JP2005106260A - 車両用遊星歯車式多段変速機 - Google Patents

車両用遊星歯車式多段変速機 Download PDF

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敦 本多
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Abstract

【課題】 変速比幅を大きくとることができ且つ変速比ステップも適切な小型の遊星歯車式多段変速機を提供する。
【解決手段】 サンギヤS2、S3が互いに連結されて第1回転要素RM1、リングギヤR2によって第2回転要素RM2、キャリヤCA3によって第3回転要素RM3、キャリヤCA2およびリングギヤR3が互いに連結されて第4回転要素RM4が、それぞれ構成されている。そして、RM1、RM2はブレーキB1、B2によってトランスミッションケース12に連結され、RM1、RM4はクラッチC1、C2を介して第1遊星歯車装置18のリングギヤR1に連結され、RM1、RM2はクラッチC3、C4を介して入力軸16に連結され、RM3は出力歯車28に一体的に連結される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車などの車両において、原動機と駆動輪との間に設けられる車両用遊星歯車式多段変速機に関するものである。
車両においては、予め定められた複数の変速比或いは変速段を選択するために複数の遊星歯車装置と、それらを構成する要素を結合するための係合要素(たとえばクラッチおよびブレーキ)とを用いた遊星歯車式多段変速機が多用されている。たとえば、特許文献1に記載の自動変速機では、4組の遊星歯車装置を用いることで前進7速の多段変速を達成している。
特開2000−266138号公報 特開2001−82555号公報 特開2000−199549号公報 特開平8−105496号公報 特許第2956173号公報 特開2002−206601号公報 特開2002−295609号公報 特開2002−227940号公報 特開2002−323098号公報 特開2003−130152号公報 特開2003−202057号公報 特表2003−514195号公報
ところで、このような遊星歯車式多段変速機では、簡単に構成され且つ小型であって、変速段がより多段であり、変速比幅を大きくとり得ることが望まれるが、それだけではなく、切り換えられる変速比ステップが等比またはそれに近い形で変化させられることも望まれる。しかし、これらの要求を全て満たすことは難しく、例えば、上記特許文献1に記載の自動変速機は変速比ステップが使い勝手がよい設定での多段化になっておらず、特許文献1の図5に示されているように第6変速段と第7変速段との変速比ステップは1.050と小さく、また、変速比ステップの並びも大小様々である。一方、変速比ステップを使い勝手のよい設定としつつ多段化するには、遊星歯車の数を増やすことが考えられるが、この場合には、全長が長くなって車両搭載性が低下したり、遊星歯車装置を構成する要素を結合するための係合要素も増加する可能性がある。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、変速比幅を大きくとることができ且つ変速比ステップも適切な小型の遊星歯車式多段変速機を提供することにある。
かかる目的を達成するための第1発明は、(a)複数の遊星歯車装置を備え、入力回転部材の回転を変速して出力回転部材から出力する形式の車両用遊星歯車式多段変速機であって、(b)前記入力回転部材の回転を予め定められた一定の変速比で伝達する第1中間出力経路と、その第1中間出力経路よりも変速比が大きく、前記入力回転部材の回転をその第1中間出力経路よりも低回転で伝達する第2中間出力経路とを備えている第1変速部と、(c)ダブルピニオン型の第2−1遊星歯車装置と、シングルピニオン型の第2−2遊星歯車装置とを備え、その第2−1遊星歯車装置のサンギヤおよびその第2−2遊星歯車装置のサンギヤが互いに連結されて第1回転要素が構成され、その第2−1遊星歯車装置のリングギヤによって第2回転要素が構成され、その第2−2遊星歯車装置のキャリヤによって第3回転要素が構成され、その第2−1遊星歯車装置のキャリヤおよびその第2−2遊星歯車装置のリングギヤが互いに連結されて第4回転要素が構成され、その第1回転要素は第2クラッチを介して前記第2中間出力経路に選択的に連結され、且つ、第4クラッチを介して前記第1中間出力経路に選択的に連結され、さらに、第1ブレーキによって選択的に回転停止させられ、その第2回転要素は第3クラッチを介して前記第1中間出力経路に選択的に連結されるとともに第2ブレーキによって選択的に回転停止させられ、その第3回転要素は前記出力回転部材に連結され、その第4回転要素は第1クラッチを介して前記第2中間出力経路に選択的に連結される第2変速部とを有し、(d)前記クラッチおよびブレーキの係合、解放状態を切り替えることにより複数の変速段が成立させられることを特徴とする。
第2発明は、第1発明において、(a-1)前記第1クラッチおよび前記第2ブレーキが係合させられることによって成立する最も大きい変速比の第1変速段、(a-2)前記第1クラッチおよび前記第1ブレーキが係合させられることによって成立する、前記第1変速段よりも変速比が小さい第2変速段、(a-3)前記第1クラッチおよび前記第2クラッチが係合させられることによって成立する、前記第2変速段よりも変速比が小さい第3変速段、(a-4)前記第1クラッチおよび前記第4クラッチが係合させられることによって成立する、前記第3変速段よりも変速比が小さい第4変速段、(a-5)前記第1クラッチおよび前記第3クラッチが係合させられることによって成立する、前記第4変速段よりも変速比が小さい第5変速段、(a-6)前記第3クラッチおよび前記第4クラッチが係合させられることによって成立する、前記第5変速段よりも変速比が小さい第6変速段、(a-7)前記第2クラッチおよび前記第3クラッチが係合させられることによって成立する、前記第6変速段よりも変速比が小さい第7変速段、(a-8)前記第3クラッチおよび前記第1ブレーキが係合させられることによって成立する、前記第7変速段よりも変速比が小さい第8変速段、のうちの7つ以上の変速段を用いて変速が行われることを特徴とする。
第3発明は、第2発明において、前記第1変速段乃至前記第8変速段を用いて変速が行われることを特徴とする。
第4発明は、第2発明または第3発明において、前記第2クラッチおよび前記第2ブレーキが係合させられることによって成立する逆回転方向の第1変速段、前記第4クラッチおよび前記第2ブレーキが係合させられることによって成立する逆回転方向の第2変速段、の少なくとも一方の変速段をさらに用いて変速が行われることを特徴とする。
第5発明は、第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記第1変速部は、第1遊星歯車装置を有するとともに、その第1遊星歯車装置の3つの回転要素の何れか1つが前記入力回転部材に連結されて回転駆動され、他の1つが回転不能に固定され、残りの1つが中間出力部材として前記入力回転部材に対して減速回転させられて伝達するように構成され、その中間出力部材を経由する経路が前記第2中間出力経路であり、前記入力回転部材の回転を変速比1.0でそのまま伝達する経路が前記第1中間出力経路であることを特徴とする。
第6発明は、第1発明乃至第5発明のいずれかにおいて、エンジンの出力は、流体伝動装置を介して前記入力回転部材に入力されるものであることを特徴とする。
上記第1発明、第2発明、第3発明の変速機によれば、変速比が異なる2つの中間出力経路を有する第1変速部および2組の遊星歯車装置を有する第2変速部により、4つのクラッチおよび2つのブレーキの係合切換えで変速比幅を大きくとることができ且つ変速比ステップも適切な多段変速が達成されるため、遊星歯車式多段変速機を小型に構成できる。
第4発明では、前進多段の変速段に加え、後進2段の変速段が可能となる。また、第6発明によれば、コンパクトな自動変速機の設計が可能となる。
本発明の車両用遊星歯車式多段変速機(以下、変速機という)の車両に対する搭載姿勢は、変速機の軸線が車両の幅方向となるFF(フロントエンジン・フロントドライブ)車両などの横置き型でも、変速機の軸線が車両の前後方向となるFR(フロントエンジン・リヤドライブ)車両などの縦置き型でも良い。
変速機は、アクセル操作量や車速などの運転状態に応じて自動的に変速段を切り換えるものでも良いが、運転者のスイッチ操作(アップダウン操作など)に従って変速段を切り換えるものでも良い。本発明の変速機は、正回転方向である前進7段以上の多段変速が可能で、前進8段の多段変速機に好適に適用される。8段変速の場合、第2発明の第1変速段〜第8変速段をそのまま用いることが望ましく、7段変速では、第1変速段〜第8変速段のうちの任意の7つの変速段を用いることができるが、7段変速では、第2発明の第1変速段〜第7変速段または第1変速段〜第4変速段、第6変速段〜第8変速段を用いることが望ましい。なお、第2発明の第1変速段〜第8変速段のうちの6つ以下の変速段を用いて変速を行う6段以下の多段変速機として使用することもできる。
第1クラッチ〜第4クラッチ、第1ブレーキ、第2ブレーキとしては、油圧シリンダによって摩擦係合させられる多板式や単板式、ベルト式などの油圧式摩擦係合装置が好適に用いられるが、電磁式等の他の形式の係合装置を採用することもできる。変速制御を容易にするため、それ等のブレーキやクラッチと並列に一方向クラッチを設けることもできる。例えば第2ブレーキと並列に一方向クラッチを設ければ、第1クラッチを係合させるだけで第1変速段が成立させられ、更に第1ブレーキを係合させるだけで第2変速段へ切り換えることができる。エンジンブレーキが必要無い場合には、第2ブレーキとして一方向クラッチのみを設けても良い。回転を停止する点で一方向クラッチはブレーキと同様の機能が得られるのである。
第5発明では、第1変速部が第1遊星歯車装置を有して構成され、第1変速部の第2中間出力経路の変速比(=第1変速部の入力回転速度/出力回転速度)が1.0より大きくて入力回転部材の回転を減速して伝達する一方、第1中間出力経路は入力回転部材の回転をそのまま伝達する(変速比=1.0)が、他の発明の実施に際しては、第1中間出力経路の変速比は必ずしも1.0である必要はなく、例えば第1中間出力経路の変速比が1.0より小さくて入力回転部材の回転を増速して伝達する一方、第2中間出力経路の変速比が1.0で入力回転部材の回転をそのまま伝達するようにしても良いなど、種々の態様が可能である。第1遊星歯車装置は、例えば第2変速部と同軸上に配設される。
第5発明の第1遊星歯車装置としては、3つの回転要素としてサンギヤ、キャリア、およびリングギヤを有するダブルピニオン型、或いはシングルピニオン型の遊星歯車装置が好適に用いられ、それ等のサンギヤ、キャリア、およびリングギヤの何れか1つが入力回転部材に連結されて回転駆動され、他の1つが回転不能に固定され、残りの1つが中間出力部材として前記入力回転部材に対して減速回転させられて出力するように構成される。
シングルピニオン型の遊星歯車装置を用いる場合には、キャリアに配設されるピニオンギヤとして、大径部および小径部を有する段付きのもの(複合遊星歯車装置)を採用することも可能である。その場合は、3つの回転要素がピニオンギヤの大径部、小径部の一方および他方に噛み合わされるサンギヤおよびリングギヤとキャリアにて構成される場合の他、ピニオンギヤの大径部、小径部にそれぞれ噛み合わされる一対の小径サンギヤおよび大径サンギヤとキャリアにて構成したり、ピニオンギヤの大径部、小径部にそれぞれ噛み合わされる一対の大径リングギヤおよび小径リングンギヤとキャリアにて構成したりすることもできる。
第2変速部の第2−1遊星歯車装置、第2−2遊星歯車装置の位置関係は特に限定されず、エンジン側から第2−1遊星歯車装置、第2−2遊星歯車装置の順番で軸方向に並べて配置してもよいし、その逆の順番でもよい。クラッチやブレーキについても、例えば一端部に集中して配置したり、遊星歯車装置の両側に分けて配置したりするなど、種々の態様が可能である。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明が適用された変速機10の構成を説明する骨子図である。変速機10は車体に取り付けられるトランスミッションケース12内において、共通の軸心上に、流体伝動装置としてのロックアップクラッチ13付のトルクコンバータ14、このトルクコンバータ14に連結された入力軸16、第1遊星歯車装置18を主体として構成されている第1変速部20、第2遊星歯車装置22と第3遊星歯車装置24とを主体として構成されている第2変速部26、および出力歯車28が順次配設されている。上記入力軸16はトルクコンバータ14のタービン軸であり、入力軸16は入力回転部材に相当する。また、出力歯車28は出力回転部材に相当し、上記トランスミッションケース12は非回転部材に相当する。上記トルクコンバータ14はエンジン8のクランク軸9に連結され、上記出力歯車28はたとえば図示しない差動歯車装置等を介して左右の駆動輪を回転駆動する。なお、変速機10はその軸心に対して対称的に構成されているため、第1図の骨子図においてはその下側が省略されている。
上記第1遊星歯車装置18はダブルピニオン型の遊星歯車装置であり、サンギヤS1、互いに噛み合う複数対のピニオンギヤP1、そのピニオンギヤP1を自転および公転可能に支持するキャリヤCA1、ピニオンギヤP1を介してサンギヤS1と噛み合うリングギヤR1を備えている。キャリヤCA1は入力軸16に連結されて回転駆動され、サンギヤS1は回転不能にトランスミッションケース12に一体的に固定されている。リングギヤR1は中間出力部材として機能し、入力軸16に対して減速回転させられて、回転を第2変速部26へ伝達する。本実施例では、入力軸16の回転をそのままの速度で第2変速部26へ伝達する経路が、予め定められた一定の変速比(=1.0)で回転を伝達する第1中間出力経路PA1であり、第1中間出力経路PA1には、入力軸16から第1遊星歯車装置18を経ることなく第2変速部26へ回転を伝達する直結経路PA1aと、入力軸16から第1遊星歯車装置18のキャリヤCA1を経て第2変速部26へ回転を伝達する間接経路PA1bとがある。また、入力軸16からキャリヤCA1、そのキャリヤCA1に配設されたピニオンギヤP1、およびリングギヤR1を経て第2変速部26へ伝達する経路が、第1中間出力経路PA1よりも大きい変速比(>1.0)で入力軸16の回転を変速(減速)して伝達する第2中間出力経路PA2である。
第2遊星歯車装置22もダブルピニオン型の遊星歯車装置であり、サンギヤS2、互いに噛み合う複数対のピニオンギヤP2、そのピニオンギヤP2を自転および公転可能に支持するキャリヤCA2、ピニオンギヤP2を介してサンギヤS2と噛み合うリングギヤR2を備えている。一方、第3遊星歯車装置24はシングルピニオン型の遊星歯車装置であり、サンギヤS3、ピニオンギヤP3、そのピニオンギヤP3を自転および公転可能に支持するキャリヤCA3、ピニオンギヤP3を介してサンギヤS3と噛み合うリングギヤR3を備えている。
上記第2遊星歯車装置22および第3遊星歯車装置24は、それぞれ、第2−1遊星歯車装置および第2−2遊星歯車装置として機能するものであり、一部が互いに連結されることによって4つの回転要素RM1〜RM4が構成されている。すなわち、第2遊星歯車装置22のサンギヤS2および第3遊星歯車装置のサンギヤS3が互いに連結されて第1回転要素RM1が構成され、第2遊星歯車装置22のリングギヤR2によって第2回転要素RM2が構成され、第3遊星歯車装置24のキャリヤCA3によって第3回転要素RM3が構成され、第2遊星歯車装置22のキャリヤCA2および第3遊星歯車装置24のリングギヤR3が互いに連結されて第4回転要素RM4が構成されている。
第1回転要素RM1(サンギヤS2、S3)は、第1ブレーキB1によってトランスミッションケース12に選択的に連結されて回転停止させられ、且つ、第2クラッチC2を介して中間出力部材である第1遊星歯車装置18のリングギヤR1(すなわち第2中間出力経路PA2)に選択的に連結され、さらに、第4クラッチC4を介して入力軸16(すなわち第1中間出力経路PA1の直結経路PA1a)に選択的に連結されている。第2回転要素RM2(リングギヤR2)は、第2ブレーキB2によってトランスミッションケース12に選択的に連結されて回転停止させられるとともに、その第2ブレーキB2と並列に設けられた一方向クラッチF1によってもトランスミッションケース12に選択的に連結されて逆方向(入力軸16の回転と反対方向)の回転が常に阻止され、さらに、第3クラッチC3を介して第1遊星歯車装置18のキャリヤCA1(すなわち第1中間出力経路PA1の間接経路PA1b)に選択的に連結されている。第3回転要素RM3(キャリヤCA3)は、出力歯車28に一体的に連結されて回転を出力するようになっている。第4回転要素RM4(キャリヤCA2およびリングギヤR3)は、第1クラッチC1を介して第1遊星歯車装置18のリングギヤR1(すなわち第2中間出力経路PA2)に選択的に連結されている。なお、ブレーキB1、B2、およびクラッチC1〜C4は、何れも油圧シリンダによって摩擦係合させられる多板式等の油圧式摩擦係合装置である。
図2は、上記第1変速部20および第2変速部26の各回転要素の回転速度を直線で表すことができる共線図であり、下の横線が回転速度「0」で、上の横線が回転速度「1.0」すなわち入力軸16と同じ回転速度である。また、第1変速部20の各縦線は、左側から順番にサンギヤS1、リングギヤR1、キャリヤCA1を表しており、それ等の間隔は第1遊星歯車装置18のギヤ比(=サンギヤS1の歯数/リングギヤR1の歯数)ρ1に応じて定められる。図は、ギヤ比ρ1=0.500の場合である。第2変速部26の4本の縦線は、左側から順番に第1回転要素RM1(サンギヤS2、S3)、第2回転要素RM2(リングギヤR2)、第3回転要素RM3(キャリヤCA3)、第4回転要素RM4(キャリヤCA2およびリングギヤR3)を表しており、それ等の間隔は第2遊星歯車装置22のギヤ比ρ2および第3遊星歯車装置24のギヤ比ρ3に応じて定められる。図は、ギヤ比ρ2=0.531、ρ3=0.422の場合である。
そして、この共線図から明らかなように、第1クラッチC1および第2ブレーキB2(または一方向クラッチF1)が係合させられて、第4回転要素RM4が第1変速部20を介して入力軸16に対して減速回転させられるとともに、第2回転要素RM2が回転停止させられると、出力歯車28に連結された第3回転要素RM3は「1st」で示す回転速度で回転させられ、最も大きい変速比(=入力軸16の回転速度/出力歯車28の回転速度)の第1変速段「1st」が成立させられる。第1クラッチC1および第1ブレーキB1が係合させられて、第4回転要素RM4が第1変速部20を介して入力軸16に対して減速回転させられるとともに、第1回転要素RM1が回転停止させられると、第3回転要素RM3は「2nd」で示す回転速度で回転させられ、第1変速段「1st」よりも変速比が小さい第2変速段「2nd」が成立させられる。第1クラッチC1および第2クラッチC2が係合させられて、第2変速部26が第1変速部20を介して一体的に入力軸16に対して減速回転させられると、第3回転要素RM3は「3rd」で示す回転速度で回転させられ、第2変速段「2nd」よりも変速比が小さい第3変速段「3rd」が成立させられる。第1クラッチC1および第4クラッチC4が係合させられて、第4回転要素RM4が第1変速部20を介して入力軸16に対して減速回転させられるとともに、第1回転要素RM1が入力軸16と一体回転させられると、第3回転要素RM3は「4th」で示す回転速度で回転させられ、第3変速段「3rd」よりも変速比が小さい第4変速段「4th」が成立させられる。第1クラッチC1および第3クラッチC3が係合させられて、第4回転要素RM4が第1変速部20を介して入力軸16に対して減速回転させられるとともに、第2回転要素RM2が入力軸16と一体回転させられると、第3回転要素RM3は「5th」で示す回転速度で回転させられ、第4変速段「4th」よりも変速比が小さい第5変速段「5th」が成立させられる。第3クラッチC3および第4クラッチC4が係合させられて、第2変速部26が入力軸16と一体回転させられると、第3回転要素RM3は「6th」で示す回転速度すなわち入力軸16と同じ回転速度で回転させられ、第5変速段「5th」よりも変速比が小さい第6変速段「6th」が成立させられる。この第6変速段「6th」の変速比は1である。第2クラッチC2および第3クラッチC3が係合させられて、第1回転要素RM1が第1変速部20を介して入力軸16に対して減速回転させられるとともに、第2回転要素RM2が入力軸16と一体回転させられると、第3回転要素RM3は「7th」で示す回転速度で回転させられ、第6変速段「6th」よりも変速比が小さい第7変速段「7th」が成立させられる。第3クラッチC3および第1ブレーキB1が係合させられて、第2回転要素RM2が入力軸16と一体回転させられるとともに第1回転要素RM1が回転停止させられると、第3回転要素RM3は「8th」で示す回転速度で回転させられ、第7変速段「7th」よりも変速比が小さい第8変速段「8th」が成立させられる。
また、第2クラッチC2および第2ブレーキB2が係合させられると、第1回転要素RM1が第1変速部20を介して減速回転させられるとともに、第2回転要素RM2が回転停止させられて、第3回転要素RM3は「Rev1」で示す回転速度で逆回転させられ、逆回転方向で変速比が最も大きい第1後進変速段「Rev1」が成立させられる。第4クラッチC4および第2ブレーキB2が係合させられると、第1回転要素RM1が入力軸16と一体回転させられるとともに、第2回転要素RM2が回転停止させられて、第3回転要素RM3は「Rev2」で示す回転速度で逆回転させられ、第1後進変速段「Rev1」よりも変速比が小さい第2後進変速段「Rev2」が成立させられる。第1後進変速段「Rev1」、第2後進変速段「Rev2」は、それぞれ逆回転方向の第1変速段、第2変速段に相当する。
図3は、上記各変速段を成立させる際の係合要素および変速比を説明する作動表であり、「○」は係合を、「◎」はエンジンブレーキ時の係合をそれぞれ表しており、空欄は解放である。各変速段の変速比は、第1遊星歯車装置18、第2遊星歯車装置22、第3遊星歯車装置24の各ギヤ比ρ1〜ρ3によって適宜定められ、例えばρ1=0.500、ρ2=0.531、ρ3=0.422とすれば、図3に示す変速比が得られ、変速比比ステップ(各変速段間の変速比の比)の値が略適切であるとともにトータルの変速比幅(=4.532/0.667)も6.798程度と大きく、後進変速段「Rev1」、「Rev2」の変速比も適当で、全体として適切な変速比特性が得られる。
このように本実施例の変速機10は、変速比が異なる2つの中間出力経路PA1、PA2を有する第1変速部20および2組の遊星歯車装置22、24を有する第2変速部26により、4つのクラッチC1〜C4および2つのブレーキB1、B2の係合切換えで前進8段の変速段が達成されるため、小型に構成され、車両への搭載性が向上する。また、図3に示されるように、本実施例の変速機10は、変速比幅を大きくとることができ且つ変速比ステップも適切となっている。しかも、図3から明らかなように、クラッチC1〜C4およびブレーキB1、B2の何れか2つを掴み替えるだけで各変速段の変速を行うことができるため、変速制御が容易で変速ショックの発生が抑制される。
また、本実施例によれば、第2クラッチC2および第2ブレーキB2が係合させられることによって第1後進変速段が成立させられ、第4クラッチC4および第2ブレーキB2が係合させられることによって第2後進変速段が成立させられるので、前進8速段に加え、後進2段の変速段が得られる。
また、本実施例によれば、第1遊星歯車装置18、第2遊星歯車装置22、第3遊星歯車装置24は、入力軸16と出力歯車28との間において順次配置され、エンジン8の出力はロックアップクラッチ13付のトルクコンバータ14を介して変速機10の入力軸16に入力されるので、変速機10が小型に構成される。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例は前進8段の場合について説明したが、第1変速段「1st」〜第7変速段「7th」の前進7段で変速を行ったり、第2変速段「2nd」〜第8変速段「8th」の前進7段で変速を行うこともできる。また、第1変速段「1st」〜第4変速段「4th」+第6変速段「6th」〜第8変速段「8th」のように中間の変速段を飛ばして変速を行うなど、種々の態様が可能である。
また、前述の各実施例では、エンジン8とトルクコンバータ14とはクランク軸9を介して直結されていたが、たとえばギヤ、ベルト等を介して作動的に連結されておればよく、共通の軸心上に配置される必要もない。また、エンジン8は他の駆動力源たとえば電動モータ等であってもよい。
また、前述の各実施例では、エンジン8と入力軸16との間に流体伝動装置としてロックアップクラッチ13付のトルクコンバータ14が設けられていたが、ロックアップクラッチ13は備えられてなくてもよい。また、そのトルクコンバータ14に替えて、フルードカップリング、磁粉式電磁クラッチ、多板或いは単板式の油圧クラッチが設けられていてもよい。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明の一実施例である車両用遊星歯車式多段変速機の要部構成を説明する骨子図である。 図1の変速機の作動を説明する共線図である。 図1の変速機の変速段とそれを成立させるために必要な油圧式摩擦係合装置の作動との関係を示す作動表である。
符号の説明
10:遊星歯車式多段変速機 16:入力軸(入力回転部材) 18:第1遊星歯車装置 20:第1変速部 22:第2遊星歯車装置(第2−1遊星歯車装置) 24:第3遊星歯車装置(第2−2遊星歯車装置) 26:第2変速部 28:出力歯車(出力回転部部材) PA1:第1中間出力経路 PA2:第2中間出力経路 RM1:第1回転要素 RM2:第2回転要素 RM3:第3回転要素 RM4:第4回転要素 C1:第1クラッチ C2:第2クラッチ C3:第3クラッチ C4:第4クラッチ B1:第1ブレーキ B2:第2ブレーキ F1:一方向クラッチ

Claims (6)

  1. 複数の遊星歯車装置を備え、入力回転部材の回転を変速して出力回転部材から出力する形式の車両用遊星歯車式多段変速機であって、
    前記入力回転部材の回転を予め定められた一定の変速比で伝達する第1中間出力経路と、該第1中間出力経路よりも変速比が大きく、前記入力回転部材の回転を該第1中間出力経路よりも低回転で伝達する第2中間出力経路とを備えている第1変速部と、
    ダブルピニオン型の第2−1遊星歯車装置と、シングルピニオン型の第2−2遊星歯車装置とを備え、該第2−1遊星歯車装置のサンギヤおよび該第2−2遊星歯車装置のサンギヤが互いに連結されて第1回転要素が構成され、該第2−1遊星歯車装置のリングギヤによって第2回転要素が構成され、該第2−2遊星歯車装置のキャリヤによって第3回転要素が構成され、該第2−1遊星歯車装置のキャリヤおよび該第2−2遊星歯車装置のリングギヤが互いに連結されて第4回転要素が構成され、該第1回転要素は第2クラッチを介して前記第2中間出力経路に選択的に連結され、且つ、第4クラッチを介して前記第1中間出力経路に選択的に連結され、さらに、第1ブレーキによって選択的に回転停止させられ、該第2回転要素は第3クラッチを介して前記第1中間出力経路に選択的に連結されるとともに第2ブレーキによって選択的に回転停止させられ、該第3回転要素は前記出力回転部材に連結され、該第4回転要素は第1クラッチを介して前記第2中間出力経路に選択的に連結される第2変速部とを有し、
    前記クラッチおよびブレーキの係合、解放状態を切り替えることにより複数の変速段が成立させられる
    ことを特徴とする車両用遊星歯車式多段変速機。
  2. 請求項1に記載の車両用遊星歯車式多段変速機であって、
    前記第1クラッチおよび前記第2ブレーキが係合させられることによって成立する最も大きい変速比の第1変速段、
    前記第1クラッチおよび前記第1ブレーキが係合させられることによって成立する、前記第1変速段よりも変速比が小さい第2変速段、
    前記第1クラッチおよび前記第2クラッチが係合させられることによって成立する、前記第2変速段よりも変速比が小さい第3変速段、
    前記第1クラッチおよび前記第4クラッチが係合させられることによって成立する、前記第3変速段よりも変速比が小さい第4変速段、
    前記第1クラッチおよび前記第3クラッチが係合させられることによって成立する、前記第4変速段よりも変速比が小さい第5変速段、
    前記第3クラッチおよび前記第4クラッチが係合させられることによって成立する、前記第5変速段よりも変速比が小さい第6変速段、
    前記第2クラッチおよび前記第3クラッチが係合させられることによって成立する、前記第6変速段よりも変速比が小さい第7変速段、
    前記第3クラッチおよび前記第1ブレーキが係合させられることによって成立する、前記第7変速段よりも変速比が小さい第8変速段、
    のうちの7つ以上の変速段を用いて変速が行われることを特徴とする車両用遊星歯車式多段変速機。
  3. 請求項2に記載の車両用遊星歯車式多段変速機であって、
    前記第1変速段乃至前記第8変速段を用いて変速が行われることを特徴とする車両用遊星歯車式多段変速機。
  4. 請求項2または請求項3に記載の車両用遊星歯車式多段変速機であって、
    前記第2クラッチおよび前記第2ブレーキが係合させられることによって成立する逆回転方向の第1変速段、
    前記第4クラッチおよび前記第2ブレーキが係合させられることによって成立する逆回転方向の第2変速段、
    の少なくとも一方の変速段をさらに用いて変速が行われる
    ことを特徴とする車両用遊星歯車式多段変速機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両用遊星歯車式多段変速機であって、
    前記第1変速部は、第1遊星歯車装置を有するとともに、該第1遊星歯車装置の3つの回転要素の何れか1つが前記入力回転部材に連結されて回転駆動され、他の1つが回転不能に固定され、残りの1つが中間出力部材として前記入力回転部材に対して減速回転させられて伝達するように構成され、該中間出力部材を経由する経路が前記第2中間出力経路であり、前記入力回転部材の回転を変速比1.0でそのまま伝達する経路が前記第1中間出力経路であることを特徴とする車両用遊星歯車式多段変速機。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用遊星歯車式多段変速機であって、
    エンジンの出力は、流体伝動装置を介して前記入力回転部材に入力されるものであることを特徴とする車両用遊星歯車式多段変速機。
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