JP2005101181A - 半導体装置のおよびその製造方法 - Google Patents

半導体装置のおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005101181A
JP2005101181A JP2003331643A JP2003331643A JP2005101181A JP 2005101181 A JP2005101181 A JP 2005101181A JP 2003331643 A JP2003331643 A JP 2003331643A JP 2003331643 A JP2003331643 A JP 2003331643A JP 2005101181 A JP2005101181 A JP 2005101181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor
interlayer insulating
dicing
insulating film
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003331643A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Matsushima
芳宏 松島
Takahiro Kumakawa
隆博 隈川
Katsuki Uchiumi
勝喜 内海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003331643A priority Critical patent/JP2005101181A/ja
Publication of JP2005101181A publication Critical patent/JP2005101181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】 半導体ウェーハ表面のダイシングレーン上に表面保護膜や層間絶縁膜が形成されている場合、半導体素子内部にチッピングやクラックのダメージがない切断を可能とする。
【解決手段】 半導体ウェーハ1を個々の半導体素子に分離するダイシングレーン2を有する半導体装置であって、ダイシングレーン2上に形成された表面保護膜、メタル配線層または層間絶縁膜に貫通孔を設けることで等間隔の点パターン6を形成した。これにより、半導体ウェーハ1のダイシングレーン2上の表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜等が形成されていても、半導体素子内部にチッピングやクラックのダメージがない切削を可能とする。さらに、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離によるかけらが十分小さくなり組立工程での不具合を発生させない半導体ウェーハ1のダイシング方法が提供できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体ウェーハ上に形成された半導体素子を分割するダイシング方法に関し、特に、チッピングや膜剥がれ、クラック等を小さくすることを可能とする、半導体ウェーハのスクライブライン構造についての半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来、半導体ウェーハのダイシング方法には、ダイヤモンドやCBNの粒子をボンド材で保持させた環状のダイシングソーを高速回転させて、破砕加工する手法が最も一般的に用いられてきた。ダイシングソーによる加工は、ダイヤモンド粒子の粒径や、密度、ボンド材等のダイシングソー仕様や、回転速度、送り速度、切り込み深さなどの設備条件の改善と最適化により、加工品質の向上に取り組まれてきた。しかし、ダイシングソーによる加工は破砕加工であるため、必ずチッピングやダイシングレーン上に形成された膜を剥離させるなどの現象が発生し課題となっている。
一方、半導体素子のさらなる微細化を実現するために露光解像度を向上させる必要があり、露光装置のNA(レンズ開口数)の向上と光源の短波長化が進んでいるが、これは同時に焦点深度の減少をもたらす。つまり、ウェーハ表面に大きな凹凸がある場合は狙った解像度が得られないことになり、ウェーハ表面を平坦化する必要がある。平坦化の方法として、SOG(Spin on Glass)膜の塗布やエッチバック法、CMP(化学的機械研磨)などを用い、酸化膜やメタル配線の段差をなくしている。この平坦化は、半導体ウェーハ上の半導体素子部のみならず、ダイシングレーン上も行なわれる。その結果、SOGや層間絶縁膜などが平坦化後の残膜として形成されている。
ダイシングは前述のようにダイヤモンドやCBNの粒子による破砕加工であるため、これらの残膜上をダイシングすると膜が剥離する場合がある。それは、とくに残膜が脆弱であったり下層との密着力が弱い場合に顕著に発生する。
この膜の剥離やクラックは、半導体素子内部へダメージを及ぼす危険性があるだけではなく、剥離した膜のかけらが組立工程などで端子ショートなどの不具合をもたらす。
そのため、ダイシングにおいて従来から様々な対策をしている。
例えば、特許文献1は、図9に示すように半導体ウェーハ101のボンディングパッド105上の表面保護膜106を選択的に除去すると同時に、ダイシングレーン102と半導体素子領域103との間に前記半導体素子領域103を覆う表面保護膜106とダイシングレーン102上に残る表面保護膜106とを分断するスリット107を形成し、ダイシングレーン102に沿ってダイシングを行なうものである。この方法によると、ダイシング時のダメージにより表面保護膜106の剥離109やクラック110が発生しても、半導体素子領域103を覆う表面保護膜106とダイシングレーン102上に残る表面保護膜106とを分断するスリット107があるため、半導体素子内部までは、ダメージが至ることはない。また、シリコンのチッピング108が大きい場合でも、ある程度まではこのスリット部107で止めることが出来る。
しかしながら、この方法によると、半導体素子内部に至るダメージは回避できるが、剥離した表面保護膜のかけらの発生を抑制することは出来ない。この表面保護膜のかけらは、組立工程において不具合をもたらす危険性がある。例えば、ダイスピック時にチップを吸着するコレットに前記の表面保護膜のかけらが付着して、次にピックアップするチップの表面に前記表面保護膜のかけらは突き刺さるなどの不具合が発生する。さらには、飛散した前記表面保護膜のかけらがボンディングパッド上に付着した場合、ワイヤ付着などの不具合が発生する。また、銀ペーストなどの液状導電体を用いて電極接合を行なう場合、飛散した前記表面保護膜のかけらが隣接するボンディングパッド間に付着すると、前記液状導電体が前記表面保護膜のかけらを伝って隣接パッド間ショートに至る。
特開平3−129855号公報(第1〜4頁、第二図)
しかしながら、前記特許文献1においては、前述のように半導体素子内部に至るダメージは回避できるが、剥離した表面保護膜のかけらの発生を抑制することは出来ない。この表面保護膜のかけらは、組立工程において不具合をもたらす危険性があり回避する必要がある。
したがって、この発明の目的は、半導体ウェーハ表面のダイシングレーン上に表面保護膜や層間絶縁膜が形成されている場合、特に前記の表面保護膜や層間絶縁膜が脆弱または下層との密着力が弱い場合にでも、半導体素子内部にチッピングやクラックのダメージがない切断を可能とする半導体ウェーハのダイシング方法を提供するもので、さらに、前記表面保護膜や層間絶縁膜の剥離によるかけらが発生しない切断を可能とする半導体装置およびその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明の請求項1記載の半導体装置は、半導体ウェーハを個々の半導体素子に分離するダイシングレーンを有する半導体装置であって、前記ダイシングレーン上に形成された表面保護膜、メタル配線層または層間絶縁膜に貫通孔を設けることで等間隔の点パターンを形成した。
請求項2記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、前記点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭くした。
請求項3記載の半導体装置は、請求項1記載の半導体装置において、前記点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されている。
請求項4記載の半導体装置は、半導体ウェーハを個々の半導体素子に分離するダイシングレーンを有する半導体装置であって、前記ダイシングレーン上に形成された表面保護膜、メタル配線層または層間絶縁膜に貫通孔を設けるとともに、前記貫通孔に金属を埋め込むことで等間隔の点パターンを形成した。
請求項5記載の半導体装置は、請求項4記載の半導体装置において、前記点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭くした。
請求項6記載の半導体装置は、請求項4記載の半導体装置において、前記点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されている。
請求項7記載の半導体装置は、半導体ウェーハを個々の半導体素子に分離するダイシングレーンを有する半導体装置であって、前記ダイシングレーン上に形成されたメタル配線層をエッチングすることで等間隔の点パターンを形成し、その上に表面保護膜をコーティングした。
請求項8記載の半導体装置は、請求項7記載の半導体装置において、前記点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭くした。
請求項9記載の半導体装置は、請求項7記載の半導体装置において、前記点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されている。
請求項9では、点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されているので、点パターンを配置する領域が必ずしもダイシングレーンの端から端までを占めている必要がなく、容易に形成できる。
請求項10記載の半導体装置の製造方法は、半導体ウェーハ上に集積回路を形成すると同時に、前記半導体ウェーハの半導体素子が形成された面のチップ分割加工領域に貫通孔からなる複数の点パターンを形成する工程と、前記半導体ウェーハをチップ分割加工領域に沿って分離する工程とを含む。
この発明の請求項1記載の半導体装置によれば、ダイシングレーン上に形成された表面保護膜、メタル配線層または層間絶縁膜に貫通孔を設けることで等間隔の点パターンを形成したので、半導体ウェーハ基板のダイシングレーン上の表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜等が形成されていても、半導体素子内部にチッピングやクラックのダメージがない切削を可能とする。さらに、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離によるかけらが十分小さくなり組立工程での不具合を発生させない半導体ウェーハのダイシング方法が提供できる。
すなわち、ダイシングにより半導体ウェーハを半導体素子に分割する際に、半導体ウェーハ表面のダイシングレーン上に形成された表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜に剥離やクラックが発生するが、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜に形成した貫通孔で剥離やクラックの進行が抑制され、半導体素子に表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離やクラックのダメージが伝播しにくくすることを可能としている。
請求項2では、点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭くしたので、貫通孔の配置間隔を十分小さくすることで表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離を小さい段階でその進行を抑制することが可能である。そのため、ダイシング時に発生する剥離によるかけらが十分小さくなり、組立工程にて不具合が発生する危険性を低く出来る。
請求項3では、点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されているので、点パターンを配置する領域が必ずしもダイシングレーンの端から端までを占めている必要がなく、容易に形成できる。
この発明の請求項4記載の半導体装置によれば、ダイシングレーン上に形成された表面保護膜、メタル配線層または層間絶縁膜に貫通孔を設けるとともに、貫通孔に金属を埋め込むことで等間隔の点パターンを形成したので、半導体ウェーハ基板のダイシングレーン上の表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜等が形成されていても、半導体素子内部にチッピングやクラックのダメージがない切削を可能とする。さらに、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離によるかけらが十分小さくなり組立工程での不具合を発生させない半導体ウェーハのダイシング方法が提供できる。
すなわち、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜にタングステン、アルミニウム、銅などの金属を埋め込んだ貫通孔を形成したため、膜の密着性が向上し、ダイシングにより半導体ウェーハを半導体素子に分割する際に、半導体ウェーハ表面のダイシングレーン上に形成された表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜に剥離やクラックが発生するのを抑制することを可能としている。
請求項5では、点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭くしたので、前述の膜の密着性向上の効果は、貫通孔の配置間隔を十分小さくすることでさらに大きくなり、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離を小さい段階で抑制することが可能である。そのため、ダイシング時に発生する剥離によるかけらが十分小さくなり、組立工程にて不具合が発生する危険性を低く出来る。
請求項6では、点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されているので、点パターンを配置する領域が必ずしもダイシングレーンの端から端までを占めている必要がなく、容易に形成できる。
この発明の請求項7記載の半導体装置によれば、ダイシングレーン上に形成されたメタル配線層をエッチングすることで等間隔の点パターンを形成し、その上に表面保護膜をコーティングしたので、半導体ウェーハ基板のダイシングレーン上のメタル配線層が形成されていても、半導体素子内部にチッピングやクラックのダメージがない切削を可能とする。さらに、メタル配線層の剥離によるかけらが十分小さくなり組立工程での不具合を発生させない半導体ウェーハのダイシング方法が提供できる。
すなわち、ダイシングレーン上にメタル配線層の点パターンが形成されており、点パターン上に表面保護膜をコーティングすることで段差によるアンカー効果で層間密着性が向上する。また、点パターンの段差により表面保護膜も追従して凹凸ができるが、これにより表面保護膜の高剛性化が可能となる。これらにより、ダイシングにより半導体ウェーハを半導体素子に分割する際に、半導体ウェーハ表面のダイシングレーン上に形成された表面保護膜に剥離やクラックの発生を抑制することを可能としている。
請求項8では、点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭くしたので、前述の表面保護膜の高剛性化が可能となる効果は、貫通孔の配置間隔を十分小さくすることでさらに大きくなり、メタル配線層の剥離を小さい段階で抑制することが可能である。そのため、ダイシング時に発生する剥離によるかけらが十分小さくなり、組立工程にて不具合が発生する危険性を低く出来る。
この発明の請求項10記載の半導体装置の製造方法によれば、半導体ウェーハ上に集積回路を形成すると同時に、半導体ウェーハの半導体素子が形成された面のチップ分割加工領域に貫通孔からなる複数の点パターンを形成する工程と、半導体ウェーハをチップ分割加工領域に沿って分離する工程とを含むので、半導体ウェーハ基板のダイシングレーン上の表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜等が形成されていても、半導体素子内部にチッピングやクラックのダメージがない切削を可能とする。さらに、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離によるかけらが十分小さくなり組立工程での不具合を発生させない半導体ウェーハのダイシング方法が提供できる。
すなわち、ダイシングにより半導体ウェーハを半導体素子に分割する際に、半導体ウェーハ表面のダイシングレーン上に形成された表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜に剥離やクラックが発生するが、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜に形成した貫通孔で剥離やクラックの進行が抑制され、半導体素子に表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離やクラックのダメージが伝播しにくくすることを可能としている。
この発明の第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。まず、概要の説明を行なう。
図1(a)は、本発明の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンおよびその周辺を示す平面図で、図1(b)にダイシング後の平面図を示す。また、図1(c)は、図1(a)に示すA−A断面図であり、図1(d)は、図1(b)に示すC−C断面図である。さらに、図1(e)は、図1(a)に示すB部分の拡大図であり、図1(f)は、図1(b)に示すD部分の拡大図である。図中において、1は半導体ウェーハ、2はダイシングレーン、2aはダイシングラインの中心、3は半導体素子領域、4はダイシング切削幅の例、5はボンディングパッド、6は点パターンを示している。
半導体ウェーハ1にはダイシングレーン2がある。ダイシングレーン2は、切断を行う仮想ラインである。半導体ウェーハ1上には、トランジスタなどの能動素子や、抵抗素子などの受動素子、配線や、ボンディングパッド5などが半導体素子形成面に形成されており、ダイシングレーン2上にも、層間絶縁膜やメタル配線層、表面保護膜などの残膜が形成される場合がある。
本発明の実施形態の特徴は前記ダイシングレーン2上に点パターン6を形成していることであり、点パターンは、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の貫通孔で形成したり、メタルを埋め込んだ貫通孔で形成したり(第4、5の実施形態)、メタル配線層で点パターン6を形成しその上に表面保護膜を覆ったりすることで形成する(第6の実施形態)。この点パターン6を形成されたダイシングレーンをダイシングすると、ダイシング時に発生するシリコンのチッピングや、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の膜剥がれ、クラックなどが点パターン6で抑止され、半導体素子領域3へのダメージを予防することが出来る。また、前記表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の剥離によるかけらが十分小さくなり組立工程での不具合を防ぐことが出来る。
次に前記の点パターンの配置について、図を参照して説明する。
図1(e)および図2(a)〜(d)は、本発明の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンへの点パターン配置を示し、それぞれ第1〜5の実施例とする。すなわち、図1(e)は点パターン配置の第1の実施例、図2(a)は、同じく第2の実施例、図2(b)は、同じく第3の実施例、図2(c)は、同じく第4の実施例、図2(d)は、同じく第5の実施例である。図中において、2はダイシングレーン、2aはダイシングラインの中心、3は半導体素子領域、6は点パターンを示している。
点パターン配置の第1の実施例は、点パターンを碁盤の目に等間隔に配置している。それぞれの点パターン間の間隔は、十分小さい必要があり、少なくともダイシング加工幅よりも狭い必要があり、0.5μmから20μmの範囲から選択する。また、必ずしも等間隔に配置する必要はない。また、点パターンを配置する領域の大きさは、少なくともダイシング加工幅よりも外側まで広い領域を占めている必要がある。必ずしもダイシングレーンの端から端までを占めている必要はない。
点パターン配置の第2の実施例は、実際のダイシング加工の際に必ず切削除去されるダイシングレーン中心付近には点パターンを配置していない例である。ダイシング装置の加工幅のばらつきや加工位置ずれなどを十分考慮し、前記の点パターンを配置したい領域を決定すれば、中心付近には点パターンを形成する必要はない。
点パターン配置の第3の実施例は、点パターンの間隔を切削方向とダイシングレーン幅方向とで変えている例である。
点パターン配置の第4、5の実施例は、点パターンを第1の実施例のように碁盤の目のように縦横一列に配列しておらず、互い違いに配列したり、斜め方向に整列したりしている。このような配列においても変わらず本発明で狙う点パターンによる効果は得られる。
次に、前述の点パターンの形成方法について図3の断面図を参照して解説する。
図3(a)〜(b)は、本発明の第1の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンの断面図を用いた工程図で、図3(a)〜(b)において、6は点パターン、7はポリシリコンと第1メタルの間の層間絶縁膜、8は第1メタルと第2メタルの間の層間絶縁膜、9は第2メタルと第3メタルの間の層間絶縁膜、10は表面保護膜を示している。
ここで、層間絶縁膜7〜9、表面保護膜の構成材料としては、例えば、窒化膜、酸化膜、高誘電膜、低誘電膜、有機膜、金属膜などがあり、各膜の厚みは、10nm〜数μmである。
図3(a)に示すように、ダイシングレーン上に、層間絶縁膜7から順に層間絶縁膜8、層間絶縁膜9、表面保護膜10と形成される。形成方法は、CVD法やPVD法、塗布法などが用いられる。
図3(b)に示すように、最上層に形成した表面保護膜10にドライエッチング法やウェットエッチング法を用いて点パターン6となる貫通孔を形成する。
前記の工程はすべて、半導体素子領域の製造工程と同時に行なわれる。
この発明の第2の実施の形態を図4に基づいて説明する。
第1の実施形態と同様に、本発明の実施形態の特徴はダイシングレーン2上に点パターン6を形成していることであり、点パターン6は、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の貫通孔で形成している。
図4(a)〜(j)は、本発明の第2の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンの断面図を用いた工程図で、図4(a)〜(j)において6は点パターン、7は層間絶縁膜、8は層間絶縁膜、9は層間絶縁膜、10は表面保護膜を示している。
図4(a)に示すように、ダイシングレーン上に層間絶縁膜7を形成する。
次に、図4(b)に示すように、形成した層間絶縁膜7に点パターンの部分のみ選択的にエッチング処理を行ない、点パターン6の貫通孔を形成する。
次に、図4(c)に示すように、層間絶縁膜8を形成し、次に層間絶縁膜7で形成した点パターン6の段差によって出来た層間絶縁膜8の凹凸をなくすため、図4(d)に示すように、高温リフローなどの処理によって平坦化を行なう。
次に、図4(e)に示すように、層間絶縁膜8に点パターン6の部分のみ選択的にエッチング処理を行ない、点パターン6の貫通孔を形成する。このとき、層間絶縁膜8の点パターンのは図中のように層間絶縁膜7の点パターン6と必ずしも同じ位置に形成する必要はない。
次に、層間絶縁膜9についても層間絶縁膜8と同様に、図4(f)で膜形成、図4(g)で平坦化処理、図4(h)で点パターン6の貫通孔形成を行なう。
次に、図4(i)に示すように表面保護膜10を形成する。
最後に、図4(j)に示すように、表面保護膜10に点パターン6の貫通孔を形成する。
他の実施形態としては、図4(i)までで完了としてもよい。
また、前記の工程はすべて、半導体素子領域の製造工程と同時に行なわれる。
この発明の第3の実施の形態を図5に基づいて説明する。
第1の実施形態と同様に、本発明の実施形態の特徴はダイシングレーン2上に点パターン6を形成していることであり、点パターン6は、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の貫通孔で形成している。
図5(a)〜(j)は、本発明の第3の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンの断面図を用いた工程図で、図5(a)〜(j)において6は点パターン、7は層間絶縁膜、8は層間絶縁膜、9は層間絶縁膜、10は表面保護膜を示している。
図5(a)に示すように、ダイシングレーン上に層間絶縁膜7を形成する。
次に、図5(b)に示すように、形成した層間絶縁膜7に点パターンの部分のみ選択的にエッチング処理を行ない、点パターン6の貫通孔を形成する。
次に、図5(c)に示すように、層間絶縁膜8を形成し、次に層間絶縁膜7で形成した点パターンの段差によって出来た層間絶縁膜8の凹凸をなくすため、図5(d)に示すように、高温リフローなどの処理によって平坦化を行なう。
次に、図5(e)に示すように、層間絶縁膜8に点パターンの部分のみ選択的にエッチング処理を行ない、点パターン6の貫通孔を形成する。このとき、層間絶縁膜8の点パターンのは図中のように層間絶縁膜7の点パターン6と重ならないように層間絶縁膜7の点パターン6の間に位置するように形成する。
次に、層間絶縁膜9についても層間絶縁膜8と同様に、図5(f)で膜形成、図5(g)で平坦化処理、図5(h)で点パターン6の貫通孔形成を行なう。ここでも、層間絶縁膜9の点パターン6は図中のように層間絶縁膜8の点パターン6と重ならないように層間絶縁膜8の点パターン6の間に位置するように形成する。
次に、図5(i)に示すように表面保護膜10を形成する。
最後に、図5(j)に示すように、表面保護膜10に点パターン6の貫通孔を形成する。このときも、表面保護膜10の点パターン6は図中のように層間絶縁膜9の点パターン6と重ならないように層間絶縁膜9の点パターン6の間に位置するように形成する。
他の実施形態としては、図5(i)までで完了としてもよい。
また、前記の工程はすべて、半導体素子領域の製造工程と同時に行なわれる。
本実施形態は、第2の実施形態と違い、上下に位置する点パターンが平面位置で互いに重なり合わないように互い違いに形成している。そのため、上下の膜間でのアンカー効果により、密着性、剛性が向上し、ダイシング時の膜剥がれやクラックがより発生しにくくなる。
この発明の第4の実施の形態を図6に基づいて説明する。
第1の実施形態と同様に、本発明の実施形態の特徴はダイシングレーン2上に点パターン6を形成していることである。点パターン6は、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の貫通孔で形成し、さらにメタルを埋め込んだ貫通孔で形成している。
図6(a)〜(p)は、本発明の第4の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンの断面図を用いた工程図で、図6(a)〜(p)において6は点パターン、7は層間絶縁膜、8は層間絶縁膜、9は層間絶縁膜、10は表面保護膜、11はポリシリコンと第1メタル間を電気的に結ぶコンタクトプラグ、12は第1メタルと第2メタル間を結ぶビアプラグ、13は第2メタルと第3メタル間を結ぶビアプラグを示している。
ここで、層間絶縁膜7〜9、表面保護膜の構成材料としては、例えば、窒化膜、酸化膜、高誘電膜、低誘電膜、有機膜、金属膜などがあり、各膜の厚みは、10nm〜数μmである。また、コンタクトプラグ11、ビアプラグ12,13の構成材料としては、ポリシリコン、タングステン、アルミニウム、銅などがある。
図6(a)に示すように、ダイシングレーン上に層間絶縁膜7を形成する。
次に、図6(b)に示すように、形成した層間絶縁膜7に点パターンの部分のみ選択的にエッチング処理を行ない、点パターン6の貫通孔を形成する。
次に、図6(c)に示すように、CVD法やPVD法、めっき法を用いて、コンタクトプラグ11の構成材料の薄膜を形成し、図6(d)に示すように、を用いて、層間絶縁膜7を表面に露出させると同時に表面段差の平坦化行なう。これにより、メタルの埋め込まれた点パターン6が形成される。
次に、図6(e)に示すように、層間絶縁膜8を形成し、層間絶縁膜8の表面凹凸をなくすため、図6(f)に示すように、エッチバック法やCMP法、高温リフローなどの処理によって平坦化を行なう。
次に、図6(g)に示すように、層間絶縁膜8に点パターンの部分のみ選択的にエッチング処理を行ない、点パターン6の貫通孔を形成する。このとき、層間絶縁膜8の点パターン6は図中のように層間絶縁膜7の点パターン6と必ずしも同じ位置に形成する必要はない。
次に、ビアプラグ12についてもコンタクトプラグ11と同様に、図6(h)で膜形成、図6(i)で平坦化処理を行なう。
次に図6(j)に示すように、層間絶縁膜9を形成し、図6(k)に示すように、エッチバック法やCMP法、高温リフローなどの処理によって平坦化を行ない、図6(l)で層間絶縁膜9に点パターン6の貫通孔形成を行なう。
次に、ビアプラグ13についてもコンタクトプラグ11、ビアプラグ12と同様に、図6(m)で膜形成、図6(n)で平坦化処理を行なう。
次に、図6(o)に示すように、表面保護膜10を形成する。
最後に、図6(p)に示すように、表面保護膜10に点パターンの貫通孔を形成する。
他の実施形態としては、図6(o)までで完了としてもよい。
また、前記の工程はすべて、半導体素子領域の製造工程と同時に行なわれる。
この発明の第5の実施の形態を図7に基づいて説明する。
第1の実施形態と同様に、本発明の実施形態の特徴はダイシングレーン2上に点パターン6を形成していることである。点パターン6は、表面保護膜やメタル配線層、層間絶縁膜の貫通孔で形成し、さらにメタルを埋め込んだ貫通孔で形成している。
図7(a)〜(b)は、本発明の第5の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンの断面図を用いた工程図で、図7(a)〜(b)において6は点パターン、7は層間絶縁膜、8は層間絶縁膜、9は層間絶縁膜、10は表面保護膜、11はコンタクトプラグ、12はビアプラグ、13はビアプラグを示している。
第5の実施形態は、第4の実施形態と同じ形成方法を用いて、点パターン6の位置を上下に接する層において平面位置で互いに重なり合わないように互い違いに形成していることを特徴としている。これにより、上下の膜間でのアンカー効果により、密着性、剛性が向上し、ダイシング時の膜剥がれやクラックがより発生しにくくなる。
この発明の第6の実施の形態を図8に基づいて説明する。
第1の実施形態と同様に、本発明の実施形態の特徴はダイシングレーン2上に点パターン6を形成していることである。点パターン6は、メタル配線層の貫通孔で形成し、その上に表面保護膜を覆ったりすることで形成する。
図8(a)〜(c)は、本発明の第6の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンの断面図を用いた工程図で、図8(a)〜(c)において6は点パターン、7は層間絶縁膜、8は層間絶縁膜、9は層間絶縁膜、10は表面保護膜、14はメタル配線層(この実施形態では第3メタル)を示している。
ここで、層間絶縁膜7〜9、表面保護膜の構成材料としては、例えば、窒化膜、酸化膜、高誘電膜、低誘電膜、有機膜、金属膜などがあり、各膜の厚みは、10nm〜数μmである。また、メタル配線層14の構成材料としては、例えば、アルミニウム、銅などがある。
図8(a)に示すように、ダイシングレーン上に、層間絶縁膜7から順に層間絶縁膜8、層間絶縁膜9、メタル膜が形成される。形成方法は、CVD法やPVD法、塗布法、めっき法などが用いられる。
図8(b)に示すように、形成したメタル膜にマスクを用いて点パターンをホトレジストに転写−現像してドライエッチング法やウェットエッチング法を用いて点パターン6となる部分を残すように、ダイシングレーン上で点パターンの部分以外のメタル膜を除去する。
最後に、図8(c)に示すように、表面保護膜10を形成する。
前記の工程はすべて、半導体素子領域の製造工程と同時に行なわれる。
本発明にかかる半導体装置およびその製造方法は、ダイシングレーン上に層間絶縁膜やメタル配線膜、表面保護膜などが形成されている場合でもダイシングにおいて、膜はがれやクラックを十分に小さくすることで、高品質な半導体装置の製造方法として適用できる。特に、ダイシングレーン上の膜が脆弱であったり、密着力が弱い場合の半導体ウェーハの設計とその製造方法として有用である。また、切削幅を狭めることによりダイシングレーンを縮小化し半導体ウェーハ上の半導体素子の採れ数を増大させられる効果も期待できる。
(a)は本発明の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンおよびその周辺を示す平面図、(b)はダイシング後の平面図、(c)は(a)に示すA−A断面図、(d)は(b)に示すC−C断面図、(e)は(a)に示すB部分の拡大図、(f)は(b)に示すD部分の拡大図である。 (a)〜(d)は本発明の実施形態の半導体ウェーハのダイシングレーンへの点パターン配置の実施例を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態にかかる半導体ウェーハの製造方法を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる半導体ウェーハの製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかる半導体ウェーハの製造方法を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態にかかる半導体ウェーハの製造方法を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態にかかる半導体ウェーハの製造方法を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態にかかる半導体ウェーハの製造方法を示す断面図である。 (a)は従来の半導体ウェーハのダイシングレーンの平面図、(b)はそのダイシング後の状態を示す平面図である。
符号の説明
1,101 半導体ウェーハ
2,102 ダイシングレーン
2a,102a ダイシングラインの中心
3,103 半導体素子領域
4,104 ダイシング切削幅の例
5,105 ボンディングパッド
6 点パターン
7 層間絶縁膜(ポリシリコンと第1メタル間)
8 層間絶縁膜(第1メタルと第2メタル間)
9 層間絶縁膜(第2メタルと第3メタル間)
10,106 表面保護膜
11 コンタクトプラグ(ポリシリコンと第1メタル間)
12 ビアプラグ(第1メタルと第2メタル間)
13 ビアプラグ(第2メタルと第3メタル間)
14 メタル配線層(第3メタル)
107 スリット
108 シリコンのチッピング
109 表面保護膜や層間絶縁膜の膜剥がれ
110 表面保護膜や層間絶縁膜のクラック(浮きあがったもの)

Claims (10)

  1. 半導体ウェーハを個々の半導体素子に分離するダイシングレーンを有する半導体装置であって、前記ダイシングレーン上に形成された表面保護膜、メタル配線層または層間絶縁膜に貫通孔を設けることで等間隔の点パターンを形成したことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭い請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されている請求項1記載の半導体装置。
  4. 半導体ウェーハを個々の半導体素子に分離するダイシングレーンを有する半導体装置であって、前記ダイシングレーン上に形成された表面保護膜、メタル配線層または層間絶縁膜に貫通孔を設けるとともに、前記貫通孔に金属を埋め込むことで等間隔の点パターンを形成したことを特徴とする半導体装置。
  5. 前記点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭い請求項4記載の半導体装置。
  6. 前記点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されている請求項4記載の半導体装置。
  7. 半導体ウェーハを個々の半導体素子に分離するダイシングレーンを有する半導体装置であって、前記ダイシングレーン上に形成されたメタル配線層をエッチングすることで等間隔の点パターンを形成し、その上に表面保護膜をコーティングしたことを特徴とする半導体装置。
  8. 前記点パターンの配置間隔は、半導体ウェーハを半導体素子に分離する際のダイシング加工幅よりも狭い請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記点パターンは、半導体素子を分割する際の加工幅よりも広い領域に配置されている請求項7記載の半導体装置。
  10. 半導体ウェーハ上に集積回路を形成すると同時に、前記半導体ウェーハの半導体素子が形成された面のチップ分割加工領域に貫通孔からなる複数の点パターンを形成する工程と、前記半導体ウェーハをチップ分割加工領域に沿って分離する工程とを含む半導体装置の製造方法。
JP2003331643A 2003-09-24 2003-09-24 半導体装置のおよびその製造方法 Pending JP2005101181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003331643A JP2005101181A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 半導体装置のおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003331643A JP2005101181A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 半導体装置のおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005101181A true JP2005101181A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34460243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003331643A Pending JP2005101181A (ja) 2003-09-24 2003-09-24 半導体装置のおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005101181A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008066716A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
JP2011003675A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法、半導体チップ及び半導体ウェハ
US8563359B2 (en) 2010-06-10 2013-10-22 Fujitsu Semiconductor Limited Method for manufacturing semiconductor device, and semiconductor substrate
US10297520B2 (en) 2015-11-19 2019-05-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method of a semiconductor device
US10340133B2 (en) 2015-07-15 2019-07-02 Mitsubishi Electric Corporation Method for fabricating semiconductor device
JP2020098826A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 トヨタ自動車株式会社 半導体装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008066716A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置
JP2011003675A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Renesas Electronics Corp 半導体装置の製造方法、半導体チップ及び半導体ウェハ
US8563359B2 (en) 2010-06-10 2013-10-22 Fujitsu Semiconductor Limited Method for manufacturing semiconductor device, and semiconductor substrate
US8890292B2 (en) 2010-06-10 2014-11-18 Fujitsu Semiconductor Limited Method for manufacturing semiconductor device, and semiconductor substrate
US10340133B2 (en) 2015-07-15 2019-07-02 Mitsubishi Electric Corporation Method for fabricating semiconductor device
US10297520B2 (en) 2015-11-19 2019-05-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method of a semiconductor device
JP2020098826A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 トヨタ自動車株式会社 半導体装置
JP7151452B2 (ja) 2018-12-17 2022-10-12 株式会社デンソー 半導体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7952167B2 (en) Scribe line layout design
TWI470766B (zh) 晶片結構、晶圓結構以及晶片製程
US11848237B2 (en) Composite wafer, semiconductor device and electronic component
US8058151B2 (en) Methods of die sawing
TWI387018B (zh) 具有焊墊之互聯結構及在焊墊上形成凸塊部位之方法
US11069647B2 (en) Semiconductor wafer, bonding structure and wafer bonding method
US20160204071A1 (en) Semiconductor die and die cutting method
JP2006253402A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2007067372A (ja) 半導体装置
TW201833987A (zh) 製作基板結構的方法
KR20090046993A (ko) 반도체 소자 및 그 제조 방법
CN114446876B (zh) 晶圆切割方法
JP5271610B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US20080153265A1 (en) Semiconductor Device Manufactured Using an Etch to Separate Wafer into Dies and Increase Device Space on a Wafer
JP2007027324A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2005101181A (ja) 半導体装置のおよびその製造方法
US9478489B2 (en) Semiconductor dies with reduced area consumption
JP5895729B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2006173153A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100713903B1 (ko) 반도체소자의 가드링 형성방법
WO2023137846A1 (zh) 半导体结构及其制作方法
US20220336373A1 (en) Scribe structure for memory device
JP2006156863A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006332444A (ja) 半導体ウエハ及び半導体装置の製造方法
US20030030130A1 (en) Semiconductor device with mechanical stress protection during wafer cutting, and manufacturing process thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050512

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20060426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071001

A02 Decision of refusal

Effective date: 20071218

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02