し、やがて前記記録ヘッドをキャップするキャップ部材が前記記録ヘッドをキャップする様構成されたキャップユニットと、を備え、前記キャップユニットは、前記記録領域側から前記サイドフレームに向かってスライドする際に、そのスライド動作範囲内に位置するロック位置を超えることによって、そのスライド動作範囲内の所定の位置に保持される様設けられ、且つ、前記所定の位置に保持された状態で前記キャリッジが記録領域側へ移動することにより、前記記録ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング部材を備えた記録装置であって、前記キャップユニットが前記ロック位置を超えた位置で、前記キャリッジが前記サイドフレームに当接可能となる第1の状態と、前記キャップユニットが前記ロック位置を超えない位置で、前記キャリッジが前記サイドフレームに当接可能となる第2の状態と、を切り替えるキャリッジ当接位置切替手段を備えていることを特徴とする。
上記第1の態様によれば、キャップユニットがロック位置を超えた位置で、キャリッジがサイドフレームに当接可能となる第1の状態と、キャップユニットがロック位置を超えない位置で、キャリッジがサイドフレームに当接可能となる第2の状態と、を切り替えるキャリッジ当接位置切替手段を備えていることから、前記第2の状態ではキャリッジがサイドフレームに当接してもキャップユニットがロック状態とならず、従ってワイピング部材による記録ヘッドのワイピング動作が行われないことから、不本意なノズル面のワイピング操作を介在させることなく、キャリッジをサイドフレームに突き当てることで高精度にホームシークを行うことが可能となる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、前記キャリッジ当接位置切替手段が、前記キャリッジを上下方向に変位させることにより、前記記録ヘッドと被記録媒体とのギャップを調節するギャップ調節手段を利用して、前記キャリッジにおいて前記サイドフレームと対向する側に設けられた突起と、前記サイドフレームに形成され、前記第1の状態で前記突起が嵌入可能な穴と、の嵌合可能状態及び嵌合不可能状態を切り替えることで前記第1の状態と前記第2の状態を切り替える様に構成されていることを特徴とする。
上記第2の態様によれば、前記キャリッジ当接位置切替手段が、記録ヘッドと被記録媒体とのギャップを調節するギャップ調節手段を利用して構成されているので、極めて低コストに前記キャリッジ当接位置切替手段を構成することができる。
本発明の第3の態様は、上記第2の態様において、前記ギャップ調節手段が、前記キャリッジ軸の軸端に設けられたカムと、当該カムと係合可能なカムフォロアと、前記カムを回動させる歯車輪列と、前記歯車輪列に動力を伝達するモータとを備えて構成されていることを特徴とする。
上記第3の態様によれば、前記ギャップ調節手段が、モータの動力を受けて稼働する様に構成されていることから、ギャップ調節をユーザの手により行う必要が無く、ユーザフレンドリとなる。
本発明の第4の態様は、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドを備え、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、前記キャリッジの主走査領域の両側に立設されるサイドフレームと、前記キャリッジの主走査領域におけるいずれか一方側の端部近傍において主走査方向にスライド動作可能に設けられるとともに前記キャリッジの液体噴射領域側に付勢された状態に設けられ、前記キャリッジと係合して前記液体噴射領域側から前記サイドフレームに向かってスライド動作しながら前記液体噴射ヘッドに近接動作し、やがて前記液体噴射ヘッドをキャップするキャップ部材が前記液体噴射ヘッドをキャップする様構成されたキャップユニットと、を備え、前記キャップユニットは、前記液体噴射領域側から前記サイドフレームに向かってスライドする際に、そのスライド動作範囲内に位置するロック位置を超えることによって、そのスライド動作範囲内の所定の位置に保持される様設けられ、且つ、前記所定の位置に保持された状態で前記キャリッジが液体噴射領域側へ移動することにより、前記液体噴射ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング部材を前記キャップユニットに備えた液体噴射装置であって、前記キャップユニットが前記ロック位置を超えた位置で、前記キャリッジが前記サイドフレームに当接可能となる第1の状態と、前記キャップユニットが前記ロック位置を超えない位置で、前記キャリッジが前記サイドフレームに当接可能となる第2の状態と、を切り替えるキャリッジ当接位置切替手段を備えていることを特徴とする。
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図9を参照しながら説明する。ここで、図1はプリンタ1の装置本体の外観斜視図、図2はプリンタ1の側断面概略図、図3乃至図5はサイドフレーム右4近傍の構成を示す斜視図、図6は図5の部分拡大図、図7はサイドフレーム左5近傍の構成を示す斜視図、図8は同平面図、図9(A)は従来技術に係るキャリッジ35’及びフレーム3’の側面図であり、図9(B)は本実施形態に係るキャリッジ35’及びフレーム3’の側面図である。
以下では先ず、図1及び図2を参照しながら、本発明に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概要について説明する。尚、以下では、図2の左方向(プリンタ前方側)を用紙搬送経路の「下流側」と言い、右方向(プリンタ後方側)を「上流側」と言うこととする。
図1において、プリンタ1の装置本体は幅方向に延びるとともに垂直に立設されるメインフレーム3と、該メインフレーム3の両側においてメインフレーム3と交差する面を成すサイドフレーム右4及びサイドフレーム左5とによって、平面視略コの字形の形状に形成されたフレーム部材によって基体が構成されていて、後部には、「被記録媒体」、「被噴射媒体」の一例としての記録用紙(以下「用紙P」と言う)を傾斜姿勢でセット可能な給送装置2を備え、当該給送装置2から装置前方へ向けて用紙Pを給送して排出する構成を有している。
この給送装置2は、図2に示す様にホッパ21と、給送ローラ23と、リタードローラ27と、ガイドローラ25および26とを備えて構成され、用紙Pをインクジェット記録ヘッド39へと搬送する搬送駆動ローラ33および搬送従動ローラ34へ向けて、セットされた用紙Pを1枚ずつ給送する。
より詳しくは、ホッパ21は図1に示す様に板状体から成り、傾斜姿勢に設けられるとともに上部の揺動支点(図示せず)を中心に揺動可能に構成され、揺動することにより、ホッパ21上に支持された用紙Pを給送ローラ23に圧接させ、または、給送ローラ23から離間させる。給送ローラ23は側面視略D形の形状を成し、その円弧部分によって圧接した用紙Pを下流側へ給送する一方、用紙Pが給送され、搬送駆動ローラ33および搬送従動ローラ34によって搬送中は、搬送負荷を生じさせない様に図示する様にその平坦部が用紙Pと対向する様に制御される。
給送されるべき最上位の用紙Pと次位以降の用紙Pとを分離する「分離手段」としてのリタードローラ27は、給送ローラ23の円弧部分と圧接可能に設けられるとともに、所定の回転抵抗力が付与された状態に設けられている。ここで、用紙Pの重送が発生せずに、1枚だけ用紙Pが給送されている場合には、リタードローラ27はこれに応じて従動回転(図2の時計回り方向)し、用紙Pが給送ローラ23とリタードローラ27との間に複数枚存在する場合には、用紙間の摩擦係数が低いことにより、その回転が停止する様になっている。従ってこれにより、給送されるべき最上位の用紙Pにつられて重送されようとする次位以降の用紙Pが、給送ローラ23から下流側へ進まずに、重送が防止される。
ガイドローラ25および26は自由回転可能に設けられ、図示する様に搬送駆動ローラ33および搬送従動ローラ34によって用紙Pを搬送中に、用紙Pが給送ローラ23と接触して搬送負荷を生じさせない役割を担っている。
給送装置2によって給送される用紙Pはガイド29に案内されて、モータによって回転駆動される搬送駆動ローラ33と、該搬送駆動ローラ34に圧接して従動回転する搬送従動ローラとに到達する。搬送従動ローラ34はホルダ31に軸支され、ホルダ31は、メインフレーム3にばね(図示せず)を介して取り付けられている。搬送駆動ローラ33に到達した用紙Pは、搬送駆動ローラ33の回転によって所定のピッチで下流側へ搬送される。
搬送駆動ローラ33の下流側にはインクジェット記録ヘッド(以下「記録ヘッド」と言う)39と、これに対向してプラテン41とが配設されている。記録ヘッド39はキャリッジ35の底部に設けられ、複数色の各色毎に独立したインクカートリッジ(図示せず)を搭載し、記録ヘッド39へとインクを供給するよう構成されている。そして、当該キャリッジ35は主走査方向に延び、サイドフレーム右4及びサイドフレーム左5によって軸支されるキャリッジガイド軸37にガイドされながら、主走査方向に往復動する様に駆動される。尚、符号36は、キャリッジ35の主走査方向における位置を検出する為のリニアスケールであり、当該リニアスケール36の状態変化を検出する検出部(図示せず)がキャリッジ35に取り付けられている。
より詳しくは、図3に示す様にサイドフレーム右4の側には駆動モータ19が取り付けられていて、該駆動モータ19には、駆動プーリ20aが取り付けられている。また、サイドフレーム左5の側には図7に示す様に従動プーリ20bが設けられていて、駆動プーリ20aと従動プーリ20bとの間には無端ベルト38が係回されている。キャリッジ35は当該無端ベルト38の一部に取り付けられ、駆動モータ19の動力を受けて、キャリッジガイド軸37にガイドされながら主走査方向に動作する。
本実施形態においては、図7に示すように従動プーリ20bはホルダ49に軸支されている。ホルダ49はメインフレーム3に形成された長穴3aにスライド可能に取り付けられ、図8に示すようにフック52と、メインフレーム3に形成されたフック3aとの間に掛架された引っ張りばね53によって、無端ベルト38にテンションが付与されるように付勢された状態に設けられている。
ホルダ49には、長穴3aの内縁を挟み込む様な摺動部50a、51a及び50b、51bが形成されていて、ホルダ49は、これら摺動部が長穴3aの内縁を挟み込むことによってスライド可能となっている。尚、図8ではホルダ49の上部に形成された摺動部を図示しているが、図7において一部(摺動部50d)が示されているように、ホルダ49の下部においても、図8と同様な摺動部によって長穴3aの内縁を挟み込む様に構成されている。
ここで、ホルダ49には無端ベルト38のテンションが作用することにより、図8において反時計回り方向のモーメント力が働き、突起51aと、突起50bとがメインフレーム3に圧接し、突起50aとメインフレーム3及び突起51bとメインフレーム3との間に間隔Cが形成された状態となる。この様な状態では、従動プーリ20bの回動軸芯線が、無端ベルト38が延びる方向(メインフレーム3の面に平行な方向即ち主走査方向)と精密に直交する状態とはならず、その結果として従動プーリ20bの回転に際して無端ベルト38が従動プーリ20bの鍔部と接触して異音を発生させたり、ひいては無端ベルト38が前記鍔部を乗り越えて外れてしまう虞もある。そこで本実施形態においては、摺動部51a及び50bがメインフレーム3に圧接した状態で、従動プーリ20bの回動軸芯線が主走査方向に精密に直交するべく予めオフセットされる様に摺動部51a、50a及び51b、50bを配設している。即ち、間隔Cが形成された状態において、従動プーリ20bの回動軸芯線が主走査方向に精密に直交する様に構成している。従ってこれにより、無端ベルト38のテンションがかかっても、従動プーリ20bの回動軸芯線は主走査方向と精密に直交し、これによって適切な状態で無端ベルト38を駆動することが可能となる。
ところで、本実施形態では、キャリッジ35が主走査方向に安定して往復動作する様に、メインフレーム3の上部にガイドフレーム6を設けている。図9は従来技術と本実施形態とを比較する為の図であり、(A)は従来技術に係るキャリッジ35’及びメインフレーム3’の側面図、(B)は本実施形態に係るキャリッジ35及びメインフレーム3の側面図である。
図9(A)において、メインフレーム3’は上端がプリンタ後方側に折り曲げられた様なL字形の形状を成し、キャリッジ35’に設けられたスライダ40’がメインフレーム3’に裏面から接して、キャリッジガイド軸37を中心とした回転(図の反時計回り方向)が止められている。
これに対し、図9(B)において、メインフレーム3の上端には側面視略コの字形の形状を成すガイドフレーム6が、その開口側を下方に向けるようにしてメインフレーム3の両端部近傍で固定されている(図1参照)。そして、キャリッジ35にはスライダ40が設けられ、当該スライダ40がガイドフレーム6の内側に接することにより、キャリッジガイド軸37を中心とした回転(図の反時計回り方向)が止められている。
従って、従来技術においては、キャリッジ35’の主走査方向への往復動作に際しては、メインフレーム3’の上端に、主走査方向と直交する方向に外力が作用し、これによって曲げモーメントが発生し、メインフレーム3’の上端が撓んで記録精度が低下する虞があるが、本実施形態においては上記略コの字形の形状によって断面2次モーメントが増大したガイドフレーム6をメインフレーム3とは別体に構成してこれをメインフレーム3に設け、該ガイドフレーム6にキャリッジ35の自重(モーメント)が作用する様に構成しているので、フレームの撓み現象が軽減され、以て安定してキャリッジ35を駆動させることができる為、記録精度の低下を防止することが可能となっている。
続いて、本実施形態では、キャリッジガイド軸37を鉛直方向に変位させることにより記録ヘッド39と用紙Pとの距離(ペーパーギャップ:以下「PG」と言う)を変化させるギャップ調節手段を有している。ギャップ調節手段は、図示しないモータと、キャリッジガイド軸37の軸端に設けられたカムと、このカムと係合するカムフォロアとを備えている。そして、キャリッジガイド軸37は前記モータによって前記カムが回動することにより鉛直方向に変位動作し、PGが4段階(小さい方から順に、”−”(専用紙用)、”Typ”(普通紙用)、”+”(ヘッド擦れ回避用)、”++”(光ディスク用))に切り替わるように構成されているが、ここではその構成の詳細は省略する。尚、図5において符号7はキャリッジガイド軸37の軸端に取り付けられるスライダを示しており、当該スライダにはキャリッジ35の現在位置を検出する為のリニアスケール36が取り付けられ、これにより、キャリッジ35と同期してリニアスケール36が上下に変位動作する様になっている。
続いて、図2に戻って用紙Pと記録ヘッド39との距離を規定するプラテン41には、記録ヘッド39と対向する面にリブ43、43、43が形成されているとともに、凹部42、42が形成されている。凹部42は、用紙Pの端部から外れた領域に吐出するインクを打ち捨てる為のものであり、これにより、用紙Pの端部に余白無く印刷を行う所謂フチ無し印刷が実行可能となっている。尚、凹部42には、打ち捨てられたインクを吸収するインク吸収材(図示せず)が配設され、該インク吸収材から、プラテン41の下部に設けられた廃液トレイ(図示せず)へとインクが案内される。
記録ヘッド39の下流側には、補助ローラ46と、排出駆動ローラ44及び排出従動ローラ45が設けられている。排出駆動ローラ44は主走査方向に複数設けられ、排出従動ローラ45は主走査方向に長い金属板材によって形成されたフレーム47に設けられ、排出駆動ローラ44に接して従動回転する。記録ヘッド39によって記録の行われた用紙Pはこれらローラにニップされて装置外部へ排出される。尚、これらローラの上流側に位置する補助ローラ46は用紙Pに上方から接して従動回転し、用紙Pの浮き上がりを防止して用紙Pと記録ヘッド39との距離を一定に保つ機能を果たす。
以上が用紙搬送経路の概略であるが、プリンタ1は、被記録媒体としての用紙Pの他に、コンパクトディスクに代表される光ディスクのラベル面に直接インクジェット記録可能に構成されている。この光ディスクは、プレート形状を成すトレイTにセットされた状態で用紙搬送経路を搬送される。トレイTはプリンタ1とは別体に構成され、プリンタ1前方側から、トレイガイド18に支持されながら差し込まれる。
このトレイガイド18は、排出駆動ローラ44及び排出従動ローラ45の下流側において開閉自在(回動自在)に設けられ、図2に示す様に装置手前に向けて開くことによりトレイTを支持する開状態と、当該開状態から略垂直な立設状態となる様に閉じた収納状態(図示せず)と、を回動することによって変化可能に設けられている。これにより、トレイガイド18を着脱したり、取り外したトレイガイド18を別途管理する必要がなく、操作性容易に、光ディスク等への記録を実行可能となっている。
以上がプリンタ1の概略構成であり、以下、図3乃至図9を参照しながら、キャップユニット10及びキャリッジ当接位置切替手段について詳説する。
図3において、符号10はキャップユニットを示している。キャップユニット10はキャップ11及びワイピング部材12を備えるとともに、主走査方向にスライド可能に構成されていて、図示しない付勢手段によって記録領域側(図の左方向)に付勢された状態となっている。
また、キャップユニット10には上方に突出する様な係合ピン13、13が形成されていて、当該係合ピン13、13がキャリッジ35と係合可能となっている。そして、キャップユニット10は、キャリッジ10と係合してサイドフレーム右4の側に向かってスライド動作するとともに上方に変位し、即ち記録ヘッド39に近接動作し、やがてキャップ11が記録ヘッド39のノズル面をキャップした状態となる(図4に示す状態:キャリッジ35は図示せず)。キャップ11が記録ヘッド39のノズル面をキャップした状態では、図示しないポンプ手段によってキャップ11内に負圧が発生し、ノズル開口からインクを吸引してインクの目詰まりが防止される。また、長期間装置を使用しない場合にも記録ヘッド39はキャップされた状態となり、これにより、ノズル開口のインク乾燥による目詰まりが防止される。
一方、キャップユニット10は、その主走査方向のスライド動作範囲内に、ロック位置を有している。即ち、キャップ10はキャリッジ35によって一定量サイドフレーム右4側に移動されても、付勢手段の付勢力によって記録領域側へ戻されるが(図3の状態)、ロック位置を超えると、図示しないロック手段によって、記録領域側に完全に戻らないようにロックされる様に構成されている。
このロック状態では、キャップ10は記録ヘッド39をキャップせず、記録ヘッド39から所定間隔を置いて離間した高さ位置にあるが、ワイピング部材12は、前記ロック状態において、サイドフレーム右4から記録領域側へ移動する記録ヘッド39のノズル面をワイピング可能な様に設けられている。
より詳しくは、後述するキャリッジ当接位置切替手段により、キャップユニット10が前記ロック位置を超えた位置でキャリッジ35がサイドフレーム右4に当接可能となる第1の状態となると、キャリッジ35がサイドフレーム右4の側に移動するとともにキャップユニット10もスライド動作し、キャリッジ35がサイドフレーム右4に当接した状態でキャップ11が記録ヘッド39をキャップする。この状態からキャリッジ35が記録領域側に移動すると、これに伴ってキャップユニット10も記録領域側に戻るとともにキャップ11が記録ヘッド39から離間するが、完全に元の位置までには戻らずに記録ヘッド39とキャップ11とが所定量離間した状態で停止する。そして、この状態でキャリッジ35が更に記録領域側に移動すると、記録ヘッド39がワイピング部材12を通過することでノズル面がワイピングされ、これにより、ノズル面に付着した異物やごみが取り除かれる。
尚、図3及び図4において符号14で示すレバーはロック解除レバーであり、記録ヘッド39が記録領域側に移動する際にキャリッジ35と係合して、キャップユニット10のロックが解除される様構成されている。
ところで、プリンタ1においては電源投入後、キャリッジ35が主走査方向における原点を探すべくホームシーク動作が行われる。このホームシーク動作は、キャリッジ35をサイドフレーム右4に当接させることで行われる様になっている。これは、キャリッジ35の主走査領域上にキャリッジ35と係合可能なセンサを設け、当該センサによってキャリッジ35の原点を設定する様に構成すると、前記センサの取付精度や検出精度によってホームシークに高い精度が得られ難くなるからである。
しかし、高精度にキャリッジ35のホームシーク動作を行うべくキャリッジ35をサイドフレーム右4に当接させるのみでは、上述の通りキャップユニット10がロックされ、そしてキャリッジ35が再び記録領域側に戻る際に、ワイピング部材12によって記録ヘッド39が不本意にワイピングされてしまうことになる。即ち、ワイピング動作はノズル面のゴミや異物を除去する観点においては必要であるが、例えばこれから印刷動作を行うべくノズル開口のメニスカスが整えられた状態でワイピング動作が行われると、前記メニスカスが破壊され、ひいてはインクの飛行曲がりやドット抜けの原因となってしまう。即ち、不本意なタイミングでノズル面がワイピングされてしまう。一方、この様な問題を解決する為に、キャリッジ35をサイドフレーム左5の側へ当接させる様にすると、この場合にはホームシーク動作の為にキャリッジ35がホームポジション側のサイドフレーム右4から反対側のサイドフレーム左5まで長距離に移動する必要があり、これによってホームシーク動作に時間を要することになる。
そこで本実施形態においては、キャップユニット10が前記ロック位置を超えた位置で、キャリッジ35がサイドフレーム右4に当接可能となる第1の状態と、キャップユニット10が前記ロック位置を超えない位置で、キャリッジが35がサイドフレーム右4に当接可能となる第2の状態と、を切り替えるキャリッジ当接位置切替手段を設けている。
キャリッジ当接位置切替手段は、キャリッジガイド軸37を鉛直方向に変位させることによりPGを調節する前記ギャップ調節手段と、図5に示すように、キャリッジ35においてサイドフレーム右4と対向する面に形成された突起35aと、サイドフレーム右4に形成された穴4aとを備えて構成されている。
サイドフレーム右4に形成された穴4aは、キャリッジ35に形成された突起35aが嵌入可能な形状に形成されるとともに、PGが最も大きい”++”の時以外にのみ、嵌入可能な高さに形成されている。従って、PGが小さい側の3段階(−/Typ/+)のいずれかにある場合には、図6(A)に示すように、突起35aが穴4aに嵌入可能となり、これによってキャリッジ35がサイドフレーム右4に当接した状態(第1の状態)では、キャップユニット10がロック位置を超えた状態となる。従って、キャリッジ35が記録領域側に移動する際には、ワイピング部材23によって記録ヘッド39のワイピングが行われる。
一方、PGが最も大きい”++”の場合は、図6(B)に示すように突起35aは穴4aの上に位置し、穴4aに嵌入できなくなる。これによってキャリッジ35(突起35a)がサイドフレーム右4に当接した状態(第2の状態)では、キャップユニット10がロック位置を超えない状態となる。従って、キャリッジ35が記録領域側に移動する際には、ワイピング部材23による記録ヘッド39のワイピングは行われない。
以上のように、キャップユニット10がロック位置を超えた位置で、キャリッジ35がサイドフレーム右4に当接可能となる第1の状態と、キャップユニット10がロック位置を超えない位置で、キャリッジ35がサイドフレーム右4に当接可能となる第2の状態と、を切り替えるキャリッジ当接位置切替手段により、前記第2の状態ではキャリッジ35がサイドフレーム右4に当接してもキャップユニット10がロック状態とならず、従ってワイピング部材23による記録ヘッド39のワイピング動作が行われないことから、不本意なノズル面のワイピング操作を介在させずに記録品質の低下を招くことなく、キャリッジ35をサイドフレーム右4に突き当てることで、高精度にキャリッジ35ホームシークを行うことが可能となる。
本発明は、FAX、プリンタ等に代表される記録装置や、液体噴射装置、即ち液体を噴射するヘッドから被噴射媒体に液体を噴射して前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置に利用可能である。
本発明に係るプリンタの装置本体の外観斜視図である。 本発明に係るプリンタの側断面概略図である。 サイドフレーム右近傍の構成を示す斜視図である。 サイドフレーム右近傍の構成を示す斜視図である。 サイドフレーム右近傍の構成を示す斜視図である。 図5の部分拡大図である。 サイドフレーム左近傍の構成を示す斜視図である。 サイドフレーム左近傍の構成を示す平面図である。 キャリッジ及びフレームの側面図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ、2 給送装置、3 メインフレーム、4 サイドフレーム右、4a 穴、5 サイドフレーム左、6 ガイドフレーム、7 スライダ、10 キャップユニット、11 キャップ、12 ワイピング部材、13 係合ピン、14 レバー、18 トレイガイド、19 駆動モータ、20a 駆動プーリ、20b 従動プーリ、21 ホッパ、23 給送ローラ、25、26 ガイドローラ、27 リタードーラ、29 ガイド、31 ホルダ、33 搬送駆動ローラ、34 搬送従動ローラ、35 キャリッジ、36 リニアスケール、37 キャリッジガイド軸、38 無端ベルト、39 インクジェット記録ヘッド、40 スライダ、41 プラテン、42 凹部、43 リブ、44 排出駆動ローラ、45 排出従動ローラ、46 補助ローラ、47 フレーム、49 ホルダ、50a、50b、50c 摺動部、51a、51b 摺動部、52 フック、P 記録用紙、T トレイ

Claims (4)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備え、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、
    前記キャリッジの主走査領域の両側に立設されるサイドフレームと、
    前記キャリッジの主走査領域におけるいずれか一方側の端部近傍において主走査方向にスライド動作可能に設けられるとともに前記キャリッジの記録領域側に付勢された状態に設けられ、前記キャリッジと係合して前記記録領域側から前記サイドフレームに向かってスライド動作しながら前記記録ヘッドに近接動作し、やがて前記記録ヘッドをキャップするキャップ部材が前記記録ヘッドをキャップする様構成されたキャップユニットと、を備え、
    前記キャップユニットは、前記記録領域側から前記サイドフレームに向かってスライドする際に、そのスライド動作範囲内に位置するロック位置を超えることによって、そのスライド動作範囲内の所定の位置に保持される様設けられ、且つ、前記所定の位置に保持された状態で前記キャリッジが記録領域側へ移動することにより、前記記録ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング部材を前記キャップユニットに備えた記録装置であって、
    前記キャップユニットが前記ロック位置を超えた位置で、前記キャリッジが前記サイドフレームに当接可能となる第1の状態と、
    前記キャップユニットが前記ロック位置を超えない位置で、前記キャリッジが前記サイドフレームに当接可能となる第2の状態と、を切り替えるキャリッジ当接位置切替手段を備えている、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1において、前記キャリッジ当接位置切替手段が、前記キャリッジを上下方向に変位させることにより、前記記録ヘッドと被記録媒体とのギャップを調節するギャップ調節手段を利用して、
    前記キャリッジにおいて前記サイドフレームと対向する側に設けられた突起と、
    前記サイドフレームに形成され、前記第1の状態で前記突起が嵌入可能な穴と、
    の嵌合可能状態及び嵌合不可能状態を切り替えることで前記第1の状態と前記第2の状態を切り替える様に構成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2において、前記ギャップ調節手段が、前記キャリッジ軸の軸端に設けられたカムと、
    当該カムと係合可能なカムフォロアと、
    前記カムを回動させる歯車輪列と、
    前記歯車輪列に動力を伝達するモータと、
    を備えて構成されていることを特徴とする記録装置。
  4. 被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射ヘッドを備え、主走査方向に往復駆動されるキャリッジと、
    前記キャリッジの主走査領域の両側に立設されるサイドフレームと、
    前記キャリッジの主走査領域におけるいずれか一方側の端部近傍において主走査方向にスライド動作可能に設けられるとともに前記キャリッジの液体噴射領域側に付勢された状態に設けられ、前記キャリッジと係合して前記液体噴射領域側から前記サイドフレームに向かってスライド動作しながら前記液体噴射ヘッドに近接動作し、やがて前記液体噴射ヘッドをキャップするキャップ部材が前記液体噴射ヘッドをキャップする様構成されたキャップユニットと、を備え、
    前記キャップユニットは、前記液体噴射領域側から前記サイドフレームに向かってスライドする際に、そのスライド動作範囲内に位置するロック位置を超えることによって、そのスライド動作範囲内の所定の位置に保持される様設けられ、且つ、前記所定の位置に保持された状態で前記キャリッジが液体噴射領域側へ移動することにより、前記液体噴射ヘッドのノズル面をワイピングするワイピング部材を前記キャップユニットに備えた液体噴射装置であって、
    前記キャップユニットが前記ロック位置を超えた位置で、前記キャリッジが前記サイドフレームに当接可能となる第1の状態と、
    前記キャップユニットが前記ロック位置を超えない位置で、前記キャリッジが前記サイドフレームに当接可能となる第2の状態と、を切り替えるキャリッジ当接位置切替手段を備えている、
    ことを特徴とする液体噴射装置。
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