JP2005078862A - リモコン送信器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 設定時刻になると、調光制御信号を受信できる照明器具は調光点灯可能とし、調光制御信号を受信できない照明器具は全光点灯可能としたリモコン送信器を提供する。
【解決手段】 設定時刻(例えば17:00)が到来することにより点灯制御信号を送信して照明器具2を点灯制御するリモコン送信器3であって、点灯制御信号として全光制御信号21と調光制御信号22をこの順に実質連続的に送信するものであるリモコン送信器である。そうすると、調光制御信号22を受信可能な照明器具(全光制御信号21ももちろん受信可能)ではまず、全光点灯されるが直ぐに調光点灯になるため、消費電力を押さえることができる。また、調光制御信号22を受信不可能な照明器具(全光制御信号21は受信可能)では、全光点灯される。
【選択図】 図4
【解決手段】 設定時刻(例えば17:00)が到来することにより点灯制御信号を送信して照明器具2を点灯制御するリモコン送信器3であって、点灯制御信号として全光制御信号21と調光制御信号22をこの順に実質連続的に送信するものであるリモコン送信器である。そうすると、調光制御信号22を受信可能な照明器具(全光制御信号21ももちろん受信可能)ではまず、全光点灯されるが直ぐに調光点灯になるため、消費電力を押さえることができる。また、調光制御信号22を受信不可能な照明器具(全光制御信号21は受信可能)では、全光点灯される。
【選択図】 図4
Description
本発明は、いわゆるタイマー機能をもつリモコン送信器に関する。
このようなリモコン送信器は特許文献1で知られ、その段落「0046」には、あらかじめ設定された時刻にリモコン信号が照明器具に送信されることが記載されている。この機能を用いると例えば、自宅を留守にする場合に、防犯のためにあたかも家人が在宅しているかのように、設定した時間帯で自宅の照明器具を点灯制御させることができる。例えば、毎日、17:00から23:00の時間帯で照明器具を自動的に点灯させておくことができる。特許文献1には記載されていないが、このようなタイマ送信器では、設定された点灯開始時刻の到来により点灯制御信号として全光制御信号を送信して照明器具を全光点灯制御していた。また、消灯する設定時刻が到来すると当然、消灯制御信号を送信していた。
特開2001−285970号公報
しかし、長時間に渡って照明器具が全光点灯されると相当な消費電力が伴なう問題点があった。自宅を留守にしながらも防犯目的で在宅を装うためには通常、調光(減光)点灯でも充分その機能を果たすことができるため、設定時刻になれば調光制御信号を送信するようにしてもよい。しかしながら、照明器具の中にはもともと調光点灯モードがないために調光制御信号を受信することができないものや、調光点灯モードがあってもこれに対応する調光制御信号を受信できなくしているものが存在する。そうすると、単に調光制御信号を送信しても、そのような照明器具を点灯できなく、防犯機能を果たすことができない。本発明はこのような解決すべき課題を鑑み、設定時刻になると、調光制御信号を受信できる照明器具は調光点灯可能とし、調光制御信号を受信できない照明器具は全光点灯可能としたリモコン送信器を提供することを目的とする。
本発明を要約すると、設定時刻が到来することにより点灯制御信号を送信して照明器具を点灯制御するリモコン送信器であって、点灯制御信号として全光制御信号と調光制御信号をこの順に実質連続的に送信するものであるリモコン送信器である。
本発明によれば、リモコン送信器により、調光制御信号を受け付ける照明器具を自動的に省エネ点灯させることが可能となる上、調光制御信号を受け付けない照明器具でも全光点灯は可能になる。
次に、本発明の実施形態を説明するが、それはあくまで本発明に基づいて採択された例示的な実施形態であり、本発明をその実施形態に特有な事項に基づいて限定解釈してはならず、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲の請求項に示した事項さらにはその事項と実質的に等価である事項に基づいて定めなければならない。
まず、図1〜3に基づいて説明すれば、住宅1の内部において天井には照明器具2が取り付けられ、壁には照明器具2をリモコン制御できるリモコン送信器3がセットされている。そして、照明器具2には、主光源となる蛍光ランプ4や図示されない豆球などの補助光源、さらには、リモコン送信器3からのリモコン信号を受ける受信部5などが設けられる。
リモコン送信器3は、マイコン6、マイコン6からの制御出力信号を電流増幅するトランジスタなどで構成したドライバー7、ドライバー7で駆動されて赤外線リモコン信号を外部に送信する発光ダイオード8、マイコン6に接続された時刻表示用のディスプレイ9を備えている。さらに、マイコン6には操作スイッチ(押しボタン)10〜18、可視発光ダイオード19、20が接続される。なお、発光ダイオード8は複数あり、リモコン送信器3を壁掛けと床置きのどちらで使用しても、照明器具2にリモコン信号が届きやすいように、リモコン送信器3の前端側と表面側にそれぞれ設けられている。
操作スイッチ10を押すと蛍光ランプ4を全光点灯させるリモコン信号を送信でき、操作スイッチ11を押すと蛍光ランプ4を調光(減光)点灯させるリモコン信号を送信でき、操作スイッチ12を押すと豆球などの補助光源を点灯させるリモコン信号を送信でき、操作スイッチ13を押すと蛍光ランプ4および前記補助光源を消灯させるリモコン信号を送信できる。
操作スイッチ14は留守にする際に押す留守番モードスイッチで、操作スイッチ14を一度押すと留守番モードになって近傍の発光ダイオード19が点灯し、もう一度押すと留守番モードが解除されて発光ダイオード19が消灯するという繰り返し動作をする。操作スイッチ15は就寝したい場合に押すおやすみタイマースイッチ(押されてから30分経過後に消灯命令のリモコン信号が送信される)であり、操作スイッチ15を一度押すとおやすみタイマーモードになって近傍の発光ダイオード20が点灯し、もう一度押すとおやすみタイマーモードが解除されて発光ダイオード20が消灯するという繰り返し動作をする。
操作スイッチ16〜18はディスプレイ9に関連するものであり、操作スイッチ16を押すたびに、現在時刻、タイマー動作時間帯の開始時刻、タイマー動作時間帯の終了時刻の3つの表示モードに切り替えられる。なお、図2と図3は現在時刻表示モード中であり、「現在」と表示されているが、タイマー動作時間帯の開始時刻、タイマー動作時間帯の終了時刻の表示モード中ではそれぞれ、「開始」、「終了」などとと表示される。操作スイッチ17は前記表示モードに対応してそのモードの時分を設定するものであり、操作スイッチ17を押すたびに時分表示を進めることができる。そして、このようにして設定した時分は操作スイッチ18を押すことにより決定されるものである。なお、メーカー出荷時に例えば、タイマー動作時間帯の開始時刻を17:00、タイマー動作時間帯の終了時刻を23:00にあらかじめ設定(決定)しておくと大抵のユーザーにとって好ましい。
そうすると、留守にする際に操作スイッチ14を押して留守番モードにしておくだけで、毎日、17:00になると蛍光ランプ4を点灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が点灯し、23:00になると蛍光ランプ4を消灯するためのリモコン信号がリモコン送信器3から送信されて、蛍光ランプ4が消灯するといった具合に、留守にもかかわらず、あたかも家人が在宅しているかのように照明器具2が点灯制御される。
ここで本発明の実施形態を図4を参照して説明すると、設定時刻(例えば17:00)が到来することにより点灯制御信号を送信して照明器具2を点灯制御するリモコン送信器3であって、点灯制御信号として全光制御信号21と調光制御信号22をこの順に実質連続的に送信するものであるリモコン送信器である。
そうすると、調光制御信号22を受信可能な照明器具(全光制御信号21ももちろん受信可能)ではまず、全光点灯されるが直ぐに調光点灯になるため、消費電力を押さえることができる。また、調光制御信号22を受信不可能な照明器具(全光制御信号21は受信可能)では、全光点灯される。
以上のように本実施形態によれば、リモコン送信器3により、調光制御信号22を受け付ける照明器具を自動的に省エネ点灯させることが可能となる上、調光制御信号22を受け付けない照明器具でも全光点灯は可能になり、防犯などの目的を達成可能となる。
2 照明器具
3 リモコン送信器
21 全光制御信号
22 調光制御信号
3 リモコン送信器
21 全光制御信号
22 調光制御信号
Claims (1)
- 設定時刻が到来することにより点灯制御信号を送信して照明器具を点灯制御するリモコン送信器であって、点灯制御信号として全光制御信号と調光制御信号をこの順に実質連続的に送信するものであるリモコン送信器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003305585A JP2005078862A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | リモコン送信器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003305585A JP2005078862A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | リモコン送信器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005078862A true JP2005078862A (ja) | 2005-03-24 |
Family
ID=34408898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003305585A Pending JP2005078862A (ja) | 2003-08-29 | 2003-08-29 | リモコン送信器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005078862A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102472916A (zh) * | 2009-08-13 | 2012-05-23 | 株式会社大华 | 光学用凝胶部件、使用其的光学装置的组装方法和光学装置 |
JP2016092545A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | Kddi株式会社 | 端末遠隔操作システム、コントローラ端末及びコントローラ端末制御プログラム |
-
2003
- 2003-08-29 JP JP2003305585A patent/JP2005078862A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102472916A (zh) * | 2009-08-13 | 2012-05-23 | 株式会社大华 | 光学用凝胶部件、使用其的光学装置的组装方法和光学装置 |
CN102472916B (zh) * | 2009-08-13 | 2015-02-18 | 株式会社大华 | 光学用凝胶部件、使用其的光学装置的组装方法和光学装置 |
JP2016092545A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | Kddi株式会社 | 端末遠隔操作システム、コントローラ端末及びコントローラ端末制御プログラム |
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